JP4108686B2 - フィラメントからなる繊維帯を重ね合わせるための方法および装置 - Google Patents

フィラメントからなる繊維帯を重ね合わせるための方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4108686B2
JP4108686B2 JP2005069257A JP2005069257A JP4108686B2 JP 4108686 B2 JP4108686 B2 JP 4108686B2 JP 2005069257 A JP2005069257 A JP 2005069257A JP 2005069257 A JP2005069257 A JP 2005069257A JP 4108686 B2 JP4108686 B2 JP 4108686B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide
needle
holding
needles
fiber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005069257A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005256271A (ja
Inventor
ウルフギャング ペスター,
ゴットフリード ロス,
フランク シューベルト,
Original Assignee
カール マイヤー マリモ テクスティルマシーネンファブリーク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクター ハフツング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by カール マイヤー マリモ テクスティルマシーネンファブリーク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクター ハフツング filed Critical カール マイヤー マリモ テクスティルマシーネンファブリーク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクター ハフツング
Publication of JP2005256271A publication Critical patent/JP2005256271A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4108686B2 publication Critical patent/JP4108686B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B23/00Flat warp knitting machines
    • D04B23/10Flat warp knitting machines for knitting through thread, fleece, or fabric layers, or around elongated core material

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)
  • Looms (AREA)

Description

本願発明は、横移動可能な緯または斜レイヤーによってフィラメントからなる繊維帯を繊維ウェブに重ね合わせるための方法および装置であって、繊維ウェブが、案内針と保持針とを装備した2つの輸送手段の間で、異なる重ね方向で緊張され、こうしてボンディング前部に供給され、平らな無端繊維帯が個々に広げられ、緯レイヤーまたは斜レイヤーの所定の重ね方向に垂直に整列した案内エレメントによって、両方の輸送チェーンを横切って積み上げながら案内され、輸送チェーンの案内針列にその案内エレメントが到来して横断する各繊維帯が各1つの方向転換折返しへと成形され、この方向転換折返しが下レベル位置と上レベル位置と頂部とを有しかつ保持針内に掛けられるようになったものに関する。
冒頭指摘した種類の方法は特許文献1により提案されたものである。繊維帯のシートが緯レイヤーまたは斜レイヤーによって輸送チェーンを越えて斜めに案内される。繊維帯用案内要素は緯レイヤーの移動方向に垂直に整列し、輸送チェーンと平行に1線上に並べて配置されている。輸送チェーンは相互に離間配置される2つのフック列を有する。繊維ウェブに隣接して案内針が設けられている。案内針は、先端を上に向けて密に隣接した垂直な針を有する。これらの案内針列の外側に、上および外向きの保持針を備えた他の列が設けられている。保持針はやはり高密度に配置されている。
緯レイヤーまたは斜レイヤーの案内エレメントは垂直方向で移動可能でない。方向転換段階のとき緯レイヤーの案内要素の後方でいわゆる折目緊張器が導入され、この折目緊張器は方向転換折返しの頂部でその上レベル位置と下レベル位置とを別々に案内し、上レベル位置の変位実行後、案内針列の変位用格子が上から揺動進入することによって両方のレベル位置は再び引き渡されることになる。変位実行中、方向転換折返しの繊維はいわゆるループ緊張器によって緊張され集められ、束の態様で保持フック列に引き渡される。
この方式は、工程に関与する部品の数が多いのできわめて高い製造コストを必要とする。所期の効果、つまり実際に隙間のない繊維ウェブ形成に達することは、限定的にのみ達成される。動作速度は限定されたままで、不十分である。繊維帯の幅を変更する場合、または輸送チェーンの間で繊維帯シートの整列を変更する場合、常に作業要素は新たな諸条件に構造上適合させねばならない。そのための支出は大きい。
特許文献2により緯糸シートを重ねて整えるための方法および装置が公知であり、そこでは輸送チェーンがやはり案内針と針状保持フックとを装備している。緯糸レイヤーは、第1変位を実行後、加圧レールと結合されて保持フックの外側でその先端の下に降下する。保持フック先端の下方で他の最終的変位の完了後、緯糸ガイドは再び上昇し、保持フックと緯糸ガイドとの間で緊張されている緯糸シートを所定箇所で輸送チェーンの案内針列に挿入する。
しかしこの方式およびこの装置では、その緯糸が横方向で互いに結合されていない緯糸シートを確実に輸送チェーンに掛けることが可能であるにすぎない。フィラメントが所定の定義された位置で(つまり帯を形成しながら)粘着物質によって互いに保持される例えば炭素フィラメントまたはガラスフィラメントからなる繊維帯にこの方式は適していない。変位の間、繊維帯の横断面が無秩序に起立し、特に上レベル位置を案内針列に均一に掛けることは保証できない。それに加えて、1つの案内エレメントの内部で1つの繊維帯を変位させる間、緯レイヤーで帯が束へと変形される。案内針に引き渡す前にこの束を再び広げられない。繊維ウェブの縁領域に不規則な幅の隙間が生じ、重大な品質不良を生じることがある。それゆえに、この方式はフィラメントからなる繊維帯の重ね合せに適していない。
特許文献3が類似の装置を述べている。そこでは加圧レールの代わりに付加的帯固定具が緯レイヤーに付設されているが、帯固定具の実施形態および作用様式は不明なままである。この帯固定具は明らかに、保持フックの後方で変位の間、糸シートが寄り集まるのを防止する。この配置では、フィラメントからなる繊維帯を重ね合わせることができない。また、案内エレメントを担持する縁板の揺動は束形成を再三生じることになる。従って、間隙のない繊維帯ウェブを製造することができない。
特許文献4により他の装置が公知となっている。緯レイヤーまたは斜レイヤーの案内針列と平行に整列した緯糸ガイドが案内エレメントを有し、案内エレメントの案内面は案内針列と平行に整列している。しかし、緯糸ガイドは変位方向の移動を行なわない。変位は通常の変位用格子によって行われ、この変位用格子は周知の如くに外および上を向く保持針に付設されている。
変位用格子の(緯レイヤーにかかわりのない)移動によって、案内された帯は案内エレメントの内部における変位の間、緯レイヤー内で束へと変形される。この束は最終的に案内針列に挿入され、懸念される間隙を形成する。
公開されていない特許文献5により、最初に検討した特許文献1の改良として提案された修正された装置では、なかんずく、保持フック列の代わりに一種の針布(面に分布した保持針)を設けることによって、方向転換折返しの束状頂部の折目緊張器から保持フックへの引渡しが改善されねばならなかった。
これも所期の成果をもたらさなかった。装置およびその制御は特許文献1に関して述べたのと同様に支出を要する。方向転換折返しの繊維帯からなる弛緩繊維は一部が繊維ウェブ内にも案内され、そこで望ましくない反りを生じることがある。
先行刊行されていない前記文書の他の変更態様では、追走的に作動可能な案内用格子が緯レイヤーの案内エレメントに付設されており、これらの案内用格子は方向転換折返しの上レベル位置の繊維帯の層を横方向で固定し、案内針先端と平行な1平面で垂直方向で整列させている。ループホルダの機能はここでは、軸線の周りで揺動可能な折目緊張器が引き受ける。折目緊張器はその方向転換折返しをそれぞれ繊維帯ごとに単一の保持フックに引き渡される。特に方向転換折返しを折目緊張器から個々の保持フックに引き渡されるとき、方向転換折返しが未制御に案内されるので、この作業法はやはり満足できるものでない。折目緊張器によるこの折目の解放は、繊維ウェブ内で繊維および繊維帯の弛緩をもたらす。
フィラメントからなる無端繊維帯を輸送チェーンのフックに掛けるときのこの見掛け上解決不可能な諸困難に直面して、従来長さを短くされた繊維帯を緊張状態で両方の輸送チェーン上で整列させ、輸送チェーンの案内針列に掛けることが試みられた。繊維帯の自由端は、輸送チェーンの他の締付具内に(下向きで)運ばれ、新たな端区域が持ち込まれる前にこの締付具は各重ね装置で再び開放された。この作業法も制御がきわめて困難であることが判明した。締付具の締付面と直接結合されない繊維帯のフィラメントは確実に保持して緊張させることができなかった。機能の異なる締付具の協力は速度がかなり高い工業的条件のもとでは制御不可能である。
独国特許発明第10149161号明細書 独国特許発明第19742721号明細書 独国特許発明第10021341号明細書 独国特許発明第10207317号明細書 独国特許発明第10312534号明細書
本願発明の課題は、定義された条件下で両方のレベル位置を輸送チェーンのフックに挿入でき、輸送チェーンの間で挿入された繊維帯の層と張力が維持されるように、方向転換折返し内で繊維帯の反りを簡単な技術的手段でコントロールする、フィラメントからなる無端繊維帯を重ね合せるための方法および装置を提案することである。
上記課題を解決するため、本願発明のフィラメントからなる繊維帯を重ね合わせるための方法および装置は、横移動可能な緯レイヤーまたは斜レイヤー(2)によってフィラメントからなる繊維帯を繊維ウェブに重ね合わせるための方法であって、繊維ウェブが、案内針(13)と保持針(14)とを装備した2つの輸送チェーン(1)の間で、異なる重ね方向で緊張され、こうしてボンディング前部に供給され、平らな無端である繊維帯(F)が個々に広げられ、緯レイヤーまたは斜レイヤー(2)の所定の重ね方向に垂直に整列した複数の案内エレメント(22)によって、両方の輸送チェーン(1)を横切って重ねられながら案内され、輸送チェーン(1)の案内針(13)の列にその案内エレメントが到来して横断する各繊維帯(F)が各1つの方向転換折返し(FW)へと成形され、この方向転換折返しが下レベル位置(FWU)と上レベル位置(FWO)と頂部とを有し、方向転換折返し(FW)の下レベル位置(FWU)の始端と上レベル位置(FWO)の終端が、案内針(13)の間に差し込まれて固定され、方向転換折返し(FW)の頂部が、緯レイヤーまたは斜レイヤー(2)の方向転換段階のとき、繊維帯(F)が変位(V1、V2)させられながら広げられ、かつ1列に密に並べて配置された主として水平な外向き保持針(14)に、案内エレメント(22)の降下と上昇とによって保持針に差し込まれながら、順次掛けて固定され、保持針(14)と緯レイヤーまたは斜レイヤー(2)の案内エレメント(22)との間に生じる1群の方向転換折返しの上レベル位置(FWO)が、輸送チェーン(1)の移動方向と平行に整列した押付エッジ(31)を装備した押付け器(3)によって、この押付エッジと共に、保持針(14)の略上方で輸送チェーン(1)の移動方向を横切って外から内へと移動可能であり、頂部(FWS)の繊維帯が保持針(14)の間で固定され、変位中に案内エレメント(22)内で減少する繊維帯(F)の幅が再び拡大され、方向転換折返しの上レベル位置の横断面が保持針(14)の平面と平行に案内され、繊維帯(F)が押付エッジ(31)と案内エレメント(22)との間で保持されるようにすることである。
ここで、この主要な第1利点は、輸送チェーンの間の繊維ウェブの繊維帯と方向転換折返しの繊維帯が、狭い間隙を有する案内針内で繊維帯の繊維を確実に固定することによってそれらの張力挙動に関して相互に分離されることにある。方向転換折返し領域における個々の繊維の一時的弛緩は、自然と繊維ウェブ中の繊維の弛緩を導くものではない。
この方法の主要な第2利点は、緯レイヤーまたは斜レイヤーによって頂部が保持フック内に直接挿入された後、案内針に掛ける前に上レベル位置が起立するのが防止されるように、方向転換折返しの特に上レベル位置を簡単な押付け器によって緊張させて案内することができることにある。過剰な繊維長がある場合は、方向転換折返しの頂部領域付近で保持される。同時に、変位中に片側にずれた帯横断面は案内エレメントの領域で押付け器の作用によって案内領域全体に再び分配され、方向転換折返しの上レベル位置は完全に広げ緊張させて案内針に提供することができる。
この方法に不可欠な部品の数は著しく減少している。個々に制御可能な折目緊張器も案内櫛またはループホルダも必要ない。この方法で製造される繊維ウェブは、それが必要である限り、適切かつ確実に隙間なく製造可能でもある。
また、押付け器(3)の押付エッジ(31)が保持針(14)の列のすぐ上で、下からは固定的に、上からは弾力的に案内されることにより、並べて供給される複数の繊維帯用に連続的押付エッジを有する単一の押付け器を使用することができ、押付け器の構成および制御をかなり簡素にすることができる。
また、案内エレメント(22)が外側から案内針(14)の列を越えて移動する間、繊維帯(F)が押付エッジ(31)と案内針(13)の列から前方に離間した輸送チェーン(1)の面との間で制動されることにより、確実性を高め、過剰な繊維は方向転換折返しで掛けるために、案内針に提供される上レベル位置から遠ざけて保持される。
また、方向転換折返し(FW)の下レベル位置(FWU)の始端と上レベル位置(FWO)の終端が、2つの互いに直接隣接した案内針(13)列の針の間で固定されるような案内針の設計は、繊維ウェブ中の繊維帯と方向転換折返しの繊維帯との間で確実な分離を可能とする。
また、個々の繊維帯(F)がそれぞれ、この群の別の繊維帯とは独自に、入口方向において緯レイヤーまたは斜レイヤー(2)の各案内エレメント(22)の前で繊維帯(F)の幅にわたって均一に緊張され、かつ各案内エレメント(22)と平行に案内されることによる繊維ウェブの高い均一性は、特に、個々の繊維帯が(案内エレメントの前工程において)相互に独自に緊張させて案内され、これら緊張ピンおよび案内ピンの案内面が案内エレメントの方向に調整されていることによって達成される。
また、前記方法を実施するためのフィラメントからなる繊維帯を繊維ウェブに重ね合わせるための装置であって、方向転換折返し(FW)の案内および固定用に案内針(13)の列と案内針(13)の取付台(12)よりも低く配置されて外方に傾いた保持針(14)とを有する1対の移動可能な無端輸送チェーン(1)と、輸送チェーン(1)の間で繊維帯(F)の重ね方向に垂直に整列して無端繊維帯の案内に役立つ案内エレメント(22)を備えた単数または複数の緯レイヤーおよび/または斜レイヤー(2)と、緯レイヤーまたは斜レイヤー(2)ごとに繊維帯(F)群を準備するための接線方向に送り出すボビン(8)を備えた各1つのクリールとからなるものにおいて、輸送チェーン(1)が各1つの二重列の主として垂直な針状の案内針(13)と1列の保持針(14)とを有しており、 保持針(14)が主として水平に整列し、それらの取付台が案内針(13)の足区域の下方にあり、案内針(13)の列と保持針(14)の列がインチ当り針15〜30本の密度を有し、輸送チェーン(1)の外側を案内され制御される少なくとも1つの押付け器(3)が輸送チェーン(1)ごとに各緯レイヤーおよび/または斜レイヤー(2)に付設されており、各押付け器(3)が緯レイヤーまたは斜レイヤー(2)の案内エレメント(22)の通常の移動領域の下方で輸送チェーン(1)の移動方向を横切って摺動可能に案内されており、各押付け器(3)が、輸送チェーン(1)と平行に整列した押付エッジ(31)を有しており、この押付エッジが外側から保持針(14)を越えてその取付台(12)の領域内にまで移動可能であり、押付エッジが、緯レイヤーまたは斜レイヤー(2)によって案内される繊維帯(F)の方向転換折返し(FW)の領域にわたって延びている装置は単純であり、公知装置に比べて部品と制御移動の所要精度とに関して本質的簡素化させることができる。
また、案内針(13)の二重列の針および/または保持針(14)の針が扁平な横断面を有し、この横断面が輸送チェーン(1)の移動方向に対して横方向で最大伸長を有して配置されていることによる案内針二重列と保持針の列との設計は、繊維帯の円滑な差し込みと除去を同時に行うとき特別良好な差し込み特性を担保する。
また、緯レイヤーまたは斜レイヤー(2)がその案内エレメント(22)ごとに個別の案内ピン(24)および/または緊張ピン(23)を有し、それらの案内面が案内エレメント(22)と平行に整列していることによる緯レイヤー・斜レイヤーの設計は特に請求項5による方法を変更するのに使われる。
また、各ボビン(8)に付設されたクリールが少なくとも1つの無鍔転向ローラ(7)を有し、この転向ローラが先行繰出し点から後方に少なくとも4ボビン幅の距離に配置されていることによるクリールの設計は、ボビンと緯レイヤーまたは斜レイヤーとの間の工程で繊維帯の偶発的捩れが生じる確率を下げる。このような捩れは、長さを限定された隙間の態様で繊維ウェブ中に無秩序な不規則性を生じることがある。
また、帯貯蔵装置(5)内の移送または供給ローラ(4)または緊張ローラ(51)が繊維帯(F)の入口部で多角形横断面を有することによる繊維帯入口部での移送ローラまたは案内ローラの使用、または緊張ローラの使用も、個々のフィラメントがこれらのローラに巻き付くことを防止し、繊維帯を広げながら案内されるのを助けることができる。
以下、1実施例について本願発明を解説する。
本願発明のフィラメントからなる繊維帯を重ね合わせるための方法および装置を用いることにより、輸送チェーンの間に挿入された繊維帯の張力を維持することができる。
特に多軸糸繊維帯用に使用されるこのレーイングデバイス(重ね装置)はレーイングユニット(重ね配置)の両側方を移動可能な2つの輸送チェーン1を有する。この輸送チェーン1は一般に加工工程の方向に一体的に、つまり、加工工程は大抵の場合ステッチボンド機のステッチ部に向かって配置される。ウェブの各糸層用に各レーイングユニットが設けられており、その緯または斜レイヤー2は両側方の輸送チェーン1の移動路上でさまざまな方向に往復動する。この配置全体の図示は省かれる。それは当業者によって推測できる技術である。
図1は、案内針13および保持針14の輸送チェーン1への配置を示している。チェーンリンクと結合された支持板11上には2つの部材で形成された取付台12がある。この取付台12の垂直部分に上向きの状態で案内針13が二重列の態様で配置されている。案内針13は比較的狭い間隔で直立しており、両方の針列の間の間隔の狭い隙間を有する。前記間隔は具体的にはインチ当り約15〜25本の針を配置すると有利である。インチ当り針20本の配置が可能であることはすでに実証されている。
案内針13の軸部横断面は扁平形状に形成されると好適である。この長寸方向が輸送チェーン1の移動方向に対して直行方向に延びているような形態が望ましい。
取付台12の水平部分には保持針14が固着されている。前記保持針14はやはり密に配置され、案内針13の針と同様な形態に設計されている。しかしこの保持針14は主に水平に整列して配置されている。保持針14を水平線に対して或る角度で上または下に傾けて配置することも可能であろう。しかし、水平な整列は特に取付台12の製造を考慮して合目的であると裏付けられている。
レーイングユニットの領域で、緯レイヤー(配置装置)2または斜レイヤー(配置装置)2上に配置される緯糸ガイドが設けられている。緯糸ガイドはここでは案内縁板21から構成され、この案内縁板21に案内エレメント22が配置されている。少なくともこれらの案内エレメント22は3方向に、つまり、重ね移動をするために輸送チェーンの長手方向に対して直行方向または斜めに移動可能であり、変位するために輸送チェーンに対して縦方向に移動可能であり、案内針13および保持針14内に限定的に掛けるために垂直方向に、移動可能である。
保持針14と該保持針14の配置より上方に持ち上げられた案内エレメント22との間に、押付け器3が外から内へと水平に移動可能に配置されている。図1と図2に示されている押付け器3には、その略前端位置で押付エッジ31が形成されている。
図2に示すように、案内エレメント22の案内エレメント位置22/A〜22/Eに基づいて本装置の動作を個々の段階で説明する。緯レイヤー2の案内エレメント22は、左下から来てまず輸送チェーン1の案内針13の列を斜めに横断する。案内針13のこの列の背後(右方)で案内エレメント22が下降し、繊維帯Fは案内針13の列内に差し込まれて固定される。この工程が終了した後、緯レイヤー2の制動中に輸送チェーン1の長手方向で変位V1が始まる。図2において案内エレメント位置22/Aはまだ保持針14の平面の上方にある。総変位の一部である変位V1が行われた後、緯レイヤー2の案内縁板21はその案内エレメント22と共に降下する。
案内縁板21の加圧エッジ211もしくは212は繊維帯Fを下方に移動させる。繊維帯Fは保持針14の先端によって突き刺され、保持針14の間で固定される(案内エレメント位置22/B参照)。この下端位置でさらなる変位V2が行われた後、案内縁板21はその案内エレメント位置22/Cにおいて再び持ち上げられる。繊維帯Fは再度突き刺され、保持針14の間に運ばれる。そして、他方の輸送チェーン1(図2において輸送チェーンの左方に位置する図示されていない輸送チェーン)の方向へ緯レイヤー2が移動し始め、方向転換折返しFWの頂部は保持針14の間で固定される。
保持針14と案内エレメント22との間に十分な垂直方向空間が形成されると、押付け器3はその押付エッジ31を先にして(図1において左方)、主に図示しない制御ピストンによって案内針13の方向に移動する。押付け器3のこの動作のとき、押付け器3は方向転換折返しの頂部FWSが保持針14に押付けられるのを助ける。これと共に、押付エッジ31は繊維帯Fの上レベル位置FWOの繊維を保持針14の取付台12で保持する。これにより、繊維帯Fの上レベル位置FWOの外側繊維に張力が加わり、この張力によって、変位中に案内エレメント22内で片側にずれた繊維帯Fは再び補正される(図2の繊維帯Fの上レベル位置FWO参照)。
そのことは案内エレメント位置22/Dの位置で明らかでる。同じくこの位置において押付エッジ31は、繊維帯Fの部分が案内エレメント22と押付エッジ31との間で緊張されたままとなり、自由繊維部分が押付エッジ31の外側に集まるのを担保する。方向転換折返しFWの上レベル位置FWOは、これによって広げられ均一に緊張されて案内針13の列を越えて他方の輸送チェーン1の方向に動かされる。繊維帯Fの緊張された上レベル位置FWOは厳密に水平(平行)に整列し、これにより案内針13に統一的高さで突き刺される。案内針13の列に突き刺すために案内エレメント22を特別に昇降動させる必要はない。必要か否かは挿入される繊維帯Fの種類に依存してケースバイケースで当業者によって決定されればよい。
図3には作業要素の位置が示されている。図3に示すように、この案内エレメント位置は、図2における案内エレメント22の案内エレメント位置22/Bにほぼ一致する。図2におけるV1の移動後、緯レイヤーまたは斜レイヤー2の案内エレメント位置22/Bは加圧エッジ211で保持針14の列の水平下まで降下する。このとき、押付け器3はまだ非動作位置にある。
図4は図2の案内エレメント位置22/Cを示してある。緯レイヤーまたは斜レイヤー2の案内縁板21は、その案内エレメント位置22/Cで再び持ち上げられており、案内針13の列に向かうその移動の第1段階にある。押付け器3はその端位置にほぼ達している。押付け器3は方向転換折返しFWの上レベル位置FWOを保持針14の取付台12に突き刺し、上レベル位置FWOの繊維帯Fを水平(平行)に整列させる。
図5は後続の位置を示す。緯レイヤーまたは斜レイヤー2の案内縁板21は、さらに持ち上げられた後に輸送チェーン1の案内針13の列を越えて移動しており、押付け器3によって平らに保持された方向転換折返しFWの上レベル位置FWOを緊張させ、繊維帯Fの諸部分が案内針13の先端によって分割され、個々の繊維帯Fは案内針13の間の底部まで移動する。そこでこれらの繊維帯Fが突き刺される。方向転換折返しFWの弛緩区域が輸送チェーン1の間の繊維ウェブ領域内にずれることはない。
そして、繊維帯Fが押付け器3と緯レイヤー2の案内エレメント22との間で常に緊張されていることが特別重要である。この規則的に存在する張力は、保持針14と案内針13とからなるそれ自体公知の緊張配置によって緯レイヤー2の案内エレメント22の上方から引っ張られている。しかし、公知技術とは異なり、この案内兼緊張配置がここでは繊維帯Fごとに個別に設けられている。このような案内兼緊張配置が図6に示してある。案内ピン24と緊張ピン23は案内エレメント22の案内面と平行に整列している。緊張ピン23は水平方向で弾力的に付勢されており、小さな折目を形成しつつ一時的に過剰な繊維帯Fを方向転換折返しFWで貯留することができる。
図6に示すように、平行に整列された案内エレメント22は、供給ローラ4にもあてはまり、供給ローラ4は緯レイヤーまたは斜レイヤー2の移動領域から上方に距離を置いて両方の輸送チェーン1の間にある(一方図示せず)。ふつう接近困難なこの供給ローラ4はいわゆる多角形ローラとして、または母線に沿って整列した縦リブを有するローラとして構成されている。この実施形態は、繊維帯Fの複合体から解ける個々のフィラメントがこの供給ローラ4に巻き付くことのないように配慮するものである。
図7はボビン8から供給ローラ4に至る繊維帯Fの供給方法を示している。クリール(図示せず)内で水平軸上に案内されるボビン8は、ブレーキ9によって軽く制動される。繊維帯Fの繰出し点から繊維帯Fは、数メートルまでとすることのできる大きな距離を隔てて、幅広の無鍔転向ローラ7へと案内され、この転向ロール7上で繊維帯Fはボビン8での各繰出し点に依存して横方向でずれることができる(図8参照)。ここで形成されるこの繊維帯Fのループの上レベル位置は次にやはり大きな距離を隔てて第2転向ローラまたは供給機構6へと案内される。それとともに繊維帯Fの強い横偏向は確実に防止される。
供給機構6は駆動される3つの供給ローラ6a、6b、6c及び駆動モータMを有し、供給機構6は繊維帯Fを一定した速度でボビン8から引き出す。供給機構6の上流側のボビン8はクリール内でそれらの軸に沿って互いにずらされており、それらの繊維帯Fは横方向で案内されることなく適当な横方向にずれた位置で供給ローラに位置決めされている。
製造工程に必要な異なる引出し速度によって、一時的に過剰となった繊維帯Fは帯貯蔵装置5に貯留される。横方向フランジを備えた緊張ローラ51においても繊維帯Fの広げられた状態を確保するために、緊張ローラ51は繊維帯F用に多角形走行面(供給ローラ4と同様な面)を有する。この場合、走行面は図9に示されるように、環状に配置される個々のピンによって形成される。
クリール部分における各構成の前記配置と設計は実証済みである。こうして偶発的に発生する繊維帯Fの中の捩れの数を、著しく減少させることができる。
フィラメントからなる繊維帯の重ね合せに利用することができる。
緯レイヤーと押付け器とによって方向転換折返しが形成される輸送チェーン領域の横断面図である。 図1に示す装置の平面図であり、緯レイヤーまたは斜レイヤーの案内エレメントの幾つかの位置を基に方向転換折返しの形成が示される。 緯レイヤーの案内エレメントが方向転換折返しの下レベル位置を保持針の列に掛ける位置における図1と同様の横断面図である。 押付け器が緯レイヤーの案内エレメントと保持針との間に導入される位置における図3と同様の図である。 押付け器と緯レイヤーの案内エレメントとの間で緊張された方向転換折返しの上レベル位置が案内針の列に引き渡される図3による横断面図である。 多角形状に設計された案内ローラを有する緯レイヤーの帯案内兼緊張要素の斜視図である。 ボビンと供給ローラとの間の帯推移の略側面図である。 ボビン繰出し点と第1案内ローラとの間の繊維帯推移を示す図7の部分平面図である。 帯貯蔵装置の多角形に設計された緊張ローラの斜視図である。
符号の説明
1 輸送チェーン
2 緯レイヤーまたは斜レイヤー
3 押付け器
4 供給ローラ
5 帯貯蔵装置
6 供給機構
6a、6b、6c 供給ローラ
7 案内ローラ
8 ボビン
9 ブレーキ
11 支持板
12 取付台
13 案内針
14 保持針
15 支持ローラ
21 案内縁板
22 案内エレメント
22/A、22/B、22/C、22/D、22/E 案内エレメント位置
23 緊張ピン
24 案内ピン
31 押付エッジ
51 緊張ローラ
211、212 加圧エッジ
F 繊維帯
FG 繊維帯シート
FW 方向転換折返し
FWO 上レベル位置
FWS 頂部
FWU 下レベル位置
M 駆動モータ
V1 変位(保持針に掛ける前)
V2 変位(保持針に掛けた後)

Claims (10)

  1. 横移動可能な緯レイヤーまたは斜レイヤー(2)によってフィラメントからなる繊維帯を繊維ウェブに重ね合わせるための方法であって、
    繊維ウェブが、案内針(13)と保持針(14)とを装備した2つの輸送チェーン(1)の間で、異なる重ね方向で緊張され、こうしてボンディング前部に供給され、
    平らな無端である繊維帯(F)が個々に広げられ、緯レイヤーまたは斜レイヤー(2)の所定の重ね方向に垂直に整列した複数の案内エレメント(22)によって、両方の輸送チェーン(1)を横切って重ねられながら案内され、
    輸送チェーン(1)の案内針(13)の列にその案内エレメントが到来して横断する各繊維帯(F)が各1つの方向転換折返し(FW)へと成形され、この方向転換折返しが下レベル位置(FWU)と上レベル位置(FWO)と頂部とを有し、
    方向転換折返し(FW)の下レベル位置(FWU)の始端と上レベル位置(FWO)の終端が、案内針(13)の間に差し込まれて固定され、
    方向転換折返し(FW)の頂部が、緯レイヤーまたは斜レイヤー(2)の方向転換段階のとき、繊維帯(F)が変位(V1、V2)させられながら広げられ、かつ1列に密に並べて配置された主として水平な外向き保持針(14)に、案内エレメント(22)の降下と上昇とによって保持針に差し込まれながら、順次掛けて固定され、
    保持針(14)と緯レイヤーまたは斜レイヤー(2)の案内エレメント(22)との間に生じる1群の方向転換折返しの上レベル位置(FWO)が、輸送チェーン(1)の移動方向と平行に整列した押付エッジ(31)を装備した押付け器(3)によって、この押付エッジと共に、保持針(14)の略上方で輸送チェーン(1)の移動方向を横切って外から内へと移動可能であり、
    頂部(FWS)の繊維帯が保持針(14)の間で固定され、
    変位中に案内エレメント(22)内で減少する繊維帯(F)の幅が再び拡大され、
    方向転換折返しの上レベル位置の横断面が保持針(14)の平面と平行に案内され、繊維帯(F)が押付エッジ(31)と案内エレメント(22)との間で保持されるようになった方法。
  2. 押付け器(3)の押付エッジ(31)で、前記繊維帯を前記保持針(14)の取付台(12)に押付け保持することを特徴とする、請求項1記載の方法。
  3. 案内エレメント(22)が外側から案内針(14)の列を越えて移動する間、繊維帯(F)が押付エッジ(31)と案内針(13)の列から前方に離間した輸送チェーン(1)の面との間で制動されることを特徴とする、請求項1記載の方法。
  4. 方向転換折返し(FW)の下レベル位置(FWU)の始端と上レベル位置(FWO)の終端が、2つの互いに直接隣接した案内針(13)列の針の間で固定されることを特徴とする、請求項1記載の方法。
  5. 個々の繊維帯(F)がそれぞれ、この群の別の繊維帯とは独自に、入口方向において緯レイヤーまたは斜レイヤー(2)の各案内エレメント(22)の前で繊維帯(F)の幅にわたって均一に緊張され、かつ各案内エレメント(22)と平行に案内されることを特徴とする、請求項1記載の方法。
  6. フィラメントからなる繊維帯を繊維ウェブに重ね合わせるための装置であって、
    方向転換折返し(FW)の案内および固定用に案内針(13)の列と案内針(13)の取付台(12)よりも低く配置されて外方に傾いた保持針(14)とを有する1対の移動可能な無端輸送チェーン(1)と、
    輸送チェーン(1)の間で繊維帯(F)の重ね方向に垂直に整列して無端繊維帯の案内に役立つ案内エレメント(22)を備えた単数または複数の緯レイヤーおよび/または斜レイヤー(2)と、
    緯レイヤーまたは斜レイヤー(2)ごとに繊維帯(F)群を準備するための接線方向に送り出すボビン(8)を備えた各1つのクリールとからなるものにおいて、
    輸送チェーン(1)が各1つの二重列の主として垂直な針状の案内針(13)と1列の保持針(14)とを有しており、
    保持針(14)が主として水平に整列し、それらの取付台が案内針(13)の足区域の下方にあり、
    案内針(13)の列と保持針(14)の列がインチ当り針15〜30本の密度を有し、
    輸送チェーン(1)の外側を案内され制御される少なくとも1つの押付け器(3)が輸送チェーン(1)ごとに各緯レイヤーおよび/または斜レイヤー(2)に付設されており、
    各押付け器(3)が緯レイヤーまたは斜レイヤー(2)の案内エレメント(22)の通常の移動領域の下方で輸送チェーン(1)の移動方向を横切って摺動可能に案内されており、
    各押付け器(3)が、輸送チェーン(1)と平行に整列した押付エッジ(31)を有しており、
    この押付エッジが外側から保持針(14)を越えてその取付台(12)の領域内にまで移動可能であり、
    押付エッジが、緯レイヤーまたは斜レイヤー(2)によって案内される繊維帯(F)の方向転換折返し(FW)の領域にわたって延びていることを特徴とする装置。
  7. 案内針(13)の二重列の針および/または保持針(14)の針が扁平な横断面を有し、前記横断面は、前記輸送チェーン(1)の移動方向に対して直行方向が長寸となることを特徴とする、請求項6記載の装置。
  8. 緯レイヤーまたは斜レイヤー(2)がその案内エレメント(22)ごとに個別の案内ピン(24)および/または緊張ピン(23)を有し、それらの案内面が案内エレメント(22)と平行に整列していることを特徴とする、請求項6記載の装置。
  9. 各ボビン(8)に付設されたクリールが少なくとも1つの無鍔転向ローラ(7)を有し、この転向ローラが先行繰出し点から後方に少なくとも4ボビン幅の距離に配置されていることを特徴とする、請求項6記載の装置。
  10. 帯貯蔵装置(5)内の移送または供給ローラ(4)または緊張ローラ(51)が繊維帯(F)の入口部で多角形横断面を有することを特徴とする、請求項6記載の装置。
JP2005069257A 2004-03-11 2005-03-11 フィラメントからなる繊維帯を重ね合わせるための方法および装置 Expired - Fee Related JP4108686B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102004012305A DE102004012305B3 (de) 2004-03-11 2004-03-11 Verfahren und Vorrichtung zum Verlegen von Faserbändern aus Filamenten

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005256271A JP2005256271A (ja) 2005-09-22
JP4108686B2 true JP4108686B2 (ja) 2008-06-25

Family

ID=34833116

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005069257A Expired - Fee Related JP4108686B2 (ja) 2004-03-11 2005-03-11 フィラメントからなる繊維帯を重ね合わせるための方法および装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7120976B2 (ja)
EP (1) EP1577429B1 (ja)
JP (1) JP4108686B2 (ja)
CN (1) CN100480450C (ja)
DE (2) DE102004012305B3 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8131395B2 (en) * 2006-10-16 2012-03-06 Ebert Composites Corporation 90 degree ply placement system and method
DE202006018717U1 (de) * 2006-12-12 2007-02-15 Karl Mayer Malimo Textilmaschinenfabrik Gmbh Multiaxialmaschine
DE102009022163B4 (de) * 2009-05-20 2011-06-09 Liba Maschinenfabrik Gmbh Vorrichtung zum Aufbringen einer unidirektionalen Lage und Multiaxialmaschine
DE102010006543A1 (de) * 2010-02-01 2011-08-04 Karl Mayer China LTD., Jiangsu Vorrichtung zum Legen von Schussfadenscharen
DE102010006545A1 (de) * 2010-02-01 2011-08-04 Karl Mayer China LTD., Jiangsu Vorrichtung zum Erzeugen eines Mono- oder Multiaxialgeleges
CN102285158A (zh) * 2011-06-14 2011-12-21 常州纽兰德复合材料有限公司 一种多轴向非织造网格复合无纺布及其制造方法
DE102011089657B4 (de) * 2011-12-22 2014-01-02 Liba-Maschinenfabrik Gesellschaft mit beschränkter Haftung Vorrichtung zum Aufbringen einer Fadenlage auf parallel laufende Förderketten
TW201700384A (zh) * 2015-06-18 2017-01-01 Chyau Ban Machinery Co Ltd 用於分離複數交叉折疊的纖維製品之分離裝置
CN111020859B (zh) * 2019-11-21 2021-04-20 福建宇邦纺织科技有限公司 一种用于缝编织物制备的送纱铺纬装置
CN114234760B (zh) * 2021-12-15 2024-03-19 苏州博众智能机器人有限公司 一种定位结构

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE12534C (de) W. THAMM in Wien Neuerung an Siederöhren für Dampfkessel
DE14140C (de) A. becker in Dortmund Befestigung von Radreifen auf ! Rädern der Eisenbahnfuhrwerke
DE42721C (de) REINIGER, GEBBERT & SCHALL in Erlangen Mundknebel mit Einrichtung, eine elektrische Lampe und einen Spiegel zur Untersuchung der Mundhöhle zu halten
DE21341C (de) Ta F. HARVEY in Dowlas, Grafschaft Glamorgan, England Neuerungen an Winderhitzungs-Apparaten
DE7317C (de) 1878-11-22 1879-09-24 H. LÖWENBERG in Charlottenburg Apparat, um glatte Stoffe plastisch zu bedrucken
DE49161C (de) 1889-02-07 1889-10-23 fr, BAUER in Oehringen, Württemberg Kniehebelmechanismus zum Feststellen des Verschlusses an Jauchefässern
US3756043A (en) * 1971-11-11 1973-09-04 Wirkmaschinenbau Karl Marx Veb Flat warp knitting machines
DE3017255C2 (de) * 1980-05-06 1985-04-11 Karl Mayer Textil-Maschinen-Fabrik Gmbh, 6053 Obertshausen Schußfadenmagazin für Kettenwirkmaschinen
DE3040393C2 (de) * 1980-10-25 1985-05-02 Karl Mayer Textil-Maschinen-Fabrik Gmbh, 6053 Obertshausen Schußfadenmagazin mit Umkehrschuß für eine Kettenwirkmaschine
DE3343048A1 (de) * 1983-11-28 1985-06-05 Liba Maschinenfabrik Gmbh, 8674 Naila Verfahren und vorrichtung zum legen von querschussfaeden fuer eine kettenwirkmaschine
US4877470A (en) * 1986-10-23 1989-10-31 J B Group, Inc. Method for the production of bias fabrics
JPH01306664A (ja) * 1988-06-06 1989-12-11 Polymer Processing Res Inst 糸の多軸不織布とその製法並びに装置
DE3932184C2 (de) * 1989-09-27 1996-06-20 Mayer Textilmaschf Schußfadenzuführvorrichtung für das Schußfadenmagazin einer Kettenwirkmaschine
DE19742721C1 (de) * 1997-09-26 1999-06-02 Malimo Maschinenbau Verfahren und Vorrichtung zum Legen und Einhängen von Schußfadenscharen
DE10021341A1 (de) * 2000-05-02 2001-11-15 Fraunhofer Ges Forschung Verfahren und Vorrichtung zur Bildung von, insbesondere mehrschichtigen Schußfäden-Verlegungen multiaxial orientierter Fadengelege und Fadenleger hierfür, sowie mehrschichtiges Schußfädengelege
DE10149161C2 (de) * 2001-10-04 2003-08-07 Mayer Malimo Textilmaschf Verfahren und Vorrichtung zum Verlegen von Faserscharen, insbesondere von Faserbändern aus Fasersträngen, zu Fasergelegen
DE10207317C5 (de) * 2002-02-21 2009-12-31 Liba Maschinenfabrik Gmbh Vorrichtung zum Legen von multiaxial ausgerichteten Fadenlagen
DE10214140B4 (de) * 2002-03-28 2008-03-20 Liba Maschinenfabrik Gmbh Haltevorrichtung an den Transportketten einer Maschine zum Vorlegen von Fadengelegen, Verfahren zum Vorlegen und Fixieren von Filamentscharen zu einem Fadengelege und Multiaxialmaschine zur Durchführung des Verfahrens mit einer Haltevorrichtung
DE10312534B3 (de) * 2003-03-20 2004-08-26 Karl Mayer Malimo Textilmaschinenfabrik Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Verlegen von Faserbändern aus Filamenten

Also Published As

Publication number Publication date
DE102004012305B3 (de) 2005-12-29
JP2005256271A (ja) 2005-09-22
EP1577429B1 (de) 2011-02-16
US7120976B2 (en) 2006-10-17
US20050198792A1 (en) 2005-09-15
EP1577429A1 (de) 2005-09-21
CN1755000A (zh) 2006-04-05
DE502005010970D1 (de) 2011-03-31
CN100480450C (zh) 2009-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4108686B2 (ja) フィラメントからなる繊維帯を重ね合わせるための方法および装置
CN105291215B (zh) 竹篾卷加工系统及其加工方法
CA2971545A1 (en) Method for manufacturing and manufacturing device for partial split-fiber fiber bundle and partial split-fiber fiber bundle
WO2009156385A2 (de) Verfahren zum herstellen eines multiaxialen fadengeleges, unidirektionale faserlagen und verfahren zu ihrer herstellung, multiaxiales fadengelege und kompositteil mit einer matrix
US6494235B1 (en) Bias-bound fabric, method for making same and weaving machine for continuously making such a fabric
US6668596B1 (en) Method for producing a multiaxial structure out of multifilament threads
JP2011111329A (ja) Ud層を製造するための装置および方法
KR101757678B1 (ko) 코아 네트 직조장치
US3345231A (en) Apparatus and method for making non-woven netting
US9365024B2 (en) Apparatus for manufacturing a multi-axial laminate of webs produced from cables broken into strips
US2842079A (en) Method of making pile fabrics with loops of different height and apparatus for practicing the method
JP3960279B2 (ja) 結び目整列装置を有する整経機
GB2420125A (en) Method and device for feeding and fixing band-shaped filament bundles
US6151923A (en) Apparatus for supplying a multi-layer, multi-axial layer of yarn to the knitting site of a warp knitting machine
RU2321697C2 (ru) Многоярусное веревочное захватно-направляющее приспособление для установки тканевого полотнища в бумагоделательной машине
KR101620346B1 (ko) 테이프사의 제직 준비 장치
TW201708641A (zh) 紗線整理機
US3782648A (en) Method for winding a plural number of yarns and an apparatus therefor
KR102568354B1 (ko) 울타리망용 원사 정경장치
CN104891272A (zh) 纺织机的具有上蜡装置的工作站
CN103320998B (zh) 防止基布摆动的簇绒地毯绷架装置
US4472234A (en) Device for producing a web of parallel yarns and different complex articles comprising such a web
JP3184813B2 (ja) 束染色糸の分繊装置
CN110656438A (zh) 用于利用至少一个筒子架覆设带形、条形或片形的单向的纤维层的机构和方法
US6955132B2 (en) Method and apparatus for splicing indeterminate length fiber tow ends

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050705

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080311

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080402

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110411

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120411

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130411

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140411

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees