JP4108503B2 - 車両のオープンルーフ収納構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両のオープンルーフ収納構造の改良技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両において、車室の上部を覆うルーフを、車両上部に展開する展開位置と車両後部に収納する収納位置とに移動可能に車体に取付けたオープンルーフ収納構造が知られている(例えば、特許文献1−2参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−232561号公報(第3−4頁、図1)
【特許文献2】
実開平5−44642号公報(第1頁、図1−図2)
【0004】
特許文献1によれば、従来の技術▲1▼は、車室の上部を覆うルーフを、車両上部に展開する展開位置と車両後部の収納室に収納する収納位置とに移動可能に、リンク機構を介して車体に取付けたというものである。
特許文献2によれば、従来の技術▲2▼は、車室の上部を覆う幌状ルーフを、折り畳んで車室後部に収納できるようにしたというものである。
【0005】
車両のオープンルーフ収納構造の例として、上記従来の技術▲1▼の概要を次の図16で詳しく説明する。
【0006】
図16は従来の車両のオープンルーフ収納構造の概要図であり、特開平7−232561号公報の図1に概ね対応させて表した。なお、符号は振り直した。この図は、車室201の上部を覆う前部ハードルーフ202並びに後部ハードルーフ203が、車両200上部に展開する展開位置にあることを示す。
【0007】
従来の車両のオープンルーフ収納構造によれば、図示せぬモータによってギヤ204を図時計回りに回転させると、駆動リンク205が円弧軌跡を描きながら上方へ移動し、車体206に支点207で支持されたルーフセットブラケット208が図時計回りに回転することで、後部ハードルーフ203を図時計回りにスイングさせて、車両200後部の収納室209に収納することができる。
【0008】
同時に、車体206に支点211で支持されたカム212がルーフセットブラケット208に駆動されて図反時計回りに回転し、この結果、第2リンク213が図時計回りにスイングすることで、ベルクランク214、第1リンク215並びにアーム部材216を介して前部ハードルーフ202を図時計回りにスイングさせて、収納室209に収納することができる。
【0009】
収納状態では、第2リンク213、ベルクランク214、第1リンク215並びにアーム部材216も収納室209に収納されることになる。以上の結果、車両200をオープンカーとして使用することができる。
その後、モータを逆転させることで、前部・後部ハードルーフ202,203を収納室209から元の展開位置に戻すことができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、走行中の車両200には、曲げモーメントやねじりモーメントが生じる。例えば、走行中に路面反力が前輪221と後輪222とを介して車体206の前部223及び後部224に作用することにより、車体206に上下方向の曲げモーメントやねじりモーメントが生じる。このようなモーメントに対しても、車体206は十分な剛性を有することが求められる。
【0011】
特に、車両200をオープンカーとして使用するときには、前部・後部ハードルーフ202,203が無いので、前部・後部ハードルーフ202,203で車体206の上部を支えることができない。その分、車体206の剛性を大きくする必要がある。例えば、車体206全体の剛性バランスを確保するには、後部224の剛性も十分に確保する必要がある。このようなことから、後部224のうち、剛性を高めたい部位を多数の補強材で部分的に補強することになる。しかし、多数の補強材を追加すると車体重量の増加に繋がり、車体206の軽量化の妨げとなるので改良の余地がある。
上記従来の技術▲2▼についても同様である。
【0012】
そこで本発明の目的は、車室の上部を覆うルーフが、車両上部に展開する展開位置と車両後部に収納する収納位置とに移動可能な車両において、車体重量の増加を抑制しつつ、車体後部の剛性を確保することができる技術を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、車室の上部を覆うルーフを、車両上部に展開する展開位置と車両後部の収納室に収納する収納位置とに移動可能に、リンク機構を介して車体に取付けた車両のオープンルーフ収納構造において、このオープンルーフ収納構造は、前記ルーフが収納位置まで移動したときに、前記リンク機構のスイング先端部を前記車体の後端部にロックするリンクロック機構を備え、前記リンク機構は、ルーフに取付けられ、前後にほぼ水平に延びるリンク部材と、該リンク部材を車体に連結する他のリンク部材とを備え、前記リンク部材の後端を、前記他のリンク部材の連結点よりも後方に延ばし、その延びた後端部をスイング先端部としたことを特徴とする。
【0014】
ルーフが収納位置まで移動したときに、リンク機構のスイング先端部を車体の後端部にロックするリンクロック機構を備えたので、ルーフが収納位置まで移動したときに、車体のうち、リンク機構のスイング基部を取付けた部分と、スイング先端部をロックする後端部と、の間をリンク機構によって支えることができる。この結果、車体後部の前後方向の剛性を高めることができる。従って、車体重量の増加を抑制しつつ、車体後部の剛性を確保することにより、車体全体の剛性バランスを十分に確保することができる。
【0015】
請求項2は、リンク機構並びにリンクロック機構が、左右2組ずつであることを特徴とする。
車体後部の左右両側を、左右のリンク機構によって支えることができる。従って、車体後部の前後方向の剛性をより一層高めて、車体全体の剛性バランスをより十分に確保することができる。
【0016】
請求項3は、リンクロック機構が、リンク機構のスイング先端部に設けたストライカと、このストライカをロック・アンロックするべく車体の後端部に設けたラッチ機構と、からなることを特徴とする。
リンクロック機構を、ストライカとストライカをロック・アンロックするラッチ機構とからなる簡単な構成とすることができる。
【0017】
請求項4は、車室の上部を覆うルーフを、車両上部に展開する展開位置と車両後部の収納室に収納する収納位置とに移動可能に、リンク機構を介して車体に取付けた車両のオープンルーフ収納構造において、このオープンルーフ収納構造は、前記ルーフが収納位置まで移動したときに、前記リンク機構のスイング先端部を前記車体の後端部にロックするリンクロック機構を備え、前記リンクロック機構は、前記リンク機構のスイング先端部に設けたストライカと、このストライカをロック・アンロックするべく前記車体の後端部に設けたラッチ機構とからなり、且つ前記リンクロック機構は補助ロック機構を備え、前記補助ロック機構は、前記車体の後端部又は前記リンク機構のスイング先端部に設けた上下に長いロックピンと、前記ルーフが収納位置まで移動したときに、前記ロックピンを上下方向に嵌合するべく前記リンク機構のスイング先端部又は前記車体の後端部に設けたロック孔部と、からなることを特徴とする。
請求項4では、ルーフが収納位置まで移動したときに、リンク機構のスイング先端部を車体の後端部にロックするリンクロック機構を備えたので、ルーフが収納位置まで移動したときに、車体のうち、リンク機構のスイング基部を取付けた部分と、スイング先端部をロックする後端部と、の間をリンク機構によって支えることができる。この結果、車体後部の前後方向の剛性を高めることができる。従って、車体重量の増加を抑制しつつ、車体後部の剛性を確保することにより、車体全体の剛性バランスを十分に確保することができる。また、リンクロック機構を、ストライカとストライカをロック・アンロックするラッチ機構とからなる簡単な構成とすることができる。さらに、水平方向の全方位のがたつきを抑制できる。従って、車体後部の前後左右方向の剛性をより一層高めて、車体全体の剛性バランスをより十分に確保することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図面に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向に従い、Frは前側、Rrは後側、Lは左側、Rは右側を示す。また、図面は符号の向きに見るものとする。
【0019】
図1は本発明に係る車両の左側面図(その1)であり、車室11の上部をルーフ40で覆った状態の車両10の全体を示す。この車両10は、車体12に左右の前輪13(この図では左側のみ示す。)並びに左右の後輪14、左右のドア15、後部の収納室16を備えた自動車である。
【0020】
車体12(車体フレーム12)は、車体前部の左右のフロントサイドフレーム21と、車体長手中央の左右のサイドシル22と、車体後部の左右のリヤサイドフレーム23とを、この順に接合するとともに、これらの各部材間に、車幅方向に延びるクロスメンバ(図示せず)を適宜掛け渡した、モノコックボディである。
【0021】
さらに車体12は、左右のフロントサイドフレーム21の後端部から上方へ延びた左右のフロントピラー24と、左右のサイドシル22の長手中間部から上方へ延びた左右のセンタピラー25と、左右のリヤサイドフレーム23の前端部から上方へ延びた左右のリヤピラー26と、左右のリヤサイドフレーム23の後端部から上方へ延びたリヤエンドパネル27と、左右のフロントピラー24の上端間に掛け渡したルーフフロントレール28と、を一体に接合したものである。
【0022】
ルーフ40は、ルーフフロントレール28の後端部から後方へ延びる前側の前部ルーフ41と、この前部ルーフ41の後端から左右のリヤピラー26の上端まで延びる後部ルーフ42と、からなる2分割ルーフである。前部ルーフ41は、ルーフフロントレール28の後端部に着脱可能に取付けることができる、ルーフ半体である。後部ルーフ42は、前部ルーフ41及び左右のリヤピラー26から分離した、ルーフ半体である。これらの前部・後部ルーフ41,42は、剛性を確保するために鋼板等の金属材料からなる開閉式ルーフ、いわゆるオープンルーフである。
【0023】
車両10後部の収納室16は、左右のリヤサイドフレーム23、左右のリヤピラー26、リヤエンドパネル27並びに左右のリヤサイドパネル29によって囲まれるとともに、上を開放したトランクルームであり、上部開口をトランクリッド31にて塞ぐことができる。トランクリッド31は、リヤエンドパネル27に開閉可能に後端部を取付けた部材である。
図中、34はフロントフェンダ、35はリヤフェンダ、36はフロントガラス、37はドアガラス、38はサイドガラスである。
【0024】
図2は本発明に係る車両の左側面図(その2)であり、収納室16にルーフ40を収納した状態の車両10の全体を示す。
このように車両10は、車室の上部を覆うルーフ40を、上記図1に示すように車両10上部に展開する展開位置Exと、図2に示すように車両10後部の収納室16に収納する収納位置Stとに、移動可能にリンク機構60を介して車体12に取付ける、オープンルーフ収納機構50を備える。以下、オープンルーフ収納機構50について詳しく説明する。
【0025】
図3は本発明に係る車両のオープンルーフ収納機構の左側面図(その1)であり、上記図1に対応させて表した。
オープンルーフ収納機構50は、上記リンク機構60と、リンク機構60をスイング駆動する駆動機構80と、ルーフ40が収納位置まで移動したときに、リンク機構60のスイング先端部63aを車体12の後端部にロックするリンクロック機構90とを備える。
【0026】
リンク機構60は、下側のリヤピラー26と後側の第1リンク61と前側の第2リンク62と上側の第3リンク63と4個の連結ピン71〜74とからなる4節リンクであって、車両10を側方から見たときに、ほぼ平行四辺形状に形成したものである。リヤピラー26は、リンク機構60のうち1個のリンク(第4リンク)の役割を兼ねる。第3リンク63は、前後にほぼ水平に延びる部材である。
【0027】
詳しく述べると、リンク機構60は、(1)リヤピラー26の上部後部に第1リンク61の下端部を第1連結ピン71で前後スイング可能に取付け、(2)リヤピラー26の上部前部に第2リンク62の下端部を第2連結ピン72で前後スイング可能に取付け、(3)後側の第1リンク61と前側の第2リンク62とをほぼ平行に並べて前上方へ延ばし、(4)後側の第1リンク61の上端部に第3リンク63の長手中間部(前後方向の中間位置)を第3連結ピン73で前後スイング可能に取付け、(5)前側の第2リンク62の上端部に第3リンク63の前端部を第4連結ピン74で前後スイング可能に取付けたものである。
【0028】
第3リンク63に前部ルーフ41の後部を取付けたので、リンク機構60の変位に応じて前部ルーフ41も前後に移動可能である。一方、第1リンク61の長手途中に後部ルーフ42を固定ピン75,75にて取付けたので、第1リンク61と共に後部ルーフ42も前後スイング可能である。第3リンク63の後端部63aは、前部ルーフ41の後端よりも後方へ延びている。後方へ延ばした理由については後述する。
【0029】
駆動機構80は、リヤピラー26の下部に支持ピン81でシリンダ82の一端部を前後スイング可能に支持し、一方、第1リンク61の下端部から前下方にアーム83を延ばし、アーム83の先端部に連結ピン84でシリンダ82の他端部を前後スイング可能に連結した機構である。駆動源としてのシリンダ82は、例えば電動式シリンダや油圧式シリンダである。なお、駆動源としては、シリンダ82の他に電動モータであってもよい。
【0030】
図4は本発明に係る車両のオープンルーフ収納機構の左側面図(その2)であり、上記図2に対応させて表した。すなわち、車両10後部の収納室16にルーフ40を収納したことを示す。
【0031】
図5は本発明に係る車両のオープンルーフ収納機構の斜視図であり、オープンルーフ収納機構50を左右2組ずつ備える、すなわちリンク機構60、駆動機構80並びにリンクロック機構90を左右2組ずつ備えたことを示す。
すなわち、想像線にて示す車体12の左後部とルーフ40の左側部、及び、車体12の右後部とルーフ40の右側部に、それぞれのリンク機構60,60、駆動機構80,80並びにリンクロック機構90,90を取付けた。
【0032】
図6は本発明に係るリンクロック機構の斜視図であり、想像線にて示すルーフ40を収納完了する直前における左右のリンクロック機構90,90を、左後方から見て表したものである。
左のリンクロック機構90は、左のリンク機構60のスイング先端部63aに設けたストライカ91と、このストライカ91をロック・アンロックするべく車体12の左の後端部に設けたラッチ機構100と、からなる。
【0033】
詳しく説明すると左のリンク機構60は、第3リンク63の後端部63aを、前部ルーフ41の後端41aや第3・第4連結ピン73,74よりも後方へ延ばし、この延びた後端部63aをスイング先端部とし、このスイング先端部63aにストライカ91を一体的に設けたものである。ストライカ91は、縦板状のスイング先端部63aから車幅方向に水平に延びた丸棒状のピンである。
【0034】
ラッチ機構100は、車体12の後端部であるリヤエンドパネル27にラッチケース101をボルト止めにて取付けたものである。
ラッチケース101は、車幅方向に貫通するとともに上にも開放した縦長の嵌合溝102を形成することによって、この嵌合溝102に水平なストライカ91を上方から着脱可能に嵌合させることができる。
右のリンクロック機構90は、上記左のリンクロック機構90に対して左右対称形である他には同一の構成である。
【0035】
図7は本発明に係るリンクロック機構の左側面図であり、ラッチケース101の嵌合溝102にストライカ91を嵌合させ、ラッチ機構100にストライカ91をロックすることにより、車体12の後端部であるリヤエンドパネル27に、リンク機構60のスイング先端部63aをロックしたことを示す。
なお、嵌合溝102の溝幅はストライカ91の径よりも若干大きい程度である。
【0036】
ここで、一旦図4に戻って説明する。第1、第2、第3、第4ピン71〜74並びにストライカ91の位置は、収納室16にルーフ40が収納されたときに、前後方向に略一直線に整列するように配置したものである。図4は、この略一直線上に第1、第2、第3リンク61〜63も前後に延びた状態で整列していることを示す。
【0037】
図8は本発明に係るリンクロック機構の模式的構成図である。ラッチ機構100は、電動モータ103によってラッチ115を開閉駆動する電動式ラッチである。具体的に説明するとラッチ機構100は、電動モータ103にウォームギヤ機構104並びにギヤセット111を介してラッチ115を連結し、これらの部材を想像線にて示すラッチケース101に収納したものである。
【0038】
ウォームギヤ機構104は、電動モータ103の出力軸に取付けたウォーム105と、中間軸106に取付けたウォームホイール107と、の組合わせ構造である。ギヤセット111は、中間軸106に取付けたピニオン112と、支持軸113に回転可能に取付けたセクタギヤ114と、の組合わせ構造である。セクタギヤ114に一体に設けられたラッチ115は、ストライカ91をロック・アンロックする爪部116を有する。
【0039】
次に、上記構成のリンクロック機構90の作用について、図8及び図9に基づき説明する。図8は、リンクロック機構90がアンロック状態にあることを示す。ラッチ115の爪部116は嵌合溝102から外れている。
リンクロック機構90をロックするには、先ずストライカ91を嵌合溝102に上から嵌合し、次に電動モータ103にてセクタギヤ114を正転させることで、ラッチ115の爪部116を嵌合溝102に臨ませて、ストライカ91に掛け止める。この結果を図9に示す。
【0040】
図9は本発明に係るリンクロック機構の作用図であり、ラッチ115をストライカ91に掛け止めることで、リンクロック機構90をロックしたことを示す。この状態からリンクロック機構90をアンロックするには、電動モータ103にてセクタギヤ114を逆転させることで、ラッチ115の爪部116を嵌合溝102から引っ込める。この結果、ラッチ115はストライカ91から外れて、上記図8に示すアンロック状態になる。その後に、ストライカ91を嵌合溝102から上に引き抜けばよい。
【0041】
図10は本発明に係るルーフフロントレール並びに前部ルーフ周りの断面図であり、ルーフフロントレール28に対する前部ルーフ41の連結状態を、左側から見て表したものである。
前部ルーフ41は前端部を、ルーフフロントレール28の後上部に上から重ねて、ルーフロック機構120によってロックしたものである。ルーフロック機構120は、ルーフフロントレール28の後端内部に取付けたロック盤121と、前部ルーフ41の前端内部に取付けたロックアーム122と、からなる手動式ロック機構である。
【0042】
次に、上記構成のルーフロック機構120の作用について、図10及び図11に基づき説明する。図10は、ルーフロック機構120がロック状態にあることを示す。
ルーフロック機構120をアンロックするには、先ず、ロックアーム122のプッシュ釦(解除釦)123を押すことで、プッシュ釦123の係止爪124を固定爪125から外す。次に、プッシュ釦123を押しつつ下方へ下げることで、支持ピン126を中心としてプッシュ釦123と共にロックアーム122を図時計回りにスイングさせる。これで、ロック盤121の係止溝131,132から係止爪133,134が外れる。この結果を図11に示す。
【0043】
図11は本発明に係るルーフロック機構の作用図であり、ルーフロック機構120がアンロック状態であることを示す。この後に、前部ルーフ41を上方へ移動させることによりルーフ40を収納することができる。
【0044】
ルーフロック機構120をロックするには、ルーフフロントレール28の後上部に前部ルーフ41の前端部を上から重ね、ロック盤121の係止溝131,132に係止爪133,134を掛け止めた後に、ロックアーム122を図反時計回りにスイングさせることで、係止爪124を固定爪125に掛ける。
【0045】
次に、オープンルーフ収納機構50の全体の作用について図3、図4、図7、図9、図12に基づき説明する。
図3は車室11の上部をルーフ40で覆っていることを示す。トランクリッド31(図1参照)を開け、シリンダ82のロッド82aを伸ばすことにより、リンク機構60は後方にスイングして、ルーフ40を後方へ変位させる。この結果、ルーフ40は図4に示すように収納室16に収納される。このときには図7に示すように、ラッチケース101の嵌合溝102にストライカ91が嵌合する。その後に図9に示すように、ストライカ91にラッチ115を掛け止めることで、リンクロック機構90はロックする。
【0046】
図12は本発明に係るオープンルーフ収納機構の作用図であり、リンク機構60及びリンクロック機構90を上記図4に対応させて模式的に表したものである。収納室16にルーフ40(図4参照)を収納し、リンクロック機構90がロックした状態にあるとき、リンク機構60及びリンクロック機構90は、車体12の前後方向に概ね水平な直線状に並ぶ。
【0047】
具体的には、上記図7に示すように、リヤエンドパネル27に第3リンク63の後端部63aをリンクロック機構90でロックした状態にあるとき、第3リンク63は前後に延びる略水平な状態になる。一方、この状態においては図12に示すように、第1・第2連結ピン71,72は第3リンク63の略延長線上、すなわち第3リンク63と略同一レベルに略水平に並ぶ。
【0048】
言い換えると、車体12を側方から見たときに、第1、第2、第3、第4ピン71〜74並びにストライカ91は、前後方向に略一直線に整列する。従って、車体12のうち、リヤピラー26の上部とリヤエンドパネル27の上部との間を、リンク機構60によって十分に支えることができる。
【0049】
例えば、リヤエンドパネル27に前向きの荷重が作用した場合に、その前向き荷重は図7に示すラッチケース101→嵌合溝102→ストライカ91→第3リンク63→第3・第4連結ピン73,74→図12に示す第1・第2リンク61,62→第1・第2連結ピン71,72の経路でリヤピラー26にも作用する。一方、リヤピラー26に後向きの荷重が作用した場合には、その後向き荷重は逆方向に作用することで、リヤエンドパネル27にも作用する。
このように、リヤピラー26又はリヤエンドパネル27に作用する前後方向の荷重を、リンク機構60によって支えることで、リヤエンドパネル27又はリヤピラー26でも支えることができる。
【0050】
このようにすることで、図12に示すように車体12を側方から見たとき、車体12の後部12Aは、リヤサイドフレーム23とリヤピラー26とリヤエンドパネル27と略水平なリンク機構60とによって形成された、略四角形の閉構造体となる。この結果、車体後部12Aの前後方向の剛性を高めることができる。車体後部12Aの剛性を確保することにより、車体12全体の剛性バランスを十分に確保することができる。
【0051】
例えば、走行中に路面反力Foが後輪14を介して車体後部12Aに作用することにより、車体12に上下方向の曲げモーメントやねじりモーメントが生じる。このようなモーメントに対しても、車体後部12Aは十分な剛性を有する。このため、車体後部12Aの剛性を確保するために、補強材で補強をする必要はない。従って、車体12の重量の増加を抑制することができる。
【0052】
以上の説明から明らかなように、オープンルーフ収納機構50は、図4に示すようにルーフ40が収納位置Stまで移動したときに、リンク機構60のスイング先端部63aを車体12の後端部、すなわちリヤエンドパネル27にロックするための、リンクロック機構90を備えたことを特徴とする。
【0053】
このため、ルーフ40が収納位置Stまで移動したときに、車体12のうち、(1)リンク機構60のスイング基部を取付けた部分、すなわちリヤピラー26の上部と、(2)リンク機構60のスイング先端部63aをロックする後端部、すなわちリヤエンドパネル27の上端部と、の間をリンク機構60によって支えることができる。
ここで、リンク機構60のスイング基部とは、第1・第2リンク61,62のうち、第1・第2連結ピン71,72で取付ける部分のことである。
【0054】
このようにして、車体後部12Aの前後方向の剛性を高めることができる。従って、車体12重量の増加を抑制しつつ、車体後部12Aの剛性を確保することにより、車体12全体の剛性バランスを十分に確保することができる。
【0055】
さらに図5に示すように、リンク機構60,60並びにリンクロック機構90,90を左右2組ずつ備えたので、車体12後部の左右両側を、左右のリンク機構60,60によって支えることができる。従って、車体12後部の前後方向の剛性をより一層高めて、車体12全体の剛性バランスをより十分に確保することができる。
【0056】
さらにまた、リンクロック機構90が、リンク機構60のスイング先端部63aに設けたストライカ91と、このストライカ91をロック・アンロックするべく車体12の後端部27に設けたラッチ機構100と、からなる。リンクロック機構90を、ストライカ91とストライカ91をロック・アンロックするラッチ機構100とからなる簡単な構成とすることができる。
【0057】
次に、オープンルーフ収納機構50の変形例について図13〜図15に基づき説明する。なお、上記図1〜図12に示す実施例と同様の構成については同一符号を付し、その説明を省略する。
【0058】
図13は本発明に係るオープンルーフ収納機構(変形例)の斜視図であり、上記図6に対応させて表した。図14は本発明に係るラッチ機構(変形例)の斜視図であり、車体12前方から見たラッチ機構100を表した。図15は本発明に係るリンクロック機構(変形例)の左側面図であり、上記図7に対応させて表した。
【0059】
変形例のオープンルーフ収納機構50,50は、リンクロック機構90,90に補助ロック機構140,140を備えたことを特徴とする。具体的に説明すると、リンク機構60の第3リンク63は細長い角パイプであり、この角パイプの先端に丸棒状のストライカ91を設けた。
リンクロック機構90は、ルーフ40が図13の想像線にて示す収納位置Stまで移動したときに、リンク機構60のスイング先端部63aから車体12後方(図右側)にストライカ91が延びるようにし、このストライカ91をロック・アンロックするべく、リヤエンドパネル27の上端部にラッチ機構100を取付けたものである。変形例のラッチ機構100は、嵌合溝102が車体12前後方向に貫通するように配置することになる。
【0060】
補助ロック機構140は、車体12の後端部(すなわち、ラッチケース101)に設けた上下に長い丸棒状のロックピン141と、リンク機構60のスイング先端部63a(第3リンク63の後端部63a)に設けたロック孔部143と、からなる。ロック孔部143は、ルーフ40が収納位置Stまで移動したときに、ロックピン141に上下方向に嵌合するための、上下に貫通した嵌合孔である。ロック孔部143の径は、ロックピン141の径よりも若干大きい程度の円形状孔である。
このようにラッチ機構100は、ラッチケース101の前面101aにブラケット142にてロックピン141を取付けた他には上記図1〜図12に示す実施例と同様の構成であり、説明を省略する。
【0061】
次に、上記構成の変形例のオープンルーフ収納機構50について説明する。
ルーフ40が図13の想像線にて示す収納位置Stまで移動したときに、リンクロック機構90の嵌合溝102にストライカ91が嵌合すると同時に、ロックピン141にもロック孔部143が嵌合する。その後、ラッチ機構100にストライカ91がロックする。
【0062】
ルーフ40が収納位置Stまで移動したときに、ロック孔部143にロックピン141が上下方向に嵌合するようにしたので、ロック孔部143とロックピン141との、水平方向の全方位のがたつきを抑制できる。従って、車体12後部の前後左右方向の剛性をより一層高めて、車体12全体の剛性バランスをより十分に確保することができる。
【0063】
なお、上記本発明の実施の形態において、上記図13〜図15に示す変形例の補助ロック機構140は、リンク機構60のスイング先端部63aに設けたロックピン141と、車体12の後端部に設けたロック孔部143と、からなる構成であってもよい。
【0064】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1は、オープンルーフ収納構造は、ルーフが収納位置まで移動したときに、リンク機構のスイング先端部を前記車体の後端部にロックするリンクロック機構を備え、前記リンク機構は、ルーフに取付けられ、前後にほぼ水平に延びるリンク部材と、該リンク部材を車体に連結する他のリンク部材とを備え、前記リンク部材の後端を、前記他のリンク部材の連結点よりも後方に延ばし、その延びた後端部をスイング先端部としたので、ルーフが収納位置まで移動したときに、車体のうち、リンク機構のスイング基部を取付けた部分と、スイング先端部をロックする後端部と、の間をリンク機構によって支えることができる。この結果、車体後部の前後方向の剛性を高めることができる。従って、車体重量の増加を抑制しつつ、車体後部の剛性を確保することにより、車体全体の剛性バランスを十分に確保することができる。
【0065】
請求項2は、リンク機構並びにリンクロック機構が左右2組ずつあるので、車体後部の左右両側を、左右のリンク機構によって支えることができる。従って、車体後部の前後方向の剛性をより一層高めて、車体全体の剛性バランスをより十分に確保することができる。
【0066】
請求項3は、リンクロック機構が、リンク機構のスイング先端部に設けたストライカと、このストライカをロック・アンロックするべく車体の後端部に設けたラッチ機構と、からなるので、リンクロック機構を、ストライカとストライカをロック・アンロックするラッチ機構とからなる簡単な構成とすることができる。
【0067】
請求項4は、オープンルーフ収納構造は、ルーフが収納位置まで移動したときに、リンク機構のスイング先端部を前記車体の後端部にロックするリンクロック機構を備え、リンクロック機構は、リンク機構のスイング先端部に設けたストライカと、このストライカをロック・アンロックするべく車体の後端部に設けたラッチ機構とからなり、且つリンクロック機構は補助ロック機構を備え、補助ロック機構は、車体の後端部又はリンク機構のスイング先端部に設けた上下に長いロックピンと、ルーフが収納位置まで移動したときに、ロックピンを上下方向に嵌合するべくリンク機構のスイング先端部又は車体の後端部に設けたロック孔部とからなるので、先ず、ルーフが収納位置まで移動したときに、車体のうち、リンク機構のスイング基部を取付けた部分と、スイング先端部をロックする後端部と、の間をリンク機構によって支えることができる。この結果、車体後部の前後方向の剛性を高めることができる。従って、車体重量の増加を抑制しつつ、車体後部の剛性を確保することにより、車体全体の剛性バランスを十分に確保することができる。
また、リンクロック機構を、ストライカとストライカをロック・アンロックするラッチ機構とからなる簡単な構成とすることができる。さらに、水平方向の全方位のがたつきを抑制できる。従って、車体後部の前後左右方向の剛性をより一層高めて、車体全体の剛性バランスをより十分に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両の左側面図(その1)
【図2】本発明に係る車両の左側面図(その2)
【図3】本発明に係る車両のオープンルーフ収納機構の左側面図(その1)
【図4】本発明に係る車両のオープンルーフ収納機構の左側面図(その2)
【図5】本発明に係る車両のオープンルーフ収納機構の斜視図
【図6】本発明に係るリンクロック機構の斜視図
【図7】本発明に係るリンクロック機構の左側面図
【図8】本発明に係るリンクロック機構の模式的構成図
【図9】本発明に係るリンクロック機構の作用図
【図10】本発明に係るルーフフロントレール並びに前部ルーフ周りの断面図
【図11】本発明に係るルーフロック機構の作用図
【図12】本発明に係るオープンルーフ収納機構の作用図
【図13】本発明に係るオープンルーフ収納機構(変形例)の斜視図
【図14】本発明に係るラッチ機構(変形例)の斜視図
【図15】本発明に係るリンクロック機構(変形例)の左側面図
【図16】従来の車両のオープンルーフ収納構造の概要図
【符号の説明】
10…車両、11…車室、11A…車体の後部、16…収納室、27…車体の後端部(リヤエンドパネル)、40…ルーフ、41…前部ルーフ、42…後部ルーフ、50…オープンルーフ収納機構、60…リンク機構、63a…リンク機構のスイング先端部(第3リンクの後端部)、90…リンクロック機構、91…ストライカ、100…ラッチ機構、140…補助ロック機構、141…ロックピン、143…ロック孔部、Ex…展開位置、St…収納位置。

Claims (4)

  1. 車室の上部を覆うルーフを、車両上部に展開する展開位置と車両後部の収納室に収納する収納位置とに移動可能に、リンク機構を介して車体に取付けた車両のオープンルーフ収納構造において、
    このオープンルーフ収納構造は、前記ルーフが収納位置まで移動したときに、前記リンク機構のスイング先端部を前記車体の後端部にロックするリンクロック機構を備え、
    前記リンク機構は、ルーフに取付けられ、前後にほぼ水平に延びるリンク部材と、該リンク部材を車体に連結する他のリンク部材とを備え、
    前記リンク部材の後端を、前記他のリンク部材の連結点よりも後方に延ばし、その延びた後端部をスイング先端部とした、
    ことを特徴とする車両のオープンルーフ収納構造。
  2. 前記リンク機構並びに前記リンクロック機構は、左右2組ずつであることを特徴とする請求項1記載の車両のオープンルーフ収納構造。
  3. 前記リンクロック機構は、前記リンク機構のスイング先端部に設けたストライカと、このストライカをロック・アンロックするべく前記車体の後端部に設けたラッチ機構と、からなることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両のオープンルーフ収納構造。
  4. 車室の上部を覆うルーフを、車両上部に展開する展開位置と車両後部の収納室に収納する収納位置とに移動可能に、リンク機構を介して車体に取付けた車両のオープンルーフ収納構造において、
    このオープンルーフ収納構造は、前記ルーフが収納位置まで移動したときに、前記リンク機構のスイング先端部を前記車体の後端部にロックするリンクロック機構を備え、
    前記リンクロック機構は、前記リンク機構のスイング先端部に設けたストライカと、このストライカをロック・アンロックするべく前記車体の後端部に設けたラッチ機構とからなり、
    且つ前記リンクロック機構は補助ロック機構を備え、
    前記補助ロック機構は、前記車体の後端部又は前記リンク機構のスイング先端部に設けた上下に長いロックピンと、前記ルーフが収納位置まで移動したときに、前記ロックピンを上下方向に嵌合するべく前記リンク機構のスイング先端部又は前記車体の後端部に設けたロック孔部と、
    からなることを特徴とする車両のオープンルーフ収納構造。
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