JP6053497B2 - 車両用幌固定装置 - Google Patents

車両用幌固定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6053497B2
JP6053497B2 JP2012277365A JP2012277365A JP6053497B2 JP 6053497 B2 JP6053497 B2 JP 6053497B2 JP 2012277365 A JP2012277365 A JP 2012277365A JP 2012277365 A JP2012277365 A JP 2012277365A JP 6053497 B2 JP6053497 B2 JP 6053497B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle body
cover plate
hood
vehicle
holding frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012277365A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014118127A (ja
Inventor
洋一 ▲高▼橋
洋一 ▲高▼橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Seat Co Ltd
Original Assignee
Toyo Seat Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Seat Co Ltd filed Critical Toyo Seat Co Ltd
Priority to JP2012277365A priority Critical patent/JP6053497B2/ja
Publication of JP2014118127A publication Critical patent/JP2014118127A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6053497B2 publication Critical patent/JP6053497B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Superstructure Of Vehicle (AREA)

Description

本発明は、車体前後方向に引き出し・引き戻し可能に構成された布製の車両用幌を車体の開口部上方を覆った状態で車体側に固定する固定装置に関する。
従来より、オープンカー等において一般的に用いられる車両用幌は、車体前後方向に引き出し・引き戻し可能に構成され、車両前方に引き出した展延状態で車体の開口部上方を覆う一方、車両後方に引き戻した折り畳み状態で車体の開口部上方を開放するようになっている。上記幌は、車体の開口部上方を覆った状態で固定装置により車体側に固定されるようになっていて、例えば、特許文献1の固定装置は、上記幌の引き出し側の端部裏面にフック部材を有する一方、車体側に上記フック部材が係脱可能に係合するストライカを有し、当該ストライカに上記フック部材を係合させることにより車体前側に引き出された上記幌が車体側に固定されるようになっている。
特開2012−121382号公報(段落0016〜0032欄、図4,5)
ところで、特許文献1の如き車両は、幌を車体後側に引き戻して車体の開口部上方を開放すると、車体側に設けられた幌を車体側に固定する際に必要なストライカやシール部材が常に車外から見える位置となり、車両の外観見栄えが損なわれてしまうおそれがある。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車両の外観見栄えがよい車両用幌固定装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、フロントガラスを保持する保持枠の上枠部後端側を上方から覆うカバープレートで幌を車体側に固定するようにしたことを特徴とする。
具体的には、車体前側に引き出された布製の車両用幌により車体の開口部上方を覆った状態で上記幌を車体側に固定する車両用幌固定装置において次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明では、フロントガラスの周縁を保持する保持枠の上枠部後端側を上方から覆う上下動可能な帯状のカバープレートと、車体前側に引き出されて引き出し側の端部が上記保持枠の上枠部後端側に位置する上記幌の引き戻しを規制する規制手段と、上記保持枠の上枠部後端側に設けられ、上記規制手段により移動が規制された上記幌の引き出し側の端部を上記カバープレートと上記保持枠の上枠部後端側とで挟持して固定するために上記カバープレートを下動させる一方、上記保持枠の上枠部後端側で固定状態の上記幌の引き戻しに備えて上記カバープレートを上記保持枠の上枠部後端側から離間させるために上記カバープレートを上動させる上下動手段とを備え、上記規制手段は、上記幌の引き出し側の端部に設けられた係合部と、上記保持枠の上枠部後端側表面か、或いは、上記カバープレートの前端縁部に設けられ、上記係合部が係脱可能に係合する被係合部とで構成され、上記係合部は、フック、或いは、フック形状をなしており、上記被係合部に上方から接近させるとともに車体前方から引っ掛けるようになっていることを特徴とする。
第2の発明では、第1の発明において、上記係合部は、車体前側に引き出された上記幌により上記カバープレートを覆った状態で上記カバープレートの前端縁部からなる被係合部に係合するようになっていることを特徴とする。
の発明では、第1又は2の発明において、上記上下動手段は、一端が上記カバープレートの裏面側に固定され、上記保持枠の上枠部後端側に上下動可能に嵌挿された可動軸と、上記カバープレートと上記保持枠の上枠部後端側との間に縮装された付勢部材と、上記保持枠の上枠部後端側下方に設けられ、一端にカム部を有し該カム部が上記保持枠の上枠部後端側裏面に接触した状態で上記一端側が上記可動軸の他端に水平支軸により回動可能に軸支された操作レバーとを備え、上記操作レバーの回動操作により上記上枠部裏面に対して上記カム部の接触位置を変位させ、上記可動軸が上記付勢部材の伸縮動作に伴って上下動することで上記カバープレートを上下動させるよう構成されていることを特徴とする。
第1の発明では、車体前側に引き出した幌を車体に固定するためのカバープレートが常に保持枠の上枠部後端側の上方に位置するので、幌を車体後側に引き戻した状態にしても、保持枠の上枠部後端側に設けられた上下動手段やシール部材が常に車外から見えなくなり、車両の外観見栄えをよくすることができる。
また、幌を車体前側に引き出してカバープレートで固定する前に、幌と車体とが互いに係合するので、幌を車体側に固定する際において幌の車体後側への引き戻しを確実に規制することができる。
の発明では、幌を車体前側に引き出してカバープレートで固定する前に、幌と車体とが互いに係合するので、幌を車体側に固定する際において幌の車体後側への引き戻しを確実に規制することができる。また、車体前側に引き出された幌を車体に固定すると、幌によってカバープレートが覆われるので、車両の外観見栄えをさらによくすることができる。
の発明では、操作レバーを回動させることでカバープレートが上下動するので、カバープレートの上下動操作を簡単に行うことができる。
実施形態1に係る車両用幌固定装置を備えた車両の斜視図である。 図1のA−A線における断面図である。 車体に車両用幌を固定する手順を示し、(a)は、幌を車体前側に引き出している途中の状態を、(b)は、車体前側に引き出した幌を車体に固定する直前の状態を、(c)は、車体前側に引き出した幌を車体に固定した直後の状態をそれぞれ示す図2相当図である。 (a)は、図3(a)のB−B線における断面図を、(b)は、図3(c)のC−C線における断面図である。 実施形態2における図2相当図である。 実施形態3における図2相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎない。
《発明の実施形態1》
図1は、本発明の実施形態1に係る固定装置1を備えた車両Vを示す。該車両Vは、所謂オープンカーであり、車両Vの骨格をなす車体V1と、該車体V1の上部に車体前後方向に引き出し・引き戻し可能に構成された布製の車両用幌2とを有している。
該幌2は、車体V1の前側に引き出した展延状態で車体V1の開口部を上方から覆う一方、車体V1の後側に引き戻した折り畳み状態で車体V1の開口部を上方に開放するようになっていて、上記車体V1の開口部を上方から覆った状態で、上記固定装置1で車体V1に固定されるようになっている。
上記車両VのフロントガラスW周縁には、図2に示すように、ゴム製のシール部材Sを介して上記フロントガラスWを保持する略矩形枠状の保持枠11が設けられ、該保持枠11は、断面矩形状の鉄製フレームからなっている。
上記保持枠11の上枠部11aには、上記車体V1の後側に突出するとともに車幅方向に延びるフランジ部11bが設けられ、該フランジ部11bが本発明の上枠部後端側を構成している。
上記フランジ部11bには、車幅方向に所定の間隔をあけて複数の貫通孔11cが貫通形成され、上記フランジ部11b表面の各貫通孔11cに対応する位置には、金属製ブッシュ12が取り付けられている。
上記固定装置1は、上記フランジ部11bの車体後側表面に取り付けられた車幅方向に延びる樹脂製の係合用フレーム7を有し、該係合用フレーム7には、車体前側に開放するとともに車幅方向に延びる係合凹部7a(被係合部)が形成されている。
一方、上記幌2の引き出し側の端部には、車幅方向に延びる断面略J字状の樹脂製フック8(係合部)が縫合され、該フック8は、上記係合凹部7aに係脱可能に係合するように構成されている。
上記フック8と上記係合凹部7aとで本発明の規制手段9を構成していて、該規制手段9は、図3(a)、(b)に示すように、上記幌2を車体前側に引き出して上記フック8を上記係合凹部7aに上方から接近させるとともに車体前方から引っ掛けることにより、上記保持枠11の上枠部11a後端側に位置する上記幌2の車体後側への引き戻しを規制するようになっている。
上記フランジ部11bの上方には、当該フランジ部11b全域を上方から覆う帯状の樹脂製カバープレート3が設けられ、該カバープレート3は上下動可能に構成されている。
該カバープレート3の車体後側裏面には、車幅方向に延びる凹部3aが形成され、該凹部3aには、車幅方向に延びるゴム製のシール部材3bが設けられている。
上記各貫通孔11cには、可動軸4が上下動可能に嵌挿され、該各可動軸4の上端(一端)は、上記カバープレート3の車体前側裏面に固定されている。
上記各可動軸4には、コイルバネ5(付勢部材)が巻装され、該コイルバネ5は、上記カバープレート3と上記フランジ部11bとの間に縮装されている。
また、上記フランジ部11bの下方には、上記幌2を車体V1に固定する際に乗員が操作する操作レバー6が上記各可動軸4に対応する位置にそれぞれ配設されている。
上記操作レバー6の一端には、カム部6aが形成される一方、他端には、操作時に乗員が把持する把持部6bが設けられ、上記カム部6aが上記フランジ部11b裏面に接触した状態で上記操作レバー6の一端側が上記可動軸4の他端に水平支軸6cにより回動可能に軸支されている。
そして、上記可動軸4、コイルバネ5及び操作レバー6で本発明の上下動手段10を構成していて、図4(a)、(b)に示すように、各操作レバー6を車幅方向右側に回動させると、上記フランジ部11bに対してカム部6aの接触位置が変位し、コイルバネ5の付勢力に抗して可動軸4と共にカバープレート3が下動する一方、各操作レバー6を車幅方向左側に回動させると、上記フランジ部11bに対してカム部6aの接触位置が変位し、コイルバネ5の付勢力によって可動軸4と共にカバープレート3が上動するようになっている。
つまり、乗員が上記操作レバー6の回動操作を行うと、図4(a)、(b)に示すように、上記フランジ部11bに対して上記カム部6aの接触位置が変位し、上記可動軸4が上記コイルバネ5の伸縮動作に伴って上下動して上記カバープレート3が上下動するようになっていて、上記上下動手段10で上記カバープレート3を下動させることにより、上記規制手段9により移動が規制された上記幌2の引き出し側の端部を上記カバープレート3と上記フランジ部11bとで挟持して固定する一方、上記上下動手段10で上記カバープレート3を上動させることにより、上記保持枠11の上枠部11a後端側(フランジ部11b)で固定状態の上記幌2の引き戻しに備えて上記カバープレート3を上記フランジ部11bから離間させるよう構成されている。
次に、上記幌2を車体前側に引き出した際における上記幌2の車体V1への固定について説明する。
まず、上記幌2で車体V1の開口部上方を覆う場合、図3(a)に示すように、上記幌2を車体前側に引き出し、幌2の引き出し側の端部を上記カバープレート3と上記フランジ部11bとの間に車体後側から挿入する。
次に、図3(b)に示すように、フック8を上記係合用フレーム7の係合凹部7aに上方から接近させるとともに車体前方から引っ掛けて、幌2の車体後側への引き戻しを規制する。
しかる後、図4(a)、(b)に示すように、各操作レバー6を車幅方向右側に回動させる。すると、図3(c)に示すように、上記フランジ部11bに対してカム部6aの接触位置が変位し、コイルバネ5の付勢力に抗して可動軸4と共にカバープレート3が下動して、幌2の引き出し側の端部(フック8及び幌2の縫合部分)をカバープレート3に設けられたシール部材3bとフランジ部11bとで挟持して固定する。
次に、上記幌2を車体後側に引き戻す際における上記幌2の車体V1への固定の解除について説明する。
乗員は、車体前側に引き出した幌2を上記固定装置1で車体V1に固定した状態で、操作レバー6を車幅方向左側に回動させる。すると、上記フランジ部11bに対してカム部6aの接触位置が変位し、コイルバネ5の付勢力によって可動軸4と共にカバープレート3が上動して、上記カバープレート3が上記フランジ部11bから離間する。
その後、係合用フレーム7の係合凹部7aからフック8を外すとともに、上記幌2を車体後側に引き戻して折り畳み、車体V1の開口部上方を開放させる。
以上より、本発明の実施形態1によると、車体前側に引き出した幌2を車体V1に固定するためのカバープレート3が常に保持枠11の上枠部11a後端側(フランジ部11b)の上方に位置するので、幌2を車体後側に引き戻した状態にしても、保持枠11の上枠部11a後端側に設けられた上下動手段10やシール部材3bが常に車外から見えなくなり、車両Vの外観見栄えをよくすることができる。
また、幌2を車体前側に引き出してカバープレート3で固定する前に、幌2と車体V1とが互いに係合するので、幌2を車体V1側に固定する際において幌2の車体後側への引き戻しを確実に規制することができる。
さらに、操作レバー6を回動させることでカバープレート3が上下動するので、カバープレート3の上下動操作を簡単に行うことができる。
《発明の実施形態2》
図5は、本発明の実施形態2に係る固定装置1を示す。この実施形態2では、カバープレート3に凹部3aが設けられていない点、及び規制手段9の構造が実施形態1と異なるだけで、その他は実施形態1と同じであるため、以下、実施形態1と異なる部分のみを説明する。
実施形態2のフック8は、車幅方向に延びるベースプレート81と、該ベースプレート81の車体前後方向略中央裏面から突設された断面略L字状の引掛部82とを備え、上記幌2の引き出し側の端部は、上記ベースプレート81の車体前側部分に縫製されている。
一方、実施形態2の係合用フレーム7は、上記係合凹部7aにおける開口端縁の上側部分が下側部分より車体後側に位置して断面略J字状となっている。
そして、車体前側に引き出した幌2を車体V1に固定する際、各操作レバー6を回動させて、幌2の引き出し側の端部(フック8及び幌2の縫合部分より車体後側部分)をカバープレート3に設けられたシール部材3bとフランジ部11bとで挟持するようになっている。
尚、実施形態2の固定装置1における幌2の車体V1への固定及び固定の解除の作業は、実施形態1と同じであるので詳細な説明を省略する。
以上より、本発明の実施形態2によると、上述の如き規制手段9の構造を変更しても実施形態1と同様の効果を得ることができる。
《発明の実施形態3》
図6は、本発明の実施形態3に係る固定装置1を示す。この実施形態3では、幌2の一部構造、カバープレート3の一部構造、規制手段9の構造及び上下動手段10の位置が実施形態2と異なるだけで、その他は実施形態2と同じであるため、以下、実施形態2と異なる部分のみを説明する。
上記幌2は、車体前側に引き出した状態で車体V1の開口部上方及びカバープレート3上方を覆う第1布部21と、該第1布部21の車体前側下方に設けられた車幅方向に延びる帯状の第2布部22とを備え、該第2布部22裏面には、車幅方向に延びる樹脂プレート23が接合されている。
上記第2布部22の車体前側の端部は、上記第1布部21の車体前側の端部裏面に重ね合わされ、当該重合部分が玉縁布24で覆って縫合される一方、上記第2布部22の車体後側は、上記第1布部21から離間している。
上記カバープレート3の車体前側裏面には、車体前側に行くほど上傾する傾斜面3cが形成されている。
また、実施形態3の上下動手段10は、実施形態1の位置よりも車体後側に位置している。
さらに、上記フランジ部11bの車体前側表面には、車幅方向に延びるゴム製シール部材13が固定されている。
該シール部材13の車体前側には、車幅方向に延びる中空部13aが形成される一方、車体後側には、上方に開放するとともに車幅方向に延びる溝部13bが形成され、上記中空部13a及び上記溝部13bにより、上記カバープレート3が下動した際、上記シール部材13が上記係合部80に沿って変形し易くなり、上記シール部材13と上記係合部80との接触面積を多くできるよう構成されている。
そして、上記第1布部21の車体前側部分と上記第2布部22とで本発明の係合部80を構成していて、該係合部80は、側面視でフック形状をなしており、車体前側に引き出された幌2によりカバープレート3を覆った状態でカバープレート3の前端縁部3dに上方から接近させるとともに車体前方から引っ掛けることで係合するようになっている。
すなわち、実施形態3の規制手段9は、上記係合部80及びカバープレート3の前端縁部3dで構成されている。
また、上記係合部80が上記カバープレート3の前端縁部3dに係合した状態で上記上下動手段10によりカバープレート3を下動させると、上記第2布部22及び上記樹脂プレート23を上記シール部材13を介して上記カバープレート3と上記フランジ部11bとで挟持するようになっている。
尚、実施形態3の固定装置1による幌2の車体V1への固定及び固定の解除の作業は、規制手段9による係合箇所が異なる点を除いて実施形態2と同じであるので詳細な説明を省略する。
以上より、本発明の実施形態3によると、幌2を車体前側に引き出してカバープレート3で固定する前に、幌2と車体V1とが互いに係合するので、幌2を車体V1側に固定する際において幌2の車体後側への引き戻しを確実に規制することができる。また、車体前側に引き出された幌2を車体V1に固定すると、幌2によってカバープレート3が覆われるので、車両Vの外観見栄えをさらによくすることができる。
尚、本発明の実施形態1〜3では、カバープレート3、係合用フレーム7及びフック8を樹脂で形成しているが、これに限らず、鉄等の金属で形成してもよい。
また、本発明の実施形態1〜3では、係合用フレーム7が車幅方向に延び、それに対応するフック8が車幅方向に延びているが、これに限らず、係合用フレーム7を車幅方向に所定の間隔をあけて複数設ける一方、該各係合用フレーム7にそれぞれ対応するフック8を設けるようにしてもよい。
さらに、本発明の実施形態1〜3の上下動手段10は、操作レバー6を回動させてカバープレート3を上下動させるものであるが、これに限らず、例えば、カバープレート3がネジ機構により上下に螺進・螺退する構造であってよい。そうすると、ネジ機構の雄ネジ部側と雌ネジ部側とを分離することで、カバープレート3をフランジ部11bから取り外すことができる。
本発明は、車体前後方向に引き出し・引き戻し可能に構成された布製の車両用幌を車体の開口部上方を覆った状態で車体側に固定する固定装置に適している。
1 固定装置
2 車両用幌
3 カバープレート
3d カバープレートの前端縁部
4 可動軸
5 コイルバネ(付勢部材)
6 操作レバー
6a カム部
6c 水平支軸
7a 係合凹部
8 フック(係合部)
9 規制手段
10 上下動手段
11 保持枠
11a 上枠部
11b フランジ部(上枠部後端側)
80 係合部
V 車両
V1 車体
W フロントガラス

Claims (3)

  1. 車体前側に引き出された布製の車両用幌により車体の開口部上方を覆った状態で上記幌を車体側に固定する車両用幌固定装置であって、
    フロントガラスの周縁を保持する保持枠の上枠部後端側を上方から覆う上下動可能な帯状のカバープレートと、
    車体前側に引き出されて引き出し側の端部が上記保持枠の上枠部後端側に位置する上記幌の引き戻しを規制する規制手段と、
    上記保持枠の上枠部後端側に設けられ、上記規制手段により移動が規制された上記幌の引き出し側の端部を上記カバープレートと上記保持枠の上枠部後端側とで挟持して固定するために上記カバープレートを下動させる一方、上記保持枠の上枠部後端側で固定状態の上記幌の引き戻しに備えて上記カバープレートを上記保持枠の上枠部後端側から離間させるために上記カバープレートを上動させる上下動手段とを備え
    上記規制手段は、上記幌の引き出し側の端部に設けられた係合部と、上記保持枠の上枠部後端側表面か、或いは、上記カバープレートの前端縁部に設けられ、上記係合部が係脱可能に係合する被係合部とで構成され、
    上記係合部は、フック、或いは、フック形状をなしており、上記被係合部に上方から接近させるとともに車体前方から引っ掛けるようになっていることを特徴とする車両用幌固定装置。
  2. 請求項1に記載の車両用幌固定装置において、
    上記係合部は、車体前側に引き出された上記幌により上記カバープレートを覆った状態で上記カバープレートの前端縁部からなる被係合部に係合するようになっていることを特徴とする車両用幌固定装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用幌固定装置において、
    上記上下動手段は、一端が上記カバープレートの裏面側に固定され、上記保持枠の上枠部後端側に上下動可能に嵌挿された可動軸と、
    上記カバープレートと上記保持枠の上枠部後端側との間に縮装された付勢部材と、
    上記保持枠の上枠部後端側下方に設けられ、一端にカム部を有し該カム部が上記保持枠の上枠部後端側裏面に接触した状態で上記一端側が上記可動軸の他端に水平支軸により回動可能に軸支された操作レバーとを備え、
    上記操作レバーの回動操作により上記上枠部裏面に対して上記カム部の接触位置を変位させ、上記可動軸が上記付勢部材の伸縮動作に伴って上下動することで上記カバープレートを上下動させるよう構成されていることを特徴とする車両用幌固定装置。
JP2012277365A 2012-12-19 2012-12-19 車両用幌固定装置 Expired - Fee Related JP6053497B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012277365A JP6053497B2 (ja) 2012-12-19 2012-12-19 車両用幌固定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012277365A JP6053497B2 (ja) 2012-12-19 2012-12-19 車両用幌固定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014118127A JP2014118127A (ja) 2014-06-30
JP6053497B2 true JP6053497B2 (ja) 2016-12-27

Family

ID=51173348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012277365A Expired - Fee Related JP6053497B2 (ja) 2012-12-19 2012-12-19 車両用幌固定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6053497B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63122118U (ja) * 1987-02-03 1988-08-09
JPH0728022Y2 (ja) * 1988-07-19 1995-06-28 マツダ株式会社 オープンカーのルーフロック構造
JPH04118809U (ja) * 1991-04-10 1992-10-23 マツダ株式会社 車両の開閉式ルーフ装置
JPH0512229U (ja) * 1991-07-31 1993-02-19 三菱自動車工業株式会社 幌天井車の幌ロツク機構
DE9302292U1 (de) * 1993-02-17 1994-06-16 Wilhelm Karmann GmbH, 49084 Osnabrück Verschlußvorrichtung für Cabriolet-Verdecke
JP4108503B2 (ja) * 2003-02-21 2008-06-25 本田技研工業株式会社 車両のオープンルーフ収納構造
JP5669547B2 (ja) * 2010-12-06 2015-02-12 株式会社東洋シート ルーフ部材の固定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014118127A (ja) 2014-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101642170B1 (ko) 차양 어셈블리
US9073465B2 (en) Removable and stowable head restraint
JP6307419B2 (ja) シート
JP6292003B2 (ja) 乗物用シート
JP5767994B2 (ja) 車両用シート
JP2016155532A (ja) ヘッドレスト装置
JP5012943B2 (ja) 車両用シートベルト装置
JP2014204780A (ja) 止着用クリップ
JP6341431B2 (ja) シート装置
JP6515772B2 (ja) 乗物用シート
JP6053497B2 (ja) 車両用幌固定装置
JP5402591B2 (ja) 車両用シート
JP3167151U (ja) シートカバー
JP5905337B2 (ja) ルーフ部材の固定装置
JP2016107762A (ja) カバー脱着式乗物用シート
JP2011031665A (ja) 車両用シート
JP2015174616A (ja) ロック解除部操作機構
JP4832924B2 (ja) 車両用シートバック
JP5551961B2 (ja) 車両用シート
JP5561602B2 (ja) シートカバー
JP5343423B2 (ja) 乗物用シートの着せ替えカバー
JP2010159033A (ja) 車両のコンソール構造
JP5870858B2 (ja) 車両用シートのストラップ装置
JP2012020616A (ja) 乗員保護装置カバー構造
JP5343422B2 (ja) 乗物用シートの着せ替えカバー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151001

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160628

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6053497

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees