JP4106710B2 - ドアのガーニッシュ取付構造とその取付方法 - Google Patents

ドアのガーニッシュ取付構造とその取付方法 Download PDF

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Description

本発明は、ドアのアウターパネルの外面にガーニッシュを取り付けるドアのガーニッシュ取付構造とその取付方法に関する。
従来、サイドモールはドア本体の下部外面からドア本体の下端より下方に延びるように配設されている。サイドモールの上部には上下2箇所の位置にドア本体のアウターパネルに沿うように取付部が突設されており、この取付部に前後方向に適当間隔おきに装着したクリップにてドア本体のアウターパネルに固定されている。また、下方の取付部の下方位置でサイドモールの内面にクッション材が固着され、このクッション材がドア本体のアウターパネルに圧接するように構成してサイドモールの上下方向の中間部分が内外に振動するのを防止している。サイドモールの下端はドア本体の下端部に取付けたブラケットの下端に固定されて支持されている。ブラケットは、その上部が上下に間隔をあけてかつ前後方向に適当間隔おきに配設されたクリップにてドア本体のアウターパネルの下端部に固定されると共に、ドア本体の下縁より下方に延出され、その下端に外側に向けて折曲部が形成されており、折曲部の下面にサイドモールの下端縁が重合されてクリップにて固定されている。一方、車体の両側下部のロッカパネルの下部にスライドドアの下端部をスライド自在に支持するスライドレールが配設されており、スライドレールとドア本体のインナーパネルの下端部が所定の隙間をあけて対向している。そして、ブラケットの中間部にドア本体の下端より下方位置でドア本体とガイドレールの下端との隙間の下部を塞ぐようにドア本体の内面より内側に突出する突出部が設けられているドアのサイドモール取付構造が知られている(特許文献1参照)。当該ドアのサイドモール取付構造によれば、ドア本体の下端より下方に延びるサイドモールをブラケットにてドア本体に取付けたサイドモール取付構造において、ブラケットの中間部にドア本体の下端より下方位置でドア本体と車体との隙間の下部を塞ぐようにドア本体の内面より内側に突出する突出部を設けたので、その突出部によって走行中にドア本体と車体との隙間に向けて下方から雪や水が侵入するのを防止でき、それらの詰まりや氷結によって開閉機能を損なう恐れを確実に無くすことができ、またブラケットに突出部を形成するだけであるので安価に構成でき、更にブラケットに設けた突条部が補強ビードとしても機能するため、ブラケットの剛性が高くなってサイドモールの取付精度や取付剛性を向上できるという効果が得られる。
特開平11−301369号公報
しかしながら、上述の従来技術であるドアのサイドモール取付構造では、サイドモールの上部には上下2箇所の位置にドア本体のアウターパネルに沿うように取付部が突設されており、この取付部に前後方向に適当間隔おきに装着したクリップにてドア本体のアウターパネルに固定されているため、ドアのサイドモール(ガーニッシュ)をクリップにてドアのアウターパネルに固定する際にクリップの先端部がドアの内部に突出してドアの内部に余裕がない場合には、ドアのアウターパネルにガーニッシュを取り付けることができないという問題点がある。
本発明は、このような状況を鑑みてなされたもので、ドアの内部に余裕がない場合であってもドアのアウターパネルにガーニッシュを取り付けることができるドアのガーニッシュ取付構造を提供することを目的とする。
前述の課題を解決するため、本発明に係るドアのガーニッシュ取付構造は、次のような手段を採用する。
即ち、請求項1記載の発明のドアのガーニッシュ取付構造は、ドアのアウターパネルの外面にガーニッシュを取り付けるドアのガーニッシュ取付構造において、前記ガーニッシュの上部は、前記アウターパネルに接着され車両前後方向に延びている長尺状の第1ブラケットに支持され、前記ガーニッシュの下部は、前記アウターパネルの下端部に装着される第2ブラケットに支持され、前記ガーニッシュの中間部は、前記ガーニッシュの内面と前記アウターパネルの外面とがガーニッシュ側固着部材と車両側固着部材とで固着され、前記第1ブラケットの上端に先端部を形成し、前記ガーニッシュの上部には、前記アウターパネルと前記第1ブラケットの前記先端部との隙間に係合する係合部が形成され、前記ガーニッシュの上端部の車両側は前記アウターパネルに貼着され、前記アウターパネルにおける前記ガーニッシュが接合される部位の上下方向の略中央部には、車両前後方向に所定間隔で前記車両側固着部材が貼着され、前記ガーニッシュの上下方向の略中間部であって前記車両側固着部材に対応する部位には、前記ガーニッシュの内面から突出している突出部が車両前後方向に所定間隔で形成され、前記突出部の上面には、前記ガーニッシュ側固着部材が貼着されていることを特徴とする。
また、請求項2記載の発明のドアのガーニッシュ取付方法は、請求項1記載のドアのガーニッシュ取付構造におけるガーニッシュ取付方法において、前記ガーニッシュの上端部に両面テープを貼り付け、次いで、前記ガーニッシュを前記アウターパネルの前記第1ブラケットに取り付け、次いで、前記両面テープに貼り付けらた離型紙を剥がすことを特徴とする。
請求項1記載の発明のドアのガーニッシュ取付構造によれば、ドアのアウターパネルの外面にガーニッシュを取り付けるドアのガーニッシュ取付構造において、ガーニッシュの上部は、アウターパネルに接着され車両前後方向に延びている長尺状の第1ブラケットに支持され、ガーニッシュの下部は、アウターパネルの下端部に装着される第2ブラケットに支持され、ガーニッシュの中間部は、ガーニッシュの内面とアウターパネルの外面とが固着部材で固着されるため、第1ブラケットはドアのアウターパネルの外面に接着されるのでガーニッシュの取り付けに際してドアの内部にドアのアウターパネルの外面にガーニッシュを取り付けるためのクリップ等が突出することがなく、ドアの内部に余裕がない場合であってもドアのアウターパネルにガーニッシュを取り付けることができてドアのアウターパネルの外面にガーニッシュを取り付ける高い汎用性を得ることができる。また、第1ブラケットは長尺状に形成されているため接着によってドアのアウターパネルに取付けられている場合であってもドアのアウターパネルにガーニッシュを取り付ける接合強度を確保することができる。また、特に大型のガーニッシュにおいては、ガーニッシュの中間部がガーニッシュ側固着部材と車両側固着部材で固着されるため車両の走行等によるガーニッシュの振動が抑制されドアのアウターパネルに接着される第1ブラケット、及びドアに対する取付部の耐久性を向上することができると共に、ガーニッシュに作用する外部からの衝撃に対するガーニッシュのドアのアウターパネルに対する位置ずれを抑制することができてガーニッシュを第1ブラケットに安定して取り付けることができる。また、突出部の上面には、前記ガーニッシュ側固着部材が貼着されている。
また、請求項2記載の発明のドアのガーニッシュ取付方法によれば、ガーニッシュをアウターパネルの第1ブラケットに取り付け、次いで、ガーニッシュの上端部の両面テープに貼り付けられた前記離型紙を剥がす。
以下、本発明に係るドアのガーニッシュ取付構造の実施形態を図面に基づいて説明する。図1乃至図18は、本発明に係るドアのガーニッシュ取付構造の一実施形態を説明する図である。
図1は、本発明に係るドアのガーニッシュ取付構造が適用されて車両10のドアにガーニッシュが取り付けられた状態を示す斜視図である。尚、図1においては、車両10を矢印A方向から視て左右方向を規定する。右フロントドア12には、右フロントドアガーニッシュ14が設けられている。左フロントドア16には、左フロントドアガーニッシュ18が設けられている。右スライドドア20には、右スライドドアガーニッシュ22が設けられている。左スライドドア24には、左スライドドアガーニッシュ26が設けられている。右フロントドア12及び右スライドドア20の下端部には、右サイドロアスカート28が設けられている。左フロントドア16及び左スライドドア24の下端部には、左サイドロアスカート30が設けられている。
図2は、左スライドドアガーニッシュ26(以下、単にガーニッシュ26と称す)の平面図である。図3は、ガーニッシュ26のB−B線断面図である。ドアのアウターパネル32におけるガーニッシュ26が接合される部位の上部には、第1ブラケット34が両面テープ36でドアのアウターパネル32に貼着されている。第1ブラケット34は、車両前後方向に略長尺板状に形成されている。第1ブラケット34の上端部は、斜め上方に屈曲して先端部でアウターパネル32と略平行となるように形成されている。ドアのアウターパネル32におけるガーニッシュ26が接合される部位の上下方向の略中央部には、所定間隔で車両前後方向に長尺状に形成されている車両側デュアルロック(登録商標)ファスナー38が両面テープ40で貼着されている。ドアのアウターパネル32におけるガーニッシュ26が接合される部位の下部には、第2ブラケット42が設けられている。第2ブラケット42は、ドアのインナーパネル44とドアのアウターパネル32とを挟持するように略板状部材を表面同士が対向するように屈曲されている屈曲部42a、及び屈曲部42aの車両左側である一方の先端部には車両左方向に略水平となるように延びている一端部42bが形成されている。第2ブラケット42の一端部42bには、略円状に上方に突出している円状突出部42cが形成されている。第2ブラケット42の円状突出部42cの略中央部には、クリップ46が挿通する第2ブラケット挿通孔42dが形成されている。第2ブラケット42の屈曲部42aの車両右側である他方の先端部は、屈曲部42aの略直線状に延びている部位に対して外側に屈曲するように形成されている。
ガーニッシュ26は、車両側である右部を開口するように車両前後方向に長尺状に形成されている。ガーニッシュ26は、上端部から下端部にかけて車両左右方向の奥行きが大きくなるように傾斜して形成されている。ガーニッシュ26の上端部には、ドアのアウターパネル32と第1ブラケット34の先端部との隙間に係合する係合部48が車両側である右部に下方に突出して形成されている。また、ガーニッシュ26の上端部の車両側である右部の表面には、両面テープ50が貼着されている。ガーニッシュ26の上下方向の略中間部であってドアのアウターパネル32に貼着されている車両側デュアルロック(登録商標)ファスナー38に対応する部位には、ガーニッシュ26の内面から矩形状に突出している矩形突出部52が車両前後方向に所定間隔で形成されている。ガーニッシュ26の矩形突出部52の上面には、ガーニッシュ側デュアルロック(登録商標)ファスナー54が両面テープ56で貼着されている。ガーニッシュ26の車両上下方向の下部には、車両側の面がドアのアウターパネル32の表面形状と一致するように形成されているガーニッシュブロック58がガーニッシュ26の正面壁62の内面に両面テープ63で貼着されている。ガーニッシュブロック58の車両側の面は両面テープ64でドアのアウターパネル32に貼着されている。ガーニッシュ26の下端部であって第2ブラケット42に対応する部位には、ガーニッシュ26を第2ブラケット42にクリップ46で固定するためのガーニッシュ挿通孔66が形成されている。
次に、以上のように構成されているガーニッシュ26を車両10に取り付ける手順について説明する。図4乃至図18は、ガーニッシュ26を車両10のドアに取り付ける手順について説明するための図である。
最初に、ガーニッシュ26を左スライドドア24(以下、単にスライドドア24と称す)に装着するための第1ブラケット34、車両側デュアルロック(登録商標)ファスナー38及び第2ブラケット42を位置決めするための型紙68を取り付けるスライドドア24の部位を脱脂洗浄剤で清掃する(手順1)。
次いで、図4に示すように、型紙68(第1の型紙)をスライドドア24の下側とリア側の端部をスライドドア24の曲面の端部であるR止まり部に合わせると共に、粘着テープ等でスライドドア24に固定する(手順2)。
次いで、図5に示すように、型紙68に形成されている位置決め孔にサインペン等で印を付ける(手順3)。型紙68には、第1ブラケット34を位置決めするための第1ブラケット位置決め孔34a、車両側デュアルロック(登録商標)ファスナー38を位置決めするための車両側デュアルロック(登録商標)ファスナー位置決め孔38a、第2ブラケット42を位置決めするための第2ブラケット位置決め孔42aが形成されている。
次いで、図6に示すように、型紙68の上端部の車両前端部及び車両後端部に形成されている第1ブラケット34を位置決めするための第1ブラケット切込部34bにサインペン等で印を付ける(手順4)。
次いで、図7に示すように、車両前側用型紙70(第2の型紙)を図5で第1ブラケット位置決め孔34a,34aに付けた車両前方側の2箇所の印に合わせて、車両前側用型紙70の矢印72が示すスライドドア24の位置にサインペン等で印を付ける(手順5)。
次いで、図8に示すように、車両後側用型紙74(第3の型紙)を図5で第1ブラケット位置決め孔34a,34aに付けた車両後方側の2箇所の印に合わせて、車両後側用型紙74の矢印76が示すスライドドア24の位置にサインペン等で印を付ける(手順6)。
次いで、図9に示すように、第1ブラケット34の車両前後側を図6で第1ブラケット切込部34bに付けた車両前後方向の2箇所の印、並びに、図7の車両前側用型紙70及び図8の車両後側用型紙74で付けた車両上下方向の2箇所の印に合わせて、第1ブラケット34の下端にサインペン等で線を引く(手順7)。
次いで、図10に示すように、第1ブラケット34の両面テープ36の離型紙36aの端部に粘着テープ等を貼り付けて離型紙36aの端部を剥がして第1ブラケット34の表面に仮止めする(手順8)。
次いで、図11に示すように、第1ブラケット34の両面テープ36の離型紙36aを剥がしながらスライドドア24に第1ブラケット34を圧着する(手順9)。
次いで、図12に示すように、車両側デュアルロック(登録商標)ファスナー38の両面テープ40の離型紙40aを剥がして、図5で車両側デュアルロック(登録商標)ファスナー位置決め孔38aに付けた印の位置に車両側デュアルロック(登録商標)ファスナー38を圧着する(手順10)。
次いで、図13に示すように、図5で第2ブラケット位置決め孔42aに付けた印の位置にシール78を貼り付ける(手順11)。
次いで、図14に示すように、ガーニッシュ26の両面テープ50の離型紙50aを剥がして同部位にセパレータテープの離型紙80の先端部を残して離型紙80を貼り付ける(手順12)。尚、両面テープ50の離型紙50aの素材は、PE(Polyethylene)である。また、セパレータテープの離型紙80の素材は、PET(Polyethylene Terephthalate)である。
次いで、図15に示すように、ガーニッシュブロック58の両面テープ64の離型紙64a、及び離型紙80の端部に粘着テープ当を貼り付けて離型紙64a及び離型紙80を剥がしてガーニッシュ26の表面に仮止めする(手順13)。
次いで、図16に示すように、ガーニッシュ26をスライドドア24に圧着されている第1ブラケット34に取り付ける(手順14)。
次いで、図17に示すように、離型紙80、車両前方部の離型紙64a、車両中央部の離型紙64a、車両後方部の離型紙64aの順に離型紙を剥がしながら、ガーニッシュ26のガーニッシュ挿通孔66と第2ブラケット42の第2ブラケット挿通孔42dとの中心が一致するように第2ブラケット42をスライドドア24に取り付ける(手順15)。
次いで、図18に示すように、第2ブラケット42にクリップ46でガーニッシュ26を固定する(手順16)。
以上、本実施形態によれば、ドアのアウターパネル32の外面にガーニッシュ26を取り付けるドアのガーニッシュ取付構造において、ガーニッシュ26の上部は、アウターパネル32に接着され車両前後方向に延びている長尺状の第1ブラケット34に支持され、ガーニッシュ26の下部は、アウターパネル32の下端部に装着される第2ブラケット42に支持され、ガーニッシュ26の中間部は、ガーニッシュ26の内面とアウターパネル32の外面とが固着部材である車両側デュアルロック(登録商標)ファスナー38及びガーニッシュ側デュアルロック(登録商標)ファスナー54で固着され、第1ブラケット34の上端に先端部を形成し、ガーニッシュ26の上部には、アウターパネル32と第1ブラケット34の前記先端部との隙間に係合する係合部48が形成され、ガーニッシュ26の上端部の車両側はアウターパネル32に貼着され、アウターパネル32におけるガーニッシュ26が接合される部位の上下方向の略中央部には、車両前後方向に所定間隔で車両側固着部材である車両側デュアルロック(登録商標)ファスナー38が貼着され、ガーニッシュ26の上下方向の略中間部であって前記車両側固着部材である車両側デュアルロック(登録商標)ファスナー38に対応する部位には、ガーニッシュ26の内面から突出している突出部52が車両前後方向に所定間隔で形成され、突出部52の上面には、ガーニッシュ側デュアルロック(登録商標)ファスナー54が貼着されているため、第1ブラケット34はドアのアウターパネル32の外面に接着されるのでガーニッシュ26の取り付けに際してドアの内部にドアのアウターパネル32の外面にガーニッシュ26を取り付けるためのクリップ等が突出することがなく、ドアの内部に余裕がない場合であってもドアのアウターパネル32にガーニッシュ26を取り付けることができてドアのアウターパネル32の外面にガーニッシュ26を取り付ける高い汎用性を得ることができる。また、第1ブラケット34は長尺状に形成されているため接着によってドアのアウターパネル32に取付けられている場合であってもドアのアウターパネル32にガーニッシュ26を取り付ける接合強度を確保することができる。また、特に大型のガーニッシュ26においては、ガーニッシュ26の中間部が固着部材である車両側デュアルロック(登録商標)ファスナー38及びガーニッシュ側デュアルロック(登録商標)ファスナー54で固着されるため車両の走行等によるガーニッシュ26の振動が抑制されドアのアウターパネル32に接着される第1ブラケット34、及びドアのアウターパネル32に対する取付部の耐久性を向上することができると共に、ガーニッシュ26に作用する外部からの衝撃に対するガーニッシュ26のドアのアウターパネル32に対する位置ずれを抑制することができてガーニッシュ26を第1ブラケット34に安定して取り付けることができる。
また、本実施形態によれば、請求項1記載のドアのガーニッシュ取付構造におけるガーニッシュ取付方法において、ガーニッシュ26の上端部の車両側には、離型紙80を貼り付けた両面テープ50が貼着されており、ガーニッシュ26をアウターパネル32の第1ブラケット34に取り付け、次いで、ガーニッシュ26の上端部の両面テープ50に貼り付けられた離型紙80を剥がす取付方法である。
また、本実施形態によれば、固着部材である車両側デュアルロック(登録商標)ファスナー38及びガーニッシュ側デュアルロック(登録商標)ファスナー54がガーニッシュ26の内面及びアウターパネル32の外面に固着される固着面には両面テープ40及び両面テープ56である接着層が形成されているため、固着部材であるガーニッシュ側デュアルロック(登録商標)ファスナー54は両面テープ56である接着層でガーニッシュ26の内面に固着されるのでガーニッシュ26に対する固着部材であるガーニッシュ側デュアルロック(登録商標)ファスナー54の取り付けが容易になると共に、ガーニッシュ26におけるドアのアウターパネル32に対する接合を確実にすることができる。また、ガーニッシュ26の中間部は、ドアのアウターパネル32に固着部材である車両側デュアルロック(登録商標)ファスナー38及びガーニッシュ側デュアルロック(登録商標)ファスナー54で固着されるためドアのアウターパネル32にガーニッシュ26を取り付ける作業性を容易にすることができる。
尚、本実施形態では、左スライドドア24に左スライドドアガーニッシュ26を取り付ける構造を説明したが、右フロントドア12に右フロントドアガーニッシュ14を取り付ける構造、左フロントドア16に左フロントドアガーニッシュ18を取り付ける構造、右スライドドア20に右スライドドアガーニッシュ22を取り付ける構造についても同様である。
また、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。
本発明に係るドアのガーニッシュ取付構造が適用されて車両のドアにガーニッシュが取り付けられた状態を示す斜視図である。 図1の左スライドドアガーニッシュを示す平面図である。 図1の左スライドドアガーニッシュのB−B線断面図である。 図1の左スライドドアガーニッシュを車両に取り付ける手順2について説明するための図であって、第1の型紙を左スライドドアに固定する方法を示す斜視図である。 図1の左スライドドアガーニッシュを車両に取り付ける手順3について説明するための図である。(a)は、第1の型紙を左スライドドアに固定した状態を示す斜視図である。(b)は、第1の型紙の位置決め孔に印を付ける方法を示す平面図である。 図1の左スライドドアガーニッシュを車両に取り付ける手順4について説明するための図である。(a)は、第1の型紙を左スライドドアに固定して位置決め孔に印を付けた状態を示す斜視図である。(b)は、第1の型紙の第1ブラケット切込部に印を付ける方法を示す斜視図である。 図1の左スライドドアガーニッシュを車両に取り付ける手順5について説明するための図である。(a)は、第2の型紙を用いて印を付ける方法を示す斜視図である。(b)は、第2の型紙を用いて印を付けた状態を示す斜視図である。 図1の左スライドドアガーニッシュを車両に取り付ける手順6について説明するための図である。(a)は、第3の型紙を用いて印を付ける方法を示す斜視図である。(b)は、第2の型紙及び第3の型紙を左スライドドアに合わせた状態の断面図である。 図1の左スライドドアガーニッシュを車両に取り付ける手順7について説明するための図である。(a)は、手順3乃至手順6で付けた印に第1ブラケットを合わせた状態を示す斜視図である。(b)は、手順3乃至手順6で付けた印に第1ブラケットを合わせて第1ブラケットの下端に線を引いた状態を示す斜視図である。 図1の左スライドドアガーニッシュを車両に取り付ける手順8について説明するための図であって、第1ブラケットの両面テープの離型紙を剥がした状態を示す斜視図である。 図1の左スライドドアガーニッシュを車両に取り付ける手順9について説明するための図であって、左スライドドアに第1ブラケットを接着する方法を示す斜視図である。 図1の左スライドドアガーニッシュを車両に取り付ける手順10について説明するための図であって、左スライドドアに車両側デュアルロック(登録商標)ファスナーを固着する方法を示す斜視図である。 図1の左スライドドアガーニッシュを車両に取り付ける手順11について説明するための図である。(a)は、手順3で付けた印に合わせてシールを貼り付けた状態を示す斜視図である。(b)は、手順3で付けた印に合わせてシールを貼り付ける方法を示す図である。 図1の左スライドドアガーニッシュを車両に取り付ける手順12について説明するための図であって、左スライドドアガーニッシュの両面テープの離型紙を剥がして同部位にセパレータテープの離型紙を貼り付ける方法を示す斜視図である。 図1の左スライドドアガーニッシュを車両に取り付ける手順13について説明するための図であって、ガーニッシュブロックの両面テープの離型紙、及び手順13で貼り付けたセパレータテープの離型紙の端部を剥がした状態を示す斜視図である。 図1の左スライドドアガーニッシュを車両に取り付ける手順14について説明するための図であって、左スライドドアガーニッシュを左スライドドアに接着されている第1ブラケットに取り付ける方法を示す図である。 図1の左スライドドアガーニッシュを車両に取り付ける手順15について説明するための図である。(a)は、左スライドドアガーニッシュを左スライドドアに取り付ける方法を示す斜視図である。(b)は、第2ブラケットを左スライドドアに取り付ける方法を示す斜視図である。(c)は、第2ブラケットが左スライドドアに取り付けられた状態を示す斜視図である。 図1の左スライドドアガーニッシュを車両に取り付ける手順16について説明するための図であって、第2ブラケットにクリップで左スライドドアガーニッシュを固定する方法を示す斜視図である。
符号の説明
26 左スライドドアガーニッシュ(ガーニッシュ)
32 ドアのアウターパネル
34 第1ブラケット
38 車両側デュアルロック(登録商標)ファスナー(車両側固着部材)
40 両面テープ(接着層)
42 第2ブラケット
48 係合部
52 突出部
54 ガーニッシュ側デュアルロック(登録商標)ファスナー(ガーニッシュ側固着部材)
56 両面テープ(接着層)
80 離型紙

Claims (2)

  1. ドアのアウターパネルの外面にガーニッシュを取り付けるドアのガーニッシュ取付構造において、
    前記ガーニッシュの上部は、前記アウターパネルに接着され車両前後方向に延びている長尺状の第1ブラケットに支持され、前記ガーニッシュの下部は、前記アウターパネルの下端部に装着される第2ブラケットに支持され、前記ガーニッシュの中間部は、前記ガーニッシュの内面と前記アウターパネルの外面とがガーニッシュ側固着部材と車両側固着部材とで固着され、
    前記第1ブラケットの上端に先端部を形成し、前記ガーニッシュの上部には、前記アウターパネルと前記第1ブラケットの前記先端部との隙間に係合する係合部が形成され、前記ガーニッシュの上端部の車両側は前記アウターパネルに貼着され
    前記アウターパネルにおける前記ガーニッシュが接合される部位の上下方向の略中央部には、車両前後方向に所定間隔で前記車両側固着部材が貼着され、
    前記ガーニッシュの上下方向の略中間部であって前記車両側固着部材に対応する部位には、前記ガーニッシュの内面から突出している突出部が車両前後方向に所定間隔で形成され、前記突出部の上面には、前記ガーニッシュ側固着部材が貼着されていることを特徴とするドアのガーニッシュ取付構造。
  2. 請求項1記載のドアのガーニッシュ取付構造におけるガーニッシュ取付方法において、前記ガーニッシュの上端部に両面テープを貼り付け、次いで、前記ガーニッシュを前記アウターパネルの前記第1ブラケットに取り付け、次いで、前記両面テープに貼り付けらた離型紙を剥がすことを特徴とするドアのガーニッシュ取付方法。
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