JP2010000953A - インストルメントパネルのダクト構造 - Google Patents

インストルメントパネルのダクト構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2010000953A
JP2010000953A JP2008162395A JP2008162395A JP2010000953A JP 2010000953 A JP2010000953 A JP 2010000953A JP 2008162395 A JP2008162395 A JP 2008162395A JP 2008162395 A JP2008162395 A JP 2008162395A JP 2010000953 A JP2010000953 A JP 2010000953A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base material
lid member
panel base
panel
duct structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008162395A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5217678B2 (ja
Inventor
Daisuke Takahashi
大輔 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2008162395A priority Critical patent/JP5217678B2/ja
Publication of JP2010000953A publication Critical patent/JP2010000953A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5217678B2 publication Critical patent/JP5217678B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】より生産性を高めることが可能なインストルメントパネルのダクト構造を得る。
【解決手段】パネル基材2に被覆部3側に開口する凹溝部11を形成し、当該凹溝部11の開口12を蓋部材13で覆ってダクト10を構成し、当該蓋部材13を被覆部3によってパネル基材2に押し付けるように構成した。接着剤のみでシールを確保していた場合に比べて、ダクト10のシール性をより容易に確保できるようになり、その分、生産性を高めることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、インストルメントパネルのダクト構造に関する。
従来のインストルメントパネルのダクト構造として、パネル基材の裏面に相互に平行な一対の突壁部(ダクト壁部)を設け、これら突壁部間に形成される開口部を帯状の蓋部材(カバー部材)で覆い、当該蓋部材の幅方向の両側縁部を接着剤によって突壁部の先端縁に接着することによってダクトを形成したものが知られている(例えば、特許文献1)。
特開2002−205528号公報
しかしながら、かかる従来構造では、接着剤によって蓋部材と突壁部との間のシール(主として気密)を確保することになるため、接着むらを無くすように細心の注意を払って接着剤の塗布を行う必要がある。このため、生産性の低下、ならびにこれに伴うコストアップが余儀なくされていた。
そこで、本発明は、より生産性を高めることが可能なインストルメントパネルのダクト構造を得ようとするものである。
本発明は、パネル基材に被覆部側に開口する凹溝部を形成し、当該凹溝部の開口を蓋部材で覆ってダクトを構成し、当該蓋部材を被覆部によってパネル基材に押し付けたことを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、被覆部によって蓋部材をパネル基材に押し付けることで、蓋部材とパネル基材との間のシール部分の面圧を高めて、シール性を高めることができる。すなわち、従来のように接着剤のみでシールを確保していた場合に比べて、ダクトのシール性をより容易に確保できるようになり、その分、生産性を高めることができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に示す複数の実施形態には、同様の構成要素が含まれている。よって、それら同様の構成要素については共通の符号を付与するとともに、重複する説明を省略する。また、以下では、インストルメントパネル(の外壁)の車室内側を表側、その反対側(すなわち当該外壁で覆われる側)を裏側と称する。図1〜5では、全て、上側が表側、下側が裏側となっている。
(第1実施形態)図1は、本実施形態にかかるインストルメントパネルのダクト構造の断面図、図2は、図1中II部の拡大図である。
図1に示すように、インストルメントパネル1は、当該インストルメントパネル1の骨格を成す金属板や硬質プラスチックなどで形成されるパネル基材2と、このパネル基材2の表面2Fを覆う被覆部3と、を備えている。
被覆部3は、発泡性の樹脂材料等で形成される発泡材層3Pと、この発泡材層3Pの表面側を被覆する表皮3Bと、を有している。発泡材層3Pは、パネル基材2と表皮3Bとの間に未発泡状態で導入された後に発泡処理されて膨張する。
また、パネル基材2の裏側(図1中下方)には、空調風等を送給するためのダクト10を配設してある。本実施形態では、パネル基材2の表面2Fに、被覆部3側に開口する凹溝部11を形成し、この凹溝部11の開口12を蓋部材13で覆ってダクト10を構成してある。かかる構成では、被覆部3によって蓋部材13がパネル基材2に押し付けられる。
凹溝部11は、一対の側壁11Sと底壁11Bとを有しており、断面略U字状に凹設されている。また、側壁11Sの開口12側の端面Sを、パネル基材2の一般部の表面2Fより蓋部材13の厚み分だけ一段下げて、この端面S上に載置された蓋部材13の表面13F(表側の外面13O)とパネル基材2の一般部の表面2Fとが略面一となるようにしてある。また、蓋部材13の幅W1を、凹溝部11の開口12の開口幅W2よりも大きくして、蓋部材13の幅方向(図中略左右方向)の両側縁部13Sを端面S上に載置できるようになっている。
また、パネル基材2の表面2Fには、図2に示すように、端面Sに対して凹溝部11の幅方向外側に隣接する位置を線状に比較的浅く凹設して、当該凹溝部11と平行に伸びて表側に開口する第二の凹溝部14を形成し、この第二の凹溝部14に、蓋部材13の両側縁部13Sに形成した裏側に向けて突出する凸条部15を、表側から挿入してある。
ここで、本実施形態では、図2に示すように、蓋部材13の外面13Oの一部である幅方向最外側の側面15aと、この側面15aに対向する当接面としての第二の凹溝部14の側面14aとを相互に密着させて、帯状シール部BSを形成してある。なお、側面14aは、パネル基材2の表面2Fの一部である。図2は、凹溝部11の幅方向一方側(図1の右側)を示しているが、凹溝部11の幅方向他方側(図1の左側)も図2と同様の構造(ただし鏡像関係)となっている。すなわち、本実施形態では、帯状シール部BSが、凹溝部11の幅方向両側に、当該凹溝部11の長手方向に沿って延設されている。
ここで、第二の凹溝部14の側面14aは、凹溝部11の開口方向外方に向かうにつれて当該凹溝部11の幅方向外側に向かう傾斜面としてあり、蓋部材13がパネル基材2に押し付けられるほど、蓋部材13の凸条部15の側面15aが側面14aに押し付けられて密着性が高まるようにしてある。
そして、本実施形態では、パネル基材2および蓋部材13をともに合成樹脂材料で形成し、蓋部材13を、パネル基材2より可撓性が高くより柔軟な弾性材料で形成するのが好適である。
以上説明したように、本実施形態にかかるインストルメントパネルのダクト構造によれば、パネル基材2に被覆部3側に開口する凹溝部11を形成し、当該凹溝部11の開口12を蓋部材13で覆うことで、パネル基材2の裏側にダクト10を形成することができる。そして、本実施形態では、蓋部材13を被覆部3によってパネル基材2に押し付けてある。こうすることで、比較的簡素な構成によって、蓋部材13とパネル基材2との間のシール部分としての帯状シール部BSの面圧を高めて、所要のシール性を確保することができる。特に、本実施形態では、パネル基材2と表皮3Bとの間で発泡させることで生じさせた発泡材層3Pの圧力によって、蓋部材13をパネル基材2に容易に押し付けることができる。
このような構成によれば、接着剤のみでシール性を確保する必要が無くなるため、接着剤の塗布工程をより素早く簡単に行うことができるか、あるいは、接着剤の塗布を省略することができるようになる。したがって、ダクト10の形成およびシール性の確保を比較的容易に達成して、生産性を高めることができ、ひいては製造コスト削減に資する。
また、本実施形態では、凹溝部11の幅方向両側に、当該凹溝部11の長手方向に沿ってパネル基材2の表面2F(本実施形態では第二の凹溝部14の側面14a)と蓋部材13の外面13O(本実施形態では蓋部材13の凸条部15の側面15a)とが相互に密着する帯状シール部BSを形成した。このように、凹溝部11の幅方向両側に帯状シール部BSを設定することで、ダクト10の気密性をより確実に確保することができるとともに、発泡材層3Pを発泡処理される前の流動性のある状態の発泡材がダクト10内に流入するのをより確実に抑制することができる。
また、本実施形態では、パネル基材2の表面2Fに凹溝部11の開口方向に対して傾斜する傾斜面、具体的には開口方向外方に向かうにつれて当該凹溝部11の幅方向外側に向かう傾斜面として側面14aを形成し、蓋部材13をパネル基材2に押し付けることにより、側面14aにこの側面14aに対応する当接面としての凸条部15の側面15aを押し付けるように構成して、側面14aと側面15aとによって帯状シール部BSを形成した。かかる構成によれば、蓋部材13をパネル基材2側に押し込むほど帯状シール部BSでの側面14a,15a同士の密着性を高めることができるため、帯状シール部BSのシール性を比較的容易に向上させることができる。なお、傾斜面の傾斜方向(開口方向に対する傾斜角度)や設置位置はこの実施形態の例には限定されず、蓋部材13をパネル基材2側に押し付けることで、傾斜面と当接面とを相互に押し付け合うことができる構成であればよい。
また、本実施形態では、蓋部材13をパネル基材2より可撓性の高い材料で形成した。すなわち、本実施形態では、帯状シール部BSを成すパネル基材2の表面2Fが形成される部分および当該表面2Fに当接する蓋部材13の外面13Oが形成される部分のうち、少なくとも蓋部材13の外面13Oが形成される部分を弾性材料によって形成し、表面2Fと外面13Oとを弾性的に密着させるようにした。このため、パネル基材2を比較的硬質の材料で形成することでインストルメントパネルの骨格としての所要の剛性および強度を確保しやすくしながら、蓋部材13の可撓性(弾性)を利用してシール部分としての帯状シール部BSのシール性を高めやすくなるという利点がある。なお、蓋部材13の全体を、シールに適した可撓性あるいは弾性を有する材料で成形することは必須ではなく、二色成形等によって、帯状シール部BSをなす部分に、部分的に、シールに適した可撓性あるいは弾性を有する材料からなる箇所を設定してもよい。もちろん、パネル基材2側に、シールに適した可撓性あるいは弾性を有する材料からなる部分を設定してもよい。
また、本実施形態では、凹溝部11の開口12の側縁部12Sに第二の凹溝部14を設けるとともに、蓋部材13の両側縁部13Sに第二の凹溝部14に挿入される凸条部15を形成してある。かかる構成によれば、相互に嵌り合う凹凸形状によって密閉性を高めやすくなる上、蓋部材13の位置決めをより容易に行えるという利点がある。また、凹凸形状を利用して帯状シール部BSを設定しやすくなるという利点もある。
図3は、第1実施形態の変形例にかかるインストルメントパネルのダクト構造の蓋部材の側縁部付近(図2とほぼ同じ位置)の断面図である。
この変形例では、凹溝部14の側壁11Sを蓋部材13側に伸ばして副凸条16を突設し、蓋部材13の裏側の副凸条16に対応する位置に、副凸条16の厚さTよりも若干小さい幅をもって一対の凸壁部17を突設して、これら凸壁部17間に形成される凹溝部14Aに凸条部としての副凸条16を圧入してある。このとき、副凸条16は、二色成形によって、パネル基材2の本体部あるいは蓋部材13よりも可撓性の高い材料で形成してある。
かかる変形例によれば、凹溝部14と凸条部15との間に加えて、凹溝部14Aと副凸条16との間にもシール部分を形成することができ、ダクト10のシール性をより一層向上させることができる。
(第2実施形態)図4は、本実施形態にかかるインストルメントパネルのダクト構造の断面図である。
図4に示すように、本実施形態でも、上記第1実施形態と同様に、パネル基材2に被覆部3側(表側)に開口する凹溝部11を形成し、その凹溝部11の開口12を蓋部材13で覆ってダクトを形成してある。そして、本実施形態でも、蓋部材13の表面13Fとパネル基材2の一般部の表面2Fとが略面一となるようにしてある。
ただし、本実施形態では、パネル基材2および蓋部材13の表面2F,13Fを表皮3Bのみからなる被覆部3で覆い、表皮3Bの裏側とパネル基材2および蓋部材13の表側との間の隙間に予め例えばシート状の接着層を配置しておくとともに、この隙間から、吸引装置等を用いてパネル基材2を貫通する排気口18を介して空気を吸引することで、表皮3Bをパネル基材2および蓋部材13側に押し付け、これによりパネル基材2と蓋部材13との密着性を高めた点が、上記第1実施形態と相違している。
かかる構成によれば、表皮3Bによって蓋部材13を凹溝部11の側縁部12Sに押し付けることができるので、蓋部材13を表皮3Bに取り付けるとともに固定することができる。そして、表皮3Bとパネル基材2および蓋部材13とを密着させやすくなり、これに伴って、パネル基材2と蓋部材13との間の密封性を確保しやすくなって、ダクト10のシール性を向上することができる。
特に、本実施形態では、パネル基材2および蓋部材13と表皮3Bとの間から空気を抜いてそれらを接着させるという比較的簡単な作業によって、蓋部材13を凹溝部11の側縁部12Sに押し付けて、パネル基材2と蓋部材13との間の密封性を高めることができる。
すなわち、本実施形態にあっても、上記第1実施形態と同様に、パネル基材2の表面2Fを覆う既存の被覆部3を利用して蓋部材13を固定することができるので、ダクト10の形成およびシール性確保をより容易にかつより安価に達成しながら、生産性を高めることができる。
(第3実施形態)本実施形態にかかるインストルメントパネルのダクト構造の断面図である。
図5に示すように、本実施形態でも、上記実施形態と同様に、パネル基材2に被覆部3側(表側)に開口する凹溝部11を形成し、その凹溝部11の開口12を蓋部材13で覆ってダクトを形成してある。そして、本実施形態でも、蓋部材13の表面13Fとパネル基材2の一般部の表面2Fとが略面一となるようにしてある。
ただし、本実施形態では、パネル基材2および蓋部材13の表面2F,13Fを表皮3Bのみからなる被覆部3で覆い、表皮3Bをパネル基材2の裏側に巻き込んで取り付け、この取り付けによって生じた表皮3Bの張力によって、蓋部材13をパネル基材2に押し付けるようにした点が、上記実施形態と相違している。
具体的には、パネル基材2の両側部を、段差部の側壁から所定間隔をあけて裏側に折曲し、その隙間δに表皮3Bをパネル基材2の側端から裏側に回り込ませた端部を押し込むとともに、凹溝部11の外側を覆う断面コ字状の係止部材20を設け、その係止部材20の両端部20Eを上述の隙間δに圧入してある。
かかる構成によれば、表皮3Bの張力によって蓋部材13を凹溝部11の側縁部12Sに押し付けることができるので、蓋部材13を表皮3Bに取り付けるとともに固定することができる。そして、表皮3Bとパネル基材2および蓋部材13とを密着させやすくなり、これに伴って、凹溝部11と蓋部材13との間の密封性を確保しやすくなって、ダクト10のシール性を向上することができる。
特に、本実施形態では、表皮3Bをパネル基材2の裏側に巻き込んで固定するという比較的簡単な作業によって、蓋部材13を凹溝部11の側縁部12Sに押し付けて、パネル基材2と蓋部材13との間の密封性を高めることができる。
すなわち、本実施形態にあっても、上記実施形態と同様に、パネル基材2の表面2Fを覆う既存の被覆部3を利用して蓋部材13を固定することができるので、ダクト10の形成およびシール性確保をより容易にかつより安価に達成しながら、生産性を高めることができる。
なお、上記第2、第3実施形態にあっても、上記第1実施形態で示した凹溝部14ならびに凸条部15を形成することができる。また、蓋部材13とパネル基材2との間に隙間が形成される場合には、図4,図5に示すように、厚さ1mm程度の伸縮性を有するシール19,21を貼って隙間を塞いでおくのが好適である。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。
本発明の第1実施形態にかかるインストルメントパネルのダクト構造の断面図である。 図1中II部の拡大図である。 本発明の第1実施形態の変形例にかかるインストルメントパネルのダクト構造の蓋部材の側縁部付近(図2とほぼ同じ位置)の断面図である。 本発明の第2実施形態にかかるインストルメントパネルのダクト構造の断面図である。 本発明の第3実施形態にかかるインストルメントパネルのダクト構造の断面図である。
符号の説明
1 インストルメントパネル
2 パネル基材
2F (パネル基材の)表面
3 被覆部
3B 表皮
3P 発泡材層
10 ダクト
11 凹溝部
12 開口
13 蓋部材
13F (蓋部材の)表面
13O (蓋部材の)外面
14 (第二の)凹溝部
14a 傾斜面
15 凸条部
15a 当接面
BS 帯状シール部(シール部分)

Claims (8)

  1. パネル基材と、
    前記パネル基材の表面を覆う被覆部と、
    を備え、
    前記パネル基材に前記被覆部側に開口する凹溝部を形成し、当該凹溝部の開口を蓋部材で覆ってダクトを構成し、当該蓋部材を前記被覆部によって前記パネル基材に押し付けたことを特徴とするインストルメントパネルのダクト構造。
  2. 前記凹溝部の幅方向両側に、当該凹溝部の長手方向に沿って前記パネル基材の表面と前記蓋部材の外面とを相互に密着させた帯状シール部を形成したことを特徴とする請求項1に記載のインストルメントパネルのダクト構造。
  3. 前記パネル基材の表面および前記蓋部材の外面のうちいずれか一方に、前記凹溝部の開口方向に対して傾斜する傾斜面を形成し、前記蓋部材を前記パネル基材に押し付けることにより、前記傾斜面と当該傾斜面に対応する他方の当接面とを相互に押し付けるように構成して、それら傾斜面と当接面とによって前記帯状シール部を形成したことを特徴とする請求項2に記載のインストルメントパネルのダクト構造。
  4. 前記帯状シール部を成す前記パネル基材の表面が形成される部分および当該表面に当接する前記蓋部材の外面が形成される部分のうち、少なくともいずれか一方を弾性材料によって形成し、前記表面と前記外面とを弾性的に密着させるようにしたことを特徴とする請求項2または3に記載のインストルメントパネルのダクト構造。
  5. 前記蓋部材を前記パネル基材より可撓性の高い材料で形成したことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一つに記載のインストルメントパネルのダクト構造。
  6. 前記パネル基材および前記蓋部材のうちいずれか一方に前記凹溝部と略平行に伸びる第二の凹溝部を形成するとともに、他方に当該第二の凹溝部に挿入される凸条部を形成したことを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか一つに記載のインストルメントパネルのダクト構造。
  7. 前記被覆部は発泡材層を含み、当該発泡材層を発泡させることによって前記蓋部材を前記パネル基材に押し付けるようにしたことを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか一つに記載のインストルメントパネルのダクト構造。
  8. 前記被覆部は表皮を含み、当該表皮をパネル基材の裏側に巻き込んで当該表皮に張力を生じさせ、当該張力によって前記蓋部材を前記パネル基材に押し付けるようにしたことを特徴とする請求項1〜7のうちいずれか一つに記載のインストルメントパネルのダクト構造。
JP2008162395A 2008-06-20 2008-06-20 インストルメントパネルのダクト構造 Expired - Fee Related JP5217678B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008162395A JP5217678B2 (ja) 2008-06-20 2008-06-20 インストルメントパネルのダクト構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008162395A JP5217678B2 (ja) 2008-06-20 2008-06-20 インストルメントパネルのダクト構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010000953A true JP2010000953A (ja) 2010-01-07
JP5217678B2 JP5217678B2 (ja) 2013-06-19

Family

ID=41583028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008162395A Expired - Fee Related JP5217678B2 (ja) 2008-06-20 2008-06-20 インストルメントパネルのダクト構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5217678B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013516353A (ja) * 2010-01-11 2013-05-13 ヴァレオ クリマシステメ ゲーエムベーハー 冷媒回路の冷媒ラインを接続するための連結部
JP2014058222A (ja) * 2012-09-18 2014-04-03 Inoac Corp ダクト付き天井内装部材及びその製造方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5449037U (ja) * 1977-08-15 1979-04-05
JPS5516747Y2 (ja) * 1977-04-01 1980-04-18
JPS61184133A (ja) * 1985-02-12 1986-08-16 Nissan Motor Co Ltd 車両用エアダクト成形方法
JPH082288A (ja) * 1994-06-23 1996-01-09 Inoac Corp 自動車のインストルメントパネル
JP2002205528A (ja) * 2001-01-05 2002-07-23 Inoac Corp インストルメントパネルのダクト構造
JP2003239922A (ja) * 2002-02-15 2003-08-27 Takano Co Ltd 膜状部材の取付構造
JP2006248344A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Inoac Corp 車両用内装部材およびその製造方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5516747Y2 (ja) * 1977-04-01 1980-04-18
JPS5449037U (ja) * 1977-08-15 1979-04-05
JPS61184133A (ja) * 1985-02-12 1986-08-16 Nissan Motor Co Ltd 車両用エアダクト成形方法
JPH082288A (ja) * 1994-06-23 1996-01-09 Inoac Corp 自動車のインストルメントパネル
JP2002205528A (ja) * 2001-01-05 2002-07-23 Inoac Corp インストルメントパネルのダクト構造
JP2003239922A (ja) * 2002-02-15 2003-08-27 Takano Co Ltd 膜状部材の取付構造
JP2006248344A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Inoac Corp 車両用内装部材およびその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013516353A (ja) * 2010-01-11 2013-05-13 ヴァレオ クリマシステメ ゲーエムベーハー 冷媒回路の冷媒ラインを接続するための連結部
JP2014058222A (ja) * 2012-09-18 2014-04-03 Inoac Corp ダクト付き天井内装部材及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5217678B2 (ja) 2013-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9358862B2 (en) Weatherstrip for automotive vehicle
JP4637637B2 (ja) 表皮一体内装品
JP2010006255A (ja) カウルサイドシール
JP5217678B2 (ja) インストルメントパネルのダクト構造
JP2010215149A (ja) ウェザーストリップ
JP4924894B2 (ja) ドアウエザストリップ
JP3879420B2 (ja) ウエザーストリップ及びその取付構造
JP2010036602A (ja) ドアウエザストリップ
JP2007152977A (ja) 自動車用ウエザストリップ
JP2004175221A (ja) 自動車用ドアウエザーストリップ
JP5696633B2 (ja) オープニングトリムウエザストリップ
JP5289266B2 (ja) 開閉ドア用シール材
JP4926997B2 (ja) 自動車用ウエザーストリップ
JP4717626B2 (ja) ドアウエザストリップ、その取付構造、及び、その取付方法
JP2008114804A (ja) 自動車ドアのシール構造
JP2005247025A (ja) ウェザーストリップの取付構造
JP2003237378A (ja) ベルトラインインナーウエザーストリップ
JP2009274495A (ja) 自動車用ドアウェザーストリップ
JP2005153227A (ja) カバーシート被覆成形材およびカバーシート貼り付け方法
JP2009202817A (ja) 自動車用可動ルーフパネルのシール構造
JP2010137741A (ja) ウエザストリップ
JP2011031680A (ja) ウエザストリップ
JP2010274794A (ja) ドアウェザーストリップの組付構造及びその組付方法
JP2009107470A (ja) オープニングトリムウエザストリップ
JP2008247196A (ja) ドアウエザストリップの取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110527

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120626

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120710

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120807

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130218

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees