JP4717626B2 - ドアウエザストリップ、その取付構造、及び、その取付方法 - Google Patents

ドアウエザストリップ、その取付構造、及び、その取付方法 Download PDF

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本発明は、車両のドアに取付けられるドアウエザストリップ、特に両面接着テープによりドアに固定されるドアウエザストリップ、その取付構造、及び、その取付方法に関するものである。
従来、自動車等の車両のドア周縁にはドアウエザストリップが取付けられている。ドアウエザストリップは、例えばEPDM(エチレン−プロピレン−ジエン共重合)ゴム等のスポンジゴム材料によって形成され、ドア周縁に固定される基底部と、当該基底部に一体形成された中空状のシール部とを備えている。そして、ドア閉時には、シール部がボディのドア開口周縁に当接又は圧接し、ボディとドアとの間がシールされる。
ドアウエザストリップの中には両面接着テープによりドア周縁に固定されるものがある(例えば、特許文献1参照。)。このようなドアウエザストリップの取付作業では、予め基底部に両面接着テープを貼った上で、ドアウエザストリップをドア周縁に位置決めする。そして、専用の位置決め治具を用いて基底部を押えつつ、両面接着テープの離型紙を幅方向(例えば車内側方向)へ引っ張って剥がしていくことで、ドアウエザストリップがドア周縁に取付けられる。
特開2001−163062号公報
ところが、上記従来技術のドアウエザストリップでは、基底部がスポンジゴム材料により形成されているため、両面接着テープの離型紙を剥がす際に幅方向へかかる力に対する抗力が弱く、ドアウエザストリップが幅方向へ波打って固定されてしまうおそれがある。
一方、スポンジゴム材料よりなるドアウエザストリップの取付時における長手方向への伸張を防止する対策として、特開昭59−40937号公報に記載されたドアウエザストリップのように、ソリッドゴム材料よりなるソリッドゴム部を例えば基底部の一部に長手方向に沿って埋設等しているものもあるが、このような構成においてもソリッドゴム部が基底部の一部にしか埋設等されていないため、上記同様にドアウエザストリップの幅方向への波打ちといった不具合が起こり得る。
これに対し、特開平1−229718号公報に記載されたドアウエザストリップのように、基底部全体をソリッドゴム材料により形成したものでは幅方向への波打ちは発生しにくい。但し、ドアウエザストリップは、ドア周縁コーナー部等の湾曲形状に追従させて取付ける必要がある。そのため、基底部全体をソリッドゴム材料により形成し剛性を高めてしまうと、追従性が悪くなるといった不具合が生じる。ひいてはシール性が低下するおそれがある。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、取付時における幅方向への波打ち抑制、ひいてはシール性の低下抑制を図ることのできるドアウエザストリップ、その取付構造、及び、その取付方法を提供することにある。
以下、上記課題等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
手段1.車両のドア周縁に対し両面接着テープにより固定される基底部と、当該基底部に一体形成された中空状のシール部とを備え、車両のドア開口周縁とドアとの間をシールするドアウエザストリップにおいて、
前記基底部の幅方向一端部においてソリッド弾性材料よりなるブロック部を設け、
前記ブロック部から連続するとともに、前記ブロック部よりも薄肉のソリッド弾性材料層を少なくとも幅方向他端部側における前記シール部と前記基底部との接続部位近傍まで延設し、
前記ソリッド弾性材料層のテープ貼付面側にスポンジ弾性材料層を積層し、当該スポンジ弾性材料層を介して両面接着テープが貼り付けられる構成であるとともに、
該ドアウエザストリップは、ドア閉時において前記シール部が前記幅方向他端部側に傾動した状態で車両のドア開口周縁に弾性的に当接又は圧接するベンディングタイプであり、
前記スポンジ弾性材料層のテープ貼付面側に両面接着テープを収容するテープ収容溝を形成し、
前記テープ収容溝の前記幅方向他端部側の端部、及び、前記両面接着テープの前記幅方向他端部側の端部が、前記シール部のシール壁部と前記基底部との接続部位又はそれより前記幅方向他端部側に位置しているとともに、
前記ソリッド弾性材料層は、少なくとも前記テープ収容溝の前記幅方向他端部側の端部まで延設されていることを特徴とするドアウエザストリップ。
上記手段1によれば、スポンジ弾性材料に比べ剛性の高いソリッド弾性材料よりなるブロック部を基底部の幅方向一端部(例えば車内側端部)に設けることにより、当該ブロック部をドアウエザストリップ取付時における位置決め部として機能させることができる。つまり、ドアウエザストリップ取付時において、専用の位置決め治具を用いて基底部を押えつつ、ブロック部が形成されている側へ両面接着テープの離型紙を剥がすようにすれば、ドアウエザストリップの幅方向への波打ち防止を図ることができる。
さらに、このブロック部からソリッド弾性材料層を少なくとも幅方向他端部側(例えば車外側)におけるシール部と基底部との接続部位近傍まで延設することにより、基底部幅方向に対する剛性を高めている。これにより、ドアウエザストリップ取付時において両面接着テープの離型紙を剥がす際に幅方向へかかる力に対する抗力を強め、さらなる波打ち防止を図ることができる。
加えて、ソリッド弾性材料層のテープ貼付面側にスポンジ弾性材料層を積層し、これを介して両面接着テープを貼り付けている。これにより、ソリッド弾性材料層に直接、両面接着テープを貼り付ける場合に比べ、両面接着テープの貼着性を向上することができる。
また、ブロック部及びソリッド弾性材料層を設けることにより、ドアウエザストリップの取付時における長手方向への伸張を抑制することができる。一方、基底部全体をソリッド弾性材料により形成した場合に比べて可撓性を高めることができ、ドアウエザストリップ取付時においてドア周縁コーナー部等の湾曲形状に追従させる追従性を向上させることができる。
上記各種構成を採用した結果としてシール性の低下が抑制される。なお、ドア閉時にシール部と基底部との接続部位に負荷がかかることを考慮すると、より剛性の高いソリッド弾性材料層を少なくとも幅方向他端部側における前記シール部のシール壁部と前記基底部との接続部位又はそれを越える位置まで延設」する但し、仮に基底部の幅方向他端部まで延設した場合には、ドア周縁コーナー部等におけるドアウエザストリップの追従性が低下し、シール性が悪化するおそれがあるため、ソリッド弾性材料層を基底部の幅方向他端部まで延設しないことが好ましい。
また、テープ収容溝を設けることにより、ドアウエザストリップに対する両面接着テープの貼付作業時において貼付位置を特定することが容易となり、作業性の向上を図ることができる。
また、手段1によれば、前記幅方向他端部側、すなわち上記ブロック部が設けられた側とは反対側のシール部のシール壁部と基底部との接続部位又はそれより前記幅方向他端部側の位置において、両面接着テープにより基底部を固定することができる。従って、手段1のベンディングタイプのように、ドア閉時に前記幅方向他端部側のシール部と基底部との接続部位に対し、前記幅方向一端部側の接続部より大きな負荷がかかる構成においても、当該負荷に起因するズレ応力に抗して、ドアウエザストリップの位置ズレをより確実に防止することができる
また、前記ソリッド弾性材料層、少なくとも前記テープ収容溝の前記幅方向他端部側の端部まで延設されているので、上記作用効果をより確実なものとすることができる。
手段.前記基底部の前記幅方向他端部より幅方向に沿って延出したスポンジ弾性材料よりなる延出部を備えたことを特徴とする手段1に記載のドアウエザストリップ。
上記手段によれば、ドアウエザストリップ取付時に専用の位置決め治具を用いて基底部を押え得る範囲が広がるため、作業性の向上を図ることができる。さらには、スポンジ弾性材料よりなる延出部は、ドア周縁に当接した際、ドア周縁の形状に合わせて変形しやすいため、基底部とドア周縁との間に隙間を生じにくくさせ、走行時の風切り音の発生等を防止することができる。
手段3.ドアフレームへの取付状態において、前記ブロック部が、ドアフレームと内装部材との隙間に挿入されることを特徴とする手段1又は2に記載のドアウエザストリップの取付構造。
手段4.予め前記基底部の前記テープ収容溝に離型紙の付いた前記両面接着テープを貼った上で、前記ドアウエザストリップをドア周縁に位置決めし、前記ブロック部の形成された方向へ前記離型紙を引っ張って剥がしていくことで、前記ドアウエザストリップをドア周縁に固定することを特徴とする手段1又は2に記載のドアウエザストリップの取付方法。
以下に、車両としての自動車のドア周縁に取付けられるドアウエザストリップの一実施形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、自動車1のドア開口2にはドア3が開閉可能に設けられ、ドア3周縁にはドアウエザストリップ5が装着されている。
図2に示すように、ドアウエザストリップ5はドア3周縁に沿うようにして弾性材料(ゴム材料)としてのEPDM(エチレン−プロピレン−ジエン共重合)ゴムにより、環状に構成されている。
ドアウエザストリップ5は、押出成形部7,8と型成形部(同図散点模様を付した部分)9,10とを備えている。押出成形部7,8は、図示しない押出成形機によりほぼ直線状に(長尺状に)形成される。また、型成形部9,10は、隣接する押出成形部7,8の端縁を連結するようにして所定の金型装置によって形成されている。
図1のJ−J線断面図である図3に示すように、ドアウエザストリップ5(押出成形部7)は、ドア3周縁のドアフレーム6に固定される基底部11と、当該基底部11に一体形成され、内部に中空部12を有してなるシール部13とを備えている。シール部13はスポンジゴムにより形成されている。なお、図示は省略するが、押出成形部8、型成形部9,10についても、押出成形部7とほぼ同様の断面形状となっている。そして、図4に示すように、ドア3の閉時においては、シール部13がドア開口2の周縁部2aに対し弾性的に当接又は圧接し、ドア開口2の周縁部2aとドア3との間がシールされる。なお、図4を見ても分かるとおり、押出成形部7のシール形態は、ドア3閉時においてシール部13が車外側(図4の右側)へ傾動した状態でドア開口2の周縁部2aに弾性的に当接又は圧接するベンディングタイプとなっている。
なお、ドアウエザストリップ5は、特にドア3上辺部に対応する部位においては、基底部11に貼られた両面接着テープ20によりドアフレーム6に固定されるものであり、本実施形態ではそのための構成に特徴を有している。ここで、その特徴部分を詳細に説明する。
図3に示すように、基底部11の車内側(図3の左側)端部においてソリッドゴム(ソリッド弾性材料)よりなるブロック部15を備えている。このブロック部15は、ドアフレーム6への取付状態において、当該ドアフレーム6とガーニッシュ等の内装部材14との隙間に挿入された状態となる。
また、基底部11にはソリッドゴム層(ソリッド弾性材料層)16が設けられている。ソリッドゴム層16は、ブロック部15から、シール部13のシール壁部13aと基底部11との車外側の接続部位P1より車外側の位置P2までの範囲に連続して形成されている。さらに、このソリッドゴム層16のテープ貼付面側にはスポンジゴム層(スポンジ弾性材料層)17が積層されている。
スポンジゴム層17のテープ貼付面側には両面接着テープ20を収容するテープ収容溝21が形成されており、このテープ収容溝21内に両面接着テープ20が貼り付けられる。テープ収容溝21は、ブロック部15から、シール壁部13aと基底部11との車外側の接続部位P1より車外側の位置P3までの範囲に形成されている。そして、本実施形態では、ソリッドゴム層16の車外側端部の位置P2と幅方向略同一位置に、両面接着テープ20の車外側端部が位置している。
また、基底部11の車外側端部には、当該端部より車外側へ延出したスポンジゴムよりなる延出部27が形成されている。
次に、上記のように構成されたドアウエザストリップ5の取付方法について説明する。予め基底部11のテープ収容溝21に両面接着テープ20を貼った上で、まずドアウエザストリップ5をドア3周縁に位置決めする。そして、専用の位置決め治具を用いて例えばブロック部15やソリッドゴム層16を押えつつ、ブロック部15の形成された車内側方向へ両面接着テープ20の離型紙を引っ張って剥がしていくことで、ドアウエザストリップ5がドア3周縁に固定される。
以上詳述したように、スポンジゴムに比べ剛性の高いソリッドゴムよりなるブロック部15を基底部11の幅方向一端部(本実施形態では車内側端部)に設けることにより、当該ブロック部15をドアウエザストリップ5の取付時における位置決め部として機能させることができる。つまり、ドアウエザストリップ5の取付時において、ブロック部15が形成されている側(車内側)へ両面接着テープ20の離型紙を剥がすようにすれば、ドアウエザストリップ5の幅方向への波打ち防止を図ることができる。
さらに、ソリッドゴム層16を、ブロック部15から、シール部13のシール壁部13aと基底部11との車外側の接続部位P1より車外側の位置P2までの範囲に連続して形成することにより、基底部11の幅方向に対する剛性を高めることができる。これにより、ドアウエザストリップ5の取付時において両面接着テープ20の離型紙を剥がす際に幅方向へかかる力に対する抗力を強め、さらなる波打ち防止を図ることができる。
加えて、このソリッドゴム層16のテープ貼付面側にスポンジゴム層17を積層し、これを介して両面接着テープ20を貼り付けている。これにより、ソリッドゴム層17に直接、両面接着テープ20を貼り付ける場合に比べ、両面接着テープ20の貼着性を向上することができる。
また、ブロック部15及びソリッドゴム層16を設けることにより、ドアウエザストリップ5の取付時における長手方向への伸張を抑制することができる。一方、基底部11全体をソリッドゴムにより形成した場合に比べて可撓性を高めることができ、ドアウエザストリップ5の取付時においてドア3周縁コーナー部等の湾曲形状に追従させる追従性を向上させることができる。
ひいては、上記各種構成を採用した結果としてシール性の低下が抑制される。
また、本実施形態のようにベンディングタイプのドアウエザストリップ5の場合、ドア3閉時において、車外側すなわち上記ブロック部15が設けられた側とは反対側のシール部13と基底部11との接続部位25に対しては、車内側の接続部位26より大きな負荷がかかる。そのため、上記実施形態のように車外側のシール部13と基底部11との接続部位25近傍において両面接着テープ20を貼り付けることにより、ドア3閉時にかかる負荷に起因するズレ応力に抗して、ドアウエザストリップ5の位置ズレをより確実に防止することができる。
また、基底部11の車外側端部に延出部27を設けることによって、ドアウエザストリップ5の取付時に専用の位置決め治具を用いて押え得る範囲が広がるため、作業性の向上を図ることができる。さらには、スポンジゴムよりなる延出部27は、ドア3周縁に当接した際、ドア3周縁の形状に合わせて変形しやすいため、基底部11とドア3周縁との間に隙間を生じにくくさせ、走行時の風切り音の発生等を防止することができる。
なお、ドア3閉時にはシール部13の付根部(接続部位25)に負荷がかかるため、シール部13の付け根の剛性を高める必要がある。このため、基底部11をスポンジゴムだけで形成する場合にはその厚みを厚肉にして剛性を高める等の対策をとらなければならない。その点、本実施形態ではソリッドゴム層16を設けて剛性を高めているため、基底部11の厚みを最小限に抑えることができ、厚肉化を防止できる。
尚、上記実施の形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態では、フロントドア3用のドアウエザストリップ5について具体化したが、取付けられるドアの部位は何ら限定されるものではなく、例えばリアドアに取着されるドアウエザストリップにも適用することもできる。
(b)上記実施形態では、ドアウエザストリップ5の素材(弾性材料)としてEPDMゴムを採用しているが、その外にもスチレンブタジエンゴム、ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、ニトリルゴム、エチレンプロピレン共重合ゴム、アクリルゴム等の各種ゴム材料、又は、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)或いは軟質のポリ塩化ビニル等のゴム状弾性を有する他の弾性材料により構成してもよい。
(c)上記実施形態では、ブロック部15が車内側に設けられているが、これに限らず、車外側に設けても良い。この場合、ドアウエザストリップ5の取付時において、ブロック部の形成された車外側方向へ両面接着テープ20の離型紙を引っ張って剥がしていくことが好ましい。
(d)上記実施形態において、ソリッドゴム層16は、ブロック部15から、シール部13のシール壁部13aと基底部11との車外側の接続部位P1より車外側の位置P2までの範囲に連続して形成されている。方、仮にソリッドゴム層16を基底部11の車外側端部まで延設した場合には、ドア3周縁コーナー部等におけるドアウエザストリップ5の追従性が低下し、シール性が悪化するおそれがあるため、ソリッドゴム層16の車外側端部を基底部11の車外側端部より車内側に位置させることが好ましい。
)ドアウエザストリップ5全域を両面接着テープ20により固定する構成としてもよいし、一部をクリップ等の締結手段を用いて固定する構成を採用してもよい。
自動車を示す斜視図である。 一実施形態におけるドアウエザストリップを示す正面図である。 ドアウエザストリップを示す図1のJ−J線断面図である。 ドア閉時におけるドアウエザストリップを示す断面図である。
1…自動車、2…ドア開口、3…ドア、5…ドアウエザストリップ、7,8…押出成形部、9,10…型成形部、11…基底部、13…シール部、13a…シール壁部、15…ブロック部、16…ソリッドゴム層、17…スポンジゴム層、20…両面接着テープ、21…テープ収容溝。

Claims (4)

  1. 車両のドア周縁に対し両面接着テープにより固定される基底部と、当該基底部に一体形成された中空状のシール部とを備え、車両のドア開口周縁とドアとの間をシールするドアウエザストリップにおいて、
    前記基底部の幅方向一端部においてソリッド弾性材料よりなるブロック部を設け、
    前記ブロック部から連続するとともに、前記ブロック部よりも薄肉のソリッド弾性材料層を少なくとも幅方向他端部側における前記シール部と前記基底部との接続部位近傍まで延設し、
    前記ソリッド弾性材料層のテープ貼付面側にスポンジ弾性材料層を積層し、当該スポンジ弾性材料層を介して両面接着テープが貼り付けられる構成であるとともに、
    該ドアウエザストリップは、ドア閉時において前記シール部が前記幅方向他端部側に傾動した状態で車両のドア開口周縁に弾性的に当接又は圧接するベンディングタイプであり、
    前記スポンジ弾性材料層のテープ貼付面側に両面接着テープを収容するテープ収容溝を形成し、
    前記テープ収容溝の前記幅方向他端部側の端部、及び、前記両面接着テープの前記幅方向他端部側の端部が、前記シール部のシール壁部と前記基底部との接続部位又はそれより前記幅方向他端部側に位置しているとともに、
    前記ソリッド弾性材料層は、少なくとも前記テープ収容溝の前記幅方向他端部側の端部まで延設されていることを特徴とするドアウエザストリップ。
  2. 前記基底部の前記幅方向他端部より幅方向に沿って延出したスポンジ弾性材料よりなる延出部を備えたことを特徴とする請求項1に記載のドアウエザストリップ。
  3. ドアフレームへの取付状態において、前記ブロック部が、ドアフレームと内装部材との隙間に挿入されることを特徴とする請求項1又は2に記載のドアウエザストリップの取付構造。
  4. 予め前記基底部の前記テープ収容溝に離型紙の付いた前記両面接着テープを貼った上で、前記ドアウエザストリップをドア周縁に位置決めし、前記ブロック部の形成された方向へ前記離型紙を引っ張って剥がしていくことで、前記ドアウエザストリップをドア周縁に固定することを特徴とする請求項1又は2に記載のドアウエザストリップの取付方法。
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