JP4103169B2 - 表示装置及びその冷却方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば液晶プロジェクター等に適用して好適な表示装置及びその冷却方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】
従来より、光源からの光を液晶ライトバルブに照射し、液晶ライトバルブの透過光を投射レンズによりスクリーン状に投射して画像を表示するようにした液晶プロジェクタ装置において、光源の熱により液晶ライトバルブや各種光学部品が高温になるのを防ぐため、冷却方法の工夫がなされている。
【0003】
例えば、ファンを使用して、液晶プロジェクタ装置のセット内に外気を取り込み冷却を行う方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この冷却方法では、外気の吸入と同時に塵埃も取り込むことから、液晶ライトバルブ及び各種光学部品に塵埃が付着する。
その結果、塵埃が液晶ライトバルブの透過光を遮る、或いは乱反射することになり、その結果、画像にしみやにじみを生じる等の影響をもたらすという問題が生じる。
【0005】
そこで、上述した塵埃の付着を防止する目的で、塵埃除去用のフィルターを外気の吸入口部に取り付けることが一般的に行われている。
【0006】
ところが、塵埃除去用のフィルターを取り付けても、フィルターの目より細かい塵埃は除去できないため、細かい塵埃が液晶プロジェクタ装置の内部に蓄積し、いずれは前述の問題を引き起こすこととなる。
また、この方法では、塵埃の除去としては効果が不完全であるにも拘わらず、フィルターを頻繁にクリーニングしなければならない煩わしさがある。
【0007】
また、上述のファンを用いた空冷方法では、ファンノイズを液晶プロジェクタ装置の筐体外部に放射しているため、液晶プロジェクタ装置の使用中に音声以外の不要なノイズとなって使用者・視聴者に不快感を与えることとなっている。
【0008】
また、上述した以外の冷却方法として、液晶プロジェクタ装置のうち、液晶ライトバルブを含む光学ブロックを密閉型にして、光学ブロック内部の空気を循環させる方式も考えられる。
しかし、光学ブロック内の空気の容量が少ないことから、この方法を用いる場合には密閉した光学ブロックの放熱性を高める必要があり、そのため液晶プロジェクタ装置の構造が複雑になる傾向がある。
【0009】
上述した問題の解決のために、本発明においては、塵埃が装置内に進入して光学部品に付着することを防止することにより、良好な画像が得られ、かつ装置内に発生する熱を充分に冷却させることができる表示装置及びその冷却方法を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の表示装置は、前面にスクリーンが設けられ、仕切部に2つの開口を有し、この仕切部によって上部と下部とに分けられ、仕切部より上部が2つの開口以外の部分について密閉構造の筐体と、この筐体の下部に位置し、複数の光学要素を含み、導入開口及び排出開口を有し、導入開口及び排出開口以外の部分について密閉構造であって、排出開口が筐体の上部の2つの開口の一方に接続された、光学ブロックと、光源と、この光源を冷却するための少なくとも1つの空気ダクトを有する第1の冷却手段と、光学ブロックの導入開口を筐体の上部の2つの開口の他方に接続することにより、筐体の上部と光学ブロックとの間を接続し、筐体の上部と光学ブロックとの間で空気を循環させるための接続手段によって構成される第2の冷却手段とを有して成るものである。
【0013】
上述の本発明の構成によれば、第1の冷却手段と第2の冷却手段を、それぞれ光源と光学ブロックに対応してそれぞれ異なる冷却手段とすることができる。
【0014】
本発明の表示装置の冷却方法は、前面にスクリーンを有する筐体と、光学ブロックと、光源とを備えた表示装置の冷却方法であって、筐体を、仕切部に2つの開口を有し、この仕切部によって上部と下部とに分けられ、仕切部より上部が2つの開口以外の部分について密閉構造であるように形成し、光学ブロックを、導入開口及び排出開口を有し、導入開口及び排出開口以外の部分について密閉構造であるように形成し、排出開口を筐体の上部の2つの開口の一方に接続し、光学ブロックの導入開口を筐体の上部の2つの開口の他方に接続することによって、筐体の上部と光学ブロックとを組み合わせ、光源を、少なくとも1つの空気ダクトを有する第1の冷却手段で冷却し、光学ブロックを、導入開口及び排出開口を通じた、空気の循環による第2の冷却手段で冷却するものである。
【0015】
上述の本発明の冷却方法によれば、光学ブロックを導入開口及び排出開口を有し、導入開口及び排出開口以外の部分について密閉構造であるように形成し、排出開口を筐体の上部の2つの開口の一方に接続し、光学ブロックの導入開口を筐体の上部の2つの開口の他方に接続することによって、筐体の上部と光学ブロックとを組み合わせたことにより、塵埃の進入がない状態で空気の循環による冷却を行うことができる。
また、第1の冷却手段と第2の冷却手段とをそれぞれ光源と光学ブロックに対応してそれぞれ異なる冷却手段とすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明は、前面にスクリーンが設けられ、仕切部に2つの開口を有し、この仕切部によって上部と下部とに分けられ、仕切部より上部が2つの開口以外の部分について密閉構造の筐体と、この筐体の下部に位置し、複数の光学要素を含み、導入開口及び排出開口を有し、導入開口及び排出開口以外の部分について密閉構造であって、排出開口が筐体の上部の2つの開口の一方に接続された、光学ブロックと、光源と、この光源を冷却するための少なくとも1つの空気ダクトを有する第1の冷却手段と、光学ブロックの導入開口を筐体の上部の2つの開口の他方に接続することにより、筐体の上部と光学ブロックとの間を接続し、筐体の上部と光学ブロックとの間で空気を循環させるための接続手段によって構成される第2の冷却手段とを有して成る表示装置である。
【0019】
また本発明は、上記表示装置において、光学ブロックから筐体の上部に供給された、熱せられた空気の熱を外に放熱するための放熱手段が筐体の上部に設けられた構成とする。
【0020】
また本発明は、上記表示装置において、放熱手段が、筐体から外へ突出して延びる複数の放熱フィンである構成とする。
また本発明は、上記表示装置において、放熱手段が筐体から外部に露出されている構成とする。
また本発明は、上記表示装置において、放熱手段及び筐体が、熱伝導性の良好な材料から成る構成とする。
【0021】
また本発明は、上記表示装置において、放熱手段が、筐体の内部に連通して外気に接するパイプ状体で形成された構成とする。
また本発明は、上記表示装置において、筐体の上部に、筐体内部を循環する空気の流れを規制するための空気流規制通路が設けられた構成とする。
また本発明は、上記表示装置において、接続手段の空気の循環経路の途中に集塵機が設けられた構成とする。
また本発明は、上記表示装置において、さらに集塵機が循環経路から取り外すことが可能な構成とする。
【0026】
本発明は、前面にスクリーンを有する筐体と、光学ブロックと、光源とを備えた表示装置の冷却方法であって、筐体を、仕切部に2つの開口を有し、この仕切部によって上部と下部とに分けられ、仕切部より上部が2つの開口以外の部分について密閉構造であるように形成し、光学ブロックを、導入開口及び排出開口を有し、導入開口及び排出開口以外の部分について密閉構造であるように形成し、排出開口を筐体の上部の2つの開口の一方に接続し、光学ブロックの導入開口を筐体の上部の2つの開口の他方に接続することによって、筐体の上部と光学ブロックとを組み合わせ、光源を、少なくとも1つの空気ダクトを有する第1の冷却手段で冷却し、光学ブロックを、導入開口及び排出開口を通じた、空気の循環による第2の冷却手段で冷却する。
【0027】
また本発明は、上記表示装置の冷却方法において、光源を冷却する第1の冷却手段は、空気の循環を、自然対流で行う。
【0028】
また本発明は、上記表示装置の冷却方法において、光学ブロックを冷却する第2の冷却手段は、空気の循環を、空気流生成手段により強制的に行う。
また本発明は、上記表示装置の冷却方法において、さらに空気流生成手段としてファンを用いる。
【0029】
また本発明は、上記表示装置の冷却方法において、熱せられた空気の熱を筐体の上部を介して放熱させる。
【0031】
図1に本発明に係る表示装置の一実施の形態として、液晶プロジェクタ装置に適用した場合のプロジェクタ装置内に配置される光学系構成ユニットの概略構成を示す。図2は図1の光学系構成ユニットの内部を示す水平面における断面図を示し、図3は図1における要部を示す断面側面図を示す。
【0032】
この光学系構成ユニット50は、図1に示すように、基板1上に光源2と光学ブロック3とが配置されている。
そして、光学ブロック3は、光学ブロックケース4と、光学ブロックケース4の上方を閉鎖する蓋21と、光学ブロック3の前方に位置する上ダクト22aと、上ダクト22aに対して基板1の下方に設けられた下ダクト22bとを有し、またその内部に光学部品を収容して構成されている。上ダクト22aには開口22aaがあり、上ダクト22aに対応して基板1の下方に設けられた下ダクト22bにも開口22bbがある。
即ち、光学ブロック3は、光学ブロックケース4と蓋21によって、これら開口22aa,22bb以外の部分は密閉された構造となっている。
【0033】
また、蓋21の上部には、液晶ライトバルブ6(6a,6b,6c)を駆動するための駆動回路8が形成されている。
また、上ダクト22aは着脱可能であり、上ダクト22aを取り外すと液晶ライトバルブのレジストレーション調整即ち画像の重ね合わせ調整を行うことができるように構成されている。
【0034】
光学ブロック3は、さらに例えば図2に示すような内部構成を有している。即ち、光源2側からレンズアレイ24a,24b、集光レンズ26が配置され、光源2からの光を赤緑青(RGB)の3色の光に分光して液晶に導くダイクロイックミラー27a,27b、及び反射ミラー28a,28b,28cが配置される。分光された3色の光が通過する経路には、さらにそれぞれ集光レンズ29a,29b,29c、偏光板30a,30b,30c、液晶ライトバルブ6a,6b,6cが配置され、後段の合成プリズム5の各面に3色の光が入射するようにしている。そして、合成プリズム5の後段には合成した光を拡大投射する投射レンズ32が設けられている。
【0035】
この光学ブロック3の動作について説明する。
メタルハライドランプ等の光源2で形成された照明光は、紫外線及び赤外線を遮断するカットフィルター23を通過し、光学ブロック3内に入射する。このカットフィルター23は光学ブロック3を密閉する機能をも有する。
【0036】
光学ブロック3に入射した照明光は、レンズアレイ24a,24b及び集光レンズ26を透過し、ダイクロイックミラー27aで赤色光Rが分離反射され、分離した赤色光Rは反射ミラー28aで反射され、集光レンズ29a及び偏光板30aを透過し、赤色液晶ライトバルブ6aを透過する。
【0037】
同様に、ダイクロイックミラー27aを透過した照明光即ち緑色光G及び青色光Bは、ダイクロイックミラー27bで緑色光Gが分離反射され、分離した緑色光Gは集光レンズ29b及び偏光板30bを透過し、緑色液晶ライトバルブ6bを透過する。
【0038】
一方、ダイクロイックミラー27bを透過した青色光Bは、反射ミラー28b及び28cで反射され、集光レンズ29c及び偏光板30cを透過し青色液晶ライトバルブ6cを透過する。尚、図中31a及び31bはレンズである。
【0039】
その後、3色の液晶ライトバルブ6a,6b,6cを透過した光は、合成プリズム5で色合成されて、投射レンズ32によって所定のスクリーンに拡大して投射される。
このようにして、光学ブロック3によりスクリーンへの映像の表示がなされる。
【0040】
次に、この光学ブロック3の冷却機構について説明する。
先に図1に示したように、上ダクト22aには開口22aaがあり、上ダクト22aに対応して基板1の下方に設けられた下ダクト22bにも開口22bbがある。これらの開口22aa,22bbを通じて、光学ブロック3に冷却のための空気が導入・排出される。
そして、この空気の導入・排出のために、例えば図3に示すように、空気流生成手段としてファン10を下ダクト22b内に設ける。これにより下ダクト22bの開口22bbから空気が導入され、光学ブロック3内に入る。空気は光学ブロック3内を冷却する際に熱せられ、この熱せられた空気が上ダクト22aの開口22aaから排出される。
【0041】
尚、図3の場合では、反射ミラー28a,28c、集光レンズ29a,29c、偏光板30a,30c、液晶ライトバルブ6a,6c、及び合成プリズム5の間に空気が通過できる隙間を設けていて、これにより効率的に冷却を行うことができるようにしている。
【0042】
また、図3では、空気流生成手段としてファン10を下ダクト22bに形成して、このファンにより空気を強制循環させているが、ファン10等空気流生成手段は上ダクト22a内に設けてもよく、上ダクト22aや下ダクト22bに接続された配管内に設けて強制循環を行ってもよい。
いずれにしても、吸気側或いは排気側の少なくとも一方に空気流生成手段を設けることによって、空気の強制循環を行うことができる。
また、空気流生成手段による強制循環の代わりに、自然対流により空気循環を行ってもよい。
【0043】
次に、本発明の表示装置の実施の形態として、図1〜図3に示した光学系構成ユニット50を前面にスクリーンを有した筐体に組み込んで液晶プロジェクタ装置60を構成した形態を図4に示す。
この液晶プロジェクタ装置60は、先に示した基板1上に光源2及び光学ブロック3を配置して成る光学系構成ユニット50と、液晶プロジェクタ装置60全体の構造を形成する前面にスクリーン45を有する筐体38とを有して成る。
【0044】
筐体38は、さらに仕切部35により上部と下部とに分けられ、下部には光源2及び光学ブロック3から成る光学系構成ユニット50(図1〜図3参照)が配置され、上部には仕切部35により密閉構造とされた大きな空間37を有して成る。
光学ブロック3の投射レンズ32から投射光(図示せず)は、この大きな空間37の内部を通過し、筐体38内の背面側に配置されたミラー41によって反射され、液晶プロジェクタ装置60の前面のスクリーン45に向かう。
【0045】
尚、筐体38の上部と下部を分ける仕切部35には、図示しないが開口が設けられて、投射レンズ32の先端をこの開口から筐体38の上部の空間37に突出させることにより、反射ミラー41に投射を行うことができるようにする。
この開口と投射レンズ32の間には、ゴムパッキン等の材料を詰めて、筐体38上部の空間37が密閉されるようにする。
【0046】
そして、図4に示すように、筐体38の上部と下部を分ける仕切部35に、空気を循環させるための2つの開口部36a,36bを設ける。
また、この開口部36a,36bに、光学ブロック3に形成された上ダクト22aと下ダクト22bを、それぞれ直接或いは他の中継部品等の接続手段を介して接続させる。
【0047】
両方のダクト22a,22bにそれぞれ設けられた開口22aa,22bbは、セットの筐体の上部の空間37と結合させることにより、セットの筐体の上部の空間37内の空気を光学ブロック3の内部空間へと循環させるための中継部の機能を有している。
【0048】
この図4の場合には、上ダクト22aと開口部36aとを直接接続し、下ダクト22bと開口部36bとを中継部品として継ぎパイプ12を介して接続している。
【0049】
これにより、液晶プロジェクタ装置60の筐体38の上部の空間37と、光学ブロック3とを、密閉された状態で接続することができる。
【0050】
この液晶プロジェクタ装置60において、その動作時には、前述した照明光が光学ブロック3の内部の3色の液晶バルブ6a,6b,6c及び偏光板30a,30b,30c等を加熱し、これら光学部品からの熱放射で暖められた空気が、光学ブロック3の下ダクト22b内に設けられたファン10による強制循環によって筐体38の上部の空間37に進入する。
尚、空気の循環は、前述のようにファン等空気流生成手段による強制循環によって行ってもよく、自然対流によって行ってもよい。
【0051】
また、この液晶プロジェクタ装置60では、スクリーン45は密閉された筐体38内に配置されているが、スクリーンを密閉構造の外に配置し表示装置の前面に取り付ける構成としてもよい。
【0052】
次に、本発明の表示装置及びその冷却方法の実施の形態として、液晶プロジェクタ装置60の筐体38の上部の空間37に進入した暖められた空気の冷却手段(暖められた空気の熱を放熱する手段)及び冷却方法の形態を、図5〜図8に示す。
【0053】
まず、図5は、筐体38の上部の空間37に進入した、暖められた空気が筐体38内の空間37の広い面積全体に触れることで、熱を効率よく伝えて、その熱は筐体38を介して筐体38の外部に放熱する形態を示す。
具体的には、暖められた空気の熱が、筐体38の上面ないしは背面から外部に放熱される。
【0054】
好ましくは、筐体38の全部、又はその一部例えば図5中斜線を付した部分38aを、金属等の熱伝導性の良好な材料で形成する。これにより、さらに放熱効率を上げることができる。
また、この斜線を付した部分38aに、突起状の放熱用のフィンを設けてもよく、これにより、さらに放熱効率を向上させることができる。
【0055】
次に、図6は、暖められた空気の熱をさらに効率よく筐体38の外部に放熱する目的で、筐体38から外部に露出して設けられた放熱手段としての放熱器42を設けた場合を示す。
この放熱器42は、例えばパイプ状の金属によって構成され、その両端が筐体38に連通するように接続される。
そして、この放熱器42は、筐体38から外部に露出しているため、外気に触れる部分の表面積が大きく、効率よく放熱させることができる。
【0056】
また、図6に一部示すように、この放熱器42の表面に、放熱用の突起としてフィン43を取り付けることにより、さらに放熱効果を上げることもできる。
【0057】
図7は、筐体38の上部の空間37に進入した空気の流れを規制する形態を示す。
この場合は、反射ミラー41の裏側に筐体38が接するようにして、さらに図6と同様の機能を有する放熱器42を、筐体38の外部に露出するように配置している。
また、反射ミラー41に接する部分を含み、筐体38の背面及び上面の一部斜線を付した部分38aは、前述と同様に金属等熱伝導性のよい材料によって形成されている。
【0058】
本形態においては、さらに放熱器42を通過して冷えた空気と、光学ブロック3で熱せられた空気との混入を防ぐ目的で、放熱器42の出口付近から仕切部35に至るまで仕切板46を設ける。ここに、放熱器42から仕切部35の開口部36bに到って、筐体38内を循環する空気の流れを規制するための空気流規制通路48が形成される。
【0059】
この実施の形態においても、光学ブロック3内の、下ダクト22bと合成プリズム5等光学部品との間に空気流生成手段としてファン10が配置されている。
【0060】
そして、光学ブロック3内に設けられたファン10によって生じる空気流により、光学ブロック3内で熱せられた空気が、筐体38の上面で放熱されると共に、筐体38内の空間37の上方から放熱器42に送られる。
放熱器42に送られた空気は、この放熱器42で冷却された後、仕切部35に設けられた開口部36bを通って、開口22bbから再び下ダクト22bを通じて光学ブロック3内に入る。
このようにして、熱せられた空気が必ず放熱器42を通過してから、再び光学ブロック3内に入るように、空気の流れが規制される。
【0061】
空気の流れを規制しないと、光学ブロック3に取り入れられる空気に一部冷却されていない空気が混入し、空気の温度が上がることが考えられる。
これに対して、本実施の形態のように、空気の流れを規制することにより、光学ブロック3に取り入れられる空気は、完全に冷却工程を経てから供給され、温度上昇が起こらないようにすることができる。
【0062】
尚、この他に空気の流れを規制する方法として、図6に説明した放熱器42を用いる方法を適用して、図8に要部の断面図を示すように、画像光線を反射するミラー41の背面に筐体38を介して接するように放熱器42を形成した構成を採ることもできる。
【0063】
尚、図6〜図8に示した放熱器42は、筐体38の背面に複数本平行して形成するようにすれば、放熱効率の向上を図ることができる。
【0064】
また、図7に示す形態では、上述の冷却系の空気循環経路において、経路の途中に集塵機44を設ける。これにより、液晶プロジェクタ装置60の使用中に密閉構造内の塵埃を除去することができる。
このとき、密閉構造の筐体38及び光学ブロック3は、外部からの塵埃の進入はなく、また液晶プロジェクタ装置60の製造時にセットの筐体の上部37及び光学ブロック3の空間に混入している塵埃を、この集塵機44で除去することができるため、塵埃の画像への影響を完全に排除することができる。
【0065】
また、この集塵機44は、好ましくは塵埃の清掃を行うために取り外すことができるように形成する。清掃後は、所定の位置に再び取り付ける。
【0066】
上述の各実施の形態によれば、液晶プロジェクタ装置60の筐体38の上部の空間37と光学ブロック3とを密閉構造で結合するため、光学ブロック3に外部からの塵埃の進入を防ぐことができる。
また、光学ブロック3が密閉構造であるため、ファン10を設けた場合のファンノイズを外部に放出しないようにすることができる。
【0067】
尚、さらに筐体38の材質を、金属等の熱伝導性の良好な放熱しやすい材料に選定することにより、筐体38の吸熱・発熱効果を高めることができる。
【0068】
さらに、筐体38から外部に露出した、金属製パイプ等熱伝導性のよい材料からなる放熱器42を接続することにより、同様な効果を付加することができる。
【0069】
また、筐体38や放熱器42の表面に、さらに放熱用材として突起状のフィン等を追加することにより、更に吸熱及び発熱効果を高めることができる。
【0070】
また、図7に示したように、仕切板46を設けて、筐体38の上部の空間37に進入した暖められた空気の流れと、冷却された空気の流れとを規制することにより、冷却された空気に暖められた空気が混入することを防ぎ、これにより冷却効果を上げることができる。
【0071】
更に、図7に示したように、密閉構造の空気循環経路中に集塵器44を設けることにより、セット製造時に入る塵埃をも取り除くことができる。従って、塵埃による影響を完全に排除することができる。
【0072】
上述の各構成は、それぞれ単独の構成でも効果を有するが、複数の構成を組み合わせることもできる。
いずれの構成でも、密閉構造であるため塵埃の進入が生じない長所を有し、かつ光学ブロック3の冷却を効率よく行うことができる。
【0073】
また、本発明においては、光源2を冷却する第1の冷却手段と、光学ブロック3を冷却する第2の冷却手段とを別途構成することができる。
これにより、それぞれ光源2と光学ブロック3とに対応して、それぞれ最適な冷却手段を用いることができ、互いの冷却手段の影響を受けることなく、独立して冷却を行うことができる。
【0074】
このうち、光学ブロック3を冷却する第2の冷却手段は、前述の図3〜図8に示した各形態を適用することができる。
【0075】
一方、光源2を冷却する第1の冷却手段としては、例えば次のような形態が考えられる。
【0076】
まず、例えば図9に示すように、ハロゲンランプ等からなる光源2の周囲を囲った光源部17に沿うように、冷却用の空気が通過するダクト18を設ける。
そして、このダクト18内を自然対流又はファン等の空気流形成手段による強制循環により冷却用空気を循環させる。
この図9の場合、光源部17は、光源2からの光が放出される側が開放されている。
【0077】
また、例えば図10に示すように、光源部17に対応して、給気ダクト18Aと排気ダクト18Bを、光源部17の位置を固定する固定部材19に接続する。
そして、このダクト18A,18B内を自然対流又はファン等の空気流形成手段による強制循環により冷却用空気を循環させる。
固定部材19は、例えば耐熱モールド樹脂等から成り、その側面に略長方形状の開口19aを有し、この開口19Aを通じて光源部17に空気を流すことができる。
【0078】
さらに、光源部17は、多数の開口17A(図11参照)を有する構成とすることにより、固定部材19の開口19Aから流入する空気を、さらにこの開口17Aを通じて光源2に流すようにすることができる。
この場合も、光源部17は、光源2からの光が放出される側が開放されている。
【0079】
この場合には、図11に光源部17を取り出した状態を示すように、光源部17を固定部材19に対して着脱可能にすることができる。これにより、光源2のランプの交換を容易に行うことができる。
【0080】
尚、固定部材19は、側面の他に上面にも開口19Aを有する構成としてもよい。
また、一方のダクト例えば給気ダクト18Aのみを設けて、排気は光源部17の開口17A及び固定部材19の開口19Aから放出されるように構成してもよい。
【0081】
上述のように光源2の冷却を行う第1の冷却手段を構成すれば、光源2と光学ブロック3を同一の冷却手段で冷却する場合と比較して、発熱量が大きく異なる光源2と光学ブロック3にそれぞれ対応して、適切な冷却手段を設けることができる。
従って、光源2及び光学ブロック3のそれぞれの冷却効率の向上を図ることができる。
さらに、光源2及び光学ブロック3の設計の自由度が増すため、表示装置60の製造コスト、消費電力等運転コスト等諸条件を考慮して、表示装置60をより好ましい構成とすることができる。
【0082】
また、光源2は、光学ブロック3と比較して、塵埃の付着による影響がわずかであるため、必ずしも光源部17を密閉する必要はなく、冷却手段も図9〜図11に示したような単純な構成とすることができる。
従って、表示装置の製造費や消費電力等の低減を図ることが可能になる。
【0083】
本発明の表示装置及びその冷却方法は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成が取り得る。
【0084】
【発明の効果】
上述の本発明によれば、それぞれ密閉構造とされた表示装置の筐体の上部と光学ブロックとを接続するため、光学ブロックに外部からの塵埃の進入を防ぐことができる。これにより、光学部品への塵埃の付着に起因する画像の質の低下をなくして、良好な画像を得ることができる。
【0085】
また、筐体の上部と光学ブロックとの間で空気を循環させて、その循環の間に空気を冷却させるため、光学ブロックへの外部からの塵埃の進入がない状態で、効率よい光学ブロックの冷却を行うことができる。
【0086】
また、光学ブロックが密閉構造であるため、例えば空気循環のために内部に空気流生成手段としてファンを設けた場合に、ファンノイズを外部に放出しないようにすることができる。
【0087】
また、光学ブロック内で熱せられた空気の熱を筐体を介して放熱させるようにしたときには、筐体の広い空間を利用して、より効果的に熱せられた空気の放熱を行うことができる。
【0088】
また、本発明により、光源を冷却する第1の冷却手段と、光学ブロックを冷却する第2の冷却手段とを有することにより、第1の冷却手段と第2の冷却手段を、それぞれ光源と光学ブロックに対応してそれぞれ異なる冷却手段とすることができるため、発熱量が大きく異なる光源と光学ブロックにそれぞれ対応して、適切な冷却手段を設けることができる。
従って、光源及び光学ブロックのそれぞれの冷却効率の向上を図ることができ、また光源及び光学ブロックの設計の自由度が増すため、表示装置をより好ましい構成とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る表示装置の一実施の形態の液晶プロジェクタ装置に配置される光学系構成ユニットの概略構成図(斜視図)である。
【図2】図1の光学系構成ユニットの光学ブロックの内部を示す図である。
【図3】図1の光学系構成ユニットの要部の断面側面図である。
【図4】図1の光学系構成ユニットを用いて液晶プロジェクタ装置を構成した状態の断面図である。
【図5】液晶プロジェクタ装置の光学ブロックの冷却手段の一形態を示す断面図である。
【図6】液晶プロジェクタ装置の光学ブロックの冷却手段の他の形態を示す要部の断面図である。
【図7】液晶プロジェクタ装置の光学ブロックの冷却手段のさらに他の形態を示す断面図である。
【図8】液晶プロジェクタ装置の光学ブロックの冷却手段の別の形態を示す要部の断面図である。
【図9】光源の冷却手段の一形態を示す図である。
【図10】光源の冷却手段の他の形態を示す図である。
【図11】図10において光源部を取り出した状態を示す図である。
【符号の説明】
1…基板、2…光源、3…光学ブロック、4…光学ブロックケース、5…合成プリズム、6a,6b,6c…液晶ライトバルブ、8…駆動回路、10…ファン、12…継ぎパイプ、17…光源部、18…ダクト、18A…給気ダクト、18B…排気ダクト、19…固定部材、21…蓋、22a…上ダクト、22b…下ダクト、23…カットフィルター、24a,24b…マルチレンズアレイ、25、26…集光レンズ、27a,27b…ダイクロイックミラー、28a,28b,28c…反射ミラー、29a,29b,29c…レンズ、30a,30b,30c…偏光板、31a,31b…レンズ、32…投射レンズ、35…仕切部、36a,36b…開口部、37…空間、38…筐体、41…反射ミラー、42…放熱器、43…フィン、44…集塵器、45…スクリーン、46…仕切板、48…空気流規制通路、50…光学系構成ユニット、60…液晶プロジェクタ装置
Claims (14)
- 前面にスクリーンが設けられ、仕切部に2つの開口を有し、前記仕切部によって上部と下部とに分けられ、前記仕切部より上部が前記2つの開口以外の部分について密閉構造の筐体と、
前記筐体の下部に位置し、複数の光学要素を含み、導入開口及び排出開口を有し、前記導入開口及び前記排出開口以外の部分について密閉構造であって、前記排出開口が前記筐体の上部の前記2つの開口の一方に接続された、光学ブロックと、
光源と、
前記光源を冷却するための少なくとも1つの空気ダクトを有する第1の冷却手段と、
前記光学ブロックの前記導入開口を前記筐体の上部の前記2つの開口の他方に接続することにより、前記筐体の上部と前記光学ブロックとの間を接続し、前記筐体の上部と前記光学ブロックとの間で空気を循環させるための接続手段によって構成される第2の冷却手段とを有して成る
ことを特徴とする表示装置。 - 前記光学ブロックから前記筐体の上部に供給された、熱せられた空気の熱を外に放熱するための放熱手段が前記筐体の上部に設けられて成ることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記放熱手段が、前記筐体から外へ突出して延びる複数の放熱フィンであることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
- 前記放熱手段が前記筐体から外部に露出されていることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
- 前記放熱手段及び前記筐体が、熱伝導性の良好な材料から成ることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
- 前記放熱手段が、前記筐体の内部に連通して外気に接するパイプ状体で形成されて成ることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
- 前記筐体の上部に、前記筐体内部を循環する空気の流れを規制するための空気流規制通路が設けられて成ることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記接続手段の空気の循環経路の途中に集塵機が設けられて成ることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記集塵機が前記循環経路から取り外すことが可能な構成とされていることを特徴とする請求項8に記載の表示装置。
- 前面にスクリーンを有する筐体と、光学ブロックと、光源とを備えた表示装置の冷却方法であって、
前記筐体を、仕切部に2つの開口を有し、前記仕切部によって上部と下部とに分けられ、前記仕切部より上部が前記2つの開口以外の部分について密閉構造であるように形成し、
前記光学ブロックを、導入開口及び排出開口を有し、前記導入開口及び前記排出開口以外の部分について密閉構造であるように形成し、
前記排出開口を前記筐体の上部の前記2つの開口の一方に接続し、
前記光学ブロックの前記導入開口を前記筐体の上部の前記2つの開口の他方に接続することによって、前記筐体の上部と前記光学ブロックとを組み合わせ、
前記光源を、少なくとも1つの空気ダクトを有する第1の冷却手段で冷却し、
前記光学ブロックを、前記導入開口及び前記排出開口を通じた、空気の循環による第2の冷却手段で冷却する
ことを特徴とする表示装置の冷却方法。 - 前記光源を冷却する前記第1の冷却手段において、空気の循環を、自然対流で行うことを特徴とする請求項10に記載の表示装置の冷却方法。
- 前記光学ブロックを冷却する前記第2の冷却手段において、前記空気の循環を、空気流生成手段により強制的に行うことを特徴とする請求項10に記載の表示装置の冷却方法。
- 前記空気流生成手段としてファンを用いることを特徴とする請求項12に記載の表示装置の冷却方法。
- 熱せられた前記空気の熱を前記筐体の上部を介して放熱させることを特徴とする請求項10に記載の表示装置の冷却方法。
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