JP2004054055A - 投射型画像表示装置 - Google Patents

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Toshiyuki Noda
野田  敏之
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Abstract

【課題】投射型画像表示装置において、冷却ファンの回転数を上げたりファンを大型化したりすると、騒音,大型化、消費電力の増加につながる。
【解決手段】筐体100の内部に、光源1と、この光源からの光を画像形成素子に導いて画像形成素子から射出した光を被投射面に投射する光学系とを収容した投射型画像表示装置において、筐体の内部を、光源を収容した空間100Aと、光学系を収容した空間100Bとに分け、これら空間ごとに冷却手段111〜116を設ける。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、投射型画像表示装置に関し、さらに詳しくは投射画像表示装置の冷却構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、プロジェクタ等の投射型画像表示装置内で光学系を構成する各種光学素子の中で、偏光板やLCD等の画像形成素子といった熱に弱い素子は、外気等を用いて冷却することが必要である。一般に、偏光板は80℃程度で性能が劣化し、画像形成素子は90℃程度で正常に駆動しなくなる。
【0003】
また、光源や他の光学素子についても、許容温度範囲内で使用しないと性能劣化等の問題が生じるため、それぞれを許容温度範囲内に冷却することが必要である。
【0004】
投射型画像表示装置での冷却方法としては、以下の2種類が知られている。第1に、特開2001−66699号公報および特開平10−233983号公報等にて提案されている方法がある。この冷却方法は、本願図18に示すように、筐体500内における比較的低温の部分において吸気ファン505により取り込んだ外気を各光学素子の周辺を通過させた後、最も温度が高くなる光源510の周辺から排気ファン506を用いて排出する方法である。つまり、導入した外気をすべての冷却すべき光学素子の冷却に一括して用いている。
【0005】
第2に、特開2001−133885号公報および特開2000−321671号公報等にて提案されている方法がある。この冷却方法は、本願図19に示すように、吸気ファン605によって外気を筐体600の内部に導入し、その空気を導風板608によって分割してそれぞれを光源610側および光学系620側に導いて冷却効果の向上を図っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記いずれの冷却方法でも、導入された外気は長い流路を経て各光学素子を冷却しながら次第に温められるため、光源510,610に近い光学素子や光源510,610自体に関して十分な冷却効果を得にくい。また、光学素子の中にはそれほど冷却条件が厳しくないものもあるが、これらについても一様に冷却することになるため、その分、冷却条件の厳しい光学素子の冷却効果が低下する。
【0007】
さらに、上記従来の冷却方法では、光源510,610近くに設けられた排気ファン506,606の吸引力によって、暖められた空気を一括排気する構成を採っているが、暖められた空気が完全に排出されないことが多く、この場合は暖かい空気が筐体内に拡散して筐体内部の温度が上昇してしまう。
【0008】
したがって、従来の冷却方法では、ファンの回転数を上げたりファンを大型化したりする必要が生じ、騒音の発生や装置の大型化、消費電力の増加につながる。
【0009】
本発明は、上記のような不都合を解消するためになされたものであり、ファンの回転数を上げたりファンを大型化したりすることなく、光源や光学素子の冷却効率を確実に向上させることが可能な投射型画像表示装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明では、筐体の内部に、光源と、この光源からの光を画像形成素子に導いて画像形成素子から射出した光を被投射面に投射する光学系とを収容した投射型画像表示装置において、筐体の内部を、光源を収容した空間と、光学系を収容した空間とに分け、これら空間ごとに冷却手段を設けている。
【0011】
さらに、上記発明において、筐体の内部に、光源および画像形成素子に電源を供給する電源ユニットと、光源および画像形成素子を駆動する電気部品ユニット(バラストユニット、回路基板等)とが収容されている場合には、筐体の内部を、上記両空間と、電源ユニットを含む空間と、駆動ユニットを含む空間とに分け、これら空間ごとに冷却手段を設けてもよい。
【0012】
このように筐体内に収容された冷却条件の異なる要素ごとに空間を分け、空間ごとに吸気ファンや排気ファンといった冷却手段を設けることで、各要素に対して適切な冷却を行うことが可能となり、冷却効率を高めることが可能となる。また、筐体内の空間を分ける(特に、該空間を囲み、かつ冷却手段が備え付けられた箱状の部材により分けられる)ことで、各空間において冷却に使用されて暖められた空気がその空間の外(筐体内)に拡散していくことが防止される。このため、他の空間に収容された要素の冷却条件に左右されることなく、空間内の要素に最適な冷却手段を選択することができる。したがって、空間ごとに必要最低限の冷却手段を設ければ足り、例えばファンの回転数を必要以上に上げたりファンを必要以上に大型化したりすることが不要となり、装置の小型化、低騒音化、省電力化を図ることが可能となる。
【0013】
なお、各冷却手段を互いに独立して制御可能とすることにより、各要素の温度上昇の状況に応じて個別に冷却手段を制御することが可能となるとともに、一部の冷却手段、例えばファンの回転数を上げたとしても、装置全体として騒音レベルを低く抑えることが可能となる。
【0014】
さらに、筐体の内部を各空間に分けるための部材として、一般に熱伝導率が低い材質、例えば金属製の筐体よりも熱伝導率が低いプラスチック等で形成することにより、他の空間への熱伝達を小さく抑えることが可能であり、他の空間の冷却に影響が及ぶことを回避することが可能である。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1には、本発明の第1実施形態であるプロジェクタ(投射型画像表示装置)の全体構成を装置底面側から見た図を示している。このプロジェクタは、照明ランプ(光源)1と、光学系(フライアイレンズ21,22、PS偏光変換素子3、レンズ41〜46、反射ミラー51〜54、ダイクロイックミラー61,62、色合成プリズム7、偏光板81〜86、LCDパネル〈画像形成素子〉91〜93および投射レンズ10)と、電源ユニット13と、ランプを点燈させるための回路であるバラストユニット12と、LCDパネル91〜93の駆動を制御するための制御回路を含む回路基板14(図13参照)とを有して構成されている。光学系は光学ボックスと称されるケース内に収容され、この光学ボックスと、照明ランプ(光源)1、バラストユニット12、電源ユニット13および回路基板14は装置の筐体100内に収容されている。
【0016】
図1において、照明ランプ1から発せられた白色光は、コンデンサレンズ41によって略平行光とされ、途中、反射ミラー51によって進行方向が折り曲げられながらフライアイレンズ21,22によって略均一の強度分布を持った光に変換され、PS偏光変換素子3に入射する。PS偏光変換素子3で偏光方向を揃えられた光のうち赤色帯域成分(以下、R光成分という)のみが第1ダイクロイックミラー61によって反射され、緑色帯域成分(以下、G光成分という)および青色帯域成分(以下、B光成分という)は透過する。さらに、G光成分およびB光成分はレンズ44を介して第2ダイクロイックミラー62に入射し、ここでG光成分のみが反射され、B光成分は透過する。こうしてR光成分、G光成分、B光成分の3つの色光成分に分解される。
【0017】
分解された各色光成分は、反射ミラー52,53やレンズ45,46,47を介して色光成分ごとに設けられた入射側偏光板81,83,85に入射する。ここで、乱れた偏光成分が除去され、透過型のLCDパネル91,92,93を透過することで、各LCDパネルに形成された画像に応じて変調される。そして、各LCDパネルから射出した各色光成分は、射出側偏光板82,84,86を透過した後、色合成プリズム7に入射する。色合成プリズム7内のダイクロイック膜でR光成分およびB光成分が反射し、G光成分がダイクロイック膜を透過することにより、3つの色光成分が合成され、投射レンズ10によって不図示のスクリーン(被投射面)に投射される。これにより、スクリーンにカラー画像が投影される。
【0018】
ここで、図1〜図14には、本装置の冷却構造を示している。これらの図において、151,153,154は冷却風案内板(仕切り板)であり、図1に示すように、筐体100内の空間を照明ランプ1を含む部分100Aと、光学系を含む部分100Bと、バラストユニット12を含む部分100Cと、電源ユニット13を含む部分100Dとに概ね分ける。なお、各図における太い矢印は空気の流れを示している。また、図13に示すように、回路基板14を含む空間部分100Eも他の空間部分100A〜100Dと概ね分けられている。
【0019】
また、図1〜図14に示す161〜164および171〜174はそれぞれ筐体100に設けられた吸気口および排気口であり、111〜116はファン(冷却手段)である。
【0020】
本装置において、冷却が必要な主な箇所は、偏光板81〜86、LCDパネル91〜93、照明ランプ1、バラスト制御ユニット12および電源ユニット13のほか、図14に示す回路基板14を含む電気部品などである。
【0021】
本実施形態では、筐体100の側面における照明ランプ1の近傍に第1吸気口161を、筐体100の底面もしくは上面で、かつ上記光学系のうち偏光板81〜86,LCDパネル91〜93および色合成プリズム7の近傍に第2吸気口162を、筐体100の側面におけるバラストユニット12の近傍に第3吸気口163を、筐体100の側面における電源ユニット13の近傍に第4ユニット164を、筐体100の背面における投射レンズ10と対向する位置付近に第5吸気口165を設ける。
【0022】
更に、筐体100の前面(第1吸気口161とは別の面)における照明ランプ1の近傍に第1排気口171を、筐体100の上面もしくは底面(第2吸気口162とは別の面)に第2排気口172を、筐体100の背面(第3吸気口163とは別の面)におけるバラストユニット12の近傍に第3排気口173を、筐体100における前面(第4吸気口164とは別の面)における電源ユニット13の近傍に第4排気口174を、筐体100における前面における投射レンズ10の付近に第5排気口175を設ける。
【0023】
このように、同じ冷却対象に対して吸気口を設ける面と排気口のを設ける面とを異ならせることで、排気された暖かい空気が再び冷却風として吸気されることを防いでいる。
【0024】
そして、同じ空間部分に面した吸気口および排気口のうち一方若しくは双方に、吸気用あるいは排気用のファン(軸流ファン又はシロッコファン)111〜118が設けられている。吸気口および排気口のうち一方にのみファンが設けられている場合、吸気もしくは排気用のファンがない方は、送られてくるあるいは吸い込まれる風の勢いのみを利用した自然吸気あるいは自然排気が行われる。
【0025】
次に、各冷却風用の流路の構成について説明する。まず、光源部を冷却するための第1流路(空間部分100A)について図1を用いて説明する。この第1流路は、最も発熱量の大きい照明ランプ1を、第1吸気口161から外気を導入し、第1排気口171から排気することによって冷却を行うためのものである。前述したように、筐体100における第1吸気口161を設けた面と、第1排気口171を設けた面とが異なっているので、空気流が90°程度曲がって送られることになる。そこで、空間部分100Aを他の空間から概ね分けるための仕切り板に、第1吸気口161から第1排気口171に空気流を滑らかに誘導するための形状を持たせた冷却風案内部材151を設ける。
【0026】
冷却風案内部材151は滑らかなカーブを描くように形成され、冷却風の流れを乱さないようにして第1吸気口161から第1排気口171に冷却風を誘導するする役割を有する。
【0027】
これにより、第1吸気口161から吸気された冷却風は照明ランプ1に到達してこの照明ランプ1を冷却した後、冷却風案内部材151に沿って誘導されて第1排気口171に向かう。冷却風案内部材151は、筐体100の底面から上面までの高さを持ち、冷却風が第1流路外に漏れないように形成されている。
【0028】
このとき、冷却風案内部材15を、筐体100に一体的に作り込んでもよいし、流路形成のための筐体100とは別部品としてもよい。
【0029】
このようにすることで、第1流路、すなわち空間部分100Aを他の空間部分100B〜100Dから独立した流路として形成することができ、他の空間部分100B〜100D内に存在する熱源の影響を受けることがないのと同時に、他の熱源に対する冷却効率を低減させることもない。したがって、装置全体として効率の良い冷却が可能となる。
【0030】
また、第1流路を他から独立した流路としたことで、冷却風量を損失させることなく、照明ランプ1に対して送風することもできる。更に、第1吸気口161を照明ランプ1の近傍に設けたことで、低い温度の外気を直接、照明ランプ1の冷却に用いることが可能となり、加えて第1排気口171をも照明ランプ1の近傍に設けることで、温められた不要な空気をすぐに筐体100の外部に排気することが可能となる。この結果、冷却効率のさらなる向上を図ることができる。
【0031】
また、図1に示す冷却風案内部材15を、ダクト状に形成してもよい。ダクト状に形成することで、より独立した流路を形成することができ、上述したような理由から、更に冷却効率が上昇する。
【0032】
冷却風案内部材151もしくはダクトは、少なくとも筐体100の材質よりも熱伝導率の低い材質を用いていることが望ましい。こうすることで、より流路外の熱の影響を受けることおよび流路外に熱の影響を与えることが軽減でき、装置全体としての冷却効率の向上を図ることができる。
【0033】
また、図1には、軸流ファンを用いた場合を示したが、第1流路に用いられるファンの種類は、軸流ファンに限らず、図2に示すように、シロッコファン111’等、様々な種類のファンでもよい。
【0034】
さらに、図1に示す冷却風案内部材15による空間部分100Aの仕切りに代えて、図3に示すように、照明ランプ1を含む空間部分100Aを囲む箱状の部材101に、照明ランプ1から射出する光を通過させるための開口(図3には示さず、後述する図5の101c参照)を形成するとともに、第1吸気口161および第1排気口171を形成し、これら第1吸気口161および第1排気口171にファン111,112を備え付けたランプユニットとして筐体100内に組み込むようにしてもよい。
【0035】
これにより、よりコンパクトで、筐体100内のスペース的な制限を光学系等に及ぼすことがなくなるので、よりコンパクトな装置の実現やよりデザイン自由度豊富な装置を提供することが可能となる。
【0036】
ところで、図3に示すように構成した場合、照明ランプ1には寿命があるため、これを取り替え可能とする必要がある。このため、図4および図5に示すように構成するとよい。図5は図1と同方向から照明ランプ1周辺を見た図であり、図4は図5を左側(筐体100の前面側)から見た図である。すなわち、上記箱状部材101を、装置上側のハウジング部101aと、装置下側のカバー部101bとに分割し、カバー部101bをハウジング部101aに対して着脱可能とする。図4に示す破線部はカバー部101bを示し、実線部はハウジング部101aを示す。
【0037】
筐体100の底板(図示せず)を外し、さらにカバー部101bをハウジング部101aから取り外すことにより、照明ランプ1を筐体100の底面側から取り出したり挿入したりすることができる。
【0038】
カバー部101bをハウジング部101aに対して装着すれば、照明ランプ1から射出する光を通過させるための開口101cを除いて照明ランプ1を取り囲む箱状体が形成される。
【0039】
なお、ハウジング部101aおよびカバー部101dには、吸気用ファン111と排気用ファン112を取り付けるための爪101dが形成されており、この爪101dで吸気用ファン111と排気用ファン112を係止することによって、ハウジング部101aおよびカバー部101dに対して吸気用ファン111と排気用ファン112を固定することができる。
【0040】
また、ハウジング部101aおよびカバー部101dの一部には、図5に示すような案内形状101eを形成して冷却風が吸気用ファン111から排気用ファン112に淀みなく流れるようにする。ハウジング部101aおよびカバー部101d材質および空気流の流れに関しては、図1の場合と同様である。
【0041】
次に、色合成部を冷却するための第2流路(空間部分100B)について図1を用いて説明する。偏向板81〜86、LCDパネル91〜93および光合成プリズム7を有する色合成部に関しては、筐体100の底面から吸気し、上面から排気する構造を採る。
【0042】
光源部と同様に、第2流路は筐体100の内部において他の流路(空間部分100A,100C,100D)から独立し、この第2流路において流れる空気は、筐体100の外部から導入された空気のみである。
【0043】
図1に示すように、筐体100の底面に設けられた2つの第2吸気口162にシロッコファン113,114を取り付け、ここから外気を導入する。筐体100内において冷却風案内部材151,153,154とにより仕切られた第2流路内では、両ファン113,114によって吸い込まれた冷却風が、偏光板81〜86、LCDパネル91〜93および色合成プリズム7に向かい、それらが混合されることによって風圧が高まった状態で偏光板81〜86、LCDパネル91〜93および色合成プリズム7に吹き付けられる。
【0044】
このとき、シロッコファン113,114を片面吸気構造として、吸気が筐体100の外部からのみ行われるようにし、筐体100の内部に存在する空気の循環を避ける。偏光板81〜86、LCDパネル91〜93および色合成プリズム7の冷却を行った空気は、筐体100の上面に設けられた第2排気口(図1には示さず。図6中の172参照)から排気される。
【0045】
なお、図6に示すように、シロッコファン113,114が設けられた第2吸気口161から吸い込まれた空気が、冷却風案内部材152と筐体100の底面とで形成されたダクト状の導風路を通って偏光板81〜86、LCDパネル91〜93および色合成プリズム7の下まで導かれ、冷却風案内部材152に形成された通気穴から偏光板81〜86、LCDパネル91〜93および色合成プリズム7に吹き付けられるようにしてもよい。この場合、偏光板81〜86が冷却風を案内する壁面としての役割をも果たし、偏光板81〜86、LCDパネル91〜93および色合成プリズム7を効率良く冷却することができる。
【0046】
また、図7に示すように、さらにガラス板等の透明部材155を偏光板81,83,85の外側に配置し、空間部分100Bにおける光合成部の周辺以外に冷却風が拡散しにくい構成としてもよい。
【0047】
なお、図1では、筐体100の底面からシロッコファン113,114で吸気し、上面より排気する構造を示したが、逆に、図8のように、筐体100の上面に第2吸気口162’を設け、底面に設けた第2排気口172’から排気を行ってもよい。
【0048】
また、図1および図8においては、吸気口にファンを設け、排気口にはファンを設けていないが、図9に示すように、排気口にもファン134を設けて強制吸気・強制排気の形態としたり、吸気口にはファンを設けず排気口にはファンを設ける自然吸気・強制排気の形態を採ってもよい。
【0049】
更に、図9に示すように、第2流路に設けるファンの種類は、シロッコファンに限らず、軸流ファン等でもよい。
【0050】
また、冷却風案内部材152や透明板155は、少なくとも金属製の筐体100の材質よりも熱伝導率の低い材質を用いることが望ましい。こうすることで、より流路外の熱の影響を受けることおよび流路外に熱の影響を与えることが軽減でき、装置全体としての冷却効率の向上を図ることができる。
【0051】
また、第2流路における冷却構造を図10に示すようにしてもよい。第2流路内には、前述した光学ボックス4Bがあり、その上下を筐体100の上面および底面が覆っている。
【0052】
筐体100の底面には、図10では吸気用のファン114が配置され、その上に色合成部を固定支持するために光学ボックス4Bから延びた脚部7Bがある。
【0053】
このとき、脚部7には、LCDパネル91〜93もしくは偏光板81〜86が配置されている部分に通気穴が設けられており、ファン114から送られてくる風がLCDパネル91〜93や偏光板81〜86を冷却しやすいように構成されている。
【0054】
また、光学ボックス4Bの縁部には、レンズ45〜47が配置されている。更に、筐体100の上面、底面および光学ボックス4Bには、これらを結合するための継ぎ手182,183が形成されている。
【0055】
これにより、筐体100の底面に配置されたファン114と光学ボックス4Bと筐体100の上面とを結合させることができ、ファン114から脚部7Bの内側、レンズ45〜47の内側を通って排気口172に至る完全に独立した流路が構成されることになる。
【0056】
次に、バラストユニット12を冷却するための第3の流路について説明する。照明ランプ1を点燈させるための回路であるバラストユニットが最適温度範囲から外れると照明ランプ1の輝度に影響をきたすため、冷却が必要となる。バラストユニット12は一般的に直方体の構成をとる。そこで、図1に示すように、筐体100の側面に設けられた第3吸気口163からファン115により吸気し、バラストユニット12を冷却する。
【0057】
図11には、バラストユニット12を流路方向から見た図を示す。バラストユニット12をホールドするためのケース12Cの壁(仕切り板)を高くすることで、他の流路から独立した流路(空間部分100C)を形成し、第3排気口173(図1参照)まで冷却風を誘導する。
【0058】
つまり、筐体100の側面に設けられた第3吸気口163に設けられたファン115から吸気方向と直角に冷却風を誘導する。バラストユニット12を構成する電気部品よりも、ケース12Cが大きく作られているので、筐体100の側面とケース12Cとにより形成される流路内を冷却風が流れ、電気部品を冷却する。その後、筐体100の第3吸気口163が設けられた面とは別の面(背面)に設けられた第3排気口173からファン115による冷却風の勢いを利用して自然排気が行われる。
【0059】
このとき、第1流路および第2流路で示したように、ファン115、ケース12Cおよび筐体100の側面が継ぎ手183で結合されることで、他の流路から完全に独立した流路が形成される。
【0060】
次に、第4流路について説明する。本装置全体の電源となる電源ユニット13は、電圧が高く、熱を発生するので冷却が必要となる。図12には、電源ユニット13を流路方向から見た図を示す。
【0061】
第4流路では、筐体100の前面の第4排気口173に設けられたファン116が排気する力を利用して、筐体100の側面に設けられた第4吸気口164から自然吸気を行う。
【0062】
光源ユニット13はケース13C(仕切り板)に覆われ、電源ユニット13が収納されているスペースよりもケース13Cを若干大きめにすることで、電源ユニット13の周辺に冷却風が流れる流路が形成される。また、第4吸気口164からケース13Cにつながる部分は、冷却風案内部材154によって他の流路から仕切られており、これにより、空間部分100Dが作られている。
【0063】
第4吸気口164から冷却風案内部材154により案内されてケース13C内に流れ込んだ冷却風は、電源ユニット13を冷却し、ファン116によって第4排気口174から排気される。
【0064】
次に、回路基板14を冷却する第5流路について図13を用いて説明する。図13は、筐体100の内部を横方向から見た図である。装置全体を制御するための回路基板14はほぼ平面構造をとるため、筐体100内の上部(光学ボックスの上側)に配置する。
【0065】
筐体100の上面と回路基板14との間にスペーサ20を配置して、空間を設けることで、回路基板14および筐体100の上面を壁とした流路(空間部分100E)を形成する。すなわち、電気部品を搭載した回路基板14のうち基板部分を仕切り板として用い、第5流路を他の流路(空間部分100A〜100D)から分けている。
【0066】
そして図13に示すように、筐体100の背面のうち第5流路に面した位置に小型ファン117,118を設け、第5流路に冷却風を取り込む。これにより、回路基板14の冷却を行う。また、回路基板14が前述したファン116の手前まで配置されていることにより、排気はファン116によって行う。
【0067】
更に、本実施形態では、回路基板14の下方にある照明ランプ1等の発熱体から熱の影響を受けるのを防ぐため、回路基板14の下面を断熱シート25で覆っている。
【0068】
また、バラストユニット12、電源ユニット13および回路基板14は全て同程度の許容温度範囲を持つため、次に挙げるような流路を形成することも可能である。
【0069】
すなわち、バラストユニット12や電源ユニット13を始めとする電気部品は、装置内に多数存在し、かつスペースの関係から広範囲にわたって配置しなければならない。しかし、照明ランプ1や光学系の構成要素に比べて許容温度範囲にゆとりがあるので、集中冷却の必要はない。そこで、筐体100内のうち空間部分100Aを除く部分全体に冷却風を流すことによって、まとめて冷却する方法を採ることができる。
【0070】
具体的には、投射レンズ10の付近に排気口175を設け、排気用ファン116として、筐体100内のうち空間部分100Aを除く部分の空気を吸い出す能力を持つファンを設ける。
【0071】
また、図14に示すように、筐体100内の空気が望むような流れになるようにするために、筐体100内に空気誘導用の小型ファン221〜223を設けてもよい。これにより、筐体100の内部に滞留する空気が存在しないようにし、筐体100内の空気が常に入れ替わるようにする。
【0072】
また、バラストユニット12はそれ自身の温度によってランプ光量を変化させてしまうことが知られているので、バラストユニット12の近傍には、冷却風の流れ形成と冷却とを兼用としたファンを配置することが望ましい。このときファンの種類は特定しない。
【0073】
また、図1および図14には、投射レンズ10の付近に排気口175を設けたプロジェクタを示したが、排気口175を他の場所、例えば、偏光変換素子3の付近に設けてもよい。
【0074】
なお、本実施形態では、第1から第5流路の吸気口および排気口の位置を指定して説明を行ったが、筐体のうち指定した以外の面に吸気口や排気口を設けた場合でも、第1〜第5流路についてそれらをそれぞれ独立した流路として形成することができればよい。
(第2実施形態)
図15には、本発明の第2実施形態であるプロジェクタの底面側から見た構成を示している。本実施形態のプロジェクタは、反射型LCDパネルを用いたものである。
【0075】
図15において、1は照明ランプ、48,49はフィールドレンズ、63はダイクロイックミラー、94,95,96は反射型LCDパネル、10は投射レンズ、116,117,118はファン、231,232,233は偏光ビームスプリッター、241,242,243は波長選択性偏光変換素子である。それ以外の部品は図1に示すものと同じである。
【0076】
レンズ48,49は照明ランプ1からの光が反射型LCDパネル94〜96上に結像するように配置されている。また、投射レンズ10は、LCDパネル94〜96上に結像した光が再び外部スクリーン(図示せず)上に結像するように構成されている。
【0077】
上述した光学系は光学ボックスと称されるケース内に収容され、この光学ボックスと、照明ランプ1、バラストユニット12、電源ユニット13および回路基板(図示せず)は装置の筐体300内に収容されている。
【0078】
照明ランプ1から放射された白色光は、ランプリフレクタによって略平行光とされ、フライアイレンズ21,22によって略均一の強度分布を持った光に変換され、偏光変換素子3に入射する。偏光変換素子3でS偏光に揃えられた光はコンデンサレンズ50によって集光作用を受け、反射ミラー51で反射した後、ダイクロイックミラー63に入射する。
【0079】
白色光のうちR光成分のみがダイクロイックミラー63によって反射され、G光成分およびB光成分は透過する。R光成分は、フィールドレンズ48によって集光作用を受け、第1偏光ビームスプリッター233に入射する。第1偏光ビームスプリッター233に入射したR光成分光は偏光変換素子3でS偏光に揃えられているため、ここで反射される。
【0080】
G光成分は、フィールドレンズ49によって集光作用を受け、波長選択性偏光変換素子241によってS偏光からP偏光へと偏光方向が変換された後、第2偏光ビームスプリッター231を透過する。
【0081】
一方、B光成分は、フィールドレンズ49によって集光作用を受け、第1波長選択性偏光変換素子241を通って第2偏光ビームスプリッター231に入射する。第2偏光ビームスプリッター231に入射したB光成分は、R光成分と同様に偏光変換素子3でS偏光に揃えられているため、ここで反射される。こうしてR光成分、G光成分、B光成分の3つの色光成分に分解される。
【0082】
分解された各色光成分は、色光成分ごとに設けられたLCDパネル94〜96で反射するとともに、各LCDパネルに形成された画像に応じて変調される。LCDパネル94から射出したR色光成分のうちS偏光からP偏光に変換された光は、第1偏光ビームスプリッター233を透過して第3偏光ビームスプリッター232にて反射して投射レンズ10に向かう。また、LCDパネル96から射出したG光成分のうちP偏光からS偏光に変換された光は、第2偏光ビームスプリッター231で反射し、LCDパネル95から射出したB光成分のうちS偏光からP偏光に変換された光は、第2偏光ビームスプリッター231を透過する。そして、これらG光成分とB光成分は第2波長選択性偏光変換素子242によって偏光方向が揃えられた後、第3偏光ビームスプリッター232を透過して投射レンズ10に向かう。こうして3つの色光成分が合成され、投射レンズ10によって不図示のスクリーン(被投射面)に投射される。これにより、スクリーンにはカラー画像が投影される。
【0083】
ここで、反射型LCDパネル94〜96、偏光ビームスプリッター231〜233、波長選択性偏光変換素子241〜243およびダイクロイックミラー63で構成された光学エンジン部のうち偏光ビームスプリッター231〜233は熱により光学特性が大きく変化する。
【0084】
例えば、黒表示を行う場合に偏光方向は入射光と同等であり、LCDパネルで反射された光は、そのまま入射光路に沿って光源に戻されることになる。しかし、偏光ビームスプリッターが温められてしまうことで、偏光ビームスプリッターの内部に不均一な応力が発生し、光弾性の影響により、偏光ビームスプリッターを通過する光の偏光度および消光比である検光効率の性能に影響を与え、漏れたあるいは乱れた偏光光が偏光ビームスプリッターを通過して投射レンズ10側へ照射され、黒表示時に明るい光を投影するだけでなく、投影画像がムラのある画像になってしまう。
【0085】
そこで、本実施形態では、光学エンジン部に熱の影響を与えないように照明ランプ1の冷却を行うとともに、画質の低下を防ぐために光学エンジン部を冷却する。さらに、バラストユニット12および電源ユニット13等の電気部品の冷却も行う。
【0086】
本実施形態では、第1実施形態と同様に、主な冷却必要箇所である照明ランプ1、偏光ピームスプリッター231〜233、LCDパネル94〜97、バラストユニット12および電源ユニット13、さらには第1実施形態と同様に回路基板(図13参照)の冷却を行う。
【0087】
具体的には、図15および図16(図中上側が底面)に示すように、筐体300の側面のうち照明ランプ1が位置する近傍に第1吸気口361を、筐体300の底面もしくは上面のうち光学エンジン部の近傍に第2吸気口を362を、筐体300の背面のうち投射レンズ10に相対向する位置の近傍に第3吸気口363を設ける。
【0088】
更に、筐体300の前面(第1吸気口361が設けられた面とは別の面)のうち照明ランプ1の近傍に第1排気口371を、筐体300の上面もしくは底面(第2吸気口362が設けられた面とは別の面)のうち光学エンジン部の近傍に第2排気口372を、筐体300の底面もしくは上面(第3吸気口363が設けられた面とは別の面で、かつ第1吸気口361が設けられた面とは別の面)のうちバラストユニット12の近傍に第3排気口373を設ける。
【0089】
同じ冷却対象に対して吸気口と排気口のある面を異ならせることで、排気された暖かい空気が再び冷却風として吸気されてしまうことを防いでいる。
【0090】
そしてこれら第1〜第3の吸気口および排気口のうち少なくとも一方に、吸気用あるいは排気用のファン(軸流ファン又はシロッコファン)315,316,317,318,319を設ける。吸気口および排気口のうちファンが一方にのみ設けられている場合は、その一方のファンの吸気力又は排気力を用いた他方における自然排気あるいは自然吸気とする。さらに、本実施形態では、筐体300の背面のうち投射レンズ10と相対する位置付近に第4吸気口364を設ける。
【0091】
次に、各流路の構成について説明する。照明ランプ1を冷却するための第1の流路(筐体内の空間部分300A)は、第1実施形態において図3〜5を用いて説明したものと同様の、照明ランプ1を囲むハウジング・ケース構造に設けた第1吸気口361に吸気用ファン315を、第1排気口371に排気用ファン316を取り付けたものを採用している。
【0092】
光学エンジン部を冷却するための第2の流路(空間部分300B)は、第1実施形態と同様に、図16に示すように、筐体300の底面における光学エンジン部近辺に第2吸気口362を設け、筐体300の上面に第2排気口372を設ける構造を採る。第1の流路と同様に、吸気から排気までの流路は、筐体300内において、第1の流路から独立し、この第2の流路には筐体300の外部に対して空気が出入りするのみである。本実施形態では、第2吸気口362に軸流ファンを、第2排気口372にシロッコファンを設けている。但し、使用するファンはこれらに限られない。
【0093】
さらに、本実施形態では、LCDパネル94〜97の外側に壁面355を設け、冷却風が光学エンジン部に効率的に当たるようにしている。
【0094】
また、本実施形態では、第2の流路に関して、筐体300の底面側から吸気し、上面側から排気する場合について説明しているが、これが逆であってもよいし、筐体300の他の面に吸気口や排気口を設けてもよい。
【0095】
第1および第2の流路を形成する(仕切る)部材や壁面355の材質については、第1実施形態と同様に、熱伝導率の低い材質とするのが望ましい。
【0096】
バラストユニット12、電源ユニット13および回路基板(図示せず)はほぼ同等の許容温度条件のため、第1実施形態でも説明したように、筐体300における第1の流路以外の空間部分の全体に冷却風を流すことによって、まとめて冷却する。
【0097】
このとき、光学エンジン部は熱せられることで大きく光学性能が変化するため、照明ランプ1からの熱ができるだけ伝わらないようにしなければならない。そこで、図15に示すように、筐体300の上面におけるバラストユニット12の近傍であって、照明ランプ1寄りの位置に第3排気口373を設け、ここに排気用ファン317を設置する。排気用ファン317は、筐体300内のうち空間部分300Aを除く部分全体の空気を排気する能力を持つような比較的大型のファンを配置し、該空間部分全体の空気を吸い出す構成とする。
【0098】
なお、本実施形態においても、図17に示すように、筐体300内の空気が望むような流れをするために、空気誘導用の小型ファン224,225を設け、これにより筐体300内に空気が滞留するのを防止し、より冷却効率を高めるようにしてもよい。
【0099】
また、本実施形態では、バラストユニット12、電源ユニット13および回路基板についてはまとめて冷却する場合について説明したが、第1実施形態と同様に、他から独立した第3〜第5の流路を形成し、それぞれ個別に冷却するようにしてもよい。
【0100】
また、バラストユニット12の温度によってランプ光量が変化するため、バラストユニット12の近傍には、空気の流れ形成と冷却とを兼用としたファンを配置するようにしてもよい。このときのファンの種類は特定しない。
【0101】
なお、本実施形態では、第1から第3流路の吸気口および排気口の位置を指定して説明を行ったが、筐体のうち指定した以外の面に吸気口や排気口を設けてもよい。
【0102】
さらに、上記各実施形態において、筐体内の各空間部分の温度を温度センサによって検出し、各空間部分の検出温度に応じて、各空間部分を冷却するためのファンの回転数を制御できるようにしてもよい。
【0103】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、筐体内に収容された冷却条件の異なる要素ごとに空間を分け、空間ごとに吸気ファンや排気ファンといった冷却手段を設けているので、各要素に対して適切な冷却を行うことができ、冷却効率を高めることができる。
【0104】
また、筐体内の空間を分ける(特に、該空間を囲み、かつ冷却手段が備え付けられた箱状の部材により分けられる)ことで、各空間において冷却に使用されて暖められた空気がその空間の外(筐体内)に拡散していくことが防止できる。このため、他の空間に収容された要素の冷却条件に左右されることなく、空間内の要素に最適な冷却手段を選択することができる。したがって、空間ごとに必要最低限の冷却手段を設ければ足り、例えばファンの回転数を必要以上に上げたりファンを必要以上に大型化したりすることが不要となり、装置の小型化、低騒音化および省電力化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるプロジェクタの構成を示す底面図である。
【図2】上記第1実施形態のプロジェクタにおける光源部の変形例の拡大図である。
【図3】上記第1実施形態のプロジェクタにおける光源部の変形例の拡大図である。
【図4】図3に示した光源部の詳細説明図である。
【図5】図3に示した光源部の詳細説明図である。
【図6】上記第1実施形態のプロジェクタにおける光合成部の拡大図である。
【図7】上記第1実施形態のプロジェクタにおける光合成部の変形例の拡大図である。
【図8】上記第1実施形態のプロジェクタにおける光合成部の変形例の拡大図である。
【図9】上記第1実施形態のプロジェクタにおける光合成部の変形例の拡大図である。
【図10】上記第1実施形態のプロジェクタにおける光合成部の変形例の拡大図である。
【図11】上記第1実施形態のプロジェクタにおけるバラストユニット部の拡大図である。
【図12】上記第1実施形態のプロジェクタにおける電源ユニット部の拡大図である。
【図13】上記第1実施形態のプロジェクタにおける回路基板部の拡大図である。
【図14】上記第1実施形態のプロジェクタの変形例の構成図である。
【図15】本発明の第2実施形態であるプロジェクタの構成を示す底面図である。
【図16】上記第2実施形態のプロジェクタにおける光学エンジン部の拡大図である。
【図17】上記第2実施形態のプロジェクタの変形例の構成図である。
【図18】従来のプロジェクタの構成図である。
【図19】従来のプロジェクタの構成図である。
【符号の説明】
1  照明ランプ
3  PS偏光変換素子
7  色合成プリズム
10  投射レンズ
12  バラストユニット
13  電源ユニット
14  回路基板
21,22  フライアイレンズ
25  断熱シート
41〜50  レンズ
51,52,53,54  反射ミラー
61,62,63  ダイクロイックミラー
81〜86  偏光板
91,92,93  透過型LCDパネル
94,95,96  反射型LCDパネル
111〜118,315〜319  ファン
151〜154  冷却風案内部材
161〜165,361〜363  吸気口
171〜175,371〜373  排気口
100,300  筐体
221〜225  冷却風誘導ファン
231,232,233  偏光ビームスプリッター
241,242,243  波長選択性偏光変換素子

Claims (6)

  1. 筐体の内部に、光源と、この光源からの光を画像形成素子に導いて前記画像形成素子から射出した光を被投射面に投射する光学系とを収容した投射型画像表示装置であって、
    前記筐体の内部を、前記光源を収容した空間と、前記光学系を収容した空間とに分け、これら空間ごとに冷却手段が設けられていることを特徴とする投射型画像表示装置。
  2. 前記筐体の内部に、前記光源および前記画像形成素子に電源を供給する電源ユニットと、前記光源および前記画像形成素子を駆動する電気部品ユニットとが収容されており、
    前記筐体の内部を、前記両空間と、前記電源ユニットを含む空間と、前記電気部品ユニットを含む空間とに分け、これら空間ごとに冷却手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の投射型画像表示装置。
  3. 前記各空間が、前記筐体の内部に配置された仕切り板によって分けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の投射型画像表示装置。
  4. 前記各空間が、該空間を囲み、かつ前記冷却手段が備え付けられた箱状の部材により分けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の投射型画像表示装置。
  5. 前記各冷却手段は、前記筐体の外部から該空間内に空気を取り込む吸気ファンと、該空間から前記筐体の外部に空気を排出する排気ファンとを含むことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の投射型画像表示装置。
  6. 前記各冷却手段は、互いに独立して制御されることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の投射型画像表示装置。
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