JPH04147291A - 冷却制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は液晶ライトバルブ方式の表示装置の液晶パネル
と光源の冷却制御に関するものである。

従来の技術 近年、液晶パネルとメタルハライドランプなどの高輝度
ランプを使用した液晶ライトバルブ方式投射型表示装置
が注目されている。従来のＣＲＴライトバルブ方式のも
のに比較するとコンパクト、忠実な色再現、ブルーミン
グがない、ラスクーの幾何学歪みが少ない、設置調整が
不要などの長所を備えており、今後とも有望視されてい
る。

以下、図面を参照しながら上述した液晶ライトバルブ方
式投射型表示装置の冷却制御について説明する。第３図
は従来の構成例で、光源１と、液晶パネルと偏光板から
なる液晶ライトバルブ２と、投射レンズ３と、冷却ファ
ン４と、機器内の温度を検出する温度センサ５と、温度
センサ５の出力に応して冷却ファン４の回転数を制御す
る冷却制御回路６から構成される。

光？ｌ１１の光は映像信号で光の透過率を制御する液晶
ライトバルブ２に入射し、投射レンズ３を通過してスク
リーン上に拡大投射される。スクリーン上の明るさを確
保するために光源１は高輝度のものが要求され、液晶ラ
イトバルブ２は耐光性、耐熱性の点で高い信転性が要求
される。液晶ライトバルブ２は液晶パ矛ルと偏光板から
なるが、例えば表面温度は液晶パ２ルを５０度以下、偏
光板を６０度以下に抑える必要がある。さらに光源１に
ついても所望の性能を確保するために一定温度に保つ必
要があり、冷却ファン４による冷却制御が不可欠である
。

第３図の従来例は機器内の温度を温度センサ５で検出し
、その出力に応して冷却ファン４の回転数を制御し、液
晶ライトバルブ２と光源１の温度を周囲環境温度が変化
した際にも一定温度内に抑えるように冷却制御する。

発明が解決しようとする課題 しかしながら第３図に示した従来のものでは次のような
課題がある。

まず光源１をオフした後の機器内温度は機器の熱容量で
きまる時定数で周囲の環境温度まで下がろうとする。こ
の際、冷却ファン４の動作により前記の時定数は短縮で
きる。一方、光源１がメタルハライドランプのような於
電管の場合は再発光するためにランプ管内の温度を下げ
、封入ガスの蒸気圧を下げる必要がある。従って再始動
時間を短縮するためにオフ後に冷却ファン４をや速回転
する必要があるがこの際、従来の構成では液晶パネルも
急速に冷却するため液晶バ２ルム二対して一種のヒート
ショックを印加することになり、液晶パ矛ルのガラス板
上にＣＯＧ実装したドライバＩＣの接続信牽頁性等に問
題がでる可能性がある。

本発明は上記問題点に鑑み、光源並びに液晶ライトバル
ブをそれぞれ最も効果的に冷却しようとするものである
。

課題を解決するための手段 前記の課題を解決するために本発明の冷却制御装置は次
のように構成する。

光源と、前記光源の光の透過あるいは反射率を制御する
液晶ライトバルブと、前記光源と液晶ライトバルブをそ
れぞれ冷却する少なくとも２個以上の冷却ファンと、機
器内の温度を検出する温度センサと、前記冷却ファンの
うち液晶ライトバルブ用冷却ファンのオン、オフを前記
光源のオン、オフに同期しておこない、光源用冷却ファ
ンのオン、オフを前記温度センサの出力に応しておこな
う冷却制御回路から構成する。また、冷却制御回路は、
光源をオフした時、光源用冷却ファンを９速回転するよ
うにも構成している。

作用 かかる構成により、液晶パネルとメタルハライドランプ
のような高輝度放電ランプを使用した液晶ライトバルブ
方式の表示装置において、光源をオフした後、液晶ライ
トバルブ用冷却ファンをオフし、光源用冷却ファンだけ
を動作継続あるいは急速回転することにより、液晶パネ
ルにヒートショックを印加することなしに光源の再始動
時間の短縮が図れる。

実施例 以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。

第１図に本発明の冷却制御装置の構成例を示す。第３図
の従来例に対して、液晶ライトバルブ２の冷却ファン７
と光源１の冷却ファン８を別個に設け、冷却制御回路６
が光＃１０オン、オフに同期して前記液晶ライトバルブ
用冷却ファン７をオン、オフする点が異なる。光源１の
点灯動作時は第３図の従来例と同様に温度サンサ５の出
力に応して冷却ファン７および８の回転数制御をおこな
う。さらに光源オフ後の再点灯時間をより短縮するため
に光源ｌのオフに同期して前記冷却ファン８を強制的に
最大回転数で動作するようｌこ制御する。

以上の冷却制御のタイミング図を第２図に示す。

液晶ライトバルブ２用冷却フアン７は光′ａｌのオン、
オフに同期してオン、オフし、オン期間は温度センサ５
の出力に応して回転数制御される。光源１用冷却フアン
８は光源１のオフ直後の一定期間は最大回転数で動作し
、その他の期間は温度センサ５の出力に応して回転数制
御される。

発明の効果 以上のように、本発明の冷却制御装置を用いることによ
り、液晶パネルとメタルハライドランプのような高輝度
放電ランプを使用した液晶ライトバルブ方式の表示装置
において、光源をオフした後液晶パネルにヒートショッ
クを印加することなしに光源のみを冷却し、光源の再始
動時間の短縮化が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の冷却制御装置の一実施例を示すブロッ
ク図、第２図は本発明の冷却制御のタイミング回、第３
図は従来の冷却制御装置の一例を示すブロック図である
。 １・・・・・・光源、２・・・・・・液晶ライトバルブ
、３・・・・・・投射レンズ、５・・・・・・温度セン
サ、６・・・・・・冷却制御回路、７・・・・・・液晶
ライトバルブ用冷却ファン、８・・・・・・光源用冷却
ファン。 代理人の氏名　弁理士　小鍜治　明　ほか２名第 図 光　シ屑 ？

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）光源と、前記光源の光の透過あるいは反射率を制
   御する液晶ライトバルブと、前記光源と液晶ライトバル
   ブをそれぞれ冷却する少なくとも２個以上の冷却ファン
   と、機器内の温度を検出する温度センサと、前記冷却フ
   ァンのうち液晶ライトバルブ用冷却ファンのオン、オフ
   を前記光源のオン、オフに同期しておこない、光源用冷
   却ファンのオン、オフを前記温度センサの出力に応じて
   おこなう冷却制御回路から構成した冷却制御装置。
2. （２）冷却制御回路は、光源をオフした後、光源用冷却
   ファンを急速回転するように構成した請求項１記載の冷
   却制御装置。