JP2959153B2 - 投射型液晶テレビ用光源装置 - Google Patents

投射型液晶テレビ用光源装置

Info

Publication number
JP2959153B2
JP2959153B2 JP3058654A JP5865491A JP2959153B2 JP 2959153 B2 JP2959153 B2 JP 2959153B2 JP 3058654 A JP3058654 A JP 3058654A JP 5865491 A JP5865491 A JP 5865491A JP 2959153 B2 JP2959153 B2 JP 2959153B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
lamp
temperature
liquid crystal
projection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3058654A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04293035A (ja
Inventor
直明 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3058654A priority Critical patent/JP2959153B2/ja
Publication of JPH04293035A publication Critical patent/JPH04293035A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2959153B2 publication Critical patent/JP2959153B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透過型液晶パネルの映
像を光源であるメタルハライドランプにより、背面から
照射し、投射レンズにより拡大投影する投射型液晶テレ
ビにおいて使用される光源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、透過型液晶パネルの映像を光源ラ
ンプにより、背面から照射し、投射レンズにより拡大投
影する投射型液晶テレビが注目を集めている。
【0003】投射型液晶テレビでは、例えば、(図4)
に示すように、光源1aから出射された光はダイクロイ
ックミラー11によって三原色の光に分解され、R、G、
Bの画像を形成する3枚の液晶パネル16に照射される。
パネル16を透過した光は、再びダイクロイックミラー11
で合成され、1本の投射レンズ17によりスクリーンに拡
大投影されるか、(図5)に示すように、合成のための
ダイクロイックミラーを用いず3本の投射レンズ17によ
り、スクリーン上で拡大合成されるように構成されてい
る。光源ランプには、高演出光・高発光効率・長寿命な
どの点から、メタルハライドランプが使用されることが
多かった。
【0004】なお、図中は2は発光管、3は反射鏡、4
はケース、6はミラー、10はフィルター、14はミラー、
15はフィールドレンズである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の投射
型液晶テレビの光源ランプには、メタルハライドランプ
が使用されているが、メタルハライドランプは、点灯時
にランプの温度が高いと点灯出来ないため、連続使用後
の再点灯時には1分から5分程度の冷却時間を設ける
か、40kv程度の高電圧が必要であった。
【0006】また、メタルハライドランプの輝度は、1
000時間から2000時間の使用で半減してしまい、
従来のブラウン管方式の投射型テレビの1/5から1/
2の寿命しかないため、ランプの交換が必要になってく
る。
【0007】本発明は上記の問題点にかんがみ、投射型
液晶テレビの光源装置に複数個のランプを使用する事に
より、連続使用後の再点灯が容易で、ランプの交換の頻
度も少ない光源装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の投射型液晶テレ
ビの光源装置は、複数個の光源ランプと、各ランプの温
度を測定する温度センサーと、温度センサーの値により
点灯ランプを選択する制御回路と、点灯ランプにあわせ
て光路を切り替える交換器により構成した事を特徴とす
る。
【0009】また本発明は、温度センサーに加えてラン
プの点灯時間を積算するカウンターを設け、温度センサ
ーと積算カウンターの両者の値により点灯ランプを選択
するようにもしている。
【0010】
【作用】本発明の光源装置によれば、複数個のランプを
選択して使用する事により、連続使用後の再点灯が容易
で、ランプの交換の頻度も少ない投射型液晶テレビを構
成しうるものである。
【0011】
【実施例】以下に、本発明の一実施例について(図1か
ら図2)を用いて説明する。図において、1a、1bは
光源ランプ(メタルハライドランプ)で、発光管2と反
射鏡3とそれらが固定されているケース4で構成され、
それぞれランプ温度を測定する温度センサー5a、5b
が取り付けられている。12a、12bは光源ランプ1
a,1bの点灯時間を積算するカウンターで、光源ラン
プ1a、1bの累積点灯時間が同じ程度になるように点
灯の順番を決めるために使用される。6は点灯する光源
ランプを切り替えた時に光路を変換するためのミラー、
7はミラー6を回転させるアクチュエーター、8a、8
bはミラー6を位置決めするストッパーで、これらによ
り、光路の交換器が構成されている。9は点灯後のラン
プ温度を点灯可能な温度までさげる冷却用の送風ファン
である。ミラー6は、ランプ1a,1bの光を反射させ
てダイクロイックミラー11の方向に向かわせるととも
に、冷却用ファン9の風を反射して消灯後のランプを効
率よく冷却する働きもしている。13は、温度センサー
5a、5bにより測定されるランプ温度、及び、積算カ
ウンター12a、12bによって計算される累積点灯時
間から、点灯ランプの選択や光路の切り替え、冷却用フ
ァン9の制御を行う制御回路である。
【0012】ランプ点灯時に、光源ランプ1a、1bの
どちらを点灯するかを決めるためには、まずそれぞれの
ランプ温度が温度センサー5a、5bによって測定さ
れ、点灯可能温度以下のランプが選ばれる。もし、両方
のランプの温度が点灯可能温度以上であれば温度の低い
方が選ばれ、点灯可能温度以下であれば積算カウンター
12a、12bの累積点灯時間が短い方が選ばれる。こ
の時、点灯しない方のランプ温度が点灯可能温度以上で
あれば、冷却用ファン9が働きランプ温度を低下させ
る。冷却用ファン9は、ランプ温度が点灯可能温度以下
になると停止し、点灯していないランプは、常に点灯可
能温度以下の状態に準備される。これらの働きを制御回
路13が成す。
【0013】(図1)は、光源ランプ1aが点灯した状
態を示しているが、この時、光源ランプ1bは、冷却用
ファン9により冷やされ点灯可能温度以下の状態に準備
されている。この状態で、ランプ1aを消灯し、すぐに
また点灯すると、従来の光源ランプではランプ温度が下
がるまで点灯出来なかったが、かかる構成の光源装置で
は、(図2)に示すように、他方の光源ランプ1bがす
ぐに点灯し、同時にミラー6も切り替えられて、光源ラ
ンプ1bの光がダイクロイックミラー11の方向に向け
られる。このとき、光源ランプ1aが冷却用ファン9に
より冷やされ点灯可能温度以下の状態に準備される。
【0014】また、累積点灯時間の差が両方の光源ラン
プで小さくなるように点灯する光源ランプが選択される
ため、寿命途中で光源ランプが切り替えられたときの明
るさの差が少なく、従来例にくらべて違和感なく、2倍
の寿命が得られ、ランプ交換の頻度を1/2にできる。
【0015】(図3)は、本構成を(図5)に示すよう
な3レンズ方式投射型液晶テレビの光源装置に使用した
一実施例である。この実施例では、光路を切り替えるミ
ラーがないため、光源ランプ1a、1bをアクチュエー
ター7により回転させ直接入れ替えている。
【0016】(図1及び図3)の実施例では、光源ラン
プは2個使用されているが、もちろんより多くのランプ
を用いることもできる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明の光源装置によれ
ば、複数個の光源ランプと温度センサーと冷却用の送風
ファンと光路の切り替え器とこれらをコントロールする
制御回路を用いることにより、連続点灯後の、瞬時再点
灯が容易に可能になる。
【0018】また、点灯時間を積算するカウンターを併
用することにより、光源ランプを切り替えた時の違和感
をできるだけ抑えて、見かけ上ランプ寿命を長くして交
換の頻度を低く押さえることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における投射型液晶テレビ用
光源装置の断面図
【図2】本発明の一実施例における投射型液晶テレビ用
光源装置の図1と異なる状態の断面図
【図3】本発明の他の実施例における投射型液晶テレビ
用光源装置の斜視図
【図4】従来例の1レンズ方式投射型液晶テレビ用光源
装置の断面図
【図5】従来例の3レンズ方式投射型液晶テレビ用光源
装置の斜視図
【符号の説明】
1a 光源ランプ 1b 光源ランプ 2 発光管 3 反射鏡 4 ケース 5a 温度センサー 5b 温度センサー 6 ミラー 7 アクチュエーター 8a ストッパー 8b ストッパー 9 冷却用ファン 10 フィルター 11 ダイクロイックミラー 12 カウンター 13 制御回路 14 ミラー 15 フィールドレンズ 16 液晶パネル 17 投射レンズ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透過型液晶パネルの映像を光源により、
    背面から照射し、投射レンズにより拡大投影する投射型
    液晶テレビにおいて、複数個の光源と、複数個の光源の
    うちいずれか一つを選択し光路を切り替えるランプ交換
    器と、使用後の光源を冷却する送風装置と、光源の温度
    を測定する温度センサ−と、温度センサ−の検出した温
    度に基いて点灯する光源を選択する制御装置を備えた投
    射型液晶テレビ用光源装置。
  2. 【請求項2】 温度センサーに加えて、各光源の積算点
    灯時間を計数するカウンタ−を設け、このカウンタ−の
    数値と温度センサ−の検出温度により点灯する光源を選
    択する制御装置を備えた請求項1記載の投射型液晶テレ
    ビ用光源装置。
JP3058654A 1991-03-22 1991-03-22 投射型液晶テレビ用光源装置 Expired - Fee Related JP2959153B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3058654A JP2959153B2 (ja) 1991-03-22 1991-03-22 投射型液晶テレビ用光源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3058654A JP2959153B2 (ja) 1991-03-22 1991-03-22 投射型液晶テレビ用光源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04293035A JPH04293035A (ja) 1992-10-16
JP2959153B2 true JP2959153B2 (ja) 1999-10-06

Family

ID=13090576

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3058654A Expired - Fee Related JP2959153B2 (ja) 1991-03-22 1991-03-22 投射型液晶テレビ用光源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2959153B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0996786A (ja) * 1995-09-29 1997-04-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 投射型表示装置
JP4532654B2 (ja) * 2000-03-14 2010-08-25 キヤノン株式会社 制御装置、制御方法及び露光装置
JP4769369B2 (ja) * 2000-05-29 2011-09-07 キヤノン株式会社 プロジェクション装置
JP5162429B2 (ja) * 2008-10-07 2013-03-13 三洋電機株式会社 照明装置、映像表示装置およびミラーユニット
JP2010113323A (ja) * 2008-10-07 2010-05-20 Sanyo Electric Co Ltd 映像表示装置
JP2011022431A (ja) * 2009-07-17 2011-02-03 Mitsubishi Electric Corp 投写型表示装置
JP2012155181A (ja) * 2011-01-27 2012-08-16 Mitsubishi Electric Corp プロジェクタ装置およびその光源制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04293035A (ja) 1992-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6905217B2 (en) Projector with narrow-spectrum light source to complement broad-spectrum light source
US7044608B2 (en) Display apparatus
TW562988B (en) Multi-function projection system
US7128441B2 (en) Video projection system
JP2007171327A (ja) プロジェクタユニット、及び、マルチビジョンシステム
JP4238640B2 (ja) 照明装置、投射型表示装置及びその駆動方法
JP2959153B2 (ja) 投射型液晶テレビ用光源装置
JPH07319068A (ja) メタルハライドランプの点灯方法および画像表示装置
JP2000028988A (ja) 液晶プロジェクタ装置
US6982529B2 (en) Method of lamp replacement warning for image projection lighting devices
JP2000089139A (ja) 光源装置及び投影型画像表示装置
JP2000347324A (ja) 画像表示装置
JP4155113B2 (ja) 照明装置、投射型表示装置及びその駆動方法
JP2604124Y2 (ja) スクリーン投射型テレビ
JP3972708B2 (ja) 照明装置ならびに投射型表示装置とその駆動方法
JP2003029341A (ja) 画像表示装置および画像処理装置
KR100854149B1 (ko) 영상표시기기의 색온도 보상 장치 및 방법
US20070030453A1 (en) System and method for increasing the brightness of an image
JPH02244089A (ja) 投写型液晶表示装置
JP2011118072A (ja) 画像表示装置
JP2003279880A (ja) 照明装置および投写型表示装置
JP2017156660A (ja) 光源装置および画像投射装置
KR19990000399U (ko) Lcd 프로젝터의 램프 사용시간 표시장치
JP2005300653A (ja) 投写型画像表示装置
JP2010282027A (ja) 投写型映像表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees