JP2003279880A - 照明装置および投写型表示装置 - Google Patents

照明装置および投写型表示装置

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JP2003279880A
JP2003279880A JP2002085256A JP2002085256A JP2003279880A JP 2003279880 A JP2003279880 A JP 2003279880A JP 2002085256 A JP2002085256 A JP 2002085256A JP 2002085256 A JP2002085256 A JP 2002085256A JP 2003279880 A JP2003279880 A JP 2003279880A
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light
lens array
lens
lenses
display device
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JP2002085256A
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Yuusaku Shimaoka
優策 島岡
Toshiaki Tabuchi
敏彰 田渕
Takamasa Yoshikawa
貴正 吉川
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • G02OPTICS
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    • G02OPTICS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズアレイを用いた照明装置において、照
明領域周辺部が極端に暗くなるといった不具合の無い照
明が可能な照明装置を提供する。また、当該照明装置を
用い、表示デバイス非有効領域外への照明光が軽減でき
るので、表示デバイスでの熱発生量を押さえ、冷却装置
の小型化、およびランプの高輝度化、およびコントラス
トの向上が可能な投写型表示装置を提供する。 【解決手段】 光発生手段と、光発生手段から出射する
光を集光する集光手段と、集光手段から出射された光束
が入射する複数の第1レンズを配列してなる第1のレン
ズアレイと、前記第1のレンズアレイのレンズ境界線に
沿った格子状開口絞りと、格子状開口絞りから出射され
た光が入射する複数の第2レンズを配列してなる第2の
レンズアレイとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光発生手段と集光
手段である凹面鏡とレンズ手段を用いた照明装置、およ
び当該照明装置と、光変調素子、投写レンズとを用いて
大画面映像をスクリーン上に投影する投写型表示装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、大画面表示が可能な投写型の映像
機器として、各種の光変調素子を用いた投写型表示装置
(プロジェクター)が注目されている。
【0003】これらの投写型表示装置は、光発生手段で
ある光源から放射された光により、透過型、反射型の液
晶パネルや、アレイ状に配置された微小ミラーによって
反射方向を変化できるDMD(ディジタルマイクロミラ
ーデバイス)などによって光変調が行える光変調素子を
照明し、外部から供給される映像信号に応じた光学像を
光変調素子上に形成し、光変調素子により変調された照
明光である光学像を投写レンズによってスクリーン上に
拡大投影するものである。
【0004】この投影された大画面の重要な光学的特性
として、明るさと、その表示画面内の明るさ均一性があ
げられる。明るさについては、光源から発生された光を
効率よく光変調素子へ集光することが重要である。
【0005】また、表示領域内の明るさ均一性について
は、ランプから発生された光を、中央部と周辺部で明る
さむらの少ない光束として、光変調素子に照明すること
が重要である。つまり、照明装置の高効率化、照明光束
の明るさ均一化が求められている。
【0006】図10に、従来の均一照明が可能な照明装
置と、光変調素子としての透過型液晶パネル31と投写
レンズ32を用いた投写型表示装置を示す。光発生手段
であるランプ11から出射された光は、集光手段である
凹面鏡で集光され、凹面鏡の開口から出射される。
【0007】凹面鏡から出射された光束は、光束の中央
付近と周辺部での輝度差が大きい明るさむらのある光束
である。そこで、光束内の輝度均一化を図るため、まず
複数の第1レンズを2次元状に配置した第1のレンズア
レイ13で部分光束に分割する。
【0008】各部分光束は、第1のレンズアレイ13内
の個々のレンズに対応する第2レンズをもつ第2のレン
ズアレイ15によって、第1のレンズアレイ13内の各
レンズ開口と相似形で結像し、透過型液晶パネル31上
に重畳される。
【0009】これにより、第1のレンズアレイ13に入
射する時点では明るさむらのある光束が、様々な輝度分
布をもつ各部分光束として重畳されることによって、透
過型液晶パネル31上の均一照明を実現させている。
【0010】さらに、均一に照射された光は、透過型液
晶パネル31によって変調され、投写レンズ32を介し
てスクリーン33上に映し出されるという構成である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来例の課題を示す。
均一照明を可能にするレンズアレイは、1つ1つのレン
ズが隣り合う構造であり、各レンズ境界部に谷間が生じ
る。
【0012】また、1つ1つのレンズの曲率中心位置を
各開口中心位置から偏芯させた場合には、各レンズ境界
部に段差が生じる。このような谷間や段差部分には、レ
ンズアレイを成形した場合、設計形状から大きく異なる
領域(面だれ)が形成されやすい。
【0013】境界部に面だれ部分をもつレンズアレイを
第1のレンズアレイ13として用いた場合、各レンズ開
口の周辺部分が面だれ部分の影響によって、設計通りの
レンズ面形状で伝搬されるべき位置に光が伝搬されない
ので、照明領域の周辺部が極端に暗くなったり、その他
の照明領域と色が異なっていたり、明るさが不均一であ
ったりといった不具合が生じる。
【0014】そのため、照明領域周辺部にこれらの不具
合が生じる照明装置によって、光変調素子である透過型
液晶パネル31上に照明する場合、スクリーン33上の
画面周辺部分に不具合が現れないようにするには、上記
不具合のある照明領域周辺部分を透過型液晶パネル31
の有効表示領域内に入り込ませないようにする必要があ
る。
【0015】そこで、このような場合は、従来から透過
型液晶パネル31上への照明領域を有効表示領域より一
辺の長さで1.1〜1.2倍程度も大きく照明するとい
った手法が用いられている。
【0016】このとき、有効表示領域より外側に照明光
が入射するため、透過型液晶パネル31自身の光吸収に
よって熱が発生し、正常な動作が保証されている温度を
越えてしまうといった問題がある。
【0017】また、透過型液晶パネル31を冷却する装
置を用いている場合では、冷却能力が高い冷却装置が必
要になるという問題がある。
【0018】また、近年、投写型表示装置の高輝度化が
すすめられており、高消費電力ランプや、複数個のラン
プの使用が盛んになっている。しかしながら、高消費電
力ランプや、複数個のランプの使用は、透過型液晶パネ
ル31有効表示領域外への光量も増加し、透過型液晶パ
ネル31の熱発生量を押さえる必要が発生する。
【0019】つまり、高い冷却能力を有する冷却装置に
よる透過型液晶パネル31の冷却が必要になることや、
冷却能力の低い冷却装置では、高消費電力ランプや、複
数個のランプの使用が困難になるという問題がある。
【0020】また、透過型液晶パネル31のように光変
調素子である表示デバイスが透過型の場合、有効表示領
域内のみが光変調部分であり、照明光を透過する。その
ため、有効表示領域外の照明光は投写レンズ32側へは
透過されず、投写レンズ32を介してスクリーン33側
へ出射されるコントラストを低下させる不要な光とはな
らない。
【0021】しかしながら、反射型の液晶パネルや、微
少ミラーを用いているDMD(ディジタルマイクロミラ
ーデバイス)などの反射を利用した光変調素子を表示デ
バイスとして用いた投写型表示装置の場合は、有効表示
領域外の照明光が不要な光として投写レンズ32を介し
てスクリーン33側へ出射されるという問題がある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明にかかる第1の照明装置は、光発生手段
と、光発生手段から出射する光を集光する集光手段と、
集光手段から出射された光束が入射する複数の第1レン
ズを配列してなる第1のレンズアレイと、前記第1のレ
ンズアレイのレンズ境界線に沿った格子状開口絞りと、
格子状開口絞りから出射された光が入射する複数の第2
レンズを配列してなる第2のレンズアレイとを備えてい
ることを特徴とする。
【0023】前記第1の照明装置において、前記格子状
開口絞りの格子幅が0.1〜5mmであることを特徴と
する。
【0024】前記第1の照明装置において、前記格子状
開口絞りが金属であることを特徴とする。
【0025】前記第1の照明装置において、前記格子状
開口絞りがプラスティックであることを特徴とする。
【0026】上記問題点を解決するために、本発明にか
かる第1の投写型表示装置は、光発生手段と、光発生手
段から出射する光を集光する集光手段と、集光手段から
出射された光束が入射する複数の第1レンズを配列して
なる第1のレンズアレイと、前記第1のレンズアレイの
レンズ境界線に沿った格子状開口絞りと、格子状開口絞
りから出射された光が入射する複数の第2レンズを配列
してなる第2のレンズアレイと、前記第2のレンズアレ
イから出射された光により照明される光変調素子と、前
記光変調素子上の光学像をスクリーン上に投影する投写
レンズとを備えたことを特徴とする。
【0027】前記第1の投写型表示装置において、前記
格子状開口絞りの格子幅が0.1〜5mmであることを
特徴とする。
【0028】前記第1の投写型表示装置において、前記
格子状開口絞りが金属であることを特徴とする。
【0029】前記第1の投写型表示装置において、前記
格子状開口絞りがプラスティックであることを特徴とす
る。
【0030】上記問題点を解決するために、本発明にか
かる第2の照明装置は、光発生手段と、光発生手段から
出射する光を集光する集光手段と、集光手段から出射さ
れた光束が入射する複数の第1レンズを配列し、前記第
1レンズのレンズ境界線に沿った格子状ラインを設けて
いる第1のレンズアレイと、前記格子状ラインを設けて
いる第1のレンズアレイから出射された光が入射する複
数の第2レンズを配列してなる第2のレンズアレイとを
備えていることを特徴とする。
【0031】前記第2の照明装置において、前記格子状
ラインを設けている第1のレンズアレイの格子状ライン
の格子幅が0.1〜5mmであることを特徴とする。
【0032】前記第2の照明装置において、前記格子状
ラインを設けている第1のレンズアレイの格子状ライン
が黒色塗料で形成されていることを特徴とする。
【0033】上記問題点を解決するために、本発明にか
かる第2の投写型表示装置は、光発生手段と、光発生手
段から出射する光を集光する集光手段と、集光手段から
出射された光束が入射する複数の第1レンズを配列し、
前記第1レンズのレンズ境界線に沿った格子状ラインを
設けている第1のレンズアレイと、前記格子状ラインを
設けている第1のレンズアレイから出射された光が入射
する複数の第2レンズを配列してなる第2のレンズアレ
イと、前記第2のレンズアレイから出射された光により
照明される光変調素子と、前記光変調素子上の光学像を
スクリーン上に投影する投写レンズとを備えたことを特
徴とする。
【0034】前記第2の投写型表示装置において、前記
格子状ラインを設けている第1のレンズアレイの格子状
ラインの格子幅が0.1〜5mmであることを特徴とす
る。
【0035】前記第2の投写型表示装置において、前記
格子状ラインを設けている第1のレンズアレイの格子状
ラインが黒色塗料で形成されていることを特徴とする。
【0036】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明の実施の
形態1について、図面を参照しながら説明する。
【0037】図1に、本実施形態1にかかる照明装置の
概略構成を示す。
【0038】光発生手段であるランプ11から放射され
た光は、集光手段である放物面鏡12によって集光され
る。この放物面鏡12から出射される光束は、実質上平
行な光である。
【0039】この実質上平行な光は、複数の第1レンズ
を2次元状に配置した第1のレンズアレイ13に入射
し、部分光束に分割される。
【0040】この部分光束の開口絞りとして、第1のレ
ンズアレイ13の直後に第1のレンズアレイ13のレン
ズ境界線に沿った格子状開口絞り14を設けている。格
子状開口絞り14は、第1のレンズアレイ13を通過し
た光を制限する絞りであり、光が直接入射してくるた
め、開口絞りは熱せられるため、アルミニウムやステン
レスや鉄など熱伝導性の良い金属製が良いが、軽量で熱
に強いプラスティックや、熱容量の大きなセラミックで
もよい。
【0041】格子状開口絞り14の目的と形状について
説明をする。均一照明を可能にするレンズアレイは、1
つ1つのレンズが隣り合う構造であり、各レンズ境界部
に谷間が生じる。また、1つ1つのレンズの曲率中心位
置を各開口中心位置から偏芯させた場合には、各レンズ
境界部に段差が生じる。
【0042】このため、レンズアレイを成形した場合、
その境界部に設計形状から大きく異なる領域(面だれ)
が形成されやすい。そのため、第1のレンズアレイ13
が成形品である場合に、各第1レンズ境界部に形成され
る面だれ部分を通過する光は、到達すべき位置とは異な
る位置に到達するので、拡大1レンズ境界部に対応する
照明したい領域の周辺部分が極端に暗くなったり、その
他の照明領域と色が異なっていたり、面内の明るさが不
均一化したりといった不具合が発生する。
【0043】そこで、図2に示す格子状開口絞り21
は、第1レンズ境界部に形成される面だれ部分を通過
し、出射される光を遮光することが目的であるため、面
だれ部分と同程度の格子幅が必要である。
【0044】よって、格子状開口絞り21の格子幅は、
面だれ部分の幅がレンズ境界から片側0.1mm〜2m
m程度と考えられるので、バラツキを考慮して全幅0.
1〜5mm程度が適当である。
【0045】また、各第1レンズ境界部に形成される面
だれ部分も一定でないことから、図3に示すように、格
子状開口絞り22の格子幅が各第1レンズ境界に対して
一定の幅の形状でなくても良い。
【0046】実質上平行な光が入射し、第1のレンズア
レイ13から出射された部分光束がスポットを形成する
位置の近傍に複数の第2レンズを2次元状に配置した第
2のレンズアレイ15を配置している。この第2のレン
ズアレイ15によって、各第1レンズから出射された部
分光束を、照明したい領域上に、各第1レンズに対応す
る格子状開口絞り14によって決定される開口形とほぼ
相似形で照明することができる。
【0047】また、格子状開口絞り14の各開口形と相
似形の照明領域を照明したい領域に重畳させるため、レ
ンズ16を第2のレンズアレイ15後方に配置させてい
る。
【0048】しかし、このレンズ16が無く、第2のレ
ンズアレイ15内の各第2レンズの曲率中心を各開口中
心から偏芯させることによっても同様に照明したい領域
に部分光束を重畳させることができる。
【0049】図1のように、第1のレンズアレイ13と
は別に格子状開口絞り14を設ける構成では、格子状開
口絞り14で遮光された光によって、格子状開口絞り1
4の温度は上昇するが、第1のレンズアレイ13とは別
の部材で作製されているため、熱伝導による第1のレン
ズアレイ13が高温になり過ぎることが無い。
【0050】そのため、ランプ11の点灯、消灯時に起
きる第1のレンズアレイ13の熱膨張および熱収縮によ
ってレンズにひびが入ることや劣化することが少なくな
るという効果が得られる。
【0051】以上のように、本実施の形態1によれば、
照明したい領域に対して明るさが均一な照明を行う場
合、照明領域周辺部が極端に暗くなったり、その他の照
明領域と色が異なっていたり、明るさが不均一であった
りといった不具合の無い照明が可能となる。
【0052】なお、ランプ11は、ガラス管内でのアー
ク放電によって発光体が形成される超高圧水銀ランプや
キセノンランプ、メタルハライドランプ、さらにハロゲ
ンランプ等のランプを用いることができる。
【0053】なお、図1では、格子状開口絞り14を第
1のレンズアレイ13の出射面側近傍に配置している
が、図4のように、第1のレンズアレイ13の入射面側
近傍に配置する構成でも良い。
【0054】なお、図1では、第1のレンズアレイ13
を形成する第1レンズの各開口形状は矩形形状である
が、照明したい領域とほぼ同様の形状であればよく、矩
形形状以外の開口形状でも良い。
【0055】なお、図1では、集光手段として、放物面
鏡12を図示したが、楕円面鏡や、その他2次曲面の凹
面鏡であっても良い。
【0056】なお、図1では、一つのランプ11から放
射された光を、一つの放物面鏡12で集光し、実質上平
行な光として利用することを述べたが、1つ以上のラン
プと各ランプを集光するための1つ以上の凹面鏡を用
い、ミラー及びレンズ手段を用いて実質上平行な光を形
成する構成であっても良い。
【0057】なお、図1では、第1のレンズアレイ13
と、第2のレンズアレイ15は各レンズの開口が同形状
であり、各開口中心に曲率中心がほぼ一致している形状
を図示しているが、第2のレンズアレイ15は第1のレ
ンズアレイ13と同形状である必要はなく、各開口中心
に曲率中心が一致していない偏芯されたレンズを複数個
使用したレンズアレイでもよい。
【0058】また第1のレンズアレイ13と、第2のレ
ンズアレイ15を形成する複数のレンズについても同じ
数ではなく、第2のレンズアレイ15を形成するレンズ
の数が、第1のレンズアレイ13を形成するレンズの数
より同等以上であればよい。
【0059】なお、図示していないが、光の入射角によ
って光学性能に差が生じやすいUV−IRカットフィル
ター13や、色調整フィルターは、光の入射角が実質上
垂直となる第1のレンズアレイ13の直前に、必要に応
じて配置してもよい。
【0060】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0061】図5に、本実施形態2にかかる投写型表示
装置の概略構成を示す。
【0062】図5に示した照明装置部分については、実
施の形態1で示した内容と同等であるので説明を省略す
る。
【0063】照明装置により、明るさが均一に照明され
る位置近傍に配置された光変調素子である透過型液晶パ
ネル31と、外部から供給される映像信号に応じた光学
像を光変調素子上に形成し、光変調素子により変調され
た照明光である光学像を投写レンズ32によってスクリ
ーン33上に拡大投影できる投射型表示装置を得ること
ができる。
【0064】実施の形態1の照明装置によって透過型液
晶パネル31を照明する場合において、成形された第1
のレンズアレイ13の第1レンズ境界部に形成されやす
い面だれ部分を通過し、照明したい領域周辺部分が極端
に暗くなったり、その他の照明領域と色が異なっていた
り、明るさが不均一になるといった不具合がほぼ無くな
る。
【0065】以上のように、本実施の形態2によれば、
照明したい領域に対して明るさが均一な照明を行う場
合、照明領域周辺部が極端に暗くなったり、その他の照
明領域と色が異なっていたり、明るさが不均一であった
りといった不具合の無い照明が可能となる。
【0066】これにより、従来必要であった透過型液晶
パネル31上への照明領域は有効表示領域よりかなり大
きくするといった手法を用いる必要が無く、透過型液晶
パネル31の有効表示領域に対して照明範囲をあまり大
きくしなくて良くなる。この結果、光変調を行う有効表
示領域より外側に入射した照明光による透過型液晶パネ
ル31自身の熱発生量を最小限にすることができる。
【0067】さらに、近年の投写型表示装置における高
輝度化がすすめられている現状では、高消費電力ランプ
や、複数個のランプの使用によって、透過型液晶パネル
31有効表示領域外への光量も増加傾向にあるが、透過
型液晶パネル31の熱発生量をできるだけ少なく押さえ
るため、動作保証温度内まで冷却できる装置を追加しな
くてもよい、または、できるだけ小さな冷却装置でもよ
くなる。これより、コストを少なく、セットサイズを小
さくすることにも貢献できるといえる。
【0068】さらに、光変調素子が透過型液晶パネル3
1ではなく、反射型の液晶パネルや、微少ミラーを用い
ているDMD(ディジタルマイクロミラーデバイス)な
どの反射を利用した光変調素子を表示デバイスとして用
いた投写型表示装置の場合では、有効表示領域外の照明
光ができるだけ少なくなることから、投写レンズ32を
介してスクリーン33側へ出射される不要な光が減少し
コントラストを高めることができるといえる。
【0069】なお、図5では、格子状開口絞り14を第
1のレンズアレイ13の出射面側近傍に配置している
が、第1のレンズアレイ13の入射面側近傍に配置する
構成でも良い。
【0070】さらに、図5では、第2のレンズアレイ1
5から出射される光を略平行な光に変換する光学手段と
して一つのレンズを図示したが、複数個のレンズを組み
合わせたものであってもよい。
【0071】なお、図5では、一つのランプ11から放
射された光を、一つの放物面鏡12で集光し、実質上平
行な光として利用することを述べたが、1つ以上のラン
プと各ランプを集光するための1つ以上の凹面鏡を用
い、ミラー及びレンズ手段を用いて実質上平行な光を形
成する構成であっても良い。
【0072】なお、図5では、第1のレンズアレイ13
と、第2のレンズアレイ15は各レンズの開口が同形状
であり、各開口中心に曲率中心がほぼ一致している形状
を図示しているが、第2のレンズアレイ15は第1のレ
ンズアレイ13と同形状である必要はなく、各開口中心
に曲率中心が一致していない偏芯されたレンズを複数個
使用したレンズアレイでもよい。
【0073】また第1のレンズアレイ13と、第2のレ
ンズアレイ15を形成する複数のレンズについても同じ
数ではなく、第2のレンズアレイ15を形成するレンズ
の数が、第1のレンズアレイ13を形成するレンズの数
より同等以上であればよい。
【0074】なお、上記の投写型表示装置が備える透過
型液晶パネル31として、その他の透過型ライトバル
ブ、反射型ライトバルブ、アレイ状に配置された微小ミ
ラーによって反射方向を変化できるミラーパネルまたは
光書き込みによる光変調が行えるなど光変調が可能な構
造を複数個有する画素構造をもつ光変調素子を用いるこ
とができる。
【0075】さらに、図5では、光変調素子として透過
型液晶パネル31を1つだけ備えた構成を例示したが、
複数個の光変調素子を備えた構成であってもよい。
【0076】さらに、図示していないが、色分解および
色合成を行うことができるプリズムやフィルター、ミラ
ー等を用いた構成であってもよい。
【0077】なお、図示していないが、光の入射角によ
って光学性能に差が生じやすいUV−IRカットフィル
ター13や、色調整フィルターは、光の入射角が実質上
垂直となる第1のレンズアレイ13の直前に、必要に応
じて配置してもよい。
【0078】(実施の形態3)本発明の実施の形態3に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0079】図6に、本実施形態3にかかる照明装置の
概略構成を示す。
【0080】図6に示した光発生手段であるランプ11
部分、および集光手段である凹面鏡部分、および凹面鏡
から第1のレンズアレイ41に入射するまでのミラーお
よびレンズなどの光学手段、および第2のレンズアレイ
15については、実施の形態1で示した内容と同等であ
るので説明を省略する。
【0081】本実施の形態3における複数の第1レンズ
が2次元的に配列されている第1のレンズアレイ41
は、図7に示すように、第1レンズのレンズ境界線に沿
った格子状ラインを出射面側に設けている。これによ
り、第1のレンズアレイ41内のレンズ境界部に形成さ
れる面だれ部分を通過し、出射される光を遮光すること
ができる。
【0082】レンズ境界部に沿った格子状ラインの格子
幅は、面だれ部分と同程度の格子幅が必要である。よっ
て、格子状ラインの格子幅は、面だれ部分の幅がレンズ
境界から片側0.1mm〜2mm程度と考えられるの
で、バラツキを考慮して全幅0.1〜5mm程度が適当
である。
【0083】また、各第1レンズ境界部に形成される面
だれ部分も一定でないことから、図8に示すように、格
子状ラインの格子幅が各第1レンズ境界に対して一定の
幅の形状でなくても良い。
【0084】また、第1のレンズアレイ41に設けられ
た格子状ラインは、黒色の塗料で形成されたもので良い
が、黒色塗料以外でも光の透過率が周囲のレンズ材料と
比較して極端に低いものを使用してもよい。
【0085】図7のように、格子状ラインを設けた第1
のレンズアレイ41では、前述した実施の形態1の第1
のレンズアレイ13とは別に格子状開口絞り14を設け
る構成ではないので、第1のレンズアレイ13と格子状
開口絞り14の位置調整が必要でなくなること、および
部品点数が一つ減りコストが低くなるという効果が得ら
れる。
【0086】さらに、第1のレンズアレイ13上に格子
状のラインを設ける場合、格子状開口絞り14を機械加
工または、型成形で作成する場合と比較して、格子幅が
細い形状や、開口の角がほぼ曲率のない形状について容
易であるという利点がある。
【0087】以上のように、本実施の形態3によれば、
照明したい領域に対して明るさが均一な照明を行う場
合、照明領域周辺部が極端に暗くなったり、その他の照
明領域と色が異なっていたり、明るさが不均一であった
りといった不具合の無い照明が可能となる。
【0088】なお、図6では、格子状ラインを設けた第
1のレンズアレイ41の格子状ラインは出射面側に設け
ているが、第1のレンズアレイ41の入射面側に設ける
構成でも良い。
【0089】なお、図6では、格子状ラインを設けた第
1のレンズアレイ41を形成する第1レンズの各開口形
状は矩形形状であるが、照明したい領域とほぼ同様の形
状であればよく、矩形形状以外の開口形状でも良い。
【0090】なお、図6では、一つのランプ11から放
射された光を、一つの放物面鏡12で集光し、実質上平
行な光として利用することを述べたが、1つ以上のラン
プと各ランプを集光するための1つ以上の凹面鏡を用
い、ミラー及びレンズ手段を用いて実質上平行な光を形
成する構成であっても良い。
【0091】なお、図6では、格子状ラインを設けた第
1のレンズアレイ41と、第2のレンズアレイ15は各
レンズの開口が同形状であり、各開口中心に曲率中心が
ほぼ一致している形状を図示しているが、第2のレンズ
アレイ15は格子状ラインを設けた第1のレンズアレイ
41と同形状である必要はなく、各開口中心に曲率中心
が一致していない偏芯されたレンズを複数個使用したレ
ンズアレイでもよい。
【0092】また、第1のレンズアレイ13と、第2の
レンズアレイ15を形成する複数のレンズについても同
じ数ではなく、第2のレンズアレイ15を形成するレン
ズの数が、格子状ラインを設けた第1のレンズアレイ4
1を形成するレンズの数より同等以上であればよい。
【0093】なお、図示していないが、光の入射角によ
って光学性能に差が生じやすいUV−IRカットフィル
ター13や、色調整フィルターは、光の入射角が実質上
垂直となる第1のレンズアレイ13の直前に、必要に応
じて配置してもよい。
【0094】(実施の形態4)本発明の実施の形態4に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0095】図9に、本実施形態4にかかる投写型表示
装置の概略構成を示す。
【0096】図9に示した照明装置部分については、実
施の形態3で示した内容と同等であるので説明を省略す
る。
【0097】照明装置により、明るさが均一に照明され
る位置近傍に配置された光変調素子である透過型液晶パ
ネル31と、外部から供給される映像信号に応じた光学
像を光変調素子上に形成し、光変調素子により変調され
た照明光である光学像を投写レンズ32によってスクリ
ーン33上に拡大投影できる投射型表示装置を得ること
ができる。
【0098】実施の形態3の照明装置によって透過型液
晶パネル31を照明する場合において、成形された第1
のレンズアレイ41の第1レンズ境界部に形成されやす
い面だれ部分を通過し、照明したい領域周辺部分が極端
に暗くなったり、その他の照明領域と色が異なっていた
り、明るさが不均一になるといった不具合がほぼ無くな
る。
【0099】以上のように、本実施の形態4によれば、
照明したい領域に対して明るさが均一な照明を行う場
合、照明領域周辺部が極端に暗くなったり、その他の照
明領域と色が異なっていたり、明るさが不均一であった
りといった不具合の無い照明が可能となる。
【0100】これにより、従来必要であった透過型液晶
パネル31上への照明領域は有効表示領域よりかなり大
きくするといった手法を用いる必要が無く、透過型液晶
パネル31の有効表示領域に対して照明範囲をあまり大
きくしなくて良くなる。この結果、光変調を行う有効表
示領域より外側に入射した照明光による透過型液晶パネ
ル31自身の熱発生量を最小限にすることができる。
【0101】さらに、近年の投写型表示装置における高
輝度化がすすめられている現状では、高消費電力ランプ
や、複数個のランプの使用によって、透過型液晶パネル
31有効表示領域外への光量も増加傾向にあるが、透過
型液晶パネル31の熱発生量をできるだけ少なく押さえ
るため、動作保証温度内まで冷却できる装置を追加しな
くてもよい、または、できるだけ小さな冷却装置でもよ
くなる。これより、コストを少なく、セットサイズを小
さくすることにも貢献できるといえる。
【0102】さらに、光変調素子が透過型液晶パネル3
1ではなく、反射型の液晶パネルや、微少ミラーを用い
ているDMD(ディジタルマイクロミラーデバイス)な
どの反射を利用した光変調素子を表示デバイスとして用
いた投写型表示装置の場合では、有効表示領域外の照明
光ができるだけ少なくなることから、投写レンズ32を
介してスクリーン33側へ出射される不要な光が減少し
コントラストを高めることができるといえる。
【0103】なお、図9では、格子状ラインを第1のレ
ンズアレイ13の出射面側近傍に配置しているが、第1
のレンズアレイ13の入射面側近傍に配置する構成でも
良い。
【0104】さらに、図9では、略平行な光に変換する
光学手段としてレンズを図示したが、単レンズを複数個
の組み合わせたものであってもよい。
【0105】なお、図9では、一つのランプ11から放
射された光を、一つの放物面鏡12で集光し、実質上平
行な光として利用することを述べたが、1つ以上のラン
プと各ランプを集光するための1つ以上の凹面鏡を用
い、ミラー及びレンズ手段を用いて実質上平行な光を形
成する構成であっても良い。
【0106】なお、図9では、格子状ラインを設けた第
1のレンズアレイ41と、第2のレンズアレイ15は各
レンズの開口が同形状であり、各開口中心に曲率中心が
ほぼ一致している形状を図示しているが、第2のレンズ
アレイ15は格子状ラインを設けた第1のレンズアレイ
41と同形状である必要はなく、各開口中心に曲率中心
が一致していない偏芯されたレンズを複数個使用したレ
ンズアレイでもよい。
【0107】また格子状ラインを設けた第1のレンズア
レイ41と、第2のレンズアレイ15を形成する複数の
レンズについても同じ数ではなく、第2のレンズアレイ
15を形成するレンズの数が、格子状ラインを設けた第
1のレンズアレイ41を形成するレンズの数より同等以
上であればよい。
【0108】なお、上記の投写型表示装置が備える透過
型液晶パネル31として、その他の透過型ライトバル
ブ、反射型ライトバルブ、アレイ状に配置された微小ミ
ラーによって反射方向を変化できるミラーパネルまたは
光書き込みによる光変調が行えるなど光変調が可能な構
造を複数個有する画素構造をもつ光変調素子を用いるこ
とができる。
【0109】さらに、図9では、光変調素子として透過
型液晶パネル31を1つだけ備えた構成を例示したが、
複数個の光変調素子を備えた構成であってもよい。
【0110】さらに、図示していないが、色分解および
色合成を行うことができるプリズムやフィルター、ミラ
ー等を用いた構成であってもよい。
【0111】なお、図示していないが、光の入射角によ
って光学性能に差が生じやすいUV−IRカットフィル
ター13や、色調整フィルターは、光の入射角が実質上
垂直となる第1のレンズアレイ13の直前に、必要に応
じて配置してもよい。
【0112】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、照明した
い領域に対して明るさが均一な照明を行う場合、照明領
域周辺部が極端に暗くなったり、その他の照明領域と色
が異なっていたり、明るさが不均一であったりといった
不具合の無い照明が可能な照明装置を得ることができる
ので、当該照明装置を用いることによって、表示デバイ
ス非有効領域外への照明光による熱発生量を軽減し、冷
却装置の小型化、および表示デバイスの動作が保証され
る温度範囲内で使用できるランプの高輝度化や、コント
ラストの向上が可能な投写型表示装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかる照明装置の概略
構成の一例とその作用を説明する略断面図
【図2】格子状開口絞りの概略構成の一例を説明する略
斜視図
【図3】格子状開口絞りの概略構成の一例を説明する略
斜視図
【図4】本発明の実施の形態1にかかる照明装置の概略
構成の一例とその作用を説明する略断面図
【図5】本発明の実施の形態2にかかる投写型表示装置
の概略構成の一例とその作用を説明する略断面図
【図6】本発明の実施の形態3にかかる照明装置の概略
構成とその作用を説明する略断面図
【図7】格子状ラインを設けた第1のレンズアレイの概
略構成の一例を説明する略斜視図
【図8】格子状ラインを設けた第1のレンズアレイの概
略構成の一例を説明する略斜視図
【図9】本発明の実施の形態4にかかる投写型表示装置
の概略構成の一例とその作用を説明する略断面図
【図10】従来の投写型表示装置の概略構成とその作用
を説明する略断面図
【符号の説明】
11 ランプ 12 放物面鏡 13 第1のレンズアレイ 14、21、22、23 格子状開口絞り 15 第2のレンズアレイ 16 レンズ 17 照明したい領域を持つ面 18 光軸 31 透過型液晶パネル 32 投写レンズ 33 スクリーン 41、42、43 格子状ラインを設けた第1のレンズ
アレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉川 貴正 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H042 AA09 AA15 AA26 AA28 2K103 AA05 AA07 AB01 AB04 AB07 BA03 BA04 BA09 BC19 BC26 CA08 5C058 BA05 BA06 BA08 BA30 EA12 EA13 EA26 EA27 EA51

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光発生手段と、光発生手段から出射する
    光を集光する集光手段と、集光手段から出射された光束
    が入射する複数の第1レンズを配列してなる第1のレン
    ズアレイと、前記第1のレンズアレイのレンズ境界線に
    沿った格子状開口絞りと、格子状開口絞りから出射され
    た光が入射する複数の第2レンズを配列してなる第2の
    レンズアレイとを備えていることを特徴とする第1の照
    明装置。
  2. 【請求項2】 前記格子状開口絞りの格子幅が0.1〜
    5mmであることを特徴とする請求項1記載の第1の照
    明装置。
  3. 【請求項3】 前記格子状開口絞りが金属であることを
    特徴とする請求項1または請求項2記載の第1の照明装
    置。
  4. 【請求項4】 前記格子状開口絞りがプラスティックで
    あることを特徴とする請求項1または請求項2記載の第
    1の照明装置。
  5. 【請求項5】 光発生手段と、光発生手段から出射する
    光を集光する集光手段と、集光手段から出射された光束
    が入射する複数の第1レンズを配列してなる第1のレン
    ズアレイと、前記第1のレンズアレイのレンズ境界線に
    沿った格子状開口絞りと、格子状開口絞りから出射され
    た光が入射する複数の第2レンズを配列してなる第2の
    レンズアレイと、前記第2のレンズアレイから出射され
    た光により照明される光変調素子と、前記光変調素子上
    の光学像をスクリーン上に投影する投写レンズとを備え
    たことを特徴とする第1の投写型表示装置。
  6. 【請求項6】 前記格子状開口絞りの格子幅が0.1〜
    5mmであることを特徴とする請求項5記載の第1の投
    写型表示装置。
  7. 【請求項7】 前記格子状開口絞りが金属であることを
    特徴とする請求項5または請求項6記載の第1の投写型
    表示装置。
  8. 【請求項8】 前記格子状開口絞りがプラスティックで
    あることを特徴とする請求項5または請求項6記載の第
    1の投写型表示装置。
  9. 【請求項9】 光発生手段と、光発生手段から出射する
    光を集光する集光手段と、集光手段から出射された光束
    が入射する複数の第1レンズを配列し、前記第1レンズ
    のレンズ境界線に沿った格子状ラインを設けている第1
    のレンズアレイと、前記格子状ラインを設けている第1
    のレンズアレイから出射された光が入射する複数の第2
    レンズを配列してなる第2のレンズアレイとを備えてい
    ることを特徴とする第2の照明装置。
  10. 【請求項10】 前記格子状ラインを設けている第1の
    レンズアレイの格子状ラインの格子幅が0.1〜5mm
    であることを特徴とする請求項9記載の第2の照明装
    置。
  11. 【請求項11】 前記格子状ラインを設けている第1の
    レンズアレイの格子状ラインが黒色塗料で形成されてい
    ることを特徴とする請求項9または請求項10記載の第
    2の照明装置。
  12. 【請求項12】 光発生手段と、光発生手段から出射す
    る光を集光する集光手段と、集光手段から出射された光
    束が入射する複数の第1レンズを配列し、前記第1レン
    ズのレンズ境界線に沿った格子状ラインを設けている第
    1のレンズアレイと、前記格子状ラインを設けている第
    1のレンズアレイから出射された光が入射する複数の第
    2レンズを配列してなる第2のレンズアレイと、前記第
    2のレンズアレイから出射された光により照明される光
    変調素子と、前記光変調素子上の光学像をスクリーン上
    に投影する投写レンズとを備えたことを特徴とする第2
    の投写型表示装置。
  13. 【請求項13】 前記格子状ラインを設けている第1の
    レンズアレイの格子状ラインの格子幅が0.1〜5mm
    であることを特徴とする請求項12記載の第2の投写型
    表示装置。
  14. 【請求項14】 前記格子状ラインを設けている第1の
    レンズアレイの格子状ラインが黒色塗料で形成されてい
    ることを特徴とする請求項12または請求項13記載の
    第2の投写型表示装置。
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