JPH04309938A - 投射型画像表示装置 - Google Patents

投射型画像表示装置

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JPH04309938A
JPH04309938A JP3075245A JP7524591A JPH04309938A JP H04309938 A JPH04309938 A JP H04309938A JP 3075245 A JP3075245 A JP 3075245A JP 7524591 A JP7524591 A JP 7524591A JP H04309938 A JPH04309938 A JP H04309938A
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JP
Japan
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lighting
mode
image display
switch
circuit
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JP3075245A
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English (en)
Inventor
Minoru Yamamoto
実 山本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、メタルハライドラン
プ等の高圧放電ランプをバックライトとして用い、光変
調液晶画像表示パネルに代表される光変調画像表示パネ
ルを画像信号に応じて光変調することにより、画像をス
クリーンに投射表示する投射型画像表示装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図6に従来の投射型画像表示装置の一例
の概略構成図を示す。図6において、1は交流電源、2
はメインスイッチ、13は点灯スイッチ、14は点灯回
路、15はランプ、6は画像信号に応じて透過光を変調
する光変調画像表示パネル、7は集光用光学装置、8は
投射用光学装置、9はスクリーン、10は画像表示回路
、11は光変調画像表示パネル15およびその他の部品
を冷却する冷却ファンである。
【0003】以上のような構成の投射型画像表示装置の
基本動作を以下に説明する。メインスイッチ2を投入す
ると、画像表示回路10が作動して画像信号が光変調画
像表示パネル6へ供給されるとともに、冷却ファン11
が動作して光変調画像表示パネル6およびその他の部品
へ送風する。また、点灯スイッチ13を投入すると、点
灯回路14への給電が行われ、ランプ15が点灯する。
【0004】ランプ15から出た光は、集光用光学装置
7によって平行に近い光に変換されて光変調画像表示パ
ネル6に照射される。光変調画像表示パネル6を透過し
た光は、投射用光学装置7に入射する。光変調画像表示
パネル6は、画像表示回路10から供給される画像信号
に応じて光の透過率が変化してランプ15からの光を変
調することになり、パネル面に画像信号に応じた光学像
を形成する。この光変調画像表示パネル6のパネル面に
形成された光学像が投射用光学装置8によって、スクリ
ーン9に拡大投射され、スクリーン9上に大画面の映像
が投影される。
【0005】この投射型画像表示装置に使用されるラン
プ15としては、ハロゲンランプ,キセノンランプ,メ
タルハライドランプ等、各種存在するが、高輝度,高効
率,長寿命の観点より、高圧放電ランプであるメタルハ
ライドランプが使用されることが多い。また、点灯回路
14としては、メタルハライドランプを点灯させる放電
灯点灯回路が必要であり、また光変調画像表示パネル6
に対して画像信号を供給する画像表示回路10が基本的
には必要である。また、光変調画像表示パネル6やその
他の部品を冷却するための冷却ファン11も必要に応じ
て設けられる。
【0006】以上のような投射型画像表示装置の作動開
始,作動停止はつぎのように行われるが一般的である。 作動開始は、まずメインスイッチ2をオンにして画像表
示回路10および冷却ファン11を立ち上げ、その後点
灯スイッチ13をオンにしてランプ15を始動点灯させ
る。また、作動停止は、上記と逆に点灯スイッチ13を
オフにし、装置全体が冷却された後にメインスイッチ2
をオフにする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の投射型画
像表示装置において、ランプ15としてメタルハライド
ランプ等の高圧放電ランプを使用した場合、高圧放電ラ
ンプの性質上、再始動に数分ないし10分程度の時間を
要するので、いったんランプ15が消灯すると、つぎに
再点灯するまでに上記のような長時間待たなければなら
ず、視聴者にとっては大変不便である。
【0008】特に、点灯スイッチ13をリモートコント
ロールで操作するタイプのものでは、その性質上誤操作
の可能性が大であり、万一誤ってランプ15を消灯させ
た場合、誤操作に気付いてすぐに点灯スイッチ13を再
投入しても、スクリーン9上に映像が投影されるまでに
長時間待たねばならず、非常に不便である。また、その
他の欠点として、メタルハライドランプ等の高圧放電ラ
ンプにおいては、初始動時には点灯スイッチ13のオン
と同時にランプ15が点灯開始するが、ランプ15の光
出力が安定するまでの立ち上がり時間がやはり長く、例
えば1ないし数分かかるのが普通である。したがって、
点灯スイッチ13のオン後、上記時間の経過後に初めて
映像がスクリーン9上に現れ、待ち時間が長く非常に不
便である。
【0009】点灯スイッチ13の誤操作の対策として、
電源スイッチのオフによる点灯回路への給電停止に所定
の遅延時間を持たせることで、電源スイッチを誤ってオ
フにしてもすぐには高圧放電ランプが消灯しないように
するという投射型画像表示装置が提案されているが、ラ
ンプ15の点灯後光出力が安定するまでの待ち時間に対
する対策については何らなされていない(特願平1−2
36876号公報参照)。
【0010】したがって、この発明の目的は、点灯スイ
ッチを消灯モードにした直後に点灯スイッチを点灯モー
ドに切り替えた場合において、即時にスクリーン上に映
像を投影させることができ、しかも点灯スイッチを長時
間にわたって消灯モードにした後点灯スイッチを点灯モ
ードに切り替えた場合においても、ランプの光出力の立
ち上がりを早くして点灯スイッチを点灯モードに切替後
速やかに映像を投影させることができる投射型画像表示
装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の投射型画
像表示装置は、光変調画像表示パネルに光を照射するた
めの高圧放電ランプを点灯させる点灯回路に段調光機能
をもたせ、点灯スイッチの点灯モードに応答して点灯回
路を全点灯モードとし、点灯スイッチの消灯モードに応
答して点灯回路を調光モードとしている。
【0012】請求項2記載の投射型画像表示装置は、請
求項1記載の投射型画像表示装置において、画像表示回
路を点灯スイッチに応動させ、点灯スイッチの消灯モー
ドに応答して画像表示回路を不動作にしている。請求項
3記載の投射型画像表示装置は、請求項1または請求項
2記載の投射型画像表示装置において、点灯スイッチの
点灯モードから消灯モードへの切替による点灯回路の全
点灯モードから調光モードへの切替に応答して高圧放電
ランプの光出力を徐々に減少させるようにしている。
【0013】
【作用】請求項1記載の構成によれば、点灯スイッチを
消灯モードにしたときに、点灯回路を調光モードとして
、高圧放電ランプを調光点灯させ完全には消灯させない
ようにする。点灯スイッチを消灯モードから点灯モード
に切り替えたときには、点灯回路は、調光モードから全
点灯モードに移行し、高圧放電ランプは再始動するので
はなく、調光状態から全点灯状態へ光出力が増加する。
【0014】請求項2記載の構成によれば、点灯スイッ
チを点灯モードから消灯モードに切り替えたときに、画
像表示回路が不動作になって光変調画像表示パネルが遮
光状態となるので、高圧放電ランプが調光状態で点灯し
ていても、その光は光変調画像表示パネルで遮断され、
高圧放電ランプの光出力を光変調画像表示パネルから画
像が投射されない状態までに絞らなくても、つまり高圧
放電ランプの調光を請求項1の場合より浅くしても映像
がスクリーン上に投影されることがない。
【0015】請求項3記載の構成によれば、点灯スイッ
チを点灯モードから消灯モードへ切り替えると、点灯回
路が全点灯モードから調光モードへ切り替わるが、この
ときに高圧放電ランプは、急激に光出力が減少するので
はなく、徐々に減少することになる。この結果、誤操作
によって点灯スイッチを点灯モードから消灯モードに切
り替えた後、すぐに消灯モードから点灯モードへ戻した
ときには、高圧放電ランプの光出力が調光状態まで減少
する前に光出力が増加することになり、光出力の回復が
早くなる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照しなが
ら説明する。 第1の実施例 この発明の第1の実施例を図1および図2に基づいて説
明する。この投射型画像表示装置は、図1に示すように
、ランプ15に代えて、メタルハライドランプ等の高圧
放電ランプ5を用い、高圧放電ランプ5を点灯させる点
灯回路4として段調光機能を有するものを用い、点灯ス
イッチ3として切替型のものを使用している。その他の
構成は図6のものと同様である。
【0017】つまり、この投射型画像表示装置は、メタ
ルハライドランプからなる高圧放電ランプ5を点灯させ
る段調光機能付きの点灯回路4を設け、この点灯回路4
への給電を制御する切替型の点灯スイッチ3を設けてい
る。この点灯スイッチ3は、A側(消灯モード)に切り
替えると点灯回路4が調光モードとなって高圧放電ラン
プ5が調光点灯し、B側(点灯モード)に切り替えると
点灯回路4が全点灯モードとなって高圧放電ランプ5が
全点灯する。
【0018】また、この投射型画像表示装置は、画像信
号に応じて透過光を変調する液晶型の光変調画像表示パ
ネル6を設け、この光変調画像表示パネル6に対して画
像信号を供給する画像表示回路10を設け、高圧放電ラ
ンプ5から放射される光を光変調画像表示パネル6へ照
射するとともに光変調画像表示パネル6を透過した光を
スクリーン9上に投射させる集光用光学装置7および投
射用光学装置8を設けている。
【0019】つぎに、この投射型画像表示装置の動作を
説明する。メインスイッチ2を投入すると、画像表示回
路10が作動して画像信号が光変調画像表示パネル6へ
供給されるとともに、冷却ファン11が動作して光変調
画像表示パネル6およびその他の部品に送風する。この
状態において、点灯スイッチ3がB側にあって点灯モー
ドになっていると、点灯回路4への給電が行われ、点灯
回路4が全点灯モードとなり、高圧放電ランプが5が全
点灯する。
【0020】高圧放電ランプ5から出た光は、集光用光
学装置7によって平行に近い光に変換されて光変調画像
表示パネル6に照射される。光変調画像表示パネル6を
透過した光は、投射用光学装置7に入射する。光変調画
像表示パネル6は、画像表示回路10から供給される画
像信号に応じて光の透過率が変化し、高圧放電ランプ5
からの光を変調することになり、パネル面に画像信号に
応じた光学像を形成する。この光変調画像表示パネル6
のパネル面に形成された光学像が投射用光学装置8によ
って、スクリーン9に拡大投射され、スクリーン9上に
大画面の映像が投影される。
【0021】一方、点灯スイッチ3がA側にあって消灯
モードになっていると、点灯回路4がA側から給電され
て調光モードとなり、高圧放電ランプ5を調光点灯状態
にし、完全には消灯させないようにする。このとき、高
圧放電ランプ5の光出力は十分に絞られており、その光
が光変調画像表示パネル6を透過してスクリーン9上に
映像を投影することがないようにしている。
【0022】点灯スイッチ3をB側からA側に切り替え
て、消灯モードから点灯モードに切り替えると、点灯回
路4は全点灯モードから調光モードに移行し、高圧放電
ランプ5は全点灯状態から調光点灯状態へ移行し、その
光出力は急激に減少してスクリーン9上の映像が消える
ことになる。一方、点灯スイッチ3をA側からB側に切
り替えて、消灯モードから点灯モードに切り替えると、
点灯回路4は、調光モードから全点灯モードに移行し、
高圧放電ランプ5は、再始動するのではなく、調光状態
から全点灯状態へ移行し、その光出力が急激に増加する
ことになる。
【0023】この投射型画像表示装置は、予めメインス
イッチ2を投入しておき、かつ点灯スイッチ3をA側に
切り替えた状態にし、高圧放電ランプ5を調光点灯状態
にしてスタンバイ状態にしておく。そして、視聴者が映
像を見る場合は、点灯スイッチ3をB側に切り替えて、
スクリーン9上に映像を投影させる。スクリーン9上の
映像を消す場合には、点灯スイッチ3をB側に切り替え
て、高圧放電ランプ5を完全には消さずに調光点灯状態
にしてスタンバイ状態に戻す。
【0024】図2(a)〜(c)は図1の投射型画像表
示装置の動作を示すタイムチャートである。同図(a)
はメインスイッチ2の状態を示し、同図(b)は点灯ス
イッチ3の状態を示し、同図(c)は高圧放電ランプ5
の光出力を示している。以下、図2を参照して投射型画
像表示装置の動作を説明する。まず、映像を見るときは
、時刻t0 で図2(a)に示すようにメインスイッチ
2をオンにし、その後すぐの時刻t1 で図2(b)に
示すように点灯スイッチ3をB側に切り替える(点灯モ
ード)。この結果、高圧放電ランプ5は、図2(c)に
示すように時刻t1 から始動し、その光出力は徐々に
上昇し、光出力がある程度上昇すると、スクリーン9上
に映像が現れる。
【0025】この後、時刻t2 で図2(b)に示すよ
うに点灯スイッチ3をA側に切り替える(消灯モード)
と、高圧放電ランプ5が調光点灯状態となり、その光出
力が急減し、その状態が保持される(スタンバイ状態)
。このときの高圧放電ランプ5の光出力のレベルとして
は、スクリーン9上の映像が実質的に確認できない値に
設定する。
【0026】この後、再度映像を見るときは、時刻t3
 で図2(b)に示すように点灯スイッチ3を再度B側
に切り替える(点灯モード)。時刻t3 以前において
、高圧放電ランプ5が調光点灯状態にあるので、時刻t
3 で点灯スイッチ3をB側に切り替えたときの高圧放
電ランプ5の光出力の立ち上がり安定時間がきわめて短
く、点灯スイッチ3のB側切替後ほとんど遅れなくスク
リーン9上に映像が現れることになる。
【0027】また、例えばメインスイッチ2を投射型画
像表示装置の本体部に設け、点灯スイッチ3をリモート
コントロール装置(図示せず)に設けた構成において、
映像を見ているときに、誤操作によって点灯スイッチ3
を消灯モードに切り替えた場合でも、誤りに気付いて即
点灯スイッチ3をオンにすると、瞬時に映像がスクリー
ン9上に投影されるので、従来例のように高圧放電ラン
プ5が再点灯するまで長時間待つことが不要となる。
【0028】なお、従来例の場合には、時刻t3 で点
灯スイッチ13をオンにしても高圧放電ランプ5から光
出力が出始めるのは時刻t4 からとなってかなり遅れ
、その立ち上がりも遅いものである。この実施例の投射
型画像表示装置は、点灯回路4に段調光機能をもたせ、
点灯スイッチ3の点灯モードに応答して点灯回路4を全
点灯モードとし、点灯スイッチ3の消灯モードに応答し
て点灯回路4を調光モードとしたので、点灯スイッチ3
を消灯モードから点灯モードに切り替えてスクリーン上
に映像を投影するときには、高圧放電ランプ5を再始動
するのではなく、調光状態から全点灯状態へ光出力を増
加させるだけであり、点灯スイッチ3を消灯モードにし
た直後に点灯スイッチ3を点灯モードに切り替えた場合
において、即時にスクリーン9上に映像を投影させるこ
とができる。しかも、点灯スイッチ3を長時間にわたっ
て消灯モードにした後点灯スイッチ3を点灯モードに切
り替えた場合においても、高圧放電ランプ5の光出力の
立ち上がりを早くして点灯スイッチ3を点灯モードに切
替後速やかに映像を投影させることができる。
【0029】第2の実施例 この発明の第2の実施例を図3および図4に基づいて説
明する。この投射型画像表示装置は、図3に示すように
、画像表示回路10の電源を点灯スイッチ3のB側から
供給する構成とすることにより、画像表示回路10を点
灯スイッチ3に応動させ、点灯スイッチ3の消灯モード
に応答して画像表示回路10を不動作にし、さらに点灯
回路4の調光モードにおける高圧放電ランプ5の光出力
を第1図の実施例に比べて多く設定している。その他の
構成は図1の投射型画像表示装置と同様である。
【0030】この投射型画像表示装置では、点灯スイッ
チ3を点灯モードから消灯モードに切り替えたときに、
画像表示回路10が不動作になって光変調画像表示パネ
ル6が遮光状態となる。この結果、高圧放電ランプ5が
調光状態で点灯していても、その光は光変調画像表示パ
ネル6で遮断される。したがって、高圧放電ランプ5の
光出力を光変調画像表示パネル6から画像が投射されな
い状態までに絞らなくても、つまり高圧放電ランプ5の
調光を第1の実施例の場合より浅くしても映像がスクリ
ーン9上に投影されることがない。その他の動作は図1
の投射型画像表示装置と同様である。
【0031】図4(a)〜(c)は図3の投射型画像表
示装置の動作を示すタイムチャートである。同図(a)
はメインスイッチ2の状態を示し、同図(b)は点灯ス
イッチ3の状態を示し、同図(c)は高圧放電ランプ5
の光出力を示している。図2との相違点は、同図(b)
の時刻t2 〜t3 における高圧放電ランプ5の光出
力が図2(b)に比べて大きいことである。
【0032】この実施例は、画像表示回路10を点灯ス
イッチ3に応動させ、点灯スイッチ3の消灯モードに応
答して画像表示回路10を不動作にしたので、点灯スイ
ッチ3を消灯モードにしたときに光変調画像表示パネル
6が遮光状態として高圧放電ランプ5の光を遮断するこ
とができる。したがって、高圧放電ランプ5の調光点灯
状態における光出力を多くすることができ、点灯スイッ
チ3を消灯モードから点灯モードに切り替えたときの高
圧放電ランプ5の光出力の立ち上がりを、第1の実施例
よりも早くすることができる。したがって、第1の実施
例よりも早くスクリーン9に映像を投影することが可能
である。
【0033】第3の実施例 この発明の第3の実施例を図1,図3および図5に基づ
いて説明する。この投射型画像表示装置は、図1あるい
は図3に示した投射型画像表示装置において、点灯スイ
ッチ3の点灯モードから消灯モードへの切替による点灯
回路4の全点灯モードから調光モードへの切替に応答し
て高圧放電ランプ5の光出力を徐々に減少させるように
、点灯回路4の内部回路を構成している。その他は第1
または第2の実施例と同様である。
【0034】この投射型画像表示装置では、点灯スイッ
チ3を点灯モードから消灯モードへ切り替えると、点灯
回路4が全点灯モードから調光モードへ切り替わるが、
このときに高圧放電ランプ5は、急激に光出力が減少す
るのではなく、徐々に減少することになる。この結果、
点灯スイッチ3の誤操作によって、点灯スイッチ3を点
灯モードから消灯モードに切り替えた後、すぐに消灯モ
ードから点灯モードへ戻したときには、高圧放電ランプ
5の光出力が調光状態まで減少する前に光出力が増加す
ることになり、光出力の回復が早くなる。
【0035】例えば、リモートコントロール装置の誤操
作によって点灯スイッチ3を消灯モードにした場合にお
いては、誤操作に気付いて点灯スイッチ3を元の点灯モ
ードに戻すまでの時間は比較的短いので、点灯スイッチ
3を消灯モードにした後の高圧放電ランプ5の光出力の
減少を緩やかにすれば、高圧放電ランプ5の光出力が下
がりきる前に光出力を上昇させることができ、光出力の
立ち上がりを第1および第2の実施例に比べて早くでき
る。
【0036】図5(a)〜(c)は第3の実施例の投射
型画像表示装置の動作を示すタイムチャートである。同
図(a)はメインスイッチ2の状態を示し、同図(b)
は点灯スイッチ3の状態を示し、同図(c)は高圧放電
ランプ5の光出力を示している。図2との相違点は、同
図(b)の時刻t2 〜t3における高圧放電ランプ5
の光出力が傾斜していることである。
【0037】この実施例は、点灯回路4の全点灯モード
から調光モードへの切替に応答して高圧放電ランプ5の
光出力を徐々に減少させるようにしたので、点灯スイッ
チ3を誤操作した後元に戻したときの高圧放電ランプ5
の光出力の回復を前記第1および第2の実施例よりも早
くすることができる。したがって、第1および第2の実
施例よりも早くスクリーン9に映像を投影することが可
能である。
【0038】なお、上記各実施例では、冷却ファン11
を設けていたが、特に必要なものではない。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載の投射型画像表示装置によ
れば、点灯回路に段調光機能をもたせ、点灯スイッチの
点灯モードに応答して点灯回路を全点灯モードとし、点
灯スイッチの消灯モードに応答して点灯回路を調光モー
ドとしたので、点灯スイッチを消灯モードから点灯モー
ドに切り替えてスクリーン上に映像を投影するときには
、高圧放電ランプを再始動するのではなく、調光状態か
ら全点灯状態へ光出力を増加させるだけであり、点灯ス
イッチを消灯モードにした直後に点灯スイッチを点灯モ
ードに切り替えた場合において、即時にスクリーン上に
映像を投影させることができる。しかも、点灯スイッチ
を長時間にわたって消灯モードにした後点灯スイッチを
点灯モードに切り替えた場合においても、高圧放電ラン
プの光出力の立ち上がりを早くして点灯スイッチを点灯
モードに切替後速やかに映像を投影させることができる
【0040】請求項2記載の投射型画像表示装置によれ
ば、画像表示回路を点灯スイッチに応動させ、点灯スイ
ッチの消灯モードに応答して画像表示回路を不動作にし
たので、点灯スイッチを消灯モードにしたときに光変調
画像表示パネルが遮光状態として高圧放電ランプの光を
遮断することができる。したがって、高圧放電ランプの
調光点灯状態における光出力を多くすることができ、点
灯スイッチを消灯モードから点灯モードに切り替えたと
きの高圧放電ランプの光出力の立ち上がりを、請求項1
よりも早くすることができる。したがって、請求項1よ
りも早くスクリーンに映像を投影することが可能である
【0041】請求項3記載の投射型画像表示装置によれ
ば、点灯回路の全点灯モードから調光モードへの切替に
応答して高圧放電ランプの光出力を徐々に減少させるよ
うにしたので、点灯スイッチを誤操作した後元に戻した
ときの高圧放電ランプの光出力の回復を請求項1,2よ
りも早くすることができる。したがって、請求項1,2
よりも早くスクリーンに映像を投影することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の投射型画像表示装置
の概略構成図である。
【図2】図1の投射型画像表示装置の動作を示すタイム
チャートである。
【図3】この発明の第2の実施例の投射型画像表示装置
の概略構成図である。
【図4】図3の投射型画像表示装置の動作を示すタイム
チャートである。
【図5】この発明の第3の実施例の投射型画像表示装置
の動作を示すタイムチャートである。
【図6】投射型画像表示装置の従来例を示す概略構成図
である。
【符号の説明】
1    交流電源 2    メインスイッチ 3    点灯スイッチ 4    点灯回路 5    高圧放電ランプ 6    光変調画像表示パネル 7    集光用光学装置 8    投射用光学装置 9    スクリーン 10    画像表示回路 11    冷却ファン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  高圧放電ランプと、この高圧放電ラン
    プを点灯させる点灯回路と、この点灯回路への給電を制
    御する点灯スイッチと、画像信号に応じて透過光を変調
    する光変調画像表示パネルと、この光変調画像表示パネ
    ルに対して前記画像信号を供給する画像表示回路と、前
    記高圧放電ランプから放射される光を前記光変調画像表
    示パネルへ照射するとともに前記光変調画像表示パネル
    を透過した光をスクリーン上に投射させる光学装置とを
    備えた投射型画像表示装置において、前記点灯回路に段
    調光機能をもたせ、前記点灯スイッチの点灯モードに応
    答して前記点灯回路を全点灯モードとし、前記点灯スイ
    ッチの消灯モードに応答して前記点灯回路を調光モード
    としたことを特徴とする投射型画像表示装置。
  2. 【請求項2】  画像表示回路を点灯スイッチに応動さ
    せ、前記点灯スイッチの消灯モードに応答して前記画像
    表示回路を不動作にした請求項1記載の投射型画像表示
    装置。
  3. 【請求項3】  点灯スイッチの点灯モードから消灯モ
    ードへの切替による点灯回路の全点灯モードから調光モ
    ードへの切替に応答して前記高圧放電ランプの光出力を
    徐々に減少させるようにした請求項1または請求項2記
    載の投射型画像表示装置。
JP3075245A 1991-04-08 1991-04-08 投射型画像表示装置 Pending JPH04309938A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3075245A JPH04309938A (ja) 1991-04-08 1991-04-08 投射型画像表示装置

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JP3075245A JPH04309938A (ja) 1991-04-08 1991-04-08 投射型画像表示装置

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JPH04309938A true JPH04309938A (ja) 1992-11-02

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JP3075245A Pending JPH04309938A (ja) 1991-04-08 1991-04-08 投射型画像表示装置

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JP (1) JPH04309938A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0966160A1 (en) * 1998-05-26 1999-12-22 Jamco Corporation Video projector
US7436399B2 (en) 2002-03-25 2008-10-14 Seiko Epson Corporation Image display apparatus
JP2013050591A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Seiko Epson Corp プロジェクター

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