JP2004319193A - 高圧放電灯の点灯方法と点灯装置並びに該点灯装置用使用した映像機器 - Google Patents

高圧放電灯の点灯方法と点灯装置並びに該点灯装置用使用した映像機器 Download PDF

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Abstract

【課題】高圧放電灯であるにも拘らずスイッチ・オフ直後のスイッチ再投入による再点灯が短時間に行うことができる、特に映像機器向けの高圧放電灯の点灯方法を開発することにある。
【解決手段】点灯状態から消灯に移る過渡状態において、ランプ温度が再点灯可能温度になるまで電極(3)(4)に供給するランプ電力をアーク放電(5)が消滅しない程度まで低減させ且つランプ温度が再点灯可能温度以下となった時点で前記電極(3)(4)への電流供給を遮断すること事を特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スイッチ・オフから高圧放電灯が平衡温度に達するまでの過渡状態にあってはスイッチ再投入時に瞬間的に画面に映像を再出現させることができ、高圧放電灯の消灯後にあっては数秒という短時間で画面に映像を再出現させることが可能な映像機器用の高圧放電灯の点灯方法とその点灯装置並びに該点灯装置を使用した映像機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
アーク長の短い高圧放電灯(1’)はプロジェクタやリアプロジェクションテレビなどビジネス用或いは一般用映像機器(B’)(一般家庭電化製品も含む)の光源として使用されているが、これらの機器(B’)の光源としての問題点は、高温再点灯時間(hot re−strike time=安定点灯後、消灯し、再点灯させる場合、再点灯にはランプ温度(一般的に900℃程度)が所定温度(=再点灯可能温度[15kVの高パルス始動電圧を始動点灯電圧として印加する場合、一般的には400℃])まで低下している必要があり、始動点灯電圧として15kVの高パルス始動電圧を印加する場合でも消灯から再点灯までの待機時間(t1’)が例えば30秒と長い点にある[図2(ロ)]。その場合のブロック回路図は図2(イ)に示す。
【0003】
高圧放電灯(1’)を光源として使用する映像機器(B’)において、連続的に使用するようなものにおいては、待機時間(t1’)(即ち、消灯から再点灯までの時間)の長さは実用上さほど問題にならないが、短時間にスイッチ・オンとスイッチ・オフと繰り返すような映像機器(B’)、特にリアプロジェクションテレビのような一般家庭電化製品の場合、約30秒という待機時間(t1’)の長さは大きな問題となる。即ち、現在の通常のテレビはスイッチ・オンと同時に映像が画面に現れ、スイッチ・オフと同時に画面から映像が消えるようになっている。ユーザーはテレビというものに対してこのような機能を先入観としてすでに持っている。
【0004】
このことは、当然、プロジェクションテレビに対しても要求される性能で、スイッチ・オンとほぼ同時に映像が画面に現れないような場合には、プロジェクションテレビに対して違和感(例えば、従来のテレビに対して性能が劣るというような感じ)を持つことになり、プロジェクションテレビの品質に対する問題となる可能性がある。しかしながら、光源として高圧放電灯(1’)を使用している限り、前述の待機時間(t1’)の長さは如何ともしがたく、たとえ、10kV−15kVという高始動電圧の印加可能な高圧イグナイタ(20’)を用いても、消灯直後のスイッチ・オンと同時(少なくとも消灯後、数秒以内という短時間後)に高圧放電灯(1’)を再点灯させ画面に映像が現れるようにする事は不可能であった。特に、始動電圧を1kV〜4kV(このメリットは後述する)というような低い直流電圧とした場合には不可能である。
【0005】
なお、前述の10kV−15kVという高始動電圧を電極に印加すると、印加時に石英封体(11’)の内壁を破損することや電極からタングステンが蒸発し、発光管部(12’)の内表面にスパッタリングされたタングステンがデポジットして石英封体(11’)を次第に黒化させるという問題点や、電極を構成するタングステンの蒸発が電極形状の変形を引き起こし、これによるランプ寿命の低下の原因となるというような問題などがある。特に、高圧放電灯(1’)をリアプロジェクションテレビのような民生映像機器(B’)に使用する場合、高圧放電灯(1’)の短寿命が製品の品質に直接関わる大きな問題となる。
【0006】
その他、高圧放電灯(1’)の起動と関連する他の問題として、消灯後の電極間の水銀ブリッジの発生も考えられる。特に、最近の高圧放電灯(1’)の発光管部(12’)内には容積に対して過度の量の水銀が封入されている。このような高圧放電灯(1’)において、消灯後の高圧放電灯(1’)の冷却過程で水銀が電極に上に結露状に付着し、これが電極間に発生すると両電極を短絡させ、再点灯を阻害する水銀ブリッジとなる点も指摘されている。
【0007】
請求項1に記載の発明に対する先行特許文献として、本発明者等の特開2002−289379号に記載の発明が挙げられる。
【0008】
【特許文献】特開2002−289379号
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、第1に高圧放電灯であるにも拘らずスイッチ・オフ直後の過渡状態における放電状態の復帰が瞬時に行われ、且つ、消灯後のスイッチ再投入による再点灯も数秒という従来にはない短時間に行うことができる、特に映像機器向けの高圧放電灯の点灯方法を開発することにあり、第2にそのような点灯方法を実施することができる点灯回路、特に高圧放電灯への過度の高圧始動電流を印加させなくても再点灯が短時間に行うことができる点灯回路の開発にあり、第3にそのような点灯回路を使用し、消灯直後の過渡状態における放電状態の復帰が瞬時に行われ、且つ、消灯後のスイッチ再投入による再点灯も数秒という従来にはない短時間に行うことができる映像機器を開発することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
「請求項1」は本発明の高圧放電灯(1)の点灯方法に関し「点灯状態から消灯に移る過渡状態において、電極(3)(4)に供給するランプ電力をアーク放電(5)が消滅しない程度まで低減させてランプ温度を平衡温度に至らせ且つランプ温度が平衡温度となった時点で前記電極(3)(4)への電流供給を遮断する」こと事を特徴とする。
【0011】
このようにすることで、消灯直後にスイッチが再投入され、ランプ温度が平衡温度になるまでの過渡状態間に高圧放電灯(1)の再点灯をしなければならない場合、この時点では電極(3)(4)間には低減された電流が供給されてアーク放電(5)が消滅していないので、点灯電流を再度流せば電極(3)(4)間のアーク放電(5)は瞬間的に復活して安定点灯状態に戻る。
【0012】
一方、過渡状態では細々ながらアーク放電(5)が続いていたとしても、ランプ温度は次第に低下して所定時間後平衡温度に達する。そして、平衡温度に達した処で電極(3)(4)への電流供給が遮断され、ランプ温度が低下し、ランプ温度が再点灯可能温度に達する。この時点でスイッチが投入されると、通常の手段、即ち、電極(3)(4)間に点灯始動電圧を印加して電極(3)(4)間で絶縁破壊を生じさせ、続いて、点灯電流を供給して安定点灯に移行させることになるのであるが、消灯から再点灯までの待機時間(t1)はわずか5秒程度と従来(約30秒)に比べて著しく短くすることができる。
【0013】
このような高圧放電灯(1)の利用対象がリアプロジェクションテレビ(50)のような一般家庭電化製品の場合(勿論、これに限られるものではない)、ユーザーがリアプロジェクションテレビ(50)のスイッチ・オフ後、過渡期において時間をおかずにスイッチ・オンした場合、高圧放電灯(1)が瞬間的に元の明るさまで復帰して画面(S)に映像を映し出せることができ、また、過渡状態経過後の消灯状態においてスイッチ・オンはした時でも数秒で再点灯させることができ、この点で従来のテレビと遜色がなく、ユーザーに違和感を持たせることがない。
【0014】
また、点灯状態から消灯に移る過渡状態において、電極(3)(4)に細々とアーク(5)が形成されておれば、電極(3)(4)そのものは水銀の蒸発温度以上に保持されており、電極(3)(4)の表面に水銀蒸気が接触しても凝結して来ない。一方、封体容器(11)そのものは冷却されているので、発光管部(12)の内面に接触した水銀蒸気は発光管部(12)の内表面に凝結して来、次第に成長するとともに、発光管部(12)内の水銀蒸気圧を次第に減少させていくことになる。
【0015】
そして、発光管部(12)内の水銀蒸気圧が十分に下がったところで電極(3)(4)への供給電流を遮断することになるので、発光管部(12)内の残留水銀蒸気がその後凝結してその一部が電極(3)(4)に付着するとしてもその量は極く僅かであるため、水銀ブリッジの生成は100%解消され、消灯後の再点灯の障害にならない。
【0016】
「請求項2」は映像機器(A)の光源として使用される高圧放電灯(1)の点灯方法に関し、「点灯状態から消灯に移る過渡状態において、映像機器(A)のスイッチ・オフにより画面(S)を画像の出ない状態にすると共に高圧放電灯(1)に供給する電力をアーク放電(5)が消滅しない程度まで低減させてランプ温度が平衡温度になるまで維持し、ランプ温度が平衡温度となった時点で前記電極(3)(4)への電流供給を遮断する」こと事を特徴とする。
【0017】
映像機器(A)のスイッチ・オフ後の過渡状態において、高圧放電灯(1)のアーク(5)が不消滅状態では、高圧放電灯(1)はある程度の光量を持って輝いているが、映像機器(A)の画面(S)を画像のでない状態(例えば、後述するように画像素子(65R)(65G)(65B)が高圧放電灯(1)からの白色光を透過しないまっ黒な状態)とすることで、高圧放電灯(1)からの光が画面(S)から露出せずあたかもスイッチ・オフとなっているような状態を現出させる事ができる。この過渡状態でスイッチが再投入されると高圧放電灯(1)のアーク放電(5)は短時間で安定点灯状態に瞬時に復帰し、前述のように従来のテレビと遜色なく画面(S)に映像を再出現させることができ、ユーザーを待たせることがない。過渡状態後の消灯状態でスイッチが再投入された場合、前述のように待機時間(t1)が5秒程度で画面(S)に映像を再出現させることができる。
【0018】
「請求項3」は前記高圧放電灯(1)の点灯方法におけるランプ電力の低減量に関し、「ランプ電力の低減量は、定格出力の1/2〜1/20である」ことを特徴とする。この程度のランプ電力を供給しておけば高圧放電灯(1)に対する通常のファン(図示せず)による冷却状態でアーク放電(5)を維持させることができると共にランプ温度を次第に低下させ、最終的に再点灯可能温度(一般的に始動印加電圧が10kV〜15kVの高パルス電圧の場合には400℃程度、始動印加電圧が1kV〜4kVの低直流電圧の場合には350℃程度[図1(ロ参照)])に至らしめることができる。
【0019】
「請求項4」は前記高圧放電灯(1)の点灯方法において実行されるランプ電力低減の具体的時間に関し「低減ランプ電力の低減時間(t2)は60秒以上である」こと特徴とするものである。高圧放電灯(1)の再点灯可能温度は再点灯時の始動印加電圧によるが一般的に(10kV〜15kVの高圧の場合)400℃〜(1kV〜4kVの低圧の場合)330℃程度といわれている。また、高圧放電灯(1)の容量や冷却の有無、印加する始動点灯電圧などによってスイッチ・オフによる低減ランプ電力焼酎開始から平衡温度(=低減ランプ電力により発生しているアーク放電(5)から供給される熱量と、高圧放電灯(1)の表面から放散される熱量とがある程度平衡する温度)に至る低減時間(t2)は一定していないが、経験的に高圧の場合でも60秒以上で平衡温度に到達する。低圧の場合は60秒〜120秒程度(勿論、120秒以上でも可)平衡温度に到達する。高圧放電灯(1)は従って、時間をパラメータとすることで、タイマーなどの計時手段にて計時する事で低減ランプ電力の低減時間(t2)を定めることもできるし、高圧放電灯(1)が収納されているランプハウス(図示せず)や凹面反射鏡(2)に設置されている温度計(図示せず)から平衡温度を類推する事も出来る。
【0020】
「請求項5」は前記方法を実施するための高圧放電灯(1)の点灯装置(C)で「(a) 高圧放電灯(1)に高圧パルス又は低圧直流電圧を印加して始動点灯させる点灯始動回路(20)と、(b) 前記点灯始動回路(20)に接続され、高圧放電灯(1)を安定点灯させる安定点灯回路(21)と、(c) 安定点灯回路(21)からの高圧放電灯(1)への電力供給を制御する電力制御部(22)と、(d) 電力制御部(22)が、安定点灯時には安定点灯回路(21)からの高圧放電灯(1)への点灯電力の安定供給が行われるように安定点灯回路(21)を制御し、映像機器(A)のスイッチ・オフ後における高圧放電灯(1)の安定点灯から消灯に移る過渡状態において、高圧放電灯(1)へのランプ電力を電極(3)(4)間のアーク放電(5)が消滅しない程度のランプ電力に絞るように安定点灯回路(21)を制御すると共に前記スイッチ・オフと同時に画面(S)を画像のでない状態とするように画面(S)に映像を送る光学エンジン(E)に画像オフ信号を出力するランプ電力出力低減・光学エンジン制御回路(23)とで構成されている」ことを特徴とする。
【0021】
光学エンジン(E)は図5にその例を示すように、ランプハウス(Ea)内に高圧放電灯(1)と例えば液晶パネルのような画像素子(65R)(65G)(65B)を含む光学系とで構成されており、画像素子(65R)(65G)(65B)が画像素子制御部(70)にて制御されている。なお前記「画面(S)を画像のでない状態」とは、例えば画像素子(65R)(65G)(65B)が光不透過状態に制御され、画面(S)に映像が現れないオフ状態をいう。
【0022】
「請求項6」「請求項7」は前記高圧放電灯(1)の点灯装置(C)における、点灯始動電圧に関し、前者は「印加される高圧パルスが10kV〜15kVである」ことを特徴とし、後者は「印加される低圧直流電圧が1kV〜4kVである」ことを特徴とする。前者は従来の高圧イグナイタ(20’)を使用する方法で、従来例の説明で述べたような黒化現象などのデメリットは避けられないが、点灯始動電圧が高いので高い再点灯可能温度での消灯後の再点灯が容易になる。換言すれば低減時間(t2)を短くする事が出来る。一方、後者は、低圧直流電圧を印加し続けることにより、電極(3)(4)間の絶縁破壊に必要なエネルギを短時間に供給することができ、消灯後の再点灯も高圧パルスを印加する場合と遜色なく再点灯させることができ、しかも始動電圧が低いので黒化現象などのデメリットは解消され、この種の点灯方法としては最も好ましい方法といえる。ただし、点灯始動電圧が低いので再点灯可能温度はそれだけ低くなり、従って前者に比べて低減時間(t2)が長くなる。
【0023】
「請求項8」は前記点灯装置(C)を装備した映像機器(A)に関し、「(a) 映像を映し出す画面(S)と、(b) 前記画面(S)に映像を投影する光学エンジン(E)と、(c)前記光学エンジン(E)に光を供給する高圧放電灯(1)と、(d) 始動点灯電圧を高圧放電灯(1)に印加する点灯始動回路(20)並びに安定点灯時、安定点灯電力を高圧放電灯(1)に供給する安定点灯回路(21)と、(e) 映像機器のスイッチ・オフと共に高圧放電灯(1)が再点灯可能温度に冷却するまでの時間(t2)、光学エンジン(E)を制御して画面(S)を画像のでない状態にし、高圧放電灯(1)が平衡温度に達した時点或いは高圧放電灯(1)が平衡温度に達するとされる相当時間(t2)の経過後に高圧放電灯(1)をオフにするランプ電力低減・光学エンジン制御回路(23)とで構成された」ことを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施例に従って詳述する。図1は本発明の点灯方法が適用される高圧放電灯(1)の概略断面図及び適用点灯装置(C)のブロック図で、高圧放電灯(1)は凹面反射鏡(2)に装着されて使用される。なお、高圧放電灯(1)には直流点灯用と、交流点灯用とがある。
【0025】
この点灯装置(C)の回路は、点灯始動回路(20)、安定点灯回路(21)、電力制御部(22)並びにランプ電力低減・光学エンジン制御回路(23)とで構成されている。
【0026】
点灯始動回路(20)は例えば1kV〜4kV程度の低圧直流電圧を発生させ、これを点灯始動電圧とする低圧回路、或いは10kV〜15kVの高圧パルスを発生させ、これを点灯始動電圧とする高圧回路などがある。
【0027】
安定点灯回路(21)は、前記点灯始動回路(20)に接続され、安定点灯時に高圧放電灯(1)を安定点灯させ、安定点灯から消灯に移る過渡期において、高圧放電灯(1)に供給するランプ電力を絞ることができる回路である(図1(イ)参照)。
【0028】
電力制御部(22)は、安定点灯時には、高圧放電灯(1)への安定点灯回路(21)からの点灯電力の供給を安定するように制御し、安定点灯から消灯に移る過渡期において、高圧放電灯(1)に供給するランプ電力を絞るように安定点灯回路(21)を制御する回路である。
【0029】
ランプ電力低減・光学エンジン制御回路(23)は映像機器(A)のスイッチ・オフにより高圧放電灯(1)が平衡温度に達するまでの時間(t2)、光学エンジン(E)を制御して画面(S)を画像のでない状態にし、高圧放電灯(1)が平衡温度に達した時点或いは高圧放電灯(1)が平衡温度に達するとされる相当時間(t2)の経過後に高圧放電灯(1)をオフにし、映像機器(A)のスイッチ再投入と共にランプ電力を安定点灯状態に復帰させ且つ光学エンジン(E)から画像が出力されるように電力制御部(22)と光学エンジン(E)とを制御する回路である。
【0030】
そして前記電力制御部(22)には高圧放電灯(1)のオン・オフ制御を行うランプ点灯制御信号(オン・オフを含む)と、安定点灯から消灯に至るその過渡状態において、高圧放電灯(1)に供給する出力電力を、電極(3)(4)間のアーク放電(5)が消滅しない程度の低減ランプ電力に絞るように安定点灯回路(21)を制御するためのランプ電力低減制御信号とがそれぞれ入力するようになっている。
【0031】
光学エンジン(E)は本実施例に示すものだけでなく種々のものが存在するが、図3に示すものをその代表例として説明する。光学エンジン(E)はランプハウス(Ea)内に凹面反射鏡(2)付きの高圧放電灯(1)、色分解光学系、投影レンズ(61)などが内蔵されている。凹面反射鏡(2)付きの高圧放電灯(1)から出た白色光はダイクロイックミラー(62)(63)で赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3色に分離され、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各色をコンデンサーレンズ(64)を介して液晶パネルのような画像素子(65R)(65G)(65B)に入射させ、画像素子制御部(70)からの各画像信号に応じて画像素子(65R)(65G)(65B)の光透過率を変化させて画像素子(65R)(65G)(65B)に入射した赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各色を遮断・透過させ、投影レンズ(61)から色光(H)を出射するように構成されている。なお、(67)(68)は全反射ミラーであり、(69)(66)はダイクロイックミラー(半透過ミラー)である。
【0032】
図4は本発明にかかるリアプロジェクションテレビ(50)の概略断面で、筐体(50a)内部に収納された点灯装置(C)、光学エンジン(E)、反射ミラー(M)、前面に設けられた画面(S)などで構成されており、光学エンジン(E)の投影レンズ(61)から出射された色光が反射ミラー(M)に反射され、画面(S)に映し出されるようになっている。
【0033】
次に図1(ロ)のタイミングチャートに従って低圧始動点灯用の点灯装置(C)の作用について説明する。高圧放電灯(1)が消灯状態である映像機器(A)のスイッチ(図示せず)をオンにすると、映像機器(A)が作動しランプ始動が行われる。この時点では直流安定点灯回路(21)から出力された直流出力は放電灯(1)が点灯していないため点灯始動回路(20)を起動させ、所定の点灯始動電圧(低圧直流電圧の場合には1kV〜4kV或いは高圧パルス電圧の場合には10kV〜15kV)が発生し、高圧放電灯(1)に印加されることになる。
【0034】
以上のようにしてランプ始動の後、グロー放電を経てアーク放電への移行がスムーズに行われ、安定点灯に移行する。ランプ電圧は、グロー放電からアーク放電への移行した初期の段階で一旦急落した後、次第に電圧が上昇し所定の電圧(例えば、80V)に達する。その後該電圧を保ち安定点灯(この場合は定格電力=150W、ランプ表面温度=900℃)することになる。
【0035】
以上のようにして高圧放電灯(1)が点灯されるがこれと同時に画像素子制御部(70)により画像素子(65R)(65G)(65B)を構成する各画素を通過する光量が個別に制御・遮断され、投影レンズ(61)から出射され、これが反射ミラー(M)によって反射され、画面(S)に投影される。
【0036】
その後、映像機器(A)のスイッチが切られるとランプ電力低減・光学エンジン制御回路(23)から電力制御部(22)に対してランプ電力低減制御信号が出力されると同時に画像素子制御回路(70)に対して画像オフ信号が出力され、画像素子(65R)(65G)(65B)が光遮断状態となる。この状態では前述のように高圧放電灯(1)の電極(3)(4)間にはアーク放電(5)が細々と持続しており、ある程度の光が発生しているが、画像素子(65R)(65G)(65B)が光遮断状態となっているので画面(S)がまっ黒な画面オフ状態となり、ユーザーは映像機器(A)がスイッチ・オフされたものと思われることになる。
【0037】
この過渡状態において、電力制御部(22)によりランプ電力が所定の値に低減し、アーク放電(5)が細々と維持され、アーク放電(5)から熱が供給されるもの高圧放電灯(1)はファンによる冷却次第にその表面温度が低下し、最終的に平衡温度に達する。平衡温度に達したところでランプ電力の供給が遮断され、高圧放電灯(1)は消灯される。これにより、高圧放電灯(1)は急速に冷却され、数秒間で再点灯可能温度に達する。再点灯可能温度に達したところで映像機器(A)のスイッチが再投入されると高圧放電灯(1)は前述の手順に従い短時間で再点灯する。なお、本発明において平衡温度は完全に平衡に達している必要はなく、実用上ランプ表面の冷却速度が遅くなった状態も含むものである。
【0038】
図の実施例では供給電力の低減時間(t2)は、始動点灯電圧として2.4KVの直流電圧を加える場合で、再点灯可能温度が330℃であり低減ランプ電力による平衡温度(発光管部(12)の上面温度)が350℃、平衡温度に達する低減時間(t2)が2分である。勿論、冷却状態ランプの容量その他諸条件より前記平衡温度や低減時間(t2)は変化する。低減時間(t2)が過ぎると高圧放電灯(1)は平衡温度に達し、それ以上温度が低下しないので、オフ信号が電力制御部(22)に入力され、高圧放電灯(1)へのランプ電力供給が遮断され、以後、急激に温度低下が起こり、約5秒間[待機時間(t1)]で再点灯可能温度(330℃)に低下する。この状態で映像機器(A)のスイッチを投入すると前述の通り短時間で高圧放電灯(1)が再点灯する。また、低減時間(t2)の間では、何時の時点においても前述の方式により数秒で安定点灯に復帰する。
【0039】
なお、これまでは平衡温度は発光管部(12)の上面温度としたが、この測定は実用機では困難であるため、通常は、前述のように時間をパラメータとして低減時間(t2)を定めているが、時間を使用しない場合には凹面反射鏡(2)の温度を測定し、ここから発光管部(12)の上面温度を推定することになる。
【0040】
前記点灯方法における消灯から再点灯した場合の発光管部(12)内の変化に付いて簡単に説明する。消灯状態における高圧放電灯(1)の発光管部(12)は冷却状態にあり、大半の水銀は発光管部(12)内に球状となって溜まっており、電極(3)(4)の表面の付着水銀はほとんどない状態となっている。始動点灯が開始されると、電極(3)(4)間に絶縁破壊が生じ、電極(3)(4)間にアーク(5)が生成する。ランプ始動初期はアークスポットが陰極(4)の表面を移動している。
【0041】
陰極(4)が加熱されるに従い、やがてアーク(5)は陰極(4)の先端に移行して安定的なアークスポットを形成する。陰極(4)上を移動していたアーク(5)が、先端に移行する瞬間にアークが消滅しやすいが、低圧直流電圧が連続的に印加されることで再起動し解決できる。安定なアークスポット形成後、水銀の蒸発に伴ってランプ電圧が上昇し、数分後に定格電力で安定な点灯に至る。一方、光学エンジン(E)はランプ点灯と共に作動し、画面(S)に映像を投影して映し出す。
【0042】
前記映像機器(A)の使用が終了すると、ユーザーが映像機器(A)のスイッチを切るが、高圧放電灯(1)は直ちに消灯されず、スイッチ・オフにより電力制御部(22)にはまずランプ電力低減制御信号が入力する。このランプ電力低減制御信号が入力すると電力制御部(22)は、予め設定された低減ランプ電力にその出力電力を低減し且つその低減ランプ電力を低減時間(t2)だけ維持し電極(3)(4)間でのアーク放電(5)を細々と維持する。この間、高圧放電灯(1)は強制空冷がなされているので、アーク部分及びアークを生成している電極(3)(4)は高温に保たれているものの、発光管部(12)は水銀が凝結する程度に冷却されており、アーク部分および電極表面に接触する部分以外に存在する蒸気水銀は冷却された発光管部(12)の内面に接触して凝結していく。
【0043】
このとき、低減されたランプ電力が低ければ低いほどランプ温度を低く出来て水銀の凝結を早くすることができ消灯までの時間を短くすることができるが、この過渡期においてアーク(5)が消えないようなランプ電力を維持する必要がある。目安は定格電力の1/2から1/20で、過渡期における低減ランプ電力が定格電力の1/2の場合、強制空冷があれば水銀蒸気の凝結が可能であり、1/20の場合にはアークが消える可能性があり、最低でも1/20以上の低減ランプ電力は必要である。通常は1/5程度で、高圧放電灯(1)の定格出力が270Wの場合には50W程度の低減ランプ電力が供給されるようになっている。
【0044】
ランプ電力低減後の点灯低減時間としては、ランプ電力の低減量が大きいほどその低減時間(t2)は短く、低減量が1/20程度の場合、1秒から1秒強で蒸発水銀の凝結が完了する。低減量が1/2程度の場合、蒸発水銀の凝結時間は20秒程度で、ほぼ封入水銀量の全量が発光管部(12)内に溜まり、電極(3)(4)表面での付着は殆どない。
【0045】
なお、本発明のように安定点灯から消灯に至る過渡期間中に前述のように定格電力よりはるかに小さい低減ランプ電力を一定期間電極(3)(4)に供給してアーク(5)の維持を図り、電極(3)(4)の表面への水銀の付着量を極めて少ないものとすることにより水銀ブリッジの解消や、再点灯時の電極(3)(4)の表面の水銀の短時間蒸発を実現し、これによりアーク(5)の移動時間を画期的に短いものすることができて点灯始動時におけるアーク立ち消えの確率が極小化すると共に黒化の危険性も解消することができるというメリットもある。
【0046】
【発明の効果】
本発明は、点灯状態から消灯に移る過渡状態において、アーク放電を維持しているので、消灯直後にスイッチが再投入されると直ちにアーク放電が復活して安定点灯状態に戻り、リアプロジェクションテレビのような一般家庭電化製品の光源として使用した場合、スイッチ・オフ直後にスイッチ・オンしたとしてテレビと同様画面に映像を映し出せることができる。
【0047】
また、点灯状態から消灯に移る過渡状態において、映像機器のスイッチ・オフにより画面を画像の出ない状態にするので、過渡状態において高圧放電灯から弱い光が出ていたとしても画像に現れず、あたかもスイッチ・オフとなっているような状態を現出させる事ができる。この過渡状態でスイッチを再投入すると前述のように従来のテレビと同様短時間で画面に映像を再出現させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される点灯装置のブロック回路図
【図2】従来の点灯装置のブロック回路図
【図3】本発明に使用される光学エンジンの概念図
【図4】本発明のリアプロジェクションテレビの概略断面図
【符号の説明】
(A) 映像機器
(C) 点灯回路
(D) 光学エンジン
(1) 高圧放電灯
(2) 凹面反射鏡
(3) 電極
(4) 電極
(5) アーク放電
(11) 封体容器
(12) 発光管部

Claims (8)

  1. 点灯状態から消灯に移る過渡状態において、電極に供給するランプ電力をアーク放電が消滅しない程度まで低減させてランプ温度を平衡温度に至らせ且つランプ温度が平衡温度となった時点で前記電極への電流供給を遮断すること事を特徴とする高圧放電灯の点灯方法。
  2. 映像機器の光源として使用される高圧放電灯の点灯方法に関し、
    点灯状態から消灯に移る過渡状態において、映像機器のスイッチ・オフにより画面を画像の出ない状態にすると共に高圧放電灯に供給する電力をアーク放電が消滅しない程度まで低減させてランプ温度が平衡温度になるまで維持し、ランプ温度が平衡温度となった時点で前記電極への電流供給を遮断すること事を特徴とする高圧放電灯の点灯方法。
  3. ランプ電力の低減量は、定格出力の1/2〜1/20であることを特徴とする請求項1又は2に記載の高圧放電灯の点灯方法。
  4. 低減ランプ電力の低減時間は60秒以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の高圧放電灯の点灯方法。
  5. (a)高圧放電灯に高圧パルス又は低圧直流電圧を印加して始動点灯させる点灯 始動回路と、
    (b)前記点灯始動回路に接続され、高圧放電灯を安定点灯させる安定点灯回路 と、
    (c)安定点灯回路からの高圧放電灯への電力供給を制御する電力制御部と、
    (d)電力制御部が、安定点灯時には安定点灯回路からの高圧放電灯への点灯電力の安定供給が行われるように安定点灯回路を制御し、映像機器のスイッチ・オフ後における高圧放電灯の安定点灯から消灯に移る過渡状態において、高圧放電灯へのランプ電力を電極間のアーク放電が消滅しない程度のランプ電力に絞るように安定点灯回路を制御すると共に前記スイッチ・オフと同時に画面を画像のでない状態とするように画面に映像を送る光学エンジンに画像オフ信号を出力するランプ電力出力低減・光学エンジン制御回路とで構成されていること
    を特徴とする高圧放電灯の点灯装置。
  6. 高圧パルスが10kV〜15kVであることを特徴とする請求項5に記載の高圧放電灯の点灯装置。
  7. 低圧直流電圧が1kV〜4kVであることを特徴とする請求項5に記載の高圧放電灯の点灯装置。
  8. (a)映像を映し出す画面と、
    (b)前記画面に映像を投影する光学エンジンと、
    (c)前記光学エンジンに光を供給する高圧放電灯と、
    (d)始動点灯電圧を高圧放電灯に印加する点灯始動回路並びに安定点灯時、安定点灯電力を高圧放電灯に供給する安定点灯回路と、
    (e)映像機器のスイッチ・オフと共に光学エンジンを制御して画面を画像のでない状態にし、前記スイッチ・オフ後の冷却により高圧放電灯が平衡温度に達した時点或いは高圧放電灯が平衡温度に達するとされる相当時間の経過後に高圧放電灯をオフにするランプ電力低減・光学エンジン制御回路とで構成されたこ
    とを特徴とする映像機器。
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