JP4100783B2 - 油圧緩衝器の組立方法及び装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は油圧緩衝器の組立方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、油圧緩衝器の内外筒間に油溜室とガス室を形成し、内外筒の上部を封止部材で密封する油圧緩衝器の組立方法として、特開昭63-219931 号公報に記載のもの(従来技術1)、或いは特公昭61-16839号公報に記載のもの(従来技術2)がある。
【0003】
従来技術1は、油圧緩衝器の外筒の上部内周に封止部材を間隙をおいて組込み、気体封入ヘッドが供給する所定圧のガスを外筒の上部内周と封止部材の間隙から油圧緩衝器に封入し、その後、外筒の上部を内径方向に変形させて上述の間隙を閉じ封止部材を封着固定させるものである。
【0004】
従来技術2は、油圧緩衝器の外筒の上部内周に正規に封着した封止部材の封止リップの内側に治具を挿入し、この治具で封止リップを半径方向に広げてガス導入通路を形成し、このガス導入通路を介して所定圧のガスを油圧緩衝器に封入し、ガス封入後に封止リップの復元力により封入ガスを封止するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術1では、油圧緩衝器の組立装置への搬送過程等で、油圧緩衝器の外筒の上部内周と封止部材との間に間隙の存在があり、この間隙から油圧緩衝器の内部に異物の侵入を招く虞れがあり、この間隙を閉じるカバーを設ける必要がある等の不都合がある。
【0006】
また、従来技術2では、油圧緩衝器に正規に封着してある封止部材の封止リップを治具により広げる際に、封止部材の封止リップをきず付け、品質を損なう虞れがある。
【0007】
本発明の課題は、油圧緩衝器の組立過程で油圧緩衝器の内部に異物を侵入させることなく、また封止部材を損傷させることなく、部品管理を簡易にしながら油圧緩衝器の組立品質を良好にすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本発明は、油圧緩衝器の内外筒間に油溜室とその上方のガス室を形成し、内外筒の上部を封止部材で密封する油圧緩衝器の組立方法であって、油圧緩衝器に油を充填し、外筒の上部内周に封止部材を仮封着した該油圧緩衝器の外筒の上部を保持するとともに、該油圧緩衝器にガスを封入する通気路を備える気体封入ヘッドと、気体封入ヘッドに内装され、油圧緩衝器に仮封着してある封止部材の上部の空間に真空吸引力を及ぼす真空吸引路を備えるとともに、封止部材を外筒内で内筒の上端の正規の組立位置に押圧する真空ヘッドと、油圧緩衝器の外部に配置され、外筒の上端を内径方向に変形させて封止部材を正規の組立位置に取付ける加締め装置とを有してなる組立装置を用い、気体封入ヘッドにより油圧緩衝器の外筒の上部を保持し、油圧緩衝器に仮封着してある封止部材を真空ヘッドの真空吸引力により外筒の上端より上方に引上げ、気体封入ヘッドの通気路から油圧緩衝器に所定圧のガスを封入し、真空ヘッドにより封止部材を内筒の上端の正規の組立位置に押圧して保持し、気体封入ヘッドを外筒の上部より上方に移動し、加締め装置により外筒の上端を内径方向に変形させて封止部材を正規の組立位置に取付けるようにしたものである。
【0009】
請求項2に記載の本発明は、油圧緩衝器の内外筒間に油溜室とその上方のガス室を形成し、内外筒の上部を封止部材で密封する油圧緩衝器の組立装置であって、油圧緩衝器に油を充填し、外筒の上部内周に封止部材を仮封着した該油圧緩衝器の外筒の上部を保持するとともに、該油圧緩衝器にガスを封入する通気路を備える気体封入ヘッドと、気体封入ヘッドに内装され、油圧緩衝器に仮封着してある封止部材の上部の空間に真空吸引力を及ぼす真空吸引路を備えるとともに、封止部材を外筒内で内筒の上端の正規の組立位置に押圧する真空ヘッドと、油圧緩衝器の外部に配置され、外筒の上端を内径方向に変形させて封止部材を正規の組立位置に取付ける加締め装置とを有してなり、気体封入ヘッドにより油圧緩衝器の外筒の上部を保持し、油圧緩衝器に仮封着してある封止部材を真空ヘッドの真空吸引力により外筒の上端より上方に引上げ、気体封入ヘッドの通気路から油圧緩衝器に所定圧のガスを封入し、真空ヘッドにより封止部材を内筒の上端の正規の組立位置に押圧して保持し、気体封入ヘッドを外筒の上部より上方に移動し、加締め装置により外筒の上端を内径方向に変形させて封止部材を正規の組立位置に取付け可能としてなるようにしたものである。
【0010】
請求項3に記載の本発明は、請求項2に記載の本発明において更に、前記油圧緩衝器の封止部材を介して外部に延びるピストンロッドを保持するロッド保持装置を有し、油圧緩衝器の封止部材が正規の組立位置に取付けられた状態で、ロッド保持装置を上下に駆動して油圧緩衝器の性能評価ができるようにしたものである。
【0011】
【作用】
請求項1、2の本発明によれば下記▲1▼〜▲3▼の作用がある。
▲1▼油圧緩衝器の外筒に封止部材を仮封着した状態で該油圧緩衝器を組立装置に搬入し、仮封着した封止部材を油圧緩衝器の外筒の上端より上方に引上げて油圧緩衝器へのガス導入通路を形成し、このガス導入通路を介して所定圧のガスを油圧緩衝器に封入し、ガス封入後に封止部材を外筒内で内筒の上端の正規の組立位置に取付けるものである。
【0012】
▲2▼上記▲1▼により、油圧緩衝器の組立装置への搬送過程で、油圧緩衝器は封止部材により仮封着されて異物の侵入を招く虞れがなく、部品管理を簡易にできる。
【0013】
▲3▼上記▲1▼において、封止部材は真空ヘッドの真空吸引力により外筒の上端より上方にスムースに引上げられ、或いは真空ヘッドにより押圧されて外筒内の正規の組立位置に保持可能とされるものであり、封止部材の封止リップをきず付けることなく、油圧緩衝器の組立品質を良好にできる。
【0014】
請求項3の本発明によれば下記▲4▼の作用がある。
▲4▼油圧緩衝器は、組立装置内で、封止部材の正規の組立位置への取付け後、続いて、ロッド保持装置により保持したピストンロッドを上下動することにより、油圧緩衝器のガス反力、減衰力等の性能を評価できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は組立装置を示す模式図であり、(A)は正面図、(B)は側面図、図2は油圧緩衝器を示す要部破断正面図、図3は組立装置の油圧緩衝器セット状態を示す断面図、図4は組立装置の加締め代測定状態を示す断面図、図5は組立装置のガス封入状態を示す断面図、図6は組立装置の加締め状態を示す断面図、図7は組立装置の性能評価状態を示す断面図である。
【0016】
図1の組立装置10は、油圧緩衝器1にガスを封入して密封する。油圧緩衝器1は、図2に示す如く、有底筒状の外筒2に内筒3を挿入し、内筒3にはピストンロッド4を摺動自在に挿入し、外筒2内の内筒3の上端にロッドガイド5、封止部材(オイルシール)6、エンドプレート7を装着し、これらのロッドガイド5、封止部材6、エンドプレート7を組立装置10による組立完了段階で外筒2の上端加締め部2Aにより取付け保持するものである。このとき、油圧緩衝器1は、内筒3の内部を油室として油で充満し、外筒2と内筒3の間に油溜室とその上方のガス室を形成し、外筒2と内筒3の上部を上述の封止部材6で密封することとしている。尚、油圧緩衝器1は、ロッドガイド5にオイル戻し路8を穿設し、油圧緩衝器1の伸縮作動時にピストンロッド4に随伴して内筒3の油室から持ち出されるオイルを封止部材6の封止リップで掻き落とし、この掻き落としたオイルをオイル戻し路8から外筒2と内筒3の間の油溜室に返油可能としている。
【0017】
組立装置10は、油圧緩衝器支持部11と、ガス封入部12と、油圧緩衝器性能評価部13とをコラム10Aに有する。
【0018】
油圧緩衝器支持部11は、コラム10Aの前面に設けたスライドガイド21に沿って上下動できるクランプベース22を有し、クランプシリンダ23によりこのクランプベース22を昇降可能とし、クランプベース22に直立支持せしめた油圧緩衝器1を外筒2の上部がガス封入部12に封入されるガス封入作業位置にセット可能とする。このとき、油圧緩衝器1は、外筒2にロッドガイド5を圧入固定してあるものの、外筒2の上部内周に封止部材6を仮封着された状態(仮封着された封止部材6は外筒2の内周との間に異物が侵入する如くの間隙はないものの、外力により外筒2に対して摺動できる)であり、外筒2の上端加締め部2Aは未だ加工されていない。
【0019】
ガス封入部12は、気体封入ヘッド31と真空ヘッド32と加締め装置33とを有して構成されている。即ち、ガス封入部12は、コラム10Aの前面に設けたスライドガイド34に沿って上下動できる昇降ベース35を有し、昇降シリンダ36によりこの昇降ベース35を昇降可能とし、昇降ベース35には上述の真空ヘッド32が吊下げ支持され、真空ヘッド32の周囲には上述の気体封入ヘッド31が装着されている。また、ガス封入部12は、コラム10Aの前面に加締め装置33の加締めハウジング37を固定し、ハウジング37内に気体封入ヘッド31、真空ヘッド32を配置している。
【0020】
気体封入ヘッド31は、昇降シリンダ36により昇降される昇降ベース35に吊下げられている真空ヘッド32の後述する内装シリンダ51の周囲に気密に外装される外装シリンダ41を有し、真空ヘッド32の内装シリンダ51の外周に固定されているピストン42により、外筒シリンダ41に上空気室43Aと下空気室43Bとを区画され、昇降ベース35の側に設けた空圧装置44に接続されている空圧供給路45を外装シリンダ41に内蔵し、この空圧供給路45を上空気室43Aと下空気室43Bに切換え接続可能としている。気体封入ヘッド31は、油圧緩衝器支持部11が油圧緩衝器1をガス封入作業位置にセットし、真空ヘッド32が後述する如くに油圧緩衝器1のエンドプレート7を押圧保持する状態で、下空気室43Bに空気圧を供給(上空気室43Aは大気開放)されて真空ヘッド32回りを下方に移動し、先端保持部31Aにより油圧緩衝器1の外筒2の上部を保持可能とする。このとき、気体封入ヘッド31は、先端保持部31Aの内周のOリング46を外筒2の上部外周に密着させるとともに、先端保持部31Aの内周に設けてある段差部31Bを外筒2の上端面に当て、外筒2の内周面と気体封入ヘッド31の段差部31Bより上位の内周面とを面一とする(図4(B))。
【0021】
尚、真空ヘッド32を吊下げ支持している昇降ベース35にはダイヤルゲージ等のレベル計47が備えられ(図4(A))、レベル計47は真空ヘッド32に対する気体封入ヘッド31の相対位置を測定可能としている。レベル計47は、気体封入ヘッド31の先端保持部31Aの段差部31Bが外筒2の上端面に当たり、真空ヘッド32の先端部がエンドプレート7を押圧保持する状態(図4(B))で、外筒2の上端部のエンドプレート7に対する突出量、即ち外筒2の加締め代Hを測定可能とする。
【0022】
また、気体封入ヘッド31は、昇降ベース35の側に設けた気体供給装置48に接続されている通気路49を内蔵している。これにより、気体封入ヘッド31は、真空ヘッド32が後述する如くに封止部材6を外筒2の上端より上方に引き上げた状態で、気体供給装置48が供給するガスを通気路49から外筒2の上部、ひいてはロッドガイド5に穿設してあるオイル戻し路8から外筒2と内筒3の間のガス室に封入可能とする。
【0023】
真空ヘッド32は、前述の如く、昇降シリンダ36により昇降される昇降ベース35に吊下げ支持される内装シリンダ51を有し、この内装シリンダ51を気体封入ヘッド31の外装シリンダ41に気密に内装するとともに、この内装シリンダ51の中空内径部に後述するチャック装置77の外側ガイド77Cを気密に挿入されている。そして、真空ヘッド32は、昇降ベース35の側に設けた真空引装置52に接続されている真空吸引路53を内装シリンダ51に内蔵している。真空ヘッド32は、この真空吸引路53を用いて、油圧緩衝器1の外筒2に仮封着してある封止部材6の上部の空間に真空吸引力を及ぼして封止部材6とエンドプレート7を上方に吸引し、封止部材6を外筒2の上端より上方で、気体封入ヘッド31の内周面の通気路49の開放端より上位にまで引き上げ、気体封入ヘッド31による前述の外筒2の上部へのガスの供給を可能とする。
【0024】
尚、真空ヘッド32は、昇降シリンダ36により上述の如く昇降され、(a) 外筒2の加締め代の測定のためにエンドプレート7を押圧保持するときに下降し、(b) 封止部材6を気体封入ヘッド31の内周面の通気路49の開放端より上位に引き上げるに先立って上昇し、(c) 外筒2の上部へのガスの封入後に封止部材6、エンドプレート7を外筒2の内部で内筒3の上端に対する正規の組立位置に押圧保持するときに下降する。
【0025】
加締め装置33は、コラム10Aの前面に固定された加締めハウジング37の上下支持部に軸受を介して旋回体61を支持している。旋回体61は、気体封入ヘッド31、真空ヘッド32と同軸配置され、旋回モータ62によりベルト駆動される。61Aはベルトプーリである。旋回体61は、円周方向に等配される 3個のローラ63を軸受を介して回転自在に支持し、油圧緩衝器1の外筒2の上端回りを回転する。旋回体61は、カム昇降シリンダ65により上下に揺動せしめられるフォーク66により上下にスライドせしめられるカム部材64を有し、カム部材64のカム面64Aを各ローラ63のピン63Aに係合し、カム部材64の上下動により各ローラ63を原位置から外筒2の上端に対して進退する。尚、フォーク66は揺動支点67回りで上下に揺動せしめられ、先端のカムフォロア66Aをカム部材64の外周の周回溝66Bに係合させ、カム部材64を上下にスライド可能としている。
【0026】
各ローラ63を外筒2の上端面に臨ませる位置に前進させ、且つ旋回体61を回転させた状態で、前述のクランプシリンダ23によりクランプベース22を上昇させて油圧緩衝器1を加締め作業位置に位置付け、外筒2の上端面を各ローラ63のローラ面に落ち着けることにより、外筒2の上端に所定の加締め荷重を作用させ、外筒2の上端を内径方向に変形させて上端加締め部2Aを形成し、封止部材6、エンドプレート7を内筒3の上端の正規の組立位置に取付け可能とする。
【0027】
油圧緩衝器性能評価部13は、コラム10Aの前面に設けたスライドガイド71、71に沿って昇降できる昇降ヘッド72を有し、昇降ヘッド72を昇降モータ73で駆動されるクランク装置74の連接ロッド75に連結してある。昇降ヘッド72は、荷重計76を備えた自動チャック装置77(ロッド保持装置)を有し、チャック装置77のチャック爪77A、内側ガイド77B、外側ガイド77Cを真空ヘッド32の内装シリンダ51の真空内径部に挿入し、油圧緩衝器1の封止部材6を介して外部に延びているピストンロッド4の先端ねじ部にチャック爪77Aのねじ面をねじ結合させて保持する。チャック装置77は、内側ガイド77Bと外側ガイド77Cの協働作用によりチャック爪77Aを拡縮可能としている(図7(B))。これにより、油圧緩衝器性能評価部13は、油圧緩衝器1の封止部材6が正規の組立位置に取付けられた状態で、昇降モータ73によりチャック装置77を上下に駆動して油圧緩衝器1のガス反力、減衰力等を測定し、性能評価可能とする。
【0028】
以下、組立装置10の使用手順について説明する。
(1) 油圧緩衝器1のセット(図3)
油圧緩衝器1に油を充填し、外筒2も上部内周に封止部材6を仮封着し、エンドプレート7を仮装着した油圧緩衝器1を支持部11のクランプベース22に搬入して直立せしめる。クランプシリンダ23によりクランプベース22を上昇させ、油圧緩衝器1の外筒2の上部をガス封入部12に挿入させてガス封入作業位置に位置付ける。
【0029】
昇降シリンダ36によって真空ヘッド32を下降させ、真空ヘッド32の先端部で油圧緩衝器1のエンドプレート7を押圧保持する。
【0030】
気体封入ヘッド31の下空気室43Bに空気圧を供給(上空気室43Aは大気開放)して、気体封入ヘッド31を真空ヘッド32回りで下降させ、先端保持部31Aにより油圧緩衝器1の外筒2の上部を保持する。このとき、気体封入ヘッド31は、先端保持部31Aの内周を外筒2の上部外周に密着させるとともに、先端保持部31Aの内周に設けてある段差部31Bを外筒2の上端面に当て、外筒2の内周面と気体封入ヘッド31の段差部31Bより上位の内周面とを面一とする。
【0031】
(2) 加締め代の測定(図4)
支持部11のクランプベース22とガス封入部12の気体封入ヘッド31、真空ヘッド32で上述(1) により油圧緩衝器1をセットした状態で、レベル計47を用いて、外筒2の上端部のエンドプレート7に対する突出量である外筒2の加締め代Hを測定し、この加締め代Hが所定値の範囲に入っていることを確認(判定)する。
【0032】
レベル計47は、前述した如く、気体封入ヘッド31の先端保持部31Aの段差部31Bが外筒2の上端面に当たり、真空ヘッド32の先端部がエンドプレート7を押圧保持する状態で、外筒2の上端部のエンドプレート7に対する突出量、即ち、外筒2の加締め代Hを測定する。
【0033】
(3) ガスの封入(図5)
昇降シリンダ36によって真空ヘッド32を上昇させる。この上昇高さは、後述する真空ヘッド32の真空吸引力により突き上げられる封止部材6の下端を、気体封入ヘッド31に設けてある通気路49の気体封入ヘッド31の内周面への開放端レベルより上位にまで位置付けようとするに際し、真空ヘッド32の先端部が封止部材6に干渉することのない高さとする。このとき、真空ヘッド32の空圧供給路45から気体封入ヘッド31の下空気室43Bへの空気圧への供給が継続しているから、気体封入ヘッド31は外筒2の上端を依然として保持する。
【0034】
真空ヘッド32の真空吸引路53を用いて油圧緩衝器1の外筒2に仮封着してある封止部材6の上部の空間に真空吸引力を及ぼし、封止部材6とエンドプレート7を上方に吸引し、封止部材6を外筒2の上端より上方で、気体封入ヘッド31の内周面の通気路49の開放端より上位にまで引き上げる。
【0035】
続いて、気体封入ヘッド31の通気路49を用いて、気体封入ヘッド31の先端保持部31Aにより保持されている外筒2の上部、ひいてはロッドガイド5に穿設してあるオイル戻し路8から外筒2と内筒3の間のガス室にガス(窒素ガス等の高圧ガス)を封入する。通気路49等に設けてあるガス圧力計等により、封入ガス圧が所定値になったらその封入を停止する。
【0036】
外筒2の上部へのガスの封入後に、昇降シリンダ36によって真空ヘッド32を下降させ、封止部材6、エンドプレート7を外筒2の内部で内筒3の上端に対する正規の組立位置に押圧して保持する。
【0037】
尚、このガスの封入に際し、真空ヘッド32は封止部材6を外筒2の上端より上方に突き上げ、その後、封止部材6を内筒3の上端に対する正規の組立位置に押し下げるものの、封止部材6の封止リップはピストンロッド4の外周面を単にスムースに摺接し、きず付くことがない。
【0038】
(4) 油圧緩衝器1の加締め加工(図6)
気体封入ヘッド31の上空気室43Aに空気圧を供給(下空気室43Bは大気開放)して、気体封入ヘッド31を真空ヘッド32回りで上昇させ、油圧緩衝器1の外筒2の上部を加締め装置33のローラ63に解放する。
【0039】
カム昇降シリンダ65によるカム部材64の下降により各ローラ63を外筒2の上端面に臨ませる位置に前進させ、且つ旋回モータ62により旋回体61を回転させた状態とし、クランプシリンダ23によりクランプベース22を上昇させて油圧緩衝器1を加締め作業位置に持ち上げ、外筒2の上端面を各ローラ63のローラ面に押し付けることにより、外筒2の上端に所定の加締め荷重を作用させ、外筒2の上端を内径方向に変形させて上端加締め部2Aを形成し、封止部材6、エンドプレート7を内筒3の上端の正規の組立位置に取付ける。このとき、昇降シリンダ36により真空ヘッド32で封止部材6、エンドプレート7を内筒3の上端に対する正規の組立位置に押圧する押圧荷重は例えば800kgf、クランプシリンダ23によりクランプベース22を上昇させて外筒2の上端に作用させる加締め荷重は例えば1200kgf である。
【0040】
外筒2に上端加締め部2Aを形成した後、クランプシリンダ23によりクランプベース22を下降させて油圧緩衝器1を性能評価作業位置に位置付ける。同時に、旋回体61の回転を停止し、各ローラ63を原位置にまで後退させる。
【0041】
(5) 油圧緩衝器1の性能評価
前述(3) のガス封入が完了したとき、油圧緩衝器1のピストンロッド4は外部に押し出され、ピストンロッド4が押し出されると、性能評価部13のチャック装置77がピストンロッド4の先端部を自動的にチャックする。そして、チャック装置77は昇降モータ73による昇降ヘッド72の上下動により上下動し、ピストンロッド4の伸縮ストロークと荷重計7の出力値により、油圧緩衝器1のガス反力と減衰力とを測定する。ガス反力は、モータ73の低速回転下における油圧緩衝器1の各ストロークでの荷重計76の出力値(静的出力値)から測定される。減衰力は、モータ73の高速回転下における油圧緩衝器1の各ストロークでの荷重計7の出力値(動的出力値)からガス反力を減算して測定される。
【0042】
尚、油圧緩衝器1の性能評価時のピストンロッド4の伸縮ストロークは最大ストロークとし、これにより内筒3の油室の油中に混入している空気を、ロッドガイド5の上部、ひいてはロッドガイド5のオイル戻し路8から外筒2と内筒3の間のガス室に排気する。
【0043】
従って、本実施形態によれば以下の作用がある。
▲1▼油圧緩衝器1の外筒2に封止部材6を仮封着した状態で該油圧緩衝器1を組立装置10に搬入し、仮封着した封止部材6を油圧緩衝器1の外筒2の上端より上方に引上げて油圧緩衝器1へのガス導入通路を形成し、このガス導入通路を介して所定圧のガスを油圧緩衝器1に封入し、ガス封入後に封止部材6を外筒2内で内筒3の上端の正規の組立位置に取付けるものである。
【0044】
▲2▼上記▲1▼により、油圧緩衝器1の組立装置10への搬送過程で、油圧緩衝器1は封止部材6により仮封着されて異物の侵入を招く虞れがなく、部品管理を簡易にできる。
【0045】
▲3▼上記▲1▼において、封止部材6は真空ヘッド32の真空吸引力により外筒2の上端より上方にスムースに引上げられ、或いは真空ヘッド32により押圧されて外筒2内の正規の組立位置に保持可能とされるものであり、封止部材6の封止リップをきず付けることなく、油圧緩衝器1の組立品質を良好にできる。
【0046】
▲4▼油圧緩衝器1は、組立装置10内で、封止部材6の正規の組立位置への取付け後、続いて、チャック装置77により保持したピストンロッド4を上下動することにより、油圧緩衝器1のガス反力、減衰力等の性能を評価できる。
【0047】
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0048】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、油圧緩衝器の組立過程で油圧緩衝器の内部に異物を侵入させることなく、また封止部材を損傷させることなく、部品管理を簡易にしながら油圧緩衝器の組立品質を良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は組立装置を示す模式図であり、(A)は正面図、(B)は側面図である。
【図2】図2は油圧緩衝器を示す要部破断正面図である。
【図3】図3は組立装置の油圧緩衝器セット状態を示す断面図である。
【図4】図4は組立装置の加締め代測定状態を示す断面図である。
【図5】図5は組立装置のガス封入状態を示す断面図である。
【図6】図6は組立装置の加締め状態を示す断面図である。
【図7】図7は組立装置の性能評価状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 油圧緩衝器
2 外筒
3 内筒
4 ピストンロッド
6 封止部材
10 組立装置
31 気体封入ヘッド
23 真空ヘッド
33 加締め装置
49 通気路
53 真空吸引路
77 チャック装置(ロッド保持装置)
【発明の属する技術分野】
本発明は油圧緩衝器の組立方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、油圧緩衝器の内外筒間に油溜室とガス室を形成し、内外筒の上部を封止部材で密封する油圧緩衝器の組立方法として、特開昭63-219931 号公報に記載のもの(従来技術1)、或いは特公昭61-16839号公報に記載のもの(従来技術2)がある。
【0003】
従来技術1は、油圧緩衝器の外筒の上部内周に封止部材を間隙をおいて組込み、気体封入ヘッドが供給する所定圧のガスを外筒の上部内周と封止部材の間隙から油圧緩衝器に封入し、その後、外筒の上部を内径方向に変形させて上述の間隙を閉じ封止部材を封着固定させるものである。
【0004】
従来技術2は、油圧緩衝器の外筒の上部内周に正規に封着した封止部材の封止リップの内側に治具を挿入し、この治具で封止リップを半径方向に広げてガス導入通路を形成し、このガス導入通路を介して所定圧のガスを油圧緩衝器に封入し、ガス封入後に封止リップの復元力により封入ガスを封止するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術1では、油圧緩衝器の組立装置への搬送過程等で、油圧緩衝器の外筒の上部内周と封止部材との間に間隙の存在があり、この間隙から油圧緩衝器の内部に異物の侵入を招く虞れがあり、この間隙を閉じるカバーを設ける必要がある等の不都合がある。
【0006】
また、従来技術2では、油圧緩衝器に正規に封着してある封止部材の封止リップを治具により広げる際に、封止部材の封止リップをきず付け、品質を損なう虞れがある。
【0007】
本発明の課題は、油圧緩衝器の組立過程で油圧緩衝器の内部に異物を侵入させることなく、また封止部材を損傷させることなく、部品管理を簡易にしながら油圧緩衝器の組立品質を良好にすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本発明は、油圧緩衝器の内外筒間に油溜室とその上方のガス室を形成し、内外筒の上部を封止部材で密封する油圧緩衝器の組立方法であって、油圧緩衝器に油を充填し、外筒の上部内周に封止部材を仮封着した該油圧緩衝器の外筒の上部を保持するとともに、該油圧緩衝器にガスを封入する通気路を備える気体封入ヘッドと、気体封入ヘッドに内装され、油圧緩衝器に仮封着してある封止部材の上部の空間に真空吸引力を及ぼす真空吸引路を備えるとともに、封止部材を外筒内で内筒の上端の正規の組立位置に押圧する真空ヘッドと、油圧緩衝器の外部に配置され、外筒の上端を内径方向に変形させて封止部材を正規の組立位置に取付ける加締め装置とを有してなる組立装置を用い、気体封入ヘッドにより油圧緩衝器の外筒の上部を保持し、油圧緩衝器に仮封着してある封止部材を真空ヘッドの真空吸引力により外筒の上端より上方に引上げ、気体封入ヘッドの通気路から油圧緩衝器に所定圧のガスを封入し、真空ヘッドにより封止部材を内筒の上端の正規の組立位置に押圧して保持し、気体封入ヘッドを外筒の上部より上方に移動し、加締め装置により外筒の上端を内径方向に変形させて封止部材を正規の組立位置に取付けるようにしたものである。
【0009】
請求項2に記載の本発明は、油圧緩衝器の内外筒間に油溜室とその上方のガス室を形成し、内外筒の上部を封止部材で密封する油圧緩衝器の組立装置であって、油圧緩衝器に油を充填し、外筒の上部内周に封止部材を仮封着した該油圧緩衝器の外筒の上部を保持するとともに、該油圧緩衝器にガスを封入する通気路を備える気体封入ヘッドと、気体封入ヘッドに内装され、油圧緩衝器に仮封着してある封止部材の上部の空間に真空吸引力を及ぼす真空吸引路を備えるとともに、封止部材を外筒内で内筒の上端の正規の組立位置に押圧する真空ヘッドと、油圧緩衝器の外部に配置され、外筒の上端を内径方向に変形させて封止部材を正規の組立位置に取付ける加締め装置とを有してなり、気体封入ヘッドにより油圧緩衝器の外筒の上部を保持し、油圧緩衝器に仮封着してある封止部材を真空ヘッドの真空吸引力により外筒の上端より上方に引上げ、気体封入ヘッドの通気路から油圧緩衝器に所定圧のガスを封入し、真空ヘッドにより封止部材を内筒の上端の正規の組立位置に押圧して保持し、気体封入ヘッドを外筒の上部より上方に移動し、加締め装置により外筒の上端を内径方向に変形させて封止部材を正規の組立位置に取付け可能としてなるようにしたものである。
【0010】
請求項3に記載の本発明は、請求項2に記載の本発明において更に、前記油圧緩衝器の封止部材を介して外部に延びるピストンロッドを保持するロッド保持装置を有し、油圧緩衝器の封止部材が正規の組立位置に取付けられた状態で、ロッド保持装置を上下に駆動して油圧緩衝器の性能評価ができるようにしたものである。
【0011】
【作用】
請求項1、2の本発明によれば下記▲1▼〜▲3▼の作用がある。
▲1▼油圧緩衝器の外筒に封止部材を仮封着した状態で該油圧緩衝器を組立装置に搬入し、仮封着した封止部材を油圧緩衝器の外筒の上端より上方に引上げて油圧緩衝器へのガス導入通路を形成し、このガス導入通路を介して所定圧のガスを油圧緩衝器に封入し、ガス封入後に封止部材を外筒内で内筒の上端の正規の組立位置に取付けるものである。
【0012】
▲2▼上記▲1▼により、油圧緩衝器の組立装置への搬送過程で、油圧緩衝器は封止部材により仮封着されて異物の侵入を招く虞れがなく、部品管理を簡易にできる。
【0013】
▲3▼上記▲1▼において、封止部材は真空ヘッドの真空吸引力により外筒の上端より上方にスムースに引上げられ、或いは真空ヘッドにより押圧されて外筒内の正規の組立位置に保持可能とされるものであり、封止部材の封止リップをきず付けることなく、油圧緩衝器の組立品質を良好にできる。
【0014】
請求項3の本発明によれば下記▲4▼の作用がある。
▲4▼油圧緩衝器は、組立装置内で、封止部材の正規の組立位置への取付け後、続いて、ロッド保持装置により保持したピストンロッドを上下動することにより、油圧緩衝器のガス反力、減衰力等の性能を評価できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は組立装置を示す模式図であり、(A)は正面図、(B)は側面図、図2は油圧緩衝器を示す要部破断正面図、図3は組立装置の油圧緩衝器セット状態を示す断面図、図4は組立装置の加締め代測定状態を示す断面図、図5は組立装置のガス封入状態を示す断面図、図6は組立装置の加締め状態を示す断面図、図7は組立装置の性能評価状態を示す断面図である。
【0016】
図1の組立装置10は、油圧緩衝器1にガスを封入して密封する。油圧緩衝器1は、図2に示す如く、有底筒状の外筒2に内筒3を挿入し、内筒3にはピストンロッド4を摺動自在に挿入し、外筒2内の内筒3の上端にロッドガイド5、封止部材(オイルシール)6、エンドプレート7を装着し、これらのロッドガイド5、封止部材6、エンドプレート7を組立装置10による組立完了段階で外筒2の上端加締め部2Aにより取付け保持するものである。このとき、油圧緩衝器1は、内筒3の内部を油室として油で充満し、外筒2と内筒3の間に油溜室とその上方のガス室を形成し、外筒2と内筒3の上部を上述の封止部材6で密封することとしている。尚、油圧緩衝器1は、ロッドガイド5にオイル戻し路8を穿設し、油圧緩衝器1の伸縮作動時にピストンロッド4に随伴して内筒3の油室から持ち出されるオイルを封止部材6の封止リップで掻き落とし、この掻き落としたオイルをオイル戻し路8から外筒2と内筒3の間の油溜室に返油可能としている。
【0017】
組立装置10は、油圧緩衝器支持部11と、ガス封入部12と、油圧緩衝器性能評価部13とをコラム10Aに有する。
【0018】
油圧緩衝器支持部11は、コラム10Aの前面に設けたスライドガイド21に沿って上下動できるクランプベース22を有し、クランプシリンダ23によりこのクランプベース22を昇降可能とし、クランプベース22に直立支持せしめた油圧緩衝器1を外筒2の上部がガス封入部12に封入されるガス封入作業位置にセット可能とする。このとき、油圧緩衝器1は、外筒2にロッドガイド5を圧入固定してあるものの、外筒2の上部内周に封止部材6を仮封着された状態(仮封着された封止部材6は外筒2の内周との間に異物が侵入する如くの間隙はないものの、外力により外筒2に対して摺動できる)であり、外筒2の上端加締め部2Aは未だ加工されていない。
【0019】
ガス封入部12は、気体封入ヘッド31と真空ヘッド32と加締め装置33とを有して構成されている。即ち、ガス封入部12は、コラム10Aの前面に設けたスライドガイド34に沿って上下動できる昇降ベース35を有し、昇降シリンダ36によりこの昇降ベース35を昇降可能とし、昇降ベース35には上述の真空ヘッド32が吊下げ支持され、真空ヘッド32の周囲には上述の気体封入ヘッド31が装着されている。また、ガス封入部12は、コラム10Aの前面に加締め装置33の加締めハウジング37を固定し、ハウジング37内に気体封入ヘッド31、真空ヘッド32を配置している。
【0020】
気体封入ヘッド31は、昇降シリンダ36により昇降される昇降ベース35に吊下げられている真空ヘッド32の後述する内装シリンダ51の周囲に気密に外装される外装シリンダ41を有し、真空ヘッド32の内装シリンダ51の外周に固定されているピストン42により、外筒シリンダ41に上空気室43Aと下空気室43Bとを区画され、昇降ベース35の側に設けた空圧装置44に接続されている空圧供給路45を外装シリンダ41に内蔵し、この空圧供給路45を上空気室43Aと下空気室43Bに切換え接続可能としている。気体封入ヘッド31は、油圧緩衝器支持部11が油圧緩衝器1をガス封入作業位置にセットし、真空ヘッド32が後述する如くに油圧緩衝器1のエンドプレート7を押圧保持する状態で、下空気室43Bに空気圧を供給(上空気室43Aは大気開放)されて真空ヘッド32回りを下方に移動し、先端保持部31Aにより油圧緩衝器1の外筒2の上部を保持可能とする。このとき、気体封入ヘッド31は、先端保持部31Aの内周のOリング46を外筒2の上部外周に密着させるとともに、先端保持部31Aの内周に設けてある段差部31Bを外筒2の上端面に当て、外筒2の内周面と気体封入ヘッド31の段差部31Bより上位の内周面とを面一とする(図4(B))。
【0021】
尚、真空ヘッド32を吊下げ支持している昇降ベース35にはダイヤルゲージ等のレベル計47が備えられ(図4(A))、レベル計47は真空ヘッド32に対する気体封入ヘッド31の相対位置を測定可能としている。レベル計47は、気体封入ヘッド31の先端保持部31Aの段差部31Bが外筒2の上端面に当たり、真空ヘッド32の先端部がエンドプレート7を押圧保持する状態(図4(B))で、外筒2の上端部のエンドプレート7に対する突出量、即ち外筒2の加締め代Hを測定可能とする。
【0022】
また、気体封入ヘッド31は、昇降ベース35の側に設けた気体供給装置48に接続されている通気路49を内蔵している。これにより、気体封入ヘッド31は、真空ヘッド32が後述する如くに封止部材6を外筒2の上端より上方に引き上げた状態で、気体供給装置48が供給するガスを通気路49から外筒2の上部、ひいてはロッドガイド5に穿設してあるオイル戻し路8から外筒2と内筒3の間のガス室に封入可能とする。
【0023】
真空ヘッド32は、前述の如く、昇降シリンダ36により昇降される昇降ベース35に吊下げ支持される内装シリンダ51を有し、この内装シリンダ51を気体封入ヘッド31の外装シリンダ41に気密に内装するとともに、この内装シリンダ51の中空内径部に後述するチャック装置77の外側ガイド77Cを気密に挿入されている。そして、真空ヘッド32は、昇降ベース35の側に設けた真空引装置52に接続されている真空吸引路53を内装シリンダ51に内蔵している。真空ヘッド32は、この真空吸引路53を用いて、油圧緩衝器1の外筒2に仮封着してある封止部材6の上部の空間に真空吸引力を及ぼして封止部材6とエンドプレート7を上方に吸引し、封止部材6を外筒2の上端より上方で、気体封入ヘッド31の内周面の通気路49の開放端より上位にまで引き上げ、気体封入ヘッド31による前述の外筒2の上部へのガスの供給を可能とする。
【0024】
尚、真空ヘッド32は、昇降シリンダ36により上述の如く昇降され、(a) 外筒2の加締め代の測定のためにエンドプレート7を押圧保持するときに下降し、(b) 封止部材6を気体封入ヘッド31の内周面の通気路49の開放端より上位に引き上げるに先立って上昇し、(c) 外筒2の上部へのガスの封入後に封止部材6、エンドプレート7を外筒2の内部で内筒3の上端に対する正規の組立位置に押圧保持するときに下降する。
【0025】
加締め装置33は、コラム10Aの前面に固定された加締めハウジング37の上下支持部に軸受を介して旋回体61を支持している。旋回体61は、気体封入ヘッド31、真空ヘッド32と同軸配置され、旋回モータ62によりベルト駆動される。61Aはベルトプーリである。旋回体61は、円周方向に等配される 3個のローラ63を軸受を介して回転自在に支持し、油圧緩衝器1の外筒2の上端回りを回転する。旋回体61は、カム昇降シリンダ65により上下に揺動せしめられるフォーク66により上下にスライドせしめられるカム部材64を有し、カム部材64のカム面64Aを各ローラ63のピン63Aに係合し、カム部材64の上下動により各ローラ63を原位置から外筒2の上端に対して進退する。尚、フォーク66は揺動支点67回りで上下に揺動せしめられ、先端のカムフォロア66Aをカム部材64の外周の周回溝66Bに係合させ、カム部材64を上下にスライド可能としている。
【0026】
各ローラ63を外筒2の上端面に臨ませる位置に前進させ、且つ旋回体61を回転させた状態で、前述のクランプシリンダ23によりクランプベース22を上昇させて油圧緩衝器1を加締め作業位置に位置付け、外筒2の上端面を各ローラ63のローラ面に落ち着けることにより、外筒2の上端に所定の加締め荷重を作用させ、外筒2の上端を内径方向に変形させて上端加締め部2Aを形成し、封止部材6、エンドプレート7を内筒3の上端の正規の組立位置に取付け可能とする。
【0027】
油圧緩衝器性能評価部13は、コラム10Aの前面に設けたスライドガイド71、71に沿って昇降できる昇降ヘッド72を有し、昇降ヘッド72を昇降モータ73で駆動されるクランク装置74の連接ロッド75に連結してある。昇降ヘッド72は、荷重計76を備えた自動チャック装置77(ロッド保持装置)を有し、チャック装置77のチャック爪77A、内側ガイド77B、外側ガイド77Cを真空ヘッド32の内装シリンダ51の真空内径部に挿入し、油圧緩衝器1の封止部材6を介して外部に延びているピストンロッド4の先端ねじ部にチャック爪77Aのねじ面をねじ結合させて保持する。チャック装置77は、内側ガイド77Bと外側ガイド77Cの協働作用によりチャック爪77Aを拡縮可能としている(図7(B))。これにより、油圧緩衝器性能評価部13は、油圧緩衝器1の封止部材6が正規の組立位置に取付けられた状態で、昇降モータ73によりチャック装置77を上下に駆動して油圧緩衝器1のガス反力、減衰力等を測定し、性能評価可能とする。
【0028】
以下、組立装置10の使用手順について説明する。
(1) 油圧緩衝器1のセット(図3)
油圧緩衝器1に油を充填し、外筒2も上部内周に封止部材6を仮封着し、エンドプレート7を仮装着した油圧緩衝器1を支持部11のクランプベース22に搬入して直立せしめる。クランプシリンダ23によりクランプベース22を上昇させ、油圧緩衝器1の外筒2の上部をガス封入部12に挿入させてガス封入作業位置に位置付ける。
【0029】
昇降シリンダ36によって真空ヘッド32を下降させ、真空ヘッド32の先端部で油圧緩衝器1のエンドプレート7を押圧保持する。
【0030】
気体封入ヘッド31の下空気室43Bに空気圧を供給(上空気室43Aは大気開放)して、気体封入ヘッド31を真空ヘッド32回りで下降させ、先端保持部31Aにより油圧緩衝器1の外筒2の上部を保持する。このとき、気体封入ヘッド31は、先端保持部31Aの内周を外筒2の上部外周に密着させるとともに、先端保持部31Aの内周に設けてある段差部31Bを外筒2の上端面に当て、外筒2の内周面と気体封入ヘッド31の段差部31Bより上位の内周面とを面一とする。
【0031】
(2) 加締め代の測定(図4)
支持部11のクランプベース22とガス封入部12の気体封入ヘッド31、真空ヘッド32で上述(1) により油圧緩衝器1をセットした状態で、レベル計47を用いて、外筒2の上端部のエンドプレート7に対する突出量である外筒2の加締め代Hを測定し、この加締め代Hが所定値の範囲に入っていることを確認(判定)する。
【0032】
レベル計47は、前述した如く、気体封入ヘッド31の先端保持部31Aの段差部31Bが外筒2の上端面に当たり、真空ヘッド32の先端部がエンドプレート7を押圧保持する状態で、外筒2の上端部のエンドプレート7に対する突出量、即ち、外筒2の加締め代Hを測定する。
【0033】
(3) ガスの封入(図5)
昇降シリンダ36によって真空ヘッド32を上昇させる。この上昇高さは、後述する真空ヘッド32の真空吸引力により突き上げられる封止部材6の下端を、気体封入ヘッド31に設けてある通気路49の気体封入ヘッド31の内周面への開放端レベルより上位にまで位置付けようとするに際し、真空ヘッド32の先端部が封止部材6に干渉することのない高さとする。このとき、真空ヘッド32の空圧供給路45から気体封入ヘッド31の下空気室43Bへの空気圧への供給が継続しているから、気体封入ヘッド31は外筒2の上端を依然として保持する。
【0034】
真空ヘッド32の真空吸引路53を用いて油圧緩衝器1の外筒2に仮封着してある封止部材6の上部の空間に真空吸引力を及ぼし、封止部材6とエンドプレート7を上方に吸引し、封止部材6を外筒2の上端より上方で、気体封入ヘッド31の内周面の通気路49の開放端より上位にまで引き上げる。
【0035】
続いて、気体封入ヘッド31の通気路49を用いて、気体封入ヘッド31の先端保持部31Aにより保持されている外筒2の上部、ひいてはロッドガイド5に穿設してあるオイル戻し路8から外筒2と内筒3の間のガス室にガス(窒素ガス等の高圧ガス)を封入する。通気路49等に設けてあるガス圧力計等により、封入ガス圧が所定値になったらその封入を停止する。
【0036】
外筒2の上部へのガスの封入後に、昇降シリンダ36によって真空ヘッド32を下降させ、封止部材6、エンドプレート7を外筒2の内部で内筒3の上端に対する正規の組立位置に押圧して保持する。
【0037】
尚、このガスの封入に際し、真空ヘッド32は封止部材6を外筒2の上端より上方に突き上げ、その後、封止部材6を内筒3の上端に対する正規の組立位置に押し下げるものの、封止部材6の封止リップはピストンロッド4の外周面を単にスムースに摺接し、きず付くことがない。
【0038】
(4) 油圧緩衝器1の加締め加工(図6)
気体封入ヘッド31の上空気室43Aに空気圧を供給(下空気室43Bは大気開放)して、気体封入ヘッド31を真空ヘッド32回りで上昇させ、油圧緩衝器1の外筒2の上部を加締め装置33のローラ63に解放する。
【0039】
カム昇降シリンダ65によるカム部材64の下降により各ローラ63を外筒2の上端面に臨ませる位置に前進させ、且つ旋回モータ62により旋回体61を回転させた状態とし、クランプシリンダ23によりクランプベース22を上昇させて油圧緩衝器1を加締め作業位置に持ち上げ、外筒2の上端面を各ローラ63のローラ面に押し付けることにより、外筒2の上端に所定の加締め荷重を作用させ、外筒2の上端を内径方向に変形させて上端加締め部2Aを形成し、封止部材6、エンドプレート7を内筒3の上端の正規の組立位置に取付ける。このとき、昇降シリンダ36により真空ヘッド32で封止部材6、エンドプレート7を内筒3の上端に対する正規の組立位置に押圧する押圧荷重は例えば800kgf、クランプシリンダ23によりクランプベース22を上昇させて外筒2の上端に作用させる加締め荷重は例えば1200kgf である。
【0040】
外筒2に上端加締め部2Aを形成した後、クランプシリンダ23によりクランプベース22を下降させて油圧緩衝器1を性能評価作業位置に位置付ける。同時に、旋回体61の回転を停止し、各ローラ63を原位置にまで後退させる。
【0041】
(5) 油圧緩衝器1の性能評価
前述(3) のガス封入が完了したとき、油圧緩衝器1のピストンロッド4は外部に押し出され、ピストンロッド4が押し出されると、性能評価部13のチャック装置77がピストンロッド4の先端部を自動的にチャックする。そして、チャック装置77は昇降モータ73による昇降ヘッド72の上下動により上下動し、ピストンロッド4の伸縮ストロークと荷重計7の出力値により、油圧緩衝器1のガス反力と減衰力とを測定する。ガス反力は、モータ73の低速回転下における油圧緩衝器1の各ストロークでの荷重計76の出力値(静的出力値)から測定される。減衰力は、モータ73の高速回転下における油圧緩衝器1の各ストロークでの荷重計7の出力値(動的出力値)からガス反力を減算して測定される。
【0042】
尚、油圧緩衝器1の性能評価時のピストンロッド4の伸縮ストロークは最大ストロークとし、これにより内筒3の油室の油中に混入している空気を、ロッドガイド5の上部、ひいてはロッドガイド5のオイル戻し路8から外筒2と内筒3の間のガス室に排気する。
【0043】
従って、本実施形態によれば以下の作用がある。
▲1▼油圧緩衝器1の外筒2に封止部材6を仮封着した状態で該油圧緩衝器1を組立装置10に搬入し、仮封着した封止部材6を油圧緩衝器1の外筒2の上端より上方に引上げて油圧緩衝器1へのガス導入通路を形成し、このガス導入通路を介して所定圧のガスを油圧緩衝器1に封入し、ガス封入後に封止部材6を外筒2内で内筒3の上端の正規の組立位置に取付けるものである。
【0044】
▲2▼上記▲1▼により、油圧緩衝器1の組立装置10への搬送過程で、油圧緩衝器1は封止部材6により仮封着されて異物の侵入を招く虞れがなく、部品管理を簡易にできる。
【0045】
▲3▼上記▲1▼において、封止部材6は真空ヘッド32の真空吸引力により外筒2の上端より上方にスムースに引上げられ、或いは真空ヘッド32により押圧されて外筒2内の正規の組立位置に保持可能とされるものであり、封止部材6の封止リップをきず付けることなく、油圧緩衝器1の組立品質を良好にできる。
【0046】
▲4▼油圧緩衝器1は、組立装置10内で、封止部材6の正規の組立位置への取付け後、続いて、チャック装置77により保持したピストンロッド4を上下動することにより、油圧緩衝器1のガス反力、減衰力等の性能を評価できる。
【0047】
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0048】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、油圧緩衝器の組立過程で油圧緩衝器の内部に異物を侵入させることなく、また封止部材を損傷させることなく、部品管理を簡易にしながら油圧緩衝器の組立品質を良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は組立装置を示す模式図であり、(A)は正面図、(B)は側面図である。
【図2】図2は油圧緩衝器を示す要部破断正面図である。
【図3】図3は組立装置の油圧緩衝器セット状態を示す断面図である。
【図4】図4は組立装置の加締め代測定状態を示す断面図である。
【図5】図5は組立装置のガス封入状態を示す断面図である。
【図6】図6は組立装置の加締め状態を示す断面図である。
【図7】図7は組立装置の性能評価状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 油圧緩衝器
2 外筒
3 内筒
4 ピストンロッド
6 封止部材
10 組立装置
31 気体封入ヘッド
23 真空ヘッド
33 加締め装置
49 通気路
53 真空吸引路
77 チャック装置(ロッド保持装置)
Claims (3)
- 油圧緩衝器の内外筒間に油溜室とその上方のガス室を形成し、内外筒の上部を封止部材で密封する油圧緩衝器の組立方法であって、
油圧緩衝器に油を充填し、外筒の上部内周に封止部材を仮封着した該油圧緩衝器の外筒の上部を保持するとともに、該油圧緩衝器にガスを封入する通気路を備える気体封入ヘッドと、気体封入ヘッドに内装され、油圧緩衝器に仮封着してある封止部材の上部の空間に真空吸引力を及ぼす真空吸引路を備えるとともに、封止部材を外筒内で内筒の上端の正規の組立位置に押圧する真空ヘッドと、油圧緩衝器の外部に配置され、外筒の上端を内径方向に変形させて封止部材を正規の組立位置に取付ける加締め装置とを有してなる組立装置を用い、
気体封入ヘッドにより油圧緩衝器の外筒の上部を保持し、油圧緩衝器に仮封着してある封止部材を真空ヘッドの真空吸引力により外筒の上端より上方に引上げ、気体封入ヘッドの通気路から油圧緩衝器に所定圧のガスを封入し、真空ヘッドにより封止部材を内筒の上端の正規の組立位置に押圧して保持し、気体封入ヘッドを外筒の上部より上方に移動し、加締め装置により外筒の上端を内径方向に変形させて封止部材を正規の組立位置に取付けることを特徴とする油圧緩衝器の組立方法。 - 油圧緩衝器の内外筒間に油溜室とその上方のガス室を形成し、内外筒の上部を封止部材で密封する油圧緩衝器の組立装置であって、
油圧緩衝器に油を充填し、外筒の上部内周に封止部材を仮封着した該油圧緩衝器の外筒の上部を保持するとともに、該油圧緩衝器にガスを封入する通気路を備える気体封入ヘッドと、気体封入ヘッドに内装され、油圧緩衝器に仮封着してある封止部材の上部の空間に真空吸引力を及ぼす真空吸引路を備えるとともに、封止部材を外筒内で内筒の上端の正規の組立位置に押圧する真空ヘッドと、油圧緩衝器の外部に配置され、外筒の上端を内径方向に変形させて封止部材を正規の組立位置に取付ける加締め装置とを有してなり、
気体封入ヘッドにより油圧緩衝器の外筒の上部を保持し、油圧緩衝器に仮封着してある封止部材を真空ヘッドの真空吸引力により外筒の上端より上方に引上げ、気体封入ヘッドの通気路から油圧緩衝器に所定圧のガスを封入し、真空ヘッドにより封止部材を内筒の上端の正規の組立位置に押圧して保持し、気体封入ヘッドを外筒の上部より上方に移動し、加締め装置により外筒の上端を内径方向に変形させて封止部材を正規の組立位置に取付け可能としてなることを特徴とする油圧緩衝器の組立装置。 - 前記油圧緩衝器の封止部材を介して外部に延びるピストンロッドを保持するロッド保持装置を有し、油圧緩衝器の封止部材が正規の組立位置に取付けられた状態で、ロッド保持装置を上下に駆動して油圧緩衝器の性能評価ができるようにした請求項2記載の油圧緩衝器の組立装置。
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