JP4100555B2 - オーバーロックミシンにおける上ルーパ機構の排油装置 - Google Patents

オーバーロックミシンにおける上ルーパ機構の排油装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、オーバーロックミシンにおける上ルーパ機構の排油装置に関し、詳しくはミシンフレームに固着の上ルーパ土台と、上ルーパ土台に回転自在に装着される円柱状の上ルーパ台案内と、該上ルーパ台案内を摺動自在に貫通すると共に、リンク機構によって連結される上ルーパ軸に連動し、上ルーパ台案内に案内されて傾動しながら昇降する上ルーパ台と、上ルーパ台案内より突出する上ルーパ台に取着の上ルーパを有するオーバーロックミシンの上ルーパ機構において、給油装置から上ルーパ台に供給された潤滑油が上ルーパ台の昇降に伴い飛散して糸や生地を汚すのを防止するために設けられる潤滑油の排油装置に関する。
【0002】
【従来技術】
上ルーパ台の昇降時に上ルーパ台に付着する潤滑油が上方に飛散して生地を汚す、といった問題を解決するためのオーバーロックミシンの上ルーパ機構として、上ルーパ台が摺動自在に貫通する上ルーパ台案内にoリングを装着して該oリングに上ルーパ台を通し、上ルーパ台の昇降時に上ルーパ台に付着する潤滑油をoリングで擦り取って(切って)上ルーパ台案内から上方に潤滑油を飛散させないようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、別の上ルーパ機構として、上ルーパ台に付着する潤滑油が上ルーパ台の下降時に上ルーパ台案内の貫通孔の上縁で擦り取られたのち、潤滑油自身の重力の作用、上ルーパ台案内の回転運動に伴なう上ルーパ台案内外側の円弧状油溝内に誘起される負圧及び上ルーパ台案内の回転による遠心力の作用によって円弧状油溝内に引込み、油逃し孔を経てミシンベッドの下方内部に回収するようにしたものも知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
ところで、オーバーロックミシンの給油手段としては、トロコイドポンプが広く用いられているが、シリンダミシン等扁平縫いミシンにおいて、ミシン主軸に連動するポンプ軸によって駆動される第1のポンプ本体と、第2のポンプ本体を上下に連設した二層式のトロコイドポンプよりなり、第1のポンプ本体にミシンベッド下方に設けたオイルバンに溜まる潤滑油を吸引してミシン内部の針棒機構やルーパ機構などの各機構部に供給すると共に、第2のポンプ本体によってベッド部やアーム上顎部に残留した潤滑油を吸引し回収する潤滑油給排装置が従来より知られている(例えば、特許文献3参照)。
【0005】
【特許文献】
【特許文献1】
実願平1−92408号(実開平3−30975号)
【特許文献2】
特開平9−66184号
【特許文献3】
実公平3−31272号
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に開示される上ルーパ機構では、上ルーパ台案内がoリングを装着できるようにするために構造が複雑となりコスト高となる嫌いがあること、上ルーパ台の昇降により上ルーパ台が摺動するoリングは摩耗することが避けられないが、摩耗による取り換えに際しては、上ルーパ台案内を含め、周辺部材を取り外さねばならず、取り換えが面倒であること等の難点がある。
【0007】
特許文献2に開示される上ルーパ機構は、oリングを有しない分、上記のような問題はないが、上ルーパ台案内の貫通孔上縁のエッジで擦り取られた潤滑油は、それ自身の重力や上ルーパ台の回転に伴って誘起される円弧状油溝内での負圧、回転遠心力の作用だけでは十分に回収することができず、貫通孔上縁の周りに残りがちで、残った潤滑油が上ルーパ台の昇降時に上方に飛散して糸や布地を汚すおそれがある。
【0008】
本発明の第1の目的は、上ルーパ台の昇降時に潤滑油が上ルーパ台上方に飛散して糸や布地を汚すといった問題を確実に解消することができるオーバーロックミシンの上ルーパ機構に設けられる排油装置を提供しようとするものであり、第2の目的は、上記第1の目的に加え、潤滑油の回収と供給を行うために設けられる給排油装置としてのトロコイドポンプをコンパクトにするものである。
【0009】
【課題の解決手段】
請求項1に係わる発明は、ミシンフレームに固着の上ルーパ土台と、上ルーパ土台に回転自在に装着される円柱状の上ルーパ台案内と、該上ルーパ台案内を直径方向に摺動自在に貫通すると共に、上ルーパ軸とリンク機構によって連結され、上ルーパ軸に連動し、上ルーパ台案内に案内されて傾動しながら昇降する上ルーパ台と、上ルーパ台案内より突出する上ルーパ台に取着の上ルーパを有するオーバーロックミシンの上ルーパ機構において、給油装置から上ルーパ台に供給された潤滑油が上ルーパ台の昇降に伴い飛散して糸や生地を汚すのを防止するために設けられる潤滑油の排油装置であって、上記上ルーパ台案内には、その端面に座グリが形成されると共に、該座グリと上ルーパ台が貫通する貫通孔上端の孔周縁に開口する排油孔が形成され、ミシン主軸に連動して駆動されるポンプに接続される流通孔の吸込口が上記座グリに装着される油芯に接続され、上記ポンプの駆動により排油孔の上記開口より潤滑油を吸引し、上記排油孔を通じて回収するようにしたことを特徴とし、
ミシンフレームに固着の上ルーパ土台と、上ルーパ土台に回転自在に装着される円柱状の上ルーパ台案内と、該上ルーパ台案内を直径方向に摺動自在に貫通すると共に、上ルーパ軸とリンク機構によって連結され、上ルーパ軸に連動し、上ルーパ台案内に案内されて傾動しながら昇降する上ルーパ台と、上ルーパ台案内より突出する上ルーパ台に取着の上ルーパを有するオーバーロックミシンの上ルーパ機構において、給油装置から上ルーパ台に供給された潤滑油が上ルーパ台の昇降に伴い飛散して糸や生地を汚すのを防止するために設けられる潤滑油の排油装置であって、上記上ルーパ台案内には、上ルーパ台が貫通する貫通孔上端の孔周縁に開口する排油孔が形成される一方、上記上ルーパ台案内の側面が接面するミシンフレームに座グリを形成し、該座グリに装着される油芯に上ルーパ台案内に形成される上記排油孔が接続され、ミシン主軸に連動して駆動されるポンプに接続される流通孔の吸込口を上記座グリに開口させたことを特徴とする。
【0010】
上記各発明によると、排油孔開口付近の潤滑油がポンプにより吸引され、強制的に排油されるようになる。また上ルーパ台案内は、上ルーパ台の昇降に伴って揺動するため排油孔の開口も変位し、このため流通孔の吸込口とずれを生ずるが、座グリと該座グリに装着される油芯を介在させ、排油孔の開口が座グリの範囲内で行われるようにしたことによって排油孔と流通孔を接続させることができる。
上記各発明で用いるポンプは、排油孔から潤滑油を吸引して強制排油できるようなものであればどのようなものでもよく、特に限定されない。こうしたものとしては、例えばギヤポンプ、前述のトロコイドポンプ等を例示することができる。
【0011】
請求項3に係わる発明は、請求項1又は2に係わる発明において、流通孔がミシンフレームに形成されることを特徴とする。
本発明によると、潤滑油がポンプにより排油孔および流通孔を通して強制排油される。
【0012
請求項に係わる発明は、請求項1〜に係わる発明の排油孔が上ルーパ台案内の貫通孔上端のエッジに開口することを特徴とする。
本発明によると、上ルーパ台に付着する潤滑油を吸引して強制排油することができる。
【001
請求項に係わる発明は、請求項1〜に係わる発明の排油孔が上ルーパ台案内の貫通孔上端のエッジに開口する第1の排油孔と、該第1の排油孔と連通する第2の排油孔よりなり、該第2の排油孔の開口は、上ルーパ台が上死点又は下死点に達したときのみ上ルーパ土台より露出することを特徴とする。
【001
本発明においては、第1の排油孔の開口から上ルーパ台に付着する潤滑油が常時吸引して排油される。また第2の排油孔の開口は上ルーパ台が上死点又は下死点に達したときのみ上ルーパ土台より露出し、上ルーパ台案内上面の前記露出部分に溜まる潤滑油を排油する。
【001
第2の排油孔の開口は、常時露出するようにしてもよいが、本発明のように、上ルーパ台が上死点又は下死点にあるときのみ露出するようにすると、上ルーパ台が上下死点以外にあるときは、第2の排油孔の開口が上ルーパ土台で塞がれるため、第1の排油孔の負圧が高まり、吸引作用が向上するようになる。
【001
請求項に係わる発明は、請求項に係わる発明において、上ルーパ台案内には、通孔と、上ルーパ土台と摺接する外周面の溝とが軸方向に形成され、上記第1及び第2の排油孔が通孔より分岐すると共に、第2の排油孔が溝に開口し、上記通孔は、一端が上ルーパ台案内の側面が接面するミシンフレーム若しくは該上ルーパ台案内の側面に形成される座グリに装着された油芯に接続されることを特徴とする。
【001
本発明によると、上ルーパ台案内の揺動により通孔の開口が変位しても油芯への接続が行われ、また溝の全長の広い範囲にわたって潤滑油を吸引し、強制排油することができるようになる。
【0018
請求項に係わる発明は、請求項1〜に係わる発明において、ポンプがミシン主軸に連動して回動するポンプ軸によって駆動される第1のポンプ本体と第2のポンプ本体を上下に連設した二層式のトロコイドポンプよりなり、上方に配された第1のポンプ本体で排油が、下方に配された第2のポンプ本体で給油が行われることを特徴とする。
【0019
本発明によると、ポンプを二槽式のトロコイドポンプとし、第1のポンプ本体で排油、第2のポンプ本体で給油を行うことにより、潤滑油の給排油を行うことができ、またトロコイドポンプを使用することにより吸込用のポートを複数設けることが可能であるため、一つのポンプ本体でベッド部やアーム上顎部など異なった箇所に残留する潤滑油を吸引し回収することができる。
【002
請求項に係わる発明は、請求項に係わる発明において、トロコイドポンプを構成し、給油及び若しくは排油用のポートを備えたケーシングがベッドのミシンフレームに取付けられることを特徴とする。
【002
特許文献3に開示されるトロコイドポンプには、ミシンベッドのフレームへの取付板が固定されているが、本発明においては、トロコイドポンプを構成するケーシングが直接ミシンフレームに固定されるため取付板がない分、特許文献3に開示されるトロコイドポンプより上下方向の嵩張りが少なくなり、コンパクトにすることができる。
【002
請求項係わる発明は、請求項又はに係わる発明において、上記第1のポンプ本体の吐出口が該第1のポンプ本体若しくは上記第2のポンプ本体のケーシング上面に形成された排出溝からなることを特徴とする。
本発明によると、第1のポンプ本体吐出口の構造が簡素化され、コストを抑えることが出来る。
【002
請求項10に係わる発明は、請求項に係わる発明の排出溝が両端を開口することを特徴とする。
本発明によると、排油が排出溝両端から行われ、排油をスムースに行うことができる。
【002
【発明の実施の形態】
図1は、オーバーロックミシン全体を示すもので、ミシンベッドAの前面には、前カバー(図示しない)が取付けてあり、図1は、この前カバーを取外し、上ルーパ機構Bがミシン前面に現れた状態を示している。
図2は、給排油装置Cを設けた上ルーパ機構Bを側面から見た図である。
【002
上ルーパ機構Bは、図2〜図4に示すように、一対の横向きに並設される各長孔1を通してミシンベッドのフレーム2にそれぞれ捩込まれるボルト3により長孔1の範囲内で横方向に位置調整可能に固定される上ルーパ土台4と、上ルーパ土台4に形成される断面円形の横孔5と、該横孔5と直交して形成される縦孔6のうち、横孔5に装着され、一回転軸線の周りに回転自在となす円柱状の上ルーパ台案内7と、上ルーパ台案内7に横向きに貫通して形成されるスリット8に嵌挿されるフェルトよりなる油芯9を貫通して、上ルーパ台案内7の上記水平軸線と直交して形成される貫通孔11に摺動自在に嵌挿され、かつ上ルーパ土台4の縦孔6より上方に突出するロッド状の上ルーパ台12と、上ルーパ台案内7から突出する上ルーパ台12に止ネジ13により止着される上ルーパ14と、ミシン主軸(図示せず)に連動して揺動する上ルーパ軸15と、上ルーパ台下端の二又部12aと上ルーパ軸15を連結する上ルーパレバー16よりなり、上ルーパ軸15により上ルーパレバー16が上下に揺動すると、上ルーパ台12が上ルーパ台案内7に案内され、上ルーパ台案内7を回動しつつ傾動しながら昇降するようになっている。
【002
図2及び図4において、17は上ルーパ土台4に固定される押えで、上ルーパ台案内7はフレーム2と押え17で両側から挟まれて支持されるようになっている。また、上ルーパレバー16、上ルーパ台12の下部等が配される空間Dは、前面がカバー50で覆われている。またフレーム2には貫通穴52が上端は空間Dに、下端がオイルパン51に開口するように形成されている。
【002
上ルーパ機構Bの摺動部に給油するために、ミシンベッドAのフレーム2には図2及び図4に示すように、上面を一部開口した中空状の給油ピン19が取り付けられている。給油ピン19の手前側端面には孔19bが形成されており、上記開口19aから流入した潤滑油が孔19bより滲出し、上ルーパ台12の昇降時に上ルーパ台下端の二又部12aと上ルーパレバー16とを連結する中空状のヒンジピン21及び上ルーパ台12に接触するようになっている。そしてヒンジピン21に接触したとき、中空状のヒンジピン21に装着される油芯22への給油が行われ、ヒンジピン21の開口21aを通してヒンジピン外周にも給油されるようになっている。
【0028
さらに、上ルーパ台12の昇降によって、ヒンジピン21に接触する潤滑油の一部は空間D内でミスト状に飛散し、上ルーパ台12及び上ルーパ台案内7の下部に付着する。一方、空間Dを構成する外壁、即ちフレーム2やカバー50に付着した潤滑油は、貫通穴52を通じてオイルパン51に戻される。
【0029
上記のように上ルーパ台12に付着した潤滑油は、上ルーパ台12の昇降時に上ルーパ台案内に取付けた油芯9と接触し、該油芯9に含浸される。これにより上ルーパ台12は、その全周が油芯9により潤滑油を塗布され、上ルーパ台案内を摺動する。
また、上ルーパ台案内7に付着した潤滑油は上ルーパ台案内7の回動に伴い、上ルーパ土台4との摺接面に引き込まれる。
【003
上ルーパ台案内7より突出する上ルーパ台12に付着する潤滑油は、上ルーパ台12が降下するとき貫通孔11上端のエッジで擦り取られて貫通孔11上端の周りの縦孔6内に溜まり、また上ルーパ土台4の横孔5の内周面と上ルーパ台案内7の外周面との間の摺動部に介在する潤滑油も上ルーパ台案内7の回動により横孔5と縦孔6が交差するエッジで擦り取られて貫通孔11上端の周りの縦孔6内に溜まる。こうして貫通孔11上端の周りに溜まった潤滑油を吸引して強制排油するために上ルーパ台案内7が以下のように構成され、潤滑油の給排油装置Cが設けられる。以下、これらについて説明する。
【003
上ルーパ台案内7には、図5及び図6に示すように、フレーム側の一側面上部に座グリ24と、上ルーパ台案内7の軸方向に貫通して形成され、一端を座グリ24の下部コーナ部に開口させた一対の通孔25と、該通孔25と平行をなして上ルーパ台案内の左右外周面に形成される一対の溝26と、上記通孔25の中間部より分岐し、貫通孔11上端のエッジに開口する一対の第1の排油孔27と、第1の排油孔27と同じ箇所において通孔25より分岐し、溝26の中央部に開口する一対の第2の排油孔28が形成されている。そして貫通孔11の左右に配した一対の溝26及び第2の排油孔28の開口28aは、図3及び図4に示すように、上ルーパ台12が上昇して上死点に達したとき、或いは降下して下死点に達したときのみ、左右いずれか一方の溝26及び開口28aが上ルーパ土台4の縦孔6より露出し、上ルーパ台12が上死点と下死点にあるとき以外は、上ルーパ土台4の横孔内周面で塞がれるようになっており、縦孔6より露出したときに、該縦孔6と上ルーパ台案内7との際に溜まる潤滑油を排油できるようになっている。図2及び図4において、符号29は座グリ24に装着されるフェルト状の油芯を示す。
【003
潤滑油の給排油装置Cは、図2に示すように、図示しないミシン主軸によりウォーム53とウォームホイール31を介して回転駆動されるポンプ軸32により駆動される第1のポンプ本体33と第2のポンプ本体34を上下に連設した二層式のトロコイドポンプよりなっており、第1のポンプ本体33を構成するケーシング35は第2のポンプ本体34を構成するケーシング36上にボルト37によって連結され、ケーシング35には図7に示すように、ミシンベッドAのフレーム2にボルトにて止着される取付部54と2つの吸込用のポート38を有し、一つのポート38がミシンベッドAのフレーム2に傾斜して形成された流通孔39と排油パイプ41によって接続され、流通孔39は上端の横向きをなす吸込口39aが座グリ24に装着される油芯29に接続されている。別のポートには、図示していないが、針棒機構に給油された潤滑油が溜まる上顎部からの排油を行うために排油パイプが接続される。
【003
ケーシング36には、図8に示すように、上面に両端を開口した排出溝42と、潤滑油をミシンの各機構に供給する給油管が接続されるポート43が形成され、上記排出溝42を通して第1のポンプ本体33のポート38より吸引した潤滑油がミシンベッド下方のオイルパン51に排油されるようになっている。
【003
上述する第1のポンプ本体33と第2のポンプ本体34は、既知のもの、例えば特許文献3に開示されるものと比べると、ケーシング35、36の形状を異にし、第1のポンプ本体33の排油ポート38と第2のポンプ本体34の給油ポート43が同じく手前側に設けられており、かつ第2のポンプ本体34にメッシュフィルタ44を備えている以外は、同じ構成となっている。
【003
本装置は以上のように構成され、第1のポンプ本体33の駆動により第1及び第2の排油孔27及び28が負圧にされて、これより吸引が行われる。そして両排油孔27、28のうち,第1の排油孔27は開口が上ルーパ台案内7より突出した直後の上ルーパ台12に接し、上ルーパ台12に付着する潤滑油をミシン駆動中、常時吸引し、強制排油する。上ルーパ台12が上死点又は下死点に達するまでは、第1の排油孔27からのみ強制排油が行われ、第1の排油孔27の負圧が高められるが、上ルーパ台12が上死点又は下死点に達したときは、左右にある第2の排油孔28のうちの一方の開口が、上ルーパ台4の縦6と上ルーパ台案内7との際に露出し、第2の排油孔28の負圧により上ルーパ台4の縦孔6と上ルーパ台案内7との際に溜まる潤滑油を吸引し、強制排油が行われる。
【003
上述の実施形態では、排油孔が第1の排油孔27と第2の排油孔28からなり、第2の排油孔28は、上ルーパ台12が上記上死点又は下死点に達したときに上ルーパ土台4の縦孔6より露出し、座グリ24は上ルーパ台案内7に形成されているが、第2の排油孔28は、上ルーパ台12が上下死点にあるとき以外でも縦孔6より露出するようにしてもよいし、第1の排油孔27と第2の排油孔28のうち、いずれか一方は省くことができ、座グリ24もミシンベッドAのフレーム2に形成し、流通孔39の吸込口39aをフレーム2に形成した座グリ24に開口させるようにしてもよい。
またトロコイドポンプ33、34は他のポンプ、例えばギヤポンプにすることができる。
【003
【発明の効果】
請求項1ないし3に係わる発明によると、排油孔開口付近の潤滑油がポンプにより吸引され強制排油されて残らないようにできるため、上ルーパ台の昇降時に潤滑油が飛び散って糸や生地を汚すことを防止でき、また上ルーパ台案内が揺動しても排油孔と流通孔を確実に接続させることができる。
【0038
請求項に係わる発明によると、上ルーパ台案内より突出する上ルーパ台に付着する潤滑油を吸引して強制排油することができる。
【0039
請求項に係わる発明によると、上ルーパ台が上下死点にあるとき以外は、第1の排油孔からのみ吸引作用が行われ、第1の排油孔の負圧が高まるため、上ルーパ台に付着した潤滑油を確実に強制排油することができる。
請求項に係わる発明によると、溝の全長から広い範囲にわたって潤滑油の吸引を行うことができ、上ルーパ台案内が揺動しても通孔と流通孔を確実に接続させることができる。
【004
請求項に係わる発明によると、潤滑油の給排油が第1のポンプ本体と第2のポンプ本体の二槽式のトロコイドポンプによってポンプ軸を共通にして行われるため、ポンプの構造を簡素化できると共に、トロコイドポンプには吸込用及び吐出用のポートを複数設けることが可能であるため、一つのポンプ本体で複数箇所からの排油や給油を行うことができる。
【004
請求項に係わる発明によると、一つのポンプ本体のケーシングを利用してミシンベッドのフレームに取付けることができ、これにより二層式トロコイドポンプの構造を簡素かつコンパクトにすることができる。
請求項に係わる発明によると、第1のポンプ本体の吐出口を第1若しくは第2のポンプ本体のケーシング上面に設けた排出溝としたから、該吐出口の構造か簡素化され、コストを抑えることができる。
請求項10に係わる発明によると、排出溝の両端から排油されるため排油をスムーズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】オーバーロックミシンの正面図。
【図2】オーバーロックミシンにおける上ルーパ機構の排油装置を示す断面図。
【図3】上ルーパ機構の部分断面正面図。
【図4】上ルーパ機構の分解斜視図。
【図5】上ルーパ台案内の斜視図。
【図6】上ルーパ台案内の断面図。
【図7】第1のトロコイドポンプの底面図。
【図8】第2のトロコイドポンプのケーシングの平面図。
【符号の説明】
A・・ミシンベッド
B・・上ルーパ機構
C・・給排油装置
2・・フレーム
4・・上ルーパ土台
5・・横孔
6・・縦孔
7・・上ルーパ台案内
8・・スリット
9、22、29・・油芯
11・・貫通孔
12・・上ルーパ台
14・・上ルーパ
15・・上ルーパ軸
16・・上ルーパレバー
17・・押え
19・・給油ピン
21・・ヒンジピン
24・・座グリ
25・・通孔
26・・溝
27・・第1の排油孔
28・・第2の排油孔
32・・ポンプ軸
33・・第1のポンプ本体
34・・第2のポンプ本体
35、36・・ケーシング
38、43・・ポート
39・・流通孔
41・・排油パイプ
42・・排出溝
44・・メッシュフィルタ

Claims (10)

  1. ミシンフレームに固着の上ルーパ土台と、上ルーパ土台に回転自在に装着される円柱状の上ルーパ台案内と、該上ルーパ台案内を直径方向に摺動自在に貫通すると共に、上ルーパ軸とリンク機構によって連結され、上ルーパ軸に連動し、上ルーパ台案内に案内されて傾動しながら昇降する上ルーパ台と、上ルーパ台案内より突出する上ルーパ台に取着の上ルーパを有するオーバーロックミシンの上ルーパ機構において、給油装置から上ルーパ台に供給された潤滑油が上ルーパ台の昇降に伴い飛散して糸や生地を汚すのを防止するために設けられる潤滑油の排油装置であって、上記上ルーパ台案内には、その端面に座グリが形成されると共に、該座グリと上ルーパ台が貫通する貫通孔上端の孔周縁に開口する排油孔が形成され、ミシン主軸に連動して駆動されるポンプに接続される流通孔の吸込口が上記座グリに装着される油芯に接続され、上記ポンプの駆動により排油孔の上記開口より潤滑油を吸引し、上記排油孔を通じて回収するようにしたことを特徴とする上ルーパ機構の排油装置。
  2. ミシンフレームに固着の上ルーパ土台と、上ルーパ土台に回転自在に装着される円柱状の上ルーパ台案内と、該上ルーパ台案内を直径方向に摺動自在に貫通すると共に、上ルーパ軸とリンク機構によって連結され、上ルーパ軸に連動し、上ルーパ台案内に案内されて傾動しながら昇降する上ルーパ台と、上ルーパ台案内より突出する上ルーパ台に取着の上ルーパを有するオーバーロックミシンの上ルーパ機構において、給油装置から上ルーパ台に供給された潤滑油が上ルーパ台の昇降に伴い飛散して糸や生地を汚すのを防止するために設けられる潤滑油の排油装置であって、上記上ルーパ台案内には、上ルーパ台が貫通する貫通孔上端の孔周縁に開口する排油孔が形成される一方、上記上ルーパ台案内の側面が接面するミシンフレームに座グリを形成し、該座グリに装着される油芯に上ルーパ台案内に形成される上記排油孔が接続され、ミシン主軸に連動して駆動されるポンプに接続される流通孔の吸込口を上記座グリに開口させたことを特徴とする上ルーパ機構の排油装置。
  3. 流通孔がミシンフレームに形成される請求項1又は2記載の上ルーパ機構の排油装置。
  4. 上記排油孔が上ルーパ台案内の貫通孔上端のエッジに開口することを特徴とする請求項1ないしのいずれかの請求項に記載の上ルーパ機構の排油装置。
  5. 上記排油孔が上ルーパ台案内の貫通孔上端のエッジに開口する第1の排油孔と、該第1の排油孔と連通する第2の排油孔よりなり、該第2の排油孔の開口は、上ルーパ台が上死点又は下死点に達したときのみ上ルーパ土台より露出することを特徴とする請求項1ないしのいずれかの請求項に記載の上ルーパ機構の排油装置。
  6. 上記上ルーパ台案内には、通孔と、上ルーパ土台と摺接する外周面の溝が軸方向に形成され、上記第1及び第2の排油孔が通孔より分岐すると共に、第2の排油孔が溝に開口し、上記通孔は、一端が上ルーパ台案内の側面が接面するミシンフレーム若しくは該上ルーパ台案内の側面に形成される座グリに装着された油芯に接続されることを特徴とする請求項記載の上ルーパ機構の排油装置。
  7. 上記ポンプがミシン主軸に連動して回動するポンプ軸によって駆動される第1のポンプ本体と第2のポンプ本体を上下に連設した二層式のトロコイドポンプよりなり、上方に配された第1のポンプ本体で排油が、下方に配された第2のポンプ本体で給油が行われることを特徴とする請求項1ないし記載の上ルーパ機構の排油装置。
  8. トロコイドポンプを構成し、給油及び若しくは排油用のポートを備えたケーシングがベッドのミシンフレームに取付けられることを特徴とする請求項記載の上ルーパ機構の排油装置。
  9. 上記第1のポンプ本体の吐出口が該第1のポンプ本体若しくは上記第2のポンプ本体のケーシング上面に形成された排出溝からなることを特徴とする請求項又は記載の上ルーパ機構の排油装置。
  10. 上記排出溝は、両端が開口する請求項記載の上ルーパ機構の排油装置。
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