JP4437248B2 - 上ルーパ機構の漏油防止装置 - Google Patents

上ルーパ機構の漏油防止装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4437248B2
JP4437248B2 JP2007263791A JP2007263791A JP4437248B2 JP 4437248 B2 JP4437248 B2 JP 4437248B2 JP 2007263791 A JP2007263791 A JP 2007263791A JP 2007263791 A JP2007263791 A JP 2007263791A JP 4437248 B2 JP4437248 B2 JP 4437248B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
upper looper
oil
hole
lubricating oil
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007263791A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009061241A (ja
Inventor
靖男 金川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamato Sewing Machine Mfg Co Ltd
Original Assignee
Yamato Sewing Machine Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamato Sewing Machine Mfg Co Ltd filed Critical Yamato Sewing Machine Mfg Co Ltd
Priority to JP2007263791A priority Critical patent/JP4437248B2/ja
Priority to KR1020080077408A priority patent/KR101456037B1/ko
Priority to TW097130200A priority patent/TWI415989B/zh
Priority to CN2008102157261A priority patent/CN101381933B/zh
Publication of JP2009061241A publication Critical patent/JP2009061241A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4437248B2 publication Critical patent/JP4437248B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B71/00Lubricating or cooling devices
    • D05B71/02Loop-taker lubricating devices
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B57/00Loop takers, e.g. loopers
    • D05B57/06Loop takers, e.g. loopers for overedge-stitch sewing machines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16NLUBRICATING
    • F16N29/00Special means in lubricating arrangements or systems providing for the indication or detection of undesired conditions; Use of devices responsive to conditions in lubricating arrangements or systems
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16NLUBRICATING
    • F16N7/00Arrangements for supplying oil or unspecified lubricant from a stationary reservoir or the equivalent in or on the machine or member to be lubricated
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05DINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES D05B AND D05C, RELATING TO SEWING, EMBROIDERING AND TUFTING
    • D05D2205/00Interface between the operator and the machine
    • D05D2205/32Safety devices; Security devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16NLUBRICATING
    • F16N2210/00Applications
    • F16N2210/32Sewing machines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16NLUBRICATING
    • F16N2260/00Fail safe

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

本発明は、オーバーロックミシンにおける上ルーパ機構の漏油防止装置、詳しくは、高速運転性能を高めるために上ルーパ台の外周面に供給される潤滑油のうち、余剰の潤滑油が上ルーパ台の摺動昇降に伴って周囲、特に、上ルーパ案内部材の上方部に漏洩し飛散されて糸や生地等を汚損しないように構成されている上ルーパ機構の漏油防止装置に関する。より詳しくは、基本的構成として、ミシンフレームに固定の上ルーパ案内部材と、この上ルーパ案内部材に形成された円形孔内にその円の中心周りに回転自在に嵌合保持されている円柱状の上ルーパ案内体と、この上ルーパ案内体の径方向に貫通させて形成された孔に摺動自在に挿通され、その上端には上ルーパを固定した上ルーパ台と、この上ルーパ台を上ルーパ軸の正逆往復回転に伴い前記上ルーパ案内体に案内されて前記円の中心周りを傾動しながら摺動昇降させるように該上ルーパ台の下端を前記上ルーパ軸に連動状態に連結するリンク機構と、前記上ルーパ台の外周面への潤滑油供給手段とを備えている上ルーパ機構の漏油防止装置に関するものである。
上記のような基本的構成を備えた上ルーパ機構の漏油防止装置として、従来、上ルーパ台の外周面に供給され付着されて該上ルーパ台の上昇時に持ち上げられる潤滑油の余剰分を、上ルーパ台の外周面と上ルーパ案内体に形成の貫通孔上端の孔周縁との摺接、つまり、メタルタッチにより掻き取り、その掻き取った余剰の潤滑油を、円柱状の上ルーパ案内体を回転自在に嵌合保持すべく上ルーパ案内部材に形成の円形孔の上部開口に臨むように上ルーパ案内体の上半部周面に沿って円弧状に湾曲形成された油溝内の上端部あるいは前記貫通孔上端周りの開孔内に溜めるとともに、その溜まった余剰潤滑油を重力及び前記上ルーパ案内体の回転運動に伴い前記円弧状油溝内に誘起される負圧またはポンプによる強制吸引力によりミシンフレームの下方部へ回収(排油)させるように構成したものが知られていた(例えば、特許文献1,2参照)。
しかし、上記した従来公知の上ルーパ機構の漏油防止装置では、上ルーパ台の外周面に付着されている潤滑油の余剰分を上ルーパ台の外周面と上ルーパ案内部材の孔周縁とのメタルタッチによって掻き取るものであるから、余剰潤滑油が上方に飛散しないような確実、十分な掻き取り作用を行わせ、かつ、上ルーパ台の外周面と上ルーパ案内部材の孔周縁(又は貫通孔)との間に焼き付き等を生じないようにするためには両者のクリアランスを非常に微小かつ適正に設定する必要があるが、いかに微小かつ適正なクリアランスに設定できたとしても、ミシンの長期間使用による摩損に伴いクリアランスが次第に大きくなって余剰潤滑油の掻き取り作用が経時的に悪化し、その結果、潤滑油の上方への飛散量の増加、さらには、潤滑油が上ルーパ台の外周面に伝って下方へ垂れ流れてミシンフレーム等を汚損するなど所定の漏油防止機能が次第に低下するという問題を有している。
このような従来公知の上ルーパ機構の漏油防止装置が有する問題を解消するために、本出願人は、その要部を図11及び図12で示すように、円柱状の上ルーパ案内体6に、上ルーパ台8を摺動自在に挿通させるべく該上ルーパ案内体6の径方向に貫通させて形成した貫通孔7に直交させて上下二つの貫通長穴19,20を形成し、そのうち、上部の貫通長穴19には、前記上ルーパ台8の外周面に弾性的に摺接して該外周面に付着の潤滑油の余剰分を掻き取る弾性リップ21a付きのオイルシールリング21を嵌着させる一方、下部の貫通長穴20には、掻き取られた余剰の潤滑油を吸収保持可能な吸油リング22を嵌着させる構成を採用した上ルーパ機構の漏油防止装置を開発して特許出願し、これは既に公開されている(特許文献3参照、以下、これを既出願技術という)。
特開平9−66184号公報 特開2004−187940号公報 特開2006−150025号公報
上記の本出願人による既出願技術によれば、上ルーパ台8の外周面に付着の潤滑油の余剰分を該上ルーパ台8外周面とオイルシールリング21の弾性リップ21aの弾性的な摺接、すなわち、非メタル弾性タッチで掻き取ることにより、両者(上ルーパ台8の外周面及びリップ21a)間に余分な隙間が生じないように適正なクリアランスの状態に密接させながらも、それらの摩損を非常に少なくすることが可能であり、これによって、余剰潤滑油の掻き取り作用を常に確実十分に発揮させることができるのみならず、オイルシール21の弾性リップ21aで掻き取られた余剰潤滑油をオイルシール21の下部に配置された吸油リング22に直ちに吸収保持させることによって、その余剰潤滑油内へのダストの混入を抑制し、かつ、余剰潤滑油が上ルーパ台8外周面や貫通孔7内周面に伝って下方へ垂れ流れてミシンフレーム等を汚損することも防止できる。また、前記吸油リング22に吸収保持される余剰潤滑油の一部を上ルーパ台8の外周面に再供給して上ルーパ台8の潤滑に循環利用することも可能であるから、全体として少量の潤滑油を用いつつも、上ルーパ台8の昇降運動を長期に亘り円滑に維持することができるという効果を奏し、既述の従来公知の上ルーパ機構の漏油防止装置が有する問題の解消を達成できる。
しかしながら、本出願人による既出願技術に対する更なる研究の結果、次のような問題が残されていることを知見した。すなわち、オイルシール21の弾性リップ21aで掻き取られた余剰潤滑油の一部がオイルシール21の外周部に回り込んで該オイルシール21と貫通長穴19の端内周面との間に形成される微小な空間部xに溜まり、この微小空間部xに溜まった潤滑油が上ルーパ案内体6の往復回転に伴いオイルシール21の上方へ振り上げられ、その振り上げられた潤滑油が再び上ルーパ台8の外周面に付着して上方外部に飛散され短期間の使用で漏油を生じることになる。このような漏油は、特に上ルーパ台8の外周面への給油量が増えれば増えるほど短い使用期間で発生し、所定の漏油防止機能を長期に亘って安定よく維持することができないという問題である。
本発明は上述の実情に鑑みてなされたもので、余剰潤滑油の掻き取り作用を常に確実良好に発揮させるとともに、余剰潤滑油へのダストの混入も防ぐだけでなく、給油量が増大した場合でも、掻き取られた余剰潤滑油が上ルーパ台外周面へ再付着して上方へ飛散されることを確実に防止して所定の漏油防止機能を長期に亘り安定よく維持することができる上ルーパ機構の漏油防止装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明に係る上ルーパ機構の漏油防止装置は、ミシンフレームに固定の上ルーパ案内部材と、この上ルーパ案内部材に形成された円形孔内にその円の中心周りに回転自在に嵌合保持されている円柱状の上ルーパ案内体と、この上ルーパ案内体の径方向に貫通させて形成された孔に摺動自在に挿通され、その上端には上ルーパを固定した上ルーパ台と、この上ルーパ台を上ルーパ軸の正逆往復回転に伴い前記上ルーパ案内体に案内されて前記円の中心周りを傾動しながら摺動昇降させるように該上ルーパ台の下端を前記上ルーパ軸に連動状態に連結するリンク機構と、前記上ルーパ台の外周面への潤滑油供給手段とを備え、前記円柱状の上ルーパ案内体には、前記貫通孔に直交させて上下二つの長穴が貫通状態に形成され、そのうち上部の貫通長穴内には、前記上ルーパ台の外周面に弾性的に摺接して該外周面に付着の潤滑油の余剰分を掻き取る弾性リップ付きのオイルシールリングが嵌着されているとともに、下部の貫通長孔内には、掻き取られた余剰の潤滑油を吸収保持可能な吸油リングが嵌着されている上ルーパ機構の漏油防止装置において、前記上ルーパ案内体における上部の貫通長穴内で前記オイルシールリングの外周部には、前記弾性リップにより掻き取られた潤滑油を吸収可能な多孔質部材が装着され、かつ、前記多孔質部材に吸収された潤滑油を強制回収する潤滑油強制回収手段が設けられおり、前記潤滑油強制回収手段は、前記多孔質部材に吸収された潤滑油を前記吸油リング側に流下案内すべく前記上,下部の貫通長穴を連通接続するように上ルーパ案内体に形成された油溝と、この油溝を経て流下される潤滑油も含め前記吸油リングに吸収保持された潤滑油を強制回収すべく先端吸引口を前記下部の貫通長穴に開口接続させる状態でミシンフレームに形成された排油孔と、この排油孔に接続された吸引ポンプとから構成されていることを特徴としている。
上記のごとき特徴構成を有する請求項1に記載の発明によれば、本出願人による既出願技術の有する効果、すなわち、上ルーパ台の外周面に付着の潤滑油の余剰分を非メタル弾性タッチで掻き取ることで、上ルーパ台外周面及びリップ間に余分な隙間が生じないように適正なクリアランスの状態に密接させながらも、それらの摩損を非常に少なくし、これによって、余剰潤滑油の掻き取り作用を常に確実十分に発揮させることができるという効果、及び、オイルシールの弾性リップで掻き取られた余剰潤滑油をオイルシールの下部に配置の吸油リングで直ちに吸収保持させることで、その余剰潤滑油内へのダストの混入を抑制するとともに、余剰潤滑油が上ルーパ台外周面や貫通孔内周面に伝い下方へ垂れ流れてミシンフレーム等を汚損することも防止できるという効果、並びに、前記吸油リングに吸収保持される余剰潤滑油の一部を上ルーパ台外周面に再供給して上ルーパ台の潤滑に循環利用することで、全体として少量の潤滑油を用いつつも、上ルーパ台の昇降運動を長期に亘り円滑に維持することができるという効果を、奏し得るのはもちろんである。
それに加えて、オイルシールの弾性リップで掻き取られてオイルシールの外周部に回り込む一部の余剰潤滑油を多孔質部材に吸収し保持させることが可能であるから、掻き取られた余剰潤滑油の一部が上ルーパ案内体の往復回転に伴ってオイルシール上方へ振り上げられて再び上ルーパ台の外周面に付着して上方に飛散されて漏油防止機能が短期間のうちに損なわれることを極力防止でき、したがって、所定の漏油防止機能を長期に亘って確実かつ安定よく維持することができる。
特に、ミシンの高速運転時に上ルーパ台の潤滑性能が良好に保てるように該上ルーパ台への給油量を増やし、それに伴い掻き取り余剰潤滑油の量が増えたとき、これに伴って前記多孔質部材に吸収量が増えて飽和状態になり、一層早い時期に漏油を生じることになるが、この場合、多孔質部材に吸収された潤滑油を強制回収手段により強制的に回収し排油することが可能であるから、余剰潤滑油の上ルーパ台外周面への再付着及びそれに繋がる上方への飛散をより確実、合理的に防いで所期の漏油防止機能並びにその持続効果の顕著な向上を達成することができるという効果を奏する。
また、請求項1に記載の発明に係る上ルーパ機構の漏油防止装置において、請求項に記載のように、前記オイルシールリングとして、余剰潤滑油の掻き取り用弾性リップのほかに、上ルーパ案内体の上方部から前記貫通孔内へのダストの侵入を防ぐためのダストシール用弾性リップが一体形成されたものを用いるのが望ましい。この場合は、単一のオイルシールリングの使用により、構造及び組付けの簡単化を図りながら、上方部から飛散落下してくるダストが貫通孔内の掻き取り用弾性リップと上ルーパ案内体外周面との間に侵入してそれらの摩損原因となったり、掻き取られる余剰潤滑油に混入して潤滑性能の低下原因となったりする不具合の発生を防止することができる。
さらに、請求項1に記載の発明に係る上ルーパ機構の漏油防止装置における潤滑油強制回収手段の構成要素である油溝としては、請求項に記載のように、前記上ルーパ案内体の回転軸線方向両面で、かつ、前記上ルーパ台の摺動軸心を中心にした左右略対称位置に複数個形成されていることが好ましい。この場合は、オイルシールリング外周部の多孔質部材に吸収され飽和状態になった潤滑油を上ルーパ案内体の往復回転に伴って左右に寄せられながら、下位の油溝を経て下部貫通長穴内の吸油リング側にスムーズに流下案内させることが可能で、余剰潤滑油の強制回収作用を一層確実、迅速に行うことができ、所期の漏油防止効果のさらなる向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面にもとづいて説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る上ルーパ機構の漏油防止装置が組込まれたオーバーロックミシンにおけるミシンフレーム1の全体を、その前面に取付けられるカバー(図示省略)を取り外した状態で示す正面図であり、このミシンフレーム1の前面に上ルーパ機構2が現れている。
図2は上ルーパ機構2の分解斜視図、図3はその上ルーパ機構2の組付斜視図、図4はその上ルーパ機構2の正面図である。これら各図において、3はミシンフレーム1の前面に止めねじ4を介して固定された上ルーパ案内部材であり、この上ルーパ案内部材3の先端部には、布送り方向に沿った円形孔5がその上下に上ルーパ案内部材3の上面及び下面に臨む開口5A,5Bを有する状態に形成されている。前記円形孔5内には、円柱状のルーパ案内体6がその円の中心周りに回転自在に嵌合保持されており、この円柱状のルーパ案内体6にはその径方向に貫通する状態の貫通孔7が形成されているとともに、この貫通孔7には筒軸状の上ルーパ台8が摺動自在に挿通されている。
前記上ルーパ台8の上端部には止めねじ9を介して上ルーパ10が固定されているとともに、該上ルーパ台8の下端部は、ミシン主軸(図示省略)に連動して正逆往復回転する上ルーパ軸11にその基端が締付けねじ12により固定されて上下方向(図4の矢印u−d方向)に往復揺動運動する上ルーパクランク13の他端部に筒状ピン14を介して相対回転可能に連結されており、この上ルーパクランク13と筒状ピン14とにより、前記上ルーパ軸11の正逆往復回転に伴い前記上ルーパ台8を上ルーパ案内体6に案内されて前記円の中心周りを傾動しながら摺動昇降させるリンク機構が構成されている。
前記リンク機構を構成する筒状ピン14の中空部内には潤滑油を含浸させた油芯15が装填されているとともに、ミシンフレーム1内部の下方位置に水平に配置固定され、その上面部に切欠部16aを有する給油筒16内にも油芯17が装填され、この油芯17の一端部は前記上ルーパ台8の下端部に摺接されるように給油筒16の端面から僅かに突出されている。これらの構成事項によって、上ルーパ台8の摺動昇降時にその下端部が前記油芯17の突出端部に断続的に摺接されることに伴い油芯17に含浸されている潤滑油の一部が跳ね上げられるとともに、油芯17の突出端部に断続的に接触することで油芯15側に移行し該油芯15に保持されている潤滑油が徐々に滲み出してピン14に付着され、その付着した潤滑油がピン14の往復回転に伴って飛散されて噴霧状となり、前記上ルーパ台8の外周面8aに潤滑油を供給するという機能を発揮する潤滑油供給手段を構成している。
上記のごとき基本構成を有するオーバーロックミシンの上ルーパ機構2において、前記円柱状の上ルーパ案内体6には、図5〜図に明示するように、その径方向の貫通孔7に直交させて上下二つの長穴19,20が該上ルーパ案内体6の厚み方向に貫通状態に形成されている。その二つの貫通長穴19,20のうち、上部の貫通長穴19には、前記上ルーパ台8の外周面8aに弾性的に摺接して前述の潤滑油供給手段により供給されて該外周面8aに付着している潤滑油の余剰分を掻き取る弾性リップ21a及び前記上ルーパ案内体6の上方部から貫通孔7内へのダストの侵入を防ぐダストシール用弾性リップ21bをその内周面側に一体形成してなるオイルシールリング21が嵌着されているとともに、このオイルシールリング21の外周部には、該オイルシール21と貫通長穴19の端内周面との間に形成される微小空間部を埋める状態で、前記弾性リップ21aにより掻き取られた余剰潤滑油の一部を吸収可能なスポンジ等の多孔質部材25が嵌着されている。
一方、前記上ルーパ案内体6の下部の貫通長穴20内には、前記オイルシールリング21の弾性リップ21aにより掻き取られた余剰の潤滑油のうち前記上ルーパ台8の外周面と前記貫通孔7の内周面との間の微小間隙を伝って流下してくる一部の潤滑油を吸収保持可能なフェルトなどからなる吸油リング22が嵌着されている。
また、ミシンフレーム1には、図1に示すように、その下端部から前記上ルーパ案内部材3の先端部付近にまで達する長さの排油孔23が傾斜状態に穿孔形成されている。この排油孔23の下端部は、排油パイプ(図示省略)を介してトロコイドポンプやギヤポンプ等のポンプ(図示省略)に接続されているとともに、上端部には、図10に明示のように、前記上ルーパ案内体6に形成の下部貫通長穴20に開口接続される吸引口24が前記排油孔23に直交させて穿孔形成されており、前記ポンプ及び排油孔23並びに後述する油溝26によって、前記多孔質部材25に吸収保持される余剰潤滑油を吸引口24から前記排油孔23を通じて強制回収(排油)する潤滑油強制回収手段が構成されている。
この実施の形態では、前記上ルーパ案内体6の径方向の貫通孔7に直交させて形成されている上下二つの貫通長穴19,20を連通接続すべく、図9に明示するように、上ルーパ案内体6の回転軸線方向両面6a,6bで、かつ、上ルーパ台8の摺動軸心を中心にした略左右対称位置に計4個の油溝26が形成されている。
次に、上記構成の実施の形態に係る上ルーパ機構2の漏油防止装置を備えたオーバーロックミシンの動作について説明する。
ミシン主軸(図示省略)の回転に連動する上ルーパ軸11の正逆往復回転に伴い上ルーパクランク13が図4の矢印u−d方向に往復揺動運動し、この上ルーパクランク13の往復揺動運動により上ルーパ台8が上ルーパ案内体6の貫通孔7内を図4の矢印u1−d1方向に摺動昇降するとともに、上ルーパ案内体6は上ルーパ案内部材3の円形孔5内でその円の中心周りに往復回転する。これによって、上ルーパ10は図4の矢印aに示すように、放物線状の軌跡を描くように運動し、図示しない針及び下ルーパと協働して縁かがり縫いを形成することになる。
このような縁かがり縫い動作において、前記上ルーパ台8の摺動昇降時にその下端部が給油筒16内の油芯17の突出端部に断続的に摺接されることに伴い油芯17に含浸されている潤滑油の一部が跳ね上げられるとともに、油芯17から油芯15側に移行して該油芯15に保持されている潤滑油が徐々に滲み出してピン14に付着され、その付着した潤滑油がピン14の往復回転に伴って噴霧状に飛散されることになって、前記上ルーパ台8の外周面8aに潤滑油が供給され該外周面8aに付着される。これによって、上ルーパ機構2における上ルーパ台8の摺動昇降の潤滑性が良好に保持される。
そして、上ルーパ台8の外周面8aに付着される潤滑油のうち余剰分は、該上ルーパ台8の外周面8aとオイルシールリング21の弾性リップ21aとの弾性タッチにより掻き取られるので、その余剰の潤滑油が上ルーパ案内体6及び上ルーパ案内部材3の上方へ飛散(漏油)されて糸や布地等を汚損する事態の発生が防止される。
また、オイルシール21の弾性リップ21aとの弾性タッチにより上ルーパ台8の外周面8aから掻き取られた余剰潤滑油の一部は、上ルーパ台8の外周面と貫通孔7の内周面との間の微小間隙を伝って流下して前記オイルシール21の下部に配置された吸油リング22で直ちに吸収保持されることになり、これによって、余剰潤滑油が上ルーパ台8外周面8aや貫通孔7内周面を伝って下方へ垂れ流れてミシンフレーム1等が汚損される事態も防止することが可能であるとともに、その吸油リング22に吸収保持された潤滑油が該吸油リング22の内周面より上ルーパ台8の外周面8aに再供給されて上ルーパ台8の昇降運動の潤滑に循環利用されるので、潤滑油の無駄がなくなり、全体として少量の潤滑油を用いつつも、上ルーパ台8の昇降運動を長期に亘り円滑に維持することが可能である。
一方、オイルシール21の弾性リップ21aとの弾性タッチにより上ルーパ台8の外周面8aから掻き取られた余剰潤滑油の残りの一部は、オイルシール21の外周部に回り込んで多孔質部材25に吸収し保持されることになり、さらに、ミシンの高速運転時のように、上ルーパ台8への給油量が増加し、それに伴ってオイルシール21の弾性リップ21aによる掻き取り余剰潤滑油の量が増え、その結果、前記多孔質部材25の吸収油量が増えて飽和状態になったとき、余剰の潤滑油は前記油溝26を経て下部の貫通長穴20側に流下して、上ルーパ台8外周面8aや貫通孔7内周面を伝って下方へ垂れ流れてくる潤滑油と共に吸油リング22に吸収保持されることになり、この吸油リング22に吸収保持された潤滑油前記潤滑油強制回収手段により強制的に回収し排油することが可能である。これによって、掻き取られた余剰潤滑油の一部が上ルーパ案内体3の往復回転に伴ってオイルシール21の上方へ振り上げられて再び上ルーパ台8の外周面8aに付着したのち、上方に飛散されるといったような短期間での漏油防止機能の低下を防止でき、所期の漏油防止機能を長期間に亘って安定的に維持することが可能である。
さらに、上ルーパ案内部材3の上方部から飛散落下してくる糸屑等のダストは、前記オイルシール21に一体形成されている弾性リップ21bにより貫通孔7内への侵入が阻止されるので、前記ダストが上ルーパ台8の外周面8aと貫通孔7の内周面との間に侵入してそれらの摩損原因となったり、掻き取られる余剰潤滑油に混入して潤滑性能の低下原因となったりするという不具合の発生も防止することが可能である。
上述したように、潤滑油の常時供給による潤滑性の保持と、その潤滑油の上方への飛散による糸や布地等の汚損防止、すなわち、確実な漏油防止機能の持続と、余剰潤滑油の循環再利用機能と、貫通孔7内へのダスト侵入及び余剰潤滑油内へのダスト混入防止機能との相乗によって、全体としてオーバーロックミシンの動作を長期に亘り順調かつ安定よく維持することができる。
なお、上記実施の形態では、ダストシール用弾性リップ21bを余剰潤滑油掻き取り用弾性リップ21aと一体にオイルシールリング21に形成したもので説明したが、ダストシール用弾性リップ付きのダストシールリングをオイルシールリング21と別体に設け、このダストシールを前記オイルシールリング21よりも上部位置において上ルーパ案内体6の貫通孔7内に嵌着させてもよい。この場合は、上ルーパ案内体6及び上ルーパ案内部材3の上方部から飛散落下してくるダストが余剰潤滑油の掻き取り用弾性リップ21aを有するオイルシールリング21の嵌着位置にまで侵入することを確実に防いで、上記のような不具合、即ち、ダストが上ルーパ台8の外周面8aと貫通孔7の内周面との間に侵入してそれらの摩損原因となったり、掻き取られる余剰潤滑油に混入して潤滑性能の低下原因となったりする不具合の発生防止効果を一層高めることができる。
また、ミシンフレーム1の排油孔23としては、上記実施の形態で示したように、ミシンフレーム1の下端部から上ルーパ案内部材3の先端部付近にまで達する長さで一直線の傾斜状態に穿孔形成したもので示したが、これに限定されるものでなく、僅かな傾斜勾配を有して水平状態に形成した孔とこの孔に接続させて垂直状態に形成した孔とを組み合わせて形成されたものであってもよい。
本発明の実施の形態に係る上ルーパ機構の漏油防止装置が組込まれたオーバーロックミシンにおけるミシンフレーム全体を、前カバーの取り外し状態で示す正面図である。 上ルーパ機構の分解斜視図である。 同上ルーパ機構の組付斜視図である。 同上ルーパ機構の正面図である。 同上ルーパ機構の要部の拡大正面図である。 同上ルーパ機構の要部の拡大平面図である。 図5のD−D線に沿った横断面図である。 図6のE−E線に沿った縦断面図である。 図5のF−F線に沿った縦断面図である。 同上ルーパ機構の組込部付近の縦断側面図である。 本出願人による既出願技術に係る上ルーパ機構の要部の拡大正面図である。 同上ルーパ機構の要部の拡大平面図である。
1 ミシンフレーム
2 上ルーパ機構
3 上ルーパ案内部材
5 円形孔
6 上ルーパ案内体
7 貫通孔
8 上ルーパ台
8a 上ルーパ台の外周面
10 上ルーパ
11 上ルーパ軸
13 上ルーパクランク(リンク機構の主要要素)
15,17 油芯(潤滑油供給手段の主要要素)
19,20 貫通長穴
21 オイルシールリング
21a 余剰潤滑油掻き取り用弾性リップ
22 吸油リング
23 排油孔
24 吸引口
25 多孔質部材
26 油溝

Claims (3)

  1. ミシンフレームに固定の上ルーパ案内部材と、この上ルーパ案内部材に形成された円形孔内にその円の中心周りに回転自在に嵌合保持されている円柱状の上ルーパ案内体と、この上ルーパ案内体の径方向に貫通させて形成された孔に摺動自在に挿通され、その上端には上ルーパを固定した上ルーパ台と、この上ルーパ台を上ルーパ軸の正逆往復回転に伴い前記上ルーパ案内体に案内されて前記円の中心周りを傾動しながら摺動昇降させるように該上ルーパ台の下端を前記上ルーパ軸に連動状態に連結するリンク機構と、前記上ルーパ台の外周面への潤滑油供給手段とを備え、前記円柱状の上ルーパ案内体には、前記貫通孔に直交させて上下二つの長穴が貫通状態に形成され、そのうち上部の貫通長穴内には、前記上ルーパ台の外周面に弾性的に摺接して該外周面に付着の潤滑油の余剰分を掻き取る弾性リップ付きのオイルシールリングが嵌着されているとともに、下部の貫通長孔内には、掻き取られた余剰の潤滑油を吸収保持可能な吸油リングが嵌着されている上ルーパ機構の漏油防止装置において、
    前記上ルーパ案内体における上部の貫通長穴内で前記オイルシールリングの外周部には、前記弾性リップにより掻き取られた潤滑油を吸収可能な多孔質部材が装着され、かつ、前記多孔質部材に吸収された潤滑油を強制回収する潤滑油強制回収手段が設けられおり、
    前記潤滑油強制回収手段は、前記多孔質部材に吸収された潤滑油を前記吸油リング側に流下案内すべく前記上,下部の貫通長穴を連通接続するように上ルーパ案内体に形成された油溝と、この油溝を経て流下される潤滑油も含め前記吸油リングに吸収保持された潤滑油を強制回収すべく先端吸引口を前記下部の貫通長穴に開口接続させる状態でミシンフレームに形成された排油孔と、この排油孔に接続された吸引ポンプとから構成されていることを特徴とする上ルーパ機構の漏油防止装置。
  2. 前記オイルシールリングには、余剰潤滑油の掻き取り用弾性リップのほかに、前記上ルーパ案内体の上方部から前記貫通孔内へのダスト侵入を防ぐためのダストシール用弾性リップが一体形成されている請求項1に記載の上ルーパ機構の漏油防止装置。
  3. 前記油溝が、前記上ルーパ案内体の回転軸線方向両面で、かつ、前記上ルーパ台の摺動軸心を中心にした左右略対称位置に複数個形成されている請求項1又は2に記載の上ルーパ機構の漏油防止装置。
JP2007263791A 2007-09-08 2007-09-08 上ルーパ機構の漏油防止装置 Active JP4437248B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007263791A JP4437248B2 (ja) 2007-09-08 2007-09-08 上ルーパ機構の漏油防止装置
KR1020080077408A KR101456037B1 (ko) 2007-09-08 2008-08-07 윗 루퍼 기구의 누유 방지 장치
TW097130200A TWI415989B (zh) 2007-09-08 2008-08-08 Leakage prevention device for upper hook mechanism
CN2008102157261A CN101381933B (zh) 2007-09-08 2008-09-05 上弯针机构的漏油防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007263791A JP4437248B2 (ja) 2007-09-08 2007-09-08 上ルーパ機構の漏油防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009061241A JP2009061241A (ja) 2009-03-26
JP4437248B2 true JP4437248B2 (ja) 2010-03-24

Family

ID=40461974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007263791A Active JP4437248B2 (ja) 2007-09-08 2007-09-08 上ルーパ機構の漏油防止装置

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP4437248B2 (ja)
KR (1) KR101456037B1 (ja)
CN (1) CN101381933B (ja)
TW (1) TWI415989B (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6303942B2 (ja) 2014-09-12 2018-04-04 日本精工株式会社 玉軸受のグリス封入方法及び封入装置、並びに玉軸受の製造方法
CN105506873A (zh) * 2015-12-23 2016-04-20 杰克缝纫机股份有限公司 一种缝纫机针杆回油机构
CN105420951A (zh) * 2015-12-23 2016-03-23 杰克缝纫机股份有限公司 一种缝纫机上弯针防漏油装置
CN113122006A (zh) * 2021-04-27 2021-07-16 浙江吉利控股集团有限公司 一种甲醇发动机气门油封材料、结构及汽车
CN115478373A (zh) * 2022-07-27 2022-12-16 浙江安骐智能科技有限公司 一种缝纫机的旋梭供油组件

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0966184A (ja) * 1995-08-31 1997-03-11 Yamato Sewing Mach Co Ltd 上ルーパ機構部への給油装置
JP4100555B2 (ja) * 2002-12-11 2008-06-11 ペガサスミシン製造株式会社 オーバーロックミシンにおける上ルーパ機構の排油装置
JP4470204B2 (ja) * 2003-07-08 2010-06-02 ヤマトミシン製造株式会社 ミシン
JP4452895B2 (ja) * 2004-11-30 2010-04-21 ヤマトミシン製造株式会社 上ルーパ機構の漏油防止装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR20090026241A (ko) 2009-03-12
JP2009061241A (ja) 2009-03-26
KR101456037B1 (ko) 2014-11-03
TWI415989B (zh) 2013-11-21
TW200936837A (en) 2009-09-01
CN101381933B (zh) 2012-03-21
CN101381933A (zh) 2009-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4437248B2 (ja) 上ルーパ機構の漏油防止装置
KR101085482B1 (ko) 상부 루퍼 기구의 누유 방지 장치
JP4100555B2 (ja) オーバーロックミシンにおける上ルーパ機構の排油装置
JP4547672B2 (ja) ミシンの漏油防止及び防塵装置
JP2000167286A (ja) ミシン
KR100723324B1 (ko) 재봉틀
JP2005287912A (ja) ミシンの針棒潤滑装置
JP2012135418A (ja) ミシン
JP2001314683A (ja) ミシン
JP4470204B2 (ja) ミシン
JP2004049257A (ja) ミシンの動力伝達機構
JP4408758B2 (ja) 上送り機構付きミシンの潤滑剤漏洩防止装置
JPH0966184A (ja) 上ルーパ機構部への給油装置
US4079685A (en) Lubricating oil seal on sewing machines
JP4395405B2 (ja) 筒型本縫いミシン
JP2008018177A (ja) ミシンの潤滑構造
JP2004057335A (ja) ミシンの上ルーパ支持台油逃がし装置
CN210561135U (zh) 针杆防油机构以及缝纫机
JP2006167189A (ja) クランクロッド
JP2009273512A (ja) 上ルーパ機構の油漏れ防止装置
KR20060049456A (ko) 시일 구조
JP2012135530A (ja) ミシン
JP2006110377A (ja) ミシン
JP2005192698A (ja) ミシン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080905

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090715

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090728

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090918

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091201

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091214

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130115

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4437248

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130115

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250