JP4097836B2 - 橋梁セグメント架設機 - Google Patents

橋梁セグメント架設機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、橋梁の架設工事に使用される架設機に関し、特に、ガーダーで橋梁セグメントが吊り上げられる橋梁セグメント架設機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
−その1−図3において、符号1,1−1,1−2は橋脚を示し、橋脚1,1−1,1−2上には符号3,3−1,3−2のスライドベースが、スライドベース3,3−1,3−2上には符号5,5−1,5−2の支持台が各々設けられる。
【0003】
また符号7はガーダーを示し、ガーダー7は支持台5,5−1で支持されて橋脚1,1−1に架け渡される。そして符号8は巻き上げ機を示し、巻き上げ機8はガーダー7の下面を橋脚1,1−1,1−2の橋軸方向及び橋軸直角方向へ移動して符号9の橋梁セグメントを吊り上げる。
【0004】
図3では、その左側から右側に向かって工事が進められ、吊り上げられた橋梁セグメント9は閉合目地部へのコンクリートの流し込み作業及びPCケーブルの挿通作業が行われた後、緊張固結される。橋脚1,1−1間の工事完了後、ガーダー7は符号10の手延機と共に図3の右方向へ移動され、橋脚1−1,1−2に架け渡される。
【0005】
次に、図4,図5,図6,図7ではスパンが他に比してかなり大きな橋脚1,1−1間の工事手順が説明されている。図4において右側から橋脚1−1まで工事を完了させてから、橋脚1−1より橋脚1へ向かい片持ち架設部12−1を突き出す。片持ち架設部12−1は、橋梁セグメント9を吊り上げ、それらを橋脚1へ向け整列させ、PCケーブルにより緊結することで形成する。
【0006】
さらに、ガーダー7を一旦解体し、再組立することにより図5の左側、すなわち橋脚1−1,橋脚1−0側に移動させた後、図5の右側へ向かい橋脚1まで工事を進め、橋脚1より橋脚1−1へ向かい片持ち架設部12を突き出す。片持ち架設部12,12−1の突き出し先端上には図6のように支持台5−j,5−kを各々設け、図7のように、これら支持台5−j,5−kへガーダー7を架け渡し、両持ちの状態としてから、施工残りの片持ち架設部12,12−1間を工事する。
【0007】
図8,図9,図10,図11においては略円弧状に曲がる曲線区間の工事手順が説明され、その工事は前記各図の左側から右側へ向かって進められる。図8において、その左側から支持台5まで工事が既に完了しており、ガーダー7は次区間の支持台5,5−1上に架け渡される。そして支持台5,5−1間の工事が完了すると、図9のようにガーダー7を時計方向へ水平振りし(支持台5,5−1を路幅方向へ移動させる)、次の支持台5−2に向ける。
【0008】
さらに、ガーダー7を図10のように前進させて支持台5−1,5−2に架け渡し、図11のように時計方向へ水平振りしてから支持台5−1,5−2間の工事を行う。
【0009】
−その2−図12のガーダー7では同図の右側に手延機10が、その左側に走行台車14が、各々設けられている。この従来の装置では工事は同図の左側から右側に向けてのみ進められる。すなわち、走行台車14は形成された橋梁上で支持されるからである。
【0010】
図13,図14,図15,図16,図17,図18,図19,図20では図12のガーダー7で曲線路の工事を行う手順が説明されている。図13において、左側から橋脚1まで工事が既に完了しており、その後、支持台5,5−1でガーダー7を両持ちさせて高さ調整してから、橋梁セグメント9を吊り上げて適切な位置で仮吊りする。
【0011】
さらに、巻き上げ機8を移動させながら橋梁セグメント9を吊り上げて仮吊りする作業を繰り返し、橋梁セグメント9をガーダー7の下側に整列させて仮吊りする(図14参照)。その整列仮吊り作業の完了後、橋梁セグメント9間に接着剤が塗布され、それらが引き寄せられて圧着される。次いでいわゆる閉合目地部にコンクリートが打設される。
【0012】
そして、養生、固化後、内側にPCケーブル15が挿通され、該PCケーブル15が緊張される(図15,図16照)。次に、ガーダー7をジャッキダウンして支持台5,5−1で両持ちさせてから、水平振りして曲線路に沿った方向へ指向する姿勢とし、ガーダー7の後部を走行台車14で支持する(図17参照)。
【0013】
そして、支持台5を支持台5−1の手前へ移動して仮置きし(図18参照)、ガーダー7を橋梁1−2へ向かい走行台車14で移動させ、移動先端が橋梁1−2へ達したときに停止させ、支持台5−1を橋梁1−2の位置へ、支持台5を橋梁1−1の位置へ、各々移す(図19参照)。また、ガーダー7を前部と後部の手延機10と走行台車14で支持してその前進を再開させ、橋梁1−1,1−2の区間へ達したときに停止させ、ガーダー7を支持台5,5−1でジャッキアップして両持ちさせてから、同区間の工事を開始する(図20参照)。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
臨機応変に優先度の高い区間から順に工事したり、大スパンの施工時のように、途中で工事の方向を逆へ切替反転したりすることが望まれるが、図12に示す従来の装置では、工事が完了していない区間をスキップしてガーダーが移動できないことから、前記の要望には応えられない。
【0015】
さらに、図3及び図12に示す従来の装置では工事の対象となる曲線路の曲率半径が小さな場合(一般に曲率半径が200m以下の場合)、ガーダーを円弧状をなす曲線路に沿って移動する際にそのガーダーの横移動量が、特に橋脚上の路幅で制限されることから、これを拡幅する幅広のスライド梁(スライドベース3)を使用しなければならないが、追加する基礎杭を含めコストが著しく増加する。また、曲率半径の小さな曲線路が都市部やインターチェンジ部に多く、周囲の建築物で幅広な支持梁の使用が制限されるので、工事不能となる箇所がしばしば生ずる。
【0016】
さらに、図7あるいは図12のように、橋梁の支点部以外にガーダーの反力を作用させると橋梁本体に大きな影響が生じ、仮設のPCケーブルの採用や断面の増加など著しいコストアップとなる。そして最悪の場合は施工不能となる。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる装置は、標準的な間隔に設置された橋脚と橋脚との間に架設できる長さに形成され、かつ橋軸方向に移動する一対のガイドアームと、
前記一対のガイドアーム上で移動する橋梁セグメント架設ガーダーと、を有し、各ガイドアーム端部同士をヒンジ結合し、前記各ガイドアームが水平面内任意角度で回動できるよう連結されてなり、前記橋梁セグメント架設ガーダーは、橋軸方向に向かって直線状に載置あるいは略く字状に折曲載置される一対のガイドアームに沿って移動し、橋脚間に橋梁セグメントを繋いで橋梁を架設する、
ことを特徴とし、
または、
相隣る橋脚上間に、伸縮自在な支持部材を介して搭載され、該橋脚間に橋梁セグメントを繋いで橋梁を形成する橋梁セグメント架設ガーダーと、前記相隣る橋脚間に架設しうる長さを有し、各々一端側で水平方向回動可能に連結された一対のガイドアームと、を有し、
前記一対をなすガイドアームの上下面には長手方向に延出する軌道が各々設けられ、該一対のガイドアームは、橋脚上に設けられ水平方向へ回動可能なガイドローラ上に前記軌道が載置されて橋軸方向に直線移動及び略円弧状に曲線移動可能とされ、前記橋梁セグメント架設ガーダーは前記一対のガイドアーム上面に設けられた軌道上に橋梁セグメント架設ガーダーのガイドローラが載置されて、橋軸方向に直線移動及び略円弧状に曲線移動可能とされた、ことを特徴とするものである。
【0018】
(作用)工事されていない橋梁間をスキップして橋梁セグメント架設ガーダーを移動させる場合、例えば、同区間両側にガイドアームを各々配置し、一方のガイドアームと他方のガイドアームを連結する。そして、両ガイドアーム上で橋梁セグメント架設ガーダーを移動させる。
【0019】
次いで、橋梁セグメント架設ガーダーをジャッキアップして両橋梁を足場とし、両ガイドアームを分離し、かつ、ガイドアームを同区間から後退させ、橋梁架設作業を行う。作業終了後、次の橋梁間に両ガイドアームを架設し、その上で橋梁セグメント架設ガーダーを移送させ、次の未工事区間の橋梁架設作業を行うのである。
【0020】
なお、大スパンの区間をスキップ移動する場合には、橋梁セグメント架設ガーダーの先端を一方の橋梁側から突き出して前述の片持ち架設部を突き出し、そのスパンをガーダーの長さ以下に短縮する。工事の対象が略円弧状の曲線路となる場合には、同区間の両側にガイドアームを各々配置し、この両ガイドアームを水平方向回動可能に繋ぐ。
【0021】
そして円弧状をなす同区間に両ガイドアームを略くの字に曲げて架設する。さらに、略くの字に曲げて架設された両ガイドアーム上に橋梁セグメント架設ガーダーを搭載し、橋梁セグメント架設ガーダーを両ガイドアームに沿って移動する。その際、橋梁セグメント架設ガーダー両端部分を橋梁上の幅方向で各々正しい位置にセットするため、該橋梁セグメント架設ガーダーを水平振りして調節する。さらに橋梁セグメント架設ガーダーをジャッキアップして両橋梁を足場として立つ状態としてから、また、両ガイドアームを分離し、他方のガイドアームを後退させてガーダーの下側を開き、両橋梁間の施工を開始する。
【0022】
同区間の施工完了後、両ガイドアームを両橋梁間に差し渡し、ガーダーをジャッキダウンして両ガイドアーム上に降ろし、次区間へ移動する。しかして、以上述べたように工事の対象となる区間の曲率半径がかなり小さな急曲線の場合は、その区間の両側からガイドアームを各々突き出し、これらの突き出し先端を連結して略くの字状とし、もって橋梁セグメント架設ガーダーの移動路を確保する。さらに、橋梁セグメント架設ガーダーを両ガイドアーム上で水平振りさせながら移動し、両橋梁を足場として立つ状態とするのである。
【0023】
尚、大スパンの橋梁間を施工する場合にも、橋梁セグメント架設ガーダーの先端を一方の橋梁側から突き出して前述の片持ち架設部を設け、そのスパンを橋梁セグメント架設ガーダーの長さ以下に短縮する。あるいは、一方の橋梁側に片持ち架設部を設けてから橋梁セグメント架設ガーダーを他方の橋梁側へスキップ移動し、他方の橋梁側にも片持ち架設部を設け、両片持ち架設部間に橋梁セグメント架設ガーダーを差し渡し、この区間を施工しても良い。
【0024】
【発明の実施の形態】
−その1−図21において、橋梁1,1−1間の距離が39500mm、橋梁1−1,1−2間の距離が39000mm、橋梁1−2,1−3間の距離が大スパンの66500mmとされている。
【0025】
また、橋梁1,1−1,1−2,1−3の頭部にスライドベース3,3−1,3−2,3−3が各々載設されており、これらの上面にローラ装置16,16−1,16−2,16−3が各々配置されている(図21及び図21の一部を拡大した図29参照)。符号18はガイドアームを示し、ガイドアーム18は長尺の本体にいわゆる手延機の部分10が先端部に構成されている。
【0026】
さらに、ガイドアーム18の上下面にはその長手方向に延出する各々2条のレールが設けられ、下面側のレールは前記ローラ装置16,16,16−1,16−2,16−3上に載置し、もってガイドアーム18は橋軸方向へ移動可能とされている。そして、そのガイドアーム18上にガーダー7が搭載し、ガイドアーム18上に設けられたレールにガーダー7の下部に設けられたローラ装置が載置するよう構成され、ガイドアーム18長手方向へ移動出来るよう構成されている。
【0027】
図21において、さらにガーダー7は、その前部と後部で伸縮可能な支持部材13で支持されており、支持部材13で支持された状態で作業が行われる。なお、ガーダー7の長さは例えば60,000mmとされており、本実施例では橋梁1−2,1−3間の距離(66,500mm)より短い。また、図22で示されるように工事は曲率半径が1,200,000mmの緩やかな曲線路を対象として行われている。
【0028】
ここで、大スパンの橋梁1−2,1−3間を施工する場合、橋梁1,1−1上のガイドアーム18にガーダー7を搭載し、図21及び図22のようにガーダー7の先端が一方の橋梁1−2側から他方の橋梁1−3へ向けて適切な長さ(12,500mm)だけ突き出す位置まで運搬させ、ガーダー7を保持する。ガーダー7の保持後、図21及び図22の位置までガイドアーム18を退避させてガーダー突き出し部分の下側を開き、同部分で橋梁セグメント9を吊り上げ、片持ち架設部12を設ける。
【0029】
片持ち架設部12が設けられることにより、橋梁1−2,1−3間のスパンが実質的に短縮する。図21においては片持ち架設部12の長さが12,500mmとされることから、橋梁間スパンがガーダー長の60,000mmを下回る。そこで、例えばガイドアーム18を橋梁1−2(片持ち架設部12),1−3に架け渡す。
【0030】
ガイドアーム18は、第1のガイドアーム18−1と第2のガイドアーム18−2とが水平面内任意角度で回動できるよう連結されている。例えば、両ガイドアーム18−1及び18−2の端部同士をピン等でヒンジ結合されて回動可能に連結されている。そしてこのピンなどの挿入、引き抜きはガーダー7の巻き上げ機8を利用して行うことが出来る。
【0031】
そして、ガイドアーム18を掛け渡した後、ガーダー7をジャッキダウンして前記支持部材13を縮め、ガイドアーム18上にガーダー7を搭載し、その両側が片持ち架設部12,橋梁1−3へ各々達し、これらに架け渡される位置まで図21及び図22において右方向へ移動させる。その後、ジャッキアップしてガーダー7をガイドアーム18上から浮かせ、その状態で両ガイドアーム18を分離する。
【0032】
さらに、片持ち架設部12,橋梁1−3に架け渡されていたガイドアーム18を図21及び図22における右側へ退避させてガーダー7の下側を開き、片持ち架設部12,橋梁1−3の残り部分を施工する。同施工の完了後、ガーダー7をジャッキアップし、ガイドアーム18をガーダー7の下へ移動させ、次いでガーダー7をジャッキダウンしてガイドアーム18に搭載し、図21及び図22における右方向又は左方向へ運搬する。
【0033】
以上の説明から、ガーダー長を越える区間(橋梁1−2,1−3の間)が施工残りとなっていても同区間の工事を行えること、大スパン区間の工事に大型のガーダーが必要とされないこと、工事はそれまでとは逆向きにも切り替えて行えること、未施工区間をスキップしてガーダー7を移動できることまた大きなガーダー反力を橋梁本体に作用させていないことが理解される。
【0034】
なお、一方の橋梁1−2側に片持ち架設部12を設け、その片持ち架設部12と橋梁1−3にガイドアーム18を架け渡し、ガーダー7を他方の橋梁1−3側へスキップ移動し、他方の橋梁1−3側に片持ち架設部12を設け、両片持ち架設部12間にガーダー7を差し渡し、この区間をガーダー7で施工しても良い。
【0035】
−その2−次に円弧状に曲がる曲線路区間を施工する例につき図23,図24,図25,図26,図27,図28及び図1に基づいて説明する。図23において、工事が左側から右側へ進められて橋脚1−1まで完了しており、橋脚1−1,1−2間が工事中で、第1のガイドアーム18−1がその左側の区間に、第2のガイドアーム18−2が右側の区間に、各々退避している。
【0036】
同区間の施工が完了すると、図24のように第1ガイドアーム18−1を第2ガイドアーム18−2へ向かって移動し、両ガイドアーム18−1,18−2を連結する。このときに第1ガイドアーム18−1はガーダー7の下側で橋脚1−1,1−2,1−3に架け渡された状態となる。次にガーダー7をジャッキダウンして支持部材13を縮め、ガイドアーム18上に搭載する。
【0037】
そして図25のように、ガーダー7を次の区間(橋脚1−2,1−3間)へ移動する。尚、図26のように橋脚1−2,1−3の幅方向で適切な位置へ両端が達するまで、ガイドアーム18−1,18−2を水平振りしておく。なお、ガイドアーム18は可能な限り路幅方向の中央に位置させる。さらに、ガーダー7を図27のようにジャッキアップし、ガイドアーム18を1区間分進めてから、両ガイドアーム18−1,18−2を分離する。
【0038】
そして、図28のように第2ガイドアーム18−1を図28において左側へ退避してガーダー7の下側を開き、橋脚1−2,1−3の区間を施工する。以下、図23〜図28の作業を繰り返す。ここで、図1は急カーブの曲線区間を工事する場合を説明するもので、両ガイドアーム18−1,18−2の先端は工事区間の略中央位置まで差し出され、その位置で両差し出し先端が連結される。両ガイドアーム18−1,18−2は同図のように例えばピン22などによるヒンジ結合とされ、前記したように水平面内で任意角度をもって連結でき、分離も容易に行える。
【0039】
ガーダー7はガイドアーム18−1,18−2の連結路上を移動させることで、自然と橋脚1−2,1−3上に正しく掛け渡されることとなる。したがって、かなり急なカーブの曲線区間であっても、工事が可能となる。その際に路幅方向へ大きく張り出すスライド梁が使用されず、路幅方向の張り出し量が僅かなことから、近接の建築物などが存在しても、これらは工事の妨げとはならず、工事を続行できる。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、大スパン区間の工事に大型のガーダーが必要とされず、ガーダー長を越える区間が施工残りとなっていても同区間の工事を行え、施工方向を任意に反転でき、未施工区間をスキップしてガーダーを移動でき、かなり急なカーブの区間に建築物などが接近して存在しても工事を行え、橋梁本体に大きなガーター反力を作用させることなく工事施工が出来る。
【0041】
したがって、施工期間の短縮,コストの低減,臨機応変で柔軟な施工区間の変更,建築物密集地域における急カーブ道路の建設が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 急カーブ区間の工事説明図(その1)
【図2】 急カーブ区間の工事説明図(その2)
【図3】 第1従来例の構成説明図
【図4】 大スパン区間の工事説明図
【図5】 大スパン区間の工事説明図
【図6】 大スパン区間の工事説明図
【図7】 大スパン区間の工事説明図
【図8】 曲線区間の工事説明図
【図9】 曲線区間の工事説明図
【図10】 曲線区間の工事説明図
【図11】 曲線区間の工事説明図
【図12】 走行台車が設けられたガーダーの構成説明図
【図13】 曲線区間の工事説明図
【図14】 曲線区間の工事説明図
【図15】 曲線区間の工事説明図
【図16】 曲線区間の工事説明図
【図17】 曲線区間の工事説明図
【図18】 曲線区間の工事説明図
【図19】 曲線区間の工事説明図
【図20】 曲線区間の工事説明図
【図21】 大スパン区間の工事説明図
【図22】 大スパン区間の工事説明図
【図23】 区間連続施工の説明図
【図24】 区間連続施工の説明図
【図25】 区間連続施工の説明図
【図26】 区間連続施工の説明図
【図27】 区間連続施工の説明図
【図28】 区間連続施工の説明図
【図29】 本発明による橋梁上の設置状態を示す構成説明図
【符号の説明】
1 橋脚
3 スライドベース
5 支持台
7 ガーダー
8 巻き上げ機
9 橋梁セグメント
10 手延機
12 片持ち架設部
13 支持部材
14 走行台車
15 PCケーブル
16 ローラ装置
18 ガイドアーム
22 ピン

Claims (2)

  1. 標準的な間隔に設置された橋脚と橋脚との間に架設できる長さに形成され、かつ橋軸方向に移動する一対のガイドアームと、
    前記一対のガイドアーム上で移動する橋梁セグメント架設ガーダーと、を有し、
    各ガイドアーム端部同士をヒンジ結合し、前記各ガイドアームが水平面内任意角度で回動できるよう連結されてなり、
    前記橋梁セグメント架設ガーダーは、橋軸方向に向かって直線状に載置あるいは略く字状に折曲載置される一対のガイドアームに沿って移動し、橋脚間に橋梁セグメントを繋いで橋梁を架設する、
    ことを特徴とした橋梁セグメント架設機
  2. 相隣る橋脚上間に、伸縮自在な支持部材を介して搭載され、該橋脚間に橋梁セグメントを繋いで橋梁を形成する橋梁セグメント架設ガーダーと、
    前記相隣る橋脚間に架設しうる長さを有し、各々一端側で水平方向回動可能に連結された一対のガイドアームと、を有し、
    前記一対をなすガイドアームの上下面には長手方向に延出する軌道が各々設けられ、
    該一対のガイドアームは、橋脚上に設けられ水平方向へ回動可能なガイドローラ上に前記軌道が載置されて橋軸方向に直線移動及び略円弧状に曲線移動可能とされ、
    前記橋梁セグメント架設ガーダーは前記一対のガイドアーム上面に設けられた軌道上に橋梁セグメント架設ガーダーのガイドローラが載置されて、橋軸方向に直線移動及び略円弧状に曲線移動可能とされた、
    ことを特徴とする橋梁セグメント架設機。
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