JPS5851565B2 - 高架橋の架設工法 - Google Patents

高架橋の架設工法

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JPS5851565B2
JPS5851565B2 JP12989381A JP12989381A JPS5851565B2 JP S5851565 B2 JPS5851565 B2 JP S5851565B2 JP 12989381 A JP12989381 A JP 12989381A JP 12989381 A JP12989381 A JP 12989381A JP S5851565 B2 JPS5851565 B2 JP S5851565B2
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JP
Japan
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bridge girder
bend
piers
bridge
bends
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JP12989381A
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JPS5833614A (ja
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三樹男 岩田
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MEIDAI RIISU GOSHI
Original Assignee
MEIDAI RIISU GOSHI
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高架橋の架設工法に関するものである。
従来、線路上に高架橋を架設する場合その橋の基本的構
造体である橋桁の架設に多くの時間と労力を必要とし、
作業性の悪いことが極めて深刻な問題となっている。
即ち、橋の架設工事のために電車の運行を停止させるこ
とができないため、電車の運転が終了した深夜から翌朝
電車が再び動き出す昔での限られた時間内で工事を行わ
なければならないからである。
一方、橋桁の架設作業に際しては橋桁をクレーンで吊り
上げて予め線路の両側に設置された橋脚に載置するわけ
であるが、線路には架線や信号機などいろいろなものが
設けられているため、それらを損傷させることなく橋桁
を架設するには極めて慎重な作業が要求され、多くの時
間がかがる。
筐た、橋の長さが長い場合には橋桁が複数に分割される
ため、その橋桁を各別に前記の如くクレーンで吊り上げ
て架設しなければならず、特に作業に時間がかかる。
以上のように作業に時間がかかつて電車が動き出す朝ま
でに作業が終らないと、一旦作業を中止して再び深夜ま
で待たなければならず、工事の完了1でに多くの時間と
労力が費やされていた。
本発明は叙上事情に鑑みてなされたもので、その目的と
する処は橋桁を回転させるという極めて斬新な着想によ
り、橋桁を短時間でしかも安全且つ正確に架設すること
のできる工法を提供するにある。
本発明実施の一例を図面に基づいて説明すると、第1図
は橋桁を架設する1での準備段階を示し、図中Aは線路
、Bは橋桁である。
上記線路Aはその幅が広く設定され、複数例えば4つの
軌道aが設けられている。
1a、1bは前記線路Aの両外側に設置された橋脚であ
り、この橋脚1a、1bは橋桁Bを架設する前に予め設
置してかくようにする。
尚、前記橋脚1a、H+は図面上線路Aをはさんで該線
路Aと直交状に対向して設置されているが、設置状態は
これに限定されるものではなく例えば橋脚1a、1bを
斜めに対向させて設置してもよい。
このように橋脚1a、1bを斜めに対向させて設置すれ
ば、橋桁Bが線路Aを斜めに横切って架設されることは
勿論である。
2a、2bは前記橋脚1a、1bの周囲に近接させて、
詳しくは橋脚1a、1bを囲むように設置された第1、
第2のベンドであり、その高さが橋脚1a、1bよりも
高く設定され、後述するように橋脚1a、1bの両端を
仮りに支持するようになっている。
2c、2dは線路Aと平行に設けられた第3、第4のベ
ンドであり、線路Aの一側の敷地A1 に偏位して配置
されている。
前記ベンド2c、2dの配置構造はその一方、即ち第3
のベンド2cが上記橋脚1at1bを結ぶ直線上であっ
て一方の橋脚1bに近づけて配置され、他方即ち第4の
ベンド2dが前記第3のベンド2cからそれに近い側の
橋脚1bとほぼ等しい間隔で線路A方向へ離間して配置
されている。
2eは前記第3のベンド2cから第4のベンド2dと反
対方向へ間隔をおいて設置された第5のベンドであシ、
第3のベンド2cから離れた側の橋脚1aとほぼ等しい
間隔で第3のベンド2cより離間されている。
同、上記第1乃至第5のベンド2a 、 2b 。
2c 、2d 、2eはあく1でも仮設されるもので、
後述するように橋桁Bの架設後撤去できるよう鋼材等で
分解可能に組立てられている。
3は前記第4のベンド2dと第3のベンド2cに近い側
の橋脚1bとに渉って架設された1本のレールであり、
前記橋脚1bと第3のベンド2cの中心を結ぶ直線を半
径として描く弧状に湾曲され、H型鋼からなる支持枠4
と鋼材から枕木5を介して敷設されている。
尚、前記レール3は橋脚1bに直接敷設しても良いがこ
れでは橋桁Bの架設後にかけるレール3の撤去が面倒な
ので、実施例では橋脚1b周囲の第2のベンド2bを介
して間接的にレール3を敷設し後で撤去し易いようにし
である。
6は前記レール3上に設置され後述するように第4のベ
ンド2d上にトける橋桁Bの端部を付勢する付勢手段で
あり、レールクランプ5aと油圧ジヤツキ6bとからな
っテイル。
そのレールクランプ6aはレール3をその両側から挾持
することにより該レール3に固定され、lたその挾持状
態を解除することによりレール3に沿って移動できるよ
うになっている。
一方、油圧ジヤツキ6bはその一端がレールクランプ6
aに連結され他端が後述の橋桁Bを支承する台車γに連
結されてネ・す、その伸縮動作に伴って橋桁Bの端部を
付勢して変位させるようになっている。
斯くて、上記ベンド2a、2b、2c、2d。
2eが設置された後その第3乃至第5のベンド2e、2
d、2e上に橋桁Bが載置される。
この橋桁Bは前記ベンド2c 、2d 、2eが設置さ
れた敷地A1 内又は線路A外に置かれた複数の橋桁部
材を不図示のクレーンで吊り上げ、ペン)”2c、2d
、2e上に載置して組立てるものである。
そして、ベンド2c、2d、2eに載置された橋桁Bは
一端が第4のベンド2dに支持され、他端が第5のベン
ド2eに支持されると共に、中間点より第4のベンド2
d側へ偏位した位置で第3のベンド2eに支持される。
8は第3のベンド2c上に設置された支持部材であり、
この支持部材8を介して橋桁Bが第3のベンド2cに回
転自在に支持されるようになっている。
9は橋桁Bにおける第4のベンド2d側の端部に載置さ
れたバランスウェイトであり、このバランスウェイト9
によって橋桁Bが第3のベンド2cを支点としてバラン
スされるようになっている。
即ち、第3のベンド2cを橋桁Bの回転中心とした場合
、その中心が橋桁Bの重心から外れているので、回転中
心に近い第4のベンド2d側の端部に重量をかけること
により橋桁Bがバランスされる。
尚、上記バランスウェイト9は橋桁Bの端部に載置せず
に吊り下げるようにしてもよく、又バランスウェイト9
を使用せずに橋桁Bを延長してバランスさせるようにし
てもよい。
また、橋桁Bがバランスした状態ではその第5のベンド
2e側の端部は該ベンド2eから離間しており、第5の
ベンド2eは橋桁Bの支持に何等関与していない。
即ち、第5のベンド2eは第3及び第4のベンド2c、
2dに橋桁Bがバランスして支持される1で仮りに使用
され、その後は何等機能を果さないっ 従って、バランスウェイト9を予め載置した状態で橋桁
Bを第3及び第4のベンド2c、2dK支持させるよう
にすれば第5のベンド2eは必要ではないが、このベン
ド2eがあれば橋桁Bを第3及び第4のベンド2c、2
dに支持させる作業を2段階に分けて迅速且つ安全に行
える。
一方、第4のベンド2d上にお−ける橋桁Bの端部の支
持構造は、該端部がその下面に台車γを介してレール3
上に支持されるようになっている。
そして、斯る状態で第4のベンド2dにおける橋桁Bの
端部を付勢手段6で付勢することによυ、橋桁Bが第3
のベンド2ciC>ける支点を中心に回転されるが、そ
の動作を第2図乃至第4図に示す。
先ス、レールクランプ6aがレール3を挾持してそれに
固定された状態で油圧ジヤツキ6bを伸張させることに
より、橋桁Bの端部が台車7とともにレール3に沿って
変位される。
次に、レールクランプ6aの挾持状態を解除し油圧ジヤ
ツキ6bを縮めることにより、レールクランプ6aがレ
ール3に沿って移動し油圧ジヤツキ6bに近接する。
そして、この状態で再びレールクランプ6aをレール3
に挾持固定し油圧ジヤツキ6bを伸張させることにより
、橋桁Bの端部が変位される。
以上の動作を繰り返えし行うことにより、橋桁Bの第4
のベンド2d側の端部が間欠的に変位され、橋t6Bが
第3のベンド2cを中心に回転して遂には第5図に示す
ように橋桁Bの両端が各橋脚1a、1bの上面に対応す
る。
しかして、上記橋桁Bの回転作業は変位させる側の端部
が反対側の端部よりも回転中心に近いことから、橋桁B
の中間位置を回転中心としたものより前記変位量が少な
くて済み、作業時間を短縮することができる。
また、上記橋桁Bの変位を案内する手段としてのレール
3が短かくて済むという効果もある。
同、橋桁Bの回転作業に要する時間は10〜20分程度
であり、従って電車の運転が終了する深夜1で待たすと
も電車の運転間隔が10〜20分以上となる時間帯を見
計らって作業を行うことができる。
そして、上記橋脚1a、1bに橋桁Bの両端が対応した
状態で、その両端が橋脚’la、lb上に不図示の油圧
ジヤツキ等を介して仮りに支持される。
次いで、第1乃至第5のベンド2 a * 2 b t
2c、2d、2e及びレール3等が撤去されると共に、
前記油圧ジヤツキを縮めて橋桁Bを降ろし、その両端を
橋脚1a、Ib上に予め設けられた取付部材10a 、
10bに固定することにより、第6図に示す如く橋桁
Bの架設作業が完了する。
本発明は叙上の如く橋桁を線路と平行に支持した状態か
ら回転させて橋脚に架設するようにしたので、架設作業
時にお・いて橋桁が軌道と交差するのはその回転時だけ
であり、電車の運転が終了する深夜1で待たすとも電車
の運転間隔が長くなる時間帯を見計らって、作業を途中
で中断することなく一気に行うことができ、作業時間の
大幅な短縮を計ることができる。
また、橋桁を回転させるに当ってその一端をレールで案
内しながら変位させるようにしたので、橋桁を安定した
状態で回転させることができ、架設作業を安全且つ正確
に行うことができる。
依って所期の目的を達威し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は橋桁を架設する1での準備段階を示す平面図、
第2図乃至第4図は橋桁を付勢して回転させる手段の動
作を示す説明図、第5図は橋桁が橋脚に仮りに架設され
た状態を示す正面図、第6図は橋桁の架設が完了した状
態を示す正面図である。 尚図中、A・・・線路、B・・・橋桁、a・・・軌道、
1a。 1b−・・橋脚、2a、2b 、2c 、2d 、2e
・・・ベンド、3・・・レール。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 線路の両外側に夫々橋脚を設置する一方、線路と平
    行に橋桁を仮りに支持する2つのベンドを設け、その一
    方のベンドを前記2つの橋脚を結ぶ直線上に配置し、他
    方のベンドを前記ベンドからそれに対応する一方の橋脚
    とほぼ等しい間隔で線路方向へ離間させて配置すると共
    に、このベンドと一方の橋脚とに渉って前記橋脚間のベ
    ンドを中心にして描く弧状のレールを架設し、然る後複
    数の橋桁部材をクレーンで吊り上げ上記2つのベンド上
    に載置して橋桁を組立て、該橋桁の一端をレールが架設
    されたベンドに支持させると共に、その一端から中間部
    寄りへ離間した点を橋脚間のベンドに回転自在に支持さ
    せ、次いで上記レールに沿って橋桁の端部を付勢して変
    位させることにより橋桁を橋脚間のベンドを中心に回転
    させ、橋桁の両端を各橋脚の上面に対応させて橋桁を橋
    脚間に架設するようにした高架橋の架設工法。
JP12989381A 1981-08-18 1981-08-18 高架橋の架設工法 Expired JPS5851565B2 (ja)

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JPS5833614A JPS5833614A (ja) 1983-02-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103437299A (zh) * 2013-08-26 2013-12-11 中铁十一局集团第三工程有限公司 大跨t构单墩一次转体的施工方法

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