JP4093145B2 - 締付け工具 - Google Patents

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Description

本発明は、ねじやボルト等の締付け作業に用いる締付け工具に関するものである。
各種のねじやボルト等の締付け作業に用いられる締付け工具として、内蔵してあるモータの回転力を利用して上記締付け作業を行い、ねじやボルト等が着座して所望の締付けトルクに達した時点で自動的にモータの回転を停止させる自動停止機能を有したものがある。この自動停止機能としては、例えば締付け工具がインパクト工具であるものにおいてハンマによる打撃を検出してその打撃回数を基に制御する方式のもの(例えば特許文献1)や、ねじ等の回転角を測定してこれが設定した回転角に達すればモータの回転を停止させる方式のもの(例えば特許文献2)や、実際の締付けトルクを測定してこれが設定したトルクに達すればモータの回転を停止させる方式のもの(例えば特許文献3)がある。しかし、上記の各種方式うち、打撃回数を基に制御する方式のものや、回転角を測定する方式のものにあっては、期待される締付けトルクと実際の締付けトルクとの間に大きな差が生じる場合があり、したがって、締付け不足や、過度の締付けによる部材破壊が発生するという問題があった。また、締付けトルクを測定する方式のものにあっては、実際の締付けトルクが得られるので高精度で制御できるものの、出力軸にトルク測定手段を設ける必要があることからコストの増大や装置の大型化を招いてしまうといった問題があった。
そこで、上記各方式の問題を解決すべく、打撃時のモータの回転速度等を基に締付けトルクを推定するとともに、その推定トルクが大きく上昇した時点で着座に至ったと判定して、モータの回転を停止させる方式のものが提案されている(特許文献4を参照)。この方式のものにあっては、組み立て上の不具合により生じる一時的な締付けトルクの上昇を着座によるものと判定して、締付け完了前にモータを停止させてしまう恐れがあるので、これを回避する為に、不具合による一時的なトルク上昇の場合の最大トルクよりも若干大きな不具合判定トルクを設定し、締付けトルクがこの不具合判定トルクを超えていない場合にはモータの回転を継続させるような制御手段を採用して誤作動の発生防止を図っている。なお、前記の不具合としては、ねじ溝の不揃いや、ボルトとナットとの間に挟持した部材の微妙な湾曲や、ボルトとナットの中心軸のずれや、塵の巻き込みや、ねじ穴表面にある焼付け塗装の削り取りや、中間部材の浮き、等が挙げられる。
特開平4−322974号公報 特開平9−285974号公報 特開平6−91551号公報 特開2002−283248号公報
しかしながら、上記のような、締付けトルクが不具合判定トルクを超えるか否かによって、締付けトルクの当該上昇が不具合による一時的なものか着座によるものかを判定する方式を採用した場合、ねじ類やこれを締付ける対象部材の組合せ毎に異なる割合で増加してゆく締付けトルク中に突発的に現れる一時的な上昇を、不具合によるものと確実に判定することができない場合があり、着座によるものと誤認してモータの回転を停止させてしまうといった問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みて発明したものであって、着座前に不具合による一時的なトルク上昇が発生してもこれに反応してモータの回転を停止させてしまうことなく、着座時点で確実にモータの回転を停止させることができる締付け工具を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る締付け工具を、モータ1と、モータ1の回転及び停止の制御を行うモータ制御手段31と、モータ1の回転力を伝達してねじやボルト等の締付け作業を行う動力伝達手段10と、ねじやボルト等の締付けトルクTを推定するトルク推定手段15と、モータ1の回転角又は時間変化に対する前記締付けトルクTの変化の割合であるトルク変動量ΔT、及び、モータ1の回転角又は時間変化に対する前記トルク変動量ΔTの変化の割合であるトルク変動率ΔΔTを求めるとともに、前記トルク変動率ΔΔTを用いて、締付けトルクTの当該上昇が不具合等に起因した一時的な上昇か否かを判定する為の指標値を算出し、この指標値が不具合判定閾値を超えた後にトルク変動率ΔΔTが約0に至った時点で締付け作業が完了したと判定して前記モータ制御手段31にモータ1の停止指令を出力する締付け判定手段33と、を具備したものとする。
このようにすることで、締付けトルクTの当該上昇が不具合によるものか或いは着座によるものかの判定を、トルク変動率ΔΔTのピーク曲線を利用して確実に行うことができる。また、トルク変動率ΔΔTが約0に至った時点で締付け作業が完了するので、締付けトルクTが最大値に至るやや手前でモータ1を停止させることとなり、軟質部材や小さなねじ等を破損させることなく良好に締付けることができるものである。
また、本発明に係る締付け工具を、モータ1と、モータ1の回転及び停止の制御を行うモータ制御手段31と、モータ1の回転力を伝達してねじやボルト等の締付け作業を行う動力伝達手段10と、ねじやボルト等の締付けトルクTを推定するトルク推定手段15と、モータ1の回転角又は時間変化に対する前記締付けトルクTの変化の割合であるトルク変動量ΔT、及び、モータ1の回転角又は時間変化に対する前記トルク変動量ΔTの変化の割合であるトルク変動率ΔΔTを求めるとともに、前記トルク変動率ΔΔTを用いて、締付けトルクTの当該上昇が不具合等に起因した一時的な上昇か否かを判定する為の指標値を算出し、この指標値が不具合判定閾値を超えた後にトルク変動率ΔΔTが約0に至り、その後にトルク変動量ΔTが約0に至った時点で、締付け作業が完了したと判定して前記モータ制御手段31にモータ1の停止指令を出力する締付け判定手段33と、を具備したものとすることも好ましい。
このようにすることで、締付けトルクTの当該上昇が不具合によるものか或いは着座によるものかの判定を、トルク変動率ΔΔTのピーク曲線を利用して確実に行うことができる。また、トルク変動率ΔΔTが約0に至り、その後にトルク変動量が0に至った時点で締付け作業が完了するので、締付けトルクTが最大値に至るまでモータ1を駆動させることとなり、破損を生じ難い硬質部材や大きなねじ等の締付け作業が確実に行われるものである。
また、前記した各締付け工具においては、前記指標値が、トルク変動率ΔΔTが連続して正となる区間の時間幅、或いは、インパクト工具である場合にトルク変動率ΔΔが連続して正となる区間内に生じる打撃数であることが好ましい。不具合によりトルク変動率ΔΔTが連続して正となる区間の時間幅や同区間内に生じる打撃数は、着座によりトルク変動率ΔΔTが連続して正となる区間の時間幅や同区間内に生じる打撃数よりも小さくなるのが一般的であるから、このようにすることで、不具合判定閾値を適当な値に設定すれば、不具合によるトルク上昇の時点で誤作動することなく着座によるトルク上昇の時点で確実にモータ1を停止させることができるものである。
また、前記指標値が、トルク変動率ΔΔTが連続して正である区間内のトルク変動率ΔΔの積分値、或いは、インパクト工具である場合にトルク変動率ΔΔTが連続して正である区間内に生じる打撃毎のトルク変動率ΔΔTの和であることも好ましい。不具合によりトルク変動率ΔΔTが連続して正となる区間内のトルク変動率ΔΔTの積分値や同区間内に生じる打撃毎のトルク変動率ΔΔTの和は、着座によりトルク変動率ΔΔTが連続して正となる区間内のトルク変動率ΔΔTの積分値や同区間内に生じる打撃毎のトルク変動率ΔΔTの和よりも小さくなるのが一般的であるから、このようにすることで、不具合判定閾値を適当な値に設定すれば、不具合によるトルク上昇の時点で誤作動することなく着座によるトルク上昇の時点で確実にモータ1を停止させることができるものである。
また、前記不具合判定閾値が、判定対象となる区間内の最大トルク変動率ΔΔTを基に算出されるものであることも好ましい。このようにすることで、不具合により瞬間的に大きなトルク変動率ΔΔTが発生した場合であっても、この際のトルク上昇を不具合による上昇であると判定することができ、誤作動が確実に防止されるものである。
また、前記不具合判定閾値が、当該締付け作業の初期の締付けトルクTを基に算出されるものであることも好ましい。一般的に初期の締付けトルクTが小さい場合は全体の締付けトルクTや、トルク変動量ΔT、トルク変動率ΔΔTが全体に小さくなるので、このようにすることで、ねじやボルト等の種類に関わらず確実に着座を判定することができるものである。
また、前記指標値がトルク変動率ΔΔTの値であって、前記不具合判定閾値が当該締付け作業の初期の締付けトルクTを基に算出されるものであることも好ましい。これも、初期の締付けトルクTが小さい場合は全体の締付けトルクT、トルク変動量ΔT、トルク変動率ΔΔTが全体に小さくなることに着目したものであり、このようにすることで、ねじ等の種類に関わらず確実に着座を判定することができるものである。
また、当該締付け作業の初期の締付けトルクTが所定の基準トルクよりも低い場合にはモータ制御手段31にモータ1の減速指令を出力する速度自動調整手段を備えることも好ましい。このようにすることで、破損を生じ易い軟質部材や小さなねじ等を締付ける際はモータ1を低速として打撃エネルギを低減させ、部材の破損を防止することができる。
また、前記速度自動調整手段が、初期の締付けトルクTが小さい程にモータ1の回転速度が小さくなるような減速指令を出力するものであることも好ましく、このようにすることで、減速の程度を必要最小限な程度に設定することができる。
また、引き込み量に応じてモータ1の回転や停止を指令するトリガスイッチ9を設けるとともに、前記トリガースイッチ9の引き込み領域を、その領域内にある間はモータ制御手段31への停止指令の出力を禁止する領域と、その領域内にある間はモータ制御手段31への停止指令の出力を許容する領域とに分割させることも好ましい。このようにすることで、使用者が目視により着座を確認する前までは第1領域内で締付け作業を行い、着座直前を確認した時点で第2領域にまでトリガスイッチ9を引き込むようにすれば、締付け判定手段33が着座前に不具合によるトルク上昇を締付け完了と誤って判定した場合であっても、モータ1が停止されることがなくなるものである。
また、ねじやボルト等の着座面までの距離を測定する距離センサ24を備えるともに、前記距離センサ24により測定される距離が着座判定用の基準距離に至るまではモータ制御手段31への停止指令を出力させないものであることも好ましい。このようにすることで、締付け判定手段33が着座前に不具合によるトルク上昇を締付け完了と誤って判定した場合であっても、モータ1が停止されることがなくなるものである。
本発明は、締付けトルクの当該上昇が不具合によるものか或いは着座によるものかの判定を、トルク変動率のピーク曲線を利用して行うことができるので、着座前に不具合による一時的なトルク上昇が発生してもこれに反応してモータの回転を停止させてしまうことなく、着座時点で確実にモータの回転を停止させることができる、という効果を奏するものである。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。図1には、本発明の実施の形態における一例の締付け工具を示している。本例の締付け工具は、締付けトルクが所定値を超えるとハンマ4がアンビル5に対する打撃を繰り返し行い、この打撃による強力な締付けトルクでねじやボルト等の締付け作業を確実に行うことのできるインパクト工具であって、本体ハウジング(図示せず)内に、駆動源であるモータ1と、モータ1の回転力を伝達してねじやボルト等の締付け作業を行う動力伝達手段10とを備えている。前記動力伝達手段10として具体的には、モータ1の回転を伝達される減速機2と、減速機2を介してモータ1により回転駆動される駆動軸3と、駆動軸3にカム機構(図示せず)を介して軸方向にスライド自在に嵌合して共に回転運動を行うハンマ4と、ハンマ4との係合により回転運動を行うアンビル5と、ハンマ4をアンビル5側に付勢する付勢手段6と、アンビル5に連結されるビット7とを備えており、前記カム機構によりハンマ4とアンビル5との回転方向の衝撃的な係合を打撃として繰り返し行う構造となっている。
モータ1は、モータ制御手段31であるモータ制御回路8によりその回転及び停止が制御されるものであり、該モータ制御回路8には、トリガスイッチ9の引き込み量に応じてモータ制御部30を介して回転や停止の指令が出力されるようになっている。また、本例の締付け工具には、ハンマ4によるアンビル5への打撃を検出する打撃検出手段11と、アンビル5の回転角を検出する回転角検出手段12と、前記各手段11,12からの出力を基に1打撃毎のアンビルの回転角Δrを算出するアンビル回転角演算部13と、アンビル回転角演算部13から得られる前記回転角Δrを基に締付けトルクを推定するトルク推定部14とを備えており、前記の各構成によりトルク推定手段15を形成している。
前記打撃検出手段11として具体的には、図1に示すように、ハンマ4がアンビル5に衝突する際に発生する打撃音を電圧として検出するマイク16を設置している。また、前記回転角検出手段12としては、アンビル5と一体に回転するスリット入りのディスク17と、ディスク17の回転角を検出する透過型フォトインタラプタ18とで構成されるロータリエンコーダ19を設置しており、アンビル5の回転角がパルス信号として検出されるようになっている。マイク16とロータリエンコーダ19は共に、バンドパスフィルタやコンパレータで構成される波形整形回路20を介してアンビル回転角演算部13に接続されており、マイク16で検出された打撃信号とロータリエンコーダ19で検出された回転角信号とが、波形整形回路20によりノイズ処理されてアンビル回転角演算部13に送られるものである。
アンビル回転角演算部13では、既述のように1打撃毎のアンビル5の回転角Δrを順次算出してゆき、この算出結果を基にトルク推定部14で締付けトルクTを順次算出してゆく。トルク推定部14での締付けトルクTの算出は、特許文献4に詳しく記載されている通り、打撃により与えられるエネルギと締付けで消費されるエネルギとが略等しいとする関係から得られる式、T=(J×ω)/(2×Δr)を用いることで行われる。なお、ここで、Tは締付けトルクであり、Jはアンビル5の慣性モーメント、ωは打撃発生時点でのアンビル5の回転速度である。回転速度ωについては、モータ制御回路8において、充電池32の電圧ならびに出力中のPWM制御デューティからモータ1の回転速度が分かり、それを減速機2での減速比Kで除することでおおよその回転速度ωが算出されるようになっているので、前記の式において1打撃毎のアンビルの回転角Δrを入力すれば推定トルクが算出されるものである。
本例の締付け工具は、前記トルク推定部14で算出された締付けトルクから後述のトルク変動量ΔTやトルク変動率ΔΔTを求めるとともにこれらを用いて締付け作業が完了したか否かの判定を行う締付け判定手段33として、締付け判定部21を備えている。トルク変動量ΔTは、モータ1の回転角又は時間変化に対する締付けトルクTの変化の割合であるとともに、トルク変動率ΔΔTは、モータ1の回転角又は時間変化に対する前記トルク変動量ΔTの変化の割合であり、単純に今回の値と前回の値との差分をとり算出するようにしてもよいが、全体の傾向としてとらえる為には、移動平均の差分として算出することが望ましい。算出式に関しては特許文献4に詳しく示されているが、本例の締付け工具においては、ΔT=(Tの4回移動平均)−(Tの16回移動平均)、ΔΔT=(ΔTの2回移動平均)−(ΔTの8回移動平均)、として算出するものとする。
締付け判定部21においては、前記のトルク変動量ΔTやトルク変動率ΔΔTを算出するとともに、トルク変動率ΔΔTが連続して正となる区間内に生じる打撃数が、予め設定してある不具合判定閾値を超え、その後にトルク変動率ΔΔTが0に至った時点で、当該締付け作業が完了したと判定し、モータ制御回路8に対してモータ1の停止指令を出力するようになっている。これは、図4に示すように、締付け作業においてはねじやボルト等が着座した後に締付けトルクTが大きく上昇し(図中のP3)、このときトルク変動率ΔΔTにも大きなピーク曲線S3が現れることを利用して、着座を判定しようとするものである。通常はトルク変動率ΔΔTにおいて着座によるピーク曲線S3が発生する以前にも、不具合による締付けトルクTの上昇(図中のP1,P2)に起因したピーク曲線S1,S2が発生し、これが誤作動に原因となるものである。しかし、本例においては、これら不具合によるピーク曲線S1,S2が着座によるピーク曲線S3よりも小さく、従って、不具合によりトルク変動率ΔΔTが連続して正となる区間内に生じる打撃数(図中のN11−N10、N21−N20)が、着座によりトルク変動率ΔΔTが連続して正となる区間内に生じる打撃数(図中のN31−N30)よりも小さくなることに着目して、前記の不具合判定閾値を、不具合によりトルク変動率ΔΔTが連続して正となる区間内に生じる打撃数よりも大きく、且つ、着座によりトルク変動率ΔΔTが連続して正となる区間内に生じる打撃数よりも小さくなるように設定しているので、不具合によるトルク上昇の時点で誤作動することなく着座によるトルク上昇の時点で確実にモータ1を停止させることができるものである。
即ち、前記の締付け判定部21は、トルク変動率ΔΔTが連続して正となる区間内に生じる打撃数を、締付けトルクTの当該上昇が不具合に起因した一時的な上昇か否かを判定する為の指標値として用いたものであり、このように指標値としてトルク変動率ΔΔTを用いたものを採用することで、締付けトルクTの当該上昇が不具合によるものか或いは着座によるものかの判定が、トルク変動率ΔΔTのピーク曲線を利用して確実に行われるようになっている。なお、指標値としては前記の打撃数に限定されるものではなく、トルク変動率ΔΔTが連続して正となる区間の時間幅としても構わない。
この場合の不具合判定閾値としては、前記のように予め設定してある値に限らず、判定対象となる区間内の最大トルク変動率ΔΔTMAXを基に算出される値としてもよい。例えば、不具合判定閾値を前記最大トルク変動率ΔΔTMAXに比例する値として算出する場合、図5に示すピーク曲線S1においては不具合判定閾値が、ΔΔTMAX×C1(定数)=ΔΔT103×C1、で算出されることとなり、これを指標値となる打撃数(N11−N10)と比較する。そして、(N11−N10)>(ΔΔT103×C1)である場合には締付け完了と判定し、(N11−N10)≦(ΔΔT103×C1)である場合には不具合による一時的な上昇と判定する。このようにすれば、不具合により瞬間的に大きなトルク変動率ΔΔTが発生した場合であっても、このトルク変動率ΔΔTの大きさに比して打撃数(時間幅でもよい)が短いことから不具合による上昇であると判定することができ、誤作動が確実に防止されるものである。
また、前記指標値として、トルク変動率ΔΔTが連続して正である区間内に生じる打撃毎のトルク変動率ΔΔTの和Σ(ΔΔT)を採用することも好適である。これは、不具合によるピーク曲線S1,S2が着座によるピーク曲線S3よりも小さく、従って、不具合によりトルク変動率ΔΔTが連続して正となる区間内に生じる打撃毎のトルク変動率ΔΔTの和Σ(ΔΔT)が、着座によりトルク変動率ΔΔTが連続して正となる区間内に生じる打撃毎のトルク変動率ΔΔTの和Σ(ΔΔT)よりも小さくなることに着目したものであり、この場合は不具合判定閾値を、不具合によりトルク変動率ΔΔTが連続して正となる区間内に生じる打撃毎のトルク変動率ΔΔTの和Σ(ΔΔT)よりも大きく、且つ、着座によりトルク変動率ΔΔTが連続して正となる区間内に生じる打撃毎のトルク変動率ΔΔTの和Σ(ΔΔT)よりも小さくなるように予め設定しておくことで、不具合によるトルク上昇の時点で誤作動することなく着座の時点で確実にモータ1を停止させることができる。図5は、図4のピーク曲線S1の拡大図であるが、このピーク曲線S1の場合には、トルク変動率ΔΔTが連続して正となる区間内に生じる打撃毎のトルク変動率ΔΔTの和Σ(ΔΔT)=ΔΔT10+ΔΔT101+ΔΔT102+…+ΔΔT11、となる。なお、指標値としては打撃毎のトルク変動率ΔΔTの和Σ(ΔΔT)に限らず、トルク変動率ΔΔTが連続して正である区間内のトルク変動率ΔΔTの積分値であってもよい。
この場合も、不具合判定閾値としては、予め設定してある値に限らず、判定対象となる区間内の最大トルク変動率ΔΔTMAXを基に算出される値としてもよい。例えば、不具合判定閾値を前記最大トルク変動率ΔΔTMAXに比例する値として算出する場合、図5に示すピーク曲線S1においては不具合判定閾値がΔΔTMAX×C2(定数)=ΔΔT103×C2で算出され、これを指標値となるトルク変動率の和Σ(ΔΔT)と比較することとなる。そして、Σ(ΔΔT)>(ΔΔT103×C2)である場合には締付け完了と判定し、和Σ(ΔΔT)≦(ΔΔT103×C2)である場合には不具合による一時的な上昇と判定する。このようにすれば、不具合により瞬間的に大きなトルク変動率ΔΔTが発生する場合であっても、この場合はトルク変動率ΔΔTの大きさに比して打撃毎のトルク変動率ΔΔTの和Σ(ΔΔT)が小さいことから、不具合による上昇であると判定することができ、誤作動が確実に防止されるものである。
また、不具合判定閾値を、当該締付け作業の初期の締付けトルクTを基に算出されるものとしてもよい。これは、図6に示すように、一般的にハンマ4による打撃エネルギを同一とすれば、ねじ等が硬質部材である場合には1打撃当りの締付けトルクTが大きくなり、ねじ等が軟質部材又は小型のものである場合には1打撃当りの締付けトルクTが小さくなるものであり、この傾向は打撃開始初期から締付け完了まで継続するので初期の締付けトルクTが小さい場合は全体の締付けトルクTが小さくなるとともに、トルク変動量ΔTやトルク変動率ΔΔTも全体に小さくなることに着目したものである。したがって、不具合判定閾値を、例えば最初の1〜数回の打撃時に推定される締付けトルクTの平均値に比例した値とすることで、ねじ等の種類に関わらず、不具合によるトルク上昇に誤作動することなく確実に着座を判定することができるようになる。
また更に、前記指標値としてトルク変動率ΔΔTそのものの値を用いるとともに、不具合判定閾値として、当該締付け作業の初期の締付けトルクTを基に算出される値を用いることも好適である。これも、初期の締付けトルクTが小さい場合は全体の締付けトルクT、トルク変動量ΔT、トルク変動率ΔΔTの全てが小さくなることに着目したものであり、不具合判定閾値を、例えば最初の1〜数回の打撃時に推定される締付けトルクTの平均値に比例した値とすることで、ねじ等の種類に関わらず、不具合によるトルク上昇に誤作動することなく確実に着座を判定することができるようになる。
以上、締付け判定部21において、指標値が不具合判定閾値を超えた後にトルク変動率ΔΔTが約0に至った時点で締付け作業完了と判定する場合について説明してきたが、判定方法としてはこれに限らず、指標値が不具合判定閾値を超えた後にトルク変動率ΔΔTが約0に至り、その後にトルク変動量ΔTが0に至った時点で締付け作業完了と判定するようにしてもよい。前者の処理フローチャートを図2に示し、後者の処理フローチャートを図3に示しているが、前者の場合は、締付けトルクTが最大値に至るやや手前で締付け作業を完了させることとなるので、締付けにより破損を生じる可能性が高い軟質部材や小さなねじ等の締付け作業に適している。また、後者の場合は、締付けトルクTが最大値に至るまで締付け作業を行うこととなるので、破損を生じ難い硬質部材や大きなねじ等の締付け作業に適しており、締付けが確実になされるものである。
前記の2通りの制御は、切替スイッチ(図示せず)により切替自在とすることで、使用する部材に応じた適切な締付け作業が可能となる。また、前記の2通りの制御を、トルク変動率ΔΔTが0に至った時点での締付けトルクTの値によって自動切替えするようにしてもよい。即ち、指標値が不具合判定閾値を超えた後にトルク変動率ΔΔTが約0に至った時点で、締付けトルクTが所定の基準値を超えていない場合には軟質部材や小さなねじ等の締付け作業を完了したと判定してモータ制御回路8にモータ1の停止指令を出力し、指標値が不具合判定閾値を超えた後にトルク変動率ΔΔTが約0に至った時点で、締付けトルクTが所定の基準値を超えている場合には、その後にトルク変動量ΔTが0に至った時点で硬質部材や大きなねじ等の締付け作業を完了したと判定してモータ制御回路8にモータ1の停止指令を出力するものである。
次に、前記した締付け判定部21と共に備えておくことで、締付け作業を更に確実に行うことのできる構成について述べる。まず、締付け作業中の初期の締付けトルクTに応じてモータ1の回転速度を自動調整する速度自動調整手段を備えることが考えられる。前記速度自動調整手段は、当該締付け作業の最初の1〜数回の打撃時に推定される締付けトルクTの平均値を所定の基準値と比較し、所定の基準値よりも低い場合には軟質部材や小さなねじ等を締付けていると判定して、モータ制御回路8に対してモータ1の減速指令を出力するものである。これにより、破損を生じ易い軟質部材や小さなねじ等を締付ける際はモータ1を低速として打撃エネルギを低減させることができる。打撃エネルギを低減させると締付け完了までに要する打撃数は増加するが、その分だけ締付け判定部21にて判定に用いるデータ量は増加するので、締付け完了の判定を確実に行い易くなる。ここで、速度自動調整手段から出力される減速指令は、初期の締付けトルクTが小さい程にモータ1の回転速度を小さくするものであることが好ましい。具体的には、例えば変更速度=現状速度×最初の1〜数回の打撃時に推定される締付けトルクTの平均値×C3(例えば定数)、として算出し、且つ、変更速度>現状速度となる場合は変更速度=現状速度となるようにすればよい。これにより、減速の程度を必要最小限として、減速により作業時間が大幅に増加してしまうことを回避することができる。
また、図7、図8に示すように、トリガスイッチ9の引き込み領域を、その領域内にある間は前記締付け判定部21が締付け完了と判定した場合であってもモータ制御回路8への停止指令の出力を禁止する第1領域と、その領域内にある間はモータ制御回路8への停止指令の出力を許容する第2領域とに分割させることによって、更に確実な締付け作業を可能とすることも好適である。トリガスイッチ9はスライドボリューム22と連結されており、引き込み量が電圧に変換される構造である。図中のA−C間は遊びの領域で、この間モータ1は停止状態を維持する。C−D間はスピードコントロール領域で、この間は引き込み量の増加に伴い回転速度が上昇していく。D−B間は定速領域で、回転速度は最高速度で一定に保持される。そして、第1領域と第2領域との境界は定速領域であるD−B間中のE点に設定されており、E点よりも引き込み量が小さな領域が第1領域、E点よりも引き込み量が大きな領域が第2領域となっている。したがって、使用者は目視により着座を確認する前まではスピードコントロール領域を含む第1領域内で速度調整しながら締付け作業を行い、目視にて着座直前を確認した時点で定速領域内の第2領域に至るまで更にトリガスイッチ9を引き込むようにすればよい。このようにすれば、着座前に締付け判定部21が不具合による誤作動で締付け完了と判定した場合であっても、モータ1が停止されることがなくなり、締付け作業を更に確実に行うことが可能となるものである。トリガスイッチ9には、前記E点にあたる引き込み量で使用者に明確なクリック感を与えるクリック手段23を設けているので、使用者は第1領域から第2領域への移行を容易に認識することができるようになっている。
また、このように着座直前まではモータ制御回路8への停止指令を出力させないようにする手段として、目視による操作を用いるのでなく、図9に示すような距離センサ24を設置してねじやボルト等の着座面までの距離を測定することも好ましい。距離センサ24は、発光素子25と受光素子26とを備え、発光素子25から対象物体27に対してレンズ(図示せず)により絞り込んだ光を照射し、対象物体27からの反射光を受光素子26で受けることで対象物体27との距離を測定し、設定距離よりも近い距離が測定されれば検知信号を出力するものである。この距離センサ24を、締付け工具の非回転部分であってなるべくビット7近傍となる部分に設置し、設定距離を、ねじやボルト等が着座する時点での着座面との距離よりも若干長い距離である着座判定用の基準距離に設定しておく(図12参照)ことで、着座直前に至れば検知信号が出力されることとなる。そして、検知信号が出力されない状態では、締付け判定部21が締付け完了と判定した場合であってもモータ制御回路8への停止指令を出力させず、検知信号が出力される状態であれば、モータ制御回路8への停止指令の出力を許容するように制御することで、着座前に締付け判定部21が不具合による誤作動で締付け完了と判定した場合であっても、モータ1が停止されることがなくなり、締付け作業を更に確実に行うことが可能となるものである。
図10、図11には、本例のトルク推定手段15を構成する打撃検出手段11や回転角検出手段12の別形態を示している。図10に示すものは、回転角検出手段12を、ロータリエンコーダ19でなく、モータ1の回転角又は回転量を検出する周波数ジェネレータ(FG)28を用いて構成している。周波数ジェネレータ28は、その回転数に比例した周波数信号を発生し、波形整形回路20を介してモータ1の回転速度に応じたパルス幅の信号をアンビル回転角演算部13に対して出力するものである。アンビル回転角演算部13では、打撃検出手段11であるマイク16から検出された1回の打撃毎に、Δr=ΔRM/K−RI、の関係式を用いてアンビル5の回転角Δrを順次算出してゆく。ここで、ΔRMは打撃間のモータ1の回転角であり、Kはモータ1とアンビル5との間の減速比であり、RIはハンマ4の空転角(例えばハンマ4による打撃回数が1回転当り2回であればπ、1回転当り3回であれば2/3π)である。
また、図11に示すものは、図10に示したように回転角検出手段12を周波数ジェネレータ28を用いて構成するとともに、打撃検出手段11についてもこれをマイク16ではなく前記周波数ジェネレータ28を用いて構成したものである。具体的には、打撃発生時には負荷変動によりモータ1の回転速度が若干低下し、周波数ジェネレータ28から出力される周波数信号のパルス幅が若干長くなることを利用して、打撃検出処理部29においてこのパルス幅の変動を打撃として検出するようになっている。なお、図11に示すものにおいて回転角検出手段12をロータリエンコーダ19を用いて構成しても構わないし、また、打撃検出手段11を加速度センサ(図示せず)を用いて構成しても構わない。
更に、本例の締付け工具を、トルク変動量ΔTやトルク変動率ΔΔTを用いない簡単な制御により締付け作業の完了を判定するものとすることもできる。これは、ねじやボルト等の回転角が基準回転角に至った時点で締付け作業が完了したと判定してモータ制御回路8にモータ1の停止指令を出力するものであって、ねじ等の種類に応じた適当な基準回転角を設定する為に、前記基準回転角を、当該締付け作業の最初の1〜数打撃時の締付けトルクTの平均値として算出される初期の締付けトルクTに応じて設定するものである。具体的には、基準回転角=C4(例えば定数)/初期の締付けトルクT、で算出されるものであり、このようにすれば、初期の締付けトルクTが大きな程にねじ等が硬質部材であると判定して基準回転角が小さく設定され、初期の締付けトルクTが小さな程にねじ等が軟質部材であると判定して基準回転角が大きく設定されることとなり、ねじ等の種類に応じた締付け作業が可能となる。しかも、トルク変動量ΔTやトルク変動率ΔΔTを算出する必要がないのでマイコンによる処理が簡単になるとともに少ないメモリで制御することができる為、低コストで提供することができるという利点がある。
以上、本例の締付け工具をインパクト工具として説明してきたが、これに限定されるものではなく、インパクト工具以外である場合には打撃数の代りに時間を測定する構成とすればよい。
本発明の実施の形態における一例の締付け工具の構成図である。 同上の締付け工具の締付け判定処理を示すフローチャートである。 同上の締付け工具の別の締付け判定処理を示すフローチャートである。 同上の締付け工具の、打撃数に対する締付けトルク、トルク変動量、トルク変動率の推移を示す説明図である。 図4のピーク曲線S1の拡大図である。 同上の締付け工具の、締付ける部材による締付けトルクの推移の違いを示す説明図である。 同上の締付け工具のトリガスイッチの引き込み量と回転速度の関係を示す説明図である。 同上の締付け工具のトリガスイッチの説明図であり、(a)は図7のA点、(b)は図7のE点、(c)は図7のB点にそれぞれ相当する状態を示している。 同上の締付け工具の距離センサの説明図である。 同上の締付け工具の別の構成図である。 同上の締付け工具のまた別の構成図である。 同上の締付け工具のまた更に別の構成図である。
符号の説明
1 モータ
9 トリガスイッチ
10 動力伝達手段
15 トルク推定手段
24 距離センサ
31 モータ制御手段
33 締付け判定手段
ΔT トルク変動量
ΔΔT トルク変動率

Claims (11)

  1. モータと、モータの回転及び停止の制御を行うモータ制御手段と、モータの回転力を伝達してねじやボルト等の締付け作業を行う動力伝達手段と、ねじやボルト等の締付けトルクを推定するトルク推定手段と、モータの回転角又は時間変化に対する前記締付けトルクの変化の割合であるトルク変動量、及び、モータの回転角又は時間変化に対する前記トルク変動量の変化の割合であるトルク変動率を求めるとともに、前記トルク変動率を用いて、締付けトルクの当該上昇が不具合等に起因した一時的な上昇か否かを判定する為の指標値を算出し、この指標値が不具合判定閾値を超えた後にトルク変動率が約0に至った時点で締付け作業が完了したと判定して前記モータ制御手段にモータの停止指令を出力する締付け判定手段と、を具備したことを特徴とする締付け工具。
  2. モータと、モータの回転及び停止の制御を行うモータ制御手段と、モータの回転力を伝達してねじやボルト等の締付け作業を行う動力伝達手段と、ねじやボルト等の締付けトルクを推定するトルク推定手段と、モータの回転角又は時間変化に対する前記締付けトルクの変化の割合であるトルク変動量、及び、モータの回転角又は時間変化に対する前記トルク変動量の変化の割合であるトルク変動率を求めるとともに、前記トルク変動率を用いて、締付けトルクの当該上昇が不具合等に起因した一時的な上昇か否かを判定する為の指標値を算出し、この指標値が不具合判定閾値を超えた後にトルク変動率が約0に至り、その後にトルク変動量が約0に至った時点で、締付け作業が完了したと判定して前記モータ制御手段にモータの停止指令を出力する締付け判定手段と、を具備したことを特徴とする締付け工具。
  3. 前記指標値が、トルク変動率が連続して正となる区間の時間幅、或いは、インパクト工具である場合にトルク変動率が連続して正となる区間内に生じる打撃数であることを特徴とする請求項1又は2記載の締付け工具。
  4. 前記指標値が、トルク変動率が連続して正である区間内のトルク変動率の積分値、或いは、インパクト工具である場合にトルク変動率が連続して正である区間内に生じる打撃毎のトルク変動率の和であることを特徴とする請求項1又は2記載の締付け工具。
  5. 前記不具合判定閾値が、判定対象となる区間内の最大トルク変動率を基に算出されるものであることを特徴とする請求項3又は4記載の締付け工具。
  6. 前記不具合判定閾値が、当該締付け作業の初期の締付けトルクを基に算出されるものであることを特徴とする請求項4記載の締付け工具。
  7. 前記指標値がトルク変動率の値であって、前記不具合判定閾値が当該締付け作業の初期の締付けトルクを基に算出されるものであることを特徴とする請求項1又は2記載の締付け工具。
  8. 当該締付け作業の初期の締付けトルクが所定の基準トルクよりも低い場合にはモータ制御手段にモータの減速指令を出力する速度自動調整手段を備えたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか記載の締付け工具。
  9. 前記速度自動調整手段が、初期の締付けトルクが小さい程にモータの回転速度が小さくなるような減速指令を出力するものであることを特徴とする請求項8記載の締付け工具。
  10. 引き込み量に応じてモータの回転や停止を指令するトリガスイッチを設けるとともに、前記トリガースイッチの引き込み領域を、その領域内にある間はモータ制御手段への停止指令の出力を禁止する領域と、その領域内にある間はモータ制御手段への停止指令の出力を許容する領域とに分割させたことを特徴とする請求項1〜9のいずれか記載の締付け工具。
  11. ねじやボルト等の着座面までの距離を測定する距離センサを備えるともに、前記距離センサにより測定される距離が着座判定用の基準距離に至るまではモータ制御手段への停止指令を出力させないものであることを特徴とする請求項1〜9のいずれか記載の締付け工具。

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