JP4089610B2 - 有軌道台車システム及び有軌道台車の走行制御方法 - Google Patents

有軌道台車システム及び有軌道台車の走行制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、予め定められたループ軌道上を複数の有軌道台車が周回する有軌道台車システムの構成、及び、有軌道台車の走行制御方法に関する。
有軌道台車システムにおいては、複数の有軌道台車を衝突なく運用するための一つの方法として、軌道を閉じたループ状(無端状)に形成し、全ての有軌道台車の進行方向が同じとなるように制御することが行われている。例えば特許文献1においては、その図1に示すように、3台の有軌道台車M1,M2,M3が、閉ループ状の走行レール2によって形成された軌道V上を矢印A方向に無人で走行する構成となっている。
特開平7−191748号公報(図1、段落番号0014)
上記特許文献1の構成では、有軌道台車を目標箇所に向かわせる際、台車の位置によっては、台車を長距離移動させなければならない場合がある。
本願の図1は、特許文献1の図1にほぼ相当する状態を示している。この図1の状態で、ステーションST1の荷物Wを有軌道台車M1〜M3のいずれかに荷積みする必要が生じたとする。この場合、ステーションST1に一番近い台車はM3であるが、台車M1〜M3の走行方向が固定(矢印A方向)であることから、台車M3をステーションST1に最短距離で向かわせることができない。従って、結局、有軌道台車M1を矢印A方向に長距離走行させてステーションST1に向かわせなければならず、このような場合には搬送時間が長時間化し、軌道の一周分の距離が長いシステムであるとその長時間化する度合いも大きくなってしまっていた。また、このような場合が生じるために、ある場合には短時間で搬送できるがある場合には搬送に長時間かかってしまうというように、偶然的な要因による搬送時間のバラツキが大きくなってしまっていた。
ここで、有軌道台車による荷物の搬送システムを設計・構築する際には最長時間が重要な要素となる。例えば、搬送先の設備への荷物供給の時間間隔がx分以内と決められている場合には、最長時間がそれをこえてしまうことは原則として許されない。逆に言えば、搬送システムにおいて最長時間がx分以内になるように例えば台車数を増加させるとすると、システムの構築コストが増大し、またアイドリングの台車が増加するために稼動効率の低下を招いてしまう。
また、上述のように搬送時間のバラツキが大きくなると、搬送計画を立てにくくなってしまう。即ち、例えば搬送先の設備に荷物を供給した後x1分経過後かつx2分経過前に次の荷物を供給しなければならない等の要求(到着時間の要求)がある場合、搬送システム側で対応するのが困難になってしまう。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
◆本発明の第1の観点によれば、以下のように構成する、有軌道台車システムが提供される。複数の有軌道台車がループ軌道上を所定の周回方向に周回して走行し、荷積みステーションから荷置きステーションへ荷物を搬送する。荷積みステーションに空荷状態の有軌道台車を向かわせる場合であって、その荷積みステーションより周回方向上流側で当該荷積みステーションに最も近い有軌道台車(以下、「上流側台車」という)と、その荷積みステーションより周回方向下流側で当該荷積みステーションに最も近い有軌道台車(以下、「下流側台車」という)と、が何れも空荷状態であるときには、以下の制御をする。即ち、その荷積みステーションに有軌道台車が停止していると仮定したときにその上流側の有軌道台車が接近できる限界位置と、当該荷積みステーションとの間の距離をL0とする。前記上流側台車を前記周回方向へ移動させて前記荷積みステーションへ到達させるのに必要な距離をL1とする。前記下流側台車を前記周回方向と逆方向へ移動させて前記荷積みステーションへ到達させるのに必要な距離をL2とする。このときに、L1>L2且つL0<L1の場合には、前記上流側台車と前記荷積みステーションとの距離がL0以下にならないように制御し、また、前記下流側台車が前記周回方向と逆方向に移動して当該荷積みステーションに向かうように制御する。それ以外の場合には、前記上流側台車が前記周回方向に移動して前記荷積みステーションに向かうように制御する。
◆また、本発明の第3の観点によれば、上述の制御を行う有軌道台車の走行制御方法が提供される。
これにより、必要に応じて有軌道台車を前記周回方向と逆に走行させることにより、荷積みの際に有軌道台車を荷積みステーションに向かわせるのに必要な最長時間を1/2程度まで短縮でき、搬送時間のバラツキも低減できる。従って、システムの稼動効率を向上させ得るので低コスト化が容易である。また、搬送計画が立て易いので、設備の都合等で荷積みステーションにおける荷積みの時間間隔等が様々に要求されていても、搬送システムを容易に構築することができる。また、下流側台車の後進時には上流側台車と荷積みステーションとの距離がL0以下にならないことが確保されるので、台車同士の衝突も回避でき、スムーズに運行できる。
◆本発明の第2の観点によれば、以下のように構成する、有軌道台車システムが提供される。複数の有軌道台車がループ軌道上を所定の周回方向に周回して走行し、荷積みステーションから荷置きステーションへ荷物を搬送する。荷物を載せた有軌道台車(以下、「搬送台車」という)を当該荷物の搬送先の荷置きステーションに向かわせる場合であって、その荷置きステーションより周回方向下流側で当該荷置きステーションに最も近い有軌道台車が前記搬送台車であるときには、以下の制御を行う。即ち、その荷置きステーションに有軌道台車が停止していると仮定したときにその上流側の有軌道台車が接近できる限界位置と、当該荷置きステーションとの間の距離をL0とする。当該荷置きステーションと、その荷置きステーションより周回方向上流側で当該荷置きステーションに最も近い有軌道台車(以下、「上流側台車」という)との距離をL1とする。前記搬送台車が前記周回方向に移動したときに前記荷置きステーションに到達するまでの距離をLFとする。前記搬送台車が前記周回方向と逆方向に移動したときに前記荷置きステーションに到達するまでの距離をLBとする。LF>LB且つL0<L1の場合には、前記上流側台車に対して前記荷置きステーションとの距離がL0以下にならないように制御し、また、前記搬送台車に対して前記周回方向と逆方向に移動して当該荷置きステーションに向かうように制御する。それ以外の場合には、前記搬送台車に対して前記周回方向に移動して前記荷置きステーションに向かうように制御する。
◆また、本発明の第4の観点によれば、上述の制御を行う有軌道台車の走行制御方法が提供される。
これにより、必要に応じて搬送台車を前記周回方向と逆に走行させることにより、荷置きの際に搬送台車を荷置きステーションに向かわせるのに必要な最長時間を1/2程度まで短縮でき、搬送時間のバラツキも低減できる。従って、システムの稼動効率を向上させ得るので低コスト化が容易である。また、搬送計画が立て易いので、設備の都合等で荷置きステーションにおける荷置きの時間間隔等が様々に要求されていても、搬送システムを容易に構築することができる。また、搬送台車の後進時には上流側台車と荷置きステーションとの距離がL0以下にならないことが確保されるので、台車同士の衝突も回避でき、スムーズに運行できる。
次に、発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係る搬送システムの全体的な構成を示した模式平面図、図2は有軌道台車の斜視図、図3は走行レールや駆動輪や計測輪の構成を示す断面図である。図4は電気的構成を示すブロック図である。
〔システムの構成〕
図1は、組立工場等の工場内において有軌道台車を使用して各種部品等の荷物を搬送する搬送システムを模式図として示している。この搬送システム1は、複数台(本実施形態では3台)の有軌道台車M1〜M3を有する有軌道台車システムとして構成されている。この有軌道台車M1〜M3は、走行レール2によって形成された閉ループ状の軌道V上を矢印A方向に無人で走行するようになっている。
軌道Vには、荷物Wの受渡しを行う複数(本実施形態では9つ)のステーションST1〜ST9が設けられており、有軌道台車M1〜M3は当該ステーションST1〜ST9にて搬送すべき荷物Wの受渡し作業を行うようになっている。システムの適宜位置(本実施形態では、第1ステーションST1)には、各有軌道台車M1〜M3を制御する地上側制御盤5が設けられている。地上側制御盤5には、各有軌道台車M1〜M3にR,S,Tの三相電源を供給するための電源装置6が接続されている。また、地上側制御盤5には、有軌道台車M1〜M3を制御する地上側コントローラ7と、各有軌道台車M1〜M3の走行状態をモニタ可能な表示装置8が設けられている。
前記走行レール2には各種のトロリー線(図1においては図略)が配設されており、このトロリー線を通じて、有軌道台車M1〜M3側と、地上側制御盤5の間の電源の供給及び通信が行われる。即ち図4に示すように、このトロリー線Cは、R,S,Tの各相の電源を供給する3本の給電トロリー線C1と、1本の通信トロリー線C2からなっている。
図4に示すように、各有軌道台車M1〜M3は走行モータ19を有しており、給電トロリー線C1を介して地上側制御盤5から当該走行モータ19に電源が供給される。そして、走行モータ19によって駆動される駆動輪19a(図3参照)が走行レール2上を回転することにより、各有軌道台車M1〜M3が走行レール2上を走行するようになっている。
図2に示すように有軌道台車M1〜M3は移載部11を備えており、当該移載部11に荷物Wを載置した状態で軌道V上を走行することにより、荷物Wを搬送することができる。そして、各ステーションST1〜ST9と、有軌道台車M1〜M3の移載部11との間で、荷物Wを受渡しできるようになっている。この移載部11は、各有軌道台車M1〜M3に備えられた移載モータ(図4に符号20で図示)によって駆動される。
また図3に示すように、有軌道台車M1〜M3には、走行レール2に接触して転動する計測輪12が設けられるとともに、当該計測輪12の回転角度を検出する走行量検出手段としてのエンコーダ13が設けられている。
更には、有軌道台車M1〜M3には図4に示すコントローラ16が設けられる。このコントローラ16は、地上側制御盤5と通信トロリー線C2を介して通信するとともに、有軌道台車M1〜M3の運行等を制御するようになっている。
次に、上記のように構成された搬送システム1の電気的構成について、図4を参照して説明する。
最初に、地上側制御盤5について説明する。図4の左側を参照して説明すると、この地上側制御盤5には、前記電源装置6に接続された電源回路17が設けられている。この電源回路17は前記給電トロリー線C1に接続されている。また、地上側制御盤5には、地上側コントローラ7が設けられ、この地上側コントローラ7は通信トロリー線C2に接続されている。更に、地上側コントローラ7には前記表示装置8が接続され、通信トロリー線C2を介して通信される有軌道台車M1〜M3からのデータに基づいて、当該有軌道台車M1〜M3の走行状態をモニタするようになっている。
続いて、有軌道台車M1〜M3側の電気的構成を説明する。図4の右側を参照して説明すると、有軌道台車M1〜M3に設けられたインバータ18は、図示しない集電子を介して給電トロリー線C1に電気的に接続され、地上側制御盤5からの各相の電源が供給される。更にインバータ18には、前記走行モータ19及び移載モータ20が接続され、当該インバータ18は地上側制御盤5からの電源を制御して両モータ19,20を駆動する。
また、有軌道台車M1〜M3に設けられたコントローラ16は、図示しない集電子を介して通信トロリー線C2に電気的に接続され、地上側コントローラ7と通信トロリー線C2を介して通信可能に設けられている。このコントローラ16は前記インバータ18と接続されて、前記走行モータ19及び移載モータ20の駆動を制御するようになっている。
更にコントローラ16にはエンコーダ13が電気的に接続されており、このエンコーダ13は前記計測輪12(図1、図3参照)の回転角度を検出し、所定の回転角度ごとにパルス信号をコントローラ16に出力する。
更にコントローラ16には、有軌道台車M1〜M3が各ステーションST1〜ST9へ到着あるいは通過したことを検出するステーション検出センサ14が電気的に接続されている。このステーション検出センサ14は、例えば、各ステーションST1〜ST9の位置で前記走行レール2に設けたドグを検知するフォトインタラプタとして構成することができる。また他に、各ステーションST1〜ST9の位置でレール2に設けたバーコード又は磁気マークを読み取るバーコードリーダ又は磁気リーダ等として構成することもできる。
各台車のコントローラ16は、前記ステーション検出センサ14のステーション検出信号によって、自分の台車M1〜M3の現在の走行位置がステーションST1〜ST9であることを判断することができる。また、有軌道台車M1〜M3の現在の走行位置が、複数あるうちのどのステーションにあるのかについても、前記ステーション検出信号に含まれる情報によって判断することができる。例えば、ステーション検出センサ14としてのフォトインタラプタで検出される前記ドグの配設される個数や間隔を各ステーションST1〜ST9ごとに変えたり、ステーション検出センサ14としてのバーコードリーダで読み取られるバーコードの情報を各ステーションST1〜ST9ごとに異ならせて、読み取られたドグの個数・間隔の情報やバーコードの情報を前記ステーション検出信号に含ませるようにし、この信号をコントローラ16側で解析・判定するようにすれば良い。
またコントローラ16は、エンコーダ13からのパルス信号に基づいて、自分の台車M1〜M3の走行位置を判断する。この判断の仕方は、例えば以下のように行えば良い。適宜の位置(例えば、第1ステーションST1の位置)を基準位置として、エンコーダ13からのパルスを順次カウントし、そのカウントしたパルス数(以下、「走行パルス数」)p1〜p3に1パルスあたりの走行距離を乗じて、有軌道台車M1〜M3の前記基準位置からの走行距離X1〜X3を判断する。
また、各有軌道台車M1〜M3のコントローラ16は自己の有軌道台車M1〜M3を他の有軌道台車と識別するための固有の識別データを有しており、この識別データとともに、当該コントローラ16は各種のデータ等を出力するようになっている。即ち、コントローラ16は、識別データとともに、前述の走行距離X1〜X3を通信トロリー線C2に出力する。なお、前記走行パルス数p1〜p3を通信トロリー線C2に出力するように構成しても良い。
この各走行距離X1〜X3のデータは、識別データとともに通信トロリー線C2を介して地上側コントローラ7に入力され、前記表示装置8には、その走行距離X1〜X3に基づいて計算された各有軌道台車M1〜M3のそれぞれの位置が表示される。
また、通信トロリー線C2上を通信される識別データ及び走行距離等の各種データは、各有軌道台車M1〜M3のコントローラ16が適宜に読み込むことができ、各コントローラ16は識別データによって、そのデータがどの有軌道台車M1〜M3からのものであるかを識別する。即ち、有軌道台車M1のコントローラ16は他の有軌道台車M2,M3のコントローラ16から通信トロリー線C2上に出力された各走行距離X2,X3のデータに基づいて、有軌道台車M2,M3の位置を判断することができる。他の有軌道台車M2,M3も同様である。よって、各有軌道台車M1〜M3のコントローラ16は、各有軌道台車M1〜M3の走行距離X1〜X3のデータから、自車の前後に位置する有軌道台車が何れの有軌道台車であるかを判断することができる。なお、説明の便宜上、本実施形態では図1に示すように、有軌道台車M1に有軌道台車M2が後続し、更に有軌道台車M3が後続するように配列されているものとする。
そして各有軌道台車M1〜M3は、自分の台車のすぐ前方にある有軌道台車の位置を取得し、その前方の台車の位置から自分の台車の位置を減算することで、自車から前方車までの距離を求めることができる。各有軌道台車M1〜M3のコントローラは、こうして得られた距離(Dとする)が予め定められた値Dminを下回らないように、走行モータ19を制御する。例えば、得られた距離DがDminより大きいけれども、その差(D−Dmin)が所定値を下回った場合には、台車の前進速度を減じるようにする。また、上記の差(D−Dmin)がゼロになったら、台車を停止させるようにする。Dminの値は、台車の速度や、台車の前後長や、台車間あるいは台車と上位装置との間の通信に必要な時間等を考慮して、適当なマージンを見込んで定める。このような走行制御を行うことで、各有軌道台車M1〜M3と前方台車との車間距離を所定値以上に維持し、有軌道台車M1〜M3が前方台車に追突することを回避することができる。
〔荷積み制御〕
次に、ステーションST1〜ST9から有軌道台車M1〜M3に荷物Wを移載する荷積み制御について、図5を参照して説明する。図5において、例えば第1ステーションST1に荷物Wが到着したとする。なおこの場合、荷積みステーションには第1ステーションST1が相当する。
第1ステーションST1に荷物Wが到着し、荷積みが可能になった旨の信号が地上側コントローラ7に入力されると、地上側コントローラ7は先ず、各台車M1〜M3に対し、第1ステーションST1において荷積みが必要になった旨の信号を通信トロリー線C2を介して送信する。信号を受け取った各台車M1〜M3のコントローラ16は、自分の台車が、第1ステーションST1より周回方向Aの上流側で当該第1ステーションST1に最も近い有軌道台車(以下、「上流側台車」という)に該当するか、を演算して判定する。これには、通信トロリー線C2を介して各台車同士が通信することにより取得された、各有軌道台車M1〜M3の位置の情報が使用される。
図5の時点において、上記の上流側台車に該当しているのは台車M1である。台車M1のコントローラ16は、自分がその上流側台車に該当する旨を判定すると、次に自分が空荷状態か否かを図略のセンサ等で判定する。既に荷物を積み込んだ状態(載荷状態)であれば、自分に後続する台車(台車M2)に、その台車M2が第1ステーションST1に向かうべき旨を送信する。なお、その信号を受け取った台車M2のコントローラ16は、自分が空荷状態か否かを判定し、空荷状態であれば自分が第1ステーションST1に向かう旨の信号を地上側コントローラ7に送信して第1ステーションST1に向かう。載荷状態であれば台車M2のコントローラ16は、更に後続の台車M3に、その台車M3が第1ステーションST1に向かうべき旨を送信する。
台車M1が空荷状態だった場合は、台車M1のコントローラ16は、第1ステーションST1より周回方向Aの下流側で当該第1ステーションST1に最も近い有軌道台車(以下、「下流側台車」という)を特定する。今回は下流側台車はM3になる。次に台車M1のコントローラ16は、その下流側台車M3に対し、空荷状態か載荷状態かを通信トロリー線C2を介して問い合わせる。その問い合わせに対する返事の信号により下流側台車M3が載荷状態であることが判明したときは、台車M1のコントローラ16は、自分が第1ステーションST1に向かう旨の信号を地上側コントローラ7に送信し、前進してステーションST1に向かう。
下流側台車M3が空荷状態だった場合(即ち、上流側台車M1及び下流側台車M3の何れもが空荷状態だった場合)は、台車M1のコントローラ16は以下の制御を行う。まず、その第1ステーションST1に有軌道台車M1〜M3のいずれかが図5の鎖線に示すように停止していると仮定したときに、その上流側の有軌道台車(後続側の有軌道台車)が接近できる限界位置Pと、当該第1ステーションST1との距離L0を求める。この限界位置Pの定め方は様々に考えられるが、例えば、車間距離を適正に確保するための距離としての所定の値Dmin(前述)だけ離れた位置に限界位置Pを定めることが考えられる。この場合、L0は前記のDminに等しくなる(L0=Dmin)。
次に台車M1のコントローラ16は、自分の台車M1が前記の周回方向Aに移動して第1ステーションST1に到達するために必要な距離L1を求める。更に台車M1のコントローラ16は、前記下流側台車M3が前記の周回方向Aと逆方向に移動して第1ステーションST1に到達するために必要な距離L2を求める。
そして、図5に示すようにL1>L2且つL0<L1の場合は、上流側台車としての台車M1のコントローラ16は、前記下流側台車M3に対して、前記周回方向Aと逆方向に移動して(即ち後進して)第1ステーションST1に向かうべき旨の信号を通信トロリー線C2に出力する。信号を受信した下流側台車M3は自分が第1ステーションST1に向かう旨の信号を上流側台車M1及び地上側コントローラ7に送信し、後進して第1ステーションST1に向かって当該ステーションST1で停止し、荷物Wを受け取る。荷物Wの荷積みが完了すると、下流側台車M3のコントローラ16は荷積み完了信号を地上側コントローラ7に送信する。
以上のような制御をすることで、下流側台車M3が後進する移動距離(L2)は、上流側台車M1を前進させて向かわせた場合の移動距離(L1)よりも小さいので、空荷状態の有軌道台車を短時間で目的のステーションST1を向かわせることができ、搬送時間を短縮することができる。
またこの際、上流側台車M1のコントローラ16は、前記第1ステーションST1との距離がL0以下にならないように制御されている。即ち、台車M1のコントローラ16は、後進して第1ステーションST1に向かうべき旨の信号を下流側台車M3に対して送信した後は、前進して前述の限界位置Pに到達した場合は停止するように走行モータ19を制御する。従って、下流側台車M3が第1ステーションST1で荷物Wを受け取っている際に上流側台車M1が下流側台車M3に衝突することは防止される。
なお、L1<L2の場合は、下流側台車M3を後進させるよりも上流側台車M1を前進させる方が距離が短いので、上記のような後進制御を行わない。即ち、上流側台車M1のコントローラ16は自分が第1ステーションST1に向かう旨を地上側コントローラ7に送信した後、前進して第1ステーションST1で停止し、荷物Wを積み込む。
なお、L1>L2の場合であってもL0>L1である場合は、下流側台車M3を後進させて第1ステーションST1に停止させると上流側台車M1との車間距離が十分に取れなくなってしまって、衝突のおそれがあるので、この場合も後進制御を行わない。即ちこの場合も、上流側台車M1のコントローラ16は自分が第1ステーションST1に向かう旨を地上側コントローラ7に送信した後、前進して第1ステーションST1で停止し、荷物Wを積み込む。
〔荷置き制御〕
次に、有軌道台車M1〜M3の荷物Wを搬送先のステーションST1〜ST9に移載する荷置き制御について、図6を参照して説明する。図6において、第9ステーションST9で第2有軌道台車M2に積み込まれた荷物Wを、第7ステーションST7に搬送する必要が生じた場合を考える。この場合には、搬送台車には第2有軌道台車M2が、荷置きステーションには第7ステーションST7がそれぞれ相当する。
図6の状態で地上側コントローラ7は、荷物Wを積んでいる台車M2に対し、第7ステーションST7に向かうべき旨の信号を送信する。この信号を受信した台車M2のコントローラ16は、自分が、第7ステーションST7より周回方向Aの下流側で当該第7ステーションST7に最も近い有軌道台車(以下、「下流側台車」)であるか否かを判定する。この判定には、自分の台車M2の位置情報のほか、通信トロリー線C2を介して各台車同士が通信することにより取得された他の有軌道台車M1,M3の位置の情報が使用される。図6に示す状態では、3台の有軌道台車のうち第2有軌道台車M2が第7ステーションST7の下流側で最も近く、上記の下流側台車の条件を満たしている。なお、自分の台車M2が下流側台車でなかった場合は、下記のような制御は行わず、単純に前進して第7ステーションST7に向かう。
自分の台車M2が前記の下流側台車に該当していると判定した場合には、台車M2のコントローラ16は次に、第7ステーションST7より周回方向Aの上流側で当該第7ステーションST7に最も近い有軌道台車(以下、「上流側台車」)がどの台車であるかを判定する。ここでは第3有軌道台車M3が上流側台車として特定される。
次に台車M2のコントローラ16は、以下の制御を行う。即ち、その第7ステーションST7に有軌道台車が停止していると仮定したときに、その上流側の有軌道台車が接近できる限界位置Pと、当該第7ステーションST7との間の距離L0を求める。また、前記上流側台車M3が前記周回方向Aに移動したときに前記第7ステーションST7に到達するまで必要な距離L1を求める。更には、前記第2有軌道台車M2が前記周回方向Aに移動したときに前記第7ステーションST7に到達するまでの距離LFと、周回方向Aと逆に移動したときに前記第7ステーションST7に到達するまでの距離LBと、を求める。
そして、LF>LB且つL0<L1の場合には、台車M2のコントローラ16は、前記上流側台車M3に対して第7ステーションST7との距離がL0以下にならないようにすべき旨の信号を送信するとともに、地上側コントローラ7に対して自分が後進して第7ステーションST7に向かう旨の信号を送信する。そして、台車M2は後進して第7ステーションST7に向かって当該ステーションST7で停止し、荷物Wを降ろす。荷物Wの荷置きが完了すると、台車M2のコントローラ16は荷置き完了信号を地上側コントローラ7に送信する。
この場合、搬送台車M2が後進する移動距離(LB)は、搬送台車M2を前進させて当該ステーションST7へ向かわせた場合の移動距離(LF)よりも小さいので、搬送したい荷物Wを積んだ台車M2を短時間で目的のステーションST7へ向かわせることができ、搬送効率を高めることができる。
またこの際、上流側台車M3は搬送台車M2の信号を受けて、前記第7ステーションST7との距離がL0以下にならないように(言い換えれば、前記限界位置Pをこえて前進しないように)制御されている。従って、搬送台車M2が第7ステーションST7で荷物Wを降ろしている際に上流側台車M3が搬送台車M2に衝突することは防止される。
なお、LF<LBの場合は、搬送台車M2を後進させるよりも前進させる方が距離が短いので、上記のような後進制御を行わない。即ち、搬送台車M2のコントローラ16は、前記周回方向Aに移動して(即ち前進して)第7ステーションST7に向かうように制御する。
なお、LF>LBの場合であってもL0>L1である場合は、搬送台車M2を後進させて第7ステーションST7に停止させると上流側台車M3との車間距離が十分に取れなくなってしまって衝突のおそれがあるので、この場合も後進制御を行わない。即ち、搬送台車M2のコントローラ16は、前進して第7ステーションST7に向かうように制御する。
〔効果〕
本実施形態では以上のような制御を行っているので、後進制御によって、搬送に必要な最長時間を1/2以下に短くできる。また、搬送時間のバラツキも、1/2以下にできる。従って、稼動効率の良い有軌道台車システムの運用が可能になる。
例えば、一周100メートルの軌道Vに全長2メートルの台車が10台投入されており、各台車の最高速度が1メートル毎秒であったとする。台車間の車間距離は、100/10−2=8メートルとなる。そして、前述の距離L0が6メートルより僅かに小さい距離に設定されており、荷積みステーションの上流側6メートルの地点に空荷状態の上流側台車が、下流側2メートルの地点に空荷状態の下流側台車が、それぞれ位置していた場合を考える。即ち、L1=6メートル,L2=2メートルである。
この場合、荷積みステーションに上流側台車を前進させて向かわせる場合は最短(最高速度)でも6秒を要するのに対し、下流側台車を後進させて向かわせる場合は最短2秒で済むことになる。ここで従来では、上流側台車を前進させて荷積みステーションに向かわせる制御だけしかできなかったので、本実施形態の制御を行うことで従来よりも4秒の搬送時間短縮を見込むことができる。また例えば、L1=7メートル,L2=1メートルの場合は、従来よりも搬送時間を6秒短縮できることになる。
次に、一周100メートルの軌道Vに全長2メートル、最高速度1メートル毎秒の台車を投入する場合であって、搬送元の設備の都合上、荷積みステーションから荷物Wを台車に対し平均10秒ごとに1個荷積みする必要がある場合を考える。この条件を満たすようにシステムを設計する場合、簡易的な考え方としては、コース長を台車数で割ったもの(台車間の位置の差の平均)から台車の長さを減じたもの(即ち、台車間の車間距離)が、台車が10秒間で走行できる距離よりも小さくなる必要がある。従って、必要な台車数をNとすると、100/N−2<1×10という式を立てることができ、N>8.3となる。即ち、必要な有軌道台車の台数Nは最小9台となる。
一方、上記実施形態のように構成する場合は、L1がL0よりも僅かに大きい場合が搬送時間が最も長く掛かる場合であり、この場合でも10秒以内に上流側台車を荷積みステーションまで到着させれば条件が満たされることになる。ここでL0=6メートルだったとすると、仮に台車が10台投入されたときには車間距離が8メートルであったのを6メートルに短縮できた(上記を参照)と考えることができ、簡易的にではあるが、台車が10秒間で走行できる距離が8/6=1.33倍になったのと同等であると考えることができる。従って、100/N−2<1×10×1.33という式を立てることができ、N>6.5となる。即ち、必要な有軌道台車の台数Nは最小7台となり、必要な台車の台数を従来の9台よりも2台削減できることになる。
〔変更態様〕
(1)荷積み制御(図5)において、L1>L2且つL0<L1か否かの判定を、台車M1の代わりに台車M3のコントローラ16が行う構成としても良い。また、荷置き制御(図6)において、LF>LB且つL0<L1か否かの判定を、前記搬送台車M2の代わりに上流側台車M3のコントローラ16が行う構成としても良い。
(2)上記条件(L1>L2且つL0<L1、或いは、LF>LB且つL0<L1)の判断や、自分が下流側台車であるか否かの判断等は、台車M1〜M3のコントローラ16に行わせる代わりに、上位装置としての地上側コントローラ7に行わせても良い。即ち、地上側コントローラ7が各台車M1〜M3と通信して得た各台車M1〜M3の位置や空荷/載荷の状態の情報を基に、どの台車が下流側台車であるか及びどの台車が上流側台車であるか等を特定する。また、前述の距離L0やL1(あるいはLB,LF)を計算して上述の後進制御を行うか否かを判断する。そして、荷積みステーションあるいは荷置きステーションに対して前進して向かうべき旨或いは後進して向かうべき旨の指令を上位装置から下流側台車に対して送信し、下流側台車を後進して向かわせる場合には上流側台車に対し前述の限界位置Pをこえて前進しないように指令して制御するといったようにである。
本発明の一実施形態に係る搬送システムの全体的な構成を示した模式平面図。 有軌道台車の斜視図。 走行レールや駆動輪や計測輪の構成を示す断面図。 電気的構成を示すブロック図。 荷積み時の制御の説明図。 荷置き時の制御の説明図。
符号の説明
1 搬送システム(有軌道台車システム)
M1〜M3 台車
ST1〜ST9 ステーション
V ループ軌道
W 荷物

Claims (4)

  1. 複数の有軌道台車がループ軌道上を所定の周回方向に周回して走行し、荷積みステーションから荷置きステーションへ荷物を搬送する有軌道台車システムにおいて、
    荷積みステーションに空荷状態の有軌道台車を向かわせる場合であって、その荷積みステーションより周回方向上流側で当該荷積みステーションに最も近い有軌道台車(以下、「上流側台車」という)と、その荷積みステーションより周回方向下流側で当該荷積みステーションに最も近い有軌道台車(以下、「下流側台車」という)と、が何れも空荷状態であるときには、
    その荷積みステーションに有軌道台車が停止していると仮定したときにその上流側の有軌道台車が接近できる限界位置と、当該荷積みステーションとの間の距離をL0とし、
    前記上流側台車を前記周回方向へ移動させて前記荷積みステーションへ到達させるのに必要な距離をL1とし、
    前記下流側台車を前記周回方向と逆方向へ移動させて前記荷積みステーションへ到達させるのに必要な距離をL2としたときに、
    L1>L2且つL0<L1の場合に、前記上流側台車と前記荷積みステーションとの距離がL0以下にならないように制御し、また、前記下流側台車が前記周回方向と逆方向に移動して当該荷積みステーションに向かうように制御し、
    それ以外の場合には、前記上流側台車が前記周回方向に移動して前記荷積みステーションに向かうように制御する
    ことを特徴とする、有軌道台車システム。
  2. 複数の有軌道台車がループ軌道上を所定の周回方向に周回して走行し、荷積みステーションから荷置きステーションへ荷物を搬送する有軌道台車システムにおいて、
    荷物を載せた有軌道台車(以下、「搬送台車」という)を当該荷物の搬送先の荷置きステーションに向かわせる場合であって、その荷置きステーションより周回方向下流側で当該荷置きステーションに最も近い有軌道台車が前記搬送台車であるときには、
    その荷置きステーションに有軌道台車が停止していると仮定したときにその上流側の有軌道台車が接近できる限界位置と、当該荷置きステーションとの間の距離をL0とし、
    当該荷置きステーションと、その荷置きステーションより周回方向上流側で当該荷置きステーションに最も近い有軌道台車(以下、「上流側台車」という)との距離をL1とし、
    前記搬送台車が前記周回方向に移動したときに前記荷置きステーションに到達するまでの距離をLFとし、
    前記搬送台車が前記周回方向と逆方向に移動したときに前記荷置きステーションに到達するまでの距離をLBとしたときに、
    LF>LB且つL0<L1の場合には、前記上流側台車に対して前記荷置きステーションとの距離がL0以下にならないように制御し、また、前記搬送台車に対して前記周回方向と逆方向に移動して当該荷置きステーションに向かうように制御し、
    それ以外の場合には、前記搬送台車に対して前記周回方向に移動して前記荷置きステーションに向かうように制御する
    ことを特徴とする、有軌道台車システム。
  3. 複数の有軌道台車がループ軌道上を所定の周回方向に周回して走行し、荷積みステーションから荷置きステーションへ荷物を搬送するその有軌道台車の走行制御方法において、
    荷積みステーションに空荷状態の有軌道台車を向かわせる場合であって、その荷積みステーションより周回方向上流側で当該荷積みステーションに最も近い有軌道台車(以下、「上流側台車」という)と、その荷積みステーションより周回方向下流側で当該荷積みステーションに最も近い有軌道台車(以下、「下流側台車」という)と、が何れも空荷状態であるときには、
    その荷積みステーションに有軌道台車が停止していると仮定したときにその上流側の有軌道台車が接近できる限界位置と、当該荷積みステーションとの間の距離をL0とし、
    前記上流側台車を前記周回方向へ移動させて前記荷積みステーションへ到達させるのに必要な距離をL1とし、
    前記下流側台車を前記周回方向と逆方向へ移動させて前記荷積みステーションへ到達させるのに必要な距離をL2としたときに、
    L1>L2且つL0<L1の場合に、前記上流側台車と前記荷積みステーションとの距離がL0以下にならないように制御し、また、前記下流側台車が前記周回方向と逆方向に移動して当該荷積みステーションに向かうように制御し、
    それ以外の場合には、前記上流側台車が前記周回方向に移動して前記荷積みステーションに向かうように制御する
    ことを特徴とする、有軌道台車の走行制御方法。
  4. 複数の有軌道台車がループ軌道上を所定の周回方向に周回して走行し、荷積みステーションから荷置きステーションへ荷物を搬送するその有軌道台車の走行制御方法において、
    荷物を載せた有軌道台車(以下、「搬送台車」という)を当該荷物の搬送先の荷置きステーションに向かわせる場合であって、その荷置きステーションより周回方向下流側で当該荷置きステーションに最も近い有軌道台車が前記搬送台車であるときには、
    その荷置きステーションに有軌道台車が停止していると仮定したときにその上流側の有軌道台車が接近できる限界位置と、当該荷置きステーションとの間の距離をL0とし、
    当該荷置きステーションと、その荷置きステーションより周回方向上流側で当該荷置きステーションに最も近い有軌道台車(以下、「上流側台車」という)との距離をL1とし、
    前記搬送台車が前記周回方向に移動したときに前記荷置きステーションに到達するまでの距離をLFとし、
    前記搬送台車が前記周回方向と逆方向に移動したときに前記荷置きステーションに到達するまでの距離をLBとしたときに、
    LF>LB且つL0<L1の場合には、前記上流側台車に対して前記荷置きステーションとの距離がL0以下にならないように制御し、また、前記搬送台車に対して前記周回方向と逆方向に移動して当該荷置きステーションに向かうように制御し、
    それ以外の場合には、前記搬送台車に対して前記周回方向に移動して前記荷置きステーションに向かうように制御する
    ことを特徴とする、有軌道台車の走行制御方法。
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