JP3995085B2 - ループ搬送システム - Google Patents

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JP3995085B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ループ軌道に沿って一方向に走行する台車を用いて荷の搬送を行うためのループ搬送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動倉庫においては、図7に示すように、荷の入出庫の際に、ループ軌道に沿って一方向に走行する台車を用いたループ搬送システムを設置して荷の搬送を行うようにしたものがある。
【0003】
すなわち、図7に示す構成の自動倉庫では、多数の収納ラックR1〜Rnが互いに並列状に配置され、各一対の収納ラック同士の間には、その通路内を走行しながら荷取り及び荷下ろし作業を実行するスタッカークレーン(図示せず)等が設けられている。
【0004】
これらの収納ラックR1〜Rnの前方位置には、ループ搬送システム1が設置されている。このループ搬送システム1は、走行レールをループ状に敷設してなるループ軌道2を備えるとともに、ループ軌道2の外側の各収納ラックR1〜Rnとの間、およびループ軌道2を挟むその反対側の位置にはそれぞれ荷受渡用の各ステーションSt11〜St1n,St21〜St2nが配置されている。
【0005】
そして、ループ軌道2の上には、この軌道2に沿って一方向(たとえば時計回り)に走行する複数(この例では4台)の台車N1〜N4が配設されている。なお、台車の数はこれに限らず、さらに多くの台数が設けられる場合がある。
【0006】
これらの各台車N1〜N4は、地上制御装置10からの通信制御によって独立して走行可能なもので、各台車N1〜N4の車体には、走行方向と直交する方向に沿って荷移載用の自走式コンベア(たとえば、駆動式のローラコンベアやチェーンコンベアなど)が配設されている。
【0007】
各収納ラックR1〜Rnの入出庫側の各一端に設けられた荷受渡用の各ステーションSt11〜St1nは、収納ラックR1〜Rnに対して荷を入出庫するための入出庫用ステーションとして、また、これらの各入出庫用ステーションSt11〜St1nとループ軌道2を挟んで反対側の位置に設けられた各荷受渡用の各ステーションSt21〜St2nは、荷を中継する中継用ステーションとして、それぞれ配置されており、各ステーションSt11〜St1n,St21〜St2nには荷受け渡し用の図示しないコンベアが設けられている。
【0008】
そして、上記のループ軌道2は、各入出庫用ステーションSt11〜St1nの並列方向、および各中継用ステーションSt21〜St2nの並列方向に沿った部分はそれぞれ直線状になるように敷設されている。
【0009】
上記構成において、たとえば、図7で左から2つ目の収納ラックR2に格納されている荷を、この収納ラックR2と対向した位置にある荷受取用ステーションSt22を経て出庫する場合、地上制御装置10からの指示に基づき、まず、所要の荷Lを図示しないスタッカークレーンで荷下ろしして、入出庫用ステーションSt12上に載置する。
【0010】
そして、荷が載置されていない空き状態の台車(ここではN1とする)を入出庫用ステーションSt12まで回送し、入出庫用ステーションSt12および台車N1の各コンベアを共に駆動して、入出庫用ステーション12にある荷Lを台車N1の上に移載する。
【0011】
次いで、この台車N1をループ軌道2に沿って所定の中継用ステーションSt22の位置まで走行する。続いて、中継用ステーションSt22および台車N1の各コンベアを共に駆動して荷Lを台車N1から中継用ステーションSt22の上に移載する。
【0012】
上記の場合とは逆に、ある一つの中継用ステーションたとえばSt22に運び込まれた荷Lを所定の収納ラックたとえばR2に入庫する場合には、地上制御装置10からの指示に基づき、荷を載置していない空き状態にある台車(ここではN4とする)を中継用ステーションSt22まで回送した後、この台車N4の上に荷Lを移載し、次に、この台車N4をループ軌道2に沿って所定の入出庫用ステーションSt12の位置まで走行する。そして、この台車N4の上の荷Lを入出庫用ステーションSt12の上に移載した後、この荷Lを図示しないスタッカークレーンで荷取りして収納ラックR2に格納する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
このように、図7に示した従来のループ搬送システム1において、入出庫用ステーション(たとえばSt12)に載置されている荷Lをこれと向かい側の位置にある中継用ステーション(たとえばSt22)まで搬送する場合、常に、所定の荷Lを乗せた台車N1〜N4をループ軌道2に沿って一方向に走行させることにより荷Lの搬送が行われる。
【0014】
したがって、たとえば、いま入出庫用ステーションSt12から荷Lが移載される台車N1よりも走行方向の下流側でかつこの台車N1と対向する中継用ステーションSt22に至るまでのループ軌道2上に、残りの全ての台車N2〜N4が存在していて、それらの台車N2〜N4はいずれも荷が載置されていない空き状態にあると仮定すると、次に、同じ入出庫用ステーションSt12からその向かい側の中継用ステーションSt22に所定の荷Lを搬送するときには、空き状態の台車たとえばN4が中継用ステーションSt22の前を通過して入出庫用ステーションSt12に到着するまでの間、荷Lの搬送作業を行うことができず、待ち状態が生じることになる。
【0015】
しかも、その際、ループ軌道2のコーナ部分は回送される台車N4の走行角度が大きく変化する関係上、その走行速度が規制されるため、所要の台車N4が入出庫用ステーションSt12に到達するまでに要する時間が長くかかることになる。
【0016】
上記の説明は入出庫用ステーションSt11〜St1nに載置されている荷Lをこれと向かい側の位置にある中継用ステーションSt21〜St2nまで搬送する場合であるが、これとは逆に、中継用ステーションSt21〜St2nに載置される荷Lをこれと向かい側の位置にある入出庫用ステーションSt11〜St1nまで搬送する場合についても事情は同じである。
【0017】
このように、従来のものでは、入出庫用ステーションSt11〜St1nとこれと向かい側の位置にある中継用ステーションSt21〜St2nとの間で荷Lの受け渡しを行う場合、必ず台車N1〜N4をループ軌道2に沿って走行させる必要がある。このため、上述のごとく両ステーションSt11〜St1n,St21〜St2n間での荷Lの受け渡しに余分な時間を要し、荷Lの搬送を行う場合のシステム全体的な効率が悪かった。
【0018】
また、たとえば、入出庫用ステーションSt12に載置されている荷Lを中継用ステーションSt22までループ軌道2に沿って搬送する場合、中継用ステーションSt22に到着したときの荷Lの方向は、入出庫用ステーションSt12に載置したときの荷Lの方向から180°回転してしまう。この現象は、中継用ステーションSt22から入出庫用ステーションSt12に荷Lを搬送する場合についても同様に生じる。
【0019】
荷Lの種類によっては、積み降ろしの際に荷Lの向きが反転することなく常に同じ方向を向いていることが条件として要請されるものがある。したがって、そのような要請のあるものについては、入出庫用ステーションSt11〜St1nと中継用ステーションSt21〜St2nとの間で常にループ軌道2に沿って荷Lを搬送する限りにおいては対処することができない。
【0020】
そこで、従来は、たとえば中継用ステーションSt21〜St2nにターンテーブルTを設置し、このターンテーブルTを用いて、台車N1〜N4で荷Lを搬送するのに伴ってその向きが反転するのを解消することも行われている。
【0021】
しかし、このようなターンテーブルTを各中継用ステーションSt21〜St2nに設置するのは、各中継用ステーションSt21〜St2nの機構が複雑になるとともに、ループ搬送システム1の設置時におけるコストアップの要因になる。
【0022】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、従来よりも荷搬送時の効率を高めたループ搬送システムを提供することを第1の目的とする。また、ターンテーブル等を使用しなくても荷の向きを常に同じに保って受け渡しすることができるループ搬送システムを提供することを第2の目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】
本発明はかかる点に着目してなされたもので、上記の目的を達成するために、複数台の台車がループ軌道に沿って一方向に走行可能に設けられ、前記各台車には、走行方向と直交する方向に沿って荷移載用の自走式コンベアが配設され、また、ループ軌道の外側には荷受渡用のステーションが配置されているているループ搬送システムにおいて、次のようにしている。
【0024】
すなわち、本発明に係るループ搬送システムは、ステーションから荷が移載される荷移載対象の台車を起点として、この台車よりも走行方向の下流側でかつ、この台車と対向する位置までのループ軌道上に空き状態の台車が存在するか否かを判断し、そのような空き状態の台車が存在する場合には、その空き台車の内の一台を荷移載対象の台車と並列する位置まで回送し、前記荷移載対象の台車と空き状態の台車との間で前記自走式コンベアにより直接荷の受け渡しを行う一方、そのような空き状態の台車が存在しない場合には、荷移載対象の台車と対向する位置よりもさらに走行方向の下流側のループ軌道上に空き状態の台車が存在するか否かを判断し、そのような空き状態の台車が存在する場合には、その空き台車の内の一台を新たな荷移載対象の台車として設定して上記処理を行い、また、ループ軌道上の荷移載対象の台車以外に空き状態の台車が一台も存在しない場合には、前記荷移載対象の台車の上に荷を載置してループ軌道に沿って元の位置まで一周した後、上記処理を繰り返す制御を行う制御装置を備えていることを特徴としている。
【0025】
これにより、必要に応じて台車間で荷を直接に受け渡しするため、常にループ軌道に沿って荷を搬送する場合よりも搬送時の効率を高めることができる。また、台車間で荷を直接に受け渡しすることから、荷を搬送する際に荷の向きが反転する現象も生じない。
【0026】
また、ループ軌道内で台車が一定の条件を満たすときには、荷移載対象の台車に対して空き状態の台車を並列させる制御を行うので、その場合に両台車間で直接に荷の受け渡しを行うことができる。このため、システム全体として見たときに、従来のように常にループ軌道に沿って荷を搬送する場合よりも搬送効率を高めることができる。
【0027】
更に、荷の向きの変更ができない要請のあるものについては、常に荷移載対象の台車と空き状態にある台車とが並列状態になるように制御されるため、両台車間で直接荷の受け渡しを行うことができる。そのため、搬送効率が低下する可能性はあるものの、荷の向きは受け渡し時に荷の方向は何ら変更されないので、従来のようなターンテーブルを設置して荷の方向転換をする必要がなくなる。したがって、ターンテーブルを省略することができ、ループ搬送システム設置時のコストダウンを図ることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係るループ搬送システムを備えた自動倉庫の全体構成図、図2は同自動倉庫の一部を示す側面図であり、図7に示した従来技術と対応する構成部分には同一の符号を付す。
【0029】
この実施の形態1の自動倉庫では、多数の収納ラックR1〜Rnが互いに並列状に配置され、各一対の収納ラック同士の間には、その通路内を走行しながら荷取り及び荷下ろし作業を実行するスタッカークレーン(図示せず)等が設けられている。
【0030】
これらの収納ラックR1〜Rnの前方位置には、ループ搬送システム1が設置されている。このループ搬送システム1は、走行レールをループ状に敷設してなるループ軌道2を備えるとともに、ループ軌道2の外側の各収納ラックR1〜Rnとの間には入出庫用ステーションSt11〜St1nが配置され、また、ループ軌道2を挟むその反対側の位置には中継用ステーションSt21〜St2nが配置されている。
【0031】
上記の各ステーションSt11〜St1n,St21〜St2nには、荷移載用のコンベア7,8が配置されるとともに、後述の台車N1〜N4との間でローカル通信にてハンドシェイクを行って自動的に荷渡しを行うための図示しないコントローラが設けられている。
【0032】
ループ軌道2は、各入出庫用ステーションSt11〜St1nの並列方向、および各中継用ステーションSt21〜St2nの並列方向に沿った部分がそれぞれ直線状になるように敷設される一方、ループ軌道2の上には、この軌道2に沿って一方向(たとえば時計回り)に走行する複数(この例では4台)の台車N1〜N4が配設されている。なお、台車の数はこれに限らず、さらに多くの台数が設けられる場合がある。
【0033】
これらの各台車N1〜N4は、後述の地上制御装置10からの通信制御によって独立して走行可能なもので、車体4の下部に車輪5が設けられ、また、車体4の上部には、走行方向と直交する方向に沿って荷移載用のコンベア(ここではローラコンベア)6が配設されている。さらに、車体4には、地上制御装置10からの指令に基づいて車輪駆動用のドライブモータを制御するコントローラ、および台車N1〜N4の相互の衝突回避用の障害物センサ(いずれも図示省略)などが設けられている。なお、上記のコンベアとしては、ローラコンベア6の他に、チェーンコンベアやベルトコンベアなどを適用することができる。
【0034】
ここで、上記のループ搬送システム1において、通常、設置スペースを極力少なくする観点から、ループ軌道2の内、各入出庫用ステーションSt12〜St1nの並列方向に沿って延びる直線部分と、各中継用ステーションSt21〜St2nの並列方向に沿って延びる直線部分とは平行していて、かつ互いに近接配置されている。このため、図2に示すように、各直線部分に2台の台車たとえばN1,N4を並列させたときには、各台車N1,N4の車体4間の距離pは100mm程度で比較的接近している。したがって、2台の台車たとえばN1,N4を並列させた状態で各ローラコンベア6を共に駆動すれば、台車N1,N4間で直接に荷Lの受け渡しが可能な構成となっている。なお、互いに並列させた台車間での荷の受け渡しを、以下、台車間直接搬送と称することとする。
【0035】
10はスタッカークレーンや各ステーションSt12〜St1n,St21〜St2nの動作制御、および各台車N1〜N4の走行制御など、自動倉庫の全体的な制御を行う地上制御装置である。
【0036】
次に、上記構成において、地上制御装置10によるループ搬送システム1の全体的な制御処理について図3に示すフローチャートに基づいて説明し、次に、搬送時間を短縮化するための台車N1〜N4に対する制御処理について図4に示すフローチャートに基づいて説明し、さらに入出庫用ステーションSt12〜St1nと中継用ステーションSt21〜St2nとの間で荷Lを常に方向転換することなく受け渡しするための台車N1〜N4に対する制御処理について図5に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0037】
(1) 地上制御装置によるループ搬送システムに対する全般的な制御処理
図3のフローチャートに示すように、地上制御装置10は、各台車N1〜N4および各ステーションSt12〜St1n,St21〜St2nの荷役状態のデータを取り込み(S1)、現時点でステーションから荷Lを移載しようとする荷移載対象の台車(たとえばN1)を決定し、当該台車に対してループ軌道2に沿った荷搬送処理の指示を与える(S2)。
【0038】
次に、空き状態の台車の内の一台(たとえばN4)と荷移載対象の台車(たとえばN1)との間で台車間直接搬送が可能か否かを判断して、台車間直接搬送を実行する場合には、上記S2で指示したループ軌道2に沿った荷搬送処理から台車間直接搬送処理に指示を変更する(S3)。なお、この台車間直接搬送の具体的な処理内容については、図4および図5に示すフローチャートに基づいてさらに詳しく説明する。
【0039】
そして、台車間直接搬送に直接関係しない他の空き状態にある台車については、台車間直接搬送に支障が生じないような退避位置まで回送させる処理を行う(S4)。
【0040】
(2) 荷の搬送時間を短縮化するための台車に対する制御処理
荷Lの搬送時間を短縮化するために台車間直接搬送を行うには、地上制御装置10の指令によって、図4のフローチャートに示す制御処理が実行される。ここでは、一例として、ある一つの入出庫用ステーションSt12からこれに対向する中継用ステーションSt22に荷Lを出庫するものとする。このとき現時点での入出庫用ステーションSt12からの荷移載対象となる台車はN1であるとする。また、便宜上St11からSt1n側を上側走行路、St21からSt2n側を下側走行路と表現する。
【0041】
まず、移載元から移載先が上側走行路から下側走行路もしくはその反対の搬送か否かが判断される(ステップ01)。即ち、St11からSt1nまでの何れかにある荷Lを、St21からSt2nまでの何れかに搬送するか否かを判断する。Yesであれば次のステップに進み、Noであれば終了する。Noとなるのは、例えばSt11からSt1nまでの何れかにある荷Lを、同じくSt11からSt1nまでの何れかに搬送する場合であったり、St21からSt2nまでの何れかにある荷Lを、同じくSt21からSt2nまでの何れかに搬送する場合である。
【0042】
次に、荷取り位置から搬送先までの経路に空き状態の台車があるか否かが判断される(ステップ02)。即ち、N1からN4の台車うち、荷を渡す自車を除いて何れかの台車を使用するために空きの台車があるか否かを探す。Yesであれば次のステップに進み、Noであれば終了する。この例ではYesとして選択される空き台車は図1に示すようにN4の台車とする。Noとなるのは、例えばN1からN4までの全ての台車が荷Lの搬送中である場合である。
【0043】
次に、空きの台車は自車と反対の走行路でかつ搬送先までの間に存在するか否かが判断される(ステップ03)。即ち、台車はループ軌道2に沿って一方向のみに走行しているので、この条件がなければ空きの台車を搬送先に移動させることができない。Yesであれば次のステップに進み、Noであれば終了する。Noとなるのは、例えば空きの台車があったとしても、その空きの台車が、搬送先を過ぎた場所から自車までの間に存在する場合である。なお、ここで自車とは、荷取り位置で荷Lを受け取り、空きの台車にこの荷Lを渡す台車のことであり、図4に示す制御処理が行なわれる前に空きの台車のうちから指定されている台車である。この例ではN1の台車とする。また、この例ではN4の台車を空きの台車とする。
【0044】
次に、自車と空き状態の台車とを並列にならべられるか否かが判断される(ステップ04)。即ち、ステップ03までYesであっても、搬送先に別の台車が存在する場合もあり、この確認を行なう。Yesであれば次のステップに進み、Noであれば終了する。Noとなるのは、上記した搬送先に別の台車が存在する場合である。
【0045】
次に、自車の台車の指示を、空き状態の台車に受け渡し指示に変更する(ステップ05)。即ち、ステップ04までYesであれば短縮化可能であるので、自車に出されていた搬送先まで自走して運べという指示を、空き台車に対して短縮化するための受け渡し指示に変更するものである。
【0046】
次に、空き状態の台車に受け渡し位置で荷Lを受け取り、最終搬送先まで行う指示を与える(ステップ06)。即ち、空きの台車を受け渡し位置まで移動させ、その位置で停止させ、荷Lを渡された後は、自車の台車が搬送しようとしていた搬送先まで荷Lを搬送するよう、空き台車に指示するものである。受け渡し位置とは、この判断がされたときの自車の位置に並ぶ位置である。例えば自車がSt12で荷Lを積み込み、Stn−1の前でこの判断がされたとき、自車の走行を停止し、空き台車がこの停止位置に並ぶ位置である。これに限らず、自車は荷Lの積み込み位置に停止しておき、空き台車をこの自車の停止位置に並ぶ位置まで走行させても良い。この例では、図1でも示すように、後者の例をとっており、並んで停止した空き台車の位置は、ちょうどSt22の前の位置となっている。上記最終搬送先とは、自車が搬送しようとしていたStであり、この例ではSt22である。
【0047】
そして、上記受け渡し位置で荷Lを渡された空き台車は、最終搬送先まで荷Lを搬送し、そこで荷Lを降ろす。この例では、空き台車N4は受け渡し位置で荷を渡され、自走することなく最終搬送先であるSt22に荷Lを降ろす。
【0048】
このように、図4に示した台車N1〜N4に対する制御処理では、ループ軌道2内で空き状態にある台車が一定の条件を満たすときには、この空き状態の台車を荷移載対象の台車に対して並列させて台車間直接搬送を実行するため、システム全体として見たときに、従来のように常にループ軌道2に沿った荷搬送処理を行う場合よりも搬送効率を高めることができる。
【0049】
(3) 入出庫用ステーションと中継用ステーションとの間で荷を常に方向転換することなく受け渡しするための台車に対する制御処理
【0050】
図4に示した搬送時間の短縮化のための制御処理では、ループ軌道2上の台車N1〜N4の内、空き状態にある台車が一定の条件を満たすときに限り台車間直接搬送の処理を実行し、条件を満たさないときには通常のループ軌道2に沿った荷搬送処理を実行している。
【0051】
これ対して、特定の荷Lについて常にその向きが方向転換しないようにするには、ループ軌道2に沿った荷搬送は行わず、常に台車間直接搬送を行う必要がある。そのため、地上制御装置10の指令によって、図5及び図6のフローチャートに示す制御処理が実行される。
【0052】
ここでは、いま一つの入出庫用ステーションSt12からこれに対向する中継用ステーションSt22に荷Lを常に方向転換することなく出庫させるものとする。このとき、現時点での入出庫用ステーションSt12からの荷移載対象となる台車はN1であるとする(図1参照)。
【0053】
まず、台車間直接搬送処理実行済みフラグがONか否かが判断される(ステップ01)。Yesであれば終了し、。Noであればステップ02に進む。
【0054】
ステップ02では、現在地から搬送先までの経路に空き状態の台車があるか否かが判断される。即ち、N1からN4の台車のうち、荷が積み込まれる自車を除いた何れかの台車を使用するために空きの台車があるか否かを探すものである。Yesであればステップ03に進み、Noであればステップ08に進む。この例ではYesとして選択される空き台車は図1に示すようにN4の台車とする。Noとなるのは、例えばN1からN4までの全ての台車が荷Lの搬送中である場合である。
【0055】
ステップ03では、空きの台車は自車と反対の走行路でかつ搬送先までの間に存在するか否かが判断される。即ち、台車はループ軌道2に沿って一方向のみに走行しているので、この条件がなければ空きの台車を搬送先に移動させることができない。Yesであればステップ04に進み、Noであればステップ08に進む。Noとなるのは、例えば空きの台車があったとしても、その空きの台車が、搬送先を過ぎた場所から自車までの間に存在する場合である。なお、ここで自車とは、荷取り位置で荷Lを受け取り、空きの台車にこの荷Lを渡す台車のことであり、図4に示す制御処理が行なわれる前に空きの台車のうちから指定されている台車である。この例ではN1の台車とする。また、この例ではN4の台車を空きの台車とする。
【0056】
ステップ04では、自車と空き状態の台車とを並列にならべられるか否かが判断される。即ち、ステップ03までYesであっても、搬送先に別の台車が存在する場合もあり、この確認を行なう。Yesであればステップ05に進み、Noであればステップ08に進む。Noとなるのは、例えば上記のように搬送先に別の台車が存在する場合である。
【0057】
ステップ05では、自車の台車の指示を、空き状態の台車に受け渡し指示に変更する。即ち、ステップ04までYesであれば短縮化可能であるので、自車に出されていた搬送先まで自走して運べという指示を、短縮化するための受け渡し指示に変更するものである。
【0058】
ステップ06では、空き状態の台車に受け渡し位置で荷Lを受け取り、最終搬送先まで行う指示を与える。即ち、空きの台車を受け渡し位置まで移動させ、その位置で停止させ、荷Lを渡された後は、自車の台車が搬送しようとしていた搬送先まで荷Lを搬送するよう、空き台車に指示するものである。受け渡し位置とは、この判断がされたときの自車の位置に並ぶ位置である。例えば自車がSt12で荷Lを積み込み、Stn−1の前でこの判断がされたとき、自車の走行を停止し、空き台車がこの停止位置に並ぶ位置である。これに限らず、自車は荷Lの積み込み位置に停止しておき、空き台車をこの自車の停止位置に並ぶ位置まで走行させても良い。この例では、図1でも示すように、後者の例をとっており、並んで停止した空き台車の位置は、ちょうどSt22の前の位置となっている。上記最終搬送先とは、自車が搬送しようとしていたStであり、この例ではSt22である。
【0059】
ステップ07では、台車間直接搬送処理実行済みフラグをONにする(ステップ07)。これにより、台車間直接搬送のための制御が実行済みになり、終了する。
【0060】
一方、ステップ02,03,04でNoとなり、ステップ08に進んだ場合、ステップ08では、反対側の走行路まで回送した場合に搬送先までの経路に空き状態の台車があるか否かが判断される。即ち、自車の台車以外の台車がそれぞれの台車の搬送を行なって回送した場合に、次の搬送指示を受けないままの状態で反対側の走行路まで移動し、搬送先までの経路にいるか否かが判断される。Yesであればステップ09に進み、Noであればステップ12に進む。
【0061】
ステップ12では、これらの条件にあてはまらない場合は更に一周回送を行い、自車の前を走行する台車を予約し、以後の指示を受けないようにする。一周回送を行うことにより、送り出しが発生し、これで次回必ず方向転換可能となる。
【0062】
ステップ08でYesとなった場合、ステップ09に進む。ステップ09では、自車の台車の指示を、反対走行路の空き状態の台車に受け渡し指示に変更する。即ち、ステップ08でYesであれば短縮化可能であるので、自車に出されていた搬送先まで自走して運べという指示を、空き台車に対して短縮化するための受け渡し指示に変更するものである。
【0063】
ステップ10では、空き状態の台車に受け渡し位置で荷Lを受け取り、最終搬送先まで行う指示を与える。
【0064】
ステップ11では、台車間直接搬送処理実行済みフラグをONする。これにより、台車間直接搬送のための制御が実行済みになり、終了する。
【0065】
このように、荷Lの向きの変更ができないようなものについては、常に荷移載対象の台車と空き状態にある台車とが並列状態になるように制御されて両台車間で台車間直接搬送が行われる。そのため、荷Lの向きは受け渡し時に何ら反転されないので、従来のようなターンテーブルTを設置して荷Lの方向転換をする必要がなくなる。したがって、ターンテーブルTを省略することができ、ループ搬送システム1設置時のコストダウンを図ることができる。
【0066】
なお、上記(3)で説明した台車の制御処理においては、互いに対向した位置にあるステーションSt12,St22で挟まれた位置に一対の台車を並列させて台車間直接搬送を行ったが、これに限らず、次のような搬送を行っても荷Lの向きを反転しないようにすることができる。
【0067】
たとえば、入出庫用ステーションSt12から台車N1に荷Lを移載した後、この台車N1をループ軌道2に沿ってたとえば隣の入出庫用ステーションSt13まで走行させる一方、このステーションSt13と向かい合う中継用ステーションSt23に空き状態の台車たとえばN4を停止させ、両ステーションSt13,St23に挟まれた位置で両台車N1,N4による台車間直接搬送を行い、次に、荷Lが移載された後の台車N4を送り先の中継用ステーションSt22まで走行し、最終的に中継用ステーション22に荷Lを移載する。
【0068】
また、上記(3)の説明では、入出庫用ステーションSt12からこれに対向する中継用ステーションSt22に荷Lを出庫する場合であるが、これとは逆に、中継用ステーションSt22から入出庫用ステーションSt12に荷Lを搬送する場合も本発明は適用可能である。当然のことながら、このような特定のステーションSt12,St22間で荷Lを搬送する場合に限定されるものではない。さらに、互いに向かい合うステーション間で荷を搬送する場合に限らず、互いに対向関係にない入出庫用ステーションと中継用ステーション間で荷を搬送する場合にも本発明は適用可能である。
【0069】
上記の実施の形態では、本発明のループ搬送システム1を自動倉庫に適用した場合について説明したが、このような自動倉庫に限定されるものでなく、ループ搬送システム1を採用する製造ラインなどにも本発明を広く適用することが可能である。
【0070】
【発明の効果】
本発明のループ搬送システムによれば、次の効果が得られる。
(1) 必要に応じて台車間で荷を直接に受け渡しを行うため、常にループ軌道に沿って荷を搬送する場合よりも搬送時の効率を高めることができる。また、台車間で荷を直接に受け渡しすることから、荷を搬送する場合に荷の向きが反転する現象も生じない。
【0071】
(2) ループ軌道内で2つの台車間が一定の条件を満たすときには、荷移載対象の台車に対して空き状態の台車を並列させる制御を行うので、その場合に両台車間で直接に荷の受け渡しを行うことができる。このため、システム全体として見たときに、従来のように常にループ軌道に沿って荷を搬送する場合よりも搬送効率を高めることができる。
【0072】
(3) 荷の向きの変更ができないようなものについては、常に荷移載対象の台車と空き状態にある台車とが並列状態になるように制御されるため、両台車間で直接荷の受け渡しを行うことができる。このため、搬送効率が低下する可能性はあるものの、荷の向きは受け渡し時に何ら反転することはないので、従来のようなターンテーブルを設置して荷の方向転換をする必要がなくなる。したがって、ターンテーブルを省略することができ、ループ搬送システム設置時のコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るループ搬送システムを備えた自動倉庫の全体構成図である。
【図2】 同自動倉庫の一部を示す側面図である。
【図3】 台車に対する地上制御装置による制御処理の全体的な内容を示すフローチャートである。
【図4】 荷を搬送時間を短縮化する場合の台車に対する地上制御装置による制御処理内容を示すフローチャートである。
【図5】 入出庫用ステーションと中継用ステーションとの間で荷を常に方向転換することなく受け渡しする場合の台車に対する地上制御装置による制御処理内容を示すフローチャートである。
【図6】 入出庫用ステーションと中継用ステーションとの間で荷を常に方向転換することなく受け渡しする場合の台車に対する地上制御装置による制御処理内容を示すフローチャートである。
【図7】 従来のループ搬送システムを備えた自動倉庫の全体構成図である。
【符号の説明】
R1〜Rn 収納ラック
St11〜St1n 入出庫用ステーション
St21〜St2n 中継用ステーション
1 ループ搬送システム
2 ループ軌道
N1〜N4 台車
6 ローラコンベア(自走式コンベア)
10 地上制御装置
L 荷

Claims (1)

  1. 複数台の台車がループ軌道に沿って一方向に走行可能に設けられ、前記各台車には、走行方向と直交する方向に沿って荷移載用の自走式コンベアが配設され、また、ループ軌道の外側には荷受渡用のステーションが配置されているループ搬送システムにおいて、
    前記ステーションから荷が移載される荷移載対象の台車を起点として、この台車よりも走行方向の下流側でかつ、この台車と対向する位置までのループ軌道上に空き状態の台車が存在するか否かを判断し、そのような空き状態の台車が存在する場合には、その空き台車の内の一台を荷移載対象の台車と並列する位置まで回送し、前記荷移載対象の台車と空き状態の台車との間で前記自走式コンベアにより直接荷の受け渡しを行う一方、そのような空き状態の台車が存在しない場合には、荷移載対象の台車と対向する位置よりもさらに走行方向の下流側のループ軌道上に空き状態の台車が存在するか否かを判断し、そのような空き状態の台車が存在する場合には、その空き台車の内の一台を新たな荷移載対象の台車として設定して上記処理を行い、また、ループ軌道上の荷移載対象の台車以外に空き状態の台車が一台も存在しない場合には、前記荷移載対象の台車の上に荷を載置してループ軌道に沿って元の位置まで一周した後、上記処理を繰り返す制御を行う制御装置を備えていることを特徴とするループ搬送システム。
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