JP4089431B2 - 動弁装置及びこれを備えた内燃機関 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動二輪車や自動車等における動弁装置及びこれを備えた内燃機関に関する。
【0002】
【従来の技術】
内燃機関において、最近では可変位相とカム切替の組合せが出始め、その後作用角及びリフト量を連続可変する3次元カムを使用する方式が提案されている。例えば、直打式円筒タペットの頂部に接触角変化に対する追従機構を設け、3次元カムを軸方向にスライドさせることにより、バルブリフト量を無段階に可変するものがある。
【0003】
この種の3次元カムは、長手方向(カムシャフトの軸方向)に傾斜するカム部が延設され、バルブリフト量を連続的に変化させる形状に成形されている。この場合に、所望のリフトカーブを持つようにカム高さと同時にカム作用角及びリフトタイミングも変化するように設定されている。このようなカムをカムシャフトに沿って移動させることにより、バルブのリフト量、作用角及びリフトタイミングを無段階に可変制御することができる。
【0004】
かかる3次元カムを吸気バルブに適用することにより、混合気を形成するためのスロットルバルブを廃止し、いわゆるノンスロットルバルフエンジンを実現することができる。スロットルバルブをなくすことにより、吸気ポート内の吸気圧は、脈動を平均して大気圧ないしそれに近い負圧となるため、例えば機関回転数に対する吸気バルブのリフト量や開口時期及び時間が異なる。これは、従来のエンジンではスロットルバルブがあることを前提に開発されており、気筒内への吸気量をまずスロットルバルブで流量(圧力)を調整した後、吸気バルブで調節するものである。その中に吸気バルブの動作を若干変更するものはあるが、スロットルバルブにて吸気通路を絞ることに依存して回転制御や出力制御しており、スロットルバルブをなくしてしまうと全く制御できない。本発明は、吸気ポート内の吸気圧といった条件が異なるため、各部の寸法や設定は全く異なるものである。説明の便宜上、同じ名称で説明してあっても果たす役割が全く異なるものである。
【0005】
【特許文献1】
特開平4−187807号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この種の動弁装置においては、3次元カムのスライド機構、3次元カムに接触しバルブを進退させる機構等を持つことから、これらの機構における組付性等が要求される。
【0007】
本発明はかかる実情に鑑みてなされたものであり、カムがスライドすることによりバルブリフト量及びバルブ作動角を無段連続に可変制御する構成とした動弁装置にあって、カムのスライド機構やバルブの進退機構における組付性等の向上を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の動弁装置は、カム高さとカム作用角が連続的に変化するようにカム面が形成され、カムシャフトと一体回転するとともにその軸方向にスライド可能に構成されたカムと、上記カムのカム面に押圧されて、シムを介してバルブを進退させるバルブリフタとを備え、上記カムが上記カムシャフトの軸方向にスライドすることによりバルブリフト量及びバルブ作動角を無段連続に可変制御する構成とした動弁装置であって、上記カムには、上記バルブリフタと上記バルブのシムとの間に隙間を確保してその隙間から上記シムを着脱可能とするシム着脱面が上記カム面とは別に設けられており、このシム着脱面が上記カム面におけるバルブリフト量がゼロとなるカム面の基円よりも小径の断面部分を有することを特徴とする。
【0011】
また、本発明の動弁装置の他の特徴とするところは、両端部でそれぞれバルブを進退させる腕部材と、上記腕部材の一端の動きを規制して、上記腕部材を揺動させて該一端側のバルブを休止させるバルブ休止手段と、上記腕部材の他端が所定位置より上方へ動くのを規制する規制手段とを備え、上記カムのカム面のうち上記バルブ休止手段によるバルブ休止状態で上記バルブリフタを押圧する面が、上記カム面の基円より小径の断面部分を有するようにして、上記カム面を上記シム着脱面として利用する点にある。
【0014】
本発明の内燃機関は、吸気バルブ及び排気バルブにより吸排気を制御するようにした内燃機関であって、上記本発明のいずれかの動弁装置を備えた点に特徴を有する。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
以下、図面に基づいて、本発明による好適な実施形態を説明する。本発明による動弁装置は、自動二輪車或いは自動車に搭載される各種のガソリンエンジンに対して有効に適用可能であり、本実施形態では例えば図1に示すように自動二輪車のエンジンを例とする。
【0016】
まず、本実施形態に係る自動二輪車100の全体構成について説明する。図1において、鋼製或いはアルミニウム合金材でなる車体フレーム101の前部には、ステアリングヘッドパイプ102によって左右に回動可能に支持された2本のフロントフォーク103が設けられる。フロントフォーク103の上端にはハンドルバー104が固定され、ハンドルバー104の両端にグリップ105が設けられる。
【0017】
フロントフォーク103の下部には前輪106が回転自在に支持されるとともに、前輪106の上部を覆うようにフロントフェンダ107が固定される。前輪106は、前輪106と一体回転するブレーキディスク108を有する。
【0018】
車体フレーム101の後部にはスイングアーム109が揺動可能に設けられ、車体フレーム101とスイングアーム109との間にリヤショックアブソーバ110が装架される。
【0019】
スイングアーム109の後端には後輪111が回転自在に支持され、後輪111はチェーン112が巻回されたドリブンスプロケット113を介して回転駆動されるようになっている。
【0020】
車体フレーム101に搭載されたエンジンユニット1には、エアクリーナ114に結合する吸気管115から混合気が供給されるとともに、燃焼後の排気ガスが排気管116を通って排気される。エアクリーナ114は容量確保のためにエンジンユニット1の後方、かつ燃料タンク117及びシート118の下方にある大きなスペース内に設置される。そのため吸気管115はエンジンユニット1の後部側に結合させ、排気管116はエンジンユニット1の前部側に結合される。
【0021】
また、エンジンユニット1の上方には燃料タンク117が搭載され、燃料タンク117の後方にシート118及びシートカウル119が連設される。
【0022】
さらに図1において、120はヘッドランプ、121はスピードメータ、タコメータ或いは各種インジケータランプ等を含むメータユニット、122はステー123を介してハンドルバー104に支持されるバックミラーである。また、車体フレーム101の下部にはメインスタンド124が揺動自在に取り付けられ、後輪111を接地させたり、地面から浮かせたりできる。
【0023】
車体フレーム101は、前部に設けたヘッドパイプ102から後斜め下方へ向けて延設され、エンジンユニット1の下方を包むように湾曲した後、スイングアーム109の軸支部であるピボット109aを形成してタンクレール101a及びシートレール101bに連結する。
【0024】
この車体フレーム101には、フロントフェンダ107との干渉を避けるべく車体フレームと平行にラジエータ125が設けられるとともに、このラジエータ125から車体フレーム101に沿って冷却水ホース126が配設され、排気管116と干渉することなくエンジンユニット1に連通する。
【0025】
図2は動弁装置の要部を示す断面図、図3は図2のA−A線に沿う断面図、図4は図2のB−B線に沿う断面図、図5は図2のC−C線に沿う断面図である。内燃機関であるエンジンユニット1のシリンダ内でピストンが上下に往復動するとともに、ピストンの上部に配置されたシリンダヘッド2内に動弁装置が収容される。本実施形態で説明するエンジンユニット1は単気筒エンジンであって、吸気側(IN)及び排気側(EX)にそれぞれ2つのバルブを有する。
【0026】
本実施形態の動弁装置は、吸気側において、カム/カムシャフトユニット10と、カム/カムシャフトユニット10の下側に配置されるタペットユニット20と、吸気制御するバルブユニット30と、バルブユニット30を構成する2つの吸気バルブ31のうち一方の吸気バルブ31を休止させるバルブ休止ユニット50とを含む。
【0027】
また、排気側において、カム/カムシャフトユニット10EXと、カム/カムシャフトユニット10EXの下側に配置されるタペットユニット20EXと、排気制御するバルブユニット30EXとを含む。なお、排気側においてバルブ休止ユニットは含まれない。
【0028】
また、アクセル開度に応じてカム/カムシャフトユニット10、10EXのカム13、13EXを変位させるアクセルシャフトユニット40を含むが、この実施形態では吸気側のカム/カムシャフトユニット10と排気側のカム/カムシャフトユニット10EXとの間に配置され、吸気側及び排気側で共用される。
【0029】
吸気側のカム/カムシャフトユニット10において、図3、5に示すように、シリンダヘッド2内でベアリング12を介して回転自在に支持されるカムシャフト11を備える。カムシャフト11の一端にはスプロケット15が固着し、この吸気側のスプロケット15と、同じく排気側のカムシャフト11EXの一端に固着するスプロケット15EXと、図示しないクランクシャフトの一端に固着するドライブスプロケットとの間にカムチェーンが巻回装架される。
【0030】
カムシャフト11にはその軸方向にカム13がスライド可能に装着される。この例ではカムシャフト11とカム13との間にボール14が介在するスプラインが構成され、カム13とカムシャフト11の相対回転が規制されるとともに、カム13が直線運動(リニアモーション)するようになっている。なお、カムシャフト11は中空構造を有し、その中空内部が潤滑油路となってスプライン部分等に注油することができる。
【0031】
ここで、カム13は「3次元カム」として構成され、長手方向(カムシャフト11の軸方向)に傾斜するカム面13aを有し、バルブリフト量を連続的に変化させる形状とされる。この場合、カム高さと同時にカム作用角及びリフトタイミングも変化し、すなわちバルブリフト量が大きくなるのに従ってカム作用角も大きくなり、さらにはバルブのリフトタイミングも変化させ得るように設定される。
【0032】
本実施形態において、カム13には、カム面13aの最小リフト部(カム高さの最も低い部位で、無リフトプロフィル域)の隣に、カム面13aの基円(無リフトプロフィル域)より小径の断面部分を有するシム着脱面13bが形成される。また、カム13が最小リフト位置(図3を参照)にある状態で、カム13の最大リフト部側端部(カム高さの最も高い部位)の隣には空間16が確保される。したがって、その空間16方向にカム13をスライドさせることにより、シム着脱面13bを後述するタペットユニット20のタペットローラ21上に位置させることができる。
【0033】
なお、排気側のカム/カムシャフトユニット10EXは、吸気側のカム/カムシャフトユニット10と基本構成が同様であるが、カム13EXの具体的な諸元についてはカム13と異なる。
【0034】
吸気側のタペットユニット20において、図3に示すように、外周面が球状面とされたタペットローラ21を備え、その外周面がカム13に接触する。なお、タペットローラ21の外周面のうちカム13と接触しない片側部分を軽量化等の目的で薄肉化させている。
【0035】
タペットローラ21内には腕部材22が配置される。タペットローラ21の内周面は球状面とされており、この内周面と腕部材22中央の大径部との間にボール24が介在する。したがって、ボール24を介してタペットローラ21が回転可能に支持されるとともに腕部材22が揺動可能とされ、腕部材22がタペットローラ21に対して傾いたときにもタペットローラ21を正常回転可能とする調芯機能を発揮する。
【0036】
腕部材22を覆うようにしてタペットガイド23が配置される。タペットガイド23は、正面方向(図2)から見ると略逆凹形状を有し、図3に示すように、両端開口から腕部材22の両端部が突出する。タペットガイド23は、取り付けボルト25によってシリンダヘッド2に固定される。
【0037】
また、タペットガイド23の上面にはガイド孔23aが形成されており、このガイド孔23aの内側にタペットローラ21が配置される。ガイド孔23aはバルブステムの軸方向に沿って形成され、これによりタペットローラ21がバルブステムの軸方向にのみ移動可能となる。タペットローラ21がカム13のカム面13aに押圧されることにより、バルブを進退させるバルブリフタとして機能する。
【0038】
タペットガイド23の上面内側は、図3の左端から右端にかけて高くなるように傾斜する。そして、タペットローラ21がカム面13aの最小リフト部に当接してバルブリフト量が0の状態で、タペットガイド23上面内側の最低端部(図3の左端)が腕部材22に当接する。
【0039】
腕部材22の両端部には、後述するバルブユニット30のタペットシム37に当接する押圧部22aが設けられる。また、腕部材22は中空とされており、吸気側においてはその一端開口が後述するバルブ休止ユニット50のタペットストッパ51との係合部として機能する。腕部材22はタペットストッパ51によって規制されていないときには、カムシャフト11とほぼ平行を保ったまま上下動するが、タペットストッパ51によって規制されているときには、タペットストッパ51との係合部を支点として揺動する。
【0040】
なお、排気側のタペットユニット20EXは、図4に示すように、吸気側のバルブユニット30と基本構成が同様であり、タペットガイド23EXの上面内側が図4の右端から左端にかけて高くなるように傾斜する。ただし、吸気側のバルブユニット30とは異なり、タペットローラ21EXがカム面13aEXの最小リフト部に当接してバルブリフト量が0の状態で、タペットガイド23EX上面内側の最低端部(図4の右端)と腕部材22EXとの間に間隔が確保される(なお、図4は、タペットローラ21EXがシム着脱面13bEXに当接する状態であり、該間隔が無くなっている状態である)。
【0041】
吸気側のバルブユニット30において、図2、3に示すように、バルブステム31aがバルブガイド32によってガイドされる2つの吸気バルブ31を備える。吸気バルブ31がリフトすることにより、吸気ポート33を介してエアクリーナ114から導かれる空気と吸気ポート33の下流側に配置されたインジェクタ127から噴霧される燃料との混合気が燃焼室に導入される。
【0042】
各バルブステム31aの端部には、コレット34を介してバルブリテーナ35が設けられ、バルブリテーナ35にバルブスプリング36の弾性力が作用する。さらにバルブリテーナ35の上端開口にはタペットシム37が装着されており、このタペットシム37を介して腕部材22の押圧部22aにより押圧される。
【0043】
なお、排気側のバルブユニット30EXは、吸気側のバルブユニット30と基本構成が同様である。
【0044】
アクセルシャフトユニット40において、図2、5に示すように、カムシャフト11、11EX間に平行に配置されたアクセルシャフト41と、アクセルシャフト41に固着するとともにカム13、13EXに連結するアクセルフォーク42とを備える。
【0045】
アクセルシャフト41は軸方向にスライド可能に支持され、一端側で送りネジ41aを介してドリブンギヤ43(べベルギヤ)と螺合する。ドリブンギヤ43はシリンダヘッド2に回転自在に支持され、図6に示すように、アクセルモータ44の出力軸に固着するドライブギヤ45(べベルギヤ)と噛合する。
【0046】
アクセルフォーク42は、アクセルシャフト41と直交方向にカムシャフト11、11EX側へ延出し、それぞれ二股状の先端部を有する。また、カム13、13EXの端部には、ベアリング46、46EXを介して回転自在にされたフォークガイド47、47EXを備える。アクセルフォーク42の二股状の各先端はフォークガイド47、47EXの係合溝に係合し、この係合溝に沿って移動可能とされる。これによりアクセルシャフト41がその軸方向にスライドするのに連動もしくは同期して、カム13、13EXがカムシャフト11、11EXに沿ってそれぞれスライドする。
【0047】
バルブ休止ユニット50において、図3に示すように、吸気側のバルブユニット30を構成する2つの吸気バルブ31のうち一方の吸気バルブ31を休止させるように構成されたタペットストッパ51を備える。タペットストッパ51は、シリンダヘッド2に装着されたスリーブ52内に内挿され、カムシャフト11と平行にスライド可能である。
【0048】
タペットストッパ51の先端は、腕部材22の一端開口に係合可能な球状とされる。スリーブ52内には、タペットストッパ51を腕部材22側へ付勢するスプリング53が装着される。駆動装置54は、駆動シャフト55を前進させて、フォーク56を介してタペットストッパ51を前進駆動する。
【0049】
また、図7に示すように、バルブ休止ユニット50によるバルブ休止状態を解除するための解除機構60を備える。解除機構60は略直角に屈曲するアーム61を備え、そのアーム61の二股状の先端部がタペットストッパ51の先端に係合し、他端のローラ部がアクセルシャフト41に当接する。アーム61は屈曲部分で回転自在に支持され、その回転軸部分にはアーム61の他端をアクセルシャフト41側へ付勢するスプリング62が装着される。
【0050】
アクセルシャフト41の所定位置には段部63が形成されており、図7に示す状態からアクセルシャフト41が矢印X方向にスライドすると、段部63を乗り越えるようにしてアーム61が矢印R方向に回動するので、タペットストッパ51を後退させてバルブ休止状態を解除することができる。
【0051】
なお、図中符号70は、カム13の位置を検出するカム位置センサであり、カム13の直線運動を回転運動に変換するリンクアーム72と、リンクアーム72の回転運動を検出するロータリエンコーダ71を備える。
【0052】
上記構成とした動弁装置において、アクセルグリップ(もしくはアクセルペダル)を操作するとアクセルモータ44が作動し、その出力軸の回転によりドリブンギヤ43を介してアクセルシャフト41がスライドする。カム13、13EXはアクセルフォーク42を介してアクセルシャフト41の動きに連動してカムシャフト11、11EXに沿ってスライドする。この実施形態では吸気側に加えて排気側においてもアクセル開度に応じてバルブリフト量及び作動角を無段階可変制御する。
【0053】
このように吸排気量をアイドル回転域から全開域までコントロールし、エンジン回転数(又は車両速度)に最も適した吸排気を行うことができる。例えば、エンジン低速時には、タペットローラ21はカム13、13EXのカム面13a、13aEXに対してカム高さの比較的低い部位に当接する。
【0054】
この状態で加速、すなわちアクセルを開くと、アクセルモータ44の作動によりドリブンギヤ43が回転して、アクセルシャフト41は図5の矢印X方向にスライドする。カム13、13EXはアクセルフォーク42を介してアクセルシャフト41の動きに連動してカムシャフト11、11EXに沿って同様に矢印X方向にスライドする。カム13、13EXのスライドによりタペットローラ21、21EXは次第にカム高さの比較的高い部位に当接し、バルブリフト量が増大する。
【0055】
一方、減速時にはアクセルを戻すことで、上記とは逆の動作でバルブリフト量を減少させる。
【0056】
また、エンジンの低中速回転域では、吸気側において、タペットストッパ51によって腕部材22の一端の動きを規制する。これにより、腕部材22がタペットストッパ51との係合部を支点として揺動し、一方の吸気バルブ31を休止させ、他方の吸気バルブ31のみをリフトさせて、燃焼室内に吸気スワール流を生成し、いわゆるリーンバーン化が可能となる。この場合、燃料の注入速度を速くすることで出力アップを図ることができる。
【0057】
バルブ休止状態では腕部材22がタペットストッパ51との係合部を支点として揺動するので、両方の吸気バルブ31をリフトさせる通常のバルブリフト量に対して、他方の吸気バルブ31のバルブリフト量が増大する。バルブ休止状態では片方の吸気ポート33による吸気となるから、そのこと自体では吸気抵抗が高くなるが、リフト量の増大により実行バルブ開口面積は拡大する。これによりバルブ休止のON/OFF切替時におけるバルブ開口面積や吸気抵抗による吸気量の差を実質的になくし、あるいは僅少にしてスムーズな切替を行うことができる。
【0058】
エンジンの低中速回転域を超えて、アクセルシャフト41が所定量だけスライドすると、上述したようにアクセルシャフト41の段部63によりアーム61が回動し、タペットストッパ51を後退させてバルブ休止状態を強制的に解除することができる。
【0059】
以上述べた第1の実施形態の動弁装置では、吸気側もしくは排気側において、2バルブのうち一方のシム厚を固定しておき、他方のシム厚を調整することで隙間調整を行うが、その際、タペットローラ21(21EX)やタペットガイド23(23EX)等を取り外すような手間が不要となり、組付性を大幅に向上させることができる。
【0060】
すなわち、シム厚調整時には、空間16(16EX)方向にカム13(13EX)をスライドさせることにより、シム着脱面13b(13bEX)をタペットローラ21(21EX)上に位置させる。
【0061】
図3は、吸気側において、カム13のカム面13aがタペットローラ21上に位置する状態を示すが、この状態からカム13をスライドさせてシム着脱面13bをタペットローラ上に位置させる。シム着脱面13bではカム面13aの基円より小径の断面部分を有するので、タペットローラ21が上方へ動くのが許容され、腕部材22を揺動させることができる。上述したようにタペットガイド23の上面内側が図3の左端から右端にかけて高くなるように傾斜するので、この傾斜に沿って腕部材22を傾ける。
【0062】
このように腕部材22を傾ければ、腕部材22の一端を上昇させることができるので、タペットシム37との間に隙間が形成される。したがって、その隙間から後述する図4に示すのと同様に細長い板状もしくは棒状の治具128を差し入れて、タペットシム37を取り外したり、装着したりすることができる。
【0063】
図4には、排気側において、シム着脱面13bEXをタペットローラ21EX上に位置させた状態を示す。シム着脱面13bEXではカム面13aEXの基円より小径の断面部分を有するので、タペットローラ21EX及び腕部材22EXを上方に動かすことができる。上述したようにタペットガイド23EXの上面内側が図4の右端から左端にかけて高くなるように傾斜するので、この傾斜に沿って腕部材22EXを傾ける。
【0064】
このように腕部材22EXを傾ければ、腕部材22EXの一端を上昇させることができるので、タペットシム37EXとの間に隙間が形成される。したがって、その隙間から細長い板状もしくは棒状の治具128を差し入れて、タペットシム37EXを取り外したり、装着したりすることができる。
【0065】
この場合に、図8に示すように、バルブリテーナ35(35EX)上部開口の側部に、治具128の先端を挿入することができる切り欠き35a(35aEX)を形成しておく。そして、この切り欠き35a(35aEX)から治具128の先端をタペットシム37(37EX)の下面側に差し入れることで、てこの原理でタペットシム37(37EX)を簡単に取り外すことができる。
【0066】
なお、タペットガイド23(23EX)上面内側の傾斜方向については、図3、4に示すように、治具128をカム13(13EX)のある側と反対方向から差し入れることができるように決めればよい。
【0067】
また、上記実施形態では、カム13にカム面13とは別にシム着脱面13bが形成される例を説明したが、吸気側においては、カム面13のうち最小リフト部に窪みを形成し、カム面13aの基円より小径の断面部分を有するようにしてもよい。
【0068】
すなわち、吸気側において、エンジンの低速回転域では、腕部材22はタペットストッパ51との係合部を支点として揺動し、しかも、係合部と反対側の端部の上方への動きはタペットガイド23上面内側の最低端部が規制手段として働いて規制される。したがって、カム面13aの最小リフト部に窪みがあっても、腕部材22が躍ってしまうのを規制することができる。
【0069】
このようにカム13に特別にシム着脱面13bを設けるのではなく、カム面の一部をシム着脱面として利用する場合、シム着脱面13bをタペットローラ21上に位置させるためにカム13をスライドさせる空間16が不要となる。したがって、その分エンジン回転時におけるカム13のスライド量を大きくすることができ、カム面13aの傾斜角を小さくすることができるので、タペットローラ21の幅を小さくして高速回転化が可能となる。
【0070】
(第2の実施形態)
以下、図9〜11を参照して、第2の実施形態について説明する。上記第1の実施形態ではバルブの進退機構について説明したが、第2の実施形態はカムのスライド機構における組付性等の向上を図るものについて説明する。なお、第2の実施形態の動弁装置では、上記第1の実施形態で説明したシム厚調整のための構造(カム13のシム着脱面13bや空間16等)を採用していないが、基本構成は同様であるので、第1の実施形態で説明した構成要素には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0071】
上記第1の実施形態でも説明したように、カムシャフト11(11EX)にはその軸方向にカム13(13EX)がスライド可能に装着される。上記第1の実施形態では、カムシャフト11(11EX)の外周面に軸方向に平行な3本の凸部が形成されていたが、本実施形態では、カムシャフト11(11EX)の外周面に軸方向に平行な1本のキー溝11a(11aEX)が形成され、そのキー溝11a(11aEX)に細長い板状のキー17(17EX)が嵌合する。なお、カム13(13EX)の内周面に軸方向に平行な3本の溝13c(13cEX)が形成されることは第1の実施形態と同じである。
【0072】
また、上記第1の実施形態でも説明したように、カムシャフト11(11EX)とカム13(13EX)との間にボール14(14EX)が介在する。上記第1の実施形態では、カムシャフト11(11EX)とカム13(13EX)との間に互いに独立するボール14(14EX)を挿入していたが、本実施形態では、ケージ18(18EX)を用い、円周方向の3箇所おいて軸方向に平行な2列のボール14(14EX)群をそれぞれ保持するようにしている。そして、ボール14(14EX)及びケージ18(18EX)を組み立てたベアリング組立品をカム13(13EX)とカムシャフト11(11EX)との間に介装し、リテーナ及びサークリップにより外れを防止する。
【0073】
この場合に、図11に示すように、キー17(17EX)両端とカム13(13EX)の溝13c(13cEX)両側部とによりボール14(14EX)を係合させて、カム13(13EX)がカムシャフト11(11EX)と相対回転するのを規制する。カム13(13EX)とカムシャフト11(11EX)を相対回転させる回転トルク反力はバルブスプリング36(36EX)によるものであり、1個所での回転規制でも十分な耐久性が得られる。
【0074】
そして、キー17(17EX)部分の2箇所では、ボール14(14EX)はカム13(13EX)とカムシャフト11(11EX)の径方向の軸受として機能するが、相対回転方向を規制しない。したがって、ボール14(14EX)とカム13(13EX)の溝13c(13cEX)両側部との間に隙間19(19EX)を形成し、無接触とすることができるので、溝13c(13cEX)の幅やボール14(14EX)の大きさ等の寸法精度を厳密に確保する必要がなくなる。
【0075】
以上述べた第2の実施形態の動弁装置では、カムシャフト11(11EX)の外周面のキー溝11a(11aEX)にキー17(17EX)を嵌合させる構成としたので、カムシャフト11(11EX)の外周面にスプラインを構成する凸部を形成するような手間が不要となり、その加工が容易になる。
【0076】
また、カムシャフト11(11EX)外周面に凸部を一体形成する場合、それら凸部やカム13(13EX)内周面の溝13c(13cEX)の寸法精度を確保しなければならないが、本実施形態では、キー17(17EX)の寸法精度さえ確保すれば、ボール14(14EX)とカム13(13EX)及びカムシャフト11(11EX)との間のクリアランス等を調整することができるので、組付性を向上させることができる。例えば、キー17(17EX)として高さや幅の異なるものを複数用意しておき、そこから適正なキーを選択すればよいので、組付性を大幅に向上させることができる。
【0077】
また、ボール14(14EX)及びケージ18(18EX)を組み立てたものをカム13(13EX)とカムシャフト11(11EX)との間に挿入すればよいので、組付性を大幅に向上させることができる。
【0078】
なお、図9〜11では単気筒のものを説明したが、多気筒化する場合には、さらに顕著な効果が得られる。すなわち、1本のカムシャフト11(11EX)に多気筒分の複数のカム13(13EX)が装着される場合、カムシャフト11(11EX)がそれだけ長くなるので、凸部を一体形成してスプラインを構成するに際して加工等が困難となる。それに対して、本実施形態のようにキー溝11a(11aEX)にキー17(17EX)を嵌合させる構成では、カムシャフト11(11EX)の加工が容易である。
【0079】
また、気筒ごとのタイミングに合わせてカム13(13EX)の位相をずらす必要があるが、カムシャフト11(11EX)外周面に凸部を一体形成する場合は、カム13(13EX)のカム山に対してスプライン位相を変えたものを用意する必要がある。それに対して、本実施形態の場合は、気筒ごとにカム13(13EX)の位相に合わせてキー溝11a(11aEX)を形成していけばよいので、各気筒でカム13(13EX)を共通化させることも可能となる。
【0080】
また、気筒ごとにキー17(17aEX)の位相をずらす場合、その端面を隣のカム13(13EX)の抜け止めとして用いることも可能である。
【0081】
以上、本発明を種々の実施形態とともに説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。例えば、各実施形態において単気筒エンジンの場合の例を説明したが、本発明は2気筒以上のエンジンに対しても有効に適用可能である。
【0082】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、3次元カムがカムシャフトの軸方向にスライドすることによりバルブリフト量及びバルブ作動角を無段連続に可変制御するように構成された動弁装置にあって、3次元カムのスライド機構やバルブの進退機構における組付性等を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用例に係るエンジンまわりを含む自動二輪車の構成例を示す図である。
【図2】第1の実施形態の動弁装置の要部を示す断面図である。
【図3】図2のA−A線に沿う断面図である。
【図4】図2のB−B線に沿う断面図である。
【図5】図4のC−C線に沿う断面図である。
【図6】アクセルモータ44まわりの構成を示す図である。
【図7】バルブ休止状態を解除するための解除機構60を示す図である
【図8】バルブリテーナ35(35EX)の平面図である。
【図9】第2の実施形態の動弁装置の要部を示す断面図である。
【図10】図9のC−C線に沿う断面図である。
【図11】カム13(13EX)とカムシャフト11(11EX)部分の拡大図である。
【符号の説明】
1 エンジンユニット
2 シリンダヘッド
10(10EX) カム/カムシャフトユニット
11(11EX) カムシャフト
11a(11aEX) キー溝
13(13EX) カム
13a(13aEX) カム面
13b(13bEX) シム着脱面
14(14EX) ボール
16(16EX) 空間
17(17EX) キー
18(18EX) ケージ
20(20EX) タペットユニット
21(21EX) タペットローラ
22(22EX) 腕部材
23(23EX) タペットガイド
24(24EX) ボール
30(30EX) バルブユニット
31 吸気バルブ
31EX 排気バルブ
35(35EX) バルブリテーナ
35a(35aEX) 切り欠き
37(37EX) タペットシム
40 アクセルシャフトユニット
41 アクセルシャフト
42 アクセルフォーク
50 バルブ休止ユニット
51 タペットストッパ

Claims (3)

  1. カム高さとカム作用角が連続的に変化するようにカム面が形成され、カムシャフトと一体回転するとともにその軸方向にスライド可能に構成されたカムと、上記カムのカム面に押圧されて、シムを介してバルブを進退させるバルブリフタとを備え、
    上記カムが上記カムシャフトの軸方向にスライドすることによりバルブリフト量及びバルブ作動角を無段連続に可変制御する構成とした動弁装置であって、
    上記カムには、上記バルブリフタと上記バルブのシムとの間に隙間を確保してその隙間から上記シムを着脱可能とするシム着脱面が上記カム面とは別に設けられており、このシム着脱面が上記カム面におけるバルブリフト量がゼロとなるカム面の基円よりも小径の断面部分を有することを特徴とする動弁装置。
  2. 両端部でそれぞれバルブを進退させる腕部材と、
    上記腕部材の一端の動きを規制して、上記腕部材を揺動させて該一端側のバルブを休止させるバルブ休止手段と、
    上記腕部材の他端が所定位置より上方へ動くのを規制する規制手段とを備え、
    上記カムのカム面のうち上記バルブ休止手段によるバルブ休止状態で上記バルブリフタを押圧する面が、上記カム面の基円より小径の断面部分を有するようにして、上記カム面を上記シム着脱面として利用することを特徴とする請求項に記載の動弁装置。
  3. 吸気バルブ及び排気バルブにより吸排気を制御するようにした内燃機関であって、
    請求項1又は2に記載の動弁装置を備えたことを特徴とする内燃機関。
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