JP4254570B2 - 動弁装置及びこれを備えた内燃機関 - Google Patents
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Description
また、本発明の動弁装置の他の特徴とするところは、上記アクセルシャフトに対して、カム高さの低い部位でバルブの制御を行う位置に上記カムを戻す方向に付勢力を作用させる付勢手段を備えた点にある。
また、本発明の動弁装置の他の特徴とするところは、上記伝達機構は上記モータにより回転するべベルギヤを備え、そのべベルギヤに送りネジを介して上記アクセルシャフトが螺合する点にある。
また、本発明の動弁装置の他の特徴とするところは、上記伝達機構は上記モータにより回転するピニオンを備え、そのピニオンが上記アクセルシャフトに設けられたラックに噛合する点にある。
また、本発明の動弁装置の他の特徴とするところは、上記回転規制手段は、上記伝達機構に含まれる回転部材に隣接させたローラと、電源オン時に上記ローラを上記回転部材側に押し付けてその回転を規制する駆動手段と、上記ローラに対して上記回転部材の回転規制を解除する方向に付勢力を作用させる付勢手段とを有する点にある。
また、本発明の動弁装置の他の特徴とするところは、上記回転規制手段は、上記回転部材に上記ローラを1本或いは2本隣接させて、その一方向の回転或いは両方向の回転を規制する点にある。
また、本発明の別の動弁装置の他の特徴とするところは、ハウジング及びハウジングカバーにより上記カムを収容するカム収容室が形成されるとともに、上記ハウジング及び上記ハウジングカバーのいずれか一方に上記アクセルシャフト、上記ピニオン、上記付勢手段を仮組付け可能とし、これらアクセルシャフト、ピニオン、付勢手段を仮組付けした状態で上記ハウジング及び上記ハウジングカバーを組み合わせ可能とした点にある。
また、本発明の別の動弁装置の他の特徴とするところは、上記カム及び上記バルブリフタを吸排気それぞれに備え、1本の上記アクセルシャフトにより上記吸排気両側のカムをスライドさせる構成とし、上記アクセルシャフトのラックと上記ピニオンとの噛合位置を上記吸排気側のカム間の略中間位置に配置した点にある。
また、本発明のさらに別の動弁装置の他の特徴とするところは、上記付勢手段は、上記アクセルシャフトの端部に付勢力を作用させるコイルスプリングである点にある。
また、本発明のさらに別の動弁装置の他の特徴とするところは、上記付勢端位置スライド手段は、上記付勢手段の付勢端位置を上記アクセルシャフトと同調させて移動させる際に、上記付勢手段の付勢力が上記アクセルシャフトに作用する状態で同調させる点にある。
以下、図面に基づいて、本発明による好適な実施形態を説明する。本発明による動弁装置は、自動二輪車或いは自動車に搭載される各種のガソリンエンジンに対して有効に適用可能であり、本実施形態では例えば図1に示すように自動二輪車のエンジンを例とする。
図10に示す第2の実施形態は、クラッチ機構150の構成を変更した例である。なお、上記第1の実施形態で説明した構成要素には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図11〜13に示す第3の実施形態は、アクセルシャフトユニット40の構成、即ちアクセルモータ80の回転運動を直線運動に変換し、アクセルシャフト41を軸方向に移動させる伝達機構の構成を変更し、べベルギヤ43、49a及び送りネジ41aではなく、ラックアンドピニオンを採用した例である。なお、上記第1の実施形態で説明した構成要素には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図14に示す第4の実施形態は、上記第1、2の実施形態のようにべベルギヤ43、49a及び送りネジ41aを用いるとともに、リターンスプリング44を設けるが、上記第1、2の実施形態のようにクラッチ機構150を設けるのではなく、リターンスプリング44の付勢端位置をアクセルシャフト41と同調させて移動させる付勢端位置スライド機構90を設けた例である。なお、上記第1の実施形態で説明した構成要素には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
2 シリンダヘッド
2a ハウジング部
2b ハウジングカバー
2c カム収容室
10(10EX) カム/カムシャフトユニット
11(11EX) カムシャフト
13(13EX) カム
20(20EX) タペットユニット
30(30EX) バルブユニット
31 吸気バルブ
31EX 排気バルブ
40 アクセルシャフトユニット
41 アクセルシャフト
41a 送りネジ
41b 拡径部
41c ラック
42 アクセルフォーク
43 ドリブンギヤ
44 リターンスプリング
45 スプリングホルダ
48 プラグ
49 シャフト
49a ドライブギヤ
49b ドリブンギヤ
50 バルブ休止ユニット
60 解除機構
70 カム位置検出センサ
80 アクセルモータ
80a 出力軸
81 ドライブギヤ
90 付勢端位置スライド機構
91 リテーナ
92 ガイドピン
93 ケーブル
141 ピニオン
142 支持部
142a 垂下部
143 シャフト
144 ドリブンギヤ
146 スプリングホルダ
147 スプリング収容孔
148 リターンスプリング
150 クラッチ機構
155 ソレノイド
156 ローラ
159 ピストン
161 リターンスプリング
Claims (14)
- カム高さとカム作用角が連続的に変化するようにカム面が形成され、カムシャフトと一体回転するとともにその軸方向にスライド可能に構成されるカムと、
上記カムのカム面に押圧されてバルブを進退させるバルブリフタと、
モータの回転運動を直線運動に変換し、アクセルシャフトを軸方向移動させて上記カムをスライドさせる伝達機構とを備え、
上記カムが上記カムシャフトの軸方向にスライドすることによりバルブリフト量及びバルブ作動角を無段連続に可変制御する構成とした動弁装置であって、
上記伝達機構のモータとアクセルシャフトとの間に含まれる回転部材の回転を規制したり、その回転規制を解除したりする回転規制手段を備えたことを特徴とする動弁装置。 - 上記アクセルシャフトに対して、カム高さの低い部位でバルブの制御を行う位置に上記カムを戻す方向に付勢力を作用させる付勢手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の動弁装置。
- 上記伝達機構は上記モータにより回転するべベルギヤを備え、そのべベルギヤに送りネジを介して上記アクセルシャフトが螺合することを特徴とする請求項1又は2に記載の動弁装置。
- 上記伝達機構は上記モータにより回転するピニオンを備え、そのピニオンが上記アクセルシャフトに設けられたラックに噛合することを特徴とする請求項1又は2に記載の動弁装置。
- 上記回転規制手段は、上記伝達機構に含まれる回転部材に隣接させたローラと、電源オン時に上記ローラを上記回転部材側に押し付けてその回転を規制する駆動手段と、上記ローラに対して上記回転部材の回転規制を解除する方向に付勢力を作用させる付勢手段とを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の動弁装置。
- 上記回転規制手段は、上記回転部材に上記ローラを2本隣接させて、その両方向の回転を規制することを特徴とする請求項5に記載の動弁装置。
- 上記回転規制手段は、上記回転部材に上記ローラを1本隣接させて、その一方向の回転を規制することを特徴とする請求項5に記載の動弁装置。
- カム高さとカム作用角が連続的に変化するようにカム面が形成され、カムシャフトと一体回転するとともにその軸方向にスライド可能に構成されるカムと、
上記カムのカム面に押圧されてバルブを進退させるバルブリフタと、
モータの回転運動を直線運動に変換し、アクセルシャフトを軸方向移動させて上記カムをスライドさせる伝達機構とを備え、
上記カムが上記カムシャフトの軸方向にスライドすることによりバルブリフト量及びバルブ作動角を無段連続に可変制御する構成とした動弁装置であって、
上記アクセルシャフトに対して、カム高さの低い部位でバルブの制御を行う位置に上記カムを戻す方向に付勢力を作用させる付勢手段を備えるとともに、
上記伝達機構は上記モータにより回転するピニオンを備え、そのピニオンが上記アクセルシャフトに設けられたラックに噛合し、
上記アクセルシャフトの端部に上記付勢手段としてのスプリングを収容するスプリング収容孔を形成し、上記アクセルシャフトの外周面のうち上記スプリング収容部に対応する面に上記ラックを配置することを特徴とする動弁装置。 - ハウジング及びハウジングカバーにより上記カムを収容するカム収容室が形成されるとともに、上記ハウジング及び上記ハウジングカバーのいずれか一方に上記アクセルシャフト、上記ピニオン、上記付勢手段を仮組付け可能とし、これらアクセルシャフト、ピニオン、付勢手段を仮組付けした状態で上記ハウジング及び上記ハウジングカバーを組み合わせ可能としたことを特徴とする請求項8に記載の動弁装置。
- 上記カム及び上記バルブリフタを吸排気それぞれに備え、1本の上記アクセルシャフトにより上記吸排気両側のカムをスライドさせる構成とし、
上記アクセルシャフトのラックと上記ピニオンとの噛合位置を上記吸排気側のカム間の略中間位置に配置したことを特徴とする請求項8に記載の動弁装置。 - カム高さとカム作用角が連続的に変化するようにカム面が形成され、カムシャフトと一体回転するとともにその軸方向にスライド可能に構成されるカムと、
上記カムのカム面に押圧されてバルブを進退させるバルブリフタと、
アクセル開度に応じて制御されるモータの回転運動を直線運動に変換し、アクセルシャフトを軸方向移動させて上記カムをスライドさせる伝達機構とを備え、
上記カムが上記カムシャフトの軸方向にスライドすることによりバルブリフト量及びバルブ作動角を無段連続に可変制御する構成とした動弁装置であって、
上記アクセルシャフトに対して、カム高さの低い部位でバルブの制御を行う位置に上記カムを戻す方向に付勢力を作用させることのできる付勢手段と、
アクセル開度に応じて上記付勢手段の付勢端位置を上記アクセルシャフトと同調させて移動させる付勢端位置スライド手段とを備えたことを特徴とする動弁装置。 - 上記付勢手段は、上記アクセルシャフトの端部に付勢力を作用させるコイルスプリングであることを特徴とする請求項11に記載の動弁装置。
- 上記付勢端位置スライド手段は、上記付勢手段の付勢端位置を上記アクセルシャフトと同調させて移動させる際に、上記付勢手段の付勢力が上記アクセルシャフトに作用する状態で同調させることを特徴とする請求項11又は12に記載の動弁装置。
- 吸気バルブ及び排気バルブにより吸排気を制御するようにした内燃機関であって、
請求項1〜13のいずれか1項に記載の動弁装置を備えたことを特徴とする内燃機関。
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