JP4084748B2 - 構造的に一体化したピボットを有する自動車ドアヒンジ - Google Patents

構造的に一体化したピボットを有する自動車ドアヒンジ Download PDF

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Description

【0001】
(発明の分野)
本発明は、ヒンジ、より特定すると自動車ドアヒンジに適用されるものであって、固定された本体構造に対する閉鎖パネルの運動を容易にし、かつ、車両組立作業の特定の段階の間に、本体構造へのおよび本体構造からの、閉鎖パネルの取外しおよび再取付けを簡略化するものである。
【0002】
(先行技術の説明)
自動車ドアヒンジは、一般に、閉鎖パネルに固定して取付けられたドアコンポーネントと、本体構造に固定して取付けられた本体コンポーネントとを含むように構成されている。コンポーネントのこの構造的な取付けは、溶接、リベット締め、ボルト締めまたは類似の機械的固定手段によって達成することができる。本体コンポーネントに対するドアコンポーネントの単純な回転運動は、通常、ピボットピンおよびそれに関連するベアリング面によって達成される。ピボットピンは、ヒンジコンポーネントの一方に固定して取付けられるように構成されており、一方、他のコンポーネントは、1つまたはそれ以上のベアリング面を介してピボットピンの周りを自由に回転する。閉鎖パネルを本体構造に取付けるために、同軸に整列されたピボットピンを鉛直にオフセットした、これら2つのヒンジアセンブリを利用することが、普通の慣例である。
【0003】
多くの現代の自動車車両組立てプラントでは、閉鎖パネルは、車両が最初に組み立てられ塗装された後に、本体構造から取外される。閉鎖パネルのこの塗装後の取外しは、車両のインテリアの最終組立て(これは、計器パネル、シート、カーペットおよびヘッドライナーなどの大きなコンポーネントの設置、ならびにラッチおよびウインドゥリフト機構などのドアハードウェアコンポーネントの最終組立ての簡素化を含む)の容易さを促進するために行われる。閉鎖パネルの取外しおよび再取付けプロセスの重要な特徴は、塗装に先立って、車両の最初の組立ての間に、最終的なドアの位置を設定することが普通の慣例であるということである。このようにして、ギャップマージンおよび表面の同一平面性(これらは、車両の品質の最も重要な特徴である)は、最初の構造的組立ての間に設定され、塗装の前および直後に評価することができる。この一般に容認されたアプローチが必要とすることは、塗装後、最終組立てプロセスの間に、閉鎖パネルを取外しおよび再取付けするために利用される方法が、元のドアの位置の正確な反復を容易にしなければならないということである。元の取付けプロセスの寸法的な元の状態を維持しつつ、車両閉鎖パネルの取外しおよび再取付けを容易にする広範囲の先行技術が存在する。
【0004】
取外し可能なドアヒンジシステムの一般的な実施態様は、ドアコンポーネントをヒンジの本体コンポーネント上にただ単にインターリーブさせるのを容易にするために、カンチレバー式のピボットピンを利用する。本体コンポーネントは、ピボットブッシングを含む適切なサイズのホールを含み、このピボットブッシングを介してピボットピンがリベット締めされ、自由に回転する構造的ジョイントを作り出す。ピボットピンの部分は、ドアコンポーネントのピボット軸ホールにおける円錐形造作部と相互に作用する円錐形造作部を有するように構成される。ドアコンポーネントのピボット軸ホールにおける円錐形造作部がピボットピンの円錐面上に配置される場合、回転ロック作用が作り出される。クリップ、ナットまたは類似の機械デバイスは、ドアコンポーネントをピボットピン上に保持し、全ての構造的荷重は、円錐形造作部を含むピボットピンの部分を介して伝達される。ドアコンポーネントおよび本体コンポーネントの相対回転は、本体コンポーネントのブッシングの内部で回転するピボットピンの非円錐面を介して容易にされる。このカンチレバー式のピボットピン配置は、シングルハングと呼ばれ、全ての付与された曲げモーメントをピボットピンに直接伝達する。
【0005】
上記のシングルハングのカンチレバー式ピボットピン配置は、閉鎖パネルの取外しおよび正確な再取付けの容易さを保証するが、完全にリベット締めされた、ダブルハングのヒンジ構成よりも構造的に劣る。従来のダブルハングのヒンジは、付与された曲げモーメントを構造的に好ましい偶力に変換する。シングルハングのヒンジに関連する有意な付与されたモーメントに反作用するために、ヒンジコンポーネントと別個のピボットピンとの間に強靭で複雑なジョイントを作製しなければならない。さらに、再取付けの容易さ、十分な垂直荷重担持能力および良好な最終保持力を保証するために、複雑なピン構成が要求される。
【0006】
従って、ピボットが、ヒンジコンポーネントから加工されているか、ヒンジコンポーネントと一体化されているか、またはヒンジコンポーネントに固定されている、シングルハングのヒンジアセンブリを作り出すことは有利であろう。このようにして、ピボットがヒンジコンポーネントに構造的に一体化されているので、付与されたモーメントはヒンジコンポーネントに直接作用する。さらに、ピボットが、回転ジョイントのために、円錐形界面と水平荷重担持面との両方を作り出すように構成されていれば、現存する技術に対して有意な改善であろう。このようにして、一体化ピボットがヒンジコンポーネントから簡単に機械加工されることを可能としつつ、正確かつ容易な再取付けプロセスが保証される。さらに、構造的ピボットの端部にねじ切りされたホールを提供することによって、極めて強力な最終的なジョイントが簡単なボルトの利用によって保証される。
【0007】
(発明の要旨)
本発明の第一の態様では、自動車ヒンジは次の構成を有している;車両閉鎖パネルにマウントされるように適合したドアコンポーネントを有し、該ドアコンポーネントは円錐形ピボット軸開口を有しており;車両本体構造にマウントされるように適合した本体コンポーネントを有し、該本体コンポーネントはピボットアームを有しており;該ドアコンポーネントと該本体コンポーネントとは、ピボット軸の周りを回転するように適合されており;直立した円錐形構造的造作部を有し、該造作部は該本体コンポーネントから延びておりかつ該ピボット軸と同軸に整列するように適合しておりかつ該本体コンポーネントのピボットアームに構造的に固定されており;当該ヒンジが組み立てられた場合に、ドアコンポーネントは本体コンポーネント上にインターリーブ(interleave;交互配置)し、ドアコンポーネントの円錐形ピボット軸開口の壁部であって円錐形構造的造作部の外部円錐形ベアリング面と相互に作用する該壁部によって、コンポーネントを寸法的に位置決定している。
【0008】
本発明のさらなる態様では、
(a)円錐形構造的造作部が、当該ヒンジの本体コンポーネントの母材から鍛造されたものである。
(b)円錐形構造的造作部が、当該ヒンジの本体コンポーネントの母材にて、機械加工、鍛造または鋳造されたものである。
(c)リジッド(rigid)ブッシングは、円錐形構造的造作部にフィットして円錐形ベアリング面と接触するように構成されている。
(d)リジッドブッシングは、テーパー状の内側に面する表面を含み、この表面は潤滑コーティングまたは潤滑膜を有する。
(e)潤滑コーティングまたは潤滑膜はポリマーPTFEを含む。
(f)リジッドブッシングは、該ブッシングの寸法の弾性的な膨張を可能にするように適合したスプリットラインを有する。
(g)リジッドブッシングは、該ブッシングを円錐形ピボット軸開口にクランプするのを容易にするための、潤滑されてない外側に面した表面を有する。
(h)リジッドブッシングは、さらにベース部を有し、該ベース部は、ブッシングの長手方向軸に実質的に垂直であるように構成された水平面を有し、該水平面は垂直ヒンジ荷重を担持するように適合している。
(i)円錐形構造的造作部は、遠位端部を有し、かつさらに、該遠位端部に隣接した外側ステップを有し、該ステップがリジッドブッシングを保持するように構成されている。
(j)本体コンポーネントとドアコンポーネントとは、ボルトによって保持されてアセンブリになっており、該ボルトは、円錐形構造的造作部中の内側ネジ切り造作部(内側にネジ切りがされた造作部)内を同軸に進むように構成されている。
(k)本体コンポーネントとドアコンポーネントとは、クリップ、ナットまたは他の類似の機械的固定手段によって保持されてアセンブリになっている。
【0009】
別の実施態様では、本発明は次の構成を有する自動車ヒンジを含んでいる;車両本体構造にマウントされるように適合した本体コンポーネントを有し、該本体コンポーネントは円錐形ピボット軸開口を有しており;車両閉鎖パネルにマウントされるように適合したドアコンポーネントを有し、該ドアコンポーネントはピボットアームを有しており;該ドアコンポーネントと該本体コンポーネントとは、ピボット軸の周りを回転するように適合されており;ドアコンポーネントは円錐形構造的造作部を有し、該造作部は該ドアコンポーネントから延びておりかつ該ピボット軸と同軸に整列するように適合しておりかつピボットアームに構造的に固定されており;円錐形構造的造作部は、外部円錐形ベアリング面を有しており;当該ヒンジが組み立てられた場合に、ドアコンポーネントは本体コンポーネント上にインターリーブし、本体コンポーネントの円錐形ピボット軸開口の壁部であって円錐形構造的造作部の外部円錐形ベアリング面と相互に作用する該壁部によって、本体コンポーネントとドアコンポーネントとを寸法的に位置決定している。
【0010】
上記で説明した本発明のさらなる態様は、この別の実施態様(円錐形ピボット軸開口の位置と円錐形構造的造作部の位置とが、ドアコンポーネントまたは本体コンポーネントのいずれかから該コンポーネントの他方に換わっている)にも適用可能である。従って、本発明の主要な実施態様のいずれかにおいて、円錐形構造的造作部は円錐形ピボット軸開口に下がるか、または、円錐形ピボット軸開口は直立した円錐形構造的造作部の上に配置される。
【0011】
好ましい実施態様では、ブッシングは、円錐形ピボット軸開口の壁部と、円錐形構造的造作部の外部円錐形ベアリング面との間に介在している。
【0012】
上記で参照したいずれかの実施態様に対してさらなる別の実施態様では、リジッドブッシングは、円錐形ピボット軸開口にフィットするように構成されている。リジッドブッシングは、潤滑コーティングまたは潤滑膜を含むテーパー状の外側に面する表面を含む。潤滑コーティングまたは潤滑膜は、好ましくはポリマーPTFEを含む。リジッドブッシングは、該ブッシングの寸法の可逆的収縮が可能なように適合したスプリットラインを含む。リジッドブッシングは、該ブッシングを円錐形構造的造作部の外面上にクランプするのを容易にするために、潤滑されていない内側に面した表面を含む。円錐形構造的造作部は、連続したテーパー状の外面を有する。該ブッシングは、ブッシング材料を据込み加工してフランジを作り出すことによって、円錐形ピボット開口に保持されてもよい。
【0013】
本発明のさらなる態様は、以下の説明から明らかであろう。
【0014】
(発明の詳細な説明)
図1、2および3を参照して、ドアヒンジアセンブリ(1)は、ドアコンポーネント(2)と本体コンポーネント(3)とから実質的に構成されている。ドアコンポーネントは、ドアコンポーネントのマウント面(6)およびドアコンポーネントのピボットアーム(7)を有して構成されている。ドアコンポーネントのピボットアームは、壁部(25)を有する円錐形ピボット軸開口(8)を含む。ドアコンポーネントは、ボルト締め、溶接、接着、リベット締めまたは類似の固定手段を用いて、そのドアコンポーネントのマウント面(6)を介して閉鎖パネル(4)に構造的に取付けられている。図3および4を参照して、本体コンポーネント(3)は、本体コンポーネントのマウント面(11)および本体コンポーネントのピボットアーム(12)を有して構成されている。本体コンポーネントのピボットアームは、直立した円錐形構造的造作部(13)を有して構成されており、この造作部は、図5に例示するように、その外面と同軸の内側ネジ切り造作部(14)を含む。本体コンポーネント(3)は、ボルト締め、溶接、接着、リベット締めまたは類似の固定手段を用いて、その本体コンポーネントのマウント面(11)を介して本体構造(19)に構造的に取付けられている。
【0015】
図3、4および5を参照して、リジッドブッシング(17)は、潤滑膜(例えば、ポリマーPTFE)で内側がコーティングされており、かつ、円錐形構造的造作部(13)にフィットするように構成され、そして、ヒンジ本体コンポーネントのピボットアーム(12)に対する水平荷重ベアリング面(16)を備えるように構成され、かつ円錐形構造的造作部(13)を保持するよう構成されている内部テーパー状表面(18)を備えるように構成されている。ブッシングの内側に面するテーパー状表面が円錐形構造的造作部の外面の上を回転してスライドするのを可能とするために、他の潤滑膜またはコーティングを利用してもよい。スプリットライン(20)によって、ブッシングを容易に取付けることが可能となる。なぜなら、ブッシングは円錐形構造的造作部上にフィットするように開いて膨張できるからである。また、スプリットラインは、長手方向のまたは垂直の保持力が付加される場合、ブッシングをその潤滑されていない外面によって円錐形ピボット軸開口(8)の中に回転させてロックするのを援助する。円錐形構造的造作部の外面または遠位端部の外方向に段のついた造作部(21)は、リジッドブッシングを長手方向に保持するように構成されている。
【0016】
ドアコンポーネント(2)は、本体コンポーネント(3)上にインターリーブし、リジッドブッシング(17)の外側の潤滑されていないテーパー状表面(22)(これがドアコンポーネント(2)の円錐形ピボット軸開口(8)の壁部(25)とかみ合っている)によって自体を寸法的に位置決定している。アセンブリは、内側ネジ切り造作部(14)を介して円錐形構造的造作部(13)に取付けられたボルト(19)によって、ドアコンポーネントと本体コンポーネントとが互いに対して長手方向に動くのを防止するようにして、構造的に完成される。2つのヒンジコンポーネントの相対的回転は、リジッドブッシング(17)の内部で依然として自由に回転する状態にある円錐形構造的造作部(13)によって容易にされ、これは、次いで、ブッシング(17)の潤滑されていない外面と、開口(8)の壁部(25)との間の摩擦接触によって、ドアコンポーネント(2)の円錐形ピボット軸開口(8)に回転してロックされる。
【0017】
構造的荷重(例えば、衝突によって付与されるもの)は、円錐形構造的造作部(13)を介してドアコンポーネント(2)と本体コンポーネント(3)との間に伝達され、この造作部は、本体コンポーネントから加工されており、本体コンポーネントと一体である。これによって、シングルハングのカンチレバー式の配置が顕著に改善される。なぜなら、それは、ヒンジにピン(pin-to-hinge)の構造ジョイント界面の要求を排除するからである。
【0018】
塗装作業後の閉鎖パネルの取外しは、ボルト(19)を抜き、閉鎖パネルのドアコンポーネント(2)を本体コンポーネントのリジッドブッシング(17)から引き上げることによって、単純に容易にされる。取外しの努力は、リジッドブッシングの円錐形の形状によって実質的に軽減され、これは、長手方向の自由な動きを維持しつつ回転のロックを容易にする。閉鎖パネルが車両に再取付けされる場合、上方および下方のヒンジのドアコンポーネントは、リジッドブッシング(17)の上に円錐形ピボット軸開口(8)を配置することによって、対応する本体コンポーネントと整列させられる。次いで、アセンブリは、固定ボルト(19)を円錐形構造的造作部(13)の内側ネジ切り造作部(14)に通し、適切なトルクをボルトに付与することによって、構造的に完成される。各リジッドブッシングは、それによって対応する円錐形ピボット軸開口に回転してクランプされる。その円錐形の壁部は、水平荷重ベアリング面(16)で終わり、長手方向のクランプ荷重の存在下、スプリットライン(20)の周りでのブッシングのたわみと組み合わさって、ドアコンポーネントの円錐形ピボット軸開口(8)の中にロック作用を作り出す。
【0019】
円錐形構造的造作部の位置と円錐形ピボット軸開口の位置とは交替することができることは容易に明らかであろう。この別の実施態様では、円錐形構造的造作部は、円錐形ピボット軸開口に下方に方向付けられる。図6および7のみを参照して、ドアヒンジアセンブリ(1)は、本体コンポーネント(3)とドアコンポーネント(2)とから実質的に構成されている。本体コンポーネントは、マウント面(11)およびピボットアーム(12)を有して構成されている。本体コンポーネントのピボットアーム(12)は、円錐形ピボット軸開口(8)を含む。ドアコンポーネント(2)は、マウント面(6)およびピボットアーム(7)を有して構成されている。ドアコンポーネント(2)は、ボルト締め、溶接、接着、リベット締めまたは類似の固定手段を用いて、ドアコンポーネントのマウント面(6)を介して閉鎖パネルに構造的に取付けられている。ドアコンポーネントのピボットアーム(7)は、その外面と同軸の内側ネジ切り造作部を含む円錐形構造的造作部(13)を有して構成されている。本体コンポーネント(3)は、ボルト締め、溶接、接着、リベット締めまたは類似の固定手段を用いて、その本体コンポーネントのマウント面(11)を介して本体構造に構造的に取付けられている。
【0020】
リジッドブッシング(17)は、潤滑膜(例えば、ポリマーPTFE)で内側がコーティングされており、また、円錐形構造的造作部(13)にフィットするように、かつ、ドアコンポーネントのピボットアーム(7)に対する水平荷重ベアリング面(16)を備えるよう構成され、かつ円錐形構造的造作部を保持するよう構成されている内部テーパー状表面を備えるように構成されている。ブッシングの内側に面するテーパー状表面が円錐形構造的造作部の外側のベアリング面の上を回転してスライドするのを可能とするために、他の潤滑膜またはコーティングを利用してもよい。リジッドブッシングは、前述の実施態様におけるのと同様に機能する。
【0021】
まだ図6および7のみを参照して、ドアコンポーネント(2)は、本体コンポーネント(3)上にインターリーブし、リジッドブッシング(17)の外側の潤滑されていないテーパー状表面(22)(この面が本体コンポーネント(3)の円錐形ピボット軸開口(8)の壁部(25)とかみ合っている)によって寸法的に位置を決定している。アセンブリは、前述のようにして構造的に完成される。
【0022】
塗装作業後の閉鎖パネルの取外しは、閉鎖パネルは車両本体から引き上げられ、類似の様式で再取付けされるという点において、前述した実施態様と同様の方法で実施してもよい。
【0023】
図8および9を参照して、リジッドブッシング(17)の位置は、円錐形構造的造作部(13)の上へのフィットから円錐形ピボット軸開口(8)の内部へのフィットに入れ替えることができることは容易に明らかであろう。この別の実施態様では、リジッドブッシング(17)は、潤滑膜(例えば、ポリマーPTFE)で外側がコーティングされており、また、円錐形ピボット軸開口(8)にフィットするように構成され、そして、ヒンジ本体コンポーネントのピボットアーム(12)に対する水平荷重ベアリング面(16)を備えるように構成され、かつ円錐形ピボット軸開口(8)の内部円錐形ベアリング面を保持するよう構成されている外部テーパー状表面(26)を備えるように構成されている。ブッシングの外側に面するテーパー状表面が円錐形ピボット軸開口の内側の円錐形ベアリング面の上を回転してスライドするのを可能とするために、他の潤滑膜またはコーティングを利用してもよい。スプリットライン(20)によって、ブッシングを容易に取付けることが可能となる。なぜなら、ブッシングは円錐形ピボット軸開口にフィットするように閉じて収縮できるからである。また、スプリットラインは、長手方向のまたは垂直の保持力が付加される場合、ブッシングをその内側の潤滑されていないテーパー状表面(27)によって円錐形構造的造作部(13)上に回転させてロックするのを援助する。ブッシング材料は、取付け時に水平荷重ベアリング面(16)とは反対側の端部でドアコンポーネントのピボットアーム(7)上に保持フランジ(28)を作り出すように据込み加工され、その結果、リジッドブッシングはドアコンポーネントのピボットアーム(7)にポジティブに保持される。
【0024】
ドアコンポーネント(2)は、本体コンポーネント(3)上にインターリーブし、リジッドブッシング(17)の内側の潤滑されていないテーパー状表面(27)(この面が本体コンポーネント(3)の円錐形構造的造作部(13)の外面(29)とかみ合っている)によって寸法的に位置決定している。アセンブリは、前述のようにして構造的に完成される。
【0025】
2つのヒンジコンポーネントの相対的回転は、円錐形ピボット軸開口(8)の内部円錐形ベアリング面に対して依然として自由に回転する状態にあるリジッドブッシング(17)によって容易にされる。リジッドブッシング(17)は、次いで、リジッドブッシング(17)の潤滑されていないテーパー状表面(27)と円錐形構造的造作部(13)の外面(29)との間の摩擦接触によって、本体コンポーネント(3)の円錐形構造的造作部(13)に回転してロックされる。
【0026】
塗装作業後の閉鎖パネルの取外しは、閉鎖パネルは車両本体から引き上げられ、類似の様式で再取付けされるという点において、前述した実施態様と同様の方法で実施してもよい。ただ1つの変更は、ブッシングの位置である。
【0027】
この別のリジッドブッシングの配置は、上記の別のヒンジ配置(ここで、円錐形構造的造作部の位置と円錐形ピボット軸開口の位置とは交替されている)のいずれにも使用することができることは容易に明らかであろう。
【0028】
本発明の好ましい実施態様を例示したが、本発明の精神または範囲から逸脱することなく、例示した構造の変形または改変がなされてもよいことは、当業者に明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 典型的な自動車への取付けにおける、本発明のヒンジアセンブリのペアの側面図である。
【図2】 本発明のヒンジアセンブリの、完全に組み立てられた状態の斜視図である。
【図3】 本発明のヒンジアセンブリのコンポーネントの分解斜視図である。
【図4】 本発明のヒンジアセンブリの本体コンポーネントの分解斜視図である。
【図5】 本発明のヒンジアセンブリの、円錐形構造的造作部の中心線を通る部分断面図である。
【図6】 本発明のヒンジアセンブリの別の配置の、完全に組み立てられた状態の斜視図である。
【図7】 図6の本発明のヒンジアセンブリの別の配置のコンポーネントの分解斜視図である。
【図8】 本発明のヒンジアセンブリの別のブッシング構成のコンポーネントの分解斜視図である。
【図9】 本発明のヒンジアセンブリの別のブッシング構成の、円錐形構造的造作部の中心線を通る部分断面図である。

Claims (26)

  1. 自動車ヒンジであって、
    (a)車両閉鎖パネルにマウントされるように適合したドアコンポーネントを有し、該ドアコンポーネントは円錐形ピボット軸開口を有しており、
    (b)車両本体構造にマウントされるように適合した本体コンポーネントを有し、該本体コンポーネントはピボットアームを有しており、
    (c)該ドアコンポーネントと該本体コンポーネントとは、ピボット軸の周りを回転するように適合されており、
    (d)本体コンポーネントは直立した円錐形構造的造作部を有し、該造作部は、本体コンポーネントの母材から鍛造されて該本体コンポーネントから延びておりかつ該ピボット軸と同軸に整列するように適合しておりかつ該本体コンポーネントのピボットアームに構造的に固定されており、
    (e)円錐形構造的造作部は、外部円錐形ベアリング面を有しており、
    (f)円錐形構造的造作部にフィットするように構成されているリジッドブッシングを有し、
    (g)該リジッドブッシングは内側に面した表面を有し、該表面は、該円錐形構造的造作部の円錐形ベアリング面と接触するように適合した潤滑コーティングまたは潤滑膜を有しており、
    (h)該リジッドブッシングは、さらに、スプリットラインと、該ブッシングを該円錐形ピボット軸開口にクランプするのを容易にするための潤滑されてない外側に面した表面とを有し、
    (i)該リジッドブッシングは、さらに、ベース部を有し、該ベース部は、ブッシングの長手方向軸に実質的に垂直であるように構成された水平面を有し、該水平面は垂直ヒンジ荷重を担持するように適合しており、
    当該ヒンジが組み立てられた場合に、ドアコンポーネントは本体コンポーネント上にインターリーブし、
    ドアコンポーネントの円錐形ピボット軸開口の壁部であって、介在するリジッドブッシングを介して外部円錐形ベアリング面と相互に作用する該壁部によって、ドアコンポーネントと本体コンポーネントとを寸法的に位置決定している、前記自動車ヒンジ。
  2. 円錐形構造的造作部が、ヒンジ本体コンポーネントの母材にて、機械加工、鍛造または鋳造されたものである、請求項記載の自動車ヒンジ。
  3. 円錐形構造的造作部が遠位端部を有し、かつさらに、該遠位端部に隣接した外側ステップを有し、該ステップがリジッドブッシングを保持するように構成されている、請求項記載の自動車ヒンジ。
  4. 本体コンポーネントとドアコンポーネントとが、ボルトによって保持されてアセンブリになっており、該ボルトは、円錐形構造的造作部中の内側ネジ切り造作部内を同軸に進むように構成されている、請求項記載の自動車ヒンジ。
  5. 本体コンポーネントとドアコンポーネントとが、クリップ、ナットまたは他の類似の機械的固定手段によって保持されてアセンブリになっている、請求項1記載の自動車ヒンジ。
  6. 潤滑コーティングまたは潤滑膜がPTFEを含む、請求項記載の自動車ヒンジ。
  7. 自動車ヒンジであって、
    (a)車両本体構造にマウントされるように適合した本体コンポーネントを有し、該本体コンポーネントは円錐形ピボット軸開口を有しており、
    (b)車両閉鎖パネルにマウントされるように適合したドアコンポーネントを有し、該ドアコンポーネントはピボットアームを有しており、
    (c)該本体コンポーネントと該ドアコンポーネントとは、ピボット軸の周りを回転するように適合されており、
    (d)ドアコンポーネントは円錐形構造的造作部を有し、該造作部は、ドアコンポーネントの母材から鍛造されて該ドアコンポーネントから延びておりかつ該ピボット軸と同軸に整列するように適合しておりかつ該ドアコンポーネントのピボットアームに構造的に固定されており、
    (e)円錐形構造的造作部は、外部円錐形ベアリング面を有しており、
    (f)円錐形構造的造作部にフィットするように構成されているリジッドブッシングを有し、
    (g)該リジッドブッシングは内側に面したテーパとされた表面を有し、該表面は、該円錐形構造的造作部の円錐形ベアリング面と接触するように適合した潤滑コーティングまたは潤滑膜を有しており、
    (h)該リジッドブッシングは、さらに、スプリットラインと、該ブッシングを該円錐形ピボット軸開口にクランプするのを容易にするための潤滑されてない外側に面した表面とを有し、
    (i)該リジッドブッシングは、さらに、ベース部を有し、該ベース部は、ブッシングの長手方向軸に実質的に垂直であるように構成された水平面を有し、該水平面は垂直ヒンジ荷重を担持するように適合しており、
    当該ヒンジが組み立てられた場合に、ドアコンポーネントは本体コンポーネント上にインターリーブし、
    本体コンポーネントの円錐形ピボット軸開口の壁部であって、介在するリジッドブッシングを介して円錐形構造的造作部の外部円錐形ベアリング面と相互に作用する該壁部によって、本体コンポーネントとドアコンポーネントとを寸法的に位置決定している、前記自動車ヒンジ。
  8. 円錐形構造的造作部が、当該ヒンジのドアコンポーネントの母材にて、機械加工、鍛造または鋳造されたものである、請求項記載の自動車ヒンジ。
  9. 円錐形構造的造作部が遠位端部を有し、かつさらに、該遠位端部に隣接した外側ステップを有し、該ステップがリジッドブッシングを保持するように構成されている、請求項記載の自動車ヒンジ。
  10. ドアコンポーネントと本体コンポーネントとが、ボルトによって保持されてアセンブリになっており、該ボルトは、円錐形構造的造作部中の内側ネジ切り造作部内を同軸に進むように構成されている、請求項記載の自動車ヒンジ。
  11. 本体コンポーネントとドアコンポーネントとが、クリップ、ナットまたは他の類似の機械的固定手段によって保持されてアセンブリになっている、請求項記載の自動車ヒンジ。
  12. 潤滑コーティングまたは潤滑膜がPTFEを含む、請求項記載の自動車ヒンジ。
  13. 自動車ヒンジであって、
    a)車両閉鎖パネルにマウントされるように適合したドアコンポーネントを有し、該ドアコンポーネントは円錐形ピボット軸開口を有しており、
    b)車両本体構造にマウントされるように適合した本体コンポーネントを有し、該本体コンポーネントはピボットアームを有しており、
    c)該ドアコンポーネントと該本体コンポーネントとは、ピボット軸の周りを回転するように適合されており、
    d)本体コンポーネントは直立した円錐形構造的造作部を有し、該造作部は、該本体コンポーネントから延びておりかつ該ピボット軸と同軸に整列するように適合しておりかつ該本体コンポーネントのピボットアームに構造的に固定されており、
    e)該ドアコンポーネントの円錐形ピボット軸開口は、内部円錐形ベアリング面を有しており、
    f)円錐形ピボット軸開口内にフィットするように構成されているリジッドブッシングを有し、
    g)該リジッドブッシングは外側に面した表面を有し、該表面は、円錐形ピボット軸開口の内部円錐形ベアリング面と接触するように適合した潤滑コーティングまたは潤滑膜を有しており、
    h)該リジッドブッシングは、さらに、該ブッシングを該円錐形構造的造作部にクランプするのを容易にするための潤滑されてない内側に面した表面を有し、
    当該ヒンジが組み立てられた場合に、ドアコンポーネントは本体コンポーネント上にインターリーブし、
    本体コンポーネントの円錐形構造的造作部の外表面であって、介在するリジッドブッシングを介して内部円錐形ベアリング面と相互に作用する該外表面によって、ドアコンポーネントと本体コンポーネントとを寸法的に位置決定している、前記自動車ヒンジ。
  14. 円錐形構造的造作部が、本体コンポーネントの母材から鍛造されたものである、請求項13記載の自動車ヒンジ。
  15. 円錐形構造的造作部が、当該ヒンジの本体コンポーネントの母材にて、機械加工、鍛造または鋳造されたものである、請求項13記載の自動車ヒンジ。
  16. リジッドブッシングが、さらに、スプリットラインを有し、該スプリットラインは、該ブッシングを円錐形構造的造作部上にマウントしかつクランプするのを容易にするためのものである、請求項13記載の自動車ヒンジ。
  17. リジッドブッシングがさらに、ブッシングの長手方向軸に実質的に垂直であるように構成された水平面を有し、該水平面は垂直ヒンジ荷重を担持するように適合している、請求項13記載の自動車ヒンジ。
  18. 潤滑コーティングまたは潤滑膜がPTFEを含む、請求項13記載の自動車ヒンジ。
  19. 自動車ヒンジであって、
    a)車両本体構造にマウントされるように適合した本体コンポーネントを有し、該本体コンポーネントは円錐形ピボット軸開口を有しており、
    b)車両閉鎖パネルにマウントされるように適合したドアコンポーネントを有し、該ドアコンポーネントはピボットアームを有しており、
    c)該本体コンポーネントと該ドアコンポーネントとは、ピボット軸の周りを回転するように適合されており、
    d)ドアコンポーネントは円錐形構造的造作部を有し、該造作部は、該ドアコンポーネントから延びておりかつ該ピボット軸と同軸に整列するように適合しておりかつ該ドアコンポーネントのピボットアームに構造的に固定されており、
    e)該本体コンポーネントの円錐形ピボット軸開口は、内部円錐形ベアリング面を有しており、
    f)円錐形ピボット軸開口内にフィットするように構成されているリジッドブッシングを有し、
    g)該リジッドブッシングは外側に面した表面を有し、該表面は、円錐形ピボット軸開口の内部円錐形ベアリング面と接触するように適合した潤滑コーティングまたは潤滑膜を有しており、
    h)該リジッドブッシングは、さらに、該ブッシングを該円錐形構造的造作部にクランプするのを容易にするための潤滑されてない内側に面した表面を有し、
    当該ヒンジが組み立てられた場合に、ドアコンポーネントは本体コンポーネント上にインターリーブし、
    ドアコンポーネントの円錐形構造的造作部の外表面であって、介在するリジッドブッシングを介して内部円錐形ベアリング面と相互に作用する該外表面によって、ドアコンポーネントと本体コンポーネントとを寸法的に位置決定している、前記自動車ヒンジ。
  20. 円錐形構造的造作部が、ドアコンポーネントの母材から鍛造されたものである、請求項19記載の自動車ヒンジ。
  21. 円錐形構造的造作部が、ドアコンポーネントの母材にて、機械加工、鍛造または鋳造されたものである、請求項19記載の自動車ヒンジ。
  22. リジッドブッシングが、さらに、スプリットラインを有し、該スプリットラインは、該ブッシングを円錐形構造的造作部上にマウントしかつクランプするのを容易にするためのものである、請求項19記載の自動車ヒンジ。
  23. リジッドブッシングがさらに、ブッシングの長手方向軸に実質的に垂直であるように構成された水平面を有し、該水平面は垂直ヒンジ荷重を担持するように適合している、請求項19記載の自動車ヒンジ。
  24. 本体コンポーネントとドアコンポーネントとが、クリップ、ナットまたは他の類似の機械的固定手段によって保持されてアセンブリになっている、請求項13記載の自動車ヒンジ。
  25. 本体コンポーネントとドアコンポーネントとが、クリップ、ナットまたは他の類似の機械的固定手段によって保持されてアセンブリになっている、請求項19記載の自動車ヒンジ。
  26. 潤滑コーティングまたは潤滑膜がPTFEを含む、請求項19記載の自動車ヒンジ。
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