JPS63156183A - 建付け再現ヒンジ構造およびこれによる建付け再現方法 - Google Patents

建付け再現ヒンジ構造およびこれによる建付け再現方法

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JPS63156183A
JPS63156183A JP61300739A JP30073986A JPS63156183A JP S63156183 A JPS63156183 A JP S63156183A JP 61300739 A JP61300739 A JP 61300739A JP 30073986 A JP30073986 A JP 30073986A JP S63156183 A JPS63156183 A JP S63156183A
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hole
pin
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fitting
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JP61300739A
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大石 哲夫
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D5/00Construction of single parts, e.g. the parts for attachment
    • E05D5/10Pins, sockets or sleeves; Removable pins
    • E05D5/12Securing pins in sockets, movably or not
    • E05D5/127Securing pins in sockets, movably or not by forcing the pin into the socket
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D5/00Construction of single parts, e.g. the parts for attachment
    • E05D5/02Parts for attachment, e.g. flaps
    • E05D5/06Bent flaps
    • E05D5/062Bent flaps specially adapted for vehicles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野] この発明は、たとえば自動車のドアなどにおいて、建付は調整後のドアをヒンジ部でいったん取外し、再びこれを車体に取付けたときに、ドア取外し前に調整された建付は状態が再現されるようになされた建付は再現ヒンジ構造およびこれによる建付は再現方法に関する。 【従来の技術】
自動車の車体は、そのドアやフードなどのいわゆるふた
物を建付けた後塗装し、そうしてドアなどを取外した状
態で車体あるいはドアに賭装処理が施される。したがっ
て、賭装処理後ドアなどを再び車体に取付けるときに、
上記のように車体組立て時に調整された建付は状態が再
現されることが製造効率を高める上で好ましい。 たとえば自動車のドアにおけるこの種の建付は再現構造
の従来の考え方は、ドアを、たとえば、ヒンジアームと
ドアサイドパネルとを分離することによって車体から取
外すことが前提となっており、したがって、ヒンジアー
ムとドアサイドパネルとを再結合する際に、その車体に
対する位置が再現されるように構成されている。 たとえば、実公昭60−10947号公報に示されたも
のは、次のようにしてドアの再取付は時に建付けを再現
するようにしている。すなわち、まず、ドアサイドパネ
ルに開けた大径穴の背後にナツト担持プレートを配置し
た状態で、ヒンジアームの透孔に、これに蜜を押通しう
る首下部を有するボルトを通し、そしてこのボルトのね
じ部を上記大径穴を通してナツト担持プレートのナット
に仮に螺合し、上記大径穴がこれに通挿されたボルトの
動きを許容する範囲で上記ドアサイドパネルをヒンジア
ームの取付は面に対してその面方向にずれ動かすように
してドアの建付は状態を調整した後、上記ボルトを本締
めする。そうして、上記のナフト担持プレートを、ドア
サイドパネルの裏面に溶接する6ヒンジアームの透孔に
対するボルトのガタはないから、上記のようにして固定
されたナツトの位置がドアの建付は状態を規定するので
ある。したがって、いったん取外されたドアを、再びヒ
ンジアームの透孔を通したボルトをドアサイドパネル側
に位置規定されたナンドに螺合することによって再取付
けしたとき、最初に車体に取付けたときの建付は状態が
再現されるのである。
【発明が解決しようとする問題点】
しかしながら、上記の公報に示された建付は再現構造に
は、次のような問題がある。 その第一は、ナツト担持プレートをドアサイドパネルの
裏面に溶接するには、いわゆるアーク溶接によるしか方
法がないということである。ドアを開いた時のピラーと
ドアとの間の狭い空間から上記ナンド担持プレートの溶
接作業を行なうことは非常に困難である。また、溶接部
分が腐食したりすることがあり、車体の塗装の耐久性を
維持したり、車体の表面品位を保持する上でも問題が多
い。 その第二は、賭装処理後ドアを再取付けするとき、ボル
トを締め付けるという作業が依然として必要であるとい
うことである。上記のようにボルトの首下部は、ヒンジ
アームの透孔に対して蜜嵌しうるちのであるから、これ
を上記の透孔に差し込むことでさえ通常のバカ穴にボル
トを通すことにくらべて難しく、ましてやこれを蝶回し
て締め付ける作業は、再組立て工数を増加させる。 なお、上記においては、車体側のたとえばピラーに対し
てヒンジブラケットを固定されたヒンジのヒンジアーム
に対してドアサイドパネルを位置調節しながら取付ける
場合について述べたが、逆に、ドア側にあらかじめ取付
けられたヒンジのヒンジブラケットを、車体のピラ一部
に位置調節しながら固定する場合もある。いずれにせよ
、従来の建付は再現方法では、ヒンジを構成するヒンジ
ブラケットまたはヒンジアームの一方を、車体またはド
アに対して位置調節しながらいったん取付け、そうして
これらを分離してドアを取外し、綿製処理後これを再び
連結するという考え方を取っているので、上述のように
ナンド保持プレートの溶接、および、ドアの再組付は時
でのボルト締付作業が必須となっていたのである。 この発明は、以上の事情のもとで考え出されたもので、
建付は調整時に溶接などの厄介な作業を必要とすること
なく、また、ドアなどの再取付は作業もきわめて簡便迅
速に行なえるように構成された新たな建付は再現ヒンジ
構造およびこれによる建付は再現方法を提供することを
その課題とする。
【問題を解決するための手段】 上記の問題を解決するための第一の発明である建付は再
現ヒンジ構造は、次の構成を備えている。 すなわち、 ヒンジブラケットと、このヒンジブラケットに対してヒ
ンジピンを介して枢支されるヒンジアームとを有し、ヒ
ンジブラケットまたはヒンジアームの一方が、基部材ま
たは回動部材に対して位置調整可能に取付けられるヒン
ジであって、上記ヒンジアームは、第一支孔が開けられ
た第一壁と、上記第一支孔と同一軸心にあり、かつこれ
より小径の第二支孔が開けられ、上記第一壁と平行状に
対向する第二壁とを備えており、上記ヒンジブラケット
は、上記第一壁と第二壁を外側から挟むように配置され
る第一支片と第二支片とをもち、かつ、第一支片は、上
記第一支孔と同等内径の第一ピン嵌合孔をもつとともに
、上記第二支片は上記第二支孔と同等かこれより小径の
第二ピン嵌合孔をもっており、 上記ヒンジピンは、大径頭部と、その首下部に続き、上
記第一ピン嵌合札に固定嵌入される第−嵌入軸部と、こ
れに続き、上記第一支孔に可回転に蜜嵌される第一支軸
部と、これに続く縮径部と、これに続き、上記第二支孔
に可回転に蜜嵌される第二支軸部と、これに続き、上記
第二ピン嵌合孔に固定嵌入されうる第二嵌入軸部とを備
えている。 そうして、第二の発明である上記ヒンジ構造を用いた建
付は再現方法は次のようにして行なわれる。 まず、上記ヒンジピンを、第一支片の第一ピン嵌合孔、
第一壁の第一支孔、第二壁の第二支孔および第二支片の
第二ピン嵌合孔に、第一嵌入軸部と第二嵌入軸部の一方
または双方がこれらが固定嵌入されるべき各ピン嵌合孔
にわずかに嵌入するまで差し込んでヒンジを仮に組み立
てる。この伏態においてヒンジピンはヒンジブラケット
の第一および第二支片間に一応仮に固定されたことにな
る。また、ヒンジピンの各支軸部は、ヒンジアームの各
支孔に可回転に蜜嵌されているから、ヒンジブラケット
とヒンジアームとの間にガタはない。 こうして仮に組み立てられたヒンジは、まず、たとえば
そのヒンジブラケットを、車体のピラ一部などの基部材
に、回動部材の回転軸を決めるために治具で位置決めし
ながら固定する。次に、ヒンジアームに回動部材として
のドアを、建付は調整しながら固定する。この場合、ヒ
ンジアームとドアは、ボルトを本締めすることにより固
定してしまえばよい。 上記ヒンジピンは、その各嵌入軸部が各ピン嵌合孔にわ
ずかに嵌入するまで差し込まれているだけであるから、
容易に抜き取ることができる。すなわち本発明では、ヒ
ンジピンを抜き取り、ヒンジブラケットとヒンジアーム
とを分離することにより、基部材と回動部材とを分離す
るのである。 そして、分離された基部材と回動部材とを再び組付ける
には、ヒンジブラケット側の各孔と、ヒンジアーム側の
各孔を合致させ、ヒンジピンを、第一支片の第一ピン嵌
合孔、第一壁の第一支孔、第二壁の第二支孔および第二
支片の第二ピン嵌合孔に、第一嵌入軸部と第二嵌入軸部
が固定嵌入されるべき各ピン嵌合孔に完全に嵌入される
まで連通挿状に打ち込めばよい。
【作用および効果】
従来においては、基部材と回動部材との連結および分離
は、ヒンジブラケットと基部材との間、または、ヒンジ
アームと回動部材との間で行なわれていた。したがって
、連結のためのボルトが螺入されるべきナツトを、建付
は調整時に位置調節後、固定する必要があった。そのた
めに建付は調整後、ナンドあるいはす7ト担持プレート
を基部材または回動部材に溶接するといった手順が必須
となっていたのである。 これに対し、本発明では、基部材と回動部材との建付は
時での連結はこれらの部材とヒンジ構成部材間をボルト
ナンドで連結することにより行なうにせよ、たとえば綿
製のための回動部材の分離は、ヒンジピンを抜き取り、
基材側のヒンジブラケットと回動部材側のヒンジアーム
とを分離することによって行なうようにしている。した
がって、ヒンジブラケットまたはヒンジアームとこれら
が連結される基部材または回動部材との間を分離する必
要がなく、これらを最初に連結するときボルトナツトを
本締めしておけばそれでよい。 また、絹製処理後の回動部材を基部材に再組付けする際
も、ヒンジピンを打ち込むだけでよく、ボルトの締付け
という面倒な作業は省略される。 もちろん、ヒンジピンが再装着された場合、ヒンジ自体
が正規に組み立てられるだけであるから、ヒンジ自体の
分離前と再組立て後に誤差はなく、したがって、ヒンジ
が再組立てされたとき、回動部材の建付けがきわめて正
確に再現される。 また、ヒンジピンは、全体として、先端はど細くなって
いるから、再組立て時にこのヒンジピンをヒンジブラケ
ット側およびヒンジアーム側の答礼に差し込むのも容易
に行なえる。 以上のように、本発明によれば、基部材に対する回動部
材の再組付は時の建付けがきわめて正確に再現されると
ともに、建付は調整の際、および、分離され袋回動部材
を基部材に再び組付ける際の作業性が従来に比べて飛躍
的に向上する。
【実施例の説明】
以下、本発明の実施例を図面を参照して具体的に説明す
る。 第1図は、本発明の一実施例としての、自動車のドアヒ
ンジlの全体斜視図、第2図はその分解斜視図である。 符号2はヒンジブラケットを示し、その取付は基部2a
に開けられたボルト通し穴3を通したボルトを、ドアピ
ラーなどの車体構造部材のパネル裏面のナツトにねじ付
けるなどして固定される。 そして符号4はヒンジアームを示し、その取付は基部4
aには、これをドアサイドパネルなどに連結するための
ボルトを通す透孔5が開けられている。このヒンジアー
ム4は、上記のヒンジブラケット2に対し、ヒンジピン
6を介して枢動可能に結合される。以下、これを詳説す
る。 上記ヒンジアーム4は、取付は基部4aから断面コ字状
に膨出形成されたアーム部をもち、このアーム部には、
上記取付は基部4aに対して略直角にのび、かつ一定間
隔を隔てて平行状に対向する所定厚みの第一壁7と第二
壁8が形成されている。そうして、上側第一壁7には、
第一支孔9が開設されるとともに、下側第二壁8には、
上記第一支孔9と同一軸心をもち、かつ第一支孔9より
小径の第二支孔10が開設される。なお、本例において
各支孔9,10は、第3図以下の図面に詳示するように
、まず、第一壁7および第二壁8に開けた保持孔11.
12に、中心孔13.14を有するブシュ15,16を
カシメ込むことにより構成されている。なお、さらに詳
説するならば、上記保持孔11.12に案内穴を有する
ブシュ部材をカシメ込み、そしてこのブシュ部材の案内
穴に対してたとえばり−マ通しによって中心孔、すなわ
ち各支孔9,10を開設すると、後記するヒンジピン6
を高精度で回転保持する上で最適である。また、上記の
ブシュ15,16は、第8図にその外観を示すように、
上記第一壁7および第二壁8の外面に配置されるフラン
ジ部の一側部に立ち上がる円弧状のガイド壁15a、1
6aと、フランジ部の他側部に形成された面取り15b
、16bとを有する。 一方、ヒンジブラケット2は、その取付は基部2aから
二股状に枝分かれして延び、上記ヒンジアーム4の第一
壁7と第二壁8の外側を抱くように配置されうる板状の
第一支片17および第二支片18を有する。そして、第
一支片17の先端部には上記第一壁7の第一支孔9とほ
ぼ同径の第一ピン嵌合孔19が開けられるとともに、第
二支片18には上記第二壁8の第二支孔lOとほぼ同径
かまたはそれよりやや小径の第二ピン嵌合孔20が開け
られる。もちろん、これら第一および第二ピン嵌合孔1
9,20は1、同−軸心状となっている。また、第一支
片17および第二支片18の先端部は、上記各ブシュ1
5,16のガイド壁15a、16aに嵌まり込みうるよ
うに、円弧状に形成されている。また、上記ガイド壁1
5a、16aは、各支片17,18がこれらのガイド壁
15a、16aに嵌まり込んだとき、自動的に各ピン嵌
合孔19,20がヒンジアーム側の各支孔9゜10と一
致するように、その位置が設定されている。 さらに、上記のヒンジブラケット2とヒンジアーム4と
を、それらの答礼9,10,19.20を通して相対回
動可能に連結するヒンジピン6は、次のように構成され
る。 すなわち、第3図に詳示するように、このヒンジピン6
は、大径頭部6aと、これの首下部に続き、上記第一ピ
ン嵌合孔19に固定嵌入される第−嵌入軸部6bと、こ
れに続き、上記第一支孔9に可回転に蜜嵌される第一支
軸部6Cと、これに続き、漸次縮径するテーパ軸部6d
と、さらにこれに続き、上記第二支孔10に可回転に蜜
嵌される第二支軸部6eと、さらにこれに続き、上記第
二ピン嵌合孔20に固定嵌入されうる第二嵌入軸部6f
とを備える。なお、本例では、上記第一嵌入軸部6bと
第二嵌入軸部6fの外周には、それぞれセレーシヨン2
6が刻設されている。また、本例では、上記第一嵌入軸
部6bと第二嵌入軸部6fとの軸方向の距離naを、第
一ピン嵌合孔19と第二ピン嵌合孔20との軸方向の距
#lbより、はぼヒンジブラケット2の支片17,18
の板厚の半分に相当する長さ、長くしである。 次に、以上の構成を備えるヒンジ構造を用いてのドアの
建付は調整作業および犠装後のドア再組立て作業の手順
を説明する。 まず、第3図および第6図に示すように、ヒンジピン6
を、その先端の第二嵌入軸部6fが第二ピン嵌合孔20
内に半分程度嵌入されるように、ヒンジブラケットおよ
びヒンジアームの答礼9゜to、19.20に連通挿し
て、ヒンジを仮に組み立てる。この状態では、上述した
ように距離laが距1i11bより支片17,18の板
厚の半分に相当する長さ長くしであることから、第一嵌
入軸部6bのセレーションは第一ピン嵌合孔19に入り
込んでおらず、ヒンジピン6は、容易に抜き取ることが
できる状態である。こうして仮に組立てられたヒンジl
は、まず、そのヒンジブラケット2が基部材としての車
体ピラ一部などに、治具などで上記ヒンジピン6の方向
を決めながら取付けられる。そうして、ヒンジアーム4
の取付は基部4aに対し、ドア21を、建付は調整しな
がら連結する。これには、たとえば、ヒンジアーム4の
透孔5から通したボルト24をドアサイドパネル22に
開けた孔23から通してその背後に保持したナツト25
に仮螺合し、この状態でドアをずれ動かせて建付は調整
した後、上記ポルト24を本締めする。 そして、塗装後、賭装処理のためにドア21が車体から
分離されるが、これは、上記のように仮に挿入されたヒ
ンジピン6を抜き取って、ヒンジブラケット2とヒンジ
アーム4とを分離することによりなされる。 また、綿製処理後、ドアを再組付けする場合には、第4
図および第5図に詳示するように、答礼9.10,19
.20が一致するようにヒンジブラケット側の支片IT
、18とヒンジアーム側の壁7.8を合わせ、そうして
ヒンジピン6を、その第一嵌入軸部6bが第一ピン嵌合
孔19に完全に嵌入するまで、上記答礼に連通挿状に打
ち込めばよい、このとき、第7図に詳示するように、第
二嵌入軸部6rも、その約半分長さが第二ピン嵌合孔2
0に対して吸入されている。なお、このとき、ブシュ1
5.16のフランジ部に面取り15b、16bが形成さ
れているから、第4図に示すようにブラケット2とアー
ム4を嵌め合わすとき、ブラケット側の支片17,18
の端部がアーム側の壁7,8上にスムースに案内される
。また、支片17.18の端部をブシュのガイド壁15
a。 16bにはめ込むようにするだけで、自動的に上記答礼
9,10,19.20が一致するので、これらの孔にヒ
ンジピン6を通挿する作業が非常に楽である。しかも、
ヒンジピア6は、その中間部に縮径テーパ軸部を備えて
いることから先端が細くなっているから、その先端部を
上記第一ピン嵌合孔19に容易に差し込むことができ、
これによっても作業勝手が非常によくなる。 第3図と第5図を比較すれば明らかなように、仮組付は
時と本組付は時でのヒンジピン6の軸心は一定している
から、ヒンジを木組付けしたとき、仮組付は時になした
ドア21の建付は状態が完壁に再現される。 もちろん、この発明の範囲は上述した実施例に限定され
ることはない、たとえば、実施例では、符号2で示す部
材をヒンジブラケットとし、符号4で示す部材をヒンジ
7−ム4としているが、これとは逆に、符号2で示す部
材をヒンジアームとし、符号4で示す部材をヒンジブラ
ケットとしてもよい。 また、上述の実施例の説明では、仮に組付けられたヒン
ジ1をまず、そのヒンジブラケット2を基部材としての
車体ピラーに連結することにより、車体に取付けておき
、ヒンジアーム4をドアに連結する際に建付は調整する
ようにしているが、逆に、仮に組付けられたヒンジlを
、そのヒンジアームとドアとを連結することによりドア
に取付けておき、ヒンジブラケットを車体ピラーに連結
する際に建付は調節する場合もある。いずれにせよ、本
発明によれば、建付は調整をしながらそのヒンジブラケ
ットとヒンジアームとを基部材と回動部材に連結すれば
、回動部材を取外すとき、およびこれを再組立てすると
きにヒンジブラケットまたはヒンジアームを基部材また
は回動部材から外す必要はなくなる。 また、本発明は、ドアヒンジにかぎらず、フードヒンジ
など、回動側部材の基部材に対する建付は調整が必要な
場合に本発明を適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体斜視図、第2図はその
構成部品を分解した状態で示す斜視図、第3図は建付は
調整時における仮組付は状態の断面図、第4図はヒンジ
の再結合の作業手順の説明図、第5図は再組付は状態の
断面図、第6図は第3図のA部詳細図、第7図は第5図
のB部詳細図、第8図はブシュの全体斜視図である。 2・・・ヒンジブラケット、4・・・ヒンジアーム、6
・・・ヒンジピン、6a・・・頭部、6b・・・第一嵌
入軸部、6C・・・第一支軸部、6d・・・テーパ軸部
、6e・・・第二支軸部、6f・・・第二嵌入軸部、7
・・・第一壁、8・・・第二壁、9・・・第一支孔、l
O・・・第二支孔、17・・・第一支片、18・・・第
二支片、19・・・第一ピン嵌合孔、20・・・第二ピ
ン嵌合孔。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヒンジブラケットと、このヒンジブラケットに対
    してヒンジピンを介して枢支されるヒンジアームとを有
    し、ヒンジブラケットとヒンジアームの一方が、基部材
    と回動部材の一方に対して固定され、ヒンジブラケット
    とヒンジアームの他方が基部材と回動部材の他方に対し
    て位置調節可能に連結されるヒンジであって、 上記ヒンジブラケットとヒンジアームの一 方(以下、これをヒンジアームで代表させ る)は、第一支孔が開けられた第一壁と、上記第一支孔
    と同一軸心にあり、かつこれより小径の第二支孔が開け
    られ、上記第一壁と平行状に対向する第二壁とを備えて
    おり、 上記ヒンジブラケットとヒンジアームの他 方(以下、これをヒンジブラケットで代表させる)は、
    上記第一壁と第二壁を外側から挟むように配置される第
    一支片と第二支片とをもち、かつ、第一支片は、上記第
    一支孔と同等内径の第一ピン嵌合孔をもつとともに、上
    記第二支片は上記第二支孔と同等かこれより小径の第二
    ピン嵌合孔をもっており、 上記ヒンジピンは、大径頭部と、その首下 部に続き、上記第一ピン嵌合孔に固定嵌入される第一嵌
    入軸部と、これに続き、上記第一支孔に可回転に蜜嵌さ
    れる第一支軸部と、これに続く縮径部と、これに続き、
    上記第二支孔に可回転に蜜嵌される第二支軸部と、これ
    に続き、上記第二ピン嵌合孔に固定嵌入されうる第二嵌
    入軸部とを備えていることを特徴とする、建付け再現ヒ
    ンジ構造。
  2. (2)ヒンジブラケットと、このヒンジブラケットに対
    してヒンジピンを介して枢支されるヒンジアームとを有
    し、ヒンジブラケットとヒンジアームの一方が、基部材
    と回動部材の一方に対して固定され、ヒンジブラケット
    とヒンジアームの他方が基部材と回動部材の他方に対し
    て位置調節可能に連結されるヒンジであって、 上記ヒンジアームは、第一支孔が開けられ た第一壁と、上記第一支孔と同一軸心にあり、かつこれ
    より小径の第二支孔が開けられ、上記第一壁と平行状に
    対向する第二壁とを備えており、 上記ヒンジブラケットは、上記第一壁と第 二壁を外側から挟むように配置される第一支片と第二支
    片とをもち、かつ、第一支片は、上記第一支孔と同等内
    径の第一ピン嵌合孔をもつとともに、上記第二支片は上
    記第二支孔と同等かこれより小径の第二ピン嵌合孔をも
    っており、 上記ヒンジピンは、大径頭部と、その首下 部に続き、上記第一ピン嵌合孔に固定嵌入される第一嵌
    入軸部と、これに続き、上記第一支孔に可回転に蜜嵌さ
    れる第一支軸部と、これに続く縮径部と、これに続き、
    上記第二支孔に可回転に蜜嵌される第二支軸部と、これ
    に続き、上記第二ピン嵌合孔に固定嵌入されうる第二嵌
    入軸部とを備えている建付け再現ヒンジ構造、 を用い、以下のステップで行なうことを特 徴とする、建付け再現方法、 (a)上記ヒンジピンを、第一支片の第一ピン嵌合孔、
    第一壁の第一支孔、第二壁の第二支孔および第二支片の
    第二ピン嵌合孔に、第一嵌入軸部と第二嵌入軸部の一方
    または双方がこれらが固定嵌入されるべき各ピン嵌合孔
    にわずかに嵌入するまで差し込んで上記ヒンジを仮に組
    付ける、 (b)上記ヒンジブラケットと上記ヒンジアームの一方
    を、基部材と回動部材の一方に固定する、 (c)上記ヒンジブラケットと上記ヒンジアームの他方
    を、基部材と回動部材の他方に回動部材の建付け調節を
    しながら連結する、 (d)上記ヒンジピンを抜き取って基部材と回動部材と
    を分離する、 (e)ヒンジブラケット側の各孔と、ヒンジアーム側の
    各孔を合致させ、上記ヒンジピンを、第一支片の第一ピ
    ン嵌合孔、第一壁の第一支孔、第二壁の第二支孔および
    第二支片の第二ピン嵌合孔に、第一嵌入軸部と第二嵌入
    軸部が固定嵌入されるべき各ピン嵌合孔に完全に嵌入さ
    れるまで打ち込む。
JP61300739A 1986-12-17 1986-12-17 建付け再現ヒンジ構造およびこれによる建付け再現方法 Pending JPS63156183A (ja)

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