JP4080430B2 - ディスク、メカニカルスロットマシンの表示シンボル特定器およびメカニカルスロットマシン - Google Patents

ディスク、メカニカルスロットマシンの表示シンボル特定器およびメカニカルスロットマシン Download PDF

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Description

本発明は、スロットマシンのリールのシンボル位置を認識するためのディスク、メカニカルスロットマシンの表示シンボル特定器およびメカニカルスロットマシンに関する。
従来から、リールと同じ回転軸を有する円板の形状に特徴を持たせて光学センサにより、シンボルの表示領域に表示されているシンボルを特定するスロットマシンが提案されている(たとえば、特許文献1)。
特許文献1の装置は、歯車のように縁に複数のコ字状の空間を有する円板を用い、円板が回転すると、光学センサの光源側とそれに向かい合わせた読み取り側の間を円板の縁が通過するように構成されている。円板が回転した場合には、円板周縁の光を遮る遮光部とコ字状の空間を有し光を透過させる透光部が交互に光学センサを通過する。そして、基準となる位置に円周方向の大きさが異なる遮光部を円板に設け、遮光部または透光部の通過回数から、表示されているシンボルを特定している。
また、従来から円板に開けた孔の並びで停止位置等を検出するリールの機構が提案されている(特許文献2)。
特許文献2のリール機構は、円板上に円周方向に沿って複数の孔を2列設け、リールが回転した際には孔を透過する光により孔により暗号化された情報を読み取っている。
米国特許第6043483号明細書 欧州特許出願公開第0023136号明細書
上記の特許文献1ように、回転軸に円板を設け、その基準位置からの回転量により、同じ回転軸を有するリール上のシンボルのうち、スロットマシンのシンボル表示領域に表示されたシンボルを特定する装置が提案されている。
しかしながら、このような装置においては、基準の位置からの回転量から現在表示されているシンボルを特定するため、円盤には必ず基準位置となる部分が必要となり、円板の回転位置を検出するためには、その部分が検出器を通過する必要がある。したがって、電源投入直後では一度円板を回転させ、センサの位置に基準の位置を通過させなければ現在表示されているシンボルを特定することができない。
また、筐体の振動または不正操作等により実際表示されているシンボルがスロットマシンのシンボル表示領域からずれた場合には、円板を回転させて基準の位置となる部分をセンサに通過させなければずれを検出できない。
本発明は、電源投入直後またはずれが生じた場合でも、表示されているシンボルを特定できるディスク、これを用いたメカニカルスロットマシンの表示シンボル特定器およびメカニカルスロットマシンを提供することを目的とする。
(1)また、本発明のディスクは、メカニカルスロットマシンのシンボル表示領域に表示されているリール上の個々のシンボルを特定すべく、前記リールの回転軸を同心軸に有し前記リールとともに回転可能なディスクであって、前記ディスクのディスク面には厚み方向に突出する複数の弧状の突起と前記突起を着脱可能に係止するストッパとを備え、前記ストッパは、前記突起の被検出面が、前記個々のシンボルに対応して回転軸からそれぞれ固有の範囲内にある位置で、前記突起を係止し、前記突起の被検出面は、波状に形成されていることを特徴としている。
このように、本発明に係るディスクの複数の突起にある被検出面は、回転軸からの距離がその被検出面に固有の範囲内にある。これにより、被検出面と対向する距離センサまでの固有の距離を検出し、現在表示されているシンボルを特定することができる。したがって、特に基準位置となる部分をディスクに設ける必要をなくすことができる。また、電源を入れた直後でもリールを回転させずに表示されているシンボルを特定することができる。
また、それぞれの被検出面の境界のうち、距離の変化が一周分のプロフィル中に二つとない境界が距離センサに対向する位置を通過すると、正確なリールのシンボル位置を検出することができ、一回転させなくても、リールのシンボル位置を検出することができる。
また、被検出面を、回転軸側に設けた場合には、被検出面に対向するように、その回転軸側に距離センサの検出部を設けることができる。これにより、距離センサが大きいものである場合でも、リール内に収容しやすくすることができる。一方、同じ大きさの距離センサに対しては、リールを小さくすることができる。
また、ディスク自体を取り替えることなく、突起をディスク面に着脱するだけで、簡単に被検出面のプロフィルを変更することができる。たとえば、リール帯を変更しシンボルを増減させる場合には、突起をディスク面に着脱するだけで、シンボルの増減に対応した被検出面を簡単に作ることができる。
これにより、表示すべき所定のシンボルが表示された後に、遊技者がリールを不正操作してわずかに動かした場合であっても、そのような不正操作により生じたずれを簡単に検出することができる。また、微小なずれであっても波の山と谷で被検出面から回転軸までの距離が大きく変わることになるので、容易にずれを検出することができる。
(2)また、本発明のディスクは、メカニカルスロットマシンのシンボル表示領域に表示されているリール上の個々のシンボルを特定すべく、前記リールの回転軸を同心軸に有し前記リールとともに回転可能なディスクであって、前記ディスク面には前記回転軸を中心に放射状に突出する複数の凸部を備え、前記複数の凸部は、頂部に前記回転軸からの距離が前記個々のシンボルに対応してそれぞれ固有の範囲内にあり、波状に形成されている被検出面を有することを特徴としている。
このように、本発明に係るディスクの凸部の頂部にある被検出面は、回転軸からの距離がその被検出面に固有の範囲内にある。これにより、被検出面と対向する距離センサまでの固有の距離を検出し、現在表示されているシンボルを特定することができる。また、電源を入れた直後でもリールを回転させずに表示されているシンボルを特定することができる。
また、それぞれの被検出面の境界のうち、距離の変化が一周分のプロフィル中に二つとない境界が距離センサに対向する位置を通過すると、正確なリールのシンボル位置を検出することができ、一回転させなくても、リールのシンボル位置を検出することができる。
また、表示すべき所定のシンボルが表示された後に、遊技者がリールを不正操作してわずかに動かした場合であっても、そのような不正操作により生じたずれを簡単に検出することができる。また、微小なずれであっても波の山と谷で被検出面から回転軸までの距離が大きく変わることになるので、容易にずれを検出することができる。
(3)また、本発明のディスクは、メカニカルスロットマシンのシンボル表示領域に表示されているリール上の個々のシンボルを特定すべく、前記リールの回転軸を同心軸に有し前記リールとともに回転可能なディスクであって、前記回転軸を中心に放射状に突出する複数の凸部のみから構成され、前記複数の凸部は、頂部に前記回転軸からの距離が前記個々のシンボルに対応してそれぞれ固有の範囲内にあり、波状に形成されている被検出面を有することを特徴としている。
このように、本発明に係るディスクの凸部の頂部にある被検出面は、回転軸からの距離がその被検出面に固有の範囲内にある。これにより、被検出面と対向する距離センサまでの固有の距離を検出し、現在表示されているシンボルを特定することができる。また、電源を入れた直後でもリールを回転させずに表示されているシンボルを特定することができる。
また、それぞれの被検出面の境界のうち、距離の変化が一周分のプロフィル中に二つとない境界が距離センサに対向する位置を通過すると、正確なリールのシンボル位置を検出することができ、一回転させなくても、リールのシンボル位置を検出することができる。
また、表示すべき所定のシンボルが表示された後に、遊技者がリールを不正操作してわずかに動かした場合であっても、そのような不正操作により生じたずれを簡単に検出することができる。また、微小なずれであっても波の山と谷で被検出面から回転軸までの距離が大きく変わることになるので、容易にずれを検出することができる。
(4)また、本発明のディスクは、前記回転軸に垂直な平面に投影された重心が前記回転軸の位置と一致することを特徴としている。
これにより、回転軸に対するディスクの重量のバランスを良くすることができ、リールの回転を安定させることができる。
(5)また、本発明のメカニカルスロットマシンの表示シンボル特定器は、上記のディスクを備え、前記シンボル表示領域に表示されているリール上の個々のシンボルを逐次特定するメカニカルスロットマシンの表示シンボル特定器であって、さらに前記ディスクの前記被検出面までの距離を逐次検出する距離センサと、前記被検出面毎に固有の距離の範囲を前記個々のシンボルのそれぞれに予め対応づけた第1のデータが記憶された記憶部と、前記距離センサにより検出された前記被検出面から前記距離センサまでの距離を、前記第1のデータと照合して、対応するシンボルを特定するシンボル特定部と、を備えることを特徴としている。
このように、本発明に係るメカニカルスロットマシンの表示シンボル特定器は、ディスク、距離センサ、記憶部およびシンボル特定部を備えている。これにより、被検出面から距離センサまでの固有の距離を検出し、シンボルのそれぞれに予め対応づけた第1のデータと照合して表示されているシンボルを特定することができる。
このように、本発明に係るメカニカルスロットマシンの表示シンボル特定器は、ディスク、距離センサ、記憶部、シンボル特定部および中心判定部を備えている。これにより、被検出面から距離センサまでの固有の距離を検出し、シンボルのそれぞれに予め対応づけた第1のデータと照合して表示されているシンボルを特定するとともに、表示されているシンボルの中心がシンボル表示領域の中央の領域にあるか否かを判定することができる。
(6)また、本発明のメカニカルスロットマシンの表示シンボル特定器は、前記距離センサは、超音波または電磁波を用いて距離を検出することを特徴としている。
これにより、それぞれの被検出面上の微小な距離の差も高い精度で検出することができる。
(7)また、本発明のメカニカルスロットマシンは、上記のメカニカルスロットマシンの表示シンボル特定器を備えたことを特徴としている。
これにより、被検出面から距離センサまでの固有の距離を検出し、シンボルのそれぞれに予め対応づけた第1のデータと照合して表示されているシンボルを特定することができる。
本発明に係るディスクによれば、シンボルと被検出面を対応づけておけば、被検出面と対向する距離センサまでの固有の距離を検出し、現在表示されているシンボルを特定することができる。また、電源を入れた直後でもリールを回転させずに表示されているシンボルを特定することができる。
また、被検出面と対向する距離センサまでの距離は被検出面に固有であるため、同じシンボルであっても、リール上に並ぶ順番まで特定できる。そのため、それぞれの被検出面の境界が距離センサに対向する位置を通過すると、正確なリールのシンボル位置を検出することができ、わずかにリールを回転させるだけで、リールのシンボル位置を検出することができる。
その結果、電源投入から遊技開始までの時間を短くすることができる。また、外部からの不正操作、振動などにより最初検出されたリールのシンボル位置からずれが生じても、ずれからの復帰を早くすることができる。また、回転しているリールを予め決定された停止位置に停止させるまでの時間を短くすることができる。
また、本発明に係るディスクによれば、シンボルと被検出面を対応づけておけば、被検出面と対向する距離センサまでの固有の距離を検出し、現在表示されているシンボルを特定することができる。また、電源を入れた直後でもリールを回転させずに表示されているシンボルを特定することができる。
また、被検出面と対向する距離センサまでの距離は被検出面に固有であるため、同じシンボルであっても、リール上に並ぶ順番まで特定できる。そのため、それぞれの被検出面の境界が距離センサに対向する位置を通過すると、正確なリールのシンボル位置を検出することができ、わずかにリールを回転させるだけで、リールのシンボル位置を検出することができる。
その結果、電源投入から遊技開始までの時間を短くすることができる。また、外部からの不正操作、振動などにより最初検出されたリールのシンボル位置からずれが生じても、ずれからの復帰を早くすることができる。また、回転しているリールを予め決定された停止位置に停止させるまでの時間を短くすることができる。
また、被検出面を、回転軸側に設けた場合には、被検出面に対向するように、その回転軸側に距離センサの検出部を設けることができる。これにより、距離センサが大きいものである場合でも、リール内に収容しやすくすることができる。一方、同じ大きさの距離センサに対しては、リールを小さくすることができる。
また、本発明に係るディスクによれば、被検出面と対向する距離センサまでの固有の距離を検出し、現在表示されているシンボルを特定することができる。また、電源を入れた直後でもリールを回転させずに表示されているシンボルを特定することができる。
また、それぞれの被検出面の境界のうち、距離の変化が一周分のプロフィル中に二つとない境界が距離センサに対向する位置を通過すると、正確なリールのシンボル位置を検出することができ、一回転させなくても、リールのシンボル位置を検出することができる。
また、本発明に係るディスクによれば、被検出面と対向する距離センサまでの固有の距離を検出し、現在表示されているシンボルを特定することができる。したがって、特に基準位置となる部分をディスクに設ける必要をなくすことができる。また、電源を入れた直後でもリールを回転させずに表示されているシンボルを特定することができる。
また、それぞれの被検出面の境界のうち、距離の変化が一周分のプロフィル中に二つとない境界が距離センサに対向する位置を通過すると、正確なリールのシンボル位置を検出することができ、一回転させなくても、リールのシンボル位置を検出することができる。
また、被検出面を、回転軸側に設けた場合には、被検出面に対向するように、その回転軸側に距離センサの検出部を設けることができる。これにより、距離センサが大きいものである場合でも、リール内に収容しやすくすることができる。一方、同じ大きさの距離センサに対しては、リールを小さくすることができる。
また、本発明に係るディスクによれば、シンボルと被検出面を対応づけておけば、被検出面と対向する距離センサまでの固有の距離を検出し、現在表示されているシンボルを特定することができる。また、電源を入れた直後でもリールを回転させずに表示されているシンボルを特定することができる。
また、被検出面と対向する距離センサまでの距離は被検出面に固有であるため、同じシンボルであっても、リール上に並ぶ順番まで特定できる。そのため、それぞれの被検出面の境界が距離センサに対向する位置を通過すると、正確なリールのシンボル位置を検出することができ、わずかにリールを回転させるだけで、リールのシンボル位置を検出することができる。
その結果、電源投入から遊技開始までの時間を短くすることができる。また、外部からの不正操作、振動などにより最初検出されたリールのシンボル位置からずれが生じても、ずれからの復帰を早くすることができる。また、回転しているリールを予め決定された停止位置に停止させるまでの時間を短くすることができる。
また、本発明に係るディスクによれば、被検出面と対向する距離センサまでの固有の距離を検出し、現在表示されているシンボルを特定することができる。また、電源を入れた直後でもリールを回転させずに表示されているシンボルを特定することができる。
また、それぞれの被検出面の境界のうち、距離の変化が一周分のプロフィル中に二つとない境界が距離センサに対向する位置を通過すると、正確なリールのシンボル位置を検出することができ、一回転させなくても、リールのシンボル位置を検出することができる。
また、本発明に係るディスクによれば、ディスク自体を取り替えることなく、突起をディスク面に着脱するだけで、簡単に被検出面のプロフィルを変更することができる。たとえば、リール帯を変更しシンボルを増減させる場合には、突起をディスク面に着脱するだけで、シンボルの増減に対応した被検出面を簡単に作ることができる。
また、本発明に係るディスクによれば、表示すべき所定のシンボルが表示された後に、遊技者がリールを不正操作してわずかに動かした場合であっても、そのような不正操作により生じたずれを簡単に検出することができる。また、微小なずれであっても波の山と谷で被検出面から回転軸までの距離が大きく変わることになるので、容易にずれを検出することができる。
また、本発明に係るディスクによれば、シンボルと被検出面を対応づけておけば、表示されているシンボルの中心がシンボル表示領域の中央の領域に停止しているか否かを判定することができる。また、回転中のリールを停止させる際も、被検出面の中心部に固有の距離を検出することによりシンボルの中心をシンボル表示領域の中央の領域に停止させることができる。
また、本発明に係るディスクによれば、表示されているシンボルの中心がシンボル表示領域の中央の領域に停止しているか否かを判定することができる。また、回転中のリールを停止させる際も、ディスクの孔または切欠きを検出することによりシンボルの中心をシンボル表示領域の中央の領域に停止させることができる。
また、本発明に係るディスクによれば、回転軸から被検出面までの距離がリールのシンボル位置に一対一に対応し、被検出面に対向する距離センサで被検出面までの距離を検出することにより、リールのシンボル位置を検出することができる。その結果、ディスクには基準位置が不要となり、電源投入直後であっても、リールを回転させることなく現在のシンボル位置を検出できる。
また、表示すべき所定のシンボルが表示された後に、遊技者がリールを不正操作してわずかに動かした場合であっても、そのような不正操作により生じたずれを簡単に検出することができる。また、微小なずれを定量的に検出することができ、ずれの修正も可能となる。
また、本発明に係るディスクによれば、回転軸に対するディスクの重量のバランスを良くすることができ、リールの回転を安定させることができる。
また、本発明に係るメカニカルスロットマシンの表示シンボル特定器によれば、被検出面から距離センサまでの固有の距離を検出し、シンボルのそれぞれに予め対応づけた第1のデータと照合して表示されているシンボルを特定することができる。
また、本発明に係るメカニカルスロットマシンの表示シンボル特定器によれば、被検出面から距離センサまでの固有の距離を検出し、シンボルのそれぞれに予め対応づけた第1のデータと照合して表示されているシンボルを特定するとともに、第2のデータと照合して表示されているシンボルの中心がシンボル表示領域の中央の領域にあるか否かを判定することができる。
また、本発明に係るメカニカルスロットマシンの表示シンボル特定器によれば、被検出面から距離センサまでの固有の距離を検出し、シンボルのそれぞれに予め対応づけた第1のデータと照合して表示されているシンボルを特定するとともに、表示されているシンボルの中心がシンボル表示領域の中央の領域にあるか否かを判定することができる。
また、本発明に係るメカニカルスロットマシンの表示シンボル特定器によれば、表示されているシンボルの中心がシンボル表示領域の中央の領域にあるか否かを高い精度で判定することができる。
また、本発明に係るメカニカルスロットマシンの表示シンボル特定器によれば、それぞれの被検出面上の微小な距離の差も高い精度で検出することができる。
また、本発明に係るメカニカルスロットマシンによれば、被検出面から距離センサまでの固有の距離を検出し、シンボルのそれぞれに予め対応づけた第1のデータと照合して表示されているシンボルを特定することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態に関し、図面に基づいて説明する。
図1は、実施例1に係るメカニカルスロットマシンの斜視図である。図1において、メカニカルスロットマシン1は、筐体2と、この筐体2の前面に開閉自在に取り付けられる前面パネル3とから構成される。前面パネル3の背後には、例えば3列にシンボルを表示するシンボル表示部7が設けられている。
たとえば、シンボル表示部7は、リールを用いて列方向(遊技機の上下方向)にシンボルを変動表示および停止表示させるシンボル表示領域8を3つ有している。各リールによって種々のシンボルを変動表示または停止表示することが可能である。
また、筐体2の前面にはコイン投入口9が設けられている。なお、遊技価値を有するものであれば、投入対象はコインに限られず、コイン、カード等であってもよい。スピンボタン11は、シンボル表示部7の回転表示(変動表示)を開始させる操作を行なうボタンである。スピンレバー11aも同様の機能を有する。
このメカニカルスロットマシン1による遊技は、遊技者がBET操作によって有効な入賞ラインを特定することによって開始される。入賞ラインは、例えば、横中央ライン、横上下ライン、および斜めラインなど複数の設定が可能となっている。また、BET操作は、後述するコイン投入口9にコインを投入するか、またはBETボタン10によって貯留しているコインをBETすることによって行われる。また、MAXBETボタン10aを押した場合には、BETできる最大コイン数をBETされる。これらのBET操作を併用することによってもBETは可能となっている。
遊技者によるBET操作によって入賞ラインが特定され、スピンボタン11が押されると、シンボル表示領域8がシンボルを変動表示させる。そして、予め定められた時間が経過すると、表示領域8は、順次変動表示しているシンボルを停止表示する。停止順序は、例えば、シンボル表示部7に向かって左から順に所定の時間間隔をもって停止する。この停止時にいずれかの入賞ライン上に所定のシンボルの組み合わせが表示されると、そのシンボルの組み合わせに応じた入賞が得られる。
また、前面パネル3の下方には、コイン払い出し口15とコイン受皿16とが設けられ、前面パネル3の向かって右側の部分には、遊技の演出のために駆動する遊技演出表示器17が設けられている。遊技演出表示部17は、例えば、LCD(液晶ディスプレイ)または各種ランプ類から構成される。メカニカルスロットマシン1には、スピーカが設けられ、音声案内、音楽、効果音等を発生させる。
BETボタン10は、図示しないコイン貯留装置に貯留(クレジット)されているコインを所定の枚数だけ使用するボタンであり、MAXBETボタン10aは、図示しないコイン貯留装置に貯留されているコインを最大規定枚数使用するためのボタンである。精算ボタン20は、貯留されているコインの精算を行なう。CHANGEボタン21は、メカニカルスロットマシン1上部のランプを点灯させ、両替を希望する旨を係りの者に伝える。ヘルプボタン22は、遊技演出表示部17に遊び方、配当等を表示する機能を有している。払い出し枚数表示部23は、コイン払い出し枚数などを表示する。コイン貯留枚数表示部24は、図示しないコイン貯留装置に貯留されているコインの枚数を表示する。デノミ表示部25は、メカニカルスロットマシンのBET可能な最低の単位を明示している。たとえば、デノミ表示機はスロットマシンが25セント機である、または1ドル機であるという内容を表示する。払い出し枚数表示部23、コイン貯留枚数表示部24およびデノミ表示部25は、例えば、LEDで構成されている。施錠装置は、回す方向によって、ドアの解錠を行なう。筐体2の一部にラベルが貼付され、ラベルにはメカニカルスロットマシン1の形式やメーカー名などが記載される。
図2は、実施例1のメカニカルスロットマシン1の電気的構成を示す図である。図2に示すように、メカニカルスロットマシン1は、電気的にメイン基板Aとサブ基板Bとから構成される。メイン基板Aにおいて、CPU30は、ROM31およびRAM32を備え、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行なう。ROM31には、メカニカルスロットマシン1の動作を制御する制御プログラムの他、賞群の事前決定(内部抽選)を行なうために使用する賞群抽選テーブルなどが格納されている。
また、CPU30には、基準クロックパルスを発生するクロック発生回路33と、一定の乱数を発生させる乱数発生回路34とが接続されている。CPU30、ROM31、RAM32、および乱数発生回路34は抽選装置を構成する。CPU30から送出される制御信号は、出力ポート35を介して、コインの払い出しを行なうコイン払い出し装置36と、シンボル表示部7のリールユニットを制御するリールユニット制御部80とに出力される。シンボル表示部7およびリールユニット37は、表示部を構成する。
また、コインの適否を判別するコイン判別装置38、払い出すコイン数をカウントする払い出しコインカウンタ40、およびリールの回転を開始させるスピンボタン41から出力された信号は、入力ポート43を介してCPU30に入力される。CPU30から出力される信号は、サブ基板Bへの信号送出タイミングを制御する送出タイミング制御回路45からの制御を受けて、データ送出回路46を介してサブ基板Bへ出力される。
サブ基板Bでは、データ送出回路46から出力された信号はデータ入力回路47に入力される。データ入力回路47に入力された信号は、CPU48で処理される。CPU48には、基準クロックパルスを発生するクロック発生回路49と、各種プログラムおよび画像データが記録されたROM50と、RAM51とが接続されている。画像に関するデータは、CPU48から画像処理等を行なう表示回路52を介して液晶表示器53に出力される。液晶表示器53では、文字、静止画、動画等が表示される。また、音声に関するデータは、CPU48から音声処理等を行なうサウンドLSI54を介してアンプ回路56に出力される。サウンドLSI54は、音声ROM55から必要な音声データを抽出して音声データの処理を行なう。アンプ回路56で増幅等の処理を受けた音声データは、音声の調整を行なう音声調整回路57を介してスピーカ58に出力される。
図3は、実施例1に係るメカニカルスロットマシンのリールユニット37の斜視図である。たとえば、シンボル表示部7が3つのシンボル表示領域8により構成されている場合、各シンボル表示領域8につきリールユニット37が構成され、それぞれ独立して回転または停止等の制御がなされる。リールユニット37は、以下のように構成されている。まず、リール本体62にはランプホルダ63、モータ64および距離センサ65が固定されている。
モータ64には、ステッピングモータが用いられている。ただし、特にステッピングモータに限られずDCモータを用いてもよい。距離センサ65は回転軸方向に検出部65aを向けている。
ランプホルダ63には、ランプ63aが固定され、モータ64には、リール67の回転軸を回転軸とするシャフトが設けられている。回転軸とは、回転の中心軸となる直線を指す。シャフトには、リール67およびディスク68が固定されている。ディスク68のディスク面71には回転軸を中心に放射状に突出する複数の凸部69が設けられている。ディスク面とは、ディスクの厚み方向に概略垂直に設けられた面をいう。凸部69は、頂部に回転軸からの距離がそれぞれ固有の範囲内にある被検出面75を有する。
これにより、所定の位置において被検出面75aと対向する距離センサ65までの固有の距離を検出し、現在表示されているシンボルを特定することができる。また、電源を入れた直後でもリール67を回転させずに表示されているシンボルを特定することができる。
また、被検出面75aと対向する距離センサ65までの距離は被検出面75aに固有であるため、同じシンボルであっても、リール上に並ぶ順番まで特定できる。そのため、それぞれの被検出面75aの境界が距離センサ65に対向する位置を通過すると、正確なリール67のシンボル位置を検出することができ、わずかにリール67を回転させるだけで、リール67のシンボル位置を検出することができる。ここで、リール67のシンボル位置とは、リール67の回転変位に対してリール67上の個々のシンボルの位置によって決まるリール67の状態を指す。
その結果、電源投入から遊技開始までの時間を短くすることができる。また、外部からの不正操作、振動などにより最初検出されたリール67のシンボル位置からずれが生じても、ずれからの復帰を早くすることができる。また、回転しているリールを予め決定された停止位置に停止させるまでの時間を短くすることができる。
結局、従来必要だった原点制御を行なわなくても、リール67のシンボル位置を検出により特定することができ、リール67のシンボル一つに対し、ソフト的なマーキングを行なうことができる。
なお、ずれにより表示されるべきシンボルが表示されていないときには、プログラムにより、元のシンボルが表示されるように自動的に復帰するようにリール67を制御してもよい。また、手で動かして元に表示されていたシンボルが表示されるようにすることとしてもよい。
また、ディスク68は、回転軸に垂直な平面に投影された重心が回転軸の位置と一致している。具体的には、回転時の重心分布を考慮してディスク68が設計されており、75〜100rpmでリール67を回転させたときに偏心運動を行なわない重心配分になっている。これにより、回転軸に対するディスク68の重量のバランスを良くすることができ、リール67の回転を安定させることができる。
凸部69が、頂部に回転軸からの距離がそれぞれ固有の範囲内にある被検出面75を有するということは、被検出面75から距離センサ65までの距離もそれぞれ固有の範囲内にあるということを意味する。したがって、距離センサ65により、被検出面75から距離センサ65までの距離を検出することは、回転軸から被検出面75までの距離を検出することと等価である。
図4は、実施例1に係るメカニカルスロットマシン1のリールユニット37を図3に示す矢印Cの方向から見たときの側面図である。図4に示すように、ランプホルダ63は、背面からリール67のシンボルに照明を当ててシンボルを見易くすることができるように、シンボル表示領域8向きに設置されている。
距離センサ65は、検出部65aが被検出面75に対向するように設置されている。実施例1では、距離センサとして、超音波センサを用いている。たとえば、検出範囲100〜300mm、分解能0.5mm、サンプリング周期1msの機能を有するものを用いる。これにより、それぞれの被検出面上の微小な距離の差も高い精度で検出することができる。
なお、超音波センサの他、シンボル位置の検出に用いることができる程度の精度を有する距離センサであれば、電磁波センサ等を用いてもよい。電磁波は、被検出面において反射可能なものであればよく、特にレーザーが好ましい。また、リール67およびディスク68は、両方ともシャフトに接続されているため、回転軸は同じである。
なお、図3および図4においては省略しているが、ランプ63aおよび距離センサ65は、コネクタおよび配線を通じて電気的にCPU30に接続している。
図5は、実施例1に係るメカニカルスロットマシン1のリールユニット37を分解したときの主要部分の斜視図である。リール本体62の所定の位置には、距離センサ65を嵌め込む溝がある。
図6は、実施例1に係るメカニカルスロットマシン1のリールユニット37、リールユニット制御部80、記憶部81およびシンボル特定部82の電気的な構成を示すブロック図である。図6に示すように、メカニカルスロットマシンのリールユニット37は、電気的にランプ63aとモータ64と距離センサ65から構成される。リールユニット制御部80は、実質的には図2に示すCPU30、クロック発生回路33、出力ポート35および入力ポート43から構成され、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行なう。ROM31およびRAM32から構成される記憶部81には、表示シンボル特定のためのプログラムの他、特定されたシンボルを反映させて、モータ64の動作を制御する制御プログラム、ディスク一周分のプロフィルのデータおよび被検出面75から距離センサ65までの距離とシンボルを対応付けた第1のデータ等が格納されている。プロフィルとは、回転物の円周上の形状を平面に展開した情報をいう。シンボル特定部82は、実質的には図2に示すCPU30から構成される。
なお、被検出面75から距離センサ65までの距離に対応するシンボルは、通常のシンボル以外にもブランク(空白)であってもよい。シンボルとの対応はテーブルを照合してプログラムにより判定されるが、直接プログラムにより判定されてもよい。
シンボル特定部82は、プログラムにより検出した被検出面75から距離センサ65までの距離の情報と記憶部81に格納されているテーブルとを照会し、現在表示されているシンボルの特定を行なう。具体的には、距離センサ65の位置で被検出面75から距離センサ65までの距離が特定の範囲にある場合には、表示されているシンボルが特定される。
さらに、シンボル特定部82は、プログラムにより検出した被検出面75から距離センサ65までの距離の情報と記憶部81に格納されているプロフィルとを照会し、現在のリール67のシンボル位置の検出を行なう。具体的には、被検出面75から距離センサ65までの距離が被検出面75ごとに固有のものであることから、隣り合う被検出面の境界を検出し、リール67のシンボル位置を検出する。
CPU30から送出される制御信号は、出力ポート35を介してランプ63a、モータ64または距離センサ65に出力される。また、距離センサ65から出力された信号は、入力ポート43を介してCPU30に入力される。
実施例1に係る表示シンボル特定器は、ディスク68、距離センサ65、記憶部81およびシンボル特定部82を備える。これにより、被検出面75から距離センサ65までの固有の距離を検出し、距離の範囲とシンボルのそれぞれを予め対応づけた第1のデータと照合して表示されているシンボルを特定することができる。また、被検出面75から距離センサ65までの固有の距離を検出し、被検出面とその隣の被検出面の境界で、距離センサまでの距離が大きく変わることからリール67のシンボル位置を特定することができる。
上記のように実施例1では、リールユニット制御部80は、CPU30等により構成されるが、リールユニット37ごとに制御基板を設け、リール本体に設置して、これらの機能をその制御基板に含めてもよい。その場合には、リールユニット37ごとの制御基板は、主にCPU30とリールユニット37との間で信号を中継する役割を果たす。
図7は、実施例1に係るディスク68aの平面図である。図7に示すように、ディスク68aのディスク面71aには回転軸を中心に放射状に突出する複数の凸部69aを備え、複数の凸部69aは、頂部に回転軸からの距離がそれぞれ固有の範囲内にある被検出面75aを有する。凸部69aは、通常24に分かれている。そのうち、12がリールの通常のシンボル、残りの12がブランクに対応する。ディスク68aの材料には、凸部69aの成形に適したプラスチック等を用いることができる。
図7に示すように、被検出面75aは矩形の波状に形成されている。これにより、表示すべき所定のシンボルが表示された後に、遊技者がリール67を不正操作してわずかに動かした場合であっても、そのような不正操作により生じたずれを簡単に検出することができる。また、微小なずれであっても波の山と谷で被検出面75から回転軸までの距離が大きく変わることになるので、容易にずれを検出することができる。なお、被検出面75aの形状は、正弦波状、ノコギリ波状であってもよい。
図8は、回転軸から放射状に突出する凸部69bのみから構成されているディスク68bの平面図である。上記のディスク68aは、ディスク面71aに凸部69aを付加した形状であるが、図8に示すように、ディスクは回転軸から放射状に突出する凸部69bのみから構成されていてもよい。被検出面75bは、被検出面75aと同様に矩形の波状に形成されている。なお、シャフトの表面の凹凸を利用して、検出面としてもよい。
次に、以上のように構成された本実施の形態に係るメカニカルスロットマシンの動作について説明する。図9は、実施例1の形態に係る遊技機の特徴的な動作を示すフローチャートである。
まず、遊技者の入力により、通常の遊技開始操作が行われる(ステップS1)。ここでは、上記のように遊技者によるBET操作によって入賞ラインが特定され、スピンボタン11が押される。
次に、第1から第3リールにおけるリール帯の停止番号用の乱数値を取得し(ステップS2)、入賞ラインを確定する(ステップS3)。次に、第1から第3リールの回転を開始する(ステップS4)。このとき、シンボル表示部7は、各リールのシンボル表示領域8においてシンボルが回転し、変動している様子を表示する。回転の方向は、上から下でもよいし、下から上でもよい。なお、列方向だけでなく、行方向にリールを設け、左から右、または右から左に回転させてもよい。
次に、距離センサ65により被検出面75aからの距離を検出する(ステップS5)。図10は、リール67のシンボル位置と検出された被検出面75aから距離センサ65までの距離の関係を表す図である。このように、回転物の円周上の形状を、平面に展開した情報をプロフィルという。ここでは、リールのシンボル位置を数値化したものをXで表すものとする。
図10に示すように、予め記憶されているプロフィルのデータから、隣り合う被検出面の境界Xaが距離センサ65により検出されたとき、その境界Xaは固有のシンボル位置である。停止すべきシンボルに対応する被検出面の境界を検出したときには、その被検出面の中心でモータによるリールの回転を停止させる。たとえば、図10に示すXcが上記の被検出面の中心となる。被検出面75aの境界から中心までの回転は、リール67の回転速度と時間により制御する。この制御は、被検出面75aに設けられた波形の山を数えることにより行なってもよい。リール67の回転を停止するための制御はリールユニット制御部80による判定、モータ64への信号の送信により行なわれる。
たとえば、図11に示すように、★シンボルの中心をシンボル表示領域8の中心Dに止めようとする場合には、距離センサ65に対向する位置Eにおいて、★シンボルに対応する被検出面75aの中心でリールの回転を停止するようにモータ64を制御する。なお、図11のリール67においては、★以外のシンボルは省略して表している。
このようにして、上記のから送信された信号に基づき、第1から第3リールの回転を順次停止させる(ステップS6)。ここでは、第1リールから第3リールへ向けて所定の時間間隔をもって順次停止することとする。時間間隔は、例えば、0.5秒とすることができる。
次に、検出された被検出面75aから距離センサ65までの距離と表示されるべきシンボルを照合し(ステップS7)、合致しているかを判断する(ステップS8)。たとえば、★シンボルは、被検出面75aから距離センサ65までの距離がLaからLbの範囲にあることに予め対応づけてテーブルの形式のデータとして記憶されているものとする。このデータが、第1のデータに相当する。この場合には、図10に示すように、ある被検出面75aが距離センサ65と対向する位置にあり、その被検出面75aから距離センサ65までの距離がLaからLbの範囲にある場合には、リールのシンボル位置は、XaからXbの範囲にあり、★シンボルがシンボル表示領域8にあることが特定される。このようにして、距離センサ65により、被検出面75aから距離センサ65までの距離を検出し、その距離がLaからLbであることを判定し、表示されたシンボルが★シンボルであることを照合する。
表示されるべきシンボルが表示されていなければ、エラー表示し(ステップS9)、マシンをロックする(ステップS10)。表示されるべきシンボルが表示されていれば、ステップ13に進む。次に、入賞が成立したか否かを判断する(ステップS11)。入賞が成立しなかったときは、そのまま遊技開始待機状態へリターンする。一方、入賞があれば、入賞の配当としてコイン貯留枚数(クレジット)が加算される(ステップS12)。そして、遊技開始待機状態へリターンする。
図12は、厚み方向に突出する複数の突起70cを備えるディスク68cの平面図である。実施例1では、ディスク68aはディスク面71aに回転軸を中心に放射状に突出する複数の凸部69aを備えているが、図12に示すように、ディスクは厚み方向に突出する複数の突起70cを備えるものであってもよい。
これにより、シンボルと被検出面75cに固有の距離の範囲を対応づけておけば、被検出面75cと対向する距離センサ65までの固有の距離を検出し、現在表示されているシンボルを特定することができる。また、電源を入れた直後でもリール67を回転させずに表示されているシンボルを特定することができる。
また、被検出面75cと対向する距離センサ65までの距離は被検出面75cに固有の範囲にあるため、同じシンボルであっても、リール上に並ぶ順番まで特定できる。そのため、それぞれの被検出面の境界が距離センサに対向する位置を通過すると、正確なリール67のシンボル位置を検出することができ、わずかにリール67を回転させるだけで、リール67のシンボル位置を検出することができる。
その結果、電源投入から遊技開始までの時間を短くすることができる。また、外部からの不正操作、振動などにより最初検出されたリール67のシンボル位置からずれが生じても、ずれからの復帰を早くすることができる。また、回転しているリール67を予め決定された停止位置に停止させるまでの時間を短くすることができる。
また、被検出面75cを、回転軸側に設けた場合には、被検出面75cに対向するように、その回転軸側に距離センサ65の検出部65aを設けることができる。これにより、距離センサ65が大きいものである場合でも、リール67内に収容しやすくすることができる。一方、同じ大きさの距離センサ65に対しては、リール67を小さくすることができる。なお、被検出面75cは、被検出面75aと同様に矩形の波状に形成されている。
図12に示すように、ディスク68cの突起70cの形状は弧状であるが、三日月状または扇状であってもよい。扇状の突起には、図7に示すディスク68aの凸部69aがそれぞれ放射状に切り分けられたものも含まれる。
さらに、ディスク68cは、ディスク面71cにストッパを備え、突起70cはストッパに着脱可能であってもよい。ディスク面とは、ディスクの厚み方向に概略垂直に設けられた面をいう。これにより、ディスク自体を取り替えることなく、突起70cをディスク面71cに着脱するだけで、簡単に被検出面75cのプロフィルを変更することができる。たとえば、リール帯を変更しシンボルを増減させる場合には、突起70cをディスク面71cに着脱するだけで、シンボルの増減に対応した被検出面を簡単に作ることができる。
なお、ストッパは突起70cの一部と勘合する溝、あるいは突起70cに設けられたネジ溝に勘合するネジ等、突起70cを係止するものであればよい。
実施例1では、被検出面75aから距離センサ65までの距離は、その被検出面75aに固有の範囲内にあったが、シンボルに固有の範囲内としてもよい。すなわち、同じシンボルに対応する面については上記の距離が同じ範囲内にあるディスクとしてもよい。
図13は、実施例3に係るディスクのリールのシンボル位置と被検出面75から距離センサ65までの距離の関係を表す図である。図13に示すように、異なるシンボル位置の範囲Xd〜XeおよびXf〜Xgが、共に★シンボルの表示に対応し、そのシンボル位置にある被検出面75から距離センサ65までの距離は、共にLd〜Leにある。
これにより、被検出面75と対向する距離センサ65までの固有の距離を検出し、現在表示されているシンボルを特定することができる。また、電源を入れた直後でもリールを回転させずに表示されているシンボルを特定することができる。
また、それぞれの被検出面75の境界のうち、距離の変化が一周分のプロフィル中に二つとない境界が距離センサ65に対向する位置を通過すると、正確なリール67のシンボル位置を検出することができ、一回転させなくても、リール67のシンボル位置を検出することができる。なお、実施例1と同様にディスクは回転軸から放射状に突出する凸部のみから構成されていてもよく、シャフトの表面の凹凸を利用して、検出面としてもよい。
実施例1では、被検出面75aは、面全体にわたり一様な形状であるが、図14に示すように、ディスク面71dの凸部69dに設けられた被検出面75dの中心部76dと回転軸との距離が中心部毎にそれぞれ固有の範囲内にあるように定められていてもよい。
この場合には、表示されているシンボルの中心がシンボル表示領域8の中央の領域にあるか否かを判定する中心判定部83が必要となる。中心判定部83は、実質的には図2に示すCPU30から構成される。ここで、シンボルの中心とは、たとえばシンボルに割り当てられた矩形の領域の対角線の交点であるとする。実施例4に係る表示シンボル特定器は、ディスク68d、距離センサ65、記憶部81、シンボル特定部82および中心判定部83を備える。
実施例4においては、リール67の回転を停止した後、被検出面75dの中心部76dが距離センサ65に対向する位置にあるか否かを中心判定部83により判定する。なお、被検出面75dの中心部76dが距離センサに対向する位置にある場合には、その被検出面に対応するシンボルの中心がシンボル表示領域8の中央の領域に表示されるように予めディスク68dの形状と距離センサ65の位置は定められる。
たとえば、所定の被検出面の中心部から距離センサ65までの距離がLgからLdの範囲にあることに予め対応づけてテーブルの形式のデータとして、記憶部81に記憶されているものとする。このデータが、第2のデータに相当する。この場合には、図16に示すように、リール67のシンボル位置は、XdからXeの範囲にあり、表示されるべきシンボルの中心がシンボル表示領域8の中央の領域にあることが分かる。
これにより、シンボルと被検出面75dを対応づけておけば、表示されているシンボルの中心がシンボル表示領域8の中央の領域に停止しているか否かを判定することができる。また、回転中のリール67を停止させる際も、被検出面75dの中心部76dに固有の距離を検出することによりシンボルの中心をシンボル表示領域8の中央の領域に停止させることができる。すなわち、中心部76dに固有の距離を距離センサ65が検出した場合に、中心部の境界から中心までの回転を、リールの回転速度と時間により制御して、シンボルの中心をシンボル表示領域の中央の領域に停止させることができる。
なお、実施例4では、被検出面75dの中心部76dは凹状に形成されているが、凸状に形成されていてもよい。また、実施例1と同様に被検出面の表面はさらに細かく波状に形成されていてもよい。
また、実施例4では、被検出面75dの中心部76dと回転軸との距離が中心部毎にそれぞれ固有の範囲内にあることからシンボルの中心がシンボル表示領域8の中央の領域に表示されていることを判定しているが、図17に示すように、ディスク68eの周縁部に切欠き77eを設け、センサ79eにより、これを透過する光を検出してシンボルの中心がシンボル表示領域8の中央の領域に表示されていることを判定してもよい。なお、ディスク面71eに設けられた凸部69eの構造については、実施例1と同様である。図18は、図17に示すFの位置における断面図である。センサ79eは、ディスクを挟んで発光部と受光部からなる。実施例5に係る表示シンボル特定器は、ディスク68e、距離センサ65、センサ79e、記憶部81、シンボル特定部82および中心判定部83を備える。
これにより、表示されているシンボルがシンボル表示領域8の中央の領域に停止しているか否かを判定することができる。また、回転中のリール67を停止させる際も、ディスク68eの切欠き77eを検出することによりシンボルの中心をシンボル表示領域8の中央の領域に停止させることができる。
なお、ディスク68eに、切欠き77eではなく孔を設けてもよい。また、センサ79eは光学センサに限られず磁気センサであってもよい。
また、ディスクを2枚重ねて一方のディスクにはシンボルの中心がシンボル表示領域8の中央の領域に表示されていることを判別できる情報を含ませるようにしても、同様の効果が得られる。また、一方のディスクの代わりに、シャフトを用いてもよい。
実施例1では、被検出面75aは波状に形成されているが、被検出面は回転軸に漸次近接または離間する形状であってもよい。図17は、被検出面が回転軸に漸次近接または離間する形状の一例のプロフィルを示す図である。
これにより、回転軸から被検出面75までの距離がリール68のシンボル位置に一対一に対応し、被検出面75に対向する距離センサ65で被検出面75までの距離を検出することにより、リール67のシンボル位置を検出することができる。その結果、ディスク68には基準位置が不要となり、電源投入直後であっても、リールを回転させることなく現在のシンボル位置を検出できる。この場合には、被検出面75から距離センサ65までの距離とリール67のシンボル位置を対応させたデータを記憶部に記憶させておき、検出された距離とデータを照合して、現在のリール67のシンボル位置を検出する。シンボル位置の検出は、シンボル特定部82に行なわせてもよい。
また、表示すべき所定のシンボルが表示された後に、遊技者がリールを不正操作してわずかに動かした場合であっても、そのような不正操作により生じたずれを簡単に検出することができる。また、微小なずれを定量的に検出することができ、ずれの修正も可能となる。
なお、被検出面は、階段状に形成されていてもよい。また、停止したシンボルの位置が表示すべき位置からずれている場合には、これをCPU30の制御により修正することとしてもよい。
実施例1に係るメカニカルスロットマシンの斜視図である。 実施例1に係るメカニカルスロットマシンの電気的構成を示す図である。 実施例1に係るメカニカルスロットマシンのリールユニットの斜視図である。 実施例1に係るメカニカルスロットマシンのリールユニットを図3に示す矢印Cの方向から見たときの側面図である。 実施例1に係るメカニカルスロットマシンのリールユニットを分解したときの主要部分の斜視図である。 実施例1に係るメカニカルスロットマシンのリールユニット、リールユニット制御部、記憶部およびシンボル特定部の電気的な構成を示すブロック図である。 実施例1に係るディスクの平面図である。 実施例1に係るディスクの平面図である。 本実施の形態に係るメカニカルスロットマシンの特徴的な動作を示すフローチャートである。 実施例1に係るディスクの被検出面から距離センサまでの距離とリールのシンボル位置の関係を表す図である。 リールユニットの動作を説明する図である。 実施例2に係るディスクの平面図である。 実施例3に係るディスクの被検出面から距離センサまでの距離とリールのシンボル位置の関係を表す図である。 実施例4に係るディスクの平面図である。 実施例4に係るメカニカルスロットマシンのリールユニット、リールユニット制御部、記憶部、シンボル特定部、中心判定部の電気的な構成を示すブロック図である。 実施例4に係るディスクの被検出面から距離センサまでの距離とリールのシンボル位置の関係を表す図である。 実施例5に係るディスクおよびセンサの斜視図である。 実施例5に係るディスクおよびセンサの断面図である。 実施例6に係る被検出面から距離センサまでの距離とリールのシンボル位置の対応を表す図である。
符号の説明
1 メカニカルスロットマシン
2 筐体
3 前面パネル
7 シンボル表示部
8 シンボル表示領域
9 コイン投入口
11 スピンボタン
33 クロック発生回路
34 乱数発生回路
35 出力ポート
37 リールユニット
38 コイン判別装置
40 コインカウンタ
41 スピンボタン
43 入力ポート
49 クロック発生回路
53 液晶表示器
58 スピーカ
62 リール本体
63 ランプホルダ
63a ランプ
64 モータ
65 距離センサ
65a 検出部
67 リール
68 ディスク
68a ディスク
68b ディスク
68c ディスク
68d ディスク
68e ディスク
69 凸部
69a 凸部
69b 凸部
69d 凸部
69e 凸部
70c 突起
71 ディスク面
71a ディスク面
71c ディスク面
71d ディスク面
71e ディスク面
75 被検出面
75a 被検出面
75b 被検出面
75c 被検出面
75d 被検出面
75e 被検出面
76d 中心部
77e 切欠き
79e センサ
80 リールユニット制御部
81 記憶部
82 シンボル特定部
83 中心判定部

Claims (7)

  1. メカニカルスロットマシンのシンボル表示領域に表示されているリール上の個々のシンボルを特定すべく、
    前記リールの回転軸を同心軸に有し前記リールとともに回転可能なディスクであって、
    前記ディスクのディスク面には厚み方向に突出する複数の弧状の突起と前記突起を着脱可能に係止するストッパとを備え、
    前記ストッパは、前記突起の被検出面が、前記個々のシンボルに対応して回転軸からそれぞれ固有の範囲内にある位置で、前記突起を係止し、
    前記突起の被検出面は、波状に形成されていることを特徴とするディスク。
  2. メカニカルスロットマシンのシンボル表示領域に表示されているリール上の個々のシンボルを特定すべく、
    前記リールの回転軸を同心軸に有し前記リールとともに回転可能なディスクであって、
    前記ディスク面には前記回転軸を中心に放射状に突出する複数の凸部を備え、
    前記複数の凸部は、頂部に前記回転軸からの距離が前記個々のシンボルに対応してそれぞれ固有の範囲内にあり、波状に形成されている被検出面を有することを特徴とするディスク。
  3. メカニカルスロットマシンのシンボル表示領域に表示されているリール上の個々のシンボルを特定すべく、
    前記リールの回転軸を同心軸に有し前記リールとともに回転可能なディスクであって、
    前記回転軸を中心に放射状に突出する複数の凸部のみから構成され、
    前記複数の凸部は、頂部に前記回転軸からの距離が前記個々のシンボルに対応してそれぞれ固有の範囲内にあり、波状に形成されている被検出面を有することを特徴とするディスク。
  4. 前記回転軸に垂直な平面に投影された重心が前記回転軸の位置と一致することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のディスク。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載のディスクを備え、前記シンボル表示領域に表示されているリール上の個々のシンボルを逐次特定するメカニカルスロットマシンの表示シンボル特定器であって、
    さらに前記ディスクの前記被検出面までの距離を逐次検出する距離センサと、
    前記被検出面毎に固有の距離の範囲を前記個々のシンボルのそれぞれに予め対応づけた第1のデータが記憶された記憶部と、
    前記距離センサにより検出された前記被検出面から前記距離センサまでの距離を、前記第1のデータと照合して、対応するシンボルを特定するシンボル特定部と、を備えることを特徴とするメカニカルスロットマシンの表示シンボル特定器。
  6. 前記距離センサは、超音波または電磁波を用いて距離を検出することを特徴とする請求項5に記載のメカニカルスロットマシンの表示シンボル特定器。
  7. 請求項5または請求項6に記載のメカニカルスロットマシンの表示シンボル特定器を備えたメカニカルスロットマシン。
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