JP5483491B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、複数の図柄を変動表示させる遊技機に関し、特に、当該遊技機で用いられ、複数の図柄を有するリールを回転駆動するリール駆動装置に関するものである。
一般に、スロットマシン等の遊技機においては、複数の図柄を有するリールを備えており、遊技者の開始操作に応じてリール駆動装置によってリールを回転駆動させ、遊技者の停止操作に応じてリール駆動装置によってリールの回転駆動を停止するようにしている。このような遊技機においては、上記リールの回転基準位置を検出する必要があり、この基準回転位置の検出に当たって、例えば、回転基準位置を検出するための検出片をリール(フレーム)に設けるようにしたものがある。
特許文献1に記載のスロットマシン等の遊技機は、複数の図柄が表示され、透明な部材で形成された筒状部材(表示体)と、この筒状部材と係合するリールギア部とからなるリールを備えており、このリールは軸支持部によって回転可能に支持されている。リールは、例えば、入力側ギア(リールギア部)を介してステッピングモータによって回転駆動され、入力側ギアには非透明な検出片が設けられて、この検出片を位置検出センサで検出してリール、つまり、表示体の回転基準位置としている。
特開2005−6838号公報
ところで、上述の特許文献1に記載された遊技機においては、入力側ギアに設けられた検出片を位置検出センサで検出して、リールの回転基準位置を検出するようにしているが、例えば、制御装置が、遊技者がリールの駆動を停止した際のリールの回転位置を把握するためには、つまり、リール回転停止の際、いずれの図柄が表示されているかを、制御装置が把握するためには、基準回転位置からの回転量(リールの回転位置)を検出しなければ正確に把握することはできない。
このため、制御装置は常にステッピングモータ等の駆動源の回転基準位置からの回転量を検知する必要があり、駆動源の回転量検知のためのセンサが必要となるばかりでなく、制御装置における演算量が増加してしまうか、あるいは、リールの脱調を生じてしまうという課題がある。
加えて、特許文献1に記載された遊技機において、検出片によってリールの回転基準位置を検出しているだけであるので、リールの回転方向(通常回転方向、逆回転方向)を検知片から得ることはできず、制御装置は駆動源の回転方向等によってリールの回転方向を認識しなければならず、これによっても別に回転方向を検知するセンサ等が必要となり、リール駆動装置そのものが複雑になってしまうという課題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の第1の目的は簡単な構成でリールの基準位置からの回転量(回転位置)を把握することのできる遊技機を提供することにある。
本発明の第2の目的は簡単な構成でリールの回転方向を検出することのできる遊技機を提供することにある。
本発明者は、上記目的を達成するため、複数の検知片を備えるようにすれば、簡単な構成でリールの回転位置が検出できることを見出して、次の構成を有する遊技機を発明した。
(1) 遊技に必要な複数種類の図柄を変動表示する変動表示手段と、遊技者が操作可能な操作手段と、遊技者による前記操作手段の操作に応じて前記変動表示手段による図柄の変動表示を開始させる開始制御手段と、遊技者による前記操作手段の操作に応じて前記変動表示手段による図柄の変動表示を停止させる停止制御手段と、を備える遊技機であって、前記変動表示手段は、前記図柄を有するリールと、該リールを回転駆動するリール駆動部と、予め規定された基準位置及び該基準位置からの前記リールの回転位置及び回転方向を検知する回転位置方向検知手段とを備え、前記回転位置方向検知手段は、前記リール駆動部に備えられ前記リールの回転に伴って所定の円周上を回転し、当該回転の基準位置となる検知片を含む複数の検知片と、前記検知片を検知する検知体とを有し、前記リール駆動部は、モータと、前記リールに前記モータからの回転力を伝達する駆動ギア部とを有し、前記複数の検知片は、前記駆動ギア部の外周端に沿って配設されているとともに、前記基準位置に対応する基準検知片部と複数の検知片部とに区分されており、前記基準検知片部の前記駆動ギア部の回転方向幅は、前記複数の検知片部の前記駆動ギア部の回転方向幅と異なり、前記基準検知片部と当該基準検知片部に対して第1回転方向側及び第2回転方向側に隣接する2つの前記検知片部との間隔は、互いに長さが異なるように相対的に短い第1の間隔と相対的に長い第2の間隔とされており、前記回転位置方向検知手段は、前記基準検知片部を検知した後、次に前記検知片部を検知するまでの時間が、相対的に短ければ前記第1回転方向に回転し、相対的に長ければ前記第2回転方向に回転していると認識することを特徴とする遊技機。
(1)の遊技機では、複数の検知片を設けるようにしたので、検知体によって各検知片を検出することによって、容易にリールの回転位置、回転方向を検出することができる。例えば、停止制御手段が検知体によって複数の検知片の各々を認識すれば、リールが停止した位置を容易に認識することができる。また、基準検知片部と基準検知片部に隣接する前記検知片部との間隔を互いに異ならせるようにしたので、この間隔の相違を検出すれば、つまり、基準検知片部を検出した後、続いて隣接の検知片部が検出されるまでの時間をカウントすれば、間隔の相違によってカウントされる時間が異なるから、容易にリールの回転方向を知ることができる。
(2) (1)に記載の遊技機において、定期割込処理を実行し、当該定期割込処理時にパルス信号を出力する信号出力手段を有し、前記リール駆動部は、前記信号出力手段から受信したパルス信号に基づいて、励磁信号を送信するモータ駆動部と、前記モータ駆動部から励磁信号を受信することで前記リールを回転するステッピングモータとを有し、前記複数の検知片の各々は、前記リールの円周方向を囲むように所定の間隔で配置され、前記信号出力手段は、前記複数の検知片の各々が前記基準位置を通過する際のパルス信号数の範囲を予め記憶するパルス信号記憶手段と、前記基準位置から回転するために出力したパルス信号数をカウントするカウント手段と、当該カウント手段がカウントしたパルス信号数が、予め前記パルス信号記憶手段に記憶されたパルス信号数のどの範囲に属するか、及び、前記検知体による前記複数の検知片に対する検知の有無に基づいて、前記リールの位置を検知するリール回転検知手段とを有することを特徴とする遊技機としてもよい。
(2)の遊技機では、リール駆動部がモータ駆動部とステッピングモータとにより構成され、複数の検知片の各々は、リールの円周方向を囲むように所定の間隔で配置されている。そして、複数の検知片の各々が基準位置を通過する際のパルス信号数の範囲を予め記憶しておき、基準位置から回転するために出力したパルス信号数をカウントして、当該カウントしたパルス信号数が、予め記憶されたパルス信号数のどの範囲に属するか、及び、検知体による複数の検知片に対する検知の有無に基づいて、リールの位置を検知する。よって、カウントされたパルス信号数と検知の有無によって、容易にリールの回転位置を検出することができる。
(3) (1)に記載の遊技機において、前記回転位置方向検知手段は、定期割込処理を実行し、当該定期割込処理時にパルス信号を出力する信号出力手段を有し、前記リール駆動部は、前記モータとしてのステッピングモータと、前記信号出力手段から受信したパルス信号に基づいて、前記ステッピングモータに励磁信号を送信するモータ駆動部とを有し、前記信号出力手段は、前記基準検知片部及び前記複数の検知片部の各々が前記基準位置を通過する際のパルス信号数の範囲を予め記憶するパルス信号記憶手段と、前記基準位置から回転するために出力したパルス信号数をカウントするカウント手段と、当該カウント手段がカウントしたパルス信号数が、予め前記パルス信号記憶手段に記憶されたパルス信号数のどの範囲に属するか、及び、前記検知体による前記基準検知片部及び前記複数の検知片部に対する検知の有無に基づいて、前記リールの回転方向を検知するリール回転検知手段とを有することを特徴とする遊技機。
(3)の遊技機では、リール駆動部がモータ駆動部とステッピングモータとにより構成され、複数の検知片の各々は、リールの円周方向を囲むように所定の間隔で配置されている。そして、複数の検知片の各々が基準位置を通過する際のパルス信号数の範囲を予め記憶しておき、基準位置から回転するために出力したパルス信号数をカウントして、当該カウントしたパルス信号数が、予め記憶されたパルス信号数のどの範囲に属するか、及び、検知体による複数の検知片に対する検知の有無に基づいて、リールの回転方向を検知する。よって、カウントされたパルス信号数と検知の有無によって、容易にリールの回転方向を検出することができる。
(4) (1)乃至(3)いずれか記載の遊技機において、定期割込処理を実行し、当該定期割込処理時にパルス信号を出力する信号出力手段を有し、前記リール駆動部は、前記信号出力手段から受信したパルス信号に基づいて、励磁信号を送信するモータ駆動部と、前記モータ駆動部から励磁信号を受信することで前記リールを回転するステッピングモータとを有し、前記リールを加速制御及び停止制御する場合には、前記モータ駆動部は、1−2相励磁の励磁信号を前記ステッピングモータに送信し、前記リールを定速制御する場合には、前記モータ駆動部は2相励磁の励磁信号を前記ステッピングモータに送信することを特徴とする遊技機としてもよい。
(4)の遊技機では、リール駆動部がモータ駆動部とステッピングモータとにより構成され、リールを加速制御及び停止制御する場合には、モータ駆動部は1−2相励磁の励磁信号をステッピングモータに送信し、リールを定速制御する場合には、モータ駆動部は2相励磁の励磁信号を前記ステッピングモータに送信する。1−2相励磁の場合は、2相の出力の間に、1相の出力を挟むことによって、より滑らかにステッピングモータを回転することができるため、加速制御及び定速制御時に脱調が発生しにくい安定したリールの回転を得ることができる。
以上のように、本発明によれば、複数の検知片を備えているので、基準位置からのリールの回転量(つまり、回転位置)を簡単な構成で精度よく検出できるという効果がある。
実施例の遊技機の正面図である。 実施例の電気回路の構成を示すブロック図である。 実施例の電気回路の構成を示すブロック図である。 メインCPUが処理するメインフローチャートである。 図4に続くフローチャートである。 メインCPUが処理する定期割込処理のフローチャートである。 サブCPUが処理するサブ制御処理のフローチャートである。 サブCPUが処理する演出実行要求に応じた定期割込処理のフローチャートである。 サブCPUが処理するサブリール制御処理のフローチャートである。 サブCPUが処理する第1、第2サブリール制御処理のフローチャートである。 リール駆動装置における駆動機構を詳細に示す斜視図である。 本発明の実施の形態による遊技機で用いられるリール駆動装置の一例を遊技機旗を破断して示す図である。 リール駆動装置における駆動機構を詳細に示す斜視図である。 ベース板体(ベースギア体)の構造を説明するための斜視図である。 図11に示す検知体とベース板体の構造を説明するための拡大図である。 実施例の第2サブリールの外観図である。 実施例の第2サブリールを上面から見た外観図である。 ステッピングモータの内部構造を示す図である。 1−2相励磁の出力パルスデータテーブルを示す図である。 2相励磁の出力パルスデータテーブルを示す図である。 ベース板体(ベースギア体)とパルス信号との関係を説明するための図である。 出力パルス数と検知状態と対応図柄の関係を示すテーブル図である。 出力パルス数と検知状態と対応図柄の関係を示すテーブル図である。 検知体が回転開始時に検知する検知パターンを示す図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施例の遊技機1の概略正面図である。遊技機1は、いわゆる「パチスロ機」である。この遊技機1は、コイン、メダル、遊技球又はトークン等の他、遊技者に付与された、もしくは付与される遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技する遊技機であるが、以下ではメダルを用いるものとして説明する。
遊技機1の全体を形成する筐体2の略正面中央には、縦長矩形である3つのメイン表示窓3L,3C,3Rが設けられ、これら3つのメイン表示窓3L,3C,3Rの背後には、それぞれメインリール4L,4C,4Rが縦方向に回転できるように横一列に設けられている。これら3つのメインリール4L,4C,4Rは、一般的なスロットマシンで使用される材質の部材により形成され、それぞれの外周面には、遊技に必要な複数種類の図柄によって構成される識別情報としての図柄列が描かれている。メインリール4L,4C,4Rに描かれた図柄は、メイン表示窓3L,3C,3Rを通して遊技機1の外部から視認できるようになっている。また、メインリール4L,4C,4Rは、定速回転(例えば80回転/分)で縦方向に回転し、図柄列を縦方向に変動表示する。
メイン表示窓3L,3C,3Rの上方には、縦長矩形であって、メイン表示窓3L,3C,3Rよりも大きい3つの第1サブ表示窓5L,5C,5Rが設けられ、これら3つの第1サブ表示窓5L,5C,5Rの背後には、第1サブリール6L,6C,6Rが縦方向に回転自在に横一列に設けられている。第1サブリール6L,6C,6Rは、メインリール4L,4C,4Rと同様に、一般的なスロットマシンで使用される材質の部材により形成され、それぞれの外周面には図柄列が描かれている。第1サブリールに描かれた図柄は、第1サブ表示窓5L,5C,5Rを通して遊技機1の外部から視認できるようになっている。また、第1サブリール6L,6C,6Rは、メインリール4L,4C,4Rと同じ速さで縦方向に回転し、図柄列を縦方向に変動表示する。
第1サブ表示窓5L,5C,5Rの上方には、横長矩形である1つの第2サブ表示窓7が設けられ、この第2サブ表示窓7の背後には、第2サブリール8が横方向に回転自在に設けられている。また、第2サブリール8の背後には複数色に発光可能な、図1にて図示しない後述する後部LED9が設けられている。
第2サブリール8は、一般的なスロットマシンで使用される材質の部材により形成された非透過領域と、非透過領域で用いられる部材よりも透過率の高い部材により形成された略楕円形状の透過領域とにより構成される。非透過領域には、外周面に図柄又は文字が描かれ、描かれた図柄などは、第2サブ表示窓7を通して遊技機1の外部から視認できるようになっているが、後部LED9は視認できないようになっている。
後部LED9は、赤色と青色とに発光し、発光する色によって遊技状況を報知する演出を行う。
第2サブ表示窓7の両側には、複数色に発光可能な上部LED10L,10Rが設けられ、これら上部LED10L,10Rのさらに外側には、筐体2の正面からみて上部から下部に向けて側部LED11L,11Rが略直線状に設けられている。これら上部LED10L,10R及び側部LED11L,11Rは、少なくとも緑色、黄色、青色、赤色に発光し、発光する色によって遊技状況を報知する。
上部LED10L,10Rの背後には、それぞれ上部スピーカ12L,12Rが設けられる。上部スピーカ12L,12Rは、効果音や音声等の音による演出を行う。
メイン表示窓3L,3C,3Rの下方には、略水平面の台座部13が形成されている。この台座部13の水平面内のうち、右側にはメダル投入口14が設けられ、左側には1−BETボタン15及び最大BETボタン16が設けられる。
1−BETボタンが押下操作されると、この押下操作に応じて1枚のメダルが投入され、最大BETボタン16が押下操作されると、この押下操作に応じて単位遊技(一のゲーム)の用に供される枚数のメダルが投入される。実施例では、単位遊技の用に供されるメダルの枚数は、ボーナスが作動していない状態では3枚であり、ボーナスが作動している状態では2枚である。BETボタン15,16を操作すること及びメダル投入口14にメダルを投入することを、以下「BET操作」という。
台座部13の前面部の左寄りには、遊技者の回動操作により上記リールを回転させ、メイン表示窓3L,3C,3R及び第1サブ表示窓5L,5C,5Rの内部で図柄の変動表示を開始するための開始操作手段としてのスタートレバー17が所定の角度範囲で回動自在に取り付けられている。
台座部13の前面部の略中央には、遊技者の押下操作によりメインリール4L,4C,4R及び第1サブリール6L,6C,6Rの回転を停止させるための停止操作手段としての停止ボタン18L,18C,18Rが設けられている。左の停止ボタン18Lが押下操作されると、この押下操作に応じて左のメインリール4L及び左の第1サブリール6Lの回転が停止する。中央の停止ボタン18Cが押下操作されると、この押下操作に応じて中央のメインリール4C及び中央の第1サブリール6Cの回転が停止し、右の停止ボタン18Rが押下操作されると、この押下操作に応じて右のメインリール4R及び中央の第1サブリール6Rの回転が停止する。なお、実施例では、一のゲーム(単位遊技)は、基本的にスタートレバー17が操作されることにより開始し、全てのメインリール4L,4C,4Rが停止したときに終了する。また、実施例では、メインリール4L,4C,4R及び第1サブリール6L,6C,6R、第2サブリール8は、スタートレバー17の操作に応じて回転を開始する。ここで場合によっては、通常、第2サブリール8は、スタートレバー17が操作されても回転しない態様であってもよい。すなわち、第2サブリール8は、所定の条件を満たした場合に限り回転を行ってよい。
実施例では、全てのメインリール4L,4C,4Rが回転しているときに行われるリールの停止操作(停止ボタンの操作)を「第1停止操作」、「第1停止操作」の後に行われる停止操作を「第2停止操作」、「第2停止操作」の後に行われる停止操作を「第3停止操作」という。
台座部13の前面部の右寄りには、押下操作に応じて、図示しない貯留部に貯留されるメダルの払出しを行う精算ボタン19が設けられ、筐体2の下部の正面には、メダルが払出されるメダル払出口20と、このメダル払出口から払出されたメダルを溜めるメダル受け部21が設けられている。筐体2の下部の右寄りには、効果音や音声等の音による演出を行う下部スピーカが設けられ、筐体2の下部の正面のうち、停止ボタン18L,18C,18Rとメダル受け部21とに上下を挟まれた面には、機種のモチーフに対応したデザインがあしらわれた腰部パネル23が取り付けられている。
図2は、遊技機1における遊技処理動作を制御する主制御回路60と、主制御回路60に電気的に接続する周辺装置(アクチュエータ)と、主制御回路60から送信される制御指令に基づいて、スピーカ類12L,12R,LED類9,10,11及び第1サブリール6L,6C,6R、第2サブリール8、バックライト521を制御する副制御回路90とを含む回路構成を示す。
主制御回路60は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ61を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ61は、予め設定されたプログラムにしたがって制御動作を行うメインCPU62と、記憶手段であるメインROM63及びメインRAM64を含む。
メインCPU62には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路65及び分周器66と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器67及びサンプリング回路68とが接続されている。なお、乱数サンプリングのための手段として、マイクロコンピュータ61内で、すなわちメインCPU62の動作プログラム上で、乱数サンプリングを実行するように構成してもよい。その場合、乱数発生器67及びサンプリング回路68は省略可能であり、或いは、乱数サンプリング動作のバックアップ用として残しておくことも可能である。
マイクロコンピュータ61のメインROM63には、スタートレバー17を操作(スタート操作)する毎に行なわれる乱数サンプリングの判定に用いられる内部抽籤テーブル、停止ボタンの操作に応じてリールの停止態様を決定するための停止テーブル群などが格納されている。また、副制御回路90へ送信するための各種制御指令(コマンド)等が格納されている。副制御回路90が主制御回路60へコマンド、情報等を入力することはなく、主制御回路60から副制御回路90への一方向で通信が行なわれる。メインRAM64には、種々の情報が格納されている。メインRAM64には、例えば、内部当籤役、後述の持越役などの情報等が格納される。
図2の回路において、マイクロコンピュータ61からの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータとしては、メダルを収納し、ホッパー駆動回路71の命令により所定枚数のメダルを払出すホッパー(払出しのための駆動部を含む)72と、メインリール4L,4C,4Rを回転駆動するメインリール用ステッピングモータ82L,82C,82Rとがある。
さらに、メインリール用ステッピングモータ82L,82C,82Rを駆動制御するメインリール用モータ駆動回路81、ホッパー72を駆動制御するホッパー駆動回路71がメインCPU62の出力部に接続されている。これらの駆動回路は、それぞれメインCPU62から出力される駆動指令などの制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。
また、マイクロコンピュータ61が制御指令を発生するために必要な入力信号を発生する主な入力信号発生手段としては、スタートスイッチ17S、停止スイッチ18LS,18CS,18RS、1−BETスイッチ15S、最大BETスイッチ16S、メダルセンサ20S、精算スイッチ19S、メインリール用リール位置検出回路83、払出完了信号回路73がある。
1−BETスイッチ15Sは、1−BETボタンからの入力を検出し、最大BETスイッチ17Sは、最大BETボタン16からの入力を検出し、各々、BET操作の有無、及びBET数の信号をメインCPU62へ供給する。
スタートスイッチ17Sは、スタートレバー17の操作を検出し、遊技開始指令信号(ゲームの開始を指令する信号)を出力する。メダルセンサ20Sは、メダル投入口14に投入されたメダルを検出する。停止スイッチ18LS,18CS,18RSは、対応する停止ボタン18L,18C,18Rの操作に応じて停止指令信号(図柄の変動の停止を指令する信号)を発生する。メインリール用リール位置検出回路83は、リール回転センサ(フォトセンサ)からのパルス信号を受けて各メインリール4L,4C,4Rの位置を検出するための信号をメインCPU62へ供給する。払出完了信号回路73は、メダル検出部72Sの計数値(ホッパー72から払出されたメダルの枚数)が指定された枚数データに達した時、メダル払出完了を検知するための信号を発生する。
図2の回路において、乱数発生器67は、一定の数値範囲(乱数範囲)に属する乱数を発生し、サンプリング回路68は、スタートレバー17が操作された後の適宜のタイミングで1個の乱数をサンプリングする。こうしてサンプリングされた乱数を使用することにより、例えばメインROM63内に格納されている内部抽籤テーブルなどに基づいて内部当籤役などが決定される。内部当籤役(内部当籤役データ)は、その内部当籤役に対応する停止制御の態様、或いは表示役などを介して、対応する図柄組合せと遊技者に付与される利益とが間接的に対応付けられているといえる。
メインリール4L,4C,4Rの回転が開始された後、メインリール用ステッピングモータ82L,82C,82Rの各々に供給される駆動パルスの数が計数され、その計数値はメインRAM64の所定エリアに書き込まれる。メインリール4L,4C,4Rからは一回転毎にリセットパルスが得られ、これらのパルスはメインリール用リール位置検出回路83を介してメインCPU62に入力される。こうして得られたリセットパルスにより、メインRAM64で計数されている駆動パルスの計数値が“0”にクリアされる。これにより、メインRAM64内には、各メインリール4L,4C,4Rについて一回転の範囲内における回転位置に対応した計数値が格納される。
上記のようなメインリール4L,4C,4Rの回転位置とリール外周面上に描かれた図柄とを対応づけるために、図柄テーブル(図示せず)が、メインROM63内に格納されている。この図柄テーブルでは、前述したリセットパルスが発生する回転位置を基準として、各メインリール4L,4C,4Rの一定の回転ピッチ毎に順次付与されるコードナンバーと、それぞれのコードナンバー毎に対応して設けられた図柄を示す図柄コードとが対応づけられている。
さらに、メインROM63内には、図柄組合せテーブルが格納されている。この図柄組合せテーブルでは、役の成立(入賞など)となる図柄の組合せと、入賞のメダル配当枚数と、その入賞(成立)を表わす入賞判定コード(成立判定コード)とが対応づけられている。上記の図柄組合せテーブルは、左のリール4L,中央のリール4C,右のリール4Rの停止制御時、及び全メインリール4L,4C,4Rの停止後の入賞確認(表示役の確認)を行う場合に参照される。表示役(表示役データ)は、基本的に、有効ラインに沿って並ぶ図柄組合せに対応する役(成立役)である。遊技者には、表示役に対応する利益が付与される。
上記乱数サンプリングに基づく抽籤処理(内部抽籤処理など)により内部当籤役や停止用当籤役を決定した場合には、メインCPU62は、遊技者が停止ボタン18L,18C,18Rを操作したタイミングで停止スイッチ18LS,18CS,18RSから送られる操作信号、及び決定された停止テーブルに基づいて、メインリール4L,4C,4Rを停止制御する信号をメインリール用モータ駆動回路81に送る。
当籤した役の入賞を示す停止態様(すなわち入賞態様)となれば、メインCPU62は、払出指令信号をホッパー駆動回路71に供給してホッパー72から所定個数のメダルの払出を行う。その際、メダル検出部72Sは、ホッパー72から払出されるメダルの枚数を計数し、その計数値が指定された数に達した時に、メダル払出完了信号がメインCPU62に入力される。これにより、メインCPU62は、ホッパー駆動回路71を介してホッパー72の駆動を停止し、メダル払出処理を終了する。
図3は、主制御回路60から送信される制御指令に基づいて、スピーカ類12L,12R,LED類9,10,11及び第1サブリール6L,6C,6R、第2サブリール8、バックライト521を制御する副制御回路90を含む回路構成を示す。
副制御回路90は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータを主たる構成要素とし、マイクロコンピュータは、予め設定されたプログラムにしたがって制御動作を行うサブCPU93と、記憶手段であるサブROM94及びサブRAM95を含む。副制御回路90は、サブ中継回路92を介して、音制御回路96、第1サブリール用モータ駆動回路97、遊技状態表示回路210と接続され、メインCPU62から供給される信号に応じて、各種の信号を出力する。
副制御回路90は、主制御回路60から、メインサブ中継回路91、サブ中継回路92を介して、メインCPU62から供給される信号を受信する。メインCPU62から供給される信号に応じて、第1サブリール6L,6C,6Rの回転が開始された後、第1サブ用ステッピングモータ98L,98C,98Rの各々に供給される駆動パルスの数が計数され、その計数値はサブRAM95の所定エリアに書き込まれる。リール6L,6C,6Rからは一回転毎にリセットパルスが得られ、これらのパルスは第1サブリール用リール位置検出回路99を介してサブCPU93に入力される。こうして得られたリセットパルスにより、サブRAM95で計数されている駆動パルスの計数値が“0”にクリアされる。これにより、サブRAM95内には、各リール6L,6C,6Rについて一回転の範囲内における回転位置に対応した計数値が格納される。
上記のようなリール6L,6C,6Rの回転位置とリール外周面上に描かれた図柄とを対応づけるために、図柄テーブル(図示せず)が、サブROM94内に格納されている。この図柄テーブルでは、前述したリセットパルスが発生する回転位置を基準として、各リール6L,6C,6Rの一定の回転ピッチ毎に順次付与されるコードナンバーと、それぞれのコードナンバー毎に対応して設けられた図柄を示す図柄コードとが対応づけられている。
第2サブリール8は、メインCPU62から供給される信号に応じて、回転が開始された後、第2サブ用ステッピングモータ505の各々に供給される駆動パルスの数が計数され、その計数値はサブRAM95の所定エリアに書き込まれる。第2サブリール8からは一回転毎にリセットパルスが得られ、これらのパルスは第2サブリール用リール位置検出回路303を介してサブCPU93に入力される。こうして得られたリセットパルスにより、サブRAM95で計数されている駆動パルスの計数値が“0”にクリアされる。これにより、サブRAM95内には、第2サブリール8について一回転の範囲内における回転位置に対応した計数値が格納される。
上記のような第2サブリール8の回転位置とリール外周面上に描かれた図柄とを対応づけるために、図柄テーブル(図示せず)が、サブROM94内に格納されている。この図柄テーブルでは、前述したリセットパルスが発生する回転位置を基準として、第2サブリール8の一定の回転ピッチ毎に順次付与されるコードナンバーと、それぞれのコードナンバー毎に対応して設けられた図柄を示す図柄コードとが対応づけられている。本実施例では、第2サブリール8には、5つの図柄を有する形態について説明している。
音制御回路96は、音源ICを備え、副制御回路90から送信されたコマンドに基づいて音源を生成し、生成した音源を増幅器に出力し、増幅器にて増幅された音源を、スピーカ12L、12R、背面スピーカ523、下部スピーカ524にて出力する。
遊技状態表示回路210は、上部LED10L、10R、側部LED11L,11R、後部LED9、バックライト521が接続されている。遊技状態表示回路210は、副制御回路90から所定のタイミングで送信されるコマンドに応じて、この上部LED10L、10R、側部LED11L,11R、後部LED9、バックライト521に出力信号を送信する。これにより、上部LED10L、10R、側部LED11L,11R、後部LED9、バックライト521が演出に応じた所定の態様で発光することとなる。
図4及び図5に示すメインフローチャートを参照して、主制御回路60の制御動作について説明する。
初めに、メインCPU62は、ゲーム開始時(遊技開始時)の初期化を行う(ステップS1)。具体的には、メインRAM64の記憶内容の初期化、通信データの初期化等を行う。続いてゲーム終了時のメインRAM64の所定の記憶内容を消去し(ステップS2)、ステップS3に移る。具体的には、前回のゲームに使用されたメインRAM64の書き込み可能エリアのデータの消去、メインRAM64の書き込みエリアへの次のゲームに必要なパラメータの書き込み、次のゲームのシーケンスプログラムの開始アドレスの指定等を行う。
ステップS3では、ボーナス作動監視処理を行ない、ステップS4に移る。この処理では、BB作動中フラグがオンである場合には、RB遊技状態が終了しても続けてRB遊技状態となるようにRB作動中フラグをオンに更新する処理を行う。ステップS4では、メダル投入・スタートチェック処理を行ない、ステップS5に移る。この処理では、スタートスイッチ17S、メダルセンサ20S、又は1−BETスイッチ15S、最大BETスイッチ16Sからの入力に基づいて、BET数の更新などの処理を行う。
ステップS5では、抽籤用の乱数を抽出し、ステップS6に移る。この処理で抽出した乱数は、内部抽籤処理において使用される。ステップS6では、遊技状態監視処理を行ない、ステップS7に移る。この処理では、遊技状態移行条件が満たされているか否かを判別し、遊技状態移行条件が満たされていると判別される場合には遊技状態を移行し、遊技状態移行条件が満たされていると判別されない場合には現在の遊技状態を維持する。
ステップS7では、内部抽籤処理を行ない、ステップS8に移る。ステップS8では、RTカウンタ更新処理を行い、ステップS9に移る。このRTカウンタは、主制御回路60のメインRAM64の所定領域に設けられている。ステップS9では、回胴初期設定処理を行い、ステップS10に移る。
ステップS10では、遊技開始コマンドを副制御回路90に送信し、ステップS11に移る。この遊技開始コマンドには、遊技状態、及び内部当籤役などの情報が含まれる。ステップS11では、前回のメインリール4L,4C,4Rが回転を開始してから“4.1秒”経過しているか否かを判別する。この判別がYESのときは、ステップS13に移り、NOのときは、ステップS12に移る。ステップS12では、ウェイト処理を行ない、ステップS13に移る。この処理では、前回のゲームが開始してから所定時間(例えば、所定秒(“4.1秒”など))経過するまでの間、遊技者のメインリール4L,4C,4Rの回転を開始する操作に基づく入力を無効にする処理を行う。
ステップS13では、メインリール4L,4C,4Rの回転開始を要求するコマンドを、メインリール用モータ駆動回路81に送信し、ステップS14に移る。
ステップS14では、リール停止許可コマンドを副制御回路90に送信し、ステップS15に移る。ステップS15では、停止制御処理を行ない、ステップS16に移る。この処理では、内部当籤役や遊技者による停止操作のタイミング等に基づいてメインリール4L,4C,4Rの回転を停止させる処理を行う。ステップS16では、表示役検索処理を行ない、図5のステップS17に移る。この処理では、メイン表示窓3L,3C,3Rの図柄の停止態様に基づいて表示役(成立役)を識別するためのフラグをセットする処理を行う。
図5のステップS17では、エラーチェック処理を行ない、ステップS18に移る。ステップS18では、成立した表示役の情報を含む表示役成立コマンドを副制御回路90に送信し、ステップS19に移る。
ステップS19では、メダル払出処理を行ない、ステップS20に移る。ステップS20では、払出枚数に基づいてボーナス終了枚数カウンタを更新し、ステップS21に移る。この処理では、ボーナス終了枚数カウンタが1以上であることを条件に、このボーナス終了枚数カウンタから払出枚数に応じた値を減算する処理が行なわれる。
ステップS21では、払出終了コマンドを副制御回路90に送信し、ステップS22に移る。ステップS22では、RB作動中フラグ又はBB作動中フラグのいずれかがオンであるか否かを判別する。この判別がYESのときは、ステップS23に移り、NOのときは、ステップS24に移る。RB作動中フラグは、RB遊技状態であるか否かを識別するための情報であり、RB遊技状態であるときにオンであり、RB遊技状態でないときにオフである。BB作動中フラグは、BBが作動しているか否かを識別するための情報であり、作動しているときにオンであり、作動していないときにオフである。
ステップS23では、ボーナス終了チェック処理を行ない、ステップS25に移る。この処理では、RB遊技状態におけるゲーム回数(遊技回数)が遊技可能回数(例えば、12回)を超えたか否か、RB遊技状態における役の成立回数が入賞可能回数(例えば、8回)を超えたか否か、及びボーナス終了枚数カウンタが0以下になったか否かを判別し、少なくとも一つの条件を満たすと判別した場合には、ボーナスを終了させる。
ステップS24では、ボーナス作動チェック処理を行ない、ステップS25に移る。この処理では、表示役がBBの成立役のいずれかであれば、対応する作動中フラグをオンにし、遊技状態をRB遊技状態に移行する。ステップS25では、リプレイ作動チェック処理を行ない、図4のステップS2に移る。この処理では、表示役がリプレイであることを条件に、今回のゲームのために投入された投入枚数と同数を自動投入カウンタにセット(自動投入)する処理を行う。自動投入カウンタは、メインRAM64の所定領域に設けられている。
図6を参照して、メインCPU62の制御による割込処理について説明する。この定期割込処理は、1.1173ms毎に行なわれる。
初めに、メインCPU62は、入力ポートチェック処理を行ない(ステップS50)、ステップS51に移る。この処理では、スタートレバー17の押圧操作によるスタートスイッチ17Sからの入力等の有無を確認する。ステップS51では、通信データ送信処理を行ない、ステップS52に移る。
ステップS52では、リール制御処理を行ない、ステップS53に移る。この処理では、制御対象のリールを示す情報をリール識別子として設定し、そのリールの駆動(メインリール4L,4C,4Rの回転開始制御、回転停止制御)を制御する処理を行う。ステップS53では、7SEG駆動処理を行ない、ステップS54に移る。ステップS54では、ランプ駆動処理を行ない、ステップS55に移る。ステップS55では、タイマ管理処理を行ない、定期割込処理を終了する。
図7は、副制御回路90のサブCPU93が実行するサブ制御処理である。初めに電源が投入され、リセット端子に電圧が印加されることにより、副制御回路90は、リセット割込を発生させ、その割込の発生に基づいて、サブROM94に記憶されたサブ制御処理を順次行うように構成されている。
初めに、副制御回路90のサブCPU93は、入力監視処理を行ない(ステップS30)、ステップS31に移る。この処理では、コマンドバッファ(主制御回路60から送信されたコマンドを格納する記憶領域)にデータがあるか否かを判別することにより、コマンドを受信したか否かを判別する処理を行う。ステップS32では、コマンド入力処理を行ない、ステップS33に移る。コマンド入力処理は、主制御回路60から入力されるコマンドを受信し、ステップS33に移る。ステップS33では、コマンド出力処理を実行し、コマンド入力処理にて入力されたコマンドに応じた要求コマンドを音制御回路96、遊技状態表示回路210、第1サブリール用モータ駆動回路97、遊技状態表示回路210を介して第2サブリール用モータ駆動回路520に送信する。
図8を参照して、サブCPU93の制御による割込処理について説明する。この定期割込処理は、1.1173ms毎に行なわれるが、定期割込処理の周期を変更することで、第1サブリール6L,6C,6R、第2サブリール8の回転速度を変更することが可能である。
初めに、サブCPU93は、入力コマンドチェック処理を行ない(ステップS40)、ステップS41に移る。この処理では、メインCPU62から送信される、演出実行要求に応じた要求コマンドの有無を確認する。ステップS41では、入力された要求コマンドが、第1サブリールの制御コマンド、第2サブリールの制御コマンドであるかを判断し、ステップS42に処理を移す。ステップS42では、後述するサブリール制御処理を行ない、定期割込処理を終了する。一例としては、遊技開始コマンドに付随して、第1サブリール回転開始コマンド、第2サブリール回転開始コマンドを受信する。第1サブリール回転開始コマンド、第2サブリール回転開始コマンドは、メインCPU62が任意のタイミングで送信してよい。
図9は、副制御回路90のサブCPU93が実行するサブリール制御処理である。初めに、副制御回路90のサブCPU93は、ステップS60にて、メインCPU62から送信される演出実行の要求コマンドを受信したか判断し、ステップS61に処理を移す。ステップS61では、演出実行要求が第1サブリールであるかを判断し、演出実行要求が第1サブリールである場合には、ステップS62に処理を移す。ステップS62では、図10にて後述する、第1サブリール制御処理を実行する。ステップS63にて、演出実行要求が第2サブリールである場合には、ステップS64に処理を移す。ステップS64では、図10にて後述する、第2サブリール制御処理を実行する。
図10は、副制御回路90のサブCPU93が実行する第1サブリール制御処理および、第2サブリール制御処理である。これらの処理は、サブCPU93が、第1サブリール用モータ駆動回路97或いは、第2サブリール用モータ駆動回路520に対してコマンドを送信する点で異なるが、制御処理としての処理手順は同一であるため、ここでは、第2サブリール制御処理について説明するが、第1サブリール制御処理も同様の手順で行われる。
図10を参照して、第1,2サブリール制御処理について説明する。まず、サブCPU93は、第2サブリール8が回転制御中であるか否かを判別する(ステップS70)。この判別がYesのときは、ステップS71に移り、Noのときは、処理を終了する。
ここで、回転制御中は、停止制御中、加速制御中、及び定速制御中のうちのいずれかの状態であることを示している。例えば、サブRAM95に設けられた停止制御中フラグの領域の値がオンであれば停止制御中と判定され、よって回転制御中と判定される。オフであれば停止制御中ではないと判定され、よって回転制御中ではないと判定される。加速制御中、及び定速制御中に関しても同様である。
ステップS73では、加速制御中であるか否かを判別する。この判別がYesのときは、ステップS74に移り、Noのときは、ステップS75に移る。ステップS74では、加速制御処理を行い、処理を終了する。加速制御処理は1−2相励磁で第2サブ用ステッピングモータ505を駆動するため、サブCPU93が1−2相励磁となるパルス信号を第2サブリール用モータ駆動回路520に供給する。
ステップS75では、定速制御中でないかどうかを判別する。この判別がYesのときは、ステップS76に移り、Noのときは、ステップS77に移る。ステップS76では、回転開始処理を行い、処理を終了する。
ステップS77では、補正禁止中(補正禁止フラグがオン)ではないかどうかを判別する。この判別がYesのときは、ステップS78に移り、Noのときは、ステップS79に移る。ステップS78では、定速制御処理を行い、処理を終了する。定速制御処理は2相励磁で第2サブ用ステッピングモータ505を駆動するため、サブCPU93が2相励磁となるパルス信号を第2サブリール用モータ駆動回路520に供給する。1−2相励磁であることから回転を安定させることが可能である。
ステップS79では、停止要求がある(停止要求フラグがオン)か否かを判別する。この判別がYesのときは、ステップS81に移り、Noのときは、ステップS80に移る。ステップS80では、パルスカウンタ更新処理を行い、処理を終了する。
ステップS81では、停止制御中に設定する。例えば、サブRAM95に設けられた定速制御中フラグ及び停止要求フラグの領域をオフに設定し、サブRAM95に設けられた停止制御中フラグの領域をオンに設定する(加速制御中及び定速制御中に設定する場合も同様にそれぞれのフラグを設定する構成にしてもよい)。その後、ステップS82に移る。ステップS82では、停止制御処理を行い、処理を終了する。停止制御処理は1−2相励磁で第2サブ用ステッピングモータ505を駆動するため、サブCPU93が1−2相励磁のパルス信号を第2サブリール用モータ駆動回路520に供給する。
図11、図12を参照して、図12はキャビネットの上部を破断して側方から示す図であり、キャビネットの表面には第2サブ表示窓(パネル表示窓)7が規定されており、この第2サブ表示窓7に対応してキャビネット内には第2サブリール8が配設されている。この第2サブリール8は、第2サブリールドラム(フレーム)501と、この第2サブリールドラム501に支持された表示体とを有し、表示体として、複数の図柄が描かれている。
キャビネットには第2サブ支持フレーム512が取り付けられており、この第2サブ支持フレーム512は第2サブリールドラム501の上面に平行に位置づけられた平行部分と、第2サブリールドラム内に延在する延在部分とを有し、この平行部分には、第2サブリール用リール位置検出回路303、リール中継基板509、第2サブリール用モータ駆動回路520及び第2サブ用ステッピングモータ505が配設されている。
一方、延在部分には、上部リールランプ(LED)ケース502及び後部LED9が搭載されたLED基板503が配設されている。そして、上部リールランプケース502に収容されたランプによって第2サブリール8上の図柄が照らされ、第2サブ表示窓7から図柄が容易に視認できるようになっている。
図示のように、第2サブリールドラム501の下側部分からは複数の支持腕部513が斜め上方に延びており、これら支持腕部513の上端側には支持リング体515が規定されている。前述の支持フレーム512の平行部分にはベアリングを介してシャフト507の一端(上端)が回転可能に支持されるとともに、シャフト507の上端は取付部材514によって第2サブリールドラム501に取り付けられている。
一方、シャフト507の下側部分は前述の支持リング体515に嵌入されている。シャフト507に嵌め込まれたリング516が支持リング体515の下面に当接し、シャフト507の下端に形成されたフランジ部517とリング516との間にはリールスプリング506が配設されて、リング516を図中上方に付勢している。
図示のように、シャフト507には略円盤状のベース板体(ベースギア体)100がその中心部で嵌め込まれており、このベース板体100にはその外周端に沿って上方に突起する複数の遮光片(検知片)110が形成されている。さらに、ベース板体100の外周面には外周面に亘ってギア歯(サブギア)200がベース板体100と一体的に形成されている。
第2サブ用ステッピングモータ505のモータ軸にはギア体518が取り付けられており、このギア体518はサブギア200と噛み合っている。従って、第2サブ用ステッピングモータ505が駆動されると、第2サブ用ステッピングモータ505の回転がギア体518及びサブギア200を介してベース板体100に伝わり、これによって、第2サブリールドラム501が回転することになる。そして、第2サブリールドラム501の回転によって第2サブ表示窓7から表示される図柄が変動することになる。
なお、キャビネットの後端側には、上部リール保護カバー508が設けられ、第2サブリール8が保護される。また、前述のLED基板503は、リール中継基板509、遊技状態表示回路210を介して、副制御回路90に接続されている。さらに、図12には示されていない検知体が第2サブリール用リール位置検出回路303、遊技状態表示回路210を介して副制御回路90に接続されている。
図13を参照すると、前述の支持フレーム512には、検知体300が取り付けられており、この検知体300は一対の腕部(第1及び第2の腕部)を有している。つまり、検知体300は断面コの字状に成形されている。そして、第1及び第2の腕部は、ベース板体100が回転駆動された際、遮光片110が通過する通路(所定の円周上の通路)を挟む位置に位置づけられる。なお、第1及び第2の腕部はそれぞれ受光部及び発光部として用いられ、発光部からの光を受光部で受光するようになっている。
図14を参照して、ベース板体100の構造について詳細に説明する。図12に関連して説明したように、ベース板体100には上方に突起する複数の遮光片110が形成されている。図14に示すように、遮光片110、複数の遮光片部110aと基準となる基準遮光片部(基準検知片部)110bとに区分されており、遮光片部(検知片部)110aは、例えば、等間隔に配設されている。
図示のように、基準遮光片部110bのリールドラム回転方向の幅は、各遮光片部110aの幅よりも広い(つまり、基準遮光片部110bの幅は各遮光片部110aの幅と異なり、各遮光片部110aの幅は同一である)。加えて、基準遮光片部110bと隣接する遮光片部110aの一方との間隔を符号120aで表し、基準遮光片部110bと隣接する遮光片部110aの他方との間隔を符号120bで表すと、間隔120b>間隔120aとされる。つまり、基準遮光片部110bと隣接する遮光片部110aとの間隔は互いに異ならせてある。
上述の遊技機において、遊技者が開始操作を行うと、前述したようにして、副制御回路90の制御下で第2サブ用ステッピングモータ505によって第2サブリールドラム501が回転駆動され、第2サブ表示窓7を介して表示される図柄が変化する。第2サブリールドラム501はベース板体100を介して回転駆動されており、ベース板体100の回転によって、遮光片110が検知体300の発光部と受光部の間を通過する。
そして、遮光片が発光部と受光部との間に位置した際にのみ、発光部から光が遮光されて、受光部で受光されないことになる。つまり、副制御回路90では、受光部で発光部からの光が受光されないと、検知体300によって遮光片110が検知されたことを知る。
前述のように、基準遮光片部110bの幅は遮光片部110aの幅よりも広いから、遮光片部110aによって発光部からの光が遮光される時間(遮光時間)よりも、基準遮光片部110bによって光が遮光される遮光時間が長いと、副制御回路90では基準遮光片部110bによって遮光されたことを知ることができる。
そして、副制御回路90(リール回転検知手段)は、基準遮光片部110bの位置を基準位置(原点)として、間隔120a、間隔120bにより、基準位置の回転方向を判断し、基準遮光片部110bと遮光片部110aとの位置関係、第2サブ用ステッピングモータ505のパルスの更新回数、検知体300が検知する回数によって、表示される図柄を知ることができる。
このことは、遊技者が停止操作を行って、第2サブリールドラム501の回転を停止した際、第2サブ表示窓7を介して表示されている図柄を容易に副制御回路90が知ることができることを意味する。つまり、第2サブリールドラム501が回転停止した際、副制御回路90は、基準遮光片部110bから何個目(何番目)の遮光片部110aによって遮光が行われたか認識しているから、予め図柄と遮光片部110a及び基準遮光片部110bとを対応付けたテーブルを備えていることで、副制御回路90はこのテーブルを検索することによって、第2サブリールドラム501が回転停止した際に、第2サブ表示窓7を介して表示されている図柄を知ることができる。
さらに、上述の実施の形態では、基準遮光片部110bと隣接する遮光片部110aとの間隔がそれぞれ異なっているから、副制御回路90はベース板体100の回転方向を容易に知ることができる。
例えば、副制御回路90では、基準遮光片部110bを検知した後、次に遮光片部110aを検知するまでの時間が予め規定された時間より短ければ、第1の回転方向(第2サブ用ステッピングモータ505の正転方向)にベース板体100が回転し、遮光片部110aを検知するまでの時間が予め規定された時間より長ければ、第2の回転方向(第2サブ用ステッピングモータ505の逆転方向)にベース板体100が回転したと認識する。
これによって、副制御回路90がベース板体100の回転方向を制御する際、第2サブ用ステッピングモータ505の回転方向又はベース板体100の回転方向を検知するセンサが不要となり、ベース板体100を回転駆動するための駆動機構(駆動装置)の構成を簡素化することができる。
このようにして、本実施の形態では、ベース板体100に複数の遮光片110を設けて、この遮光片を1つの基準遮光片部110bと複数の同一の遮光片部110aとに区分するようにしたので、基準位置からのベース板体100(つまり、第2サブリールドラム501)の回転量(回転位置)を容易にしかも簡単な構成で知ることができることになる。
さらに、基準遮光片部110bと隣接する遮光片部110aとの間隔をそれぞれ、幅広と幅狭に異ならせているので、容易にベース板体100の回転方向を知ることができる。
なお、上述の説明から明らかなように、第2サブ用ステッピングモータ505、シャフト507、ベース板体100、及び第2サブリールドラム501等が集合的に変動表示手段として機能する。また、スタートレバー及び停止ボタンが操作手段として機能し、副制御回路90が開始制御手段及び停止制御手段として機能する。また、第2サブ用ステッピングモータ505及びベース板体100がリール駆動部として機能し、検知体300が副制御回路90とともに回転位置検知手段として機能する。
図15を参照すると、検知体300とベース板体100の構造を説明するための拡大図である。検知体300は断面コの字状に成形されている。そして、第1及び第2の腕部は、ベース板体100が回転駆動された際、遮光片110が通過する通路(所定の円周上の通路)を挟む位置に位置づけられる。なお、第1及び第2の腕部はそれぞれ受光部及び発光部として用いられ、発光部からの光を受光部で受光するようになっている。
図16は、第2サブ表示窓7の内側に設けられた第2サブリール8を示す。第2サブリール8は、外周面に沿って装着されるリールシートを有し、このリールシートは半透明フィルム材で構成され、その表面上に第2サブ用図柄519(7、ベル、スイカ等)が光透過性有色インキで印刷されている。この第2サブ用図柄519が、第2サブ表示窓7から視認可能となるように、第2サブリール8が配置される。
図17は、第2サブリール8の側面図である。第2サブリール8は、第2サブ用ステッピングモータ505により、図示したように矢印d1もしくは、d2の方向に回転する。第2サブ用図柄519の一の図柄は、第2サブリール8の周囲をRの範囲で印刷されている。図17に示す例では、Rの範囲が中心から72度であるため、第2サブリール8上のリールシートには、5つの図柄(7、ベル、スイカ等)が印刷されている。
図18は、第2サブ用ステッピングモータ505の内部構造を示す図である。本実施例に係る第2サブ用ステッピングモータ505は、各励磁相であるA相からD相が順番に時計回りに配置されている。このロータが所定方向に回転することで、第2サブリール8がロータと同方向に回転する。
第2サブ用ステッピングモータ505は、1−2相励磁と2相励磁を併用しており、第2サブリール用モータ駆動回路520が、副制御回路90(サブCPU93)からのコマンドに基づいて、各励磁相を切り替える。
図19は、1−2相励磁の場合の出力パルスデータテーブルを示す図である。第2サブ用ステッピングモータ505に配置されたA相、B相、C相、D相へのパルス出力は、この出力パルスデータテーブルに基づいて行われる。副制御回路90は、出力パルスデータテーブルに格納された励磁パターンに基づいて、パルス信号を出力する。このパルス信号は、第2サブリール用モータ駆動回路520に入力され、第2サブリール用モータ駆動回路520は、パルス信号に応じた励磁信号を出力することにより第2サブ用ステッピングモータ505を駆動する。
1−2相励磁の場合、出力パルスデータテーブルには、ポジション(1)からポジション(8)までの8個の出力パルスデータが格納されている。出力パルスデータには、ポジション(1)からポジション(8)の順に、“03”、“02”、“06”、“04”、“0C”、“08”、“09”、“01”が設定されている。これらの出力パルスデータは、それぞれ、AB相、B相、BC相、C相、CD相、C相、AD相、A相に対する励磁を要求するデータである。
副制御回路90は、ポジション(1)から(8)までの8個の出力パルスデータを順に読み出し、出力パルスデータが要求する各相に対してパルス信号を出力する。そして、ポジション(8)に基づくパルス信号の出力が終了すると、次はポジション(1)に戻り、これを第2サブリール8の回転が停止するまで繰り返して行う。
すなわち、ポジション(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)、(7)、(8)の順番に出力していくと正方向回転、(8)、(7)、(6)、(5)、(4)、(3)、(2)、(1)の順番に出力すると逆方向回転をする。ここで、本実施例において、正方向回転とは、遊技機1を正面から視認して右回転のことであり、逆方向回転とは、遊技機1を正面から視認して左回転のことである。
副制御回路90(信号出力手段、カウント手段)が、パルス信号を出力する(出力パルスデータを読み出す)ための制御周期(定期割込処理周期)は、基本的には、“1.1173msec”である。すなわち、基本的には、“1.1173msec”毎に1回の割込みが行われ、この定期割込処理により1回のパルス信号を出力する。なお、第2サブ用ステッピングモータ505の回転速度は、基本的な定期割込処理周期である“1.1173msec”の値を変更することで、可変とすることができる。
図20は、2相励磁の場合の出力パルスデータテーブルを示す図である。2相励磁の場合、出力パルスデータテーブルには、ポジション(1)からポジション(8)のうち、ポジション(1)、(3)、(5)、(7)までの4個の出力パルスデータが格納されている。出力パルスデータには、ポジション(1)、(3)、(5)、(7)の順に、“03”、“06”、“0C”、“09”が設定されている。これらの出力パルスデータは、それぞれ、AB相、BC相、CD相、AD相に対する励磁を要求するデータである。
ポジション(1)、(3)、(5)、(7)の順番に出力していくと正方向回転、(7)、(5)、(3)、(1)の順番に出力すると逆方向回転をする。
図21は、ベース板体100とパルス信号との関係を説明するための図である。以下の説明のために、便宜上、遮光片110には、各々(a)から(j)の符号を付け、基準遮光片部110bを、符号(a)として、時計の回転と反対方向に、各々の遮光片部110aに対して、符号(b)から符号(j)までを付している。基準遮光片部110bの端部を基準位置とする。基準位置とは、第2サブリール8の回転の基準となるベース板体100上の円周上の位置である。
図22、図23は、出力パルス数と検知状態と対応図柄の関係を示すテーブル図である。副制御回路90のサブROM94(パルス信号記憶手段)は、予め本テーブルを記憶しておく。出力パルス数とは、副制御回路90が出力するパルス数であり、検知状態とは、検知体300が遮光片110を検知した状態、或いは、非検知の状態であり、対応図柄は、第2サブリール8のリールシートに示される5つの図柄である。図23に示す、対応検知片の符号は、上述した遮光片110の各々の符号に対応する。
図21にて示した基準位置にて、パルス数を0として、第2サブリール8がd1方向(正方向回転)に回転を始めると、検知体300は、遮光片部110(a)を検知し、検知状態が“ON”になる。同時に、第2サブ表示窓7には、対応図柄“7”が視認可能となる。
次に、パルス数が51を超えると、遮光片部110(a)が51回のパルス(パルス幅)で基準位置を通過するため、検知状態は“OFF”になる。すなわち、基準遮光片部110(a)と隣接する遮光片部110(b)の一方との間隔120aが基準位置を通過し始めることで、検知状態は“OFF”になる。この間隔120aは、13回のパルスで基準位置を通過する。基準遮光片部110(a)のリールドラム回転方向の幅は、各遮光片部110(b)の幅よりも広いため、対応するパルス幅が、51と13で異なる。
次に、パルス数が64を超えると、間隔120aが13回のパルス(パルス幅)で基準位置を通過するため、再び検知状態は“ON”になる。すなわち、遮光片部110(b)が基準位置を通過し始めることで、検知状態は“ON”になる。この遮光片部110(b)は、13回のパルスで基準位置を通過する。
パルス数が77を超えると、遮光片部110(b)が13回のパルス(パルス幅)で基準位置を通過するため、検知状態は“OFF”になる。すなわち、遮光片部110(b)と隣接する遮光片部110(c)の一方との間隔が基準位置を通過し始めることで、検知状態は“OFF”になる。この間隔は、13回のパルスで基準位置を通過する。
パルス数が90を超えると、検知体300は、遮光片部110(c)を検知し、検知状態が“ON”になる。同時に、第2サブ表示窓7には、対応図柄“スイカ”が視認可能となる。
同様に、パルス数103、116、129、及びそれ以上においても、図22、図23のテーブル図に示すように、出力パルス数と検知状態と対応図柄が決定する。なお、ベース板体100は、336パルスで1周する。
図24は、検知体300が検知する検知パターンを示す図である。駆動パルスの計数値が“0”にクリアされるリセットパルスのタイミングを基準として、ベース板体100の回転方向が、正方向回転であれば、検知パターンは、検知状態“ON”から始まり、その後、検知状態“OFF”となる。これに対して、逆方向回転であれば、駆動パルスの計数値が“0”にクリアされるリセットパルスのタイミングを基準として、検知パターンは、検知状態“OFF”から始まり、その後、検知状態“ON”となる。したがって、検知体300からの信号を受信した副制御回路90は、リセットパルス後の当該検知パターンの相違により、回転方向を検知することができる。さらに、図23に示す出力パルス数とあわせて判断することで、第2サブリール8の回転位置を正確に検知することが可能である。
上記の説明においては、第2サブリールを回転駆動する例について説明したが、第1サブリール、メインリールを回転駆動する場合においても同様にして適用できる。また、上記の説明においては、リールを垂直方向に延びる軸回りに回転させる例について説明したが、リールを回転可能に支持する軸はいずれの方向に延びていてもよい。
(1) 遊技に必要な複数種類の図柄を変動表示する変動表示手段と、遊技者が操作可能な操作手段と、遊技者による前記操作手段の操作に応じて前記変動表示手段による図柄の変動表示を開始させる開始制御手段と、遊技者による前記操作手段の操作に応じて前記変動表示手段による図柄の変動表示を停止させる停止制御手段と、を備える遊技機であって、前記変動表示手段は、前記図柄を有するリールと該リールを回転駆動するリール駆動部と、予め規定された基準位置及び該基準位置からの前記リールの回転位置を検知する回転位置検知手段とを備え、前記回転位置検知手段は、前記リール駆動部に備えられ前記リールの回転に伴って所定の円周上を回転し、当該回転の基準位置となる検知片を含む複数の検知片と、前記検知片を検知する検知体とを有することを特徴とする遊技機。
(1)の遊技機では、複数の検知片を設けるようにしたので、検知体によって各検知片を検出することによって、容易にリールの回転位置を検出することができる。例えば、停止制御手段が検知体によって複数の検知片の各々を認識すれば、リールが停止した位置を容易に認識することができる。
(2)(1)に記載の遊技機において、定期割込処理を実行し、当該定期割込処理時にパルス信号を出力する信号出力手段を有し、前記リール駆動部は、前記信号出力手段から受信したパルス信号に基づいて、励磁信号を送信するモータ駆動部と、前記モータ駆動部から励磁信号を受信することで前記リールを回転するステッピングモータとを有し、前記複数の検知片の各々は、前記リールの円周方向を囲むように所定の間隔で配置され、前記信号出力手段は、前記複数の検知片の各々が前記基準位置を通過する際のパルス信号数の範囲を予め記憶するパルス信号記憶手段と、前記基準位置から回転するために出力したパルス信号数をカウントするカウント手段と、当該カウント手段がカウントしたパルス信号数が、予め前記パルス信号記憶手段に記憶されたパルス信号数のどの範囲に属するか、及び、前記検知体による前記複数の検知片に対する検知の有無に基づいて、前記リールの位置を検知するリール回転検知手段とを有することを特徴とする遊技機。
(2)の遊技機では、リール駆動部がモータ駆動部とステッピングモータとにより構成され、複数の検知片の各々は、リールの円周方向を囲むように所定の間隔で配置されている。そして、複数の検知片の各々が基準位置を通過する際のパルス信号数の範囲を予め記憶しておき、基準位置から回転するために出力したパルス信号数をカウントして、当該カウントしたパルス信号数が、予め記憶されたパルス信号数のどの範囲に属するか、及び、検知体による複数の検知片に対する検知の有無に基づいて、リールの位置を検知する。よって、カウントされたパルス信号数と検知の有無によって、容易にリールの回転位置を検出することができる。
(3)(1)又は(2)に記載の遊技機において、定期割込処理を実行し、当該定期割込処理時にパルス信号を出力する信号出力手段を有し、前記リール駆動部は、前記信号出力手段から受信したパルス信号に基づいて、励磁信号を送信するモータ駆動部と、前記モータ駆動部から励磁信号を受信することで前記リールを回転するステッピングモータとを有し、前記複数の検知片の各々は、前記リールの円周方向を囲むように所定の間隔で配置され、前記信号出力手段は、前記複数の検知片の各々が前記基準位置を通過する際のパルス信号数の範囲を予め記憶するパルス信号記憶手段と、前記基準位置から回転するために出力したパルス信号数をカウントするカウント手段と、当該カウント手段がカウントしたパルス信号数が、予め前記パルス信号記憶手段に記憶されたパルス信号数のどの範囲に属するか、及び、前記検知体による前記複数の検知片に対する検知の有無に基づいて、前記リールの回転方向を検知するリール回転検知手段とを有することを特徴とする遊技機。
(3)の遊技機では、リール駆動部がモータ駆動部とステッピングモータとにより構成され、複数の検知片の各々は、リールの円周方向を囲むように所定の間隔で配置されている。そして、複数の検知片の各々が基準位置を通過する際のパルス信号数の範囲を予め記憶しておき、基準位置から回転するために出力したパルス信号数をカウントして、当該カウントしたパルス信号数が、予め記憶されたパルス信号数のどの範囲に属するか、及び、検知体による複数の検知片に対する検知の有無に基づいて、リールの回転方向を検知する。よって、カウントされたパルス信号数と検知の有無によって、容易にリールの回転方向を検出することができる。
(4)(1)乃至(3)いずれか記載の遊技機において、定期割込処理を実行し、当該定期割込処理時にパルス信号を出力する信号出力手段を有し、前記リール駆動部は、前記信号出力手段から受信したパルス信号に基づいて、励磁信号を送信するモータ駆動部と、前記モータ駆動部から励磁信号を受信することで前記リールを回転するステッピングモータとを有し、前記リールを加速制御及び停止制御する場合には、前記モータ駆動部は、1−2相励磁の励磁信号を前記ステッピングモータに送信し、前記リールを定速制御する場合には、前記モータ駆動部は2相励磁の励磁信号を前記ステッピングモータに送信することを特徴とする遊技機。
(4)の遊技機では、リール駆動部がモータ駆動部とステッピングモータとにより構成され、リールを加速制御及び停止制御する場合には、モータ駆動部は1−2相励磁の励磁信号をステッピングモータに送信し、リールを定速制御する場合には、モータ駆動部は2相励磁の励磁信号を前記ステッピングモータに送信する。1−2相励磁の場合は、2相の出力の間に、1相の出力を挟むことによって、より滑らかにステッピングモータを回転することができるため、加速制御及び定速制御時に脱調が発生しにくい安定したリールの回転を得ることができる。
(5)前記リール駆動部はモータと前記リールに前記モータからの回転力を伝達する駆動ギア部とを有し、前記検知片は前記駆動ギア部の外周端に沿って配設されており、
前記検知片は前記基準位置に対応する基準検知片部と複数の検知片部とに区分され、前記基準検知片部の前記駆動ギア部の回転方向幅が前記複数の検知片部の前記駆動ギア部の回転方向幅と異なることを特徴とする(1)記載の遊技機。
(5)の遊技機では、複数の検知片を基準位置に対応する基準検知片部と複数の検知片部とに区分して、基準検知片部の駆動ギア部の回転方向幅を複数の検知片部の駆動ギア部の回転方向幅と異ならせるようにしたので、検知体によって基準検知片部を検出し、続いて検知片部を検出すれば、リールの基準検知片部からの回転量、つまり、回転位置を容易に把握することができる。
(6)前記基準検知片部と前記基準検知片部に隣接する前記検知片部との間隔は互いに異なることを特徴とする(5)記載の遊技機。
(6)の遊技機では、基準検知片部と基準検知片部に隣接する前記検知片部との間隔を互いに異ならせるようにしたので、この間隔の相違を検出すれば、つまり、基準検知片部を検出した後、続いて隣接の検知片部が検出されるまでの時間をカウントすれば、間隔の相違によってカウントされる時間が異なるから、容易にリールの回転方向を知ることができる。
(7)前記検知片部間の間隔は互いに等間隔であることを特徴とする(6)記載の遊技機。
(7)の遊技機では、検知片部間の間隔を互い等間隔に設定したので、検知体によって検知片部を検出すれば、リールの基準位置からの回転位置を容易に知ることができる。
(8)前記検知体は発光部と受光部とを有し、前記発光部と前記受光部とは前記検知片が通過する通路を挟むように配設され、前記検知片は前記発光部からの光を遮光する遮光片であることを特徴とする(1)〜(7)のいずれかに記載の遊技機。
(8)の遊技機では、発光部からの光を検知片である遮光片で遮光して、遮光片を検知するようにしたから、精度よく遮光片を検出することができ、ひいてはリールの回転位置を精度よく検出することができる。
1 遊技機
2 筐体
3L,3C,3R メイン表示窓
4L,4C,4R メインリール
5L,5C,5R 第1サブ表示窓
6L,6C,6R 第1サブリール
7 第2サブ表示窓
8 第2サブリール
9 後部LED
10L,10R 上部LED
11L,11R サイドLED
12L,12R スピーカ類
13 台座部
14 メダル投入口
15 1−BETボタン
15S 1−BETスイッチ
16 最大BETボタン
16S 最大BETスイッチ
17 スタートレバー
17S スタートスイッチ
18L,18C,18R 停止ボタン
18CS,18LS,18RS 停止スイッチ
19 精算ボタン
19S 精算スイッチ
20 メダル払出口
20S メダルセンサ
21 メダル受け部
23 腰部パネル
60 主制御回路
61 マイクロコンピュータ
62 メインCPU
63 メインROM
64 メインRAM
65 クロックパルス発生回路
66 分周器
67 乱数発生器
68 サンプリング回路
71 ホッパー駆動回路
72 ホッパー
72S メダル検出部
73 払出完了信号回路
81 メインリール用モータ駆動回路
82C,82L,82R メインリール用ステッピングモータ
83 メインリール用リール位置検出回路
90 副制御回路
91 メインサブ中継回路
92 サブ中継回路
93 サブCPU
94 サブROM
95 サブRAM
96 音制御回路
97 第1サブリール用モータ駆動回路
98C,98L,98R 第1サブ用ステッピングモータ
99 第1サブリール用リール位置検出回路
100 ベース板体
110 遮光片部
210 遊技状態表示回路
300 検知体
303 第2サブリール用リール位置検出回路
501 第2サブリールドラム
503 LED基板
505 第2サブ用ステッピングモータ
506 リールスプリング
507 シャフト
508 上部リール保護カバー
509 リール中継基板
512 第2サブ支持フレーム
513 支持腕部
514 取付部材
515 支持リング体
516 リング
517 フランジ部
518 ギア体
519 第2サブ用図柄
520 第2サブリール用モータ駆動回路
521 バックライト
523 背面スピーカ
524 下部スピーカ

Claims (2)

  1. 遊技に必要な複数種類の図柄を変動表示する変動表示手段と、
    遊技者が操作可能な操作手段と、
    遊技者による前記操作手段の操作に応じて前記変動表示手段による図柄の変動表示を開始させる開始制御手段と、
    遊技者による前記操作手段の操作に応じて前記変動表示手段による図柄の変動表示を停止させる停止制御手段と、を備える遊技機であって、
    前記変動表示手段は、前記図柄を有するリールと、該リールを回転駆動するリール駆動部と、予め規定された基準位置及び該基準位置からの前記リールの回転位置及び回転方向を検知する回転位置方向検知手段とを備え、
    前記回転位置方向検知手段は、前記リール駆動部に備えられ前記リールの回転に伴って所定の円周上を回転し、当該回転の基準位置となる検知片を含む複数の検知片と、前記検知片を検知する検知体とを有し、
    前記リール駆動部は、モータと、前記リールに前記モータからの回転力を伝達する駆動ギア部とを有し、
    前記複数の検知片は、前記駆動ギア部の外周端に沿って配設されているとともに、前記基準位置に対応する基準検知片部と複数の検知片部とに区分されており、
    前記基準検知片部の前記駆動ギア部の回転方向幅は、前記複数の検知片部の前記駆動ギア部の回転方向幅と異なり、
    前記基準検知片部と当該基準検知片部に対して第1回転方向側及び第2回転方向側に隣接する2つの前記検知片部との間隔は、互いに長さが異なるように相対的に短い第1の間隔と相対的に長い第2の間隔とされており、
    前記回転位置方向検知手段は、前記基準検知片部を検知した後、次に前記検知片部を検知するまでの時間が、相対的に短ければ前記第1回転方向に回転し、相対的に長ければ前記第2回転方向に回転していると認識することを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1に記載の遊技機において、
    前記回転位置方向検知手段は、定期割込処理を実行し、当該定期割込処理時にパルス信号を出力する信号出力手段を有し、
    前記リール駆動部は、前記モータとしてのステッピングモータと、前記信号出力手段から受信したパルス信号に基づいて、前記ステッピングモータに励磁信号を送信するモータ駆動部とを有し、
    前記信号出力手段は、前記基準検知片部及び前記複数の検知片部の各々が前記基準位置を通過する際のパルス信号数の範囲を予め記憶するパルス信号記憶手段と、前記基準位置から回転するために出力したパルス信号数をカウントするカウント手段と、当該カウント手段がカウントしたパルス信号数が、予め前記パルス信号記憶手段に記憶されたパルス信号数のどの範囲に属するか、及び、前記検知体による前記基準検知片部及び前記複数の検知片部に対する検知の有無に基づいて、前記リールの回転方向を検知するリール回転検知手段とを有することを特徴とする遊技機。
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