JP4075740B2 - 通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、所定のホスト装置に管理情報を送信する機能を有する通信装置に関する。
従来より、電話回線に接続可能なファクシミリ装置において、装置の故障状態や消耗品の使用状況等の管理情報を、電話回線を介して接続されたホスト装置に自動送信するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
上述のホスト装置は、多くのファクシミリ装置から電話回線を介して管理情報を受信するよう構成されており、各ファクシミリ装置は、使用者に管理情報をホスト装置に向けて自動送信する時刻を設定させるようにしていた。
特開2000−101771号公報
しかしながら、上記ファクシミリ装置において、例えば、通信料金の都合等から、特定の時間帯に管理情報を送信したい場合には、使用者がその時間帯を考慮して送信時間の設定を行う必要があり、この場合、使用者は、細かい時刻設定をするのは煩わしいため、毎正時等の特定の時刻に時刻設定することが多かった。
このため、多くのファクシミリ装置は、特定の時刻にホスト装置に管理情報を送信しようとするので、ホスト装置の回線に通信が集中し、ビジー状態となり、管理情報が送信できないという問題点があった。
また、ビジー状態になった際に、一定時間後に再通信を行うリダイヤル機能を備えていれば、管理情報を送信できる可能性は高くなるが、無駄な処理が多くなるという問題点があった。
更に、使用者が管理情報の送信時刻を設定しなくても、特定の時間帯になれば自動的に管理情報の送信を開始するような構成が考えられるが、この構成であっても、特定の時間帯の始点で、ホスト装置の回線に通信が集中してしまう。
尚、ここでは、ファクシミリ装置を例示して問題点を指摘したが、この問題点はファクシミリ装置に限らず、所定の時間帯に、ネットワークを介して接続されたホスト装置に対して、管理情報を送信可能な通信装置であれば起こり得る問題と考えられる。
そこで、ネットワークを介して特定の通信相手との間で通信を行う通信装置において、通信が集中することを防止し、データの通信が正常に行えるようにすることを本発明の目的とする。
かかる目的を達成するために成された、請求項1に記載の発明は、予め定められた通信開始時刻になると、ネットワークを介して特定の通信相手との間で通信を行う通信手段を有する通信装置において、外部からの指令に基づいて、該指令が入力されたときの現在時刻を判定対象時刻に設定し、該判定対象時刻が予め設定された通信許容時間帯に包含されているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、前記判定対象時刻が前記通信許容時間帯に包含されていないと判定された場合に、当該判定対象時刻に予め定められた時間を加算または減算して判定対象時刻を変更し、前記判定手段に変更した判定対象時刻を再度判定させる加減算手段と、前記判定手段により、前記時刻が前記通信許容時間帯に包含されていると判定された場合に、当該判定対象時刻を前記通信開始時刻に設定する通信時刻設定手段と、を備えたことを特徴としている。
つまり、使用者が通信開始時刻を設定する通信装置であると、使用者が通信開始時刻を設定する煩わしさから、毎正時等の特定の時間に通信が集中し易くなり、特定の通信相手との通信が正常に行えなくなる虞があるため、通信開始時刻の設定指令が外部から入力されると、先ず、判定手段により、設定指令が入力された時刻が、予め設定された通信許容時間帯に包含されているか否かを判定し、その時刻が通信許容時間帯に包含されている場合には、加減算手段が、設定指令が入力された時刻に任意の時間を加算または減算することにより、この時刻が通信許容時間帯に包含されるよう設定する。
従って、このような通信装置(請求項1)であれば、使用者が通信開始時刻の設定指令を行なった時刻というランダムな時刻を用いて通信開始時刻を設定することができるので、通信のための設定時刻を分散化することができ、延いては、通信相手に通信が集中することを防止し、通信装置と通信相手とのデータの通信を正常に行うことができる。
また、請求項2に記載のように、通信許容時間帯を外部操作によって設定するための時間帯設定手段を備えたことが好ましい。
このような通信装置(請求項2)であれば、通信許容時間帯を自由に変更できるため、使用者にとってより便利である。
また、請求項2に記載の通信装置において、加減算手段は、請求項3に記載のように、時間帯設定手段により設定された時間帯の長さに応じて、前記時刻に加算または減算する時間を変更することが好ましい。
このような通信装置(請求項3)であれば、時間帯設定手段により設定された時間帯の長さに適応した、加減算のための候補を使用することができるので、通信開始時刻を好適に決定することができる。
更に、請求項1〜請求項3の何れかに記載の通信装置において、通信手段は、請求項4に記載のように、通信開始時刻に通信を試みた結果、正常な通信を行うことができなかった場合には、所定時間後に再び通信を行うことが望ましい。
このような通信装置(請求項4)であれば、通信手段は正常な通信を行うことができなかった場合であっても、再び通信を行うので、確実に通信を行うことができる。
加えて、請求項4に記載の通信装置において、通信時刻設定手段は、請求項5に記載のように、通信手段により再通信を行った結果、正常な通信を行うことができた場合には、前記通信開始時刻を正常な通信が行うことができた時刻に変更することが好ましい。
つまり、正常な通信が行えた時刻は、他の通信装置における通信開始時刻と一致していない時刻である可能性が高いと考えられるため、再通信を行った結果、正常な通信が行えた場合には、その時刻を、次回以降の通信開始時刻とするよう構成しているのである。
このような通信装置(請求項5)であれば、より混雑し難い時刻に通信開始時刻を設定することができる。
また、請求項4または請求項5に記載の通信装置において、通信時刻設定手段は、請求項6に記載のように、通信手段により再通信を行う時刻が、通信許容時間帯に包含されない場合には、再通信を行う時刻を前記通信許容時間帯に包含される時刻に変更することが望ましい。
このような通信装置(請求項6)であれば、再通信を行う時刻が通信許容時間帯から逸脱することを防止し、必ず設定した通信許容時間帯で通信を行うことができる。
更に、請求項1〜請求項6の何れかに記載の通信装置において、加減算手段は、請求項7に記載のように、設定指令が入力された時刻に対して加算または減算する時間を、予め定められた複数の候補から選択するよう構成されており、且つ、複数の候補の中から、加算または減算の処理に使用する候補を選択する際には、時間の絶対値が大きな候補から順に選択することが好ましい。
つまり、例えば、時間の絶対値が小さな候補から選択し、設定指令が入力された時刻に対して加算または減算するよう構成すると、通信許容時間帯の開始時刻または終了時刻付近に通信開始時刻が集中し易くなるため、これを防止するために、時間の絶対値が大きな候補から順に選択するよう構成しているのである。
このような通信装置(請求項7)であれば、より通信開始時刻を分散させることができるので、通信相手に通信が集中することを防止することができる。
また、請求項1〜請求項7の何れかに記載の通信装置において、当該通信装置に消耗品または交換部品を備えている場合には、通信手段は、請求項8に記載のように、特定の通信相手に対して、消耗品または交換部品の使用状況を送信するよう構成することが望ましい。
このような通信装置(請求項8)であれば、消耗品または交換部品の使用状況を特定の通信相手に送信することにより通信相手は、消耗品または交換部品の寿命を知ることができる。
更に、請求項1〜請求項8の何れかに記載の通信装置において、ネットワークは、請求項9に記載のように、電話回線であってもよい。
つまり、ネットワークが電話回線である場合には、例えば、通信料金が安い時間帯にデータの送信を行いたい等の要望に好適に対応することができる。
以下に本発明にかかる実施の形態を図面と共に説明する。
図1は、本発明が適用されたファクシミリ装置1(本発明でいう通信装置)の主要部(プリンタ部10およびスキャナ部60)の構成を表す概略断面図(図1(a))、および、スキャナ部60の構成を表す概略断面図(図1(b))である。また、図2は、ファクシミリ装置1の主要部の電気的構成を表すブロック図である。
図1に示すように、ファクシミリ装置1は、プリンタ部10と、スキャナ部60と、から構成されている。プリンタ部10は、印刷用紙取込機構部20、画像形成部30、定着部40、印刷用紙排出機構部50、などを備えており、制御部80(図2参照。本発明でいう通信手段。)は、上記各部を動作させ、通信回線網3(本実施例では、公衆電話回線網)を通じて外部のファクシミリ装置5から受信したデータ信号(ファクシミリメッセージ)に基づく画像を、印刷用紙上に形成する。
このプリンタ部10を構成する印刷用紙取込機構部20は、本体ケースより外側に用紙トレイ21を備えており、用紙トレイ21上部に積層された印刷用紙の上面を、用紙トレイ21背部に設置されたバネ23の付勢力によって給紙ローラ25に圧接し、この状態で給紙ローラ25を回転させることによって最上部に位置する印刷用紙を分離して装置内に取り込み、その取り込んだ印刷用紙を、装置内部で用紙搬送方向下流側に配置された一対のレジストローラ27,28に搬送する。そして、レジストローラ27,28にて、給紙
ローラ25から搬送されてきた印刷用紙を、後述する感光ドラム35と転写ローラ37との間の転写位置へ所定のタイミングで搬送する。
画像形成部30は、レーザ発振装置等を備えるビームスキャナ31、トナーを収容する現像器カートリッジ33、感光ドラム35、転写ローラ37、などを備えており、制御部80の制御によって、ビームスキャナ31より出射されるファクシミリメッセージに基づくレーザ光を、感光ドラム35上に照射し、感光ドラム35上にファクシミリメッセージに基づく静電潜像を形成する。
また、画像形成部30は、感光ドラム35上に形成された静電潜像を現像器カートリッジ33から供給されるトナーにより現像し、これを転写ローラ37と感光ドラム35との間に供給された印刷用紙に転写することにより印刷用紙上に画像(トナー像)を形成する。そして転写ローラ37の回転により、画像形成を行った印刷用紙を定着部40へと搬送する。
定着部40は、レジストローラ27,28から感光ドラム35と転写ローラ37との圧接部(転写位置)に至る印刷用紙の搬送方向の更に下流側に設けられており、加熱用ローラ41と、押圧ローラ43と、を備えている。画像形成部30にてトナー画像が形成された印刷用紙は、加熱用ローラ41と押圧ローラ43とによって印刷用紙排出機構部50側に搬送される間に加熱されつつ押圧され、これによって、トナー像は印刷用紙に定着される。
また、印刷用紙排出機構部50は、定着部40の搬送方向下流側に設けられており、用紙搬送用の一対の排紙ローラ51,53にて、定着部40から搬送されてきた印刷用紙を、下流側に位置する排紙トレイ55に排出する。一方、スキャナ部60は、主に、スタッカー61と、オートドキュメントフィーダ(ADF)部63と、分離ローラ65と、原稿先端位置検出センサ67と、原稿幅センサ69と、押圧ローラ71と、給紙ローラ72と、密着型イメージセンサ(CIS)ユニット73と、原稿押圧板74と、排紙ローラ75,76と、原稿搬送機構駆動部77(図2参照)と、を備えており、利用者から原稿の送信指令が入力されると制御部80の制御により、原稿搬送機構駆動部77にて上記各部を駆動し、これによって送信原稿から原稿内容を読み取り、画像データを生成する。
具体的に説明するとスキャナ部60は、原稿内容を含む面がスタッカー61に対向するようにして積層された複数枚の送信原稿の最下部を、ADF部63によって分離ローラ65に圧接し、この状態で分離ローラ65を回転させることによって、最下部に位置する送信原稿を一枚ずつ分離して装置内に引き込む構成にされている。
この引き込みの際に、スキャナ部60は、送信原稿の先端位置を原稿先端位置検出センサ67により検出し、これによって送信原稿の先端を、引込位置で一旦保持し、この後の搬送指示に従って、送信原稿を互いに対向して接触する押圧ローラ71と給紙ローラ72との間に搬送し、更に、その下流側に位置するCISユニット73上面に搬送する。
CISユニット73は、ガラス板で構成される上面より内部に配列されたLEDにて原稿を照らし、イメージセンサによって反射光を電気信号に変換することにより画像データを生成する構成にされており、スキャナ部60は、CISユニット73上面に原稿を配置すると共に、原稿押圧板74により原稿表面をガラス板に圧接した状態で、CISユニット73に原稿内容を読み取らせることによって、CISユニット73が生成した画像データを制御部80に出力する。
そしてCISユニット73より原稿搬送方向下流側に位置する排紙ローラ75,76に
よって、CISユニット73が読み取った送信原稿を、原稿トレイ79に排出する。尚、スキャナ部60を構成する上記各種ローラは、原稿搬送機構駆動部77が内蔵するモータ等によって、駆動される構成にされている。
また、給紙ローラ72の周辺には、送信原稿の幅(用紙サイズ)を検出するための原稿幅センサ69が設けられており、スキャナ部60は、この原稿幅センサ69によって、給紙ローラ72と、押圧ローラ71との間を通過する原稿用紙の用紙サイズ(原稿幅)を検出し、その検出信号を制御部80に出力する。また、この原稿幅センサ69は、原稿用紙の後端位置を検出することが可能な構成にされており、スキャナ部60は、この原稿幅センサ69によって、送信原稿の搬送を制御する構成にされている。
続いて、図2を用いて、当該ファクシミリ装置1の電気的構成について概略的に説明する。図2に示すように、ファクシミリ装置1は、装置各部を統括制御する制御部80に、上記プリンタ部10と、スキャナ部60と、ネットワークコントロールユニット(NCU:本発明でいう通信手段)91と、操作部93と、表示部95と、が接続された構成にされている。
制御部80は、CPU81、ROM83(フラッシュメモリ等)、RAM85、EEPROM89や、当該ファクシミリ装置1を外部のファクシミリ装置5およびホスト装置17と通信回線網3を通じて双方向通信可能に接続するためのモデム87などから構成されている。
また、ROM83には、各種プログラム、当該装置の動作を定義する各種設定情報などを記憶されていると共に、後述する時刻判定加算処理(図4参照)にて判定対象時刻に加算される時間の候補である複数の加算候補が、通信許容時間帯の長さに関連付けて記憶されている。そして、EEPROM89には、通信先電話番号等のアドレス情報、などが記憶されており、RAM85にて、各種プログラム実行時に必要なデータを一時記憶し、モデム87にて、ファクシミリメッセージなどの通信用のディジタル信号をアナログ信号に変換して、通信回線網3に繋がるNCU91に出力したり、NCU91から取得した外部のファクシミリ装置5からの通信信号(ファクシミリメッセージ等)をディジタル信号に変換したりする。
また制御部80に接続された操作部93は、キースイッチ等から構成されており、利用者の外部操作に従って各種指令信号を制御部80に入力する構成にされている。また表示部95は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)等から構成され、制御部80に制御されて、利用者に通知すべき各種情報を液晶ディスプレイに表示する構成にされている。また、表示部95は、後述する初期設定処理(図3(B)参照)において、各種設定項目を入力するための文字を表示するためにも使用される。
この他、ファクシミリ装置1には、制御部80に繋がるスピーカや受話器等が備えられている(図示せず)。
ところで、制御部80を構成するCPU81は、ROM83に記憶された各種プログラムを実行することにより、モデム87、NCU91を用いて当該ファクシミリ装置1を通信回線網(公衆電話回線網)3を通じて外部のファクシミリ装置5およびホスト装置17に双方向通信可能に接続すると共に、ITU−T規格のFAX通信手順により外部のファクシミリ装置5およびホスト装置17と通信を行って、データ信号(ファクシミリメッセージ)の送受信を行う。
ここで、制御部80は、後述する通信処理(図5(A)参照)にて、ファクシミリ装置1における、印字枚数、現像器カートリッジ33等の使用状況を、電話回線を介して接続
されるホスト装置17に送信するよう構成されている。
そこで、制御部80が、ファクシミリ装置1の使用状況をホスト装置17に向けて送信する通信処理について、図3以降に示すフローチャートを用いて順次説明する。
先ず、通信処理を行う時刻である通信開始時刻を設定する通信時刻設定処理について、図3および図4を用いて説明する。図3のうち、図3(A)は制御部80におけるCPU81が実行する通信開始時刻設定処理を示すフローチャート、図3(B)は通信開始時刻設定処理のうち、初期設定処理を示すフローチャート、図4は通信開始時刻設定処理のうち、時刻判定加算処理を示すフローチャートである。
尚、図3(B)に示す初期設定処理において、S320およびS330の処理は、本発明でいう時間帯設定手段に該当する。
また、図4に示す時刻判定加算処理のうち、S400の処理は本発明でいう判定手段に該当し、S410およびS420の処理は加減算手段に該当し、S430の処理は通信時刻設定手段に該当する。
通信開始時刻設定処理は、初めて電源が投入された場合、或いは使用者が操作部93を介して設定変更モードを選択した際に実行される処理であって、図3(A)に示すように、S100にて初期設定処理を実行し、次に、S110にて時刻判定加算処理を実行して終了する。
S100に示す初期設定処理は、図3(B)に示すような手順で実行される。
つまり、先ず、S200にて、使用者が操作部93を操作して製品番号を入力するための画面を表示部95に表示し、使用者に製品番号を入力するよう促す。ここで、製品番号とは、個々の製品(本実施形態ではファクシミリ装置1)に付けられた番号であって、それぞれ固有の番号になっている。
次に、S210に移行し、使用者が操作部93を介して製品番号を入力したか否かを判定する。使用者が操作部93を介して製品番号を入力していないと判定すれば、S210の処理を繰り返し、使用者が操作部93を介して製品番号を入力したと判定すれば、S220に移行する。
S220では、使用者に顧客番号を入力するための画面を表示する。
次に、S230に移行し、使用者が操作部93を介して顧客番号を入力したか否かを判定する。ここで、顧客番号とは、顧客(使用者)を特定するための番号である。使用者が操作部93を介して顧客番号を入力していないと判定するとS230の処理を繰り返し、使用者が操作部93を介して顧客番号を入力したと判定するとS240に移行する。
以下、S200およびS210、S220およびS230に示した処理と同様にして、S240およびS250の処理では、ホスト装置17の電話番号を使用者に入力させる処理を行い、S260およびS270の処理では、ファクシミリ装置1を使用状態に応じて、使用状況を通知させるために設定する、印字通知枚数を使用者に入力させる処理を行う。
また、S280およびS290の処理では、感光ドラム35を交換するまでの印字枚数であるドラム交換枚数を使用者に入力させる処理を行い、S300およびS310の処理では、ファクシミリ装置1の使用状態にかかわらず、定期的に使用状態を通知させるための、送信間隔日数を使用者に入力させる処理を行い、更に、S320およびS330の処理では、使用状態の通知を許可する時間帯である通信許容時間帯を入力させる処理を行う。
そして、S340に移行し、現在時刻(つまり、全ての設定項目の入力が終了した時刻)を判定対象時刻(本発明でいうに設定指令が入力された時刻)に設定し、初期設定処理を終了する。
次に、図3(A)のS110における時刻判定加算処理は、図4に示すように、先ず、S400にて、設定された判定対象時刻(S340にて設定)が、設定された通信許容時間帯(S320およびS330にて設定)内であるか否かを判定する。判定対象時刻が、通信許容時間帯内であると判定すると、S430に移行し、判定対象時刻が、通信許容時間帯内ではないと判定すると、S410に移行する。
S410では、予めROM83に格納され、通信許容時間帯の長さに応じて選択される未使用の加算候補のうち、最大のものを選択し、S420にて、選択した候補を図3(B)のS340にて設定した判定対象時刻に加算し、S400からの処理を繰り返す。
ここで、ROM83には、図4(B)に示すように、通信許容時間帯の長さに対応した加算候補1〜3が格納されている。例えば、通信許容時間帯が午後10時から午前4時までの6時間である場合には、S410にて、判定対象時刻に18時間(加算候補1)を選択する。再びS410の処理を行う場合には、12時間(加算候補2)、9時間(加算候補3)を順次選択する。そして、加算候補1〜3を順に選択し、判定対象時刻にその時間を加算すると、加算候補1〜3の何れかが加算された判定対象時刻は、必ず通信許容時間帯に包含されるよう設定されている。
尚、図4(B)において、通信許容時間帯の長さが7時間および8時間の場合は、加算候補1または加算候補2を判定対象時刻に加算すれば、必ず通信許容時間帯に包含されるので、加算候補3は設けられていない。
次に、図4(A)におけるS430では、S400にて判定した時刻を通信開始時刻に設定し、時刻判定加算処理を終了する。
このようにして通信開始時刻設定処理は実行され、通信開始時刻が設定される。
次に、通信開始時刻になると実行される通信処理について、図5および図6を用いて説明する。図5のうち、図5(A)は制御部80が実行する通信処理を示すフローチャート、図5(B)は通信処理のうち送信要因検出処理を示すフローチャート、図6のうち、図6(A)は通信処理のうち発呼処理を示すフローチャート、図6(B)は発呼処理のうち情報送信処理を示すフローチャートである。
図5(A)に示す通信処理は、先ず、S500にて送信要因検出処理を実行し、S510にて、ホスト装置17に使用状況を送信すべき送信要因があるか否かを判定する。送信要因ありと判定すると、S520に移行し、発呼処理を実行してから通信処理を終了する。また、送信要因なしと判定すると、そのまま通信処理を終了する。
S500における送信要因検出処理は、図5(B)に示すように、先ず、S600にて感光ドラム35を交換する印刷枚数に到達したか否かを判定する。感光ドラム35を交換する印刷枚数に到達したと判定すれば、S640に移行し、感光ドラム35を交換する印刷枚数に到達していないと判定すれば、S610に移行する。
S610では、トナーがニアエンプティか否かを判定する。トナーがニアエンプティであると判定すれば、S640に移行し、トナーがニアエンプティではないと判定すれば、S620に移行する。
S620では、印字通知枚数に到達したか否かを判定する。印字通知枚数に到達したと判定すれば、S640に移行し、印字通知枚数に到達していないと判定すればS630に移行する。
S630では、送信間隔日数に到達したか否かを判定する。送信間隔日数に到達したと判定すれば、S640に移行し、送信間隔日数に到達していないと判定すれば、送信要因検出処理を終了する。
また、S640では、該当する送信要因(例えば、印字通知枚数に到達したこと)をセットした送信データを作成し、送信要因検出処理を終了する。
ところで、S640にて作成する送信データには、例えば、後述する発呼処理を行うアプリケーションのタイプ、そのアプリケーションのバージョン、ファクシミリ装置1の製品番号、ファクシミリ装置1のシリアル番号、顧客番号、発信元の名前、発信元の電話番号、ホスト装置17の電話番号、送信要因、印刷枚数、送信日時、印字通知枚数の設定値、送信間隔日数の設定値等の情報が含まれている。
次に、図5のS520における発呼処理について、図6(A)を用いて説明する。
発呼処理は、図6(A)に示すように、S700にて情報送信処理が実行される。
情報送信処理は、図6(B)に示すように、S800にてホスト装置17の呼び出しを開始する。そして、S810に移行し、ホスト装置の呼び出しを開始してから一定時間が経過したか否かを判定する。ホスト装置の呼び出しを開始してから一定時間が経過したと判定すると、情報送信処理を終了し、ホスト装置の呼び出しを開始してから一定時間が経過していないと判定すると、S820に移行する。
S820では、ファクシミリ装置1がホスト装置17と接続されたか否かを判定する。ファクシミリ装置1がホスト装置17と接続されていないと判定すれば、S810からの処理を繰り返す。また、ファクシミリ装置1がホスト装置17と接続されたと判定すれば、S830に移行し、送信要因がセットされた送信データを送信し、送信が終了すると情報送信処理を終了する。
次に、図6(A)のS700における情報送信処理が終了すると、S710に移行し、S710では、送信データの送信処理が正常に終了したか否かを判定する。送信データの送信処理が正常に終了したと判定すれば、発呼処理を終了し、送信データの送信処理が正常に終了していないと判定すれば、S720に移行する。
S720では、再度通信を試みるための再通信開始時刻を5分後に設定し、S730に移行する。
そして、S730では、設定された再通信開始時刻が通信許容時間帯内か否かを判定する。再通信設定時刻が通信許容時間帯内であると判定すれば、S740に移行し、再通信設定時刻が通信許容時間帯内ではないと判定すれば、S770に移行し、図4にて示した時刻判定加算処理を実行し、発呼処理を終了する。
S740では、再通信開始時刻を設定してから5分が経過したか否か(つまり、再通信設定時刻になったか否か)を判定する。再通信開始時刻を設定してから5分が経過していないと判定すれば、S740の処理を繰り返し、再通信開始時刻を設定してから5分が経過したと判定すれば、S750に移行する。
S750では、S700と同様に、図6(B)に示す情報送信処理を実行する。次に、S760に移行し、S710と同様に、送信データの送信処理が正常に終了したか否かを
判定する。送信データの送信処理が正常に終了したと判定すれば、S780に移行し、再通信による通信完了時刻を、次回、送信データを送信する際の通信開始時刻に設定し、発呼処理を終了する。一方、送信データの送信処理が正常に終了していないと判定すれば、S720に戻る。
以上のように詳述したファクシミリ装置1においては、通信開始時刻の設定指令が外部から入力されると、設定指令が入力された時刻(判定対象時刻)が、予め設定された通信許容時間帯に包含されているか否かを判定し(S400:判定手段)、この時刻が通信許容時間帯に包含されていないと判定された場合に(S400:NO)、この時刻に予め定められた時間を加算して設定指令が入力された時刻を変更し(S420)、変更した時刻を再度判定させる(加減算手段)。そして、設定指令が入力された時刻が、通信許容時間帯に包含されていると判定された場合に(S400:YES)、この時刻を通信開始時刻に設定する(S430:通信時刻設定手段)。
従って、使用者が通信開始時刻の設定指令を行なった時刻というランダムな時刻を用いて通信開始時刻を設定することができるので、通信のための設定時刻を分散化することができる。
また、ホスト装置17に通信が集中することを防止し、ファクシミリ装置1とホスト装置17とのデータの通信を正常に行うことができる。
更に、通信許容時間帯を外部操作によって自由に変更できるため、使用者にとってより便利である。
また、通信許容時間帯の長さに応じて、適切な候補を選択し、加算または減算させるようにしているので、無駄な処理を省くことができるので、制御部80が行う処理負荷を軽減することができる。
加えて、通信開始時刻に通信を試みた結果、正常な通信を行うことができなかった場合には、所定時間後に再び通信を行うので、正常な通信を行うことができなかった場合であっても、再び通信を行うことにより、確実に通信を行うことができる。
また、再通信を行った結果、正常な通信を行うことができた場合には、正常な通信が行うことができた時刻に、通信開始時刻を修正するので、より混雑し難い時刻に通信開始時刻を設定することができる。
加えて、再通信を行う時刻が、通信許容時間帯に包含されない場合には、通信許容時間帯に包含される時刻に再通信を行う時刻を修正するので、再通信を行う時刻が通信許容時間帯から逸脱することを防止し、必ず設定した通信許容時間帯で通信を行うことができる。
更に、判定対象時刻に対して加算する時間を、予め定められた複数の候補から選択するよう構成されており、且つ、複数の候補の中から、加算または減算の処理に使用する候補を選択する際には、時間の絶対値が大きな候補から順に選択するので、より通信開始時刻を分散させることができ、ホスト装置17に通信が集中することを防止することができる。
また、ファクシミリ装置1には、トナー等の消耗品および感光ドラム35等の交換部品を備えており、通信手段は、特定の通信相手に対して、消耗品または交換部品の使用状況を送信するよう構成しているので、消耗品または交換部品の使用状況を特定の通信相手に送信することにより通信相手は、消耗品または交換部品の寿命を知ることができる。
更に、ファクシミリ装置1は、電話回線を介して接続されたホスト装置17にデータを送信するよう構成されているので、ホスト装置17側の電話回線の混雑を解消することができ、通信料金が安い時間帯にデータの送信を行いたい旨の要望等に好適に対応することができる。
ところで、本実施形態におけるファクシミリ装置1では、送信要因検出処理(図5(B)参照)において、S600〜S630にて送信要因が検出された時点で、その送信要因のみを送信データに含ませるよう構成している(S640)ため、仮に送信要因が複数あったとしても、先に検出された送信要因のみしか送信データに反映されることはない。
そこで、例えば、図5(B)に示す送信要因検出処理は、図7に示すような処理にしてもよい。図7は変形例の送信要因検出処理を示すフローチャートである。
図7に示す送信要因検出処理では、S900にて感光ドラム35を交換する印刷枚数に到達したか否かを判定する。感光ドラム35を交換する印刷枚数に到達したと判定すれば、S910に移行し、感光ドラム35交換フラグを送信データにセットする。また、S900にて、感光ドラム35を交換する印刷枚数に到達していないと判定すれば、そのままS920に移行する。
以下、S900およびS910における処理と同様に、S920およびS930における処理では、トナーがニアエンプティか否かを検出し、S940およびS950における処理では、印字通知枚数に到達したか否かを検出し、S960およびS970における処理では、送信間隔日数に到達したか否かを検出する。そして、全ての送信要因についての検出が終了すると、S980に移行し、送信データに送信要因フラグがセットされているか否かを判定する。送信データに送信要因フラグがセットされていると判定した場合には、S990に移行し、送信要因をセットした送信データを作成し、送信要因検出処理を終了する。一方、S980にて、送信データに送信要因フラグがセットされていないと判定した場合には、そのまま送信要因検出処理を終了する。
つまり、このような送信要因検出処理であれば、送信要因が複数あった場合であっても、全ての送信要因を送信データに反映させてホスト装置17に送信することができる。
尚、本実施形態におけるファクシミリ装置1は、電話回線を介して接続されたホスト装置17に送信データを送信するよう構成したが、特に、このように構成する必要はなく、例えば、インターネットを介して接続されたホスト装置17に送信データを送信するよう構成してもよい。
また、送信データに含まれる内容は、消耗品や交換部品の情報に限らず、例えば、ある店舗における売り上げ報告等の情報であってもよい。
加えて、本実施形態における初期設定処理(図3(B)参照)では、使用者が表示部95を見ながら操作部93を介して初期設定するよう構成したが、特に、使用者が初期設定する必要はなく、例えば、工場出荷時にオペレータが初期設定してもよいし、専門のエンジニアがファクシミリ装置1の出荷先に出張して初期設定するようにしてもよい。
更に、本実施形態におけるファクシミリ装置1では、使用者が操作部93を介して通信許容時間帯を設定可能に構成したが、特に、このように構成する必要はなく、予め通信許容時間帯は、予め定められた値に設定されていてもよい。
尚、本実施形態におけるファクシミリ装置1では、各種初期設定(通許容時間帯等)の設定が完了した時刻(設定指令が入力された時刻)に予め定められた時間を加算するよう構成したが、特にこのような構成である必要はなく、各種初期設定の設定が完了した時刻
に予め定められた時間を減算するよう構成してもよい。
ところで、本実施形態におけるファクシミリ装置1では、初期設定処理(図3(B)参照)における全ての設定項目の入力が終了した時刻に基づいて通信開始時刻を設定しているが、この通信開始時刻を分散させて設定する方法には、例えば、乱数を用いて任意の通信開始時刻を設定する方法も考えられる。ところが、この方法では、異なるファクシミリ装置1毎で、所定の規則に従って時刻を設定するため、ある確率で同じ時刻の通信開始時刻を設定してしまうことがある。
しかし、本実施形態におけるファクシミリ装置1では、使用者が行なう操作のタイミングに基づいて通信開始時刻を設定するので、規則性がない通信開始時刻を設定することができる。従って、本実施形態におけるファクシミリ装置1であれば、乱数を用いて任意の通信開始時刻を設定する方法を採用するよりも、通信開始時刻をより分散して設定することできるので、あるファクシミリ装置1により設定される通信開始時刻と、他のファクシミリ装置1により設定される通信開始時刻とが、一致する確率を著しく低下させることができる。
このような効果は、特に、工場出荷時、1人のオペレータが複数台のファクシミリ装置1のそれぞれに対して、順に設定項目の入力を行なっていく場合などで顕著にあらわれる。つまり、このようなケースでは、1台毎に数分ずつずれた通信開始時刻が各ファクシミリ装置1に設定されることとなるので、確実に通信開始時刻を異ならせることができるのである。
ファクシミリ装置の主要部の構成を表す概略断面図(a)、および、スキャナ部の構成を表す概略断面図(b)である。 ファクシミリ装置の主要部の電気的構成を表すブロック図である。 通信開始時刻設定処理を示すフローチャート(A)、通信開始時刻設定処理のうち、初期設定処理を示すフローチャート(B)である。 通信開始時刻設定処理のうち、時刻判定加算処理を示すフローチャート(A)、RAMに格納された加算候補を示す説明図(B)である。 通信処理を示すフローチャート(A)、通信処理のうち送信要因検出処理を示すフローチャート(B)である。 通信処理のうち発呼処理を示すフローチャート(A)、発呼処理のうち情報送信処理を示すフローチャート(B)である。 変形例の送信要因検出処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1…ファクシミリ装置、3…通信回線網、5…ファクシミリ装置、10…プリンタ部、17…ホスト装置、20…印刷用紙取込機構部、21…用紙トレイ、23…バネ、25…給紙ローラ、27、28…レジストローラ、30…画像形成部、31…ビームスキャナ、33…現像器カートリッジ、35…感光ドラム、37…転写ローラ、40…定着部、41…加熱用ローラ、43…押圧ローラ、50…印刷用紙排出機構部、51…排紙ローラ、55…排紙トレイ、60…スキャナ部、61…スタッカー、63…ADF部、65…分離ローラ、67…原稿先端位置検出センサ、69…原稿幅センサ、71…押圧ローラ、72…給紙ローラ、73…CISユニット、74…原稿押圧板、75、76…排紙ローラ、77…原稿搬送機構駆動部、79…原稿トレイ、80…制御部、81…CPU、83…ROM、85…RAM、87…モデム、89…EEPROM、91…NCU、93…操作部、95…表示部。

Claims (9)

  1. 予め定められた通信開始時刻になると、ネットワークを介して特定の通信相手との間で通信を行う通信手段を有する通信装置において、
    外部からの指令に基づいて、該指令が入力されたときの現在時刻を判定対象時刻に設定し、該判定対象時刻が予め設定された通信許容時間帯に包含されているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により、前記判定対象時刻が前記通信許容時間帯に包含されていないと判定された場合に、当該判定対象時刻に予め定められた時間を加算または減算して判定対象時刻を変更し、前記判定手段に変更した判定対象時刻を再度判定させる加減算手段と、
    前記判定手段により、前記判定対象時刻が前記通信許容時間帯に包含されていると判定された場合に、当該判定対象時刻を前記通信開始時刻に設定する通信時刻設定手段と、
    を備えたことを特徴とする通信装置。
  2. 前記通信許容時間帯を外部操作によって設定するための時間帯設定手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記加減算手段は、前記時間帯設定手段により設定された時間帯の長さに応じて、前記時刻に加算または減算する時間を変更することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記通信手段は、前記通信開始時刻に通信を試みた結果、正常な通信を行うことができなかった場合には、所定時間後に再び通信を行うことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の通信装置。
  5. 前記通信時刻設定手段は、前記通信手段により再通信を行った結果、正常な通信を行うことができた場合には、前記通信開始時刻を正常な通信が行うことができた時刻に変更することを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記通信時刻設定手段は、前記通信手段により再通信を行う時刻が、前記通信許容時間帯に包含されない場合には、再通信を行う時刻を前記通信許容時間帯に包含される時刻に変更することを特徴とする請求項4または請求項5に記載の通信装置。
  7. 前記加減算手段は、
    前記時刻に対して加算または減算する時間を、予め定められた複数の候補から選択するよう構成されており、
    且つ、前記複数の候補の中から、加算または減算の処理に使用する候補を選択する際には、時間の絶対値が大きな候補から順に選択すること
    を特徴とする請求項1〜請求項6の何れかに記載の通信装置。
  8. 当該通信装置は、消耗品または交換部品を備えており、
    前記通信手段は、前記特定の通信相手に対して、前記消耗品または前記交換部品の使用状況を送信すること
    を特徴とする請求項1〜請求項7の何れかに記載の通信装置。
  9. 前記ネットワークは、電話回線であることを特徴とする請求項1〜請求項8の何れかに記載の通信装置。
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