JP2004040302A - ネットワークファクシミリ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、通信管理情報を漏れなく効率よく得ることができ、ユーザの利便性を向上させることができるネットワークファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のネットワークファクシミリ装置は、所定の条件を満足した場合に、予め登録された宛先に通信結果情報に関する通信管理レポートをメールにして送信する。
【選択図】 図2
【解決手段】本発明のネットワークファクシミリ装置は、所定の条件を満足した場合に、予め登録された宛先に通信結果情報に関する通信管理レポートをメールにして送信する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はネットワークファクシミリ装置に関し、より詳細には通信管理情報に関する通信管理レポートをメール送信する際の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、通信管理情報は自機から出力される通信管理レポートを収集し、通信枚数・料金の集計や通信状況の把握などの管理に利用されている。しかしながら、通信管理レポートは紙出力であるために、しばしば他文書と一緒に持ち去られてしまい紛失するケースが見られ、実際のところ通信管理レポートを完全に収集することは実質不可能である。
【0003】
このような事態を改善するために、特開2000−261640号公報(以下従来例と称す)に示されるように、通信管理情報の送付を要求するコマンドメールを、ネットワークを介して受信すると、その要求元へ通信管理レポートをメールにして送信するという方法が提案されている。この従来例によれば、通信管理レポートを紙出力する必要性がなくなるので、通信管理レポートを紛失するケースを防ぐことは可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、自機の通信管理情報が一杯になった時点でコマンドメールを受信するとは限らないので、得た通信管理レポート内の情報には重複や抜けが発生する可能性がある。このような状況を考慮し、ユーザが通信管理情報を漏れなく効率よく得るための仕組み作りが必要となる。
【0005】
本発明はこの問題点を解決するためのものであり、通信管理情報を漏れなく効率よく得ることができ、ユーザの利便性を向上させることができるネットワークファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記問題点を解決するために、本発明のネットワークファクシミリ装置は、操作内容や手順を表示する表示手段と、各種レポート/リストを出力する出力手段と、表示手段に表示された手順によりデータを入力する入力手段と、入力されたデータを格納する記憶手段と、ファクシミリ送受信手段と、ネットワーク網に繋がっているホスト装置に対してメールを送受信するメール送受信手段と、通信結果情報を記憶する通信結果情報記憶手段と、通信結果情報を管理する通信管理手段とを有する。更に、所定の条件を満足した場合に、予め登録された宛先に通信結果情報に関する通信管理レポートをメールにして送信することに特徴がある。よって、通信管理情報を漏れなく効率よく得ることができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0007】
また、通信結果情報記憶手段が一杯になった場合に、予め登録された宛先に通信結果情報に関する通信管理レポートをメールにして送信することにより、ユーザは通信管理情報を漏れなく効率よく収集することができ、利便性を向上させることができる。
【0008】
更に、予め定められた手順により登録されたユーザコードと通信料金を元に、登録されているユーザコードを用いた通信料金が一定料金に達した場合に、予め登録された宛先に通信結果情報に関する通信管理レポートをメールにして送信することにより、ユーザは通信料金が多く掛かっているユーザを早期に把握することができ、後の集計管理時の解析にも活用することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0009】
また、予め定められた手順により登録されたユーザコードと通信数を元に、登録されているユーザコードを用いた通信数が一定数に達した場合に、予め登録された宛先に通信結果情報に関する通信管理レポートをメールにして送信することにより、ユーザは通信数が多いユーザを早期に把握することができ、後の集計管理時の解析にも活用することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0010】
更に、予め定められた手順により登録された日時に達した場合に、予め登録された宛先に通信結果情報に関する通信管理レポートをメールにして送信することにより、定期的に通信管理レポートを入手することができ、後の集計管理時の解析にも活用することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0011】
また、通信が正常でない通信が予め登録された数に達した場合に、予め登録された宛先に通信結果情報に関する通信管理レポートをメールにして送信することにより、メールを受信した管理者は機器の不具合や正常に送信できていない通信等に早期に気付くことができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0012】
更に、通信管理レポートは、予め定められた手順により登録された間隔で不達に関する通信管理情報を含む。よって、定期的に不達となっている通信を把握することができるので適切なアクションを起こすことができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0013】
また、通信管理レポートをメール送信する際のメールのメールタイトルに送信理由を入れることにより、ユーザは受信した通信管理レポートの内容を容易に把握することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明のネットワークファクシミリ装置は、所定の条件を満足した場合に、予め登録された宛先に通信結果情報に関する通信管理レポートをメールにして送信する。
【0015】
【実施例】
図1は本発明の一実施例に係るネットワークファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。本実施例のネットワークファクシミリ装置10は、読取部11、記録部12、符号化復号化部13、システム制御部14、システムメモリ15、画情報メモリ16、操作表示部17、通信制御部18及びメール通信制御部19を含んで構成されている。そして、各構成部は内部バス20を介して接続されている。また、通信制御部18には、モデム21及びDIMF検出器22が接続されている。更に、メール通信制御部19には、ネットワークI/F23が接続されている。また、ネットワーク網30には、複数のホスト装置40−1〜40−nが接続されている。
【0016】
そして、読取部11は原稿を読み取る。記録部12は受信した画情報やレポート、マークシート等を記録する。符号化復号化部13は画情報を符号化・復号化を行う。システム制御部14はシステム全体の制御を司る。システムメモリ15はシステム制御で使用するワークエリアであるシステムメモリである。画情報メモリ16は画情報を必要に応じて蓄積保存する。操作表示部17はキー、LED、LCD等を設けてユーザの入力操作を許す。通信制御部18は伝送制御を司る。メール通信制御部19はメール送受信を司る。モデム21は回線と通信制御の間でアナログ信号の変調/復調を行う。DTMF検出器22は回線から送られてくるDTMF信号を検出する。ネットワークI/F23はネットワーク網30と繋げるためのインターフェースであり、例えばNIC(Network Interface Card)等である。
【0017】
図2は本実施例のネットワークファクシミリ装置の動作を示すフローチャートである。同図に示す動作は、本実施例のネットワークファクシミリ装置にて管理している図1のシステムメモリ15内に設けられた通信管理バッファが一杯になった際に自動出力される通信管理レポートと同じタイミングで通信管理レポートをメールにして送信する場合の動作である。先ず、通信が実行され(ステップS101)、その通信管理データを保存した後に(ステップS102)、通信管理データバッファが一杯か否かを判断する(ステップS103)。一杯でなければそのまま終了し(ステップS103;NO)、一杯であればメールで通知するか否かを判断する(ステップS104)。通知しない設定になっていればそのまま終了し(ステップS104;NO)、通知する設定になっていれば通信管理レポートのメールを作成し(ステップS104;YES、ステップS105)、通信管理レポートをメール送信する(ステップS106)。ここで、送信するメールの件名は、例えば「*通信管理レポート*自動出力通知」となる。
【0018】
図3は本実施例のネットワークファクシミリ装置の別の動作を示すフローチャートである。同図に示す動作は、本実施例のネットワークファクシミリ装置に予め登録されている1ユーザコード当たりの通信料金を超えた際に通信管理レポートをメールにして送信する場合の動作である。先ず、通信が実行され(ステップS201)、その通信管理データを保存した後に(ステップS202)、ユーザコード毎に料金を計算し(ステップS203)、予め登録されている通信料金を読み出す(ステップS204)。そして、登録済み通信料金とユーザコード毎の通信料金を比較し登録済み通信料金を超えたユーザコードの有無を判断する(ステップS205)。無ければ終了し(ステップS205;NO)、有ればメールで通知するか否かを判断する(ステップS206)。そして、通知しない設定になっていればそのまま終了し(ステップS206;NO)、通知する設定になっていればメールを作成し(ステップS207)、通信管理レポートをメール送信する(ステップS208)。ここで、送信するメールの件名は、例えば「*通信管理レポート*料金超過通知」となる。なお、1ユーザコード当たりの通信料金を登録しているが、合計の通信料金としても良い。メールする通信管理レポートは、ユーザコード別にソートする等、加工したデータを送っても良い。
【0019】
図4は本実施例のネットワークファクシミリ装置の別の動作を示すフローチャートである。同図に示す動作は、ファクシミリ装置に予め登録されている1ユーザコード当たりの通信数を超えた際に通信管理レポートをメールにして送信する場合の動作である。先ず、通信が実行され(ステップS301)、その通信管理データを保存した後に(ステップS302)、ユーザコード毎に通信数を計算し(ステップS303)、予め登録されている通信数を読み出す(ステップS304)。登録済み通信数とユーザコード毎の通信数を比較し、登録済み通信数を超えたユーザコードの有無を判断する(ステップS305)。無ければ終了し(ステップS305;NO)、有ればメールで通知するか否かを判断する(ステップS305;YES、ステップS306)。通知しない設定になっていればそのまま終了し(ステップS306;NO)、通知する設定になっていればメールを作成し(ステップS306;YES、ステップS307)、通信管理レポートをメール送信する(ステップS308)。ここで、送信するメールの件名は、例えば「*通信管理レポート*通信数超過通知」となる。なお、1ユーザコード当たりの通信数を登録しているが、合計の通信数としても良い。メールする通信管理レポートは、ユーザコード別にソートする等、加工したデータを送っても良い。
【0020】
次に、図5は本実施例のネットワークファクシミリ装置の別の動作を示すフローチャートである。同図に示す動作は、ファクシミリ装置に予め登録されている日時情報を元に、定期的に通信管理レポートをメールにして送信する場合の動作である。先ず、メールで通知するか否かを判断し(ステップS401)、通知しない設定になっていればそのまま終了し(ステップS401;NO)、通知する設定になっていれば登録されている日時情報を読み出す(ステップS401;YES、ステップS402)。そして、登録日時を経過したか否かを判断し(ステップS403)、経過していなければ何もせず、経過していればメールを作成し(ステップS403;YES、ステップS404)、通信管理レポートをメール送信する(ステップS405)。ここで、送信するメールの件名は、例えば「*通信管理レポート*定期通知」となる。
【0021】
図6は本実施例のネットワークファクシミリ装置の別の動作を示すフローチャートである。同図に示す動作は、ファクシミリ装置に予め登録されているチェック間隔情報を元に、定期的に不達通信に関するの通信管理レポートをメールにして送信する場合の動作である。先ず、メールで通知するか否かを判断し(ステップS501)、通知しない設定になっていればそのまま終了し(ステップS501;NO)、通知する設定になっていれば登録されているチェック間隔情報を読み出し(ステップS501;YES、ステップS502)、間隔計測用のカウンタをリセットする(ステップS503)。登録されているチェック間隔情報を経過したか否かを判断し(ステップS504)、経過していなければ何もせず、経過していれば計測期間中に発生した不達通信の有無を確認する(ステップS504;YES、ステップS505)。無ければ終了し(ステップS505;NO)、有ればメールを作成し(ステップS505;YES、ステップS506)、通信管理レポートをメール送信する(ステップS507)。ここで、送信するメールの件名は、例えば「*通信管理レポート*不達通信通知」となる。
【0022】
次に、図7に示されるような手順/ガイダンスの一例により、ユーザは容易に通知先の登録や設定を変更できる。同図において、待機表示には、「原稿をセットして宛先を指定します」という手順が図1の操作表示部17に表示され、ユーザはそれに応じ通知先、例えばメールアドレス「abc@xxx.yy.zz」を入力することとなる。その後、通知先を入力し、入力内容を確認した後に各種設定、自動出力タイミングで通知するか否か、また一定料金を超えた場合に通知するか否かなどの設定を矢印キーで操作して行う。また、図8に示されるようなフォーマットの「メール通知設定リスト」を、図1の記録部12の一例としての自機プロッタを用いて出力することにより、ユーザは容易に現在の設定を確認することができる。
【0023】
次に、図9は本実施例のネットワークファクシミリ装置の別の動作を示すフローチャートである。同図に示す動作は、エラーとなった通信が一定数溜まる度に、予め登録された宛先にそれらの通信管理情報をメールにして送信する場合の動作である。先ず、通信が実行され(ステップS601)、その通信管理データを保存した後に(ステップS602)、通信結果が正常かエラーかを判断する(ステップS603)。正常であれば何もせずに終了し(ステップS603;NO)、正常でなければエラー通信数カウンタを+1し(ステップS603;YES、ステップS604)、予め機器に登録されているエラー通信数情報を読み出し(ステップS605)、エラー通信数カウンタと登録済みエラー通信数を比較する(ステップS606)。そして、エラー通信数カウンタが登録済みエラー通信数に達していなければ何もせずに終了し(ステップS606;NO)、達していればエラー通信数カウンタをクリアし(ステップS606;YES、ステップS607)、エラーとなった通信に関する通信管理情報のメールを作成して、予め登録されている宛先へメール送信し(ステップS608,S609)、終了する。ここでメール送信する通信管理情報は、エラーとなった通信分だけでも良いし、エラーとなった通信を含む前後のN通信分の通信管理情報を含めても良い。
【0024】
図10は本実施例のネットワークファクシミリ装置の別の動作を示すフローチャートである。同図に示す動作は、予め登録されたタイミングでユーザコード別に通信管理レポートをメールにして、予め登録された宛先にメール送信する場合の動作である。先ず、機器に登録されている、曜日ごとに動作する/しない、実行時間などの設定されたタイミングである登録日時情報を読み出し(ステップS701)、登録タイミングの経過を監視する(ステップS702)。経過していなければ何もせずに継続して経過を監視し(ステップS702;NO)、経過していればユーザコード別に通信管理レポートのメールを作成して(ステップS702;YES、ステップS703)、予め登録されている宛先へメール送信し(ステップS704)、終了する。
【0025】
次に、図11〜図13に示されるような手順/ガイダンスの一例により、ユーザは容易に通知先の登録や設定を変更できる。例えば、図11に示されるような手順/ガイダンスにてエラー通信数を機器に登録することができ、図12に示すような手順/ガイダンスにてメール送信するタイミングを機器に登録することができる。ここでは、例として曜日毎に実行する/しない、実行時間を設定できるようにしているが、勿論日時等による設定をできるようにしても構わない。また、図13に示されるような手順/ガイダンスにてメールバックアップ通知先を機器に登録することができ、メール送信時には、バックアップメール通知先へもメール送信される。
【0026】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲内の記載であれば多種の変形や置換可能であることは言うまでもない。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のネットワークファクシミリ装置は、操作内容や手順を表示する表示手段と、各種レポート/リストを出力する出力手段と、表示手段に表示された手順によりデータを入力する入力手段と、入力されたデータを格納する記憶手段と、ファクシミリ送受信手段と、ネットワーク網に繋がっているホスト装置に対してメールを送受信するメール送受信手段と、通信結果情報を記憶する通信結果情報記憶手段と、通信結果情報を管理する通信管理手段とを有する。更に、所定の条件を満足した場合に、予め登録された宛先に通信結果情報に関する通信管理レポートをメールにして送信することに特徴がある。よって、通信管理情報を漏れなく効率よく得ることができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0028】
また、通信結果情報記憶手段が一杯になった場合に、予め登録された宛先に通信結果情報に関する通信管理レポートをメールにして送信することにより、ユーザは通信管理情報を漏れなく効率よく収集することができ、利便性を向上させることができる。
【0029】
更に、予め定められた手順により登録されたユーザコードと通信料金を元に、登録されているユーザコードを用いた通信料金が一定料金に達した場合に、予め登録された宛先に通信結果情報に関する通信管理レポートをメールにして送信することにより、ユーザは通信料金が多く掛かっているユーザを早期に把握することができ、後の集計管理時の解析にも活用することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0030】
また、予め定められた手順により登録されたユーザコードと通信数を元に、登録されているユーザコードを用いた通信数が一定数に達した場合に、予め登録された宛先に通信結果情報に関する通信管理レポートをメールにして送信することにより、ユーザは通信数が多いユーザを早期に把握することができ、後の集計管理時の解析にも活用することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0031】
更に、予め定められた手順により登録された日時に達した場合に、予め登録された宛先に通信結果情報に関する通信管理レポートをメールにして送信することにより、定期的に通信管理レポートを入手することができ、後の集計管理時の解析にも活用することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0032】
また、通信が正常でない通信が予め登録された数に達した場合に、予め登録された宛先に通信結果情報に関する通信管理レポートをメールにして送信することにより、メールを受信した管理者は機器の不具合や正常に送信できていない通信等に早期に気付くことができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0033】
更に、通信管理レポートは、予め定められた手順により登録された間隔で不達に関する通信管理情報を含む。よって、定期的に不達となっている通信を把握することができるので適切なアクションを起こすことができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0034】
また、通信管理レポートをメール送信する際のメールのメールタイトルに送信理由を入れることにより、ユーザは受信した通信管理レポートの内容を容易に把握することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るネットワークファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例のネットワークファクシミリ装置の動作を示すフローチャートである。
【図3】本実施例のネットワークファクシミリ装置の別の動作を示すフローチャートである。
【図4】本実施例のネットワークファクシミリ装置の別の動作を示すフローチャートである。
【図5】本実施例のネットワークファクシミリ装置の別の動作を示すフローチャートである。
【図6】本実施例のネットワークファクシミリ装置の別の動作を示すフローチャートである。
【図7】本実施例のネットワークファクシミリ装置における手順/ガイダンスの一例を示す図である。
【図8】本実施例のネットワークファクシミリ装置におけるメール通信設定リストの一例を示す図である。
【図9】本実施例のネットワークファクシミリ装置の別の動作を示すフローチャートである。
【図10】本実施例のネットワークファクシミリ装置の別の動作を示すフローチャートである。
【図11】本実施例のネットワークファクシミリ装置における手順/ガイダンスの一例を示す図である。
【図12】本実施例のネットワークファクシミリ装置における手順/ガイダンスの一例を示す図である。
【図13】本実施例のネットワークファクシミリ装置における手順/ガイダンスの一例を示す図である。
【符号の説明】
10;ネットワークファクシミリ装置、11;読取部、12;記録部、
13;符号化復号化部、14;システム制御部、15;システムメモリ、
16;画情報メモリ、17;操作表示部、18;通信制御部、
19;メール通信制御部、20;内部バス、21;モデム、
22;DTMF検出部、23;ネットワークI/F、30;ネットワーク網、
40−1〜40−n;ホスト装置。
【発明の属する技術分野】
本発明はネットワークファクシミリ装置に関し、より詳細には通信管理情報に関する通信管理レポートをメール送信する際の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、通信管理情報は自機から出力される通信管理レポートを収集し、通信枚数・料金の集計や通信状況の把握などの管理に利用されている。しかしながら、通信管理レポートは紙出力であるために、しばしば他文書と一緒に持ち去られてしまい紛失するケースが見られ、実際のところ通信管理レポートを完全に収集することは実質不可能である。
【0003】
このような事態を改善するために、特開2000−261640号公報(以下従来例と称す)に示されるように、通信管理情報の送付を要求するコマンドメールを、ネットワークを介して受信すると、その要求元へ通信管理レポートをメールにして送信するという方法が提案されている。この従来例によれば、通信管理レポートを紙出力する必要性がなくなるので、通信管理レポートを紛失するケースを防ぐことは可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、自機の通信管理情報が一杯になった時点でコマンドメールを受信するとは限らないので、得た通信管理レポート内の情報には重複や抜けが発生する可能性がある。このような状況を考慮し、ユーザが通信管理情報を漏れなく効率よく得るための仕組み作りが必要となる。
【0005】
本発明はこの問題点を解決するためのものであり、通信管理情報を漏れなく効率よく得ることができ、ユーザの利便性を向上させることができるネットワークファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記問題点を解決するために、本発明のネットワークファクシミリ装置は、操作内容や手順を表示する表示手段と、各種レポート/リストを出力する出力手段と、表示手段に表示された手順によりデータを入力する入力手段と、入力されたデータを格納する記憶手段と、ファクシミリ送受信手段と、ネットワーク網に繋がっているホスト装置に対してメールを送受信するメール送受信手段と、通信結果情報を記憶する通信結果情報記憶手段と、通信結果情報を管理する通信管理手段とを有する。更に、所定の条件を満足した場合に、予め登録された宛先に通信結果情報に関する通信管理レポートをメールにして送信することに特徴がある。よって、通信管理情報を漏れなく効率よく得ることができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0007】
また、通信結果情報記憶手段が一杯になった場合に、予め登録された宛先に通信結果情報に関する通信管理レポートをメールにして送信することにより、ユーザは通信管理情報を漏れなく効率よく収集することができ、利便性を向上させることができる。
【0008】
更に、予め定められた手順により登録されたユーザコードと通信料金を元に、登録されているユーザコードを用いた通信料金が一定料金に達した場合に、予め登録された宛先に通信結果情報に関する通信管理レポートをメールにして送信することにより、ユーザは通信料金が多く掛かっているユーザを早期に把握することができ、後の集計管理時の解析にも活用することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0009】
また、予め定められた手順により登録されたユーザコードと通信数を元に、登録されているユーザコードを用いた通信数が一定数に達した場合に、予め登録された宛先に通信結果情報に関する通信管理レポートをメールにして送信することにより、ユーザは通信数が多いユーザを早期に把握することができ、後の集計管理時の解析にも活用することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0010】
更に、予め定められた手順により登録された日時に達した場合に、予め登録された宛先に通信結果情報に関する通信管理レポートをメールにして送信することにより、定期的に通信管理レポートを入手することができ、後の集計管理時の解析にも活用することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0011】
また、通信が正常でない通信が予め登録された数に達した場合に、予め登録された宛先に通信結果情報に関する通信管理レポートをメールにして送信することにより、メールを受信した管理者は機器の不具合や正常に送信できていない通信等に早期に気付くことができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0012】
更に、通信管理レポートは、予め定められた手順により登録された間隔で不達に関する通信管理情報を含む。よって、定期的に不達となっている通信を把握することができるので適切なアクションを起こすことができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0013】
また、通信管理レポートをメール送信する際のメールのメールタイトルに送信理由を入れることにより、ユーザは受信した通信管理レポートの内容を容易に把握することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明のネットワークファクシミリ装置は、所定の条件を満足した場合に、予め登録された宛先に通信結果情報に関する通信管理レポートをメールにして送信する。
【0015】
【実施例】
図1は本発明の一実施例に係るネットワークファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。本実施例のネットワークファクシミリ装置10は、読取部11、記録部12、符号化復号化部13、システム制御部14、システムメモリ15、画情報メモリ16、操作表示部17、通信制御部18及びメール通信制御部19を含んで構成されている。そして、各構成部は内部バス20を介して接続されている。また、通信制御部18には、モデム21及びDIMF検出器22が接続されている。更に、メール通信制御部19には、ネットワークI/F23が接続されている。また、ネットワーク網30には、複数のホスト装置40−1〜40−nが接続されている。
【0016】
そして、読取部11は原稿を読み取る。記録部12は受信した画情報やレポート、マークシート等を記録する。符号化復号化部13は画情報を符号化・復号化を行う。システム制御部14はシステム全体の制御を司る。システムメモリ15はシステム制御で使用するワークエリアであるシステムメモリである。画情報メモリ16は画情報を必要に応じて蓄積保存する。操作表示部17はキー、LED、LCD等を設けてユーザの入力操作を許す。通信制御部18は伝送制御を司る。メール通信制御部19はメール送受信を司る。モデム21は回線と通信制御の間でアナログ信号の変調/復調を行う。DTMF検出器22は回線から送られてくるDTMF信号を検出する。ネットワークI/F23はネットワーク網30と繋げるためのインターフェースであり、例えばNIC(Network Interface Card)等である。
【0017】
図2は本実施例のネットワークファクシミリ装置の動作を示すフローチャートである。同図に示す動作は、本実施例のネットワークファクシミリ装置にて管理している図1のシステムメモリ15内に設けられた通信管理バッファが一杯になった際に自動出力される通信管理レポートと同じタイミングで通信管理レポートをメールにして送信する場合の動作である。先ず、通信が実行され(ステップS101)、その通信管理データを保存した後に(ステップS102)、通信管理データバッファが一杯か否かを判断する(ステップS103)。一杯でなければそのまま終了し(ステップS103;NO)、一杯であればメールで通知するか否かを判断する(ステップS104)。通知しない設定になっていればそのまま終了し(ステップS104;NO)、通知する設定になっていれば通信管理レポートのメールを作成し(ステップS104;YES、ステップS105)、通信管理レポートをメール送信する(ステップS106)。ここで、送信するメールの件名は、例えば「*通信管理レポート*自動出力通知」となる。
【0018】
図3は本実施例のネットワークファクシミリ装置の別の動作を示すフローチャートである。同図に示す動作は、本実施例のネットワークファクシミリ装置に予め登録されている1ユーザコード当たりの通信料金を超えた際に通信管理レポートをメールにして送信する場合の動作である。先ず、通信が実行され(ステップS201)、その通信管理データを保存した後に(ステップS202)、ユーザコード毎に料金を計算し(ステップS203)、予め登録されている通信料金を読み出す(ステップS204)。そして、登録済み通信料金とユーザコード毎の通信料金を比較し登録済み通信料金を超えたユーザコードの有無を判断する(ステップS205)。無ければ終了し(ステップS205;NO)、有ればメールで通知するか否かを判断する(ステップS206)。そして、通知しない設定になっていればそのまま終了し(ステップS206;NO)、通知する設定になっていればメールを作成し(ステップS207)、通信管理レポートをメール送信する(ステップS208)。ここで、送信するメールの件名は、例えば「*通信管理レポート*料金超過通知」となる。なお、1ユーザコード当たりの通信料金を登録しているが、合計の通信料金としても良い。メールする通信管理レポートは、ユーザコード別にソートする等、加工したデータを送っても良い。
【0019】
図4は本実施例のネットワークファクシミリ装置の別の動作を示すフローチャートである。同図に示す動作は、ファクシミリ装置に予め登録されている1ユーザコード当たりの通信数を超えた際に通信管理レポートをメールにして送信する場合の動作である。先ず、通信が実行され(ステップS301)、その通信管理データを保存した後に(ステップS302)、ユーザコード毎に通信数を計算し(ステップS303)、予め登録されている通信数を読み出す(ステップS304)。登録済み通信数とユーザコード毎の通信数を比較し、登録済み通信数を超えたユーザコードの有無を判断する(ステップS305)。無ければ終了し(ステップS305;NO)、有ればメールで通知するか否かを判断する(ステップS305;YES、ステップS306)。通知しない設定になっていればそのまま終了し(ステップS306;NO)、通知する設定になっていればメールを作成し(ステップS306;YES、ステップS307)、通信管理レポートをメール送信する(ステップS308)。ここで、送信するメールの件名は、例えば「*通信管理レポート*通信数超過通知」となる。なお、1ユーザコード当たりの通信数を登録しているが、合計の通信数としても良い。メールする通信管理レポートは、ユーザコード別にソートする等、加工したデータを送っても良い。
【0020】
次に、図5は本実施例のネットワークファクシミリ装置の別の動作を示すフローチャートである。同図に示す動作は、ファクシミリ装置に予め登録されている日時情報を元に、定期的に通信管理レポートをメールにして送信する場合の動作である。先ず、メールで通知するか否かを判断し(ステップS401)、通知しない設定になっていればそのまま終了し(ステップS401;NO)、通知する設定になっていれば登録されている日時情報を読み出す(ステップS401;YES、ステップS402)。そして、登録日時を経過したか否かを判断し(ステップS403)、経過していなければ何もせず、経過していればメールを作成し(ステップS403;YES、ステップS404)、通信管理レポートをメール送信する(ステップS405)。ここで、送信するメールの件名は、例えば「*通信管理レポート*定期通知」となる。
【0021】
図6は本実施例のネットワークファクシミリ装置の別の動作を示すフローチャートである。同図に示す動作は、ファクシミリ装置に予め登録されているチェック間隔情報を元に、定期的に不達通信に関するの通信管理レポートをメールにして送信する場合の動作である。先ず、メールで通知するか否かを判断し(ステップS501)、通知しない設定になっていればそのまま終了し(ステップS501;NO)、通知する設定になっていれば登録されているチェック間隔情報を読み出し(ステップS501;YES、ステップS502)、間隔計測用のカウンタをリセットする(ステップS503)。登録されているチェック間隔情報を経過したか否かを判断し(ステップS504)、経過していなければ何もせず、経過していれば計測期間中に発生した不達通信の有無を確認する(ステップS504;YES、ステップS505)。無ければ終了し(ステップS505;NO)、有ればメールを作成し(ステップS505;YES、ステップS506)、通信管理レポートをメール送信する(ステップS507)。ここで、送信するメールの件名は、例えば「*通信管理レポート*不達通信通知」となる。
【0022】
次に、図7に示されるような手順/ガイダンスの一例により、ユーザは容易に通知先の登録や設定を変更できる。同図において、待機表示には、「原稿をセットして宛先を指定します」という手順が図1の操作表示部17に表示され、ユーザはそれに応じ通知先、例えばメールアドレス「abc@xxx.yy.zz」を入力することとなる。その後、通知先を入力し、入力内容を確認した後に各種設定、自動出力タイミングで通知するか否か、また一定料金を超えた場合に通知するか否かなどの設定を矢印キーで操作して行う。また、図8に示されるようなフォーマットの「メール通知設定リスト」を、図1の記録部12の一例としての自機プロッタを用いて出力することにより、ユーザは容易に現在の設定を確認することができる。
【0023】
次に、図9は本実施例のネットワークファクシミリ装置の別の動作を示すフローチャートである。同図に示す動作は、エラーとなった通信が一定数溜まる度に、予め登録された宛先にそれらの通信管理情報をメールにして送信する場合の動作である。先ず、通信が実行され(ステップS601)、その通信管理データを保存した後に(ステップS602)、通信結果が正常かエラーかを判断する(ステップS603)。正常であれば何もせずに終了し(ステップS603;NO)、正常でなければエラー通信数カウンタを+1し(ステップS603;YES、ステップS604)、予め機器に登録されているエラー通信数情報を読み出し(ステップS605)、エラー通信数カウンタと登録済みエラー通信数を比較する(ステップS606)。そして、エラー通信数カウンタが登録済みエラー通信数に達していなければ何もせずに終了し(ステップS606;NO)、達していればエラー通信数カウンタをクリアし(ステップS606;YES、ステップS607)、エラーとなった通信に関する通信管理情報のメールを作成して、予め登録されている宛先へメール送信し(ステップS608,S609)、終了する。ここでメール送信する通信管理情報は、エラーとなった通信分だけでも良いし、エラーとなった通信を含む前後のN通信分の通信管理情報を含めても良い。
【0024】
図10は本実施例のネットワークファクシミリ装置の別の動作を示すフローチャートである。同図に示す動作は、予め登録されたタイミングでユーザコード別に通信管理レポートをメールにして、予め登録された宛先にメール送信する場合の動作である。先ず、機器に登録されている、曜日ごとに動作する/しない、実行時間などの設定されたタイミングである登録日時情報を読み出し(ステップS701)、登録タイミングの経過を監視する(ステップS702)。経過していなければ何もせずに継続して経過を監視し(ステップS702;NO)、経過していればユーザコード別に通信管理レポートのメールを作成して(ステップS702;YES、ステップS703)、予め登録されている宛先へメール送信し(ステップS704)、終了する。
【0025】
次に、図11〜図13に示されるような手順/ガイダンスの一例により、ユーザは容易に通知先の登録や設定を変更できる。例えば、図11に示されるような手順/ガイダンスにてエラー通信数を機器に登録することができ、図12に示すような手順/ガイダンスにてメール送信するタイミングを機器に登録することができる。ここでは、例として曜日毎に実行する/しない、実行時間を設定できるようにしているが、勿論日時等による設定をできるようにしても構わない。また、図13に示されるような手順/ガイダンスにてメールバックアップ通知先を機器に登録することができ、メール送信時には、バックアップメール通知先へもメール送信される。
【0026】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲内の記載であれば多種の変形や置換可能であることは言うまでもない。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のネットワークファクシミリ装置は、操作内容や手順を表示する表示手段と、各種レポート/リストを出力する出力手段と、表示手段に表示された手順によりデータを入力する入力手段と、入力されたデータを格納する記憶手段と、ファクシミリ送受信手段と、ネットワーク網に繋がっているホスト装置に対してメールを送受信するメール送受信手段と、通信結果情報を記憶する通信結果情報記憶手段と、通信結果情報を管理する通信管理手段とを有する。更に、所定の条件を満足した場合に、予め登録された宛先に通信結果情報に関する通信管理レポートをメールにして送信することに特徴がある。よって、通信管理情報を漏れなく効率よく得ることができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0028】
また、通信結果情報記憶手段が一杯になった場合に、予め登録された宛先に通信結果情報に関する通信管理レポートをメールにして送信することにより、ユーザは通信管理情報を漏れなく効率よく収集することができ、利便性を向上させることができる。
【0029】
更に、予め定められた手順により登録されたユーザコードと通信料金を元に、登録されているユーザコードを用いた通信料金が一定料金に達した場合に、予め登録された宛先に通信結果情報に関する通信管理レポートをメールにして送信することにより、ユーザは通信料金が多く掛かっているユーザを早期に把握することができ、後の集計管理時の解析にも活用することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0030】
また、予め定められた手順により登録されたユーザコードと通信数を元に、登録されているユーザコードを用いた通信数が一定数に達した場合に、予め登録された宛先に通信結果情報に関する通信管理レポートをメールにして送信することにより、ユーザは通信数が多いユーザを早期に把握することができ、後の集計管理時の解析にも活用することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0031】
更に、予め定められた手順により登録された日時に達した場合に、予め登録された宛先に通信結果情報に関する通信管理レポートをメールにして送信することにより、定期的に通信管理レポートを入手することができ、後の集計管理時の解析にも活用することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0032】
また、通信が正常でない通信が予め登録された数に達した場合に、予め登録された宛先に通信結果情報に関する通信管理レポートをメールにして送信することにより、メールを受信した管理者は機器の不具合や正常に送信できていない通信等に早期に気付くことができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0033】
更に、通信管理レポートは、予め定められた手順により登録された間隔で不達に関する通信管理情報を含む。よって、定期的に不達となっている通信を把握することができるので適切なアクションを起こすことができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0034】
また、通信管理レポートをメール送信する際のメールのメールタイトルに送信理由を入れることにより、ユーザは受信した通信管理レポートの内容を容易に把握することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るネットワークファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例のネットワークファクシミリ装置の動作を示すフローチャートである。
【図3】本実施例のネットワークファクシミリ装置の別の動作を示すフローチャートである。
【図4】本実施例のネットワークファクシミリ装置の別の動作を示すフローチャートである。
【図5】本実施例のネットワークファクシミリ装置の別の動作を示すフローチャートである。
【図6】本実施例のネットワークファクシミリ装置の別の動作を示すフローチャートである。
【図7】本実施例のネットワークファクシミリ装置における手順/ガイダンスの一例を示す図である。
【図8】本実施例のネットワークファクシミリ装置におけるメール通信設定リストの一例を示す図である。
【図9】本実施例のネットワークファクシミリ装置の別の動作を示すフローチャートである。
【図10】本実施例のネットワークファクシミリ装置の別の動作を示すフローチャートである。
【図11】本実施例のネットワークファクシミリ装置における手順/ガイダンスの一例を示す図である。
【図12】本実施例のネットワークファクシミリ装置における手順/ガイダンスの一例を示す図である。
【図13】本実施例のネットワークファクシミリ装置における手順/ガイダンスの一例を示す図である。
【符号の説明】
10;ネットワークファクシミリ装置、11;読取部、12;記録部、
13;符号化復号化部、14;システム制御部、15;システムメモリ、
16;画情報メモリ、17;操作表示部、18;通信制御部、
19;メール通信制御部、20;内部バス、21;モデム、
22;DTMF検出部、23;ネットワークI/F、30;ネットワーク網、
40−1〜40−n;ホスト装置。
Claims (8)
- 操作内容や手順を表示する表示手段と、各種レポート/リストを出力する出力手段と、前記表示手段に表示された手順によりデータを入力する入力手段と、入力されたデータを格納する記憶手段と、ファクシミリ送受信手段と、ネットワーク網に繋がっているホスト装置に対してメールを送受信するメール送受信手段と、通信結果情報を記憶する通信結果情報記憶手段と、前記通信結果情報を管理する通信管理手段とを有するネットワークファクシミリ装置において、
所定の条件を満足した場合に、予め登録された宛先に通信結果情報に関する通信管理レポートをメールにして送信することを特徴とするネットワークファクシミリ装置。 - 前記所定の条件を満足した場合とは、前記通信結果情報記憶手段が一杯になった場合である請求項1記載のネットワークファクシミリ装置。
- 前記所定の条件を満足した場合とは、予め定められた手順により登録されたユーザコードと通信料金を元に、登録されているユーザコードを用いた通信料金が一定料金に達した場合である請求項1記載のネットワークファクシミリ装置。
- 前記所定の条件を満足した場合とは、予め定められた手順により登録されたユーザコードと通信数を元に、登録されているユーザコードを用いた通信数が一定数に達した場合である請求項1記載のネットワークファクシミリ装置。
- 前記所定の条件を満足した場合とは、予め定められた手順により登録された日時に達した場合である請求項1記載のネットワークファクシミリ装置。
- 前記所定の条件を満足した場合とは、通信が正常でない通信が予め登録された数に達した場合である請求項1記載のネットワークファクシミリ装置。
- 前記通信管理レポートは、予め定められた手順により登録された間隔で不達に関する通信管理情報を含む請求項1記載のネットワークファクシミリ装置。
- 前記通信管理レポートをメール送信する際のメールのメールタイトルに送信理由を入れる請求項1〜7のいずれかに記載のネットワークファクシミリ装置。
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