JP4069733B2 - 空気調和機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、空気熱源式ヒートポンプ空気調和機に関わり、特に外気低温時の暖房能力を向上させる空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通常、外気が氷点下−10℃を下回るような寒冷地においては灯油やガス等の燃焼熱により暖房が行われている。それは、一般に外気から蒸発熱を得るヒートポンプ暖房では低外気条件において暖房能力不足および成績係数(暖房能力/消費電力)低下となって満足な暖房運転が行えないためである。しかしながら、夏季の冷房はヒートポンプによるものが広く普及しているため、設備コストや空気調和機の設置スペースの観点から、冷房暖房ともにヒートポンプにより空調を行いたいという要求が強い。この要求に応えるため、低外気条件における暖房能力向上および効率向上を目指した様々な提案が従来よりなされている。
【0003】
従来の空気調和機では、インジェクションポートを有する圧縮機を用い、低外気暖房時には液冷媒を圧縮過程途中にインジェクションすることで凝縮器側冷媒流量を増大させ、暖房能力増大および運転効率の向上を図ったものがある。(例えば、特許文献1参照)
【0004】
また、他の従来の空気調和機では、ガスインジェクションを行うヒートポンプサイクルとして、凝縮器と蒸発器の間に2つの膨張弁とそれらの膨張弁の間に気液分離器を設置し、この気液分離器により分離されたガス冷媒を圧縮過程途中にインジェクションして冷媒流量を増大させるものがある。(例えば、特許文献2参照)
【0005】
【特許文献1】
特開平8−210709号公報(第4−7頁、第2図)
【特許文献2】
特開2001−116373号公報(第3−4頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、圧縮機へ液冷媒をインジェクションする場合、冷媒流量の増大による暖房能力の向上効果は得られるが、インジェクションされた液冷媒を蒸発させる熱は圧縮機入力によりもたらされるため、運転効率の低下が生じる。さらに、蒸発器側の冷媒エンタルピ差としてはインジェクションをしない場合と全く等しく、外気からの吸熱量を向上させることはできない。
【0007】
そして、ガスインジェクションの場合には、気液分離により蒸発器側に流れる冷媒が中圧飽和液となるため、凝縮器出口の冷媒エンタルピより小さく、蒸発器の冷媒入口出口エンタルピ差がインジェクションをしない場合より大きくなる。これにより外気からの吸熱量を大きくすることができ、運転効率の向上効果は得られるが、圧縮機回転数変更や負荷変動などで蒸発器側と凝縮器側の冷媒循環量差に変化が生じると、気液分離器内の貯留冷媒量が変化し、液バックやガスインジェクション管に液冷媒が多量に混入したりする可能性がある。これは、2台の圧縮機で冷凍サイクルを構成し、それぞれ独立に回転数制御を行う場合にはより顕著となる。
【0008】
また、ガスインジェクションに非共沸混合冷媒を用いた際は、気液分離器内ではガス相の低沸点冷媒成分濃度が高くなるため凝縮器側は低沸点冷媒濃度が高く、一方、蒸発器側には高沸点冷媒濃度が高くなる。よって、蒸発器を流出する圧縮機吸入ガス密度が低下し、冷媒流量低下による吸熱量不足となり、運転効率が低下するという問題点が生じる。
【0009】
そこで、本発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、空気を熱源としたヒートポンプ空気調和機において、外気が−10℃以下であっても十分な暖房能力と高い運転効率を発揮できる空気調和機を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る空気調和機は、回転数調整可能な低段側圧縮機、該低段側圧縮機とは独立に回転数調整可能な高段側圧縮機、凝縮器、第1減圧装置および蒸発器を順次接続して冷凍サイクルを構成する空気調和機において、凝縮器と第1減圧装置との間に中間冷却器を設け、凝縮器から流出した冷媒を分岐し第2減圧装置を介して中間圧力に減圧した冷媒が中間冷却器で熱交換した後、高段側圧縮機の吸入側へ流入するとともに、凝縮器における凝縮圧力を検知する高圧検知手段と、蒸発器における蒸発圧力を検知する低圧検知手段と、第2減圧装置と高段側圧縮機の吸入側とを接続する配管における中間圧力を検知する中圧検知手段とを備え、暖房運転時には低段側圧縮機の圧縮比が高段側圧縮機の圧縮比より大きくなるように運転するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1に係る空気調和機を、図1〜図4に基づいて説明する。
図1はこの発明の空気調和機の構成を示す冷媒回路図である。室外ユニット1に液管3およびガス管4を介して複数台の室内ユニットが並列の配管接続されている。また、この冷凍サイクルにおいては冷媒に非共沸混合冷媒であるR407C冷媒(R32が23wt%、R125が25wt%、R134aが52wt%の混合冷媒)を用いている。
【0012】
室外ユニット1には、低段側圧縮機5から高段側圧縮機6へ直列に接続され、それぞれが独立に回転数が調整可能な2つの圧縮機を有している。この高段側圧縮機6と四方弁9との間の吐出側配管に設けられた油分離器7から分離した油を戻すために、油分離器7下部から接続された油戻し管8がキャピラリチューブなどの減圧手段を介して低段側圧縮機5の吸入側に接続される。また、低段側圧縮機5および高段側圧縮機6により圧縮されたガス冷媒は高段側圧縮機6の吐出側配管より油分離器7を経て四方弁9に流入し、そこから暖房運転の際にはガス管4を介して室内ユニット2側へ流れる。一方、冷房運転の際には四方弁9を切換えて(図1中の点線)、冷媒は暖房運転時に蒸発器そして冷房運転時に凝縮器となる室外熱交換器10へ導かれる。四方弁9からの第4の配管は低段側圧縮機5の吸入側配管に接続されたアキュムレータ16に接続されている。
【0013】
室内ユニット2の液側配管に液管3を介して接続した室外ユニット1の冷凍サイクル液側配管には、主流の冷媒の一部を分岐し、その分岐流を第2減圧装置であるインジェクション膨張弁12を介して主流の冷媒と熱交換を行う中間冷却器11を設けている。この中間冷却器11は例えば二重管熱交換器などで構成する。この分岐した冷媒はインジェクション膨張弁12により減圧された後、中間冷却器11の中間圧力側管路出口から高段側圧縮機6の吸入に接続されたインジェクション管15で圧縮機へ戻される。また、室外熱交換器10と中間冷却器11の間には、第1減圧装置である暖房時の電動膨張弁13と中間冷却器11から室外熱交換器10への流れを阻止する逆止弁14が並列配管接続にて設置構成されている。なお、上記アキュムレータ16は冷凍サイクル運転中の余剰冷媒を貯留する機能を有する。
【0014】
複数台の室内ユニット2は、それぞれガス管4側から配管接続され、暖房運転時に凝縮器そして冷房運転時に蒸発器となる室内熱交換器18と冷房時の第1減圧装置である流量調整手段の電動膨張弁17が順に直列接続し、そして室外ユニット1からの液管3へ接続される構成である。
【0015】
このように構成された本実施の形態の空気調和機では、外気温度が−20℃程度となるような低外気条件においても十分な暖房能力と高い成績係数での運転が可能となる。以下に、この空気調和機の暖房運転時の動作について、図1および図2を用いて説明する。図2は暖房運転時の冷凍サイクル動作を示すP−h線図で、横軸は比エンタルピ[kJ/kg]、縦軸は圧力[MPa]である。なお、図中のA点〜J点は図1の冷媒回路図上に示した点に対応するものである。
【0016】
暖房運転において、高段側圧縮機6から吐出される高温高圧のガス冷媒(状態A)は油分離器7にて油分離された後、四方弁9を介してガス管4へと流れ、室内ユニット2に到達する。そして室内熱交換器18にて高温高圧のガス冷媒は室内空気に放熱して凝縮液化し、高圧の液冷媒(状態B)となる。そして、全開に制御された流量調整手段である電動膨張弁17を通過し、わずかに圧力低下した液冷媒(状態C)は室内ユニット2から流出し、液管3を通って再び室外ユニット1へと戻る。
【0017】
室内および室外ユニットを接続する液管3より室外ユニット1に戻った高圧液冷媒(状態C)は、中間冷却器11を通るが、その一部の冷媒はインジェクション膨張弁12を通って中間圧力まで減圧され気液二相が混合した状態Hとなる。中間冷却器11において前記高圧液冷媒(状態C)はさらに過冷却度を増した状態(状態D)となって減圧装置である電動膨張弁13へ流れ、低圧二相冷媒(状態E)となる。そして、低圧二相冷媒(状態E)は室外熱交換器10へと流入し、低温外気より吸熱して蒸発し、低圧ガス冷媒(状態F)となる。この低圧ガス冷媒は、四方弁9を経由してアキュムレータ16ヘ流入する。アキュムレータ16を流出し、低段側圧縮機5へ吸入される際、前記油分離器7で分離された冷凍機油と合流する。低段圧縮機5により加圧し吐出される中圧ガス冷媒(状態G)は、前記中間冷却器11から流入する中圧二相冷媒(状態I)と合流し、飽和ガス前後の乾き冷媒(状態J)となって高段側圧縮機6に吸入され、再度同じサイクルを繰り返し低外気条件での暖房運転を行う。
【0018】
ここで、本実施の形態の空気調和機には、図1の冷媒回路上に示すA点、F点、I点、および図2の状態A(凝縮器内圧力に相当)、状態F(蒸発器内圧力に相当)、状態I(インジェクション回路での中間圧力)それぞれの作動冷媒圧力を検知する圧力センサと、状態A(冷媒回路のA点)の作動冷媒温度を検知する温度センサが設置されている(図示は省略)。低段側圧縮機5および高段側圧縮機6の運転状態は、前記圧力センサの検出値によりそれぞれの回転数が制御される。例えば、高段側圧縮機6では吐出圧力が所定の圧力となるように制御され、低段側圧縮機5では高段側よりも低段側の圧縮比が大きくなるように制御される。一方、インジェクション膨張弁12は現在の吐出温度(状態Aの温度センサ検出値)が、状態Aおよび状態Iの圧力と高段側圧縮機6の回転数から演算される目標となる適正吐出温度に近づくようにその開度が制御される。
【0019】
以上のような動作により、外気温度が−20℃程度の極低温であっても所定の暖房能力を発揮できる。すなわち、低外気になると蒸発圧力が低下していき、かつ暖房能力を維持しようとすると、単段圧縮の冷凍サイクルでは圧縮比が異常に大きくなるが、圧縮過程を低段側と高段側の2つに分割しているため、相対的に、低段高段それぞれの圧縮機の圧縮比が異常に大きくなることなく高い凝縮温度が得られるとともに、インジェクション膨張弁12を介して中間冷却器11を流通し熱交換させ高乾き度冷媒のインジェクション作用により高段側圧縮機における冷媒流量を増大させ、かつ吐出温度を異常上昇させることなく運転可能となるものである。
【0020】
液冷媒をインジェクションする冷凍サイクルでは、凝縮器出口冷媒(状態B)と蒸発器入口冷媒(状態E)の比エンタルピが等しいために蒸発器でのエンタルピ差が大きく取れないのに対し、本発明においては中間冷却器での熱交換により蒸発器エンタルピ差を大きく取れるので、外気より吸熱できる熱量を大きくすることができ、暖房能力を増大できるとともに運転効率を向上することができる。
【0021】
中間圧力となる気液分離器を用いたガスインジェクションサイクルでは、気液分離器内のガス相は低沸点冷媒(R32、R125)成分が多くなり、液相では高沸点冷媒(R134a)成分が多くなり、蒸発器にはR134aリッチの冷媒が流れ込むことになる。このR134aは同一温度でのガス密度がR407Cより小さいため、同一蒸発能力を得るために、同一冷媒温度とするとR134aリッチの方が低圧が低くなり圧縮機の動作差圧が増えてCOPが悪化する。しかし、本発明においては、中間圧力となる気液分離を行なわないため、高段側と低段側の冷媒組成に変化は無く、このような不具合が生じることもない。
【0022】
さらに、ガスインジェクションサイクルでは負荷変動や圧縮機回転数の変更などに対して、低段と高段の圧縮機流量と気液分離器から流出するガスと液との比にアンバランスが生じ、気液分離器内液面が不安定になるのに対し、本発明においては、冷凍サイクルの凝縮側と蒸発側との間の主減圧手段は膨張弁1個(暖房時の膨張弁17)であり、それに中間冷却器11およびインジェクション膨張弁12を用いた二段圧縮のインジェクション回路を構成しているので、このような不具合も発生しない。
【0023】
また、このとき低段側圧縮機5は高段側圧縮機6より大きな圧縮比となるように回転数が制御される。このようにすることで、低段側圧縮機5の油吐出量が高段側圧縮機6の油吐出量より大きくなり、その結果、高段側圧縮機6では吐出量より多くの油が低段側圧縮機5より供給される。また低段側圧縮機5では、高段側圧縮機6より吐出され、油分離器7で冷媒から分離された冷凍機油が油戻し管8より吸入側へ供給されるため、両者の油面が著しく低下することなく運転を行うことができる。
【0024】
また、この低段側圧縮機5は高段側圧縮機6と等しい吸入容積となっているため、吸入ガス冷媒密度の小さい低段側圧縮機5の方が高段側圧縮機6より大きな回転数で運転される。このそれぞれ異なった回転数は、高段側は室内ユニットが要求する必要能力に対応して、例えば目標室内温度と実際の室内温度との差に応じて制御される。一方、高段側と低段側の圧縮機回転数のバランスにより中間圧力が決定されるため、低段側では圧縮比が高段側より大きくなるように回転数が制御される。例えば、図3に示すように、全体の圧縮比(凝縮圧力/蒸発圧力)が大きくなるほど低段側の圧縮比(中間圧力/蒸発圧力)が大きくなるように調整される。図3は空気調和機の運転制御状態を示す高段低段圧縮比のグラフであり、横軸は空気調和機の全体圧縮比、縦軸は高段、低段の圧縮比をとり、実線が低段側圧縮比、点線が高段側圧縮比を示している。
【0025】
ただし、低段側圧縮機の回転数が上限となっても必要な暖房能力が得られない場合にはこの限りではない。図3のような関係を維持することなく、大きな能力が得られるように高段側圧縮機6が運転される。いわば、効率優先から能力優先に圧縮機の回転数制御が切換えられる。
【0026】
ここまでは、暖房運転時の動作を説明したが、次に冷房運転時の動作を図1および図4を基に説明する。冷房運転においては、四方弁9は破線方向に切換えられ、高段側圧縮機6より吐出されたガス冷媒(状態A)は、室外熱交換器10で外気に放熱して凝縮し、液冷媒(状態E)となって逆止弁14を流れる。この高圧液冷媒は中間冷却器11で、その出口より分岐され、電動膨張弁12で中間圧力まで減圧された冷媒(状態H)と熱交換を行い、さらに過冷却度を増した状態(状態C)となって液管3を経て室内ユニット2へと流れる。
【0027】
この高圧二相となった冷媒(状態C)は、室内ユニット2において電動膨張弁17により減圧され、低圧二相冷媒(状態B)となって室内熱交換器18へ流入する。ここで室内空気から吸熱し、蒸発して低圧ガス冷媒(状態F)となって再び室外ユニット1へと戻る。室外ユニット1では四方弁9を通ってアキュムレータ16へと流通し、低段側圧縮機5へと吸入されて中圧まで圧縮される。この中圧過熱ガス冷媒(状態G)はインジェクション管15より流入する中圧二相冷媒(状態I)と合流し、乾き度1程度のガス冷媒となって再び高段側圧縮機6へと吸入される。
【0028】
ここで、冷房運転における高効率化のためには、室外熱交換器10から室内熱交換器18へ向かう中間冷却器11の出口での冷媒状態Cの過冷却度を極力大きくすることが重要である。これは、蒸発器入口の冷媒状態Bと蒸発器出口の冷媒状態Fのエンタルピ差が大きくなり、同一冷房能力で比べた場合、室内ユニット2へ流れる冷媒流量が小さくなることで、ガス管4や四方弁9による低圧側の圧力損失が抑制され、高効率な運転が可能となるためである。よって、冷房運転での中間圧力は低温暖房運転時とは異なり、低段側圧縮比が小さくなるように高段低段それぞれの圧縮機回転数が制御される。
【0029】
ただし、冷房運転でも外気が異常に高温である場合、または蒸発温度が異常に低下するような運転負荷条件においてはこの限りではない。結局、図3に示した全体の圧縮比と低段および高段圧縮比との関係となるように圧縮機回転数が制御される。
【0030】
実施の形態2.
本発明の実施の形態2について図5をもとに説明する。
図5は空気調和機の構成を示す冷媒回路図である。図において、19は油分離機能をもった低圧シェルタイプの高段側圧縮機であり、前述の図1における高段側圧縮機6の出口側配管途中に油分離器7を設けた構成に対応している。また、図1と同一または相当部分には同一符号を付し、詳細な説明を省略する。なお、液管3およびガス管4に接続する室内ユニット側は実施の形態1と全く同様であるため図示を省略する。
【0031】
次に、動作について説明する。低段側圧縮機5では、アキュムレータ16より低圧ガス冷媒を吸入し、中間圧力まで圧縮して吐出する。この吐出ガスは中間冷却器11のインジェクション電動膨張弁12を通過した中間圧力側より流出する中圧二相冷媒と合流し、飽和ガスに近い状態となって高段側圧縮機19に流入する。高段圧縮機19は低圧シェルタイプであり、この容器内は中圧ガスで満たされる。また、この圧縮機シェルの底部には冷凍機油が貯留されている。そして、このシェルには油戻し管8が前記高圧側圧縮機19の所定油面高さに取り付けられており、油面がこの高さ以上に溜まるとこの油戻し管8を介して低段側圧縮機5の吸入側へ貯留した冷凍機油が戻されるようになっている。
【0032】
また、前述と同様に低段側圧縮機5の油吐出量は高段側圧縮機19の油吐出量より常に多くなるよう回転数が制御されるので、高段側圧縮機19油面が低下することなく、また、高段側圧縮機19の油面が所定以上になると低段側圧縮機5に直接給油が行われるので低段側圧縮機の油面が所定以下まで低下することもない。
【0033】
このような構成とすることで、油分離器を別途設置することなく高段側圧縮機、低段側圧縮機それぞれの油面を確保することが可能となるので、低コスト化が図れる。
【0034】
【発明の効果】
以上のように本発明に係る空気調和機は、回転数調整可能な低段側圧縮機、該低段側圧縮機とは独立に回転数調整可能な高段側圧縮機、凝縮器、第1減圧装置および蒸発器を順次接続して冷凍サイクルを構成する空気調和機において、凝縮器と第1減圧装置との間に中間冷却器を設け、凝縮器から流出した冷媒を分岐し第2減圧装置を介して中間圧力に減圧した冷媒が中間冷却器で熱交換した後、高段側圧縮機の吸入側へ流入するとともに、凝縮器における凝縮圧力を検知する高圧検知手段と、蒸発器における蒸発圧力を検知する低圧検知手段と、第2減圧装置と高段側圧縮機の吸入側とを接続する配管における中間圧力を検知する中圧検知手段とを備え、暖房運転時には低段側圧縮機の圧縮比が高段側圧縮機の圧縮比より大きくなるように運転するので、液インジェクションサイクルに比べて蒸発器エンタルピ差を大きくとれることで低外気温時においても高効率な暖房運転を行うことができると共に、またガスインジェクションとは異なり、非共沸混合冷媒を用いても低段側圧縮機に吸入される冷媒の高沸点冷媒組成が大きくなることがなく、高効率な運転を行うことができる。さらにまた、気液分離器を用いないため、冷凍サイクル内の冷媒分布が負荷変動などが生じても安定して運転が行え、また低圧縮比運転においても高圧縮比運転においても高い運転効率が実現できる空気調和機が得られる。
【0035】
また、冷凍サイクル内に封入される作動流体が2種類以上の混合冷媒としたので、気液分離器によるガスインジェクションサイクルで生じる循環冷媒組成変化に起因する蒸発能力不足を回避することができ、暖房時の能力および運転効率を向上させることができる。
【0036】
また、高段側圧縮機の吐出温度を目標吐出温度となるように第2減圧装置の減圧量の調整をするので、高段側圧縮機の吐出温度の異常上昇を防止することができる。
【0037】
また、低段側圧縮機が高段側圧縮機と等しい吸入容積としたので、低温暖房時の高圧縮比運転時および比較的低圧縮比の冷房運転時のともに適正な中間圧力で運転することができる。
【0038】
また、高段側圧縮機と凝縮器の間に油分離器を設け、その油戻し管を低段側圧縮機の吸入側に接続したので、低段側圧縮機、高段側圧縮機ともに必要冷凍機油を確保することができる。
【0039】
また、高段側圧縮機が低圧シェル型の圧縮機であり、この圧縮機シェルの所定油面位置に油戻し管を有し、低段側圧縮機の吸入側へ接続されるので、別途油分離器を設けることなく低段側圧縮機および高段側圧縮機ともに必要冷凍機油量を確保でき、さらに低コストの空気調和機が得られる。
【0040】
また、冷房運転時には低段側圧縮機の圧縮比が高段側圧縮機の圧縮比より小さくなるように運転するので低圧縮比運転においても高圧縮比運転においても高い運転効率で冷房が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の冷媒回路図である。
【図2】 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の暖房運転動作を示すP−h線図である。
【図3】 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の運転制御状態を示す高段低段圧縮比のグラフである。
【図4】 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の冷房運転動作を示すP−h線図である。
【図5】 本発明の実施の形態2に係る空気調和機の冷媒回路図である。
【符号の説明】
1 室外ユニット、 2 室内ユニット、 3 液管、 4 ガス管、 5 低段圧縮機、 6 高段圧縮機、 7 油分離器、 8 油戻し管、 9 四方弁、 10 室外熱交換器、 11 中間冷却器、 12、13 電動膨張弁、14 逆止弁、 15 インジェクション管、 16 アキュムレータ、 17 電動膨張弁、 18 室内熱交換器、 19 低圧シェルタイプ高段圧縮機。
Claims (7)
- 回転数調整可能な低段側圧縮機、該低段側圧縮機とは独立に回転数調整可能な高段側圧縮機、凝縮器、第1減圧装置および蒸発器を順次接続して冷凍サイクルを構成する空気調和機において、前記凝縮器と前記第1減圧装置との間に中間冷却器を設け、前記凝縮器から流出した冷媒を分岐し第2減圧装置を介して中間圧力に減圧した冷媒が前記中間冷却器で熱交換した後、前記高段側圧縮機の吸入側へ流入するとともに、前記凝縮器における凝縮圧力を検知する高圧検知手段と、前記蒸発器における蒸発圧力を検知する低圧検知手段と、前記第2減圧装置と前記高段側圧縮機の吸入側とを接続する配管における中間圧力を検知する中圧検知手段とを備え、暖房運転時には前記低段側圧縮機の圧縮比が前記高段側圧縮機の圧縮比より大きくなるように運転することを特徴とする空気調和機。
- 前記冷凍サイクル内に封入される作動流体が2種類以上の混合冷媒であることを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
- 前記高段側圧縮機の吐出温度を検知する吐出温度検知手段と、前記凝縮器及び前記蒸発器の温度または圧力を検知する高低圧検知手段と、当該検知手段で得られた情報に基づいて目標吐出温度を演算する演算手段と、を備え、前記吐出温度検知手段により検知した吐出温度が前記目標吐出温度となるように前記第2減圧装置の減圧量を調整することを特徴とする請求項1または請求項2記載の空気調和機。
- 前記低段側圧縮機の吸入容積が前記高段側圧縮機と等しいことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の空気調和機。
- 前記高段側圧縮機と前記凝縮器の間に油分離器を設け、前記油分離器により分離された冷凍機油を前記低段側圧縮機の吸入側に戻す油戻し管を接続することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の空気調和機。
- 前記高段側圧縮機は、吸入冷媒をそのシェル内に充満させる低圧シェル型の圧縮機であるとともに、前記シェルの所定の油面位置に油戻し管を有し、前記油戻し管が前記低圧側圧縮機の吸入側へ接続されたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の空気調和機。
- 冷房運転時には前記低段側圧縮機の圧縮比が前記高段側圧縮機の圧縮比より小さくなるように運転することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の空気調和機。
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