JP4902585B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば蒸気圧縮式冷凍サイクルによる空気調和機に係り、より詳しくは複数の圧縮機を用いて大容量から小容量まで幅広い運転範囲で効率的に運転するための冷媒回路を有し、暖房運転における除霜サイクルの改良に関する。
従来より、複数の圧縮機を用いて運転容量変化幅を拡大できる構成を持ち、特に低外気温度時の最大暖房能力を増大させ得るようにした空気調和機、例えば容量可変型の圧縮機と定容量の圧縮機とを2台並列に配置するとともに、さらに3台目の圧縮機をそれらと直列に配置して、2段圧縮サイクルを形成できるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、2台の圧縮機を並列に配置した冷媒回路を有し、1台の圧縮機の吐出ガスを室外熱交換器に流通させて除霜しながら、他の1台の圧縮機の吐出ガスを室内熱交換器に流通させて暖房運転を行うことで、除霜運転を行う際に、室内温度が低下するのを防止するようにしたものも知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−56156号公報(図1) 特開2001−56159号公報(図1,図3,図4)
しかしながら、前述したように複数圧縮機を直列に配置しても、蒸発器を流通する冷媒流量の増大には寄与しないため、外気からの採熱量に限界がある。さらに、複数圧縮機を並列に配置して冷媒流量の変化幅を拡大させたとしても、蒸発器内の冷媒流速も大きく変化するため、冷媒流量が大きい場合は圧力損失が過大となるし、冷媒流量が小さい場合は、冷凍機油が過剰に滞留するなどの不具合が生じてしまう。
また、複数圧縮機の一方を暖房運転に、他方を除霜運転に使用するものにあっては、室外熱交換器で外気から採熱することができないため、除霜用の熱源は圧縮機の電気入力のみとなり、効率的でない。
本発明は以上の点に鑑み、メイン圧縮機と補助圧縮機を用いて冷媒流量を幅広く調整可能としながらも、大容量運転時の過剰な圧力損失や、小容量運転時の冷凍機油の滞留を生じさせることが無く、さらに除霜運転においても補助圧縮機を用いて高効率な除霜サイクルを形成し、幅広い運転範囲で高効率な暖房運転を行うことができる空気調和機を得ることを目的とする。
本発明に係る空気調和機は、下記の構成からなるものである。すなわち、第1の圧縮機、四方弁、室内熱交換器、第1の減圧装置、第1の室外熱交換器を順次接続してなる冷凍サイクルを備えた空気調和機において、室内熱交換器出口から第1の減圧装置までの間から分岐され、第2の減圧装置、第2の室外熱交換器、第2の圧縮機が順次接続されて第1の圧縮機と四方弁との間に接続された能力増強回路と、第1の圧縮機および第2の圧縮機の双方にそれぞれ設けられて冷媒の逆流を阻止する逆流阻止手段とを設けるとともに、第2の圧縮機の吸入側と逆流阻止手段を含めた吐出側とを、第1の開閉手段を介して接続したものである。
本発明に係る空気調和機は、暖房運転時に所定の凝縮圧力を維持できなくなると、能力増強回路である第2の室外熱交換器と第2の圧縮機を用いるので、第1の圧縮機が循環させうる最大冷媒流量より大きな循環量を得ることができ、暖房能力を増大することができる。さらにこのとき、冷媒流量増加分は第2の室外熱交換器を流通するので主たる冷凍サイクルの圧力損失増大による運転効率低下を生じさせることがない。
また、この第2の圧縮機によれば、第1の室外熱交換器を凝縮器、第2の室外熱交換器を蒸発器として用いる冷凍サイクルを構成できるので、外気を熱源として第1の室外熱交換器を除霜することができる。
また、第2の圧縮機の吸入側と逆流阻止手段を含めた吐出側とを、第1の開閉手段を介して接続しているので、第1の圧縮機を運転し、第2の圧縮機を停止するとともに、第1の室外熱交換器側が蒸発器となるように四方弁により冷媒流路を切り換え、さらに第1の開閉手段を開放して高温冷媒の一部が第2の室外熱交換器にも流れるようにすることで、外気を熱源として第2の室外熱交換器を除霜することができる。
実施の形態1.
以下、図示実施形態により本発明を説明する。
図1は本発明の実施の形態1に係る空気調和機の冷媒回路の構成図である。
本実施形態の空気調和機は、室外ユニット1と室内ユニット2が、接続配管であるガス管3、液管4で接続されて閉回路が形成され、冷媒としてR410Aが封入されている。
室外ユニット1は、第1の圧縮機すなわち主圧縮機5と、冷房と暖房で流路を切り換える四方弁6と、第1の室外熱交換器10と、その冷媒流量を調整する第1の減圧装置すなわち電動膨張弁9と、液溜手段であるアキュムレータ11とで主たる冷媒回路が形成され、第1の室外熱交換器10の近傍にこれによる熱交換を促進するための室外送風機13が配置されている。さらに、室外ユニット1には、第2の室外熱交換器15と、その冷媒流量を調整する第2の減圧装置すなわち電動膨張弁14と、第2の圧縮機である回転数一定の補助圧縮機16が備えられている。また、2台の圧縮機5,16には、それぞれに逆流を阻止する逆止弁18,19が吐出側に配置され、さらに補助圧縮機16には、それと並列に第1の開閉手段すなわちバイパス用の電磁弁17が備えられている。この主冷媒回路以外の部分、つまり電動膨張弁14、第2の室外熱交換器15、補助圧縮機16、電磁弁17、及び逆止弁19によって、能力増強回路20が形成されている。
室内ユニット2には、室内熱交換器7と、流量調整用の電動膨張弁8と、熱交換量を調節するための室内送風機12が備えられている。流量調整用の電動膨張弁8は、例えば室内ユニット2が並列に複数台設置されるような場合に、それぞれの室内ユニットを流通する冷媒流量のバランス調整に必要となるものであり、室内ユニット2が1台のみの場合は第1の減圧装置である電動膨張弁9にて代用可能なものである。
次に、このように構成された本実施形態の空気調和機の冷房運転モード時の冷凍サイクル動作について、図2の冷凍回路図に基づき説明する。図2は図1の冷媒回路構成図に冷房運転時の冷媒流れ方向を示す矢印を付加したものである。
まず、能力増強回路20を使用しない冷房運転動作について説明する。主圧縮機5から吐出された高温高圧のガス冷媒は、冷房運転モードに流路設定された四方弁6を通って第1の室外熱交換器10へ流入し、外気に放熱して高圧の液冷媒となる。電動膨張弁9は、第1の室外熱交換器10の出口過冷却度が所定値、例えば10℃となるように開度制御されている。この電動膨張弁9で減圧され、低圧二相となった冷媒は液管4を通って室内ユニット2へと流入する。
室内ユニット2に流入した低圧二相冷媒は室内熱交換器7によって室内空気を冷却し、それ自身は蒸発して低圧ガス冷媒となる。電動膨張弁8は所定開度に固定されているか、あるいは室内熱交換器7の出口過熱度が2℃程度となるように開度制御される。ガス管3を通過して室外ユニット1に戻った低圧ガス冷媒は、再び四方弁6を通過してアキュムレータ11に流入し、再度主圧縮機5に吸入される。このとき、電磁弁17は閉止されており、能力増強回路20は使用されない。
次に、能力増強回路20を使用した場合の冷房運転動作について、図2の冷凍回路図に基づき説明する。なお、主冷媒回路における冷凍サイクル動作については前述の説明と同様であるので説明を省略し、ここでは主に能力増強回路20の使用部分、つまり図2における破線矢印で示す冷媒流れについて説明する。
冷房運転時、外気および室内温度が非常に高温で、かつ多大な冷房能力を要求されて凝縮圧力が運転範囲を超えてしまうような場合に、電磁弁17が開放される。すると、主圧縮機5から吐出される高圧ガス冷媒の一部が電磁弁17を経由して第2の室外熱交換器15に流入して凝縮するため、第1の室外熱交換器10では凝縮負荷が軽減されて凝縮圧力が低下する。このとき、第2の減圧装置である電動膨張弁14は、第2の室外熱交換器15の出口過冷却度を所定値に制御している。この第2の室外熱交換器15は、第1の室外熱交換器10に付随する室外送風機13の風路に置かれていてもよいし、第2の室外熱交換器専用の送風機を別途設置してもよい。
このように、本実施形態の空気調和機においては、冷房運転モード時に主冷媒回路における凝縮圧力が異常に高くなって過大負荷運転状態となっても、能力増強回路20の第2の室外熱交換器15を凝縮器として使用することにより、主冷媒回路すなわち第1の室外熱交換器10の凝縮負荷を軽減して凝縮圧力を低下させることができ、冷房運転を継続することができる。またこのとき、第1の室外熱交換器10では冷媒流量そのものが低下するから、過大負荷運転時に合わせて冷媒流路分岐数を過剰に増やす必要が無く、低容量運転でも適正な冷媒流速となるような分岐数で熱交換器を設計することができる。
次に、本実施形態の空気調和機の暖房運転モード時の冷凍サイクル動作について、図3の冷凍回路図に基づき説明する。図3は図1の冷媒回路構成図に暖房運転時の冷媒流れ方向を示す矢印を付加したものである。
まず、能力増強回路20を使用しない暖房運転動作について説明する。主圧縮機5から吐出された高温高圧のガス冷媒は、暖房運転モードに流路設定された四方弁6を通り、ガス管3を経由して室内ユニット2に流入する。室外ユニット1では、凝縮器となる室内熱交換器7で室内空気に放熱して凝縮し、過冷却液となって室内ユニット2を流出する。室内側の電動膨張弁8は、室内熱交換器7の出口過冷却度が所定値となるように制御され、冷媒は中圧となる。
液管4を経由して室外ユニット1へ戻った中圧の液冷媒は、室外側の電動膨張弁9で減圧されて低圧となり、第1の室外熱交換器10で外気から採熱して蒸発し、低圧ガス冷媒となる。第1の室外熱交換器10を流出した低圧ガス冷媒は、四方弁6、アキュムレータ11を通って再び主圧縮機5に吸入される。このとき、能力増強回路20の電磁弁17は閉止されており、また、電動膨張弁14も全閉されている。
なお、ここでは室内側の電動膨張弁8で過冷却度制御を行うようにしているが、室内側に電動膨張弁8が設置されない場合は、室外側の電動膨張弁9すなわち第1の減圧装置で室内熱交換器7の出口過冷却度を制御してもよいし、また封入冷媒量が予め適正に調整されていれば、電動膨張弁9で第1の室外熱交換器10の出口過熱度を制御してもよい。
次に、能力増強回路20を使用した場合の暖房運転動作について、図3の冷凍回路図に基づき説明する。なお、主冷媒回路における冷凍サイクル動作については前述の説明と同様であるので説明を省略し、ここでは主に能力増強回路20の使用部分、つまり図3における破線矢印で示す冷媒流れについて説明する。
外気が非常に低温である場合、その低温外気から採熱するために蒸発圧力も低くなり、主圧縮機5の吸入ガス密度が小さくなる。その結果、主圧縮機回転数を最大にしても所定の暖房能力が得られなくなってしまう。
本実施形態では、凝縮圧力あるいは凝縮温度が所定値を下回り、ユーザーが要求した暖房能力が得られなくなると、補助圧縮機16が運転を開始し、第2の減圧装置である電動膨張弁14が開放され、室内ユニット2で凝縮した液冷媒の一部が第2の室外熱交換器15にも流入する。第2の室外熱交換器15で外気から採熱して蒸発したガス冷媒は、補助圧縮機16で圧縮され、主圧縮機5の吐出ガスと合流して再び室内ユニット2へと送られる。電動膨張弁14は、補助圧縮機16の吸入ガス過熱度が2℃程度になるように開度制御される。
次に、圧縮機の運転容量の選定方法について図4に基づき説明する。図4は本実施形態の空気調和機における標準的な運転状態を示す圧力エンタルピ線図(モリエル線図)であり、冷房を実線で、暖房を破線で示している。ここで、圧縮機運転容量とは、圧縮機回転数と当該圧縮機1回転あたりの押しのけ容積との積を示すものである。冷房は外気が35℃、室内が27℃、暖房は外気が2℃、室内が20℃の場合であり、このときの凝縮圧力は冷房・暖房いずれも3.0MPa(飽和温度50℃)程度となるが、吸入圧力は冷房で0.9MPa、暖房では0.6MPa程度と差異が生じる。圧縮機の吸入ガス密度は吸入圧力にほぼ比例するから、暖房において、冷房と同等の冷媒循環量で運転するためには冷房時の1.5倍(=0.9/0.6)の回転数で圧縮機を運転する必要がある。
よって、ここでは主圧縮機5の最大運転容量を100%とし、補助圧縮機16の運転容量を50%〜100%としている。これによって、冷房運転では主圧縮機5で循環できる100%運転が能力の上限となるが、暖房時の能力増強回路使用運転では主圧縮機5に加えて補助圧縮機16の50%〜100%容量も加わり、最大150%〜200%の運転容量となるため、冷房と暖房で同等の冷媒循環量、すなわち同等の空調能力を発揮することができる。またこのとき、第1の室外熱交換器10には主圧縮機5が循環させ得る100%の冷媒が循環し、第2の室外熱交換器15には補助圧縮機16が循環させる冷媒流量が循環するというように、1台の熱交換器に基本的に100%以上の冷媒が循環することがないため、冷媒圧力損失が過大になるようなことがなく、また、最大容量150%〜200%に合わせて熱交換器の流路分岐数を過多に設計する必要もない。
このように、本実施形態では外気2℃の暖房能力と外気35℃の冷房能力が同等となるように補助圧縮機16の容量を主圧縮機5の50%に決定しているが、一般的な空気調和機においては、外気35℃の冷房能力と外気2℃の暖房能力が同等以上となることが要求されることが多いため、補助圧縮機容量は主圧縮機最大容量の50%以上であることが望ましい。なお、外気がもっと低温である場合の暖房能力と当該冷房能力を一致させるような設計条件ではもっと大きな補助圧縮機容量が必要となることは言うまでもない。
図5は可変容量型圧縮機の運転容量と運転効率の関係を示すグラフである。図5のように一般的な圧縮機は最も運転時間の長い負荷50%程度の空調負荷で最大効率となるように設計されている。よって、20%〜30%となる最低容量運転時や100%運転時は効率が低くなるため、これらの空調負荷から外れた領域では運転を制限している。このような場合、圧縮機を可変容量型の主圧縮機5と定容量型の補助圧縮機16とすることにより、連続的に変化する空調負荷に対応させることができ、図6のように運転することができる。なお、ここでいう空調負荷とは、室内ユニット2が所定能力を発揮するために要求する冷媒循環量を指す。
図6は暖房負荷と各圧縮機5,16の合計運転容量との関係を示すグラフである。図6に示すように、空調負荷は最低容量20%以下の場合、連続運転はできず、主圧縮機5の断続運転となる。空調負荷が20%〜70%の場合、主圧縮機5だけが運転され、当該主圧縮機5の回転数は空調負荷と一致するように調整される。空調負荷すなわち主圧縮機5の負荷がその最大運転容量の2/3を超える(例えば最大運転容量の70%)と、補助圧縮機16が運転され、主圧縮機5は既述したように合計運転容量が空調負荷と一致するように調整される。本実施形態では、補助圧縮機16に第2の室外熱交換器15が付随しているので、空調負荷が極力低い状態から補助圧縮機16を運転した方が熱交換能力の面で有利となるため、主圧縮機5の最低容量20%と補助圧縮機16の容量50%との合計である70%の空調負荷となったところで補助圧縮機16を運転するようにした。
また、図6には空調負荷に対応した圧縮機総合運転効率、すなわち主圧縮機5の運転効率と補助圧縮機16の運転効率とを合わせた運転効率として併記している。図6のように主圧縮機5単独運転での効率は図5と同様、負荷50%にピークをもつ曲線となるが、負荷70%では補助圧縮機16との総合効率となるために主圧縮機5が最低容量20%であってもそれほど効率は低下せず、また、負荷100%で再び最大効率となる。
このように、本実施形態によれば、冷房での部分負荷容量である50%負荷運転、及び暖房での部分負荷容量である70%〜100%負荷運転の双方で、主圧縮機5を高効率な回転数領域で使用できる。つまり、各圧縮機5,16の合計運転容量でみて、50%の空調負荷時と70%〜100%の空調負荷時の双方で、主圧縮機5をその最大効率が発揮できる50%程度の空調負荷にして使用することができる。
また、補助圧縮機16の容量は、圧縮機合計運転容量を連続的に変化させるためには主圧縮機5の最低容量と補助圧縮機16の容量との和が100%以下である必要がある。本実施形態の場合、20%〜30%の最低容量運転が行われることを考慮すると、主圧縮機5の最低容量と補助圧縮機16の容量との和は80%以下である必要があるし、主圧縮機5が0%〜100%の容量制御が可能な場合でも補助圧縮機は100%容量以下であることが空調能力制御の連続性の面で望ましい。
次に、本実施形態の空気調和機の除霜運転モード時の冷凍サイクル動作について、図7及び図8の冷凍回路図に基づき説明する。図7は図1の冷媒回路構成図に除霜運転時の冷媒流れ方向を示す矢印を付加したもの、図8は同じく図1の冷媒回路構成図に暖房運転と除霜運転を同時に行う時の冷媒流れ方向を示す矢印を付加したものである。
本実施形態においては、第1の室外熱交換器10および第2の室外熱交換器15が暖房時に蒸発器となる。よって、着霜するのもこの2台の熱交換器であり、それぞれを除霜する必要がある。ここでは、第1の室外熱交換器10を除霜する運転を第1除霜運転(図7)、第2の室外熱交換器15を除霜する運転を第2除霜運転(図8)とする。
第1の室外熱交換器10を除霜する第1除霜運転では、図7のように主圧縮機5を停止して補助圧縮機16を運転するとともに、電磁弁17を閉止する。これにより、補助圧縮機16から吐出された高温ガス冷媒は、第1除霜運転モードに流路設定された四方弁6を通って第1の室外熱交換器10へ流入し、それに付いた霜を融解させる。霜の融解熱で凝縮した冷媒は、電動膨張弁9,14で減圧されて通過し、第2の室外熱交換器15に流入し、外気と熱交換して蒸発後、再び補助圧縮機16に吸入される。
この第1除霜運転では、主圧縮機5を運転していないので、液管4、室内ユニット2、ガス管3に冷媒が流通しない。一般に行われているリバース除霜、つまり暖房運転の途中で冷房運転に切り換えることにより行われる除霜では、室内側に低温冷媒が流通するために、暖房中に高温であったガス管3や室内ユニット2を冷やしてしまい、除霜終了後、すぐに高温空気を吹き出すことができないという問題が生じるが、この第1除霜運転ではそのような不具合が生じない。
また、第2の室外熱交換器15で外気から採った熱を除霜に使用するので、圧縮機への電気入力のみを熱源とする前述のリバース除霜運転よりも迅速に、高効率で除霜を行うことができる。
なお、この第1除霜運転状態下において、補助圧縮機16の吐出ガス冷媒が室内ユニット2へ流通するように四方弁6を切り換えれば、補助圧縮機16のみによる暖房サイクルを構成することも可能となる。このような運転は、例えば主圧縮機5が故障した場合の応急的な暖房運転として有効である。
第2の室外熱交換器15を除霜する第2除霜運転では、図8のように能力増強回路20を使用しない暖房運転中に電磁弁17、および電動膨張弁14を開放する。すると、主圧縮機5から吐出した高温ガス冷媒の一部が電磁弁17を通って、着霜している第2の室外熱交換器15へ流入し、霜を融解させる。多量の吐出ガスを除霜側に分岐してしまうと室内側に流通する冷媒流量が不足し、暖房能力が得られなくなるため、電動膨張弁14は所定の凝縮圧力を維持するように第2の室外熱交換器15に分岐する冷媒流量を調節する。
また、第2の室外熱交換器15を除霜するための冷媒流量が小さいと、流入してすぐ凝縮液化してしまい、第2の室外熱交換器15の内容積全体が液冷媒で満たされる状態となる。そのため、この空気調和機に封入されている冷媒量は通常運転状態で決まる量よりも多くなっており、能力増強回路20を使用しない暖房運転では第2の室外熱交換器15の内容積分だけ液冷媒が余剰するので、余剰冷媒を格納するアキュムレータ11が設置されている。もちろん、アキュムレータ11ではなく、電動膨張弁8と電動膨張弁9との間にレシーバを設置してもよい。
この第2除霜運転も、第1の室外熱交換器10で外気から採熱している冷凍サイクルであるから、一般のリバース除霜よりも高効率な除霜を行うことができるし、除霜と同時に暖房運転を継続できるので、除霜のために暖房運転が間欠的となることでの不快感を抑制することができる。
以上のように、本実施形態の空気調和機によれば、蒸発器として機能する第1及び第2の室外熱交換器10,15を、第1除霜運転、第2除霜運転により、外気熱源を利用して効率的に除霜することができる。
また、このとき、室内側に低温低圧の冷媒が流通することが無いので、除霜運転中に、室内にコールドドラフトを生じさせることもなく、さらに暖房運転中に高温であったガス管3や室内熱交換器7を除霜運転中も高温に保持することができる。このため、除霜終了後の暖房能力の立ち上がりが早く、快適な暖房空間を形成することができる。
実施の形態2.
図9は本発明の実施の形態2に係る空気調和機の冷媒回路の構成図であり、図中、前述の実施の形態と同一部分には同一符号を付してある。
本実施形態の空気調和機は、能力増強回路20の一端を主圧縮機5の吸入側にも接続できるように、第2の室外熱交換器15とアキュムレータ11の入口側(=主圧縮機5の吸引側)とを接続する配管を設け、この配管の途中に第2の開閉手段すなわち電磁弁21を付加したものである。
本実施形態の空気調和機において、能力増強回路20を使用しない場合、つまり第1の開閉手段である電磁弁17と第2の開閉手段である電磁弁21が共に閉止され、補助圧縮機16が停止している状態下では、主圧縮機5のみによる通常の冷房・暖房運転モードとなる。
また、通常の冷房運転モードの状態から第1の開閉手段である電磁弁17を開放すると、前述の図2を用いて説明した能力増強回路20を使用した冷房運転モードとなる。
また、通常の暖房運転モードの状態から補助圧縮機16の運転を開始すると、前述の図3を用いて説明した能力増強回路20を使用した暖房運転モードとなる。
また、通常の冷房運転モードの状態から主圧縮機5を停止して補助圧縮機16を運転すると、前述の図7を用いて説明した第1除霜運転モードとなる。
また、通常の暖房運転モードの状態から電磁弁17と電動膨張弁14を開放すると、前述の図8を用いて説明した第2除霜運転モードとなる。
また、前記第1除霜運転モードの状態から補助圧縮機16の吐出ガス冷媒が室内ユニット2へ流通するように四方弁6を切り換えれば、補助圧縮機16のみによる応急的な暖房運転モードとなる。
本実施形態の空気調和機においては、第2の室外熱交換器15とアキュムレータ11の入口側(=主圧縮機5の吸引側)とが第2の開閉手段である電磁弁21を介して接続されているので、通常の暖房運転モードの状態から電磁弁21を開くことで、第2の室外熱交換器15の一端を主圧縮機5の吸入側に連通させることができる。そして、この状態(第1の開閉手段である電磁弁17が閉止され、補助圧縮機16が停止している状態)から電動膨張弁14を開くことで、第2の室外熱交換器15も蒸発器として利用することができ、運転効率を向上させることができる。
また、電動膨張弁14と第1の開閉手段である電磁弁17を共に閉止し、第2の開閉手段である電磁弁21を開放した状態で、四方弁6を圧縮機からの吐出ガス冷媒が第1の室外熱交換器10へ流通するように切り換えれば、主圧縮機5を停止した状態で補助圧縮機16のみによる冷房サイクルを構成することが可能となる。このような運転は、例えば主圧縮機5が故障した場合の応急的な冷房運転として有効である。
なお、前述の各実施形態においては、作動冷媒としてHFC冷媒であるR410Aを使用したものを例に挙げて説明したが、HC冷媒や二酸化炭素などの自然冷媒を用いても全く同じ効果が得られることは言うまでもない。
本発明の実施の形態1に係る空気調和機の冷媒回路の構成図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の冷房運転時の冷媒流れ方向を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の暖房運転時の冷媒流れ方向を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機における標準的な運転状態を示す圧力エンタルピ線図である。 可変容量型圧縮機の運転容量と運転効率の関係を示すグラフである。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の暖房負荷と各圧縮機の合計運転容量との関係を示すグラフである。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の第1除霜運転時の冷媒流れ方向を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の第2除霜運転時の冷媒流れ方向を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る空気調和機の冷媒回路の構成図である。
符号の説明
1 室外ユニット、2 室内ユニット、3 ガス管、4 液管、5 主圧縮機(第1の圧縮機)、6 四方弁、7 室内熱交換器、8 流量調整用電動膨張弁、9 電動膨張弁(第1の減圧装置)、10 第1の室外熱交換器、11 アキュムレータ(液溜手段)、12 室内送風機、13 室外送風機、14 電動膨張弁(第2の減圧装置)、15 第2の室外熱交換器、16 補助圧縮機(第2の圧縮機)、17 電磁弁(第1の開閉手段)、18,19 逆止弁(逆流阻止手段)、20 能力増強回路、21 電磁弁(第2の開閉手段)。

Claims (9)

  1. 第1の圧縮機、四方弁、室内熱交換器、第1の減圧装置、第1の室外熱交換器を順次接続してなる冷凍サイクルを備えた空気調和機において、
    前記室内熱交換器出口から前記第1の減圧装置までの間から分岐され、第2の減圧装置、第2の室外熱交換器、第2の圧縮機が順次接続されて前記第1の圧縮機と前記四方弁との間に接続された能力増強回路と、
    前記第1の圧縮機および前記第2の圧縮機の双方にそれぞれ設けられて冷媒の逆流を阻止する逆流阻止手段とを設けるとともに、
    前記第2の圧縮機の吸入側と逆流阻止手段を含めた吐出側とを、第1の開閉手段を介して接続した
    ことを特徴とする空気調和機。
  2. 前記冷凍サイクル内に、第2の室外熱交換器の伝熱管内容積よりも大きい液溜手段が備えられていることを特徴とする請求項記載の空気調和機。
  3. 前記第2の圧縮機は回転数固定であり、前記第1の圧縮機の最大運転容量の2/3以上であり、また、前記第1の圧縮機の最大運転容量と最小運転容量との差よりも小さいことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の空気調和機。
  4. 前記第2の圧縮機は回転数固定であるとともに、前記第1の圧縮機の最大運転容量に対する運転容量が50%〜100%であることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の空気調和機。
  5. 前記第1の室外熱交換器を除霜する第1除霜運転モードを有しており、運転モードが該第1除霜運転モードに切り換えられた場合は、前記第1の圧縮機を停止し、前記第2の圧縮機を運転するとともに、前記第1の室外熱交換器が凝縮器、前記第2の室外熱交換器が蒸発器となるように、前記四方弁により冷媒流路を切り換え、さらに前記第1の開閉手段を閉止することで、前記第1の室外熱交換器に高温冷媒を流し、除霜することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の空気調和機。
  6. 前記第2の室外熱交換器を除霜する第2除霜運転モードを有しており、運転モードが該第2除霜運転モードに切り換えられた場合は、前記第1の圧縮機を運転し、前記第2の圧縮機を停止するとともに、前記第1の室外熱交換器側が蒸発器となるように前記四方弁により冷媒流路を切り換え、さらに前記第1の開閉手段を開放して高温冷媒の一部が前記第2の室外熱交換器にも流れるようにすることで、前記室内熱交換器と前記第2の室外熱交換器を凝縮器とし、前記第1の室外熱交換器を蒸発器として、前記第2の室外熱交換器を除霜することを特徴とする請求項乃至請求項のいずれかに記載の空気調和機。
  7. 応急の暖房運転モードを有しており、運転モードが前記応急の暖房運転モードに切り換えられた場合は、前記第1の圧縮機を停止し、前記第2の圧縮機を運転するとともに、前記室内熱交換器が凝縮器となるように前記四方弁により冷媒流路を切り換え、さらに前記第1の開閉手段を閉止することによって、前記第1の室外熱交換器には冷媒を流通させず、前記室内熱交換器を凝縮器として動作させ、前記第2の室外熱交換器を蒸発器として動作させることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の空気調和機。
  8. 前記第2の室外熱交換器と前記第1の圧縮機の吸入側とを、第2の開閉手段を介して接続したことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の空気調和機。
  9. 応急の冷房運転モードを有しており、運転モードが前記応急の冷房運転モードに切り換えられた場合は、前記第1の圧縮機を停止し、前記第2の圧縮機を運転するとともに、前記第1の室外熱交換器が凝縮器となるように前記四方弁により冷媒流路を切り換え、さらに前記第2の減圧装置と前記第1の開閉手段とを閉止し、前記第2の開閉手段を開放することによって、前記第2の室外熱交換器には冷媒を流通させず、前記第1の室外熱交換器を凝縮器として動作させ、前記室内熱交換器を蒸発器として動作させることを特徴とする請求項記載の空気調和機。
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