JP3123873B2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JP3123873B2 JP06018521A JP1852194A JP3123873B2 JP 3123873 B2 JP3123873 B2 JP 3123873B2 JP 06018521 A JP06018521 A JP 06018521A JP 1852194 A JP1852194 A JP 1852194A JP 3123873 B2 JP3123873 B2 JP 3123873B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内ユニットから延び
たユニット間配管に、室外ユニットを複数個並列につな
いだ空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平4−324075号公報に示され
た空気調和装置は、「室内ユニットから延びたユニット
間配管に、室外ユニットを複数個並列につなぎ、室内の
負荷に応じて複数個の室外ユニットの運転を制御させ
る」というものである。このような構成によって、室内
の負荷に応じた空気調和装置の容量のシステムアップが
図れるという利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような構成では、
室外ユニットの除霜運転において、次のような問題点の
あることが判明した。すなわち、除霜運転される室外ユ
ニットの熱交換器には圧縮機から吐出された高温の冷媒
をこの熱交換器へ直接導いた後、この熱交換器から流れ
出た冷媒は四方弁を介して直接この除霜運転中の圧縮機
へ戻される(上記公報の図3参照)。このように、いわ
ゆる「ホットガス除霜方式」を採用しているため、冷媒
の熱容量よりも除霜に必要な熱容量が多い場合には完全
に熱交換器の除霜が行えない(霜残りが生ずる)おそれ
があった。
【0004】又、上述した除霜運転中の室外ユニットに
おいては、冷媒が他の室外ユニットへ流れないようにし
たいわゆる「自己除霜」方式を採用している。このた
め、他の室外ユニットの熱交換器をこの除霜運転に活用
することはできず、除霜運転時に室外ユニットを有効に
利用しているとは言い難かった。そこで、本発明は、こ
の種の空気調和装置において、有効な除霜運転を行わせ
ることを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、第1の発明は、除霜運転すべき室外ユニットが生じ
た場合にはこの室外ユニットの外に運転可能な室外ユニ
ットの有無を検出する検出手段と、運転可能な室外ユニ
ットがない場合には除霜運転すべき室外ユニット内で冷
媒を循環させる第1の除霜手段と、運転可能な室外ユニ
ットがある場合には除霜運転すべき室外ユニットからの
冷媒をこの故障していない室外ユニットへ導く第2の除
霜手段とを備えるようにしたものである。
【0006】第2の発明によれば、除霜運転中の室外ユ
ニットからの冷媒を他の室外ユニットへ導くと共に、こ
の他の室外ユニットの圧縮機から吐出された冷媒を室内
ユニットへ導くようにしたものである。。第3の発明に
よれば、他方の室外ユニットの運転が不可能な場合で且
つ一方の室外ユニットを除霜運転すべき時には、この一
方の室外ユニット内の複数の室外熱交換器を交互に蒸発
器と凝縮器として作用させるようにしたものである。
【0007】
【作用】第1の発明によれば、運転可能な室外ユニット
の有無に応じて除霜方式を変えて、除霜を効率良く行え
る。第2の発明によれば、除霜中の室外ユニットがあっ
ても室内ユニットでは暖房運転が行える。
【0008】第3の発明によれば、一方の室外ユニット
内の複数の室外熱交換器を交互に蒸発器と凝縮器として
作用させ、運転不可能な他方の室外ユニットのサービス
点検が行える。
【0009】
【実施例】図1において、1は空気調和装置で、複数の
室内ユニット2a,2b,2cと、複数の室外ユニット
3a,3b,3cと、これら室内外両ユニット2a,2
b,2c,3a,3bをつなぐユニット間配管4とから
構成されている。ユニット間配管4は、高圧ガス管5
と、低圧ガス管6と、液管7とから構成されている。
【0010】第1の室外ユニット3aには、圧縮機8a
と複数の室外熱交換器9a,10aとが内蔵されてい
る。そして、圧縮機8aの吸込管11aは低圧ガス管6
に、圧縮機8aの吐出管12aは高圧ガス管5に、夫々
つながれている。この第1の室外ユニット3aに内蔵さ
れた一方の室外熱交換器9aの一端は2つに分岐されて
おり、一方は低圧開閉弁13aを介して低圧ガス管6
に、他方は高圧開閉弁14aを介して高圧ガス管5に夫
々つながれている。更に、この室外熱交換器9aの他端
は室外電動弁15aを介して液管7につながれている。
尚、この第1の室外ユニット3aに内蔵された他方の室
外熱交換器10aも、上述の一方の室外熱交換器9aと
同様に、低圧開閉弁16a、高圧開閉弁17a、室外電
動弁18aを介して、各種の管5,6,7につながれて
いる。
【0011】一方、第2、第3の室外ユニット3b,3
cにおいては、第1の室外ユニット3aと略同様な機器
が収納されており、且つ同様な弁13b〜18b,13
c〜18cで各機器がつながれている。50はこれら室
内外両ユニット2a,2b,2c,3a,3b,3cの
運転を制御する制御器で、室外熱交換器9a〜9c,1
0a〜10cに設けられたセンサ51や圧縮機8a〜8
cの吐出管12a〜12cに設けられた吐出温度センサ
52からの信号が入力されてこれら室内外両ユニット2
a〜2c,3a〜3cの運転を制御するものである。
又、この制御器50は、例えば室外ユニット3aに運転
信号を出力しているにもかかわらず、吐出温度センサ5
2からの信号の変化がない場合は、「この室外ユニット
3aが故障している」と判断することができる。言い換
えれば、これらセンサ52と制御器50とによって「運
転可能な室外ユニットの有無を検出する検出手段」が構
成されていることとなる。
【0012】ここで、各室外ユニット3a,3b,3c
における圧縮機8a,8b,8cの大きさ(馬力)や種
類(インバータか定格か)、並びに室外熱交換器9a,
10a,9b,10b,9c,10cの大きさは、本発
明の要旨とは直接関係しないため省略するが、いずれの
ものであっても良いことは言うまでもない。参考に、一
例を図2で示せば、室外ユニットとして「インバータ8
馬力」「インバータ10馬力」「定格8馬力」「定格1
0馬力」の4種類を用意し、このうちの3台を任意に選
択すれば、16馬力、18馬力、20馬力、24馬力、
26馬力、28馬力、30馬力の7段階の馬力に対応す
ることができる。
【0013】図1に戻って、各室内ユニット2a,2
b,2cには室内熱交換器19a,19b,19cが内
蔵されており、この室内熱交換器の一端側の冷房管20
a,20b,20cは冷房開閉弁21a,21b,21
cを介して低圧ガス管6に、暖房管22a,22b,2
2cは暖房開閉弁23a,23b,23cを介して高圧
ガス管5に夫々接続されている。又この室内熱交換器1
9a,19b,19cの他端側は室内電動弁24a,2
4b,24cを介して液管7につながれている。
【0014】この空気調和装置1は次の4つの運転状態
がある。室内ユニット2a,2b,2cがいずれも暖
房運転の場合(全暖房運転)、室内ユニット2a,2
b,2cがいずれも冷房運転の場合(全冷房運転)。
一方の室内ユニット2a,2bは冷房運転、他方の室内
ユニット2cは暖房運転となり、暖房負荷の方が冷房負
荷よりも大きい場合(暖房主体運転)。一方の室内ユ
ニット2a,2bは冷房運転、他方の室内ユニット2c
は暖房運転となり、冷房負荷の方が暖房負荷よりも大き
い場合(冷房主体運転)。
【0015】まず室内ユニットがいずれも暖房運転の
場合は、いずれの圧縮機8a〜8cも運転させると共
に、高圧開閉弁14a〜14cを閉、低圧開閉弁13a
〜13c並びに暖房開閉弁23a〜23cを開として、
更に室外電動弁15a〜15c,18a〜18cの弁開
度をほぼ全開状態に設定し室内電動弁の弁開度24a〜
24cをこの室内電動弁24a〜24cが収納された室
内ユニット2a,2b,2cの冷房負荷に応じて制御さ
せる。これによって圧縮機8a〜8cから吐出された冷
媒は図1の実線矢印のように流れ室内熱交換器19a,
19b,19cが凝縮器として、室外熱交換器9a〜9
c,10a〜10cが蒸発器として作用し、各室内が暖
房される。この全暖房運転時、暖房負荷が大きい場合
は、いずれの室外ユニット3a,3b,3cも運転させ
る。そして、暖房負荷の減少に応じてこれら室外ユニッ
ト3a〜3cの運転を停止させる。このように暖房負荷
に応じてこれら室外ユニット3a〜3cの運転状態を制
御させる。尚、全冷房運転時は図1の破線矢印のよう
に冷媒が流れるように制御して、室外熱交換器9a〜9
c,10a〜10cを凝縮器として、室内熱交換器19
a,19b,19cを蒸発器として夫々作用させ、各室
内が冷房される。この全冷房運転時も、冷房負荷に応じ
てこれら室外ユニット3a〜3cの運転状態を制御させ
る。
【0016】ここで、の全暖房運転時において、例え
ば室内ユニット2aのみを冷房運転させる場合は、暖房
開閉弁23aを閉じて冷房開閉弁21aを開放する。こ
れによって、室内熱交換器19aに液管7からの液冷媒
が室内電動弁24aを介してこの室内熱交換器19aに
流れ込む。そして、この室内熱交換器19aのみを蒸発
器として作用させ、室内ユニット2aの冷房運転を行う
(の「暖房主体運転」)。一方、の全冷房運転時に
おいて、例えば室内ユニット2aのみを暖房運転させる
場合は、冷房開閉弁21aを閉じて暖房開閉弁23aを
開放する。これによって、室内熱交換器19aに高圧ガ
ス管5からの高温冷媒が暖房用開閉弁23aを介して室
内熱交換器19aに流れ込む。そして、この室内熱交換
器19aのみを凝縮器として作用させ、室内ユニットの
暖房運転を行う(の「冷房主体運転」)。
【0017】本発明は、例えば上述したの全暖房運転
時や、の暖房主体運転時において、室外ユニット3a
〜3cの熱交換器9a〜9c,10a〜10cに霜が付
着して、この室外ユニット3a〜3cの除霜運転を行う
場合についてのものである。まず、図3において、この
の全暖房運転時やの暖房主体運転時において、セン
サ51(図1参照)で室外ユニット3a〜3cの熱交換
器9a〜9c,10a〜10cの温度が所定値以下にな
ったか否か、すなわち除霜すべき室外ユニット3a〜3
cがあるか否かを判断する(ステップS1)。ここで除
霜すべき室外ユニットがない場合は、暖房運転を継続す
る(ステップS2)。除霜すべき室外ユニットがある場
合はステップS3に移行する。ステップS3ではこの除霜
すべき室外ユニット以外に運転可能な室外ユニット(除
霜運転中の室外ユニットを除く)があるか否かを判断す
る。この判断の一例を示すと次のとおりである。制御器
50(図1参照)から室外ユニット3a〜3cへ運転信
号を出力しているにもかかわらず、吐出温度センサ51
で検出される値が上昇しない場合は、室外ユニット3a
〜3cが故障している等と考えて、運転可能な室外ユニ
ットがないと判断する。運転可能な室外ユニットがない
場合は、「方式A」による除霜運転を行って、その除霜
運転終了後は暖房運転を再開する(ステップS4〜ステ
ップS6)。
【0018】一方、運転可能な室外ユニットがある場合
は「方式B」による除霜運転を行って、その除霜運転終
了後は、暖房運転を再開する(ステップS7〜ステップ
6)。次に「方式A」の除霜方式について、図4に基
づいて説明する。この「方式A」は、例えばこの除霜す
べき室外ユニット3b以外に運転可能な室外ユニットが
ないということであるから、この除霜すべき室外ユニッ
ト3b内で除霜を行い、この間、室内ユニットの送風機
(図示せず)の運転は一時的に中止される。すなわち、
まず、高圧開閉弁17bと低圧開閉弁13bと室外電動
弁18bを開放し、高圧開閉弁14bと低圧開閉弁16
bを閉鎖すると共に、室外電動弁15bの開度を所定値
に設定し圧縮機8bを運転させる。これによって圧縮機
8bから吐出された冷媒は実線矢印のように流れて、室
外熱交換器10bが凝縮器として室外熱交換器9bが蒸
発器として夫々作用する。従って、まず室外熱交換器1
0bの除霜を行う。
【0019】この室外熱交換器10bの除霜が終了した
ら、今後室外熱交換器9bの除霜を行う。すなわち、高
圧開閉弁14bと低圧開閉弁16bと室外電動弁15b
を開放し、低圧開閉弁13bと高圧開閉弁17bを閉鎖
すると共に、室外電動弁18bの開度を所定値に設定
し、圧縮機8bの運転を継続させる。これによって圧縮
機8bから吐出された冷媒は破線矢印のように流れて、
室外熱交換器9bが凝縮器として室外熱交換器10bが
蒸発器として夫々作用する。従って、今度は室外熱交換
器9bの除霜を行う。この除霜運転中、室外ユニット3
bの送風機の運転は停止されている。
【0020】このように、除霜すべき室外ユニット3b
しか運転可能な室外ユニットがない場合(室外ユニット
が1台しかない場合も含む)は、この室外ユニット3b
内の複数の室外熱交換器9b,10bを交互に蒸発器と
凝縮器として作用させることによって、これら室外熱交
換器9b,10bに付着した霜を溶かす。尚、説明は省
略するが、室外ユニット3a,3cを個別に除霜させる
場合も上述した室外ユニット3bの除霜状態で示すよう
な冷媒の流れとすれば良いことは言うまでもない。
【0021】次に「方式B」の除霜方式について図5に
基づいて説明する。この「方式A」は、例えばこの除霜
すべき室外ユニット3b以外に運転可能な室外ユニット
3cがあるということであるから、この除霜すべき室外
ユニット3bから運転可能な室外ユニット3aに冷媒を
流してこの室外ユニット3bの除霜を行うというもので
ある。この間、室外ユニット2aの送風機(図示せず)
の運転は一時的に中止される。すなわち、除霜される室
外ユニット3bにおいて、高圧開閉弁14b,17b並
びに室外電動弁15b,18bを開放し、低圧開閉弁1
3b,16bを閉じる。一方室外ユニット3cにおいて
は、高圧開閉弁14c,17cを閉じ、低圧開閉弁13
c,16cを開放すると共に、室外電動弁15c,18
cの開度を所定値に設定し、圧縮機8bを運転させる。
これによって、圧縮機8bから吐出された冷媒は実線矢
印のように流れて2つの室外熱交換器8b,10bが同
時に凝縮器として、2つの室外熱交換器9c,10cが
同時に蒸発器として夫々作用する。従って、室外ユニッ
ト3b内の2つの室外熱交換器8b,10bが同時に除
霜される。尚、この「方式B」による除霜運転中、圧縮
機8cは停止されているものの、例えば室内ユニット2
aの暖房運転を行いたい場合はこの圧縮機8cも運転さ
せることによって、この圧縮機8cから吐出された冷媒
を破線矢印のように流すことによって、実線矢印で示し
たような除霜の流れと、破線矢印で示したような暖房の
流れとが並流される。従って、室外ユニット3bの除霜
を行いながら、室内ユニット2aでは暖房運転が行え
る。ここで除霜すべき室外ユニット3bの送風機(図示
せず)の運転は停止させ、室外ユニット3cの送風機
(図示せず)は運転させることによって、この室外ユニ
ット3cの室外熱交換器9c,10cにおける蒸発作用
を促進させる。これによって、除霜運転の効率の向上を
図ることができる。又、この除霜運転中に室内ユニット
2aを冷房運転させる場合は、液管7からの液冷媒を一
点鎖線矢印のように流す。これによって、室内熱交換器
19aが蒸発器として作用し室内ユニット2aが冷房運
転となる。
【0022】尚、上述した例は、室外ユニット3bを除
霜させる場合について述べたが、室外ユニット3cや室
外ユニット3aを除霜させる場合も、上述した室外ユニ
ット3bの除霜と同様な冷媒の流れとすれば良いことは
言うまでもない。この「方式A」「方式B」いずれの除
霜方式においても、蒸発器が存在しないいわゆる「ホッ
トガス除霜」ではないため、熱容量不足による霜残りが
生じるおそれはない。
【0023】このように、本発明の空気調和装置におい
ては、2つの除霜方式(「方式A」「方式B」)を備
え、除霜すべき室外ユニットが生じた場合にはまず他の
室外ユニットが運転可能か否かを判断し、運転可能な室
外ユニットがあれば、その室外ユニットを利用して室外
ユニットの除霜を一気に行い(「方式B」)、運転可能
な室外ユニットがない場合は、室外ユニット内で除霜を
行う(「方式A」)ようにしたものである。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、第1の発明によれ
ば、除霜すべき室外ユニットが生じた場合には、運転可
能な室外ユニットの有無に応じて除霜方式が選択される
ので、空気調和装置の状況にフィットした効率の良い除
霜を行うことができる。第2の発明によれば、除霜運転
中の室外ユニットからの冷媒は他の室外ユニットの室外
熱交換器へ導くと共にこの他の室外ユニットの圧縮機か
ら吐出された冷媒は室内ユニットへ流れるようにしたの
で、室内ユニットの暖房を行いながら他の室外ユニット
の除霜を行うことができる。
【0025】第3の発明によれば、除霜すべき室外ユニ
ット以外の室外ユニットが運転不可能な場合は、この除
霜すべき室外ユニット内の複数の熱交換器を交互に凝縮
器、蒸発器として作用させるので、この室外ユニットの
霜残りが発生するおそれは少なくこの間に運転不能な室
外ユニットのサービス点検が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気調和装置の冷媒回路図である。
【図2】図1に示した室外ユニットの組み合せパターン
を示す説明図である。
【図3】図1に示した空気調和装置の除霜制御のフロー
チャートである。
【図4】図3で示した「方式A」の除霜時の冷媒の流れ
を示す要部冷媒回路図である。
【図5】図3に示した「方式B」の除霜時の冷媒の流れ
を示す要部冷媒回路図である。
【符号の説明】
2a〜2c 室内ユニット 3a〜3c 室外ユニット 4 ユニット間配管 8a〜8c 圧縮機 9a〜9c,10a〜10c 室外ユニット 50 制御器 52 センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 47/02 F24F 11/02 101

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室内ユニットから延びたユニット間配管
    に、圧縮機と室外熱交換器とを内蔵した室外ユニットを
    複数個並列につなぎ、室内の空調負荷に応じてこれら複
    数個の室外ユニットの運転を制御させる空気調和装置に
    おいて、除霜運転すべき室外ユニットが生じた場合には
    この室外ユニットの外に運転可能な室外ユニットの有無
    を検出する検出手段と、運転可能な室外ユニットがない
    場合には前記除霜すべき室外ユニット内で冷媒を循環さ
    せる第1の除霜手段と、運転可能な室外ユニットがある
    場合には前記除霜すべき室外ユニットからの冷媒をこの
    運転可能な室外ユニットへ導く第2の除霜手段とを備え
    たことを特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】室内ユニットから延びたユニット間配管
    に、圧縮機と室外熱交換器とを内蔵した室外ユニットを
    複数個並列につなぎ、室内の空調負荷に応じて複数個の
    室外ユニットの運転を制御させる空気調和装置におい
    て、除霜運転中の室外ユニットからの冷媒を他の室外ユ
    ニットへ導くと共に、この他の室外ユニットの圧縮機か
    ら吐出された冷媒を室内ユニットへ導いて、除霜運転中
    の室外ユニットがあっても室内ユニットでは暖房運転が
    行えるようにしたことを特徴とする空気調和装置。
  3. 【請求項3】室内ユニットから延びたユニット間配管
    に、複数個の室外ユニットを並列につなぎ、且つこれら
    室外ユニットには、圧縮機と、並列に配置された室外熱
    交換器とを内蔵させて、室内の空調負荷に応じて複数個
    の室外ユニットの運転を制御させる空気調和装置におい
    て、他方の室外ユニットの運転が不可能な場合で且つ一
    方の室外ユニットを除霜運転すべき時には、この一方の
    室外ユニット内の複数の室外熱交換器を交互に蒸発器と
    凝縮器として作用させ、運転不可能な他方の室外ユニッ
    トのサービス点検が行えることを特徴とする空気調和装
    置。
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