JP4060075B2 - ズームレンズおよび投写光学装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、CCD、撮像管などの撮像素子や、フィルム等を用いたカメラに使用される結像レンズ、および投写型テレビの投映レンズ等のズームレンズに関し、特に液晶表示素子やDMD(デジタルミラーデバイス)を用いた投映レンズとして用いられるズームレンズおよびこれを搭載した投写光学装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示素子やDMDなどを用いた投写型テレビの投映レンズは、投写型テレビの様々な使用環境に応じ、投映レンズの広角化や明るさの向上を図りたいとの要望が強くなってきている。
このような要望に鑑み、特開平10−268193号公報や特開2000−292701号公報に記載された技術が知られている。
【0003】
ところで、このような投写型テレビの投映レンズにおいては、その縮小側にクロスダイクロイックプリズムや全反射プリズム等を配置した場合には、縮小側がテレセントリックとなるような光学系とする必要があるが、この縮小側テレセントリック性という要件により、投映レンズのディストーション補正がより困難なものとされる。
このため、上述した公報記載の技術においては、ディストーションの補正を少しでも良好なものとするために、最も拡大側に、凸レンズを用いてディストーションの補正を行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した公報記載技術のように、投映レンズにおいて、最も拡大側のレンズを凸レンズによって構成すると、レンズ径の大型化等によって、レンズ系全体のコンパクト化が阻害される。
【0005】
一方、ディストーション等の収差補正にはレンズ面を非球面により形成することが有効であることが知られている。
非球面としては、ガラスレンズのレンズ面そのものを非球面形状に加工したものや、プラスチックレンズのレンズ面を非球面加工したものがある。
しかし、ガラスレンズを非球面加工すること自体がコスト的に不利であり、また、投映レンズのディストーション補正に効果のある拡大側や縮小側のレンズに用いようとするとレンズ径が大きくなり実際のレンズ製造が極めて難しくなる。
【0006】
一方、プラスチックレンズを非球面加工した場合、プラスチック自体の温度による光学特性の変化が大きいため、特に、このプラスチックレンズ自体に大きな屈折力を持たせると、温度変化による光学特性の変化が小さい投映レンズの設計が難しくなる。使用するプラスチックレンズに大きな屈折力をもたせないようにすれば、ディストーション等の収差補正上は大いに改善されるが、投映レンズの小型化を図ることは困難となる。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みなさたもので、温度変化による光学特性の変化が小さく、諸収差、特にディストーションが良好に補正された明るくコンパクトで安価なズームレンズを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のズームレンズは、変倍の際に固定で2枚以上の負レンズのみから構成される負の屈折力のN群を最も拡大側に、変倍の際に固定で正の屈折力のP群を最も縮小側に各々配置してなる、投映レンズとして用いられるズームレンズにおいて、
前記N群を構成するレンズのレンズ面のうちの1面と前記P群を構成するレンズのレンズ面のうちの1面との2面が、光軸上の厚みが薄い樹脂材料とガラスレンズとを接合してなる複合レンズの、該ガラスレンズに接合されていない側の該樹脂材料の面が非球面とされた複合非球面で構成され、該2面のうち一方が正の面屈折力を有し、他方が負の面屈折力を有するように構成されており、
縮小側がテレセントリックな光学系とされていることを特徴とするものである。
【0009】
また、前記N群は、拡大側から、負レンズ、負レンズと薄肉のプラスチック非球面レンズからなる複合非球面レンズ、および負レンズがこの順に配列されてなるものであるとすることが可能である。
また、前記P群は、拡大側から、負レンズと正レンズとを接合してなる接合レンズ、正レンズ、および正レンズと薄肉のプラスチック非球面レンズからなる複合非球面レンズがこの順に配列されてなるものであるとすることが可能である。
また、前記N群は、3枚のレンズで構成され、前記複合非球面が最も拡大側のレンズと接合されたプラスチックレンズの縮小側の面のみに形成されてなるものであるとすることが可能である。
また、本発明のズームレンズは、拡大側から、前記N群からなる第1レンズ群と、正の第2レンズ群と、正の第3レンズ群と、負の第4レンズ群と、前記P群からなる第5レンズ群とを順に配列してなるものであるとすることが可能である。
【0010】
また、前記N群をフォーカス調整用のレンズ群とすることが好ましい。
【0011】
さらに、前記N群および前記P群を構成するレンズのレンズ面のうち2面が前記複合非球面として形成され、該2面のうち一方が正の面屈折力を有し、他方が負の面屈折力を有するように構成することが好ましい。
【0012】
【作用】
本発明のズームレンズによれば、ディストーションの補正に有効な、最も拡大側のレンズ群である前記N群を構成するレンズのレンズ面のうちの1面と最も縮小側のレンズ群である前記P群を構成するレンズのレンズ面のうちの1面との2面に非球面を設けるようにしているので、最も拡大側から、少なくとも2枚のレンズを負レンズとすることが可能となり、ディストーションの補正を良好なものとしつつレンズの小径化を図ることが可能となる。
【0013】
しかも、上記非球面は、光軸上の厚みが薄い樹脂材料とガラスレンズとが接合されたものにおいて、ガラスレンズと接合されていない側の該樹脂材料の面が非球面とされた複合非球面で構成されているので、ガラスレンズに非球面を形成する際の製造困難性およびコスト高を緩和しつつ、プラスチックレンズにおける温度変化による光学特性の変化が大きいという問題を緩和することができる。
【0014】
また、縮小側がテレセントリックな光学系の場合には、ディストーションが発生しやすいので、上記のような構成とすることの意義は大きい。
【0015】
また、最も拡大側のレンズ群によってフォーカス調整を行うようにすれば、このズームレンズを搭載する投射型光学装置等において、調整機構を操作し易い位置に取り付けることが容易となるので便利である。また、縮小側がテレセントリックである場合には、テレセントリック性の維持を困難とする、縮小側のレンズ群によるフォーカス調整を回避できるので、最も拡大側のレンズ群によってフォーカス調整を行うことは意義がある。
【0016】
さらに、前記N群および前記P群を構成するレンズのレンズ面のうち2面が前記複合非球面として形成され、該2面のうち一方が正の面屈折力を有し、他方が負の面屈折力を有するように構成することで、温度変化による性能劣化をさらに軽減することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、以下4つの実施例について具体的に説明するが、各実施例の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明については省略する。
【0018】
【実施例】
<実施例1>
図1は、投写光学装置の投映レンズに適用した実施例1のズームレンズの基本構成を示すもので、Wは広角端におけるレンズ構成、Tは望遠端におけるレンズ構成を示す。なお、図1中には拡大側から望遠側に到る各レンズの移動軌跡が示されている(後述する図2、図3、図4において同じ)。
この実施例1のズームレンズは、図1に示すように、拡大側から、負の第1レンズ群G1と、正の第2レンズ群G2と、正の第3レンズ群G3と、負の第4レンズ群G4と、正の第5レンズ群G5とを順に配列してなり、縮小側がテレセントリックな光学系となっている。
【0019】
ここで、上記第1レンズ群G1は、拡大側から、負のレンズL1、負のレンズL2と薄肉のプラスチック非球面レンズL3からなる複合非球面レンズ、および負のレンズL4がこの順に配列されてなる。また上記第2レンズ群G2は、拡大側から、正のレンズL5、および正のレンズL6と負のレンズL7を接合してなる接合レンズ、ならびにマスク3がこの順に配列されてなる。また上記第3レンズ群G3は、拡大側から、正のレンズL8と負のレンズL9をこの順に接合してなる接合レンズからなる。また上記第4レンズ群G4は、負のレンズL10のみからなる。さらに上記第5レンズ群G5は、拡大側から、負のレンズL11と正のレンズL12を接合してなる接合レンズ、正のレンズL13および正のレンズL14と薄肉のプラスチック非球面レンズL15からなる複合非球面レンズがこの順に配列されてなる。
【0020】
また、上記2つの複合非球面レンズは、特に光軸上の厚みが薄いプラスチックレンズL3、L14とガラスレンズL2、L15とが接合されてなり、ガラスレンズL2、L15に接合されていない側のプラスチックレンズ面が非球面とされている。
【0021】
また、上記第1レンズ群G1は、変倍の際に固定でフォーカシング機能を有し、上記第2、3、4の各レンズ群G2、G3、G4は、相互に関係をもって移動することで、連続変倍、およびその連続変倍によって生じる像面移動の補正を行なう機能を有する。なお第5レンズ群G5は変倍の際に固定のリレーレンズである。
【0022】
また、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間隔が望遠端側に向かうにしたがって狭くなるよう構成されてなり、これによりレンズ全系のコンパクト化を促進することができる。
【0023】
なお、第5レンズ群G5の縮小側には、赤外線をカットするフィルタやローパスフィルタさらには色合成光学系(色分解光学系)2、および液晶表示パネルやDMD等の画像変調ライトバルブ1が配列されており、さらに、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間には、図面上下方向(タンジェンシャル方向)の周辺光束をカットするマスク3が配されている。
【0024】
また、本実施形態のズームレンズにおいては、最も拡大側のレンズ群によってフォーカス調整がなされるようになっている。
【0025】
次に、この実施例1における各レンズ面の曲率半径R、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔D、各レンズのd線における屈折率Nおよびアッベ数νを下記表1に示す。なお、表1および後述する表3、5、7における数値は全系の焦点距離を1で規格化した場合の値を示すものである。
ただし、この表1および後述する表2、3、4において、各記号R、D、N、νに対応させた数字は物体側から順次増加するようになっている。
【0026】
また、広角端(ワイド)、中間(ミドル)および望遠端(テレ)における第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の距離(移動1)、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の距離(移動2)、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の距離(移動3)および第4レンズ群G4と第5レンズ群G5の距離(移動4)を表1の下段に示す。
なお、移動1におけるカッコ内の値は共役長114.8の場合の間隔である。
【0027】
【表1】
【0028】
また、上述した複合非球面の非球面形状は、下記非球面式によって表される(後述する各実施例においても同じ)。
【0029】
【数1】
【0030】
また、表2は、本実施例の複合非球面の非球面形状を上記非球面式で表した場合の非球面係数を示すものである。
【0031】
【表2】
【0032】
図5は実施例1のズームレンズの広角端(ワイド)、中間(ミドル)および望遠端(テレ)における諸収差(球面収差、非点収差、ディストーションおよび倍率色収差)を示す収差図である。なお、各非点収差図には、サジタル像面およびタンジェンシャル像面に対する収差が示されている(図6、7、8についても同じ)。
この図5から明らかなように、実施例1のズームレンズによればズーム領域の全体に亘って良好な収差補正がなされている。
【0033】
<実施例2>
次に、実施例2のズームレンズについて説明する。
この実施例2のズームレンズは、図2に示すように上記実施例1のズームレンズとほぼ同様の5群のレンズ構成とされている。
この実施例2における各レンズ面の曲率半径R、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔D、各レンズのd線における屈折率Nおよびアッベ数νを下記表3に示す。
【0034】
また、広角端(ワイド)、中間(ミドル)および望遠端(テレ)における第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の距離(移動1)、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の距離(移動2)、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の距離(移動3)および第4レンズ群G4と第5レンズ群G5の距離(移動4)を表3の下段に示す。
なお、移動1におけるカッコ内の値は共役長114.9の場合の間隔である。
【0035】
【表3】
【0036】
また、表4は、本実施例の複合非球面の非球面形状を上記非球面式で表した場合の非球面係数を示すものである。
【0037】
【表4】
【0038】
図6は実施例2のズームレンズの広角端(ワイド)、中間(ミドル)および望遠端(テレ)における諸収差(球面収差、非点収差、ディストーションおよび倍率色収差)を示す収差図である。
この図6から明らかなように、実施例2のズームレンズによればズーム領域の全体に亘って良好な収差補正がなされている。
【0039】
<実施例3>
次に、実施例3のズームレンズについて説明する。
この実施例3のズームレンズは、図3に示すように上記実施例1のズームレンズとほぼ同様の5群のレンズ構成とされているが、主として、複合非球面が第5レンズ群G5の最も縮小側のレンズL14と接合されたプラスチックレンズL13の拡大側の面のみに形成されており、また、第2レンズ群G2の接合レンズが拡大側から負のレンズL5、正のレンズL6の順に配列されている点で上記実施例1のものとは異なっている。
この実施例3における各レンズ面の曲率半径R、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔D、各レンズのd線における屈折率Nおよびアッベ数νを下記表5に示す。
【0040】
また、広角端(ワイド)、中間(ミドル)および望遠端(テレ)における第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の距離(移動1)、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の距離(移動2)、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の距離(移動3)および第4レンズ群G4と第5レンズ群G5の距離(移動4)を表5の下段に示す。
なお、移動1におけるカッコ内の値は共役長115.8の場合の間隔である。
【0041】
【表5】
【0042】
また、表6は、本実施例の複合非球面の非球面形状を上記非球面式で表した場合の非球面係数を示すものである。
【0043】
【表6】
【0044】
図7は実施例3のズームレンズの広角端(ワイド)、中間(ミドル)および望遠端(テレ)における諸収差(球面収差、非点収差、ディストーションおよび倍率色収差)を示す収差図である。
この図7から明らかなように、実施例3のズームレンズによればズーム領域の全体に亘って良好な収差補正がなされている。
【0045】
<実施例4>
次に、実施例4のズームレンズについて説明する。
この実施例4のズームレンズは、図4に示すように上記実施例1のズームレンズとほぼ同様の5群のレンズ構成とされているが、主として、第1レンズ群G1が3枚のレンズL1〜L3で構成され、複合非球面が第1レンズ群G1の最も拡大側のレンズL1と接合されたプラスチックレンズL2の縮小側の面のみに形成されており、また、第2レンズ群G2は独立の3枚のレンズL4〜L6により構成されており、さらに、マスク3が設けられていないという点で上記実施例1のものとは異なっている。
この実施例4における各レンズ面の曲率半径R、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔D、各レンズのd線における屈折率Nおよびアッベ数νを下記表7に示す。
【0046】
また、広角端(ワイド)、中間(ミドル)および望遠端(テレ)における第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の距離(移動1)、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の距離(移動2)、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の距離(移動3)および第4レンズ群G4と第5レンズ群G5の距離(移動4)を表7の下段に示す。
なお、移動1におけるカッコ内の値は共役長105.2の場合の間隔である。
【0047】
【表7】
【0048】
また、表8は、本実施例の複合非球面の非球面形状を上記非球面式で表した場合の非球面係数を示すものである。
【0049】
【表8】
【0050】
図8は実施例4のズームレンズの広角端(ワイド)、中間(ミドル)および望遠端(テレ)における諸収差(球面収差、非点収差、ディストーションおよび倍率色収差)を示す収差図である。
この図8から明らかなように、実施例4のズームレンズによればズーム領域の全体に亘って良好な収差補正がなされている。
【0051】
次に、上述したズームレンズに係る投映レンズを搭載した投写光学装置の一例を図9により説明する。
図9に示す投写光学装置は、色順次式の技術が導入され、反射型液晶表示素子を用いた投写型表示装置の構成を示すものである。
【0052】
この投写型表示装置は、発光体111およびリフレクタ112からなる光源部101と、この光源部101から発せられた光束のうち所定波長の光を選択透過させる円板132を回転モータ131により回転自在としたカラーホイール部103と、カラーホイール部103により選択透過された色光をミキシングして、光量分布の均一化を図るためのロッドインテグレータ102と、収束レンズ122と、コリメータレンズ124と、入射光を偏光面161において変向せしめる偏光ビームスプリッタ160と、入射光を選択的に反射せしめ画像情報を担持せしめた色光を生成する反射型液晶表示素子140と、画像情報を担持せしめた色光を図示されないスクリーン上に投映する投映レンズ170(模式的に示されている)とを備えてなる。
【0053】
また、上記ロッドインテグレータ102に替えてフライアイインテグレータを用いることも可能である。さらに、反射型液晶表示素子140に替えて透過型液晶表示素子やDMDを用いることも可能である。
【0054】
なお、本発明のズームレンズおよび投写光学装置としては上記実施例のものに限られるものではなく、例えばズームレンズの各レンズ群を構成するレンズの枚数および形状は適宜選択し得る。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のズームレンズによれば、ディストーションの補正に有効な、最も拡大側のレンズ群である前記N群を構成するレンズのレンズ面のうちの1面と最も縮小側のレンズ群である前記P群を構成するレンズのレンズ面のうちの1面との2面に非球面を設けるようにしているので、最も拡大側から、少なくとも2枚のレンズを負レンズとすることが可能となり、ディストーションの補正を良好なものとしつつズームレンズ全体の小型化を図ることが可能となる。
【0056】
さらに、上記非球面は、光軸上の厚みが薄い樹脂材料とガラスレンズとが接合されたものにおいて、ガラスレンズと接合されていない側の該樹脂材料の面が非球面とされた複合非球面で構成されているので、ガラスレンズに非球面を形成する際の製造困難性およびコスト高を緩和しつつ、プラスチックレンズにおける温度変化による光学特性の変化が大きいという問題を緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係るズームレンズの広角端(ワイド)と望遠端(テレ)のレンズ構成図
【図2】実施例2に係るズームレンズの広角端(ワイド)と望遠端(テレ)のレンズ構成図
【図3】実施例3に係るズームレンズの広角端(ワイド)と望遠端(テレ)のレンズ構成図
【図4】実施例4に係るズームレンズの広角端(ワイド)と望遠端(テレ)のレンズ構成図
【図5】実施例1に係るズームレンズの広角端(ワイド)、中間(ミドル)、望遠端(テレ)における各収差図(球面収差、非点収差、ディストーションおよび倍率色収差)
【図6】実施例2に係るズームレンズの広角端(ワイド)、中間(ミドル)、望遠端(テレ)における各収差図(球面収差、非点収差、ディストーションおよび倍率色収差)
【図7】実施例3に係るズームレンズの広角端(ワイド)、中間(ミドル)、望遠端(テレ)における各収差図(球面収差、非点収差、ディストーションおよび倍率色収差)
【図8】実施例4に係るズームレンズの広角端(ワイド)、中間(ミドル)、望遠端(テレ)における各収差図(球面収差、非点収差、ディストーションおよび倍率色収差)
【図9】本発明の実施形態に係る、反射型液晶表示素子を用いた投写光学装置の構成を示す概略図
【符号の説明】
L1〜L15 レンズ
R1〜R28 レンズ面等の曲率半径
D1〜D27 レンズ面間隔(レンズ厚)
X 光軸
1 画像変調ライトバルブ
2 赤外線カットフィルタ、ローパスフィルタ、色合成フィルタ
3 マスク
101 光源部
103 カラーホイール部
160 偏光ビームスプリッタ
140 反射型液晶表示素子
170 投映レンズ
Claims (3)
- 変倍の際に固定で2枚以上の負レンズのみから構成される負の屈折力のN群を最も拡大側に、変倍の際に固定で正の屈折力のP群を最も縮小側に各々配置してなる、投映レンズとして用いられるズームレンズにおいて、
前記N群を構成するレンズのレンズ面のうちの1面と前記P群を構成するレンズのレンズ面のうちの1面との2面が、光軸上の厚みが薄い樹脂材料とガラスレンズとを接合してなる複合レンズの、該ガラスレンズに接合されていない側の該樹脂材料の面が非球面とされた複合非球面で構成され、該2面のうち一方が正の面屈折力を有し、他方が負の面屈折力を有するように構成されており、
縮小側がテレセントリックな光学系とされていることを特徴とするズームレンズ。 - 前記N群がフォーカス調整用のレンズ群とされていることを特徴とする請求項1記載のズームレンズ。
- 請求項1または2記載のズームレンズを投映レンズとして搭載したことを特徴とする投写光学装置。
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