JP2008083229A - 投写型ズームレンズおよび投写型表示装置 - Google Patents

投写型ズームレンズおよび投写型表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】コンパクトで、バックフォーカスが長く、ズーム比が大きく広画角で、温度変化に対する影響も考慮され、特にS像面の像面湾曲を良好に補正し得る投写型ズームレンズを提供する。
【解決手段】6群のうち4群を移動させて変倍操作を行い、縮小側を略テレセントリックな系に構成するとともに、有効径が最小となる瞳近傍位置に非球面レンズを配設し、式(1)〜(5)を満足してなる。1.2≦bf/fw(1),|fa/fw|≦4.5(2),φa/φim≦1.0(3),|ffaw/fw|≦1.5(4),E≦300×10-7(5),bf:全系縮小側バックフォーカス,fw:広角端全系焦点距離,fa:最も有効径が小さい非球面レンズ(以下該非球面レンズという)の焦点距離,φa:該非球面レンズの最大有効径,φim:縮小側共役位置での最大イメージサークル径,ffaw:該非球面レンズと,その縮小側に位置する全てのレンズとの合成レンズの広角端における拡大側焦点位置,E:該非球面レンズの線膨張係数
【選択図】図1

Description

本発明は、投写型表示装置に搭載される投写型ズームレンズおよびその投写型表示装置に関し、特に透過型液晶、反射型液晶、あるいはDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)等のライトバルブを搭載したプロジェクタシステムに用いられる投写型ズームレンズおよび投写型表示装置に関するものである。
近年、投写型プロジェクタに対する需要はパソコンの普及とともに急速に高まっている。
このような投写型プロジェクタに用いられる、映像信号に基づいて照明光の光変調を行うライトバルブとしては、透過型や反射型の液晶表示素子、さらには微小ミラーが規則的に配列されたDMD素子などが知られている。
ライトバルブを複数用いた光学系では、各ライトバルブからの光束を色合成するため、あるいはDMD等の反射型ライトバルブにおいて照明光と投写光を分離するため等に大きなバックフォーカスが必用となる。さらに近年では、1.ライトバルブの高精細化に応じた、高解像なズームレンズに対する要求、2.投写型表示装置の設置可能範囲拡大に伴う、ズーム比が大きいズームレンズに対する要求、3.投写画像を投写型表示装置に対し大きくずらすいわゆるレンズシフト投写機能に対する要求、4.投写型表示装置に近い投写位置で大きな画像を見るようにするための広角化に対する要求、が高まっている。
上記1〜4の要求に応じて、投写型ズームレンズの高精細化を達成し、高倍ズーム比を達成し、縮小側イメージサークルを大径化し、広角化を達成した場合、これらの問題解決がいずれもレンズの大型化につながりコストアップの要因となってしまう。そのため、レンズを大型化せずこのような高性能なレンズを達成する手段として非球面レンズが用いられている。
非球面レンズを使用することで、レンズの大型化を回避したズームレンズとして、下記特許文献1〜3のものが知られている。
なお、投写型表示装置に用いられるズームレンズは通常縮小側がテレセントリックとなっており、撮像レンズのズームレンズとの、構成上の相違となっている。
特開2001−311872号公報 特開2005−156963号公報 特開2005−266103号公報
しかしながら、上記特許文献1〜3のもので縮小側がテレセントリックなレンズを小型化しようとすると、S像面の湾曲が発生し高精細化が難しくなる。このS像面湾曲の主な要因はレンズ内の瞳付近にある負のパワーによるところが大きく、上記特許文献1〜3ではS像面湾曲が補正不足になっている。
また上記特許文献1、2では、ズーム比の小さなタイプでコンパクトなズームレンズが提案されているが、レンズバックフォーカスが短く、画角も狭い。
さらに、上記特許文献3では、ズーム比が大きく画角の広いコンパクトなズームレンズが提案されているが、非球面レンズの材料として想定されているものがプラスチック材料となっている。プラスチック材料はコスト的には有効だが温度変化に弱く、上記特許文献3ではプラスチック非球面レンズを正負のパワーの各レンズに分別し、そのパワーの比率を規定している。しかし、実際はズームレンズ内での温度分布が一定とは限らず、プラスチック非球面レンズ単体に持たせるパワーそのものの絶対量は小さく抑える必用がある。したがって、提案されている実施例のものもプラスチック非球面レンズ単体そのもののパワーは小さく抑えられており、そのため非球面レンズの効果も抑制されてしまう。さらにズームレンズ内の瞳付近では、光束径が小さくなる影響で温度上昇しやすくなっており、プラスチック非球面レンズを使用するには不向きである。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、コンパクトでありながら、バックフォーカスが長く、ズーム比が大きく広画角で、温度変化に対する影響も考慮され、諸収差、特にS像面の像面湾曲を良好に補正し得る投写型ズームレンズおよび投写型表示装置を提供することを目的とする。
本発明の投写型ズームレンズは、複数のレンズ群のうち少なくとも2群を移動させて変倍操作を行う投写型ズームレンズにおいて、
縮小側を略テレセントリックな系に構成するとともに、
前記複数のレンズ群のレンズのうち、少なくとも1枚のレンズを、少なくとも1面に非球面を備えた非球面レンズにより構成し、
下記条件式(1)〜(5)を満足することを特徴とするものである。
1.2≦bf/fw・・・・(1)
|fa/fw|≦4.5・・・・(2)
φa/φim≦1.0・・・・(3)
|ffaw/fw|≦1.5・・・・(4)
E≦300×10−7(/℃)・・・・(5)
ただし、
bf :全系縮小側の空気換算バックフォーカス
fw :広角端における全系焦点距離
fa :最も有効径が小さい前記非球面レンズの焦点距離
φa :最も有効径が小さい前記非球面レンズにおける最大有効径
φim :縮小側共役位置での最大イメージサークル径
ffaw :最も有効径が小さい前記非球面レンズと、この非球面レンズの縮小側に位置する全てのレンズとの合成レンズの広角端における拡大側焦点位置
E :最も有効径が小さい前記非球面レンズの線膨張係数
また、前記最も有効径が小さい非球面レンズが負の屈折力を有するレンズであることが好ましい。
また、下記条件式(6A)を満足することが好ましい。
2.0<L/fw<5.0・・・・(6A)
ただし、
L :広角端全系のレンズ全長
また、下記条件式(6B)および(7)を満足することが好ましい。
2.0<L/fw<4.0・・・・(6B)
55≦2ω(度)・・・・(7)
ただし、
2ω :広角端における画角
また、下記条件式(6C)および(8)を満足することが好ましい。
3.0<L/fw<7.5・・・・(6C)
1.5≦ft/fw・・・・(8)
ただし、
L :広角端全系のレンズ全長
ft :望遠端における全系焦点距離
また、前記最も有効径が小さい非球面レンズの縮小側面とその面の縮小側に隣接する面により構成される空気レンズ、または前記最も有効径が小さい非球面レンズの拡大側面とその面の拡大側に隣接する面により構成される空気レンズ、のうちの少なくとも一方が空気負レンズを構成し、この空気負レンズが、下記条件式(9)を満足することが好ましい。
−2.0<fn/fw・・・・(9)
ただし、
fn :前記空気負レンズの焦点距離
また、前記最も有効径が小さい非球面レンズが下記条件式(10)を満足することが好ましい。
νda≦50・・・・(10)
ただし、
νda :前記最も有効径が小さい非球面レンズのアッベ数
また、前記複数のレンズ群において、最も拡大側に、変倍時に固定の負の屈折力を有するFnレンズ群を配設するとともに、最も縮小側に、変倍時に固定の正の屈折力を有するFpレンズ群を配設し、該Fnレンズ群と該Fpレンズ群との間に変倍時に移動する3群以上のレンズ群を配設したことが好ましい。
さらに、光源と、該光源からの光束で照明される1枚もしくは複数のライトバルブと、これらライトバルブの各々に該光源からの照明光を導く照明光学系と、該ライトバルブで変調された該照明光を該投写型ズームレンズに投写することを特徴とするものである。
本発明の投写型ズームレンズおよびその投写型表示装置によれば、縮小側が略テレセントリックで、最も有効径が小さい非球面レンズが、光束がある程度絞られた位置(通常は瞳位置に近い位置)に配設されるような構成とされている。一方、このような構成から所定の作用効果を得るために、あるいは、このような構成を成立させるために、条件式(1)〜(5)が満足されるようになっている。
上記条件式(1)〜(5)を満足することで、各々、次の如き効果を得ることができる。すなわち、条件式(1)を満足することにより、充分なバックフォーカスを得ることができ、条件式(2)を満足することにより、レンズの大型化とレンズ枚数の増加を抑えることができ、条件式(3)を満足することにより、最も有効径が小さい非球面レンズを小型化することができ、条件式(4)を満足することにより、S(サジタル)像面の像面湾曲を良好に補正することができ、条件式(5)を満足することにより、最も有効径が小さい非球面レンズにおける温度変化の影響を抑制することができる。
さらに詳述するに、上記条件式(4)を満足することで、瞳位置に近い位置に、最も有効径が小さい非球面レンズを配置した構成とすることができる。また、上記条件式(5)を満足することにより、最も有効径が小さい非球面レンズのパワーを小さく抑える必要がなくなり、非球面レンズとしての性能を充分に得ることができる。
したがって、コンパクトでありながら、バックフォーカスが長く、ズーム比が大きく広画角で、温度変化も考慮され、諸収差、特にS像面の像面湾曲を良好に補正し得るものとすることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1は本発明に係る実施例1の投写型ズームレンズの基本構成を示すものであり、広角端(WIDE)におけるレンズ構成図および望遠端(TELE)におけるレンズ構成図を示すものである。この実施例1に係る投写型ズームレンズを本実施形態の代表例として、以下に説明する。
すなわちこの投写型ズームレンズは6群構成(ただし、後述する実施例6〜9は5群構成)とされ、第1レンズ群G〜第6レンズ群Gを拡大側より順に配列されてなる。また、広角端から望遠端まで変倍する際に、第1レンズ群Gおよび第6レンズ群Gは固定され、第2レンズ群G〜第5レンズ群Gは拡大側へ移動するようになっている。また、第2レンズ群Gと第3レンズ群Gとの間には、マスク(絞り)3が配設されている(だたし、後述する実施例6、10についてはマスク3が配設されていない)。
なお、第3レンズ群Gと、DMDや液晶表示素子等の表示面1との間には、赤外線をカットするフィルタやローパスフィルタさらには色合成光学系(照明光分離光学系)に相当するガラスブロック2が配列されている。また、図中Xは光軸を表している。
ここで、第1レンズ群Gは、負レンズよりなる第1レンズLおよび負レンズよりなる第2レンズLからなり、第2レンズ群Gは、正レンズよりなる第3レンズLからなり、第3レンズ群Gは、正レンズよりなる第4レンズLからなり、第4レンズ群Gは、正レンズよりなる第5レンズLからなり、第5レンズ群Gは、負レンズよりなる第6レンズL、負レンズよりなる第7レンズL、正レンズよりなる第8レンズLおよび正レンズよりなる第9レンズLからなり、第6レンズ群Gは、正レンズよりなる第10レンズL10からなる。
なお、最も有効径が小さい非球面レンズ(第6レンズL)は、光束が絞られた状態で照射されるように配設されている。
また、本実施形態における各非球面は、下記非球面式により表される。
Figure 2008083229
また、本実施形態においては以下に示す条件式(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(7)、(9)、(10)を満足している。さらに、以下に示す条件式(6A)、(6B)は、後述する実施例1、6〜9において満足されており、以下に示す条件式(8)は、後述する実施例2〜5、10において満足されている。ただし、条件式(6A)は実施例5においても満足されている。
1.2≦bf/fw・・・・(1)
|fa/fw|≦4.5・・・・(2)
φa/φim≦1.0・・・・(3)
|ffaw/fw|≦1.5・・・・(4)
E≦300×10−7(/℃)・・・・(5)
2.0<L/fw<5.0・・・・(6A)
2.0<L/fw<4.0・・・・(6B)
3.0<L/fw<7.5・・・・(6C)
55≦2ω(度)・・・・(7)
1.5≦ft/fw・・・・(8)
−2.0<fn/fw・・・・(9)
νda≦50・・・・(10)
ただし、
bf :全系縮小側の空気換算バックフォーカス
fw :広角端における全系焦点距離
fa :最も有効径が小さい前記非球面レンズの焦点距離
φa :最も有効径が小さい前記非球面レンズにおける最大有効径
φim :縮小側共役位置での最大イメージサークル径
ffaw :最も有効径が小さい前記非球面レンズと、この非球面レンズの縮小側に位置する全てのレンズとの合成レンズの広角端における拡大側焦点位置
E :最も有効径が小さい前記非球面レンズの線膨張係数
L :広角端全系のレンズ全長
2ω :広角端における画角
ft :望遠端における全系焦点距離
fn :前記空気負レンズの焦点距離
νda :最も有効径が小さい前記非球面レンズのアッベ数
ここで、上述した条件式(1)〜(5)、(6A)、(6B)、(6C)、(7)〜(10)の技術的意義について説明する。
上記条件式(1)は、充分なバックフォーカスを得るように規定するものである。下限を下回ると、バックフォーカスが不充分となり、色合成光学系または照明光分離光学系を挿入できなくなってしまう。
上記条件式(2)は、レンズ系の小型化を図るための条件を規定するものである。上限を上回ると、レンズの大型化とレンズ枚数の増加およびコストアップをまねく。
上記条件式(3)は、最も有効径が小さい非球面レンズの小型化を図る条件について規定するものである。上限を上回ると、前記非球面レンズの大型化およびコストアップをまねく。
上記条件式(4)は、収差補正を良好にするための条件を規定するものである。上限を上回ると、S像面の像面湾曲が大きくなり過ぎてしまい、補正することが困難となる。
上記条件式(5)は、最も有効径が小さい非球面レンズの線膨張係数について規定するものであり、プラスチック等の材料が排除されることを意味するものである。上限を上回ると、この非球面レンズが温度変化の影響を受け易くなり、諸収差の劣化につながってしまう。一般的な光学ガラスであるBK7の線膨張係数は約70×10−7であるのに対し、光学材料として使用されるプラスチックでは約600×10−7であり、一般にプラスチック材料によって条件式(5)を満足させることは難しい。
上記条件式(6A)は、比較的低倍率のズームレンズにおいて、収差補正を良好とし、レンズ系の小型化を図るための条件を規定するものである。上限を上回ると、レンズ系が大型化し、下限を下回ると、S像面の像面湾曲が大きくなり過ぎてしまい、補正することが困難となる。
上記条件式(6B)は、条件式(6A)の上限を狭めたもので、条件式(6A)による効果を更に高めることができる。
上記条件式(6C)は、比較的高倍率のズームレンズにおいて、収差補正を良好とし、レンズ系の小型化を図るための条件を規定するものである。上限を上回ると、レンズ系が大型化し、下限を下回ると、S像面の像面湾曲が大きくなり過ぎてしまい、補正することが困難となる。
上記条件式(7)は、広角端における画角について規定するものである。下限を下回ると、投写型表示装置の設置範囲が限定され、近距離での拡大投写が困難になってしまう。
上記条件式(8)は、ズーム比について規定するものである。下限を下回ると、投写型表示装置の設置範囲が限定されてしまう。
上記条件式(9)は、レンズ系の小型化を図るための条件を規定するものである。下限を下回ると、収差補正を良好なものに維持しつつ、レンズ系の大型化を回避することが困難となる。
上記条件式(10)は、色収差補正を良好とするための条件を規定するものである。上限を上回ると、色収差の補正が困難になってしまう。
次に、上述した投写型ズームレンズを搭載した投写型表示装置の一例を、図21により説明する。図21に示す投写型表示装置は、ライトバルブとして透過型液晶パネル11a〜cを備え、投写型ズームレンズ10として上述した実施形態に係る投写型ズームレンズを用いている。また、光源20とダイクロイックミラー12の間は図示を省略しているが、光源20からの白色光は照明光学部を介して、3つの色光光束(G光、B光、R光)にそれぞれ対応する液晶パネル11a〜cに入射されて光変調され、クロスダイクロイックプリズム14により色合成され、投写型ズームレンズ10により図示されないスクリーン上に投映される。この装置は、色分解のためのダイクロイックミラー12、13、色合成のためのクロスダイクロイックプリズム14、コンデンサレンズ16a〜c、全反射ミラー18a〜cを備えている。本実施形態の投写型表示装置は、本実施形態に係る投写型ズームレンズを用いているので、広角かつ投写画像の画質が良好であり、使用による温度変化等の影響を考慮された投写型表示装置とすることができる。
なお、本発明の投写型ズームレンズは透過型の液晶表示パネルを用いた投写型表示装置の投写型ズームレンズとしての使用態様に限られるものではなく、反射型の液晶表示パネルあるいはDMD等の他の光変調手段を用いた装置の投写型ズームレンズ等として用いることも可能である。
以下、各実施例についてデータを用いて具体的に説明する。
<実施例1>
この実施例1にかかる投写型ズームレンズは、前述したように図1に示す如き構成とされている。すなわちこの投写型ズームレンズは、第1レンズ群Gが、拡大側に凸面を向けた負のメニスカスレンズよりなる第1レンズLおよび拡大側に凸面を向けた負のメニスカスレンズよりなる第2レンズLからなり、第2レンズ群Gが、両凸レンズよりなる第3レンズLからなり、第3レンズ群Gが、両凸レンズよりなる第4レンズL、第4レンズ群Gが、両凸レンズよりなる第5レンズLからなり、第5レンズ群Gが、光軸近傍において、拡大側に平面を向けた平凹レンズよりなる第6レンズL、両凹レンズよりなる第7レンズLと両凸レンズよりなる第8レンズLにより構成される接合レンズおよび両凸レンズよりなる第9レンズLからなり、第6レンズ群Gが、両凸レンズよりなる第10レンズL10からなる。また、マスク3は第4レンズLの縮小側に配設され、第3レンズ群Gに含まれている。なお、本実施例において、「最も有効径が小さい非球面レンズ」は上記第6レンズLであり、また、瞳位置は第5レンズLの拡大側の面の拡大側近傍である。
この実施例1における各レンズ面の曲率半径R(レンズ全系の広角端での焦点距離を1として規格化されている;以下の各表において同じ)、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔D(上記曲率半径Rと同様に規格化されている;以下の各表において同じ)、各レンズのd線における屈折率Ndおよびアッベ数νdを表1の上段に示す。なお、この表1および後述する表3、5、7、9、11、13、15、17および19において、各記号R、D、Nd、νdに対応させた数字は拡大側から順次増加するようになっている。
また、表1の下段に、焦点距離1.0(広角端)と焦点距離1.2(望遠端)における、第1レンズ群Gと第2レンズ群Gの間隔(可変間隔4)、第2レンズ群Gと第3レンズ群Gの間隔(可変間隔6)、第3レンズ群Gと第4レンズ群Gの間隔(可変間隔9)、第4レンズ群Gと第5レンズ群Gの間隔(可変間隔11)、および第5レンズ群Gと第6レンズ群Gの間隔(可変間隔18)を示す。
また、第3面と第4面および第12面と第13面は各々非球面とされており、表2に、これら各非球面について、上記非球面式の各定数K、A、A、A、A、A、A、A、A10、A11、A12の値を示す。
Figure 2008083229
Figure 2008083229
また、表21に実施例1における上記各条件式に対応する数値を示す。
図11は実施例1の投写型ズームレンズの諸収差(球面収差、非点収差、ディストーションおよび倍率色収差)を示す収差図である。なお、図11および以下の図12〜20において、各非点収差図にはサジタル像面およびタンジェンシャル像面に対する収差が示されており、各倍率色収差図にはd線に対するF線およびC線の収差が示されている。
この図11から明らかなように、実施例1の投写型ズームレンズによれば、広角端で画角2ωが59.6度と広角で、各収差は良好に補正されている。特に、第6レンズLを非球面レンズにすることで、S像面の像面湾曲を極めて良好に補正することができる。また、第6レンズLは、線膨張係数の値が101×10−7とされているため、温度変化の影響を受けにくくなっており、光束が絞られた位置に配置することが可能とされている。
また、表21に示すように実施例1の投写型ズームレンズによれば、条件式(1)〜(5)、(6A)、(6B)、(6C)、(7)、(9)、(10)が満足されている。
<実施例2>
実施例2に係る投写型ズームレンズの概略構成を図2に示す。この実施例2にかかる投写型ズームレンズは、実施例1のものと略同様の構成とされており、対応する図面の説明において同一の要素については同一の符号を付し、重複する説明については省略する。
実施例2における実施例1との主な相違点は、第1レンズ群G、第2レンズ群Gおよび第3レンズ群Gのレンズ構成が相違すること、およびマスク3が第4レンズ群Gの縮小側に配設され、各レンズ群とは独立して移動することである。
この実施例2にかかる投写型ズームレンズの第1レンズ群G、第2レンズ群Gおよび第3レンズ群Gの構成は、第1レンズ群Gが、拡大側に凸面を向けた負のメニスカスレンズよりなる第1レンズL、拡大側に凸面を向けた負のメニスカスレンズよりなる第2レンズL、拡大側に凸面を向けた負のメニスカスレンズよりなる第3レンズLおよび両凹レンズよりなる第4レンズLからなり、第2レンズ群Gが、両凸レンズよりなる第5レンズLおよび拡大側に凸面を向けた正のメニスカスレンズよりなる第6レンズLからなり、第3レンズ群Gが、両凸レンズよりなる第7レンズLと両凹レンズよりなる第8レンズLにより構成される接合レンズからなる。なお、本実施例において、「最も有効径が小さい非球面レンズ」は第10レンズL10であり、また、瞳位置は第9レンズLの拡大側の面の拡大側近傍である。
この実施例2における各レンズ面の曲率半径R、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔D、各レンズのd線における屈折率Ndおよびアッベ数νdを表3の上段に示す。
また、表3の下段に、焦点距離1.0(広角端)と焦点距離2.1(望遠端)における、第1レンズ群Gと第2レンズ群Gの間隔(可変間隔8)、第2レンズ群Gと第3レンズ群Gの間隔(可変間隔12)、第3レンズ群Gと第4レンズ群Gの間隔(可変間隔15)、第4レンズ群Gとマスク3の間隔(可変間隔17)、マスク3と第5レンズ群Gの間隔(可変間隔18)、および第5レンズ群Gと第6レンズ群Gの間隔(可変間隔25)を示す。
また、第3面と第4面および第19面と第20面は各々非球面とされており、表4に、これら各非球面について、上記非球面式の各定数K、A、A、A、A、A、A、A、A10、A11、A12、A13、A14の値を示す。
Figure 2008083229
Figure 2008083229
また、表21に実施例2における上記各条件式に対応する数値を示す。
図12は実施例2の投写型ズームレンズの諸収差(球面収差、非点収差、ディストーションおよび倍率色収差)を示す収差図である。
この図12から明らかなように、実施例2の投写型ズームレンズによれば、広角端で画角2ωが75.0度と広角で、各収差は良好に補正されている。特に、第10レンズL10を非球面レンズにすることで、S像面の像面湾曲を極めて良好に補正することができる。また、第10レンズL10は、線膨張係数の値が101×10−7とされているため、温度変化の影響を受けにくくなっており、光束が絞られた位置に配置することが可能とされている。
また、実施例2においては、ズーム比が2.1倍と高倍率なものになっている。
また、表21に示すように実施例2の投写型ズームレンズによれば、条件式(1)〜(5)、(6C)、(7)〜(10)が満足されている。
<実施例3>
実施例3に係る投写型ズームレンズの概略構成を図3に示す。この実施例3にかかる投写型ズームレンズは、実施例1のものと略同様の構成とされており、対応する図面の説明において同一の要素については同一の符号を付し、重複する説明については省略する。
実施例3における実施例1との主な相違点は、第1レンズ群G、第3レンズ群Gおよび第5レンズ群Gのレンズ構成が相違すること、およびマスク3が第4レンズLの縮小側に配設され、第2レンズ群Gに含まれていることである。
この実施例3にかかる投写型ズームレンズの第1レンズ群G、第3レンズ群Gおよび第5レンズ群Gの構成は、第1レンズ群Gが、拡大側に凸面を向けた負のメニスカスレンズよりなる第1レンズL、両凹レンズよりなる第2レンズLおよび拡大側に凸面を向けた負のメニスカスレンズよりなる第3レンズLからなり、第3レンズ群Gが、両凸レンズよりなる第5レンズLと両凹レンズよりなる第6レンズLにより構成される接合レンズからなり、第5レンズ群Gが、拡大側に凸面を向けた負のメニスカスレンズよりなる第8レンズL、両凹レンズよりなる第9レンズL、両凸レンズよりなる第10レンズL10および両凸レンズよりなる第11レンズL11からなる。なお、本実施例において、「最も有効径が小さい非球面レンズ」は上記第8レンズLであり、また、瞳位置は第7レンズLの拡大側の面の拡大側近傍である。
この実施例3における各レンズ面の曲率半径R、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔D、各レンズのd線における屈折率Ndおよびアッベ数νdを表5の上段に示す。
また、表5の下段に、焦点距離1.0(広角端)と焦点距離1.6(望遠端)における、第1レンズ群Gと第2レンズ群Gの間隔(可変間隔6)、第2レンズ群G(マスク3)と第3レンズ群Gの間隔(可変間隔9)、第3レンズ群Gと第4レンズ群Gの間隔(可変間隔12)、第4レンズ群Gと第5レンズ群Gの間隔(可変間隔14)、および第5レンズ群Gと第6レンズ群Gの間隔(可変間隔21)を示す。
また、第5面と第6面および第15面と第16面は各々非球面とされており、表6に、これら各非球面について、上記非球面式の各定数K、A、A、A、A、A、A、A、A10、A11、A12、A13、A14の値を示す。
Figure 2008083229
Figure 2008083229
また、表21に実施例3における上記各条件式に対応する数値を示す。
図13は実施例3の投写型ズームレンズの諸収差(球面収差、非点収差、ディストーションおよび倍率色収差)を示す収差図である。
この図13から明らかなように、実施例3の投写型ズームレンズによれば、広角端で画角2ωが59.8度と広角で、各収差は良好に補正されている。特に、第8レンズLを非球面レンズにすることで、S像面の像面湾曲を極めて良好に補正することができる。また、第8レンズLは、線膨張係数の値が101×10−7とされているため、温度変化の影響を受けにくくなっており、光束が絞られた位置に配置することが可能とされている。また、実施例3においては、ズーム比が1.6倍と高倍率なものになっている。
また、表21に示すように実施例3の投写型ズームレンズによれば、条件式(1)〜(5)、(6C)、(7)〜(10)が満足されている。
<実施例4>
実施例4に係る投写型ズームレンズの概略構成を図4に示す。この実施例4にかかる投写型ズームレンズは、実施例1のものと略同様の構成とされており、対応する図面の説明において同一の要素については同一の符号を付し、重複する説明については省略する。
実施例4における実施例1との主な相違点は、第1レンズ群G、第3レンズ群Gおよび第5レンズ群Gのレンズ構成が相違することである。
この実施例4にかかる投写型ズームレンズの第1レンズ群G、第3レンズ群Gおよび第5レンズ群Gの構成は、第1レンズ群Gが、拡大側に凸面を向けた負のメニスカスレンズよりなる第1レンズL、拡大側に凸面を向けた負のメニスカスレンズよりなる第2レンズL、拡大側に凸面を向けた負のメニスカスレンズよりなる第3レンズL、および両凹レンズよりなる第4レンズLと両凸レンズよりなる第5レンズLにより構成される接合レンズからなり、第3レンズ群Gが、両凸レンズよりなる第7レンズLと両凹レンズよりなる第8レンズLにより構成される接合レンズからなり、第5レンズ群Gが、拡大側に凸面を向けた負のメニスカスレンズよりなる第10レンズL10、両凹レンズよりなる第11レンズL11と両凸レンズよりなる第12レンズL12により構成される接合レンズおよび両凸レンズよりなる第13レンズL13からなる。なお、本実施例において、「最も有効径が小さい非球面レンズ」は上記第10レンズL10であり、また、瞳位置は第9レンズLの拡大側の面の拡大側近傍である。
この実施例4における各レンズ面の曲率半径R、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔D、各レンズのd線における屈折率Ndおよびアッベ数νdを表7の上段に示す。
また、表7の下段に、焦点距離1.0(広角端)と焦点距離1.6(望遠端)における、第1レンズ群Gと第2レンズ群Gの間隔(可変間隔9)、第2レンズ群Gと第3レンズ群Gの間隔(可変間隔11)、第3レンズ群Gと第4レンズ群G(マスク3)の間隔(可変間隔15)、第4レンズ群Gと第5レンズ群Gの間隔(可変間隔17)、および第5レンズ群Gと第6レンズ群Gの間隔(可変間隔24)を示す。
また、第3面と第4面および第18面と第19面は各々非球面とされており、表8に、これら各非球面について、上記非球面式の各定数K、A、A、A、A、A、A、A、A10、A11、A12、A13、A14の値を示す。
Figure 2008083229
Figure 2008083229
また、表21に実施例4における上記各条件式に対応する数値を示す。
図14は実施例4の投写型ズームレンズの諸収差(球面収差、非点収差、ディストーションおよび倍率色収差)を示す収差図である。
この図14から明らかなように、実施例4の投写型ズームレンズによれば、広角端で画角2ωが68.6度と広角で、各収差は良好に補正されている。特に、第10レンズL10を非球面レンズにすることで、S像面の像面湾曲を極めて良好に補正することができる。また、第10レンズL10は、線膨張係数の値が101×10−7とされているため、温度変化の影響を受けにくくなっており、光束が絞られた位置に配置することが可能とされている。また、実施例4においては、ズーム比が1.6倍と高倍率なものになっている。
また、表21に示すように実施例4の投写型ズームレンズによれば、条件式(1)〜(5)、(6C)、(7)〜(10)が満足されている。
<実施例5>
実施例5に係る投写型ズームレンズの概略構成を図5に示す。この実施例5にかかる投写型ズームレンズは、実施例4のものと略同様の構成とされており、対応する図面の説明において同一の要素については同一の符号を付し、重複する説明については省略する。
実施例5における実施例4との主な相違点は、マスク3が各レンズ群とは独立して移動することである。
なお、本実施例において、「最も有効径が小さい非球面レンズ」は第10レンズL10であり、また、瞳位置は第9レンズLの拡大側の面の拡大側近傍である。
この実施例5における各レンズ面の曲率半径R、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔D、各レンズのd線における屈折率Ndおよびアッベ数νdを表9の上段に示す。
また、表9の下段に、焦点距離1.0(広角端)と焦点距離1.6(望遠端)における、第1レンズ群Gと第2レンズ群Gの間隔(可変間隔9)、第2レンズ群Gと第3レンズ群Gの間隔(可変間隔11)、第3レンズ群Gとマスク3の間隔(可変間隔14)、マスク3と第4レンズ群Gの間隔(可変間隔15)、第4レンズ群Gと第5レンズ群Gの間隔(可変間隔17)、および第5レンズ群Gと第6レンズ群Gの間隔(可変間隔24)を示す。
また、第3面と第4面および第18面と第19面は各々非球面とされており、表10に、これら各非球面について、上記非球面式の各定数K、A、A、A、A、A、A、A、A10、A11、A12、A13、A14の値を示す。
Figure 2008083229
Figure 2008083229
また、表21に実施例5における上記各条件式に対応する数値を示す。
図15は実施例5の投写型ズームレンズの諸収差(球面収差、非点収差、ディストーションおよび倍率色収差)を示す収差図である。
この図15から明らかなように、実施例5の投写型ズームレンズによれば、広角端で画角2ωが58.6度と広角で、各収差は良好に補正されている。特に、第10レンズL10を非球面レンズにすることで、S像面の像面湾曲を極めて良好に補正することができる。また、第10レンズL10は、線膨張係数の値が101×10−7とされているため、温度変化の影響を受けにくくなっており、光束が絞られた位置に配置することが可能とされている。また、実施例5においては、ズーム比が1.6倍と高倍率なものになっている。
また、表21に示すように実施例5の投写型ズームレンズによれば、条件式(1)〜(5)、(6A)、(6C)、(7)〜(10)が満足されている。
<実施例6>
実施例6に係る投写型ズームレンズの概略構成を図6に示す。この実施例6にかかる投写型ズームレンズは、実施例1のものと略同様の構成とされており、対応する図面の説明において同一の要素については同一の符号を付し、重複する説明については省略する。
実施例6における実施例1との主な相違点は、5群構成とされ、移動群は第2レンズ群G〜第4レンズ群Gであり、第3レンズ群G以外のレンズ構成が相違すること、およびマスクが配設されていないことである。
この実施例6にかかる投写型ズームレンズの第1レンズ群G、第2レンズ群G、第4レンズ群Gおよび第5レンズ群Gの構成は、第1レンズ群Gが、拡大側に凸面を向けた負のメニスカスレンズよりなる第1レンズLおよび両凹レンズよりなる第2レンズLからなり、第2レンズ群Gが、両凸レンズよりなる第3レンズL、両凸レンズよりなる第4レンズLと拡大側に凸面を向けた負のメニスカスレンズによりなる第5レンズLにより構成される接合レンズからなり、第4レンズ群Gが、拡大側に凸面を向けた負のメニスカスレンズよりなる第7レンズL、両凹レンズよりなる第8レンズLと両凸レンズよりなる第9レンズLにより構成される接合レンズおよび拡大側に凹面を向けた正のメニスカスレンズよりなる第10レンズL10、第5レンズ群Gが、両凸レンズよりなる第11レンズL11からなる。なお、本実施例において、「最も有効径が小さい非球面レンズ」は上記第7レンズLであり、また、瞳位置は第6レンズLの拡大側の面の拡大側近傍である。
図6にはマスクが示されていないが、配設されていても良く、またマスクは絞りであっても良い。
この実施例6における各レンズ面の曲率半径R、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔D、各レンズのd線における屈折率Ndおよびアッベ数νdを表11の上段に示す。
また、表11の下段に、焦点距離1.0(広角端)と焦点距離1.3(望遠端)における、第1レンズ群Gと第2レンズ群Gの間隔(可変間隔4)、第2レンズ群Gと第3レンズ群Gの間隔(可変間隔9)、第3レンズ群Gと第4レンズ群Gの間隔(可変間隔11)、および第4レンズ群Gと第5レンズ群Gの間隔(可変間隔18)を示す。
また、第12面と第13面は各々非球面とされており、表12に、これら各非球面について、上記非球面式の各定数K、A、A、A、A、A、A、A、A10の値を示す。
Figure 2008083229
Figure 2008083229
また、表21に実施例6における上記各条件式に対応する数値を示す。
図16は実施例6の投写型ズームレンズの諸収差(球面収差、非点収差、ディストーションおよび倍率色収差)を示す収差図である。
この図16から明らかなように、実施例6の投写型ズームレンズによれば、広角端で画角2ωが60.6度と広角で、各収差は良好に補正されている。特に、第7レンズLを非球面レンズにすることで、S像面の像面湾曲を極めて良好に補正することができる。また、第7レンズLは、線膨張係数の値が70×10−7とされているため、温度変化の影響を受けにくくなっており、光束が絞られた位置に配置することが可能とされている。
また、表21に示すように実施例6の投写型ズームレンズによれば、条件式(1)〜(5)、(6A)、(6B)、(6C)、(7)、(9)、(10)が満足されている。
<実施例7>
実施例7に係る投写型ズームレンズの概略構成を図7に示す。この実施例7にかかる投写型ズームレンズは、実施例6のものと略同様の構成とされており、対応する図面の説明において同一の要素については同一の符号を付し、重複する説明については省略する。
実施例7における実施例6との主な相違点は、第1レンズ群Gのレンズ構成が相違すること、およびマスク3が第6レンズLの縮小側に配設され、第2レンズ群Gに含まれていることである。
この実施例7にかかる投写型ズームレンズの第1レンズ群Gの構成は、拡大側に凸面を向けた負のメニスカスレンズよりなる第1レンズL、両凹レンズよりなる第2レンズLに薄肉の樹脂レンズよりなる第3レンズLを貼着した複合非球面レンズからなる。なお、本実施例において、「最も有効径が小さい非球面レンズ」は第8レンズLであり、また、瞳位置は第7レンズLの拡大側の面の拡大側近傍である。
この実施例7における各レンズ面の曲率半径R、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔D、各レンズのd線における屈折率Ndおよびアッベ数νdを表13の上段に示す。
また、表13の下段に、焦点距離1.0(広角端)と焦点距離1.3(望遠端)における、第1レンズ群Gと第2レンズ群Gの間隔(可変間隔5)、第2レンズ群Gと第3レンズ群Gの間隔(可変間隔11)、第3レンズ群Gと第4レンズ群Gの間隔(可変間隔13)、および第4レンズ群Gと第5レンズ群Gの間隔(可変間隔20)を示す。
また、第5面および第14面と第15面は各々非球面とされており、表14に、これら各非球面について、上記非球面式の各定数K、A、A、A、A、A、A、A、A10の値を示す。
Figure 2008083229
Figure 2008083229
また、表21に実施例7における上記各条件式に対応する数値を示す。
図17は実施例7の投写型ズームレンズの諸収差(球面収差、非点収差、ディストーションおよび倍率色収差)を示す収差図である。
この図17から明らかなように、実施例7の投写型ズームレンズによれば、広角端で画角2ωが60.4度と広角で、各収差は良好に補正されている。特に、第8レンズLを非球面レンズにすることで、S像面の像面湾曲を極めて良好に補正することができる。また、第8レンズLは、線膨張係数の値が101×10−7とされているため、温度変化の影響を受けにくくなっており、光束が絞られた位置に配置することが可能とされている。
また、表21に示すように実施例7の投写型ズームレンズによれば、条件式(1)〜(5)、(6A)、(6B)、(6C)、(7)、(9)、(10)が満足されている。
<実施例8>
実施例8に係る投写型ズームレンズの概略構成を図8に示す。この実施例8にかかる投写型ズームレンズは、実施例7のものと略同様の構成とされており、対応する図面の説明において同一の要素については同一の符号を付し、重複する説明については省略する。
なお、本実施例において、「最も有効径が小さい非球面レンズ」は第8レンズLであり、また、瞳位置は第7レンズLの拡大側の面の拡大側近傍である。
この実施例8における各レンズ面の曲率半径R、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔D、各レンズのd線における屈折率Ndおよびアッベ数νdを表15の上段に示す。
また、表15の下段に、焦点距離1.0(広角端)と焦点距離1.2(望遠端)における、第1レンズ群Gと第2レンズ群Gの間隔(可変間隔5)、第2レンズ群Gと第3レンズ群Gの間隔(可変間隔11)、第3レンズ群Gと第4レンズ群Gの間隔(可変間隔13)、および第4レンズ群Gと第5レンズ群Gの間隔(可変間隔20)を示す。
また、第5面および第14面と第15面は各々非球面とされており、表16に、これら各非球面について、上記非球面式の各定数K、A、A、A、A、A、A、A、A10の値を示す。
Figure 2008083229
Figure 2008083229
また、表21に実施例8における上記各条件式に対応する数値を示す。
図18は実施例8の投写型ズームレンズの諸収差(球面収差、非点収差、ディストーションおよび倍率色収差)を示す収差図である。
この図18から明らかなように、実施例8の投写型ズームレンズによれば、広角端で画角2ωが60.2度と広角で、各収差は良好に補正されている。特に、第8レンズLを非球面レンズにすることで、S像面の像面湾曲を極めて良好に補正することができる。また、第8レンズLは、線膨張係数の値が101×10−7であるため、温度変化の影響を受けにくくなっており、光束が絞られた位置に配置することが可能とされている。
また、表21に示すように実施例8の投写型ズームレンズによれば、条件式(1)〜(5)、(6A)、(6B)、(6C)、(7)、(9)、(10)が満足されている。
<実施例9>
実施例9に係る投写型ズームレンズの概略構成を図9に示す。この実施例9にかかる投写型ズームレンズは、実施例7のものと略同様の構成とされており、対応する図面の説明において同一の要素については同一の符号を付し、重複する説明については省略する。
なお、本実施例において、「最も有効径が小さい非球面レンズ」は第8レンズLであり、また、瞳位置は第7レンズLの拡大側の面の拡大側近傍である。
この実施例9における各レンズ面の曲率半径R、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔D、各レンズのd線における屈折率Ndおよびアッベ数νdを表17の上段に示す。
また、表17の下段に、焦点距離1.0(広角端)と焦点距離1.3(望遠端)における、第1レンズ群Gと第2レンズ群Gの間隔(可変間隔5)、第2レンズ群Gと第3レンズ群Gの間隔(可変間隔11)、第3レンズ群Gと第4レンズ群Gの間隔(可変間隔13)、および第4レンズ群Gと第5レンズ群Gの間隔(可変間隔20)を示す。
また、第5面および第14面と第15面は各々非球面とされており、表18に、これら各非球面について、上記非球面式の各定数K、A、A、A、A、A、A、A、A10の値を示す。
Figure 2008083229
Figure 2008083229
また、表21に実施例9における上記各条件式に対応する数値を示す。
図19は実施例9の投写型ズームレンズの諸収差(球面収差、非点収差、ディストーションおよび倍率色収差)を示す収差図である。
この図19から明らかなように、実施例9の投写型ズームレンズによれば、広角端で画角2ωが60.0度と広角で、各収差は良好に補正されている。特に、第8レンズLを非球面レンズにすることで、S像面の像面湾曲を極めて良好に補正することができる。また、第8レンズLは、条件式(5)を満足することで温度変化も考慮されたものとなっている。
また、第8レンズLは、線膨張係数の値が101×10−7とされているため、温度変化の影響を受けにくくなっており、光束が絞られた位置に配置することが可能とされている。
また、表21に示すように実施例9の投写型ズームレンズによれば、条件式(1)〜(5)、(6A)、(6B)、(6C)、(7)、(9)、(10)が満足されている。
<実施例10>
実施例10に係る投写型ズームレンズの概略構成を図10に示す。この実施例10にかかる投写型ズームレンズは、6群構成とされ、実施例3のものと略同様の構成とされており、対応する図面の説明において同一の要素については同一の符号を付し、重複する説明については省略する。
なお、本実施例において、「最も有効径が小さい非球面レンズ」は第8レンズLであり、また、瞳位置は第7レンズLの拡大側の面の拡大側近傍である。
図10にはマスクが示されていないが、配設されていても良く、またマスクは絞りであっても良い。
この実施例10における各レンズ面の曲率半径R、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔D、各レンズのd線における屈折率Ndおよびアッベ数νdを表19の上段に示す。
また、表19の下段に、焦点距離1.0(広角端)と焦点距離1.6(望遠端)における、第1レンズ群Gと第2レンズ群Gの間隔(可変間隔6)、第2レンズ群Gと第3レンズ群Gの間隔(可変間隔8)、第3レンズ群Gと第4レンズ群Gの間隔(可変間隔11)、第4レンズ群Gと第5レンズ群Gの間隔(可変間隔13)、および第5レンズ群Gと第6レンズ群Gの間隔(可変間隔20)を示す。
また、第5面と第6面および第14面と第15面は各々非球面とされており、表20に、これら各非球面について、上記非球面式の各定数K、A、A、A、A、A、A、A、A10、A11、A12、A13、A14の値を示す。
Figure 2008083229
Figure 2008083229
また、表21に実施例10における上記各条件式に対応する数値を示す。
図20は実施例10の投写型ズームレンズの諸収差(球面収差、非点収差、ディストーションおよび倍率色収差)を示す収差図である。
この図20から明らかなように、実施例10の投写型ズームレンズによれば、広角端で画角2ωが60.0度と広角で、各収差は良好に補正されている。特に、第8レンズLを非球面レンズにすることで、S像面の像面湾曲を極めて良好に補正することができる。また、第8レンズLは、線膨張係数の値が107×10−7とされているため、温度変化の影響を受けにくくなっており、光束が絞られた位置に配置することが可能とされている。また、実施例10においては、ズーム比が1.6倍と高倍率なものになっている。
また、表21に示すように実施例10の投写型ズームレンズによれば、条件式(1)〜(5)、(6C)、(7)〜(10)が満足されている。
Figure 2008083229
実施例1に係る投写型ズームレンズの広角端と望遠端のレンズ構成図 実施例2に係る投写型ズームレンズの広角端と望遠端のレンズ構成図 実施例3に係る投写型ズームレンズの広角端と望遠端のレンズ構成図 実施例4に係る投写型ズームレンズの広角端と望遠端のレンズ構成図 実施例5に係る投写型ズームレンズの広角端と望遠端のレンズ構成図 実施例6に係る投写型ズームレンズの広角端と望遠端のレンズ構成図 実施例7に係る投写型ズームレンズの広角端と望遠端のレンズ構成図 実施例8に係る投写型ズームレンズの広角端と望遠端のレンズ構成図 実施例9に係る投写型ズームレンズの広角端と望遠端のレンズ構成図 実施例10に係る投写型ズームレンズの広角端と望遠端のレンズ構成図 実施例1に係る投写型ズームレンズの各収差図 実施例2に係る投写型ズームレンズの各収差図 実施例3に係る投写型ズームレンズの各収差図 実施例4に係る投写型ズームレンズの各収差図 実施例5に係る投写型ズームレンズの各収差図 実施例6に係る投写型ズームレンズの各収差図 実施例7に係る投写型ズームレンズの各収差図 実施例8に係る投写型ズームレンズの各収差図 実施例9に係る投写型ズームレンズの各収差図 実施例10に係る投写型ズームレンズの各収差図 本実施形態に係る投写型ズームレンズを用いた投写型表示装置の概略構成図
符号の説明
〜G レンズ群
〜L14 レンズ
〜R29 レンズ面等の曲率半径
〜D28 レンズ面等の間隔(レンズ等の厚さ)
X 光軸
1 表示面
2 ガラスブロック
3 マスク(絞り)

Claims (9)

  1. 複数のレンズ群のうち少なくとも2群を移動させて変倍操作を行う投写型ズームレンズにおいて、
    縮小側を略テレセントリックな系に構成するとともに、
    前記複数のレンズ群のレンズのうち、少なくとも1枚のレンズを、少なくとも1面に非球面を備えた非球面レンズにより構成し、
    下記条件式(1)〜(5)を満足することを特徴とする投写型ズームレンズ。
    1.2≦bf/fw・・・・(1)
    |fa/fw|≦4.5・・・・(2)
    φa/φim≦1.0・・・・(3)
    |ffaw/fw|≦1.5・・・・(4)
    E≦300×10−7(/℃)・・・・(5)
    ただし、
    bf :全系縮小側の空気換算バックフォーカス
    fw :広角端における全系焦点距離
    fa :最も有効径が小さい前記非球面レンズの焦点距離
    φa :最も有効径が小さい前記非球面レンズにおける最大有効径
    φim :縮小側共役位置での最大イメージサークル径
    ffaw :最も有効径が小さい前記非球面レンズと、この非球面レンズの縮小側に位置する全てのレンズとの合成レンズの広角端における拡大側焦点位置
    E :最も有効径が小さい前記非球面レンズの線膨張係数
  2. 前記最も有効径が小さい非球面レンズが負の屈折力を有するレンズであることを特徴とする請求項1記載の投写型ズームレンズ。
  3. 下記条件式(6A)を満足することを特徴とする請求項1または2記載の投写型ズームレンズ。
    2.0<L/fw<5.0・・・・(6A)
    ただし、
    L :広角端全系のレンズ全長
  4. 下記条件式(6B)および(7)を満足することを特徴とする請求項3記載の投写型ズームレンズ。
    2.0<L/fw<4.0・・・・(6B)
    55≦2ω(度)・・・・(7)
    ただし、
    2ω :広角端における画角
  5. 下記条件式(6C)および(8)を満足することを特徴とする請求項1または2記載の投写型ズームレンズ。
    3.0<L/fw<7.5・・・・(6C)
    1.5≦ft/fw・・・・(8)
    ただし、
    L :広角端全系のレンズ全長
    ft :望遠端における全系焦点距離
  6. 前記最も有効径が小さい非球面レンズの縮小側面とその面の縮小側に隣接する面により構成される空気レンズ、または前記最も有効径が小さい非球面レンズの拡大側面とその面の拡大側に隣接する面により構成される空気レンズ、のうちの少なくとも一方が空気負レンズを構成し、この空気負レンズが、下記条件式(9)を満足することを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1項記載の投写型ズームレンズ。
    −2.0<fn/fw・・・・(9)
    ただし、
    fn :前記空気負レンズの焦点距離
  7. 前記最も有効径が小さい非球面レンズが下記条件式(10)を満足することを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか1項記載の投写型ズームレンズ。
    νda≦50・・・・(10)
    ただし、
    νda :前記最も有効径が小さい非球面レンズのアッベ数
  8. 前記複数のレンズ群において、最も拡大側に、変倍時に固定の負の屈折力を有するFnレンズ群を配設するとともに、最も縮小側に、変倍時に固定の正の屈折力を有するFpレンズ群を配設し、該Fnレンズ群と該Fpレンズ群との間に変倍時に移動する3群以上のレンズ群を配設したことを特徴とする請求項1〜7のうちいずれか1項記載の投写型ズームレンズ。
  9. 光源と、該光源からの光束で照明される1枚もしくは複数のライトバルブと、これらライトバルブの各々に該光源からの照明光を導く照明光学系と、該ライトバルブで変調された該照明光をスクリーン上に投写する請求項1から8のうちいずれか1項記載の投写型ズームレンズと、を備えたことを特徴とする投写型表示装置。
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