JP2004020765A - ズームレンズおよびこれを用いた投写型表示装置 - Google Patents
ズームレンズおよびこれを用いた投写型表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004020765A JP2004020765A JP2002173664A JP2002173664A JP2004020765A JP 2004020765 A JP2004020765 A JP 2004020765A JP 2002173664 A JP2002173664 A JP 2002173664A JP 2002173664 A JP2002173664 A JP 2002173664A JP 2004020765 A JP2004020765 A JP 2004020765A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- lens group
- zoom
- group
- focal length
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B15/00—Optical objectives with means for varying the magnification
- G02B15/14—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
- G02B15/16—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective with interdependent non-linearly related movements between one lens or lens group, and another lens or lens group
- G02B15/177—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective with interdependent non-linearly related movements between one lens or lens group, and another lens or lens group having a negative front lens or group of lenses
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B13/00—Optical objectives specially designed for the purposes specified below
- G02B13/22—Telecentric objectives or lens systems
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B15/00—Optical objectives with means for varying the magnification
- G02B15/14—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
- G02B15/145—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having five groups only
- G02B15/1455—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having five groups only the first group being negative
- G02B15/145531—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having five groups only the first group being negative arranged -++++
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Nonlinear Science (AREA)
- Lenses (AREA)
- Projection Apparatus (AREA)
Abstract
【構成】負の第1レンズ群G1は変倍の際に固定でフォーカシング機能を有し、正の第2、正の第3、正の第4の各レンズ群G2、G3、G4は、相互に関係をもって移動することで連続変倍およびその連続変倍によって生じる像面の移動の補正を行う。第4レンズ群が1枚の両凸レンズL8により構成され、条件式 (1)−1.2<F1/F<−0.8、(2)1.3<F5/F<2.3、(3)2.0<F1−3/F、(4)2.5<F4/F<5.5を満足する(ただし、F:広角端におけるレンズ全系の焦点距離、Fi:第iレンズ群の焦点距離)。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、CCDや撮像管等の撮像素子あるいは銀塩フィルム等を用いたカメラの結像用ズームレンズ、さらには投映型テレビの投映用ズームレンズに関し、特に液晶を用いた投写型表示装置に用いられる投映用ズームレンズおよびこれを用いた投写型表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のズームレンズとしては、例えば特開平10−268193号公報、特開2000−292701号公報、特開2001−4919号公報等に記載された、5群構成のものが知られている。これらは、物体側より順に、変倍の際に固定でフォーカシング機能を有する負の第1レンズ群、連続変倍のため、およびその連続変倍によって生じる像面移動の補正のため、相互に関係をもって移動する正の第2レンズ群、正の第3レンズ群および負の第4レンズ群、ならびに変倍の際に固定の正の第5レンズ群から構成され、さらに所定の条件式を満足するようにされたズームレンズである。
【0003】
従来よりこのタイプのズームレンズには、まず液晶プロジェクタに対応させるために明るさが要望され、さらに投写型表示装置の小型化の要望に応えるためコンパクト性が要望されている。近年ではこれらに加え、投写型表示装置において、より広画角な投映レンズを用いることにより、大型スクリーンに近い距離から投映したいという要望がある。また、ズーム比もある程度大きいものに対する要請が強くなっている。
【0004】
また、液晶を用いた投映レンズに使用するために投映レンズの縮小側が略テレセントリックな光学系とされていることや、色分解あるいは色合成の光学系をレンズ系と結像面の間に挿入するために適量のバックフォーカスを備えていることも、このタイプのズームレンズの前提条件といえる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ズームレンズの明るさは、絞りに近い移動群がどのような制限を有しているかによって決定される。したがって、上述した各公報記載のものでは、望遠端側における明るさを損なうことなく大きなズーム比を得るために、絞りに近い移動群の移動量を大きくしすぎないような設計とする必要があった。そして、このことがレンズ設計上の自由度を減少させる要因となっていた。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、3群移動の5群構成のズームレンズにおいて、明るく、ズーム比が大きく、しかも絞りに近い移動レンズ群の移動量において設計の自由度を確保し得る、諸収差が良好に補正されたズームレンズを提供することを目的とするものである。また、本発明は、上記ズームレンズを用いた投写型表示装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のズームレンズは、拡大側より順に、変倍の際に固定でフォーカシングを行うための負の屈折力を有する第1レンズ群と、
連続変倍およびその連続変倍によって生じる像面移動の補正のため、相互に関係をもって移動する正の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群および正の屈折力を有する第4レンズ群と、
変倍の際に固定の正の屈折力を有する第5レンズ群とを配設してなることを特徴とするものである。
【0008】
また、上記ズームレンズにおいては、下記の各条件式(1)〜(3)を満足することが好ましい。
−1.2<F1/F<−0.8 ……(1)
1.3<F5/F<2.3 ……(2)
2.0<F1−3/F ……(3)
F:広角端におけるレンズ全系の焦点距離(拡大側の共役点位置が無限遠)
F1:第1レンズ群の焦点距離
F5:第5レンズ群の焦点距離
F1−3:広角端における第1レンズ群から第3レンズ群までの合成焦点距離
【0009】
また、前記第2レンズ群、第3レンズ群、および第4レンズ群はともに、ズーミングの広角端位置に比べ望遠端位置の方がより拡大側に位置していることが好ましい。
【0010】
また、下記の各条件式(4)を満足することが好ましい。
2.5<F4/F<5.5 ……(4)
F4:第4レンズ群の焦点距離
【0011】
さらに、前記第4レンズ群は1枚の正レンズで構成されていることが好ましい。
【0012】
また、この正レンズは両凸レンズであることが好ましい。
【0013】
さらに、本発明の投写型表示装置は、光源、ライトバルブ、および該ライトバルブにより変調された光による光学像をスクリーン上に投映するための投映レンズとして上記ズームレンズを備えたことを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1は本発明に係る後述する実施例1のズームレンズの基本構成を示すものであり、広角端におけるレンズ構成図(W)および望遠端におけるレンズ構成図(T)である。このレンズを本実施形態の代表として、以下に説明する。
【0015】
すなわちこのレンズは、変倍の際に固定でフォーカシングを行うための負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、連続変倍のため、およびその連続変倍によって生じる像面移動の補正のため、相互に関係をもって移動する正の屈折力を有する第2レンズ群G2、正の屈折力を有する第3レンズ群G3および正の屈折力を有する第4レンズ群G4と、変倍の際に固定の正の屈折力を有するリレーレンズである第5レンズ群G5とを拡大側より順に配設されてなる。なお、第5レンズ群G5と液晶表示パネル1との間には、赤外線をカットするフィルタやローパスフィルタさらには色合成光学系(色分解光学系)に相当するガラスブロック2が配列されている。また、図中、Xは光軸を表している。
【0016】
さらに、第4レンズ群G4は1枚の両凸レンズL8から構成される。
【0017】
また、第2レンズ群G2、第3レンズ群G3、および第4レンズ群G4はともに、ズーミングの広角端位置に比べ望遠端位置の方がより拡大側に位置するように構成されている。
【0018】
さらに、このズームレンズは、下記条件式(1)〜(4)を満足するように構成されている。
−1.2<F1/F<−0.8 ……(1)
1.3<F5/F<2.3 ……(2)
2.0<F1−3/F ……(3)
2.5<F4/F<5.5 ……(4)
F:広角端におけるレンズ全系の焦点距離(拡大側の共役点位置が無限遠)
F1:第1レンズ群の焦点距離
F4:第4レンズ群の焦点距離
F5:第5レンズ群の焦点距離
F1−3:広角端における第1レンズ群から第3レンズ群までの合成焦点距離
【0019】
また、本発明に係る投写型表示装置は、光源、ライトバルブ、および上述した本発明に係るズームレンズを備えた装置である。この装置において本発明に係るズームレンズは、ライトバルブにより変調された光による光学像をスクリーン上に投映するための投映レンズとして機能する。例えば、図1に示すズームレンズを備えた液晶ビデオプロジェクタの場合は、紙面右側の光源部(図示せず)から略平行光束が入射され、液晶表示パネル1において映出された画像情報を担持したこの光束が、ガラスブロック2を介しこのズームレンズにより、紙面左側方向のスクリーン(図示せず)に拡大投写される。なお、液晶ビデオプロジェクタにおいて一般には、光源からの光束をダイクロイックミラーおよびレンズアレイからなる色分離光学系によりR、G、Bの3原色光に分離し、各原色光用に3つの液晶表示パネルを配設してフルカラー画像を表示可能な構成とされる。ガラスブロック2はこの3原色光を合成するダイクロイックプリズムとすることができる。
【0020】
以下、本実施形態によるズームレンズおよびこれを用いた投写型表示装置の作用効果について説明する。
まず、本実施形態によるズームレンズにおいては、このズームレンズの連続変倍およびその連続変倍によって生じる像面移動の補正のため、正の屈折力の第2レンズ群G2、正の屈折力の第3レンズ群G3、正の屈折力の第4レンズ群G4の3群が相互に関係をもって移動する構成とされている。
【0021】
すなわち、ズームレンズの明るさは絞りに近い移動群による光束通過の制限によって決められる。
したがって、望遠端側の明るさを損なうことなく大きなズーム比を得るには、本実施形態のような3群移動のズームレンズの場合でいえば、第3レンズ群G3の移動量を大きくし過ぎないようにすることが必要となり、これがレンズ設計の自由度を狭めてしまう。
【0022】
しかし、第3レンズ群直後の軸上光線と光軸とのなす角度が小さければ、望遠端側における明るさへの影響は小さくなる。これは、第1レンズ群G1から第3レンズ群G3までの合成屈折力を小さくすることで達成できる。そこで、本実施形態のズームレンズにおいては、上述した条件式(3)に規定するように、第1レンズ群G1から第3レンズ群G3までの合成屈折力を小さくするように構成して、第3レンズ群直後の軸上光線と光軸とのなす角度が小さくなるように設定し、レンズ設計の自由度を狭めることなく、かつ望遠端側の明るさを損なうことなく大きなズーム比を得ることを可能としている。
【0023】
ただし、このように構成した場合、第4レンズ群G4が負の屈折力を有していると第5レンズ群G5の正の屈折力がどうしても過大となってしまうので、収差の補正が困難になる。そこで、本実施形態のズームレンズにおいては第4レンズ群G4を正の屈折力を有する構成とすることによって、第5レンズ群G5の負担が過大とならないようにして収差の補正が良好となるようにしている。
【0024】
また、本実施形態のズームレンズにおいては、図1(図2においても同じ)の移動レンズ群の移動軌跡(矢印で表示)に示すように、全ての移動レンズ群は広角端位置から望遠端位置まで互いに同一方向に移動するように構成されており、これによりズーミングによるレンズ群の移動スペースを有効に利用することができ、レンズ系のコンパクト性を確保することができるようにしている。
【0025】
また、本実施形態のズームレンズにおいては、第4レンズ群G4が1枚の両凸レンズから構成されている。これは第4レンズ群G4が屈折力の負担が比較的小さいことに鑑み工夫されたもので、1枚の凸レンズにより構成することでレンズ系の簡素化を図ることができる。また、この凸レンズを両凸レンズとすることで収差補正をさらに良好なものとすることが可能となる。
【0026】
次に、上記条件式(1)については、下限を超え第1レンズ群G1の負の屈折力が弱まると、F値の小さなレンズの収差補正が困難になったり、フォーカシングによる第1レンズ群G1の移動量が増えてしまい収差変動が激しくなったりする。また上限を超え負の屈折力が強まると、第1レンズ群G1によって軸上光線が跳ね上げられすぎて、特に歪曲収差や球面収差等の収差の補正が困難となる。
【0027】
また、上記条件式(2)については、下限を超え第5レンズ群G5の正の屈折力が強まると、バックフォーカスが短くなり、また縮小側を略テレセントリックの状態とすることが困難となる。この下限値を満足することにより、このズームレンズは所定のバックフォーカスを確保することができ、カラー画像を投映するために必要な色合成用のダイクロイックプリズムをガラスブロック2の位置に挿入することも可能となる。一方、その上限を超え、第5レンズ群G5の正の屈折力が弱まるとバックフォーカスが長くなりすぎ、レンズバックを含めたサイズが大きくなってしまう。さらに第5レンズ群G5における軸上光線高が低くなりすぎ収差補正が困難となる。
【0028】
また、上記条件式(4)については、下限を超え第4レンズ群G5の正の屈折力が強まると、収差の発生量が大きくなり、収差補正が困難となる。一方、その上限を超え第4レンズ群G5の正の屈折力が弱まると、移動レンズ群のズーミング時における移動量が過大となり、レンズ系のコンパクト化が困難となる。
【0029】
また、本発明のレンズは透過型の液晶表示パネルを用いた投写型表示装置の投映レンズとしての使用態様に限られるものではなく、反射型の液晶表示パネルを用いた装置の投映レンズあるいはDMD等の他の光変調手段を用いた装置の投映レンズ等として用いることも可能であるほか、CCD、撮像管等の撮像手段、さらには銀塩フィルム等を用いたカメラに使用されるズーム機能を有する結像レンズとして用いることも可能である。
【0030】
【実施例】
以下、各実施例についてデータを用いて具体的に説明する。
【0031】
<実施例1>
この実施例1にかかるズームレンズは、前述したように図1に示す如き構成とされている。すなわちこのレンズは拡大側より順に、第1レンズ群G1が、拡大側に強い曲率の面を向けた両凸レンズよりなる第1レンズL1、拡大側に凸面を向けた負メニスカスレンズよりなる第2レンズL2、および両凹レンズよりなる第3レンズL3からなり、第2レンズ群G2が、縮小側に凸面を向けた正メニスカスレンズよりなる第4レンズL4、および拡大側に強い曲率の面を向けた両凸レンズよりなる第5レンズL5からなり、第3レンズ群G3が、縮小側に凸面を向けた正メニスカスレンズよりなる第6レンズL6と、縮小側に凸面を向けた負メニスカスレンズよりなる第7レンズL7との接合レンズからなり、第4レンズ群G4が、縮小側に強い曲率の面を向けた両凸レンズよりなる第8レンズL8からなり、第5レンズ群G5が、拡大側に凸面を向けた負メニスカスレンズよりなる第9レンズL9、拡大側に強い曲率の面を向けた両凹レンズよりなる第10レンズL10と縮小側に強い曲率の面を向けた両凸レンズよりなる第11レンズL11との接合レンズ、縮小側に強い曲率の面を向けた両凸レンズよりなる第12レンズL12、および拡大側に強い曲率の面を向けた両凸レンズよりなる第13レンズL13からなる。
【0032】
この実施例1における各レンズ面の曲率半径R(広角端における拡大側の共役点位置無限遠状態の焦点距離を1として規格化されている;以下の各表において同じ)、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔D(上記曲率半径Rと同様の焦点距離で規格化されている;以下の各表において同じ)、各レンズのd線における屈折率Nおよびアッベ数νを表1の上段に示す。なお、この表1および後述する表3および5おいて、各記号R、D、N、νに対応させた数字は拡大側から順次増加するようになっている。
【0033】
また下記表1の下段に、実施例1における全系の焦点距離F、および上記各条件式(1)〜(4)に対応する数値を示す。
【0034】
また、広角端(ズーム比1.00)、中間(ズーム比1.13)および望遠端(ズーム比1.27)における第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の距離D6(可変1)、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の距離D10(可変2)、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の距離D13(可変3)および第4レンズ群G4と第5レンズ群G5の距離D15(可変4)ならびに、広角端における縮小倍率を表2に示す。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】
図3は上記実施例1のズームレンズの広角端(WIDE)、中間(MIDDLE)、および望遠端(TELE)における諸収差(球面収差、非点収差、ディストーションおよび倍率色収差)を示す収差図である。なお、図3〜5において、各非点収差図にはサジタル像面およびタンジェンシャル像面に対する収差が示されており、各倍率色収差図にはd線に対する収差が示されている。
この図3および上記表1から明らかなように、実施例1のズームレンズによればズーム領域の全体に亘って良好な収差補正がなされ、適切なバックフォーカス量と縮小側での略テレセントリック性とが達成され、かつ明るさ、コンパクト性、画角の広さ、およびズーム比の大きさという各性能が最良のバランスとして発揮され得る。
【0038】
<実施例2>
この実施例2にかかるズームレンズは、実施例1のものと略同様の構成とされている。実施例1との相違点は、第1レンズL1が拡大側に凸面を向けた正メニスカスレンズよりなる点である。この実施例2における各レンズ面の曲率半径R、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔D、各レンズのd線における屈折率Nおよびアッベ数νを表3の上段に示す。
【0039】
また下記表3の下段に、実施例2における全系の焦点距離F、および上記各条件式(1)〜(4)に対応する数値を示す。
【0040】
また、広角端(ズーム比1.00)、中間(ズーム比1.20)および望遠端(ズーム比1.25)における第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の距離D6(可変1)、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の距離D10(可変2)、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の距離D13(可変3)および第4レンズ群G4と第5レンズ群G5の距離D15(可変4)ならびに、広角端における縮小倍率を表4に示す。
【0041】
【表3】
【0042】
【表4】
【0043】
図4は上記実施例2のズームレンズの広角端(WIDE)、中間(MIDDLE)、および望遠端(TELE)における諸収差(球面収差、非点収差、ディストーションおよび倍率色収差)を示す収差図である。
この図4および上記表3から明らかなように、実施例2のズームレンズによればズーム領域の全体に亘って良好な収差補正がなされ、適切なバックフォーカス量と縮小側での略テレセントリック性とが達成され、かつ明るさ、コンパクト性、画角の広さ、およびズーム比の大きさという各性能が最良のバランスとして発揮され得る。
【0044】
<実施例3>
この実施例3にかかるズームレンズは、図2に示すように実施例1のものと略同様の構成とされている。実施例1との相違点は、第3レンズ群G3が、縮小側に強い曲率の面を向けた両凸レンズよりなる第6レンズL6と、拡大側に強い曲率の面を向けた両凹レンズよりなる第7レンズL7との接合レンズからなる点である。
この実施例3における各レンズ面の曲率半径R、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔D、各レンズのd線における屈折率Nおよびアッベ数νを表5の上段に示す。
【0045】
また下記表5の下段に、実施例3における全系の焦点距離F、および上記各条件式(1)〜(4)に対応する数値を示す。
【0046】
また、広角端(ズーム比1.00)、中間(ズーム比1.10)および望遠端(ズーム比1.23)における第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の距離D6(可変1)、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の距離D10(可変2)、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の距離D13(可変3)および第4レンズ群G4と第5レンズ群G5の距離D15(可変4)ならびに、広角端における縮小倍率を表6に示す。
【0047】
【表5】
【0048】
【表6】
【0049】
図5は上記実施例3のズームレンズの広角端(WIDE)、中間(MIDDLE)、および望遠端(TELE)における諸収差(球面収差、非点収差、ディストーションおよび倍率色収差)を示す収差図である。
この図5および上記表5から明らかなように、実施例3のズームレンズによればズーム領域の全体に亘って良好な収差補正がなされ、適切なバックフォーカス量と縮小側での略テレセントリック性とが達成され、かつ明るさ、コンパクト性、画角の広さ、およびズーム比の大きさという各性能が最良のバランスとして発揮され得る。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のズームレンズによれば、第2レンズ群、第3レンズ群および第4レンズ群が可動とされた5群タイプにおいて、第2レンズ群、第3レンズ群のみならず第4レンズ群も正の屈折力を有するように構成することにより、設計の自由度を減少させることなく、明るさおよびズーム比を確保しつつ、収差補正を良好なものとすることができる。したがって、このズームレンズを投写型表示装置に用いた場合にも、これらの要望に応え得る装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係るズームレンズの広角端と望遠端のレンズ構成図
【図2】実施例3に係るズームレンズの広角端と望遠端のレンズ構成図
【図3】実施例1に係るズームレンズの各収差図
【図4】実施例2に係るズームレンズの各収差図
【図5】実施例3に係るズームレンズの各収差図
【符号の説明】
G1〜G5 レンズ群
L1〜L13 レンズ
R1〜R26 レンズ面等の曲率半径
D1〜D25 レンズ面間隔(レンズ厚)
X 光軸
1 液晶表示パネル
2 ガラスブロック
Claims (7)
- 拡大側より順に、変倍の際に固定でフォーカシングを行うための負の屈折力を有する第1レンズ群と、
連続変倍およびその連続変倍によって生じる像面移動の補正のため、相互に関係をもって移動する正の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群および正の屈折力を有する第4レンズ群と、
変倍の際に固定の正の屈折力を有する第5レンズ群とを配設してなることを特徴とするズームレンズ。 - 下記の各条件式(1)〜(3)を満足することを特徴とする請求項1記載のズームレンズ。
−1.2<F1/F<−0.8 ……(1)
1.3<F5/F<2.3 ……(2)
2.0<F1−3/F ……(3)
F:広角端におけるレンズ全系の焦点距離(拡大側の共役点位置が無限遠)
F1:第1レンズ群の焦点距離
F5:第5レンズ群の焦点距離
F1−3:広角端における第1レンズ群から第3レンズ群までの合成焦点距離 - 前記第2レンズ群、第3レンズ群、および第4レンズ群はともに、ズーミングの広角端位置に比べ望遠端位置の方がより拡大側に位置していることを特徴とする請求項1または2記載のズームレンズ。
- 下記の条件式(4)を満足することを特徴とする請求項2または3記載のズームレンズ。
2.5<F4/F<5.5 ……(4)
F4:第4レンズ群の焦点距離 - 前記第4レンズ群は1枚の正レンズで構成されていることを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1項記載のズームレンズ。
- 前記正レンズは両凸レンズであることを特徴とする請求項5記載のズームレンズ
- 光源、ライトバルブ、および該ライトバルブにより変調された光による光学像をスクリーン上に投映するための投映レンズとして請求項1〜6のうちいずれか1項記載のズームレンズを備えたことを特徴とする投写型表示装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002173664A JP4233081B2 (ja) | 2002-06-14 | 2002-06-14 | 投映用ズームレンズおよびこれを用いた投写型表示装置 |
US10/459,520 US6809877B2 (en) | 2002-06-14 | 2003-06-12 | Zoom lens and projection display device using the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002173664A JP4233081B2 (ja) | 2002-06-14 | 2002-06-14 | 投映用ズームレンズおよびこれを用いた投写型表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004020765A true JP2004020765A (ja) | 2004-01-22 |
JP4233081B2 JP4233081B2 (ja) | 2009-03-04 |
Family
ID=29727928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002173664A Expired - Fee Related JP4233081B2 (ja) | 2002-06-14 | 2002-06-14 | 投映用ズームレンズおよびこれを用いた投写型表示装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6809877B2 (ja) |
JP (1) | JP4233081B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005345563A (ja) * | 2004-05-31 | 2005-12-15 | Plus Vision Corp | 投影レンズ |
JP2008083229A (ja) * | 2006-09-26 | 2008-04-10 | Fujinon Corp | 投写型ズームレンズおよび投写型表示装置 |
JP2011123351A (ja) * | 2009-12-11 | 2011-06-23 | Konica Minolta Opto Inc | ズームレンズ |
JP2013037339A (ja) * | 2011-07-12 | 2013-02-21 | Canon Inc | ズームレンズ、単焦点レンズ及びそれを有する光学機器 |
US8462440B2 (en) | 2011-04-04 | 2013-06-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical system and optical apparatus having the same |
JP2014035459A (ja) * | 2012-08-09 | 2014-02-24 | Konica Minolta Inc | 変倍機能を有する投影レンズ及びプロジェクター |
WO2014076897A1 (ja) * | 2012-11-16 | 2014-05-22 | 富士フイルム株式会社 | 投写用ズームレンズおよび投写型表示装置 |
CN110579862A (zh) * | 2019-09-16 | 2019-12-17 | 福建福光股份有限公司 | 一种八千万像素超高分辨率广角光学镜头 |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6801367B2 (en) * | 2002-06-12 | 2004-10-05 | Fuji Photo Optical Co., Ltd. | Zoom lens and projection display device which uses same |
JP4322567B2 (ja) * | 2003-06-20 | 2009-09-02 | パナソニック株式会社 | ズームレンズ、並びにそれを用いた映像拡大投写システム及びビデオプロジェクタ、並びにそのビデオプロジェクタを用いたリアプロジェクタ及びマルチビジョンシステム |
WO2005047952A1 (ja) * | 2003-11-17 | 2005-05-26 | Olympus Corporation | 変倍光学系及びそれを用いた電子機器 |
JP2006065249A (ja) * | 2004-08-30 | 2006-03-09 | Fujinon Corp | ズームレンズおよびこれを用いた投写型表示装置 |
US7054069B1 (en) * | 2005-01-31 | 2006-05-30 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Projection lens and image display system |
US20060279702A1 (en) * | 2005-06-09 | 2006-12-14 | Kettle Wiatt E | Projection assembly |
TWI263074B (en) * | 2005-08-24 | 2006-10-01 | Asia Optical Co Inc | Zoom lens |
JP5415036B2 (ja) * | 2008-07-24 | 2014-02-12 | 富士フイルム株式会社 | 投写型可変焦点レンズおよび投写型表示装置 |
JP5418061B2 (ja) * | 2009-08-20 | 2014-02-19 | 沖電気工業株式会社 | 遠隔コミュニケーション装置、遠隔コミュニケーション方法、および遠隔コミュニケーションシステム |
US9785043B2 (en) * | 2012-12-28 | 2017-10-10 | Nittoh Inc. | Projection optical system and projector apparatus |
CN107357027B (zh) * | 2017-07-17 | 2019-09-24 | 北京交通大学 | 一种耦合成像光学系统 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10268193A (ja) | 1997-03-24 | 1998-10-09 | Fuji Photo Optical Co Ltd | ズームレンズ |
JP4658275B2 (ja) | 1999-04-08 | 2011-03-23 | 富士フイルム株式会社 | ズームレンズ |
JP4338827B2 (ja) | 1999-06-17 | 2009-10-07 | フジノン株式会社 | ズームレンズ |
US6633436B2 (en) * | 2000-02-23 | 2003-10-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical system, projection optical system, image projection apparatus having it, and image pickup apparatus |
US6639737B2 (en) * | 2000-10-25 | 2003-10-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Zoom lens system and projection apparatus using the same |
-
2002
- 2002-06-14 JP JP2002173664A patent/JP4233081B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2003
- 2003-06-12 US US10/459,520 patent/US6809877B2/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005345563A (ja) * | 2004-05-31 | 2005-12-15 | Plus Vision Corp | 投影レンズ |
JP2008083229A (ja) * | 2006-09-26 | 2008-04-10 | Fujinon Corp | 投写型ズームレンズおよび投写型表示装置 |
JP2011123351A (ja) * | 2009-12-11 | 2011-06-23 | Konica Minolta Opto Inc | ズームレンズ |
US8462440B2 (en) | 2011-04-04 | 2013-06-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical system and optical apparatus having the same |
JP2013037339A (ja) * | 2011-07-12 | 2013-02-21 | Canon Inc | ズームレンズ、単焦点レンズ及びそれを有する光学機器 |
JP2014035459A (ja) * | 2012-08-09 | 2014-02-24 | Konica Minolta Inc | 変倍機能を有する投影レンズ及びプロジェクター |
WO2014076897A1 (ja) * | 2012-11-16 | 2014-05-22 | 富士フイルム株式会社 | 投写用ズームレンズおよび投写型表示装置 |
JPWO2014076897A1 (ja) * | 2012-11-16 | 2017-01-05 | 富士フイルム株式会社 | 投写用ズームレンズおよび投写型表示装置 |
US9557537B2 (en) | 2012-11-16 | 2017-01-31 | Fujifilm Corporation | Zoom lens for projection and projection-type display apparatus |
CN110579862A (zh) * | 2019-09-16 | 2019-12-17 | 福建福光股份有限公司 | 一种八千万像素超高分辨率广角光学镜头 |
CN110579862B (zh) * | 2019-09-16 | 2021-11-16 | 福建福光股份有限公司 | 一种八千万像素超高分辨率广角光学镜头 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20030231404A1 (en) | 2003-12-18 |
US6809877B2 (en) | 2004-10-26 |
JP4233081B2 (ja) | 2009-03-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4446521B2 (ja) | 投写用ズームレンズおよびプロジェクタ装置 | |
JP4874688B2 (ja) | ズームレンズおよびこれを用いた投写型表示装置 | |
JP4233081B2 (ja) | 投映用ズームレンズおよびこれを用いた投写型表示装置 | |
JP4338812B2 (ja) | ズームレンズ | |
JP2007079107A (ja) | 2群ズーム投影レンズおよび投写型表示装置 | |
JP2011017900A (ja) | 投写型可変焦点レンズおよび投写型表示装置 | |
JP2001311872A (ja) | 投写用ズームレンズおよびプロジェクタ装置 | |
JP2001208966A (ja) | 広角レンズ | |
JP5320224B2 (ja) | 投写型可変焦点レンズおよび投写型表示装置 | |
JP4703996B2 (ja) | ズームレンズおよびこれを用いた投写型表示装置 | |
JP2010160478A (ja) | 投写用ズームレンズおよび投写型表示装置 | |
JP2010122326A (ja) | 投写用ズームレンズおよび投写型表示装置 | |
JP5307655B2 (ja) | 投写型可変焦点レンズおよび投写型表示装置 | |
JP2000292701A (ja) | ズームレンズ | |
JP4599071B2 (ja) | ズームレンズ及びそれを有する画像投射装置 | |
US6542311B2 (en) | Zoom lens and projection type display apparatus using the same | |
JP4188595B2 (ja) | 投射用ズームレンズ | |
JP4097957B2 (ja) | 広角ズームレンズおよびこれを用いた投写型表示装置 | |
JP3926411B2 (ja) | カラープロジェクタ用ズームレンズ | |
JP4204797B2 (ja) | ズームレンズおよびこれを用いた投写型表示装置 | |
JP5363248B2 (ja) | 投写型可変焦点レンズおよび投写型表示装置 | |
JP2011053513A (ja) | 投写型可変焦点レンズおよび投写型表示装置 | |
JP3695612B2 (ja) | ズームレンズ | |
JP6534371B2 (ja) | ズームレンズ、撮像装置、および投写型表示装置 | |
JP2005292260A (ja) | ズームレンズおよびこれを用いた投写型表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050523 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080612 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080805 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080925 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081007 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20081204 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081208 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111219 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4233081 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111219 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111219 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111219 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121219 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121219 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131219 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |