JP4059630B2 - 振動減衰されるべき構成要素を有する装置、特にブレーキ - Google Patents

振動減衰されるべき構成要素を有する装置、特にブレーキ Download PDF

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Description

【0001】
本発明は、機械的振動が望ましくなく、このため、減衰しなければならない状況にある、機械的に振動する構成要素を有する装置に関する。
【0002】
かかる装置の一例は、ブレーキである。本発明は、ブレーキに関して以下に説明するが、本発明は、その他の装置にも使用可能である。特に、可動部品が互いに擦り合う装置にて機械的振動が生じ、このため、装置は望ましくない振動状態となる。
【0003】
上記の現象は、ブレーキにて以前から周知であった。例えば、ディスクブレーキ又はドラムブレーキのようなブレーキにおける機械的振動は、また、いわゆる「ブレーキの泣き」という、極めて望ましくない音の発生をしばしば引き起す。以前から、ブレーキの泣きの原因を理論的に研究し、実際的な措置によってそれらに対処しようとする試みが為されている。
【0004】
このため、例えば、米国特許第974549号は、振動伝達経路を遮断し得るように、鋼製のホイール、歯車又はその他のホイールに穴をあけることを提案している。更に、鉛のような振動減衰材料を穴に配置することが提案されている。
【0005】
米国特許第1572680号は、アンカープレートの振動を阻止し得るように選んだ特定の材料を充填したリセス部又は開口部を有する特定の領域内にアンカープレートを提供することにより、ドラムブレーキにおける騒音の発生を減少させることを目的とする。
【0006】
英国特許第1381589号は、重心位置を変更するため質量継手(mass coupling)を使用することにより固定キャリパ型ディスクブレーキにおける望ましくない騒音の発生を防止することを目的とする。
【0007】
従来技術は、また、シリコーン油により取り巻かれた「振動吸収器」を提供することにより、フレームの振動を減衰させるため、浮動型フレームブレーキの場合のドイツ国特許出願公開第19505000号からの提案も含んでいる。
【0008】
米国特許明細書第4445594号は、ブリッジフィンガ内のゴム要素を介して、部分的にライニング被覆したキャリパ浮動型キャリパディスクブレーキの外側ブレーキパッドを固定し且つ支持することにより、振動を防止することを目的とする。
【0009】
日本国特許出願公開昭59−200819号は、また、ディスクブレーキのブリッジフィンガに振動ダンパを設けることを教示している。この振動ダンパは、ゴム又はプラスチック材料にて作られており、鋼の質量体が更に目的をもって取り付けられている。一方にて、ブリッジの固有振動数の相違、及び他方にて上記質量体の固有振動数の相違のため、装置及び/又は構成要素の振動に対処するための試みが為されている。
【0010】
欧州特許第0592290号は、一方にて、ディスクブレーキのハウジング側壁に対してクランプ止めウェッジを支え、他方にて、車軸のフランジ(ディスクブレーキが固定される)に対してクランプ止めウェッジを支えることによりディスクブレーキの振動を減衰させることを目的としている。更に、クランプ止めウェッジと側壁との間にエラストマー層を設けることができる。
【0011】
ブレーキにおける望ましくない機械的振動を防止することを目的とする極めて多岐に亙る性質の試みは、例えば、国際公開第95/19508号、欧州特許第0456301号、欧州特許第0455299号及びドイツ国実用新案登録第7801919号に記載されている。
【0012】
内燃機関における振動を抑制するため、欧州特許第0470064号には、構造体に起因する音の振動を検出する圧電センサ要素と、逆位相状態にて構造体に起因する音振動を発生させる作用要素とを備える装置が開示されている。上記の場合、センサ要素の信号は、外部エネルギを供給するための増幅器モジュールも備える、自動の電子式制御装置を介して作用要素に付与される。
【0013】
本発明の目的は、装置の構成要素の機械的振動を効果的に防止する、簡単、安価で且つ機能的に信頼性の高い手段を提供することである。
【0014】
既知であるように、圧電要素は、電圧を印加したときに変形し、このため、周期的な電圧を印加したとき、機械的な振動を発生させる、すなわち、周期的に変形する。本発明によれば、圧電要素の上記の機械的振動は、減衰されるべき装置の構成要素の振動に反作用するような仕方にて利用される。基本的な物理法則によれば、これは、例えば、減衰されるべき構成要素の機械的振動と圧電要素の変形振動との間に適当な位相関係を作り出すことにより、生じさせることができる。上記の場合、構成要素の振動及び圧電要素の振動は、必ずしも、互いに同一の周波数を有することは必要でなく、整数倍数による周波数間の関係(「調波」)が、一般的に、減衰効果を実現するのに十分である。
【0015】
本発明の改良は、多数の利点をもたらす。第一に、減衰されるべき構成要素によって電圧を発生させ、この電圧が、別の圧電要素に印加され(又は、代替的に、同一の圧電要素にさえ印加される、以下参照)、圧電要素の機械的振動(電気ひずみ)を生じさせ、それによって、構成要素の望ましくない振動を減衰させるように圧電要素が利用される。かかる装置は次のような意味において自己調節型である。すなわち、1つの圧電要素の振動を減衰させる周期的振動は、別の圧電要素における電圧の発生により生ずるが、これは、装置における、振動の虞れある構成要素が実際に振動するときにのみ生じるのである(ただし、常にそうである必要はない)。本発明の上記の変形例において、減衰されるべき構成要素の機械的振動が減少し又は停止するとき、振動を減衰させる圧電要素の周期的な電気的励起が減少し(すなわち、印加される電圧が減少し)、又は完全に遮断される。この装置は、有効な外部エネルギ(電圧)さえも必要としない。ただし、より複雑な装置においては、増幅目的のための追加的な外部電気エネルギ源を設けることができる。
【0017】
本発明によれば、発生された周期的電圧と印加された電圧との間の位相関係が、インダクタによって減衰目的のために調節される。
【0018】
上記の場合、インダクタを有する共鳴回路の共鳴振動数が、減衰されるべき構成要素の機械的振動周波数に実質的に調節されるように、少なくとも2つの圧電要素が上記共鳴回路内にて並列に又は直列に接続されることが好ましい。上記の場合、上述した意味において、1つの圧電要素は、圧電効果のため、電圧を発生させることができ、この電圧は、電気ひずみ(すなわち、逆圧電効果)に基づいて、他の圧電要素に印加され、上記圧電要素を機械的に振動させ、従って、装置の構成要素の振動を減衰させるようにする。このように、これらの圧電要素は、互いに逆方向に(横断方向に)作用するが、その機能の点では同一である。
【0019】
発明の特に好ましい適用分野は、浮動型キャリパブレーキである。
【0020】
音を発生させる構成要素は、パッドキャリア及び/又は、ブリッジフィンガのような、キャリパの一部分であることが好ましい。
【0021】
上記の場合、圧電要素はパッドキャリアとキャリパの一部分及び/又はブレーキのフレームとの間にて作用するようにすることが好ましい。ブレーキの周縁方向(すなわち、ブレーキディスクの回転方向、すなわち、接線方向)に互いに隔てられるような仕方にて少なくとも2つの圧電要素が配置されるようにする。上記の場合、ディスクブレーキの半径方向中心面に対して、好ましい配置は、1つの圧電要素をブレーキの入側(run−in side)に設け、別の圧電要素をブレーキの出側(run−out side)に設けることである。測定の結果、ブレーキにおけるかかる配置により、装置の機械的振動の減衰が実現可能であることが分かった。
【0022】
上述したように、本発明の好ましい改良は、2つ以上の圧電要素を電気回路内に挿入して、電圧を伝達し且つ上述したフィードバック効果を生じさせることを可能にする。位相角度を調節するため、インダクタ、すなわち、誘電効果を有する構成要素は、上記の場合、電気回路内に設けることができる。本発明の1つの好ましい改良によれば、インダクタは、例えば、減衰されるべき構成要素のような、ブレーキの構成要素内で直接、一体化することができ、又は代替的に、例えば、圧電要素の直ぐ近くでブレーキのかかる構成要素に取り付け、圧電要素と共に取り付けられるようにすることができる。
【0023】
共鳴回路内に2つ又はそれ以上の圧電要素を使用することを考えると、圧電要素の少なくとも1つの減衰効果が主として減衰されるべき装置の構成要素の機械的振動周波数領域内にてその最大値となるような仕方にて、共鳴回路が調節されることが好ましい。
【0024】
ブレーキにおいて、圧電要素は、ブレーキのブレーキ作用力の力束(froce flux)内に配置されることが好ましく、それは、上記力束路内にて摩擦に起因する振動が生じ、従って、その振動を効果的に減衰することができるからである。
【0026】
このように、ディスクブレーキ用のブレーキパッドは、振動減衰の目的のため、圧電要素を備えることができる。上記の場合、圧電要素をブレーキパッドのキャリアプレートに固定し又は一体化することができる。ブレーキパッドのキャリアプレートを全体として、圧電要素として設計し、又はキャリアプレートの一部分を圧電要素として形成することさえも可能である。
【0028】
本発明による装置の更なる好ましい改良によれば、装置の1つ又は2つ以上の構成要素の機械的振動を効果的に減衰させるため、機械的に振動する構成要素の波腹(antinode)近くに圧電要素が配置されるようにする。本明細書における波腹は、機械的に振動する構成要素が最大振幅にて振動する点である。上記の点にて作用する、周期的振動を防止する圧電要素は、特に、大きい減衰効果を生じさせる。
【0029】
本発明は、添付図面を参照しつつ、以下により詳細に説明する。
図1には、構成要素の機械的振動が減衰される装置、すなわち、ブレーキディスク12及びキャリパ14を備える、部分的にライニング被覆した浮動型キャリパディスクブレーキ10の1つの実施の形態が図示されている。既知の仕方にて、ブレーキ作用中、ブレーキディスク12は、2つのブレーキパッド14a、16aの間に締め付けられる。ブレーキパッド14a、16aは、金属製のパッドキャリアプレート16、18に固定されている。ブレーキ作用中、作動ピストン(図8の参照番号20a参照)はシリンダ20内で軸方向に駆動される。キャリパ14は、既知の仕方にて間接的に作動させたパッドキャリア16の上方又はその後方にて2つのブリッジフィンガ22、24と係合する。
【0030】
ブリッジフィンガ22、24とパッドキャリアプレート16との間には、図1に従い、2つの力センサ26、28が配置されている。該2つの力センサは、各場合、軸方向(通常の表現にて。すなわち、ディスクブレーキの軸線及び/又はブレーキ作用力の方向に関して軸方向)に作用する力を測定する。ブリッジフィンガ22、24の外側には、加速度センサ30、32が配置されている。上述した配置は、測定目的に使用される。上述した配置において、2つの力センサ26、28を圧電要素にて置換したときに本発明による形態とされた装置の1つの実施の形態が得られる。この点に関しては以下に更に説明する。第一に、図1による装置を使用する測定に関して説明する。
【0031】
2つの加速度センサ30、32の測定値は、(電荷)増幅器34、36及び低通過フィルタ42を介して評価のためコンピュータ44に入力される。
これと対応する仕方にて、2つの力センサ26、28の測定値は、同様に、低通過フィルタ42を介して評価のためコンピュータ44に入力される。
【0032】
図2には、ブレーキ作動中、加速度センサ30、32により測定された結果が示してある。図2において、ミリ秒で表わした時間がx軸線に表示され、測定した加速度aはy軸線に表示されている。パッドキャリアプレート16及びブリッジフィンガの系は、上記の場合、周波数f=2500Hzにて振動する。まだ、減衰は行われない。図2において、太い線Aはブレーキの「出側」のブリッジフィンガの加速度を表わし、細い曲線Eはブレーキの「入側」のブリッジフィンガの加速度を示す。図1において、ブレーキディスク12が右側から左側に移動するならば、ブリッジフィンガ22は入側にあり、ブリッジフィンガ24は出側にある。
【0033】
図2の加速度aは、2500Hz、すなわち、明らかに人間の耳で可聴範囲にある、周期的振動を表わす。図2の測定値によれば、2つのブリッジフィンガは、逆位相にある同一周波数の振動を発生させる。
【0034】
図3には、ブリッジフィンガにて有効であり且つ力センサ26、28が測定した力Fを同一時間のスケールに亙って示してある。この場合にも、太い線で表わした曲線Aはブレーキの出側のブリッジフィンガの測定結果を示し、細い曲線Eはブレーキの入側のブリッジフィンガの測定結果を示す。
【0035】
このため、図2及び図3は、減衰されるべき装置「ブレーキ」の構成要素の機械的振動を示す。
上記の目的のため、図1による構成において、2つの力センサ26、28は圧電要素にて置換されている。このことは、一例として、図8乃至図10に図示されている。図示した圧電要素46、52は力センサ26、28を置換する。図8によるディスクブレーキの更なる詳細は以下に更に詳細に説明する。
【0036】
このように、図1による構成において、力センサ26、28に代えて使用される2つの圧電要素は、スイッチ38を介して電気的に接続されている。2つの圧電要素の電気回路及びスイッチ38は、更に、インダクタ(L)40を保持している。図6Bには、ブロック図が図示されている(この場合、回路はスイッチ38が追加されていると考えることが必要である)。
【0037】
図4には、上述した圧電要素を使用したときの測定結果が図示されている。加速度センサ30、32は、再度、ブリッジフィンガ22、24にて加速度を測定する。図4によるy軸線の時間0にて、ブレーキ作動中、スイッチ38は接続される。図4には、時間「0」の前に、ブリッジフィンガが図示した加速度aの振幅にて強力に振動することが示してある。上記測定の基礎は、f=4000Hzの機械的振動の周波数である。このインダクタンスLは61mHである。
【0038】
時間「0」にてスイッチ38が接続されると直ちに、圧電要素46、52は、図4に図示するように、減衰効果を生じる。1つの圧電要素はパッドキャリアプレート16とブリッジフィンガ22、24との間で機械的な振動により周期的に圧縮され、従って、圧電作用により同一周波数の周期的電圧を発生させる。上記周期的電圧は、他方の圧電要素に印加され、このため、その他方の圧電要素は、逆圧電効果のため、機械的に振動し始める、すなわち、周期的に膨張し且つ収縮する。上記手段により、パッドキャリアプレート16及びブリッジフィンガの系の振動が減衰される。図4に図示するように、この収縮は、0.1秒以内で略完全に停止する。
【0039】
図5には、測定圧電電圧Uが図示されている。時間「0」にてスイッチ38が接続すると直ちに、2つの圧電要素46、52における電圧Uは、0.1秒以内に無視し得る程度の小さい値に降下し、このことは、横断状に接続し且つ相互的に作用する2つの圧電要素の自己減衰効果が極めて有効であることを示す。
【0040】
図6A及び図6Bには、容量C1、C2を有する2つの圧電要素及びインダクタL(40)を接続することのできる電気回路のブロック図が図示されている。上記図面の各々にて、全容量及び共鳴周波数f0も示してある。容量及びインダクタンスは、共鳴回路の共鳴周波数が減衰されるべき機械的振動に相応し、又は少なくともその整数比となるような仕方にて選ばれることが好ましい。
【0041】
図7には、圧電要素を備える共鳴回路の電気的共鳴周波数を減衰されるべき系の機械的振動の周波数まで調節するときの利点が示してある。図7において、結合因数kはy軸線に示し、周波数はx軸線に示してある。結合因数kは、2つの圧電要素の結合の強さ程度、従って、その減衰効果の測定値である。約0.3の値にて伸びる下方曲線は、2つの圧電要素46、52が中間のインダクタを使用せずに、互いに直接、接続される状況を示す。約600Hzの最大値を有する上方曲線は、900mHのインダクタが系に接続され、従って、その共鳴周波数が約600Hzである共鳴回路が形成されることを示す。上記の場合、共鳴状況における結合因数は劇的に増大する(約2の値まで)。このように、共鳴範囲内で図面6A、6Bに従って共鳴回路を作動させ且つ共鳴回路の共鳴周波数f0を実質的に防止すべき機械的振動周波数に調節することにより、ブレーキの構成要素の邪魔な振動を効果的に防止することができる。
【0042】
図8には、その従来の設計を既に上述した、部分的にライニング被覆した浮動型キャリパディスクブレーキ10の詳細が図示されている。図8、図9及び図10によれば、間接的に作動させたパッドキャリアプレート16とブリッジフィンガ22、24との間には、2つの圧電要素46、52が配置されている、すなわち、力束がブリッジフィンガから圧電要素を介してパッドキャリアプレートに伝達されるようにされている。圧電要素は、各場合、外側にて凹状に湾曲し且つブリッジフィンガ及びパッドキャリアプレートのそれぞれの相応する凸型樋状体に係合する小さい金属プレート48、50の間でクランプ止めされている。図10には、一例として、パッドキャリアプレート16における2つの樋状体54、56が図示されている。
【0043】
図8によれば、圧電要素とその振動を減衰されるべき構成要素との間の係合は、間接的に行う、すなわち、例えば、図示した小さい金属プレートのような中間的構成要素を介して行うこともできる。
【0044】
図8乃至図10に図示するように、2つの圧電要素46、52は、ブレーキ作用力の有効中心(図8による軸線Aに相応する)の略高さに配置され、一方の圧電要素はブレーキの入側に配置され、他方の圧電要素は反対側、すなわち、出側に配置される。
【0045】
図11及び図12には、図9及び図10による実施の形態の改変例が図示されている。圧電要素46´、52´はパッドキャリアプレート16´の円筒状リセス部内に配置されている。同様に、インダクタ58、60は、パッドキャリアプレート16´の上に直接、すなわち、図示した実施の形態において、例えば、ポリオキシメチレンのようなプラスチック材料で出来た、支承ディスク62、64の助けを受けて取り付けられている。インダクタ58、60はら旋状の巻き線の形態をしている。
【0046】
図8乃至図12による圧電要素の図示した構成は色々な方法にて接続することができる。圧電要素の各々を別個のサブアセンブリとして独立的な共鳴回路を形成し得るようインダクタに別個に接続し、圧電要素に作用するブレーキの機械的振動がある電圧を発生させ、この電圧は、インダクタにより反作用し、圧電要素にて逆圧電効果(すなわち、印加された電圧の結果として圧電要素の機械的振動)が生じ、上述したのと同一の減衰作用を発揮する。
【0047】
他方、代替的に、2つ(又はそれ以上)の圧電要素が上述したように共通の共鳴回路の一部を形成するようにしてもよい。
図示した実施の形態において、圧電要素を備える共鳴回路は何ら外部エネルギを必要としない。しかし、代替的に、補助的な電子的手段を使用して圧電電圧を増幅することも可能である。
【0048】
また、電気回路内で使用されるインダクタンス及び容量が各場合に設けられる系に対して適応させることで調節可能であるようにすることも可能である。
例えば、実際のディスクブレーキのような所定の装置の場合、使用すべき圧電要素の性能データ、特に、容量及びインダクタンスは、図1による装置を使用して実験的に最適化し、次に、これに相応して所定の系に対して使用する。周波数を最適に調節し且つ減衰作用を最適にするため、共鳴回路内に追加的なコンデンサ及び/又はインダクタ及び/又は抵抗器を設けることが必要となることもある。
【0049】
圧電要素間の結合損失は外部エネルギにより補償することができる。
また、その要素内で発生された圧電電圧が結合され(重ね合わされ)、結合した電圧が各場合、同一又は更なる圧電要素に印加され、逆圧電効果により減衰作用を為し得るように複数の圧電要素を各場合にて接続することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の基本的原理を説明する、測定装置を備えるディスクブレーキの図である。
【図2】 図1による測定装置で測定した一部分ライニング被覆の浮動型キャリパディスクの入側及び出側のブリッジフィンガの加速度を示す図である。
【図3】 図1による測定装置で測定したディスクブレーキの入側及び出側のブリッジフィンガにおける力を示す図である。
【図4】 減衰のため圧電要素を使用することを考慮して、図1による装置で測定したブリッジフィンガの1つの加速度を示す図である。
【図5】 図4による測定を考慮して、2つの圧電要素の一方の電圧の時間特性の図である。
【図6】 6Aは、2つの圧電要素と、インダクタとを備える電気回路のブロック図である。
6Bは、図6Aと異なる電気回路のブロック図である。
【図7】 振動周波数の関数として2つの圧電要素の結合振舞いに関する測定値の図である。
【図8】 減衰用の圧電要素を備える部分的にライニング被覆した浮動型キャリパディスクブレーキの図である。
【図9】 圧電要素を備える、図8によるブレーキのブレーキパッドの軸方向平面図である。
【図10】 図9によるブレーキパッドの断面図である。
【図11】 圧電要素を備えるブレーキパッドの別の実施の形態の平面図である。
【図12】 図11によるブレーキバッドの断面図である。

Claims (4)

  1. 浮動型キャリパブレーキの構成要素であって、
    ブレーキの単一の部材と、
    該ブレーキの単一の部材に設けられた1つの圧電要素と、
    同じく前記ブレーキの単一の部材に設けられた別の圧電要素と、
    前記1つの圧電要素と直接に電気的に接続されて共鳴回路を形成するインダクタと、を備え、
    前記ブレーキの単一の部材の一部の機械的振動によって前記1つの圧電要素が変形され、この振動があったとき前記1つの圧電要素が、該1つの圧電要素とともに前記共鳴回路を形成する前記インダクタに印加される電圧を発生させ、前記共鳴回路は、前記発生した電圧の位相を変位させ、該位相を変位された電圧は前記別の圧電要素に印加され、該位相の変位は、前記別の圧電要素を振動させて前記ブレーキの単一の部材の一部の機械的振動を減衰させるようになされており、
    前記1つの圧電要素と前記別の圧電要素とが、ブレーキの周方向に沿ってある距離だけ互いに離れた位置に配置されており、
    前記1つの圧電要素がブレーキの入側に配置され、前記別の圧電要素がブレーキの出側に配置されることを特徴とする、
    ブレーキの構成要素。
  2. 請求項1に記載のブレーキの構成要素において、
    前記インダクタが、ブレーキの構成要素内一体化されていることを特徴とする、ブレーキの構成要素。
  3. 請求項1または2に記載のブレーキの構成要素において、
    前記1つの圧電要素および前記別の圧電要素が、ブレーキのブレーキ作用力の力束内に配置されていることを特徴とする、ブレーキの構成要素。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のブレーキの構成要素において、
    前記1つの圧電要素および前記別の圧電要素のうちの少なくとも1つの圧電要素が、機械的に振動する構成要素の波腹に近い位置に配置されていることを特徴とする、ブレーキの構成要素。
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