JPH05133435A - 構造体の固有振動変更制御装置 - Google Patents
構造体の固有振動変更制御装置Info
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- JPH05133435A JPH05133435A JP28973191A JP28973191A JPH05133435A JP H05133435 A JPH05133435 A JP H05133435A JP 28973191 A JP28973191 A JP 28973191A JP 28973191 A JP28973191 A JP 28973191A JP H05133435 A JPH05133435 A JP H05133435A
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- piezoelectric element
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 第1目的は、構造体へ入力される振動の加振
周波数が変化しても常に構造体の振動レベルを低レベル
に保つこと。第2目的は、第1目的に加え、構造体への
入力振動の加振周波数に対し最も低い振動レベルが得ら
れる固有振動周波数への変更制御を達成すること。 【構成】 第1目的達成のために、構造体aに圧電素子
bを設け、この圧電素子bに構造体aに入力される振動
の加振周波数に対し低い振動レベルが得られるように電
圧を印加し、圧電素子bにより構造体aに内部引張力あ
るいは内部圧縮力を与えることで構造体aの固有振動周
波数を変える手段とした。第2目的達成のために、固有
振動周波数制御手段dを、印加電圧をパラメータとして
予め測定しておいた振動レベル特性データに基づき圧電
素子bへの印加電圧を制御する手段とした。
周波数が変化しても常に構造体の振動レベルを低レベル
に保つこと。第2目的は、第1目的に加え、構造体への
入力振動の加振周波数に対し最も低い振動レベルが得ら
れる固有振動周波数への変更制御を達成すること。 【構成】 第1目的達成のために、構造体aに圧電素子
bを設け、この圧電素子bに構造体aに入力される振動
の加振周波数に対し低い振動レベルが得られるように電
圧を印加し、圧電素子bにより構造体aに内部引張力あ
るいは内部圧縮力を与えることで構造体aの固有振動周
波数を変える手段とした。第2目的達成のために、固有
振動周波数制御手段dを、印加電圧をパラメータとして
予め測定しておいた振動レベル特性データに基づき圧電
素子bへの印加電圧を制御する手段とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、棒材等の一次元的構造
体や板材等の二次元的構造体やケース等の三次元的構造
体の固有振動周波数を変更する構造体の固有振動変更制
御装置に関する。
体や板材等の二次元的構造体やケース等の三次元的構造
体の固有振動周波数を変更する構造体の固有振動変更制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、構造体の固有振動周波数を変更す
る手法としては、構造体にリブを付加して構造体の剛性
を変化させることで固有振動周波数を変更する手法が知
られている。
る手法としては、構造体にリブを付加して構造体の剛性
を変化させることで固有振動周波数を変更する手法が知
られている。
【0003】例えば、平板にリブを付加する場合、平板
の振動モードを明らかにし、リブをモードの腹に直交さ
せて設けた場合、平板の固有振動周波数が上昇し、逆
に、リブをモードの腹に平行に設けた場合、平板の固有
振動周波数が低下する。そこで、一般には、通常の振動
入力による加振周波数域から外れた周波数域に固有振動
周波数を変更させることで、構造体の共振を抑えるよう
にしている。
の振動モードを明らかにし、リブをモードの腹に直交さ
せて設けた場合、平板の固有振動周波数が上昇し、逆
に、リブをモードの腹に平行に設けた場合、平板の固有
振動周波数が低下する。そこで、一般には、通常の振動
入力による加振周波数域から外れた周波数域に固有振動
周波数を変更させることで、構造体の共振を抑えるよう
にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術にあっては、構造体へのリブ付加前とリブ付加
後とで構造体の固有振動周波数を変更することができる
ものの、構造体への加振周波数の変化に対し固有振動周
波数を自由に変えることはできない為、リブ付加後の構
造体の固有振動周波数に一致する加振周波数をもつ振動
が入力された場合には、構造体が共振して大きな振動レ
ベルを生じる。
来の技術にあっては、構造体へのリブ付加前とリブ付加
後とで構造体の固有振動周波数を変更することができる
ものの、構造体への加振周波数の変化に対し固有振動周
波数を自由に変えることはできない為、リブ付加後の構
造体の固有振動周波数に一致する加振周波数をもつ振動
が入力された場合には、構造体が共振して大きな振動レ
ベルを生じる。
【0005】例えば、自動車の場合、振動源としてエン
ジン及びトランスミッションを有するパワープラントが
搭載されているし、また、路面凹凸と車速に応じたタイ
ヤから振動入力があり、しかも、これらの入力振動の加
振周波数は、エンジン回転数の変化や車速の変化等によ
り低周波数から高周波数までの広い周波数域にわたる。
したがって、自動車を構成する各部構造体にリブを付加
したとしてもその固有振動周波数が一定値である為、車
両状態や走行状態によっては各部構造体の持つ固有振動
周波数が加振周波数と一致して共振し、大きな振動とな
る。
ジン及びトランスミッションを有するパワープラントが
搭載されているし、また、路面凹凸と車速に応じたタイ
ヤから振動入力があり、しかも、これらの入力振動の加
振周波数は、エンジン回転数の変化や車速の変化等によ
り低周波数から高周波数までの広い周波数域にわたる。
したがって、自動車を構成する各部構造体にリブを付加
したとしてもその固有振動周波数が一定値である為、車
両状態や走行状態によっては各部構造体の持つ固有振動
周波数が加振周波数と一致して共振し、大きな振動とな
る。
【0006】本発明は、上記のような問題に着目してな
されたもので、構造体へ入力される振動の加振周波数が
変化しても常に構造体の振動を低いレベルに保つことを
第1の課題とする。
されたもので、構造体へ入力される振動の加振周波数が
変化しても常に構造体の振動を低いレベルに保つことを
第1の課題とする。
【0007】また、上記第1の課題に加え、構造体への
入力振動の加振周波数に対し最も低い振動レベルが得ら
れる固有振動周波数への変更制御を達成することを第2
の課題とする。
入力振動の加振周波数に対し最も低い振動レベルが得ら
れる固有振動周波数への変更制御を達成することを第2
の課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の課題を解決す
るため本発明の構造体の固有振動変更制御装置では、構
造体に圧電素子を設け、この圧電素子に構造体に入力さ
れる振動の加振周波数に対し低い振動レベルが得られる
ように電圧を印加し、圧電素子により構造体に内部引張
力あるいは内部圧縮力を与えることで構造体の固有振動
周波数を変える手段とした。
るため本発明の構造体の固有振動変更制御装置では、構
造体に圧電素子を設け、この圧電素子に構造体に入力さ
れる振動の加振周波数に対し低い振動レベルが得られる
ように電圧を印加し、圧電素子により構造体に内部引張
力あるいは内部圧縮力を与えることで構造体の固有振動
周波数を変える手段とした。
【0009】即ち、図1のクレーム対応図に示すよう
に、構造体aに内部引張力あるいは内部圧縮力を与え得
る位置に設けられた圧電素子bと、前記構造体aに入力
される振動の加振周波数相当値を検出する加振周波数相
当値検出手段cと、検出された加振周波数相当値に対し
低い振動レベルが得られるように、前記圧電素子bへの
印加電圧を制御する固有振動周波数制御手段dとを備え
ていることを特徴とする。上記第2の課題を解決するた
め本発明の構造体の固有振動変更制御装置では、請求項
1記載の構造体の固有振動変更制御装置において、前記
固有振動周波数制御手段dを、圧電素子bへの印加電圧
をパラメータとして加振周波数に対する振動レベル特性
を予め測定し、その振動レベル特性データをマップ化し
て記憶させておき、加振周波数相当値と振動レベル特性
マップとの対比により最も低い振動レベルが得られる印
加電圧を検索し、圧電素子bへの印加電圧を制御する手
段としたことを特徴とする。
に、構造体aに内部引張力あるいは内部圧縮力を与え得
る位置に設けられた圧電素子bと、前記構造体aに入力
される振動の加振周波数相当値を検出する加振周波数相
当値検出手段cと、検出された加振周波数相当値に対し
低い振動レベルが得られるように、前記圧電素子bへの
印加電圧を制御する固有振動周波数制御手段dとを備え
ていることを特徴とする。上記第2の課題を解決するた
め本発明の構造体の固有振動変更制御装置では、請求項
1記載の構造体の固有振動変更制御装置において、前記
固有振動周波数制御手段dを、圧電素子bへの印加電圧
をパラメータとして加振周波数に対する振動レベル特性
を予め測定し、その振動レベル特性データをマップ化し
て記憶させておき、加振周波数相当値と振動レベル特性
マップとの対比により最も低い振動レベルが得られる印
加電圧を検索し、圧電素子bへの印加電圧を制御する手
段としたことを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明に作用を説明する。
【0011】構造体aに所定の加振周波数を有する振動
が入力されると、構造体aに入力される振動の加振周波
数相当値が加振周波数相当値検出手段cにより検出さ
れ、固有振動周波数制御手段dにおいて、検出された加
振周波数相当値に対し低い振動レベルが得られるよう
に、圧電素子bへの印加電圧が制御される。この圧電素
子bへの印加電圧により構造体aに内部引張力あるいは
内部圧縮力が与えられ、構造体aの剛性が変化させられ
ることに伴なって構造体aの固有振動周波数が変えられ
る。
が入力されると、構造体aに入力される振動の加振周波
数相当値が加振周波数相当値検出手段cにより検出さ
れ、固有振動周波数制御手段dにおいて、検出された加
振周波数相当値に対し低い振動レベルが得られるよう
に、圧電素子bへの印加電圧が制御される。この圧電素
子bへの印加電圧により構造体aに内部引張力あるいは
内部圧縮力が与えられ、構造体aの剛性が変化させられ
ることに伴なって構造体aの固有振動周波数が変えられ
る。
【0012】請求項2記載の発明に作用を説明する。
【0013】上記固有振動周波数制御作用において、固
有振動周波数制御手段dでは、圧電素子bへの印加電圧
をパラメータとして加振周波数に対する振動レベル特性
を予め測定し、その振動レベル特性データをマップ化し
て記憶させておき、加振周波数相当値と振動レベル特性
マップとの対比により最も低い振動レベルが得られる印
加電圧が検索され、圧電素子bへの印加電圧が制御され
る。
有振動周波数制御手段dでは、圧電素子bへの印加電圧
をパラメータとして加振周波数に対する振動レベル特性
を予め測定し、その振動レベル特性データをマップ化し
て記憶させておき、加振周波数相当値と振動レベル特性
マップとの対比により最も低い振動レベルが得られる印
加電圧が検索され、圧電素子bへの印加電圧が制御され
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0015】(第1実施例)まず、構成を説明する。
【0016】図2は本発明第1実施例の棒材の固有振動
変更制御装置(構造体の固有振動変更制御装置に相当)
を示す全体図である。
変更制御装置(構造体の固有振動変更制御装置に相当)
を示す全体図である。
【0017】第1実施例装置は、図2に示すように、両
端が壁面1,2に両端支持状態で固定された棒材3(構
造体)に内部引張力あるいは内部圧縮力を与え得る中間
位置に挟着された圧電素子4と、前記棒材3に入力され
る振動の加振周波数を検出する加速度ピックアップ5
(加振周波数相当値検出手段に相当)と、検出された加
振周波数に対し低い弦振動レベルが得られるように、前
記圧電素子4への印加電圧を制御する振動コントローラ
6(固有振動周波数制御手段に相当)を備えている。前
記圧電素子4とは、例えば、積層ピエゾ素子等のように
印加電圧の電圧レベルに応じてその膨張度合が変化する
素子で、通常、1枚の単位素子では長さや体積の変化は
極めて小さいので多数の単位素子が積層されて用いられ
る。また圧電素子は両端固定壁側に設けておいてもよ
い。
端が壁面1,2に両端支持状態で固定された棒材3(構
造体)に内部引張力あるいは内部圧縮力を与え得る中間
位置に挟着された圧電素子4と、前記棒材3に入力され
る振動の加振周波数を検出する加速度ピックアップ5
(加振周波数相当値検出手段に相当)と、検出された加
振周波数に対し低い弦振動レベルが得られるように、前
記圧電素子4への印加電圧を制御する振動コントローラ
6(固有振動周波数制御手段に相当)を備えている。前
記圧電素子4とは、例えば、積層ピエゾ素子等のように
印加電圧の電圧レベルに応じてその膨張度合が変化する
素子で、通常、1枚の単位素子では長さや体積の変化は
極めて小さいので多数の単位素子が積層されて用いられ
る。また圧電素子は両端固定壁側に設けておいてもよ
い。
【0018】作用を説明する。
【0019】棒材3に所定の加振周波数を有する振動が
入力されると、棒材3に入力される振動の加振周波数が
加速度ピックアップ5により検出され、検出信号を入力
する振動コントローラ6において、検出された加振周波
数に対し低い弦振動レベルが得られるように、圧電素子
4への印加電圧が制御される。
入力されると、棒材3に入力される振動の加振周波数が
加速度ピックアップ5により検出され、検出信号を入力
する振動コントローラ6において、検出された加振周波
数に対し低い弦振動レベルが得られるように、圧電素子
4への印加電圧が制御される。
【0020】この圧電素子4への印加電圧により棒材3
に内部引張力あるいは内部圧縮力が与えられ、棒材3の
壁面1,2に対する支持剛性が変化させられることに伴
なって棒材3の弦振動の固有振動周波数が変えられる。
に内部引張力あるいは内部圧縮力が与えられ、棒材3の
壁面1,2に対する支持剛性が変化させられることに伴
なって棒材3の弦振動の固有振動周波数が変えられる。
【0021】効果を説明する。
【0022】以上説明してように、第1実施例装置にあ
っては、棒材3の中間位置に圧電素子4を設け、この圧
電素子4に棒材3に入力される振動の加振周波数に対し
低い弦振動レベルが得られるように電圧を印加し、圧電
素子4により棒材3に内部引張力あるいは内部圧縮力を
与えることで棒材3の固有振動周波数を変える装置とし
た為、棒材3への入力振動の加振周波数が変化しても常
に棒材3の弦振動レベルを低レベルに保つことができ
る。
っては、棒材3の中間位置に圧電素子4を設け、この圧
電素子4に棒材3に入力される振動の加振周波数に対し
低い弦振動レベルが得られるように電圧を印加し、圧電
素子4により棒材3に内部引張力あるいは内部圧縮力を
与えることで棒材3の固有振動周波数を変える装置とし
た為、棒材3への入力振動の加振周波数が変化しても常
に棒材3の弦振動レベルを低レベルに保つことができ
る。
【0023】(第2実施例)図3は本発明第2実施例の
板の固有振動変更制御装置(構造体の固有振動変更制御
装置に相当)を示す全体図である。
板の固有振動変更制御装置(構造体の固有振動変更制御
装置に相当)を示す全体図である。
【0024】第2実施例装置は、図3に示すように、板
支持部材7と板8(構造体)の図面左右位置の外周部と
の間にX軸方向に多数接着したX軸方向圧電素子9と、
板支持部材7と板8(構造体)の図面上下位置の外周部
との間にY軸方向に多数接着したY軸方向圧電素子10
と、前記板8に対しX軸方向に入力される膜振動の加振
周波数を検出するX軸方向加速度ピックアップ11(加
振周波数相当値検出手段に相当)と、前記板8に対しY
軸方向に入力される膜振動の加振周波数を検出するY軸
方向加速度ピックアップ12(加振周波数相当値検出手
段に相当)と、検出された加振周波数に対し低いX軸方
向の膜振動レベル及びY軸方向の膜振動レベルが得られ
るように、前記両圧電素子9,10への印加電圧を制御
する振動コントローラ13(固有振動周波数制御手段に
相当)を備えている。
支持部材7と板8(構造体)の図面左右位置の外周部と
の間にX軸方向に多数接着したX軸方向圧電素子9と、
板支持部材7と板8(構造体)の図面上下位置の外周部
との間にY軸方向に多数接着したY軸方向圧電素子10
と、前記板8に対しX軸方向に入力される膜振動の加振
周波数を検出するX軸方向加速度ピックアップ11(加
振周波数相当値検出手段に相当)と、前記板8に対しY
軸方向に入力される膜振動の加振周波数を検出するY軸
方向加速度ピックアップ12(加振周波数相当値検出手
段に相当)と、検出された加振周波数に対し低いX軸方
向の膜振動レベル及びY軸方向の膜振動レベルが得られ
るように、前記両圧電素子9,10への印加電圧を制御
する振動コントローラ13(固有振動周波数制御手段に
相当)を備えている。
【0025】作用を説明する。
【0026】板8に所定の加振周波数を有する振動が入
力されると、板8に入力される振動の加振周波数が両加
速度ピックアップ11,12により検出され、検出信号
を入力する振動コントローラ13において、検出された
加振周波数に対し低い膜振動レベルが得られるように、
圧電素子9,10への印加電圧が制御される。
力されると、板8に入力される振動の加振周波数が両加
速度ピックアップ11,12により検出され、検出信号
を入力する振動コントローラ13において、検出された
加振周波数に対し低い膜振動レベルが得られるように、
圧電素子9,10への印加電圧が制御される。
【0027】この圧電素子9への印加電圧により板8に
X軸方向の内部引張力あるいは内部圧縮力が与えられ、
また、圧電素子10への印加電圧により板8にY軸方向
の内部引張力あるいは内部圧縮力が与えられ、板8の板
支持部材7に対する支持剛性が変化させられることに伴
なって板8の膜振動の固有振動周波数が変えられる。
X軸方向の内部引張力あるいは内部圧縮力が与えられ、
また、圧電素子10への印加電圧により板8にY軸方向
の内部引張力あるいは内部圧縮力が与えられ、板8の板
支持部材7に対する支持剛性が変化させられることに伴
なって板8の膜振動の固有振動周波数が変えられる。
【0028】この場合、従来技術で記載したように、例
えば、板8の振動モードの腹に直交する方向がX軸方向
である場合、板8のX軸方向の剛性を上げることで膜振
動の固有振動周波数を上昇させることができ、また、板
8の振動モードの腹に平行な方向がX軸方向である場
合、板8のX軸方向の剛性を上げることで膜振動の固有
振動周波数を低下させることができる。
えば、板8の振動モードの腹に直交する方向がX軸方向
である場合、板8のX軸方向の剛性を上げることで膜振
動の固有振動周波数を上昇させることができ、また、板
8の振動モードの腹に平行な方向がX軸方向である場
合、板8のX軸方向の剛性を上げることで膜振動の固有
振動周波数を低下させることができる。
【0029】効果を説明する。
【0030】以上説明してように、第2実施例装置にあ
っては、板8の外周のX軸方向及びY軸方向に圧電素子
9,10を設け、この圧電素子9,10に板8に入力さ
れる振動の加振周波数に対し低い膜振動レベルが得られ
るように電圧を印加し、圧電素子9,10により板8に
内部引張力あるいは内部圧縮力を与えることで板8の膜
振動の固有振動周波数を変える装置とした為、板8への
入力振動の加振周波数が変化しても常に板8の膜振動レ
ベルを低レベルに保つことができる。
っては、板8の外周のX軸方向及びY軸方向に圧電素子
9,10を設け、この圧電素子9,10に板8に入力さ
れる振動の加振周波数に対し低い膜振動レベルが得られ
るように電圧を印加し、圧電素子9,10により板8に
内部引張力あるいは内部圧縮力を与えることで板8の膜
振動の固有振動周波数を変える装置とした為、板8への
入力振動の加振周波数が変化しても常に板8の膜振動レ
ベルを低レベルに保つことができる。
【0031】次に、第2実施例の変形例を説明する。
【0032】図4は第2実施例の変形例である自動車用
ルーフの固有振動変更制御装置(構造体の固有振動変更
制御装置に相当)を示す全体図である。
ルーフの固有振動変更制御装置(構造体の固有振動変更
制御装置に相当)を示す全体図である。
【0033】この装置は、図4に示すように、ルーフフ
レーム14とルーフ15(構造体)の外周部との間に第
2実施例と同様に設けた圧電素子16,17と、前記ル
ーフ15に対し入力される膜振動の加振周波数を予測検
出するエンジン回転数センサ18,車速センサ19及び
インヒビタースイッチ20(これらは加振周波数相当値
検出手段に相当)と、予測検出された加振周波数に対し
低い車両前後方向の膜振動レベル及び車幅方向の膜振動
レベルが得られるように、前記両圧電素子16,17へ
の印加電圧を制御する振動コントローラ21(固有振動
周波数制御手段に相当)を備えている。尚、ルーフ15
への入力振動の加振周波数はエンジン回転数,車速及び
ギア位置を検知すれば予測できる。
レーム14とルーフ15(構造体)の外周部との間に第
2実施例と同様に設けた圧電素子16,17と、前記ル
ーフ15に対し入力される膜振動の加振周波数を予測検
出するエンジン回転数センサ18,車速センサ19及び
インヒビタースイッチ20(これらは加振周波数相当値
検出手段に相当)と、予測検出された加振周波数に対し
低い車両前後方向の膜振動レベル及び車幅方向の膜振動
レベルが得られるように、前記両圧電素子16,17へ
の印加電圧を制御する振動コントローラ21(固有振動
周波数制御手段に相当)を備えている。尚、ルーフ15
への入力振動の加振周波数はエンジン回転数,車速及び
ギア位置を検知すれば予測できる。
【0034】この第2実施例の変形例も第2実施例装置
と同様の作用を示し、走行時にルーフ15への入力振動
の加振周波数が変化しても常にルーフ15の膜振動レベ
ルを低レベルに保つことができ、この結果、ルーフ振動
に伴なう車室内騒音を低減することができる。
と同様の作用を示し、走行時にルーフ15への入力振動
の加振周波数が変化しても常にルーフ15の膜振動レベ
ルを低レベルに保つことができ、この結果、ルーフ振動
に伴なう車室内騒音を低減することができる。
【0035】(第3実施例)図5は本発明第3実施例の
トランスミッションケースの固有振動変更制御装置(構
造体の固有振動変更制御装置に相当)を示す全体図であ
る。
トランスミッションケースの固有振動変更制御装置(構
造体の固有振動変更制御装置に相当)を示す全体図であ
る。
【0036】第3実施例装置は、図5に示すように、ギ
アケース部22a,トルクコンバータハウジング部22
b,エクステンション部22cを有するトランスミッシ
ョンケース22(構造体)の補強必要部位に環状に埋め
込み配列された第1圧電素子23,第2圧電素子24,
第3圧電素子25と、前記トランスミッションケース2
2に対し入力される振動の加振周波数を予測検出するエ
ンジン回転数センサ26,車速センサ27及びインヒビ
タースイッチ28(これらは加振周波数相当値検出手段
に相当)と、予測検出された加振周波数に対し低い振動
レベルが得られるように、前記各圧電素子23,24,
25への印加電圧を制御する振動コントローラ29(固
有振動周波数制御手段に相当)を備えている。
アケース部22a,トルクコンバータハウジング部22
b,エクステンション部22cを有するトランスミッシ
ョンケース22(構造体)の補強必要部位に環状に埋め
込み配列された第1圧電素子23,第2圧電素子24,
第3圧電素子25と、前記トランスミッションケース2
2に対し入力される振動の加振周波数を予測検出するエ
ンジン回転数センサ26,車速センサ27及びインヒビ
タースイッチ28(これらは加振周波数相当値検出手段
に相当)と、予測検出された加振周波数に対し低い振動
レベルが得られるように、前記各圧電素子23,24,
25への印加電圧を制御する振動コントローラ29(固
有振動周波数制御手段に相当)を備えている。
【0037】作用を説明する。
【0038】図6は振動コントローラ29での固有振動
変更制御処理作動の流れを示すフローチャートで、以
下、各ステップについて説明する。
変更制御処理作動の流れを示すフローチャートで、以
下、各ステップについて説明する。
【0039】ステップ60では、エンジン回転数センサ
26からのエンジン回転数NE ,車速センサ27からの
車速V及びインヒビタースイッチ28からのギア位置G
P が読み込まれる。
26からのエンジン回転数NE ,車速センサ27からの
車速V及びインヒビタースイッチ28からのギア位置G
P が読み込まれる。
【0040】ステップ61では、エンジン回転数NE ,
車速V及びギア位置GP により加振周波数Fが演算され
る。トランスミッション内の歯車の噛合による振動に対
しては、ギヤ位置と共にその歯車の歯数と歯車軸回転数
より歯車噛合による加振周波数が演算される。
車速V及びギア位置GP により加振周波数Fが演算され
る。トランスミッション内の歯車の噛合による振動に対
しては、ギヤ位置と共にその歯車の歯数と歯車軸回転数
より歯車噛合による加振周波数が演算される。
【0041】ステップ62では、各圧電素子23,2
4,25への印加電圧をパラメータとして加振周波数に
対する振動レベル特性を予め測定し、ステップ枠内に記
載されているように、その振動レベル特性データをマッ
プ化してROMに記憶させておき、ステップ61で得ら
れた加振周波数Fと振動レベル特性マップとの対比によ
り最も低い振動レベルが得られる印加電圧を検索する。
4,25への印加電圧をパラメータとして加振周波数に
対する振動レベル特性を予め測定し、ステップ枠内に記
載されているように、その振動レベル特性データをマッ
プ化してROMに記憶させておき、ステップ61で得ら
れた加振周波数Fと振動レベル特性マップとの対比によ
り最も低い振動レベルが得られる印加電圧を検索する。
【0042】例えば、加振周波数がF0からF1に変化
した場合、加振周波数がF0の時にはCV3の印加電圧
で最も低い振動レベルが得られ、加振周波数がF1の時
にはCV2の印加電圧で最も低い振動レベルが得られる
ことで、加振周波数がF0→F1に対応して印加電圧は
CV3→CV2と変更される。
した場合、加振周波数がF0の時にはCV3の印加電圧
で最も低い振動レベルが得られ、加振周波数がF1の時
にはCV2の印加電圧で最も低い振動レベルが得られる
ことで、加振周波数がF0→F1に対応して印加電圧は
CV3→CV2と変更される。
【0043】ステップ63では、ステップ62で検索さ
れた最も低い振動レベルが得られる印加電圧が各圧電素
子23,24,25へ出力される。
れた最も低い振動レベルが得られる印加電圧が各圧電素
子23,24,25へ出力される。
【0044】従って、トランスミッションケース22に
所定の加振周波数を有する振動が入力されると、トラン
スミッションケース22に入力される振動の加振周波数
Fが予測検出され、振動コントローラ29において、予
測検出された加振周波数Fに対し低い振動レベルが得ら
れるように、各圧電素子23,24,25への印加電圧
が制御される。
所定の加振周波数を有する振動が入力されると、トラン
スミッションケース22に入力される振動の加振周波数
Fが予測検出され、振動コントローラ29において、予
測検出された加振周波数Fに対し低い振動レベルが得ら
れるように、各圧電素子23,24,25への印加電圧
が制御される。
【0045】この各圧電素子23,24,25への印加
電圧によりトランスミッションケース22には内部引張
力あるいは内部圧縮力が与えられ、トランスミッション
ケース22の剛性が変化させられることに伴なってトラ
ンスミッションケース22の振動の固有振動周波数が変
えられる。
電圧によりトランスミッションケース22には内部引張
力あるいは内部圧縮力が与えられ、トランスミッション
ケース22の剛性が変化させられることに伴なってトラ
ンスミッションケース22の振動の固有振動周波数が変
えられる。
【0046】この印加電圧制御は、トランスミッション
ケース22に様々の大きさ及び形によるリブを付加する
のと同じ効果を示し、一般に知られているように、トラ
ンスミッションケースに付加されているリブを省略する
ことができる。
ケース22に様々の大きさ及び形によるリブを付加する
のと同じ効果を示し、一般に知られているように、トラ
ンスミッションケースに付加されているリブを省略する
ことができる。
【0047】効果を説明する。
【0048】以上説明してように、第3実施例装置にあ
っては、下記に列挙する効果が得られる。
っては、下記に列挙する効果が得られる。
【0049】(1)トランスミッションケース22に各
圧電素子23,24,25を埋め込み、この各圧電素子
23,24,25にトランスミッションケース22に入
力される振動の加振周波数に対し低い振動レベルが得ら
れるように電圧を印加し、各圧電素子23,24,25
によりトランスミッションケース22に内部引張力ある
いは内部圧縮力を与えることでトランスミッションケー
ス22の振動の固有振動周波数を変える装置とした為、
トランスミッションケース22への入力振動の加振周波
数が変化しても常にトランスミッションケース22の振
動レベルを低レベルに保つことができる。
圧電素子23,24,25を埋め込み、この各圧電素子
23,24,25にトランスミッションケース22に入
力される振動の加振周波数に対し低い振動レベルが得ら
れるように電圧を印加し、各圧電素子23,24,25
によりトランスミッションケース22に内部引張力ある
いは内部圧縮力を与えることでトランスミッションケー
ス22の振動の固有振動周波数を変える装置とした為、
トランスミッションケース22への入力振動の加振周波
数が変化しても常にトランスミッションケース22の振
動レベルを低レベルに保つことができる。
【0050】例えば、歯車加振力による噛合周波数、あ
るいはエンジン回転2次振動数との共振を避けることが
できる。
るいはエンジン回転2次振動数との共振を避けることが
できる。
【0051】(2)各圧電素子23,24,25への印
加電圧をパラメータとして加振周波数に対する振動レベ
ル特性を予め測定し、その振動レベル特性データをマッ
プ化してROMに記憶させておき、加振周波数Fと振動
レベル特性マップとの対比により最も低い振動レベルが
得られる印加電圧を検索する装置とした為、トランスミ
ッションケース22への入力振動の加振周波数に対し最
も低い振動レベルが得られる固有振動周波数への変更制
御を達成することができる。
加電圧をパラメータとして加振周波数に対する振動レベ
ル特性を予め測定し、その振動レベル特性データをマッ
プ化してROMに記憶させておき、加振周波数Fと振動
レベル特性マップとの対比により最も低い振動レベルが
得られる印加電圧を検索する装置とした為、トランスミ
ッションケース22への入力振動の加振周波数に対し最
も低い振動レベルが得られる固有振動周波数への変更制
御を達成することができる。
【0052】次に、第3実施例の他の固有振動周波数変
更制御例を説明する。
更制御例を説明する。
【0053】図7は第3実施例の変形例であるトランス
ミッションケースの固有振動変更制御装置(構造体の固
有振動変更制御装置に相当)を示す全体図である。
ミッションケースの固有振動変更制御装置(構造体の固
有振動変更制御装置に相当)を示す全体図である。
【0054】この第3実施例の変形例では、加振周波数
相当値検出手段として、トランスミッションマウント部
22dの近傍に設けられた加速度ピックアップ30を用
い、振動コントローラ31では、このトランスミッショ
ンマウント部22dから車体へ伝達される振動レベルを
常い低いレベルを保つ各圧電素子23,24,25への
印加電圧の最適値を演算するフィードバック制御を採用
したものである。
相当値検出手段として、トランスミッションマウント部
22dの近傍に設けられた加速度ピックアップ30を用
い、振動コントローラ31では、このトランスミッショ
ンマウント部22dから車体へ伝達される振動レベルを
常い低いレベルを保つ各圧電素子23,24,25への
印加電圧の最適値を演算するフィードバック制御を採用
したものである。
【0055】以上、実施例を図面により説明してきた
が、具体的な構成は実施例に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加等があ
っても本発明に含まれる。
が、具体的な構成は実施例に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加等があ
っても本発明に含まれる。
【0056】例えば、実施例では、自動車への採用例を
示したが、自動車以外であっても振動問題が生じるあら
ゆる構造体に適用することができる。
示したが、自動車以外であっても振動問題が生じるあら
ゆる構造体に適用することができる。
【0057】また、第3実施例等において、圧電素子が
設けられる構造体の複数箇所に振動センサを設けてお
き、圧電素子が設けられる各部の振動レベルを小さくす
るように印加電圧を制御するようなアクティブ制振も可
能である。
設けられる構造体の複数箇所に振動センサを設けてお
き、圧電素子が設けられる各部の振動レベルを小さくす
るように印加電圧を制御するようなアクティブ制振も可
能である。
【0058】
【発明の効果】以上説明してきたように請求項1記載の
本発明の構造体の固有振動変更制御装置にあっては、構
造体に圧電素子を設け、この圧電素子に構造体に入力さ
れる振動の加振周波数に対し低い振動レベルが得られる
ように電圧を印加し、圧電素子により構造体に内部引張
力あるいは内部圧縮力を与えることで構造体の固有振動
周波数を変える手段とした為、構造体へ入力される振動
の加振周波数が変化しても常に構造体の振動レベルを低
レベルに保つことができるという効果が得られる。
本発明の構造体の固有振動変更制御装置にあっては、構
造体に圧電素子を設け、この圧電素子に構造体に入力さ
れる振動の加振周波数に対し低い振動レベルが得られる
ように電圧を印加し、圧電素子により構造体に内部引張
力あるいは内部圧縮力を与えることで構造体の固有振動
周波数を変える手段とした為、構造体へ入力される振動
の加振周波数が変化しても常に構造体の振動レベルを低
レベルに保つことができるという効果が得られる。
【0059】また、請求項1記載の本発明の構造体の固
有振動変更制御装置にあっては、固有振動周波数制御手
段を、圧電素子への印加電圧をパラメータとして加振周
波数に対する振動レベル特性を予め測定し、その振動レ
ベル特性データをマップ化して記憶させておき、加振周
波数相当値と振動レベル特性マップとの対比により最も
低い振動レベルが得られる印加電圧を検索し、圧電素子
への印加電圧を制御する手段とした為、上記効果に加
え、構造体への入力振動の加振周波数に対し最も低い振
動レベルが得られる固有振動周波数への変更制御を達成
することができるという効果が得られる。
有振動変更制御装置にあっては、固有振動周波数制御手
段を、圧電素子への印加電圧をパラメータとして加振周
波数に対する振動レベル特性を予め測定し、その振動レ
ベル特性データをマップ化して記憶させておき、加振周
波数相当値と振動レベル特性マップとの対比により最も
低い振動レベルが得られる印加電圧を検索し、圧電素子
への印加電圧を制御する手段とした為、上記効果に加
え、構造体への入力振動の加振周波数に対し最も低い振
動レベルが得られる固有振動周波数への変更制御を達成
することができるという効果が得られる。
【図1】本発明の構造体の固有振動変更制御装置を示す
クレーム対応図である。
クレーム対応図である。
【図2】第1実施例の棒材の固有振動変更制御装置を示
す全体図である。
す全体図である。
【図3】第2実施例の板の固有振動変更制御装置を示す
全体図である。
全体図である。
【図4】第2実施例の変形例である自動車用ルーフの固
有振動変更制御装置を示す全体図である。
有振動変更制御装置を示す全体図である。
【図5】第3実施例のトランスミッションケースの固有
振動変更制御装置を示す全体図である。
振動変更制御装置を示す全体図である。
【図6】第3実施例装置の振動コントローラで行なわれ
る固有振動変更制御処理作動の流れを示すフローチャー
トである。
る固有振動変更制御処理作動の流れを示すフローチャー
トである。
【図7】第3実施例の変形例であるトランスミッション
ケースの固有振動変更制御装置を示す全体図である。
ケースの固有振動変更制御装置を示す全体図である。
a 構造体 b 圧電素子 c 加振周波数相当値検出手段 d 固有振動周波数制御手段
Claims (2)
- 【請求項1】 構造体に内部引張力あるいは内部圧縮力
を与え得る位置に設けられた圧電素子と、 前記構造体に入力される振動の加振周波数相当値を検出
する加振周波数相当値検出手段と、 検出された加振周波数相当値に対し低い振動レベルが得
られるように、前記圧電素子への印加電圧を制御する固
有振動周波数制御手段と、 を備えていることを特徴とする構造体の固有振動変更制
御装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の構造体の固有振動変更制
御装置において、 前記固有振動周波数制御手段を、圧電素子への印加電圧
をパラメータとして加振周波数に対する振動レベル特性
を予め測定し、その振動レベル特性データをマップ化し
て記憶させておき、加振周波数相当値と振動レベル特性
マップとの対比により最も低い振動レベルが得られる印
加電圧を検索し、圧電素子への印加電圧を制御する手段
としたことを特徴とする構造体の固有振動変更制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28973191A JPH05133435A (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | 構造体の固有振動変更制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28973191A JPH05133435A (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | 構造体の固有振動変更制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05133435A true JPH05133435A (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=17747028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28973191A Pending JPH05133435A (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | 構造体の固有振動変更制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05133435A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19855467A1 (de) * | 1998-12-01 | 2000-06-08 | Lucas Ind Plc | Vorrichtung mit schwingungsgedämpftem Bauteil, insbesondere eine Bremse |
JP2006023250A (ja) * | 2004-07-09 | 2006-01-26 | Toyota Motor Corp | 接着材層の厚みを管理された圧電式振動検出/抑制装置 |
JP2015048894A (ja) * | 2013-09-02 | 2015-03-16 | 鹿島建設株式会社 | 圧電材料を用いた制震装置 |
JP2015203469A (ja) * | 2014-04-15 | 2015-11-16 | 株式会社竹中工務店 | 振動抑制装置 |
-
1991
- 1991-11-06 JP JP28973191A patent/JPH05133435A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19855467A1 (de) * | 1998-12-01 | 2000-06-08 | Lucas Ind Plc | Vorrichtung mit schwingungsgedämpftem Bauteil, insbesondere eine Bremse |
US6742632B2 (en) | 1998-12-01 | 2004-06-01 | Lucas Industries Plc | Apparatus with vibration-damped component, especially a brake |
JP2006023250A (ja) * | 2004-07-09 | 2006-01-26 | Toyota Motor Corp | 接着材層の厚みを管理された圧電式振動検出/抑制装置 |
JP2015048894A (ja) * | 2013-09-02 | 2015-03-16 | 鹿島建設株式会社 | 圧電材料を用いた制震装置 |
JP2015203469A (ja) * | 2014-04-15 | 2015-11-16 | 株式会社竹中工務店 | 振動抑制装置 |
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