JPH0141953Y2 - - Google Patents

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JPH0141953Y2
JPH0141953Y2 JP18114383U JP18114383U JPH0141953Y2 JP H0141953 Y2 JPH0141953 Y2 JP H0141953Y2 JP 18114383 U JP18114383 U JP 18114383U JP 18114383 U JP18114383 U JP 18114383U JP H0141953 Y2 JPH0141953 Y2 JP H0141953Y2
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vibrator
vibration
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vehicle
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車両の車体振動を防止する装置に関
する。
一般に、車両において、エンジンがアイドル運
転状態になると、エンジン回転による車体振動
が、車体の共振点付近になり、車体が大きく振動
するため、乗心地が悪くなるとともに、車体振動
による室内こもり音が大きくなるという不具合が
ある。
すなわち、車両の走行中であつてトランスミツ
シヨン位置がニユートラルの場合、例えば、ニユ
ートラルで坂道を下る場合等において、エンジン
がアイドル運転状態になり、車体振動が発生す
る。
これは、FF車において、特に顕著な現象とな
り、解決すべき重要な問題点となつている。
本考案は、このような問題点の解消をはかろう
とするもので、車両に加振機を装備させることに
より、車体振動を低減できるようにした、車体振
動低減装置を提供することを目的とする。
このため、本考案の車体振動低減装置は、車両
において、その車体の振動を低減させるべく、同
車体の振動を相殺するための加振機と、同加振機
へ加振信号を供給する信号源とをそなえ、上記加
振機により上記車体の振動に対する逆位相の加振
力を発生させるべく、上記信号源と上記加振機と
の間に、上記加振信号の位相を制御する位相制御
手段が介装されるとともに、上記車両のトランス
ミツシヨン位置を検出するトランスミツシヨン位
置センサと、上記車両の車速を検出する車速セン
サとが設けられて、上記の車速センサおよびトラ
ンスミツシヨン位置センサからの検出信号を受け
て、上記車両の走行状態においてトランスミツシ
ヨン位置がニユートラルであることを検出し上記
加振機を作動させるコントローラが設けられたこ
とを特徴としている。
以下、図面により本考案の実施例について説明
すると、第1〜35図は本考案の第1実施例とし
ての車体振動低減装置を示すもので、第1図はそ
の取付状態を模式的に示す車両の縦断面図、第2
図はその全体構成を示すブロツク図、第3図はそ
の制御プロセスを示すフローチヤート、第4図は
そのホールド機構付き加振機を示す縦断面図、第
5〜7図はいずれもその加振機の変形例を示す模
式図、第8〜15図はいずれもその加振機の形状
を変形した例を示す模式図、第16,17図はい
ずれもその加振機の他の変形例を示す模式図、第
18図は第16,17図に示す加振機の特性を示
すグラフ、第19図はバツテリを用いたその加振
機を示す模式図、第20〜22図はいずれもその
加振機の防水構造を示す模式図、第23〜29図
はいずれもその加振機の取付状態を示す模式図、
第30〜34図はいずれもその加振機の取付位置
を示す模式図、第35図はその特性を示すグラフ
であり、第36,37図は本考案の第2実施例と
しての車体振動低減装置を示すもので、第36図
はそのブロツク図、第37図はその制御プロセス
を示すフローチヤートである。
まず、本考案の第1実施例としての車体振動低
減装置について説明すると、第1図に示すよう
に、車両前部にエンジンEが横置きに取り付けら
れており、その前後端部がボデイフレーム1に支
持されている。
ボデイフレーム1の前端には、加振機2が取り
付けられており、加振機2の作動により、ボデイ
フレーム1を介して車体Bに所要の振動を行なわ
せるようになつている。
ところで、加振機2は、第2図に示す構成によ
り駆動されるようになつている。
すなわち、信号源としてのエンジンEにおいて
発生し、加振機2の加振信号となるイグニツシヨ
ンパルスaが波形整形部3に入力され、イグニツ
シヨンパルスaのノイズ成分が除かれて、整形さ
れた矩形波bが得られる。
この矩形波bは、SIN波発生部4に入力され、
矩形波bのタイミングに応じた正弦(SIN)波c
が発生する。
SIN波cは、加振信号の位相を制御する位相制
御手段としての位相制御部5に入力され、所要量
位相を遅らせたり進ませたりして、加振機2にお
ける所要の加振に最適な位相に調整される。
位相を調整されたSIN波dは、ゲインコントロ
ール部6に入力され、加振機2における所要の加
振に最適なゲインに調整される。
このようにして、位相およびゲインを調整され
たSIN波eは、アンプ7に入力され、加振機2の
作動に十分なように電力増幅される。
加振機2は、アンプ7の出力により作動し、車
体Bを加振するようになつている。
ところで、上述のように加振機2への入力信号
は、マイコンMで構成されたコントローラ8、位
相制御部5およびゲインコントロール部6におい
てその位相およびゲインを調整される。
すなわち、コントローラ8には、車速センサ9
およびエンジン回転数センサ10が接続されてお
り、これらにより検出される車速Vおよびエンジ
ン回転数Nによりコントローラ8を介して位相制
御およびゲインコントロールが行なわれる。
また、コントローラ8には、トランスミツシヨ
ン位置センサ56が接続されている。
そして、コントローラ8には、ホールド機構1
1が接続されており、コントローラ8からの信号
により加振機2の作動を停止させてロツクできる
ようになつている。
さらに、車体Bには車速コントロール部12が
接続されており、車速コントロール部12は、車
速センサ9によつて検出される車速Vにより、車
両の速度を一定にコントロールするように構成さ
れている。
ところで、加振機2への入力信号としてのSIN
波eの位相制御およびゲインコントロールは、第
3図のフローチヤートに示すようにして行なわれ
る。
第2,3図に示すように、車速センサ9により
検出された車速Vがコントローラ8に入力され、
ステツプB1が実行されて、車速Vが所定の速度
V0より大きいかどうかが判断される。
この車速V0は、通常車速測定限界の最小速度
に設定される。
車速Vが車速V0より大きい場合には、ステツ
プB10において、トランスミツシヨン位置がニ
ユートラルかどうかが判断され、ニユートラルで
ない場合にはステツプB6においてアンプ7が
OFFになり、ついでステツプB7においてホー
ルド機構11により加振機2がロツクされている
かどうかが判断される。
ステツプB7において、ロツクされていると判
断された場合には、ステツプB9においてひきつ
づきロツク状態が保たれ、ロツクされていないと
判断された場合には、ステツプB8において、ホ
ールド機構11にロツク指示信号がコントローラ
8から伝達され、加振機2がロツクされる。
ステツプB8,B9において、ロツク状態が完
了した後には、新たに制御プロセスが実行され
る。
ステツプB1において、車速Vが設定車速V0
以下であると判断された場合、または、車速Vが
設定車速V0より大きいと判断され、かつ、ステ
ツプB10において、トランスミツシヨン位置が
ニユートラルであると判断された場合には、ステ
ツプB2において、エンジン回転数Nが判断され
る。
すなわち、エンジン回転数センサ10の検出信
号により、エンジン回転数Nが設定回転数N1と
設定回転数N2(N2>N1)との間にあるかどう
かが判断され、N2≧N≧N1を満たす場合には、
ステツプB3,B4,B5が実行される。
ステツプB3においては、位相φとゲインFと
をあらかじめ記憶させた各種マツプから車速V、
トランスミツシヨン位置およびエンジン回転数N
に応じたマツプを選び、ステツプB4において、
車速V、トランスミツシヨン位置およびエンジン
回転数Nに応じた位相φおよびゲインFを決定
し、この位相φおよびゲインFをステツプB5に
おいて、加振機2に出力するようになつている。
ところで、上述のマツプは、加振機2により車
体Bへ作用する加振力が、車体BのエンジンEに
よる振動と逆位相になるように設定した値により
形成されている。
すなわち、加振機2が位相φ、ゲインFに応じ
た作動をして車体Bに加振力を作用させ、車体B
にエンジンEの振動により伝達される加振力と上
記加振力とを相互に相殺させることによりエンジ
ンEによる車体振動をキヤンセルさせるようにな
つている。
そして、ステツプB5における加振機2への出
力が終わつた後には、新たにステツプB1に始ま
る制御プロセスが実行される。
なお、上述のステツプB2における設定回転数
N1,N2は加振機を作動させる条件設定により
設定され、通常は車両のアイドル運転時における
エンジン回転数付近、例えばN1=400rpm,N2
=1000rpmに設定される。
また、ステツプB2において、エンジン回転数
NがN2≧N≧N1を満たさない場合には、ステツ
プB6,B7,B8,B9が実行されて、ホール
ド機構11により加振機2がロツクされるように
なつている。
ところで、上述のコントローラ8、位相制御部
5およびゲインコントロール部6は、同一の機能
を有するハード機構で構成してもよい。
そして、加振機2は、第4図に示すように構成
されており、ベース21の中央部に摺動軸22が
立設され、摺動軸22にはマス23が嵌挿されて
おり、マス23は摺動軸22に姿勢を拘束されな
がら上下に移動できるようになつている。
また、有底筒状に形成されたハウジング24
が、マス23を上方から収容するように配設さ
れ、ハウジング24ははマス23上方に位置する
ハウジング24の底部24aの中央部を摺動軸2
2の上端に固着されている。一方、ハウジング2
4の下端24bは、ベース21に固着されてい
る。
ハウジング24の底部24aとマス23の上端
面との間およびベース21の上端面とマス23の
下端面との間には、スプリング25a,25bが
介装されており、マス23をベース21から浮か
した状態で一定の位置に支持して、マス23が支
障なく上下動できるようになつている。
また、マス23には、円筒状空間部23aが半
径方向における中間部にマス23と同軸的に形成
されている。
円筒状空間部23aは、マス23の下端面に開
口しており、ベース21に立設された円筒状駆動
コイル26が円筒状空間部23a内に配設されて
いる。
さらに、円筒状空間部23aには、駆動コイル
26に対向する外方部に、円筒状永久磁石27が
配設されており、永久磁石27はマス23に固着
されてマス23の一部を構成している。
駆動コイル26は、アンプ7の出力端に接続コ
ード28を介して接続されており、アンプ7の出
力に応じて駆動コイル26に電流が流れ、永久磁
石27により発生する磁場との相互作用により駆
動コイル26とマス23とが相対的に変位するよ
うになつている。
そして、ハウジング24の外側下部には、加振
機2のホールド機構11が取り付けられている。
ホールド機構11は、ロツクピン29と、ロツ
クピン29の駆動機構29aと、マス23に形成
されたロツクピン係合孔23bとにより構成され
ている。
ロツクピン29は、先端を先細り形状に形成さ
れており、マス23が移動してロツクピン29の
軸心線とロツクピン係合孔23bの軸心線とが一
致しない場合に、ロツクピン29の水平駆動によ
りマス23を上下動させ、ロツクピン29の軸心
線とロツクピン係合孔23bの軸心線とを自動的
に一致させるようになつている。
また、ロツクピン29の駆動機構29aは、ソ
レノイドバルブ等で構成され、ソレノイドがコン
トローラ8に接続されており、コントローラ8か
らの信号により駆動機構29aが駆動されてロツ
クピン29を水平駆動し、マス23の上下動を適
宜停止させるようになつている。
そして、加振機2は、取付位置その他の条件に
応じて第8〜15図に示す形状に形成される。
すなわち、第8図に示すハツト型、第9図に示
す角型、第10図に示すヒヨータン型、第11図
に示す円筒型、第12図に示すハツト型の変形で
あるマス容量増大型、第13図に示すプツシユプ
ル円筒型、第14図に示す串刺し型、第15図に
示す棒型のそれぞれの形状を有するように形成さ
れ、それぞれが第4図に示す加振機2の構造を有
するようになつている。
なお、第12図に示す加振機2では、加振機2
内のマス23に連結される付加マス23cが加振
機2外の上方に配設されており、マス23と付加
マス23cとを一体に駆動することにより、加振
機2におけるマス容量を増大させるようになつて
いる。
ところで、加振機2は、第5図に示すように構
成することもできる。すなわち、変形例としての
加振機2Aは、マス30と、マス30の下方に配
設されてマス30の下面に輪郭を接するように取
り付けられたカム31と、マス30を上方から覆
うように配設されたハウジング32と、ハウジン
グ32の底部32aとマス30の上面との間に介
装されたスプリング33により構成される。
カム31は、変速機としてのギヤ等(図示せ
ず)を介してエンジンEのクランク軸(図示せ
ず)に連結されており、カム31がエンジン回転
数Nに応じて回転するようになつている。
そして、カム31の回転によるリフトとスプリ
ング33の付勢力とによりマス30が上下動し
て、車体Bの加振を行なえるようになつている。
また加振機2は、第6図に示すように構成する
こともできる。
すなわち、変形例としての加振機2Bは、マス
34a,34aを一部に取り付けられて、重心を
中心から偏倚するように形成された円板状のアン
バランスマスの一対34,34と、アンバランス
マス34,34を駆動するギヤ35,35と、ギ
ヤ35,35を駆動するモータ36とで構成され
ている。
モータ36は、アンプ7により制御されて回転
するようになつており、この回転がギヤ35,3
5を介してアンバランスマス34,34に伝達さ
れるようになつている。
アンバランスマス34が回転することにより、
マス34aが回動し、車体Bの加振を行なえるよ
うになつている。
ところで、ギヤ35,35はアンバランスマス
34,34の間に配設されており、アンバランス
マス34,34が、第6図に矢印で示すように、
相互に逆回転するようになつている。
これにより、アンバランスマス34,34の回
転による左右方向の起振力は相殺され、上下方向
の起振力のみが車体Bに有効に作用するようにな
つている。
さらに、加振機2は第7図に示すように構成す
ることもできる。
すなわち、変形例としての加振機2Cは、マス
37a,37aを一部に取り付けられて、重心を
中心から偏倚するように形成された円板状のアン
バランスマスの一対37,37と、アンバランス
マス37,37を駆動するモータの一対38,3
8とにより構成されている。
モータ38,38は、アンプ7により制御さ
れ、同期して回転するようになつており、この回
転によりアンバランスマス37,37がアンプ7
の出力信号としてのSIN波eに応じた回転をする
ようになつている。
そして、モータ38,38は、第7図に矢印で
示すように相互に逆回転するようになつており、
アンバランスマス37,37の回転による左右方
向の起振力を相殺させ、上下方向の起振力のみを
車体Bに有効に作用させるようになつている。
また、加振機2は、第16,17図に示すよう
に構成することもできる。
すなわち、変形例としての加振機2Dは、車体
Bに固着された枠39と、枠39に固着された
ACモータ40とにより構成されている。
ACモータ40は、アンプ7に接続されており、
アンプ7の出力波が直流に変換されて入力される
ようになつている。これにより、ACモータ40
は間欠的な回転を行ない、この回転によりアンプ
7の出力の周波数と同一周波数の加速度変化が
ACモータ40の回転に対する反力として発生す
るようになつている。
この反力が枠39を介して車体Bに伝達され、
車体Bが起振されるようになつている。
そして、加振機2は、第19図に示すように構
成することもできる。
すなわち、変形例としての加振機2Eはマスと
して作用する車両用のバツテリ41と、バツテリ
41の固定枠42と、固定枠42を支持する支柱
43と、支柱43の立設されたベース44と、ベ
ース44を車体Bに弾性支持させるように車体B
とベース44との間に介装されたゴム等の可撓部
材45と、支柱43の周りに巻かれた駆動コイル
46とにより構成されている。
駆動コイル46はアンプ7に接続されており、
アンプ7の出力波形に応じた電流がコイル46に
流れるようになつている。
支柱43は永久磁石で形成されており、コイル
46に流れる電流と永久磁石により発生する磁界
との相互作用によりバツテリ41、固定枠42、
支柱43およびベース44が上下に駆動され、バ
ツテリ41が加振機2のマスとして作用して、車
体Bにアンプ7の出力波形に応じた加振力を作用
させるようになつている。
なお、上述の上下駆動は、可撓部材45により
許容されるようになつている。
上述の加振機2(2A,2B,2C,2D,2
E)は、それぞれ第20図に示すような防水構造
を装備している。
すなわち、第20図に示すように、加振機2が
ゴムや樹脂等で形成された防水性ブーツ47で覆
われており、防水性ブーツ47の下端はベース2
1に焼き付けるかまたは接着され、その上にシー
ル剤を塗布されて、加振機2の防水性が保たれる
ようになつている。
また、防水構造は、第21図に示すように構成
してもよく、この構造では、ゴムや樹脂等で形成
され加振機2を覆う防水性ブーツ47が、ゴムパ
ツキン48を介してボルト等によりベース21に
取り付けられて、防水されるようになつている。
さらに、防水構造は第22図に示すように構成
してもよく、この構造では、ゴムや樹脂等で形成
された加振機2を覆う防水性ブーツ47が、ベー
ス21にジヤバラ49を介して液密に取り付けら
れている。
そして、防水性ブーツ47の内部にはオイル5
0が満たされて、防水を効果的に行なえるように
なつている。
また、上述の第20〜22図に示す防水構造に
より、加振機2へのゴミの侵入防止や加振機2の
防音も行なえるようになつている。
前述のように構成された加振機2は、第23,
24図に示すようにして車体Bに取り付けられて
いる。
すなわち、車体Bのボデイフレーム1先端に取
り付けられたクロスメンバー1a(第1図参照)
の下面に、加振機取り付け用の孔1bが形成さ
れ、この孔1bを通じてクロスメンバー1a内に
加振機2が挿入配設されている。
加振機2は、そのベース21をクロスメンバー
1aにボルトにより固着されて、クロスメンバー
1aに固定されている。
また、加振機2は、第25図に示すように、ク
ロスメンバー1aの下面に加振機2のベース21
を取り付け、クロスメンバー1aに宙吊り状態で
取り付けるようにしてもよい。
なお、このようにして取り付ける場合、第11
図に示す加振機2を、その内部のマスに固着され
たネジ51をクロスメンバー1a下面にネジ込む
ようにして取り付け、ハウジング24を可動にす
るように取り付けるようにしてもよい。
さらに加振機2は、第26図に示すように、車
体Bのサイドフレーム1dにL字形断面を有する
棚1cを取り付け、棚1cに加振機2のベース2
1をボルトにより固着して取り付けるようにして
もよい。
そして、加振機2は、第27図に示すように、
クロスメンバー1aの上面に、加振機2のベース
21をボルトにより固着するようにして取り付け
るようにしてもよい。
また、加振機2は、第28,29図に示すよう
に、クロスメンバー1a内にマス23が収容され
るようにして取り付けるようにしてもよい。
すなわち、この場合には、加振機2のマス23
がクロスメンバー1a内に配設されるとともに、
摺動軸22をクロスメンバー1aの上面から下面
へ挿通され、ベース21がクロスメンバー1aの
上面にボルトにより固着される。クロスメンバー
1a内におけるマス23とクロスメンバー1aの
上面部材および下面部材との間には、スプリング
25a,25bが介装され、摺動軸22の先端部
がナツトによりクロスメンバー1aの下面部材に
固着される。
そして、加振機2は第30図に示すように、車
体Bの車幅方向における中央部に装着される。
また、加振機2は、第31図に示すように車幅
方向における両側部に装着するようにしてもよ
い。
そして、加振機2は車長方向においては、第3
2図に示すように車体Bの前部に取り付けられ
る。
なお、加振機2は、第33図に示すように車体
Bの前部および後部または第34図に示すように
車体Bの前部および車長方向中央部に取り付ける
ようにしてもよい。
この場合において、車体B後部または車長方向
中央部に配設される加振機2は、前部に配設され
る加振機2に対し、逆位相で駆動されるように構
成される。
本考案の車体振動低減装置は上述のごとく構成
されており、車両のアイドル運転時および走行中
であつてトランスミツシヨン位置がニユートラル
の場合におけるエンジンEのアイドル回転数域で
の駆動時には、車体BにエンジンEのトルク変動
によるゲインの大きな起振力が作用する。
この場合において、第2,3図に示すように構
成された車体振動低減装置が作動する。
すなわち、コントローラ8に入力される車速セ
ンサ9、トランスミツシヨン位置センサ56およ
びエンジン回転数センサ10の検出信号にもとづ
き、第3図に示すステツプB1,B10,B2が
実行されて、車速Vが設定車速V0以下でありエ
ンジン回転数Nが一定の範囲(N2≧N≧N1)に
ある場合および、車速Vが設定車速V0以上であ
つてトランスミツシヨン位置がニユートラルであ
る場合には、ステツプB3が実行されて車速V、
トランスミツシヨン位置およびエンジン回転数N
に応じたマツプが選択される。
ついで、ステツプB4において、そのマツプに
より調整すべき位相φおよびゲインFが決定され
て、位相制御部5およびゲインコントロール部6
に伝達される。
一方、エンジンEにおいて発生するイグニツシ
ヨンパルスaは、波形整形部3に入力され、ノイ
ズが消去され、イグニツシヨンパルスaと同一タ
イミングの矩形波bに整形される。
矩形波bは、SIN波発生部4において、矩形波
bと同一周期のSIN波cに変換される。
このSIN波cが上述のコントローラ8で決定さ
れた位相φおよびゲインFにより調整される。
すなわち、位相制御部5において、SIN波cが
位相φずらされて、第2図に鎖線で示すSIN波d
になる。
さらに、SIN波dの振幅がゲインコントロール
部6においてゲインFに適合するように調整さ
れ、SIN波eが得られる。
このSIN波eがアンプ7に入力され、加振機2
を作動させるのに適合するように増幅されて、加
振機2に出力される。
加振機2は、この入力信号により駆動され、車
体Bに加振力を作用させる。
ところで、車体Bには、エンジンEのトルク変
動による起振力が作用し、車体Bが振動しようと
する。
特に、車体Bは、エンジンEの振動のC2成分
に近い共振点を有しており、この共振点付近で大
きい振動を発生しようとする。
しかしながら、車体Bには、エンジンEによる
加振力と、位相制御部5において位相をφずらさ
れてエンジンEによる加振力に対し常に逆向きに
なるように調整された加振力とが作用して、加振
力が相殺されるため車体Bの振動が低減される。
すなわち、加振機2とエンジンEとは取付位置
が異なるため加振力の伝達経路が異なり、加振力
の車体Bへの到達タイミングが異なるため、加振
機2からエンジンEにおいて発生するイグニツシ
ヨンパルスaと逆位相の加振力が発せられると、
車体Bへ到達する加振力は互いに逆位相とはなら
ない。
このため、加振機2において発生させる加振力
は、エンジンEおよび加振機2から車体Bに到達
する加振力が相互に逆位相になるように調整され
て、車体Bの振動を低減させるのである。
そして、ゲインコントロール部6において、エ
ンジンEによる加振力の振幅と加振機2による加
振力の振幅とが同一になるように調整され、車体
Bの振動が防止される。
このように加振機2を作動させることにより、
第35図に示すように、車体Bの振動が低減され
る。
第35図は、横軸にエンジン回転数Nを示し、
縦軸に加振力のゲインGを加速度センサにより測
定したものを示しており、加振機2を作動させな
い場合には、車体Bは、同図中の実線xで示すよ
うなエンジン回転数の約750Hz付近に共振点をも
つ振動特性を有する。
この振動が、加振機2を作動させることによ
り、車体Bは破線yで示すような振動特性を有す
るようになり、車体Bの振動が低減される。
一方、コントローラ8において、第3図に示す
ように、車速V、エンジン回転数N、トランスミ
ツシヨン位置のいずれかが加振機2を作動させる
条件に適合しないと判断された場合、すなわちエ
ンジンEの運転状態がアイドル運転状態を脱した
場合には、ステツプB6においてアンプ7が
OFFにされ、ついでステツプB7においてホー
ルド機構11により加振機2の作動がロツクされ
ているかどうかが判断される。
ロツクされていない場合は、ホールド機構11
が起動されて、加振機2の作動がロツクされ、ロ
ツクされている場合には、ロツク状態が保持され
る。
ところで、加振機2の作動は、以下のように行
なわれる。すなわち、アンプ7の出力が駆動コイ
ル26に入力され、駆動コイル26に、入力に応
じた電流が流れる。
この電流と、マス23の一部を構成する永久磁
石27の磁界とにより、上下方向の駆動力が作用
し、マス23がスプリング25a,25bの付勢
力に抗しながら上下に振動する。
この振動により、車体Bが相対的にベース21
を介して加振されるようになり、車体Bに加振力
が作用する。
そして、コントローラ8から、加振機2の作動
をロツクさせる信号が出力された場合には、ホー
ルド機構11内のソレノイドバルブが作動して、
ロツクピン29がマス23側へ向け駆動され、ロ
ツクピン29がピン係合孔23bに嵌合して、マ
ス23の上下動が拘束され、加振機2の作動がロ
ツクされる。
第5〜7,16〜19図に示される加振機2
A,2B,2C,2D,2Eにおいても上述と同
様に、アンプ7の出力に応じた加振作動が行なわ
れる。
なお、第16,17図に示される加振機2Dに
よれば、第18図に示すような加振特性が得られ
る。
第18図は、横軸に加振周波数、縦軸に加振力
のゲインが示されており、破線lで示される一般
型の加振特性に対し、加振機2Dによる場合には
実線mで示される加振特性が得られるようにな
り、一定のゲイン特性が広い周波数範囲にわたつ
て得られる。
そして、加振機2(2A,2B,2C,2D,
2E)は第20〜22図に示される防水構造を有
しており、加振機2が防水されて、安定した作動
が長期間にわたり行なわれる。
また、防水構造により、ゴミの侵入が防止され
るとともに、防音効果も有するようになり、加振
機2の安定した作動が保持されるとともに、騒音
を発しないようになる。
加振機2は、第23〜29図に示すように、取
り付けられ、クロスメンバー1aを介して、加振
機2による加振力が車体Bに作用される。
なお、第28図に示す取付方法によれば、加振
機2の可動部分がクロスメンバー1a内に内蔵さ
れるため、加振機2の取付スペースを特別に必要
とせず、防塵、防水構造も不要になるとともに、
取り付け作業も簡単に行なえるようになる。
そして、加振機2は第30〜34図に示すよう
に取り付けられて、車体Bの加振が行なわれる。
なお、第31図に示すように2個以上の加振機
2を車両両側に装備すれば、加振作用を左右のバ
ランスをとりながら確実に行なえるようになる。
また、第33,34図に示すように、2個以上
の加振機2を車長方向に離隔して装備するように
すれば、加振作用が確実に行なわれるようにな
り、車体BのエンジンEによる起振力に対する逆
位相が確実に保たれるようになつて、車体振動の
低減効果が高まる。
次に、本考案の車体振動低減装置の第2実施例
について説明すると、第36,37図に示すよう
に構成されており、第1実施例の構成に加えて、
車体Bの振動を検出する加速度センサ13が装備
されている。
この加速度センサ13の検出する車体Bの振動
としての加速度GがマイコンMで構成されるコン
トローラ8に入力され、マイコンMで構成される
位相制御部5およびゲインコントロール部6に加
速度Gに応じた制御信号が出力される。
すなわち、コントローラ8による制御は、第3
7図に示すようにして行なわれるようになつてお
り、ステツプC1,C36,C2において、車速
Vとエンジン回転数Nとトランスミツシヨン位置
とが判断されて、加振機2を作動させるかどうか
が判断される。
加振機2を作動させる条件を満たしている場合
(V0≧VかつN1≦N≦N2またはV0<Vかつトラ
ンスミツシヨン位置ニユートラルかつN1≦N≦
N2)には、ステツプC3において、車速V、ト
ランスミツシヨン位置およびエンジン回転数Nに
応じたマツプが選択され、ステツプC4において
位相制御部5およびゲインコントロール部6にお
ける制御の初期値として位相φ1、ゲインF1およ
びn=1が決定される。
そして、位相制御部5およびゲインコントロー
ル部6に位相φ1およびゲインF1が出力される。
一方、位相制御部5には、エンジンEのイグニ
ツシヨンパルスaが、波形整形部3およびSIN波
発生部4によりSIN波cに変換されて入力され
る。
SIN波cは、位相制御部5においてステツプC
6に示すようにφ[=φ1+Δφ(Δφはあらかじめ設
定される位相の増分)]位相をずらすように調整
され、調整されたSIN波d′がゲインコントロール
部6においてゲインF1に調整され、アンプ7を
介して加振機2を作動させる。
この結果、車体Bの振動が減少すると、加速度
センサ13の検出する加速度Gが減少し、この減
少がコントローラ8へフイードバツクされ、ステ
ツプC7において加速度Gが減少したと判断され
て、ステツプC8,C9が実行される。
ステツプC8においては、nが2(=1+1)
になりφ(=φ1+Δφ)がφ2に置きかえられる。
ステツプC9においては調整位相φがφ2+Δφ
になり、位相制御部5においては、SIN波d′がさ
らにΔφ調整されて、ゲインF1でアンプ7を介し
て加振機2に入力されるようになつている。
このように、調整位相φをΔφずつ増加させて
加振機2を作動させる過程を、加速度センサ13
の検出加速度Gが最小値を通過して増加するよう
になるまで繰り返される。
最小値を通過した後は、ステツプC10におい
て、NOルートをとるようになりステツプC11
が実行されて、調整位相φがΔφ減少され、最小
値の直前の位相φ=φo+1−Δφに調整位相φが決
定されるようになつている。
一方、ステツプC7において、検出加速度Gが
増加したと判断された場合には、ステツプC12
において、調整位相φがΔφ減少され、加振機2
を作動させる。
そして、ステツプC13において、検出加速度
Gが減少したと判断された場合には、調整位相φ
をΔφずつ減少させて加振機2を作動させる過程
が繰り返され、ステツプC14〜C17により検
出加速度Gが最小になるように位相φが調整され
て、その最小値の直前の位相φ=φo+1+Δφに調
整位相φが決定される。
また、ステツプC7,C13において検出加速
度Gが変化しないと判断された場合には、ステツ
プC18が実行されて、調整位相φ=φ1+Δφに
決定されるようになつている。
このようにして決定された調整位相φを保持し
ながら、ゲインコントロール部6において、加振
機2の加振力の振幅が調整される。
まず、ステツプC19において、ゲインEを
F1+ΔFに調整して、nを初期値1にセツトして、
加振機2を作動させ、検出加速度Gが減つたかど
うかがステツプC20において判断される。
ステツプC20において、減つたと判断された
場合には、ステツプC21,C22,C23が繰
り返し実行され、検出加速度Gが最小になるゲイ
ンFを通過するまでゲインFをΔFずつ増加させ
て加振機2を作動させることが行なわれる。
検出加速度Gが最小になるゲインFを通過した
場合には、加振機2のゲインが最小になるゲイン
の直前のゲインF(=Fo+1−ΔF)に決定される。
また、ステツプC20において、検出加速度G
が増えたと判断された場合には、ステツプC25
において、ゲインFをΔF減少させて加振機2を
作動させる。
そして、ステツプC26において、検出加速度
Gが減少したと判断された場合には、ステツプC
27,C28,C29が繰り返し実行され、検出
加速度Gが最小になるゲインFを通過するまで、
ゲインFをΔFずつ減少させて、加振機2を作動
させることが行なわれる。
検出加速度Gが最小になるゲインFを通過した
場合には、加振機2のゲインが、最小になるゲイ
ンの直前のゲインF(=Fo+1+ΔF)に決定され
る。
そして、ステツプC20,C26において検出
加速度Gが増減しないと判断された場合には、ス
テツプC31が実行され、ゲインF=F1に決定
される。
調整位相φおよびゲインFが決定された後に
は、再びステツプC1からの過程が実行され、調
整位相φおよびゲインFが、加速度センサ13の
検出加速度Gを最小に保つように調整されなが
ら、加振機2が作動するようになつている。
なお、上述のコントローラ8、位相制御部5お
よびゲインコントロール部6は、同一の機能を有
するハード機構で構成してもよい。
加振機2およびホールド機構11は、第1実施
例と同様に構成されている。
本考案の第2実施例としての車体振動低減装置
は上述のごとく構成されているので、車両のアイ
ドル運転時および走行中であつてトランスミツシ
ヨン位置がニユートラルの場合におけるエンジン
のアイドル回転数域駆動時には、車体Bにエンジ
ンEのトルク変動によるゲインの大きな起振力が
作用する。
この場合において、第36,37図に示すよう
に構成された車体振動低減装置が作動する。
すなわち、コントローラ8に入力される車速セ
ンサ9、トランスミツシヨン位置センサ56およ
びエンジン回転数センサ10の検出信号にもとづ
き、第37図に示すステツプC1,C36,C2
が実行されて、車速Vが設定車速V0以下であり、
エンジン回転数Nが一定の範囲にある場合(V0
N1,N2は車速がなくエンジンEのみが回転し
ているアイドル運転状態に適合するように設定さ
れている。)または走行中であつてトランスミツ
シヨン位置がニユートラルの場合におけるエンジ
ンのアイドル回転数域駆動時であるかどうかが判
断され、条件に適合する場合には、ステツプC3
が実行され、車速V、トランスミツシヨン位置お
よびエンジン回転数Nに応じたマツプが選択され
る。
ついで、ステツプC4において、マツプにより
調整位相φおよびゲインFの初期値φ1,F1が決
定され、位相制御部5およびゲインコントロール
部6に伝達される。
そして、調整位相φ1およびゲインF1に応じた
加振信号としてのSIN波eが第1実施例と同様に
して加振機2に入力され、加振機2が作動され
る。
これにより、第1実施例と同様にして調整位相
φ1およびゲインF1に応じ車体Bの振動が低減さ
れる。
ついで、ステツプC6以下が実行され、車体B
の振動を示す加速度センサ13の検出加速度Gを
フイードバツクさせながら調整位相φ1およびゲ
インF1を増減させて、調整位相φおよびゲイン
Fが車体Bの振動を最小にするように決定され
る。
そして、ゲインFが決定されて加振機2が作動
された後には、ステツプC1からの過程が繰り返
し実行され、時間とともに変化する加速度センサ
13の検出加速度Gを最小にするように、加振機
2が駆動されて、車体Bの振動が常時低減され
る。
以上詳述したように、本考案の車体振動低減装
置によれば、車両において、その車体の振動を低
減させるべく、同車体の振動を相殺するための加
振機と、同加振機へ加振信号を供給する信号源と
をそなえ、上記加振機により上記車体の振動に対
する逆位相の加振力を発生させるべく、上記信号
源と上記加振機との間に、上記加振信号の位相を
制御する位相制御手段が介装されるとともに、上
記車両のトランスミツシヨン位置を検出するトラ
ンスミツシヨン位置センサと、上記車両の車速を
検出する車速センサとが設けられて、上記の車速
センサおよびトランスミツシヨン位置センサから
の検出信号を受けて、上記車両の走行状態におい
てトランスミツシヨン位置がニユートラルである
ことを検出し上記加振機を作動させるコントロー
ラが設けられるという簡素な構成で、車体の振動
を効率よく低減できる利点がある。
特に、車両の走行時におけるイドル運転状態に
より発生する車体の振動を効率よく低減できる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1〜35図は本考案の第1実施例としての車
体振動低減装置を示すもので、第1図はその取付
状態を模式的に示す車両の縦断面図、第2図はそ
の全体構成を示すブロツク図、第3図はその制御
プロセスを示すフローチヤート、第4図はそのホ
ールド機構付き加振機を示す縦断面図、第5〜7
図はいずれもその加振機の変形例を示す模式図、
第8〜15図はいずれもその加振機の形状を変形
した例を示す模式図、第16,17図はいずれも
その加振機の他の変形例を示す模式図、第18図
は第16,17図に示す加振機の特性を示すグラ
フ、第19図はバツテリを用いたその加振機を示
す模式図、第20〜22図はいずれもその加振機
の防水構造を示す模式図、第23〜29図はいず
れもその加振機の取付状態を示す模式図、第30
〜34図はいずれもその加振機の取付位置を示す
模式図、第35図はその特性を示すグラフであ
り、第36,37図は本考案の第2実施例として
の車体振動低減装置を示すもので、第36図はそ
のブロツク図、第37図はその制御プロセスを示
すフローチヤートである。 1……ボデイフレーム、1a……クロスメンバ
ー、1b……孔、1c……棚、1d……サイドフ
レーム、2,2A,2B,2C,2D,2E……
加振機、3……波形整形部、4……SIN波発生
部、5……位相制御部、6……ゲインコントロー
ル部、7……アンプ、8……コントローラ、9…
…車速センサ、10……エンジン回転数センサ、
11……ホールド機構、12……車速コントロー
ル部、13……加速度センサ、21……ベース、
22……摺動軸、23……マス、23a……円筒
状空間部、23b……ロツクピン係合孔、23c
……付加マス、24……ハウジング、24a……
ハウジングの底部、24b……ハウジングの下
端、25a,25b……スプリング、26……駆
動コイル、27……永久磁石、28……接続コー
ド、29……ロツクピン、29a……ロツクピン
の駆動機構、30……マス、31……カム、32
……ハウジング、32a……ハウジングの底部、
33……スプリング、34……アンバランスマ
ス、34a……マス、35……ギヤ、36……モ
ータ、37……アンバランスマス、37a……マ
ス、38……モータ、39……枠、40……モー
タ、41……バツテリ、42……固定枠、43…
…支柱、44……ベース、45……可撓部材、4
6……駆動コイル、47……防水性ブーツ、48
……ゴムパツキン、49……ジヤバラ、50……
オイル、51……ネジ、56……トランスミツシ
ヨン位置センサ、B……車体、E……エンジン、
M……マイコン、a……イグニツシヨンパルス、
b……矩形波、c,d,d′,e……SIN波。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両において、その車体の振動を低減させるべ
    く、同車体の振動を相殺するための加振機と、同
    加振機へ加振信号を供給する信号源とをそなえ、
    上記加振機により上記車体の振動に対する逆位相
    の加振力を発生させるべく、上記信号源と上記加
    振機との間に、上記加振信号の位相を制御する位
    相制御手段が介装されるとともに、上記車両のト
    ランスミツシヨン位置を検出するトランスミツシ
    ヨン位置センサと、上記車両の車速を検出する車
    速センサとが設けられて、上記の車速センサおよ
    びトランスミツシヨン位置センサからの検出信号
    を受けて、上記車両の走行状態においてトランス
    ミツシヨン位置がニユートラルであることを検出
    し上記加振機を作動させるコントローラが設けら
    れたことを特徴とする、車体振動低減装置。
JP18114383U 1983-11-24 1983-11-24 車体振動低減装置 Granted JPS6088138U (ja)

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JPS6088138U JPS6088138U (ja) 1985-06-17
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