JP4057603B2 - 送信方法、受信方法、送信装置、受信装置 - Google Patents

送信方法、受信方法、送信装置、受信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4057603B2
JP4057603B2 JP2005175400A JP2005175400A JP4057603B2 JP 4057603 B2 JP4057603 B2 JP 4057603B2 JP 2005175400 A JP2005175400 A JP 2005175400A JP 2005175400 A JP2005175400 A JP 2005175400A JP 4057603 B2 JP4057603 B2 JP 4057603B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carrier
assigned
detection segment
pilot signal
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2005175400A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005304082A (ja
Inventor
知弘 木村
健一郎 林
晃 木曽田
茂 曽我
定司 影山
正典 斉藤
石川  達也
仁 森
政幸 高田
徹 黒田
誠 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Japan Broadcasting Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Japan Broadcasting Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Japan Broadcasting Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2005175400A priority Critical patent/JP4057603B2/ja
Publication of JP2005304082A publication Critical patent/JP2005304082A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4057603B2 publication Critical patent/JP4057603B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L25/00Constructive types of pipe joints not provided for in groups F16L13/00 - F16L23/00 ; Details of pipe joints not otherwise provided for, e.g. electrically conducting or insulating means
    • F16L25/0036Joints for corrugated pipes
    • F16L25/0045Joints for corrugated pipes of the quick-acting type
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/0202Channel estimation
    • H04L25/0204Channel estimation of multiple channels
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L19/00Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts
    • F16L19/02Pipe ends provided with collars or flanges, integral with the pipe or not, pressed together by a screwed member
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2647Arrangements specific to the receiver only

Description

本発明は、1つのチャネルで固定受信及び移動受信に適した信号を混在して伝送する送信方法、受信方法に関する。また、該直交周波数分割多重方式に基づいてOFDM信号を形成し伝送する送信装置及び、該直交周波数分割多重方式に基づいて形成され伝送されるOFDM信号を受信し復調する受信装置に関する。
現在、地上波TV放送におけるディジタル放送方式として直交周波数分割多重(以下、OFDMという)技術を用いた伝送方式が検討されている。このOFDM伝送方式は、マルチキャリア変調方式の一種であり、シンボル毎に互いに直交する周波数関係にある多数の搬送波に変調を施してディジタル情報を伝送する。この方式は、前述のようにディジタル情報を多数の搬送波に分割して伝送するため、1つの搬送波を変調するための分割されたディジタル情報のシンボル期間長が長くなり、マルチパスなどの遅延波の影響を受けにくい特質を有している。
従来のOFDM伝送技術を用いたTV信号のディジタル放送方式として、例えば欧州におけるDVB−T規格、すなわち ETSI 300 744 (ETSI: European Telecommunications Standards Institute) が挙げられる。
従来のOFDM伝送方式は、例えば2kモード(2kは、OFDM信号を生成する際の高速フーリエ変換のサンプル数が2048を意味する)では、全伝送帯域で1705キャリアの搬送波を用い、そのうち142キャリアの搬送波を分散パイロット(Scattered Pilot) 信号に、45キャリアの搬送波を連続パイロット(Continual Pilot) 信号に、17キャリアの搬送波を制御情報(TPS) 信号に、1512キャリアの搬送波を情報伝送信号に用いる。
但し、45キャリアの搬送波の連続パイロット信号のうち11キャリアの搬送波の連続パイロット信号は分散パイロットと重複して配置されている。また、分散パイロット信号は1つのシンボル内での周波数配置が12キャリア周期に配置され、シンボル毎にその周波数配置が3キャリアずつシフトして配置されており、時間配置は4シンボル周期になっている。
具体的には、キャリア番号kを端から順に0から1704、フレーム内のシンボル番号nを0から67とすると、分散パイロット信号は(1)式によるキャリア番号kの搬送波に配置される。(1)式において、mod は剰余演算を表わし、pは0以上141以下の整数である。
Figure 0004057603
連続パイロット信号は、キャリア番号k={0,48,54,87,141,156,192,201,255,279,282,333,432,450,483,525,531,618,636,714,759,765,780,804,873,888,918,939,942,969,984,1050,1101,1107,1110,1137,1140,1146,1206,1269,1323,1377,1491,1683,1704}の搬送波に配置される。
これらの分散及び連続パイロット信号は、それぞれ配置されるキャリア番号kに対応するPN(擬似乱数)系列wk に基づき、(2)式に示す複素ベクトルck,n によって搬送波を変調して得られる。(2)式において、Re{ck,n }はキャリア番号k、シンボル番号nの搬送波に対応する複素ベクトルck,n の実数部を表わし、Im{ck,n }は虚数部を表わす。
Figure 0004057603
また、TPS(Transmission Parameter Signaling) と呼ばれる制御情報信号はキャリア番号k={34,50,209,346,413,569,595,688,790,901,1073,1219,1262,1286,1469,1594,1687}の搬送波に配置され、シンボル毎に1ビットの制御情報を伝送する。
シンボル番号nのシンボルで伝送する制御情報ビットをSn とすると、制御情報信号は(3)式に示す複素ベクトルck,n によって搬送波を変調して得られる。すなわち、制御情報信号を伝送する搬送波は、シンボル間で差動2値PSK(Phase Shift Keying)変調される。
Figure 0004057603
但し、フレームの先頭シンボル(シンボル番号n=0)では、制御情報を伝送する搬送波は、前述のPN系列wk に基づいて、(4)式に示す複素ベクトルck,n によって変調される。
Figure 0004057603
上記以外の情報伝送信号に用いられる1512キャリアの搬送波は、ディジタル情報に基づいて、QPSK、16QAM、または、64QAM変調される。いずれの変調方法も絶対位相変調である。
このようにして生成されたOFDM信号を受信してディジタル情報を復調する従来の受信装置の一例を図10に示す。
図10において、受信されたOFDM信号はチューナ101によって周波数変換され、フーリエ変換回路102によって時間−周波数変換されて周波数領域の搬送波毎のベクトル列となる。このベクトル列は分散パイロット抽出回路103及び連続パイロット抽出回路109に供給される。
分散パイロット抽出回路103は、フーリエ変換回路102が出力するベクトル列から分散パイロット信号を抽出する。ベクトル発生回路104は、分散パイロット抽出回路103で抽出された分散パイロット信号に対応する変調複素ベクトルck,n を発生する。除算回路105は、分散パイロット抽出回路103で抽出された分散パイロット信号をベクトル発生回路104が発生する複素ベクトルで除して、その除算結果から分散パイロット信号に係る伝送路特性を推定する。
補間回路106は、除算回路105で得られた分散パイロット信号に係る伝送路特性を補間して、全ての搬送波にかかる伝送路特性を推定する。除算回路107は、フーリエ変換回路102が出力するベクトル列をそれぞれ対応する搬送波にかかる補間回路106で推定された伝送路特性で除して同期検波する。復調回路108は、情報伝送信号を生成する際の変調方法(QPSK、16QAM、64QAM等)に従って除算回路107が出力する同期検波信号を復調し、伝送されたディジタル情報を得る。
また、連続パイロット抽出回路109は、フーリエ変換回路102が出力するベクトル列から連続パイロット信号を抽出する。ベクトル発生回路110は、連続パイロット抽出回路109で抽出された連続パイロット信号に対応する変調複素ベクトルck,n を発生する。除算回路111は、連続パイロット抽出回路109で抽出された連続パイロット信号をベクトル発生回路110が発生する複素ベクトルで除して連続パイロット信号にかかる伝送路特性を推定する。逆フーリエ変換回路112は、除算回路111で推定された連続パイロット信号に係る伝送路特性を周波数−時間変換して伝送路のインパルス応答特性を得る。
しかしながら、従来のOFDM伝送方式では、ディジタル情報を伝送する搬送波の変調にQPSK、16QAM、64QAM等による絶対位相変調が施されており、その復調に時間的に疎らな分散パイロットから推定される伝送路特性を平滑し補間して得られた伝送路特性を用いることを前提としているため、フェージング等によって伝送路特性の変化が速い移動受信では十分な伝送品質が得られない場合がある。
さらに、従来のOFDM伝送方式では帯域全体で各搬送波の変調方式が1つに決められているため、一部のディジタル情報を移動しながら受信できるように、ディジタル情報を伝送する搬送波の変調に移動受信に適した例えば差動QPSK変調を導入したとしても、全体の伝送容量が少なくなって効率が悪くなる。
また、連続パイロット信号が所定のキャリア間隔Aの搬送波のうちのいずれかに配置されているため、連続パイロット信号から推定できる伝送路のインパルス応答特性に有効シンボル期間長(搬送波の最小周波数間隔の逆数)のA分の1の折り返しを生じる。
そこで、本発明は、上記の課題を解決し、全体の伝送容量を維持しつつディジタル情報を伝送する搬送波の変調に部分的に移動受信に適した変調方式を導入し、また、連続パイロット信号から推定される伝送路のインパルス応答に折り返しが生じないように連続パイロット信号を配置した送信方法、受信方法、送信装置、受信装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係わる送信方法、受信方法、送信装置、受信装置は、以下のように構成される。
(1)ディジタル情報をOFDM信号として送信する送信方法であって、前記OFDM信号は、周波数的に連続する複数のキャリアから構成されるセグメントを2つ以上含み、前記セグメントは、同期検波用セグメントまたは差動検波用セグメントのいずれかであり、前記同期検波用セグメントは、分散パイロット信号が割り当てられたキャリアと情報伝送信号が割り当てられたキャリアとを含み、前記同期検波用セグメントを構成するキャリアの個数は12の倍数であり、前記同期検波用セグメントにおいて、前記分散パイロット信号は、キャリア方向には12キャリアに1回、シンボル方向には4シンボルに1回割り当てられ、前記同期検波用セグメントにおいて、前記情報伝送信号は、前記分散パイロット信号が割り当てられたキャリア以外のいずれかのキャリアに割り当てられ、前記差動検波用セグメントは、終端パイロット信号が割り当てられたキャリアと情報伝送信号が割り当てられたキャリアとを含み、前記差動検波用セグメントにおいて、前記終端パイロット信号は、前記差動検波用セグメントの低域端のキャリアに割り当てられ、前記差動検波用セグメントにおいて、前記情報伝送信号は、前記終端パイロット信号が割り当てられたキャリア以外のいずれかのキャリアに割り当てられ、前記同期検波用セグメントの前記情報伝送信号は、各々が割り当てられたキャリアを、前記ディジタル情報に基づいて絶対位相変調したものであり、前記差動検波用セグメントの前記情報伝送信号は、各々が割り当てられたキャリアを、前記ディジタル情報に基づいて差動変調するように構成される。
(2)OFDM信号を受信し、ディジタル情報を復元する受信方法であって、前記OFDM信号は、周波数的に連続する複数のキャリアから構成されるセグメントを2つ以上含み、前記セグメントは、同期検波用セグメントまたは差動検波用セグメントのいずれかであり、前記同期検波用セグメントは、分散パイロット信号が割り当てられたキャリアと情報伝送信号が割り当てられたキャリアとを含み、前記同期検波用セグメントを構成するキャリアの個数は12の倍数であり、前記同期検波用セグメントにおいて、前記分散パイロット信号は、キャリア方向には12キャリアに1回、シンボル方向には4シンボルに1回割り当てられ、前記同期検波用セグメントにおいて、前記情報伝送信号は、前記分散パイロット信号が割り当てられたキャリア以外のいずれかのキャリアに割り当てられ、前記差動検波用セグメントは、終端パイロット信号が割り当てられたキャリアと情報伝送信号が割り当てられたキャリアとを含み、前記差動検波用セグメントにおいて、前記終端パイロット信号は、前記差動検波用セグメントの低域端のキャリアに割り当てられ、前記差動検波用セグメントにおいて、前記情報伝送信号は、前記終端パイロット信号が割り当てられるキャリア以外のいずれかのキャリアに割り当てられ、前記同期検波用セグメントの前記情報伝送信号は、各々が割り当てられたキャリアを、前記ディジタル情報に基づいて絶対位相変調したものであり、前記差動検波用セグメントの前記情報伝送信号は、各々が割り当てられたキャリアを、前記ディジタル情報に基づいて差動変調したものであり、前記OFDM信号をフーリエ変換した後、前記同期検波用セグメントを同期検波し、前記差動検波用セグメントを差動検波することにより前記ディジタル情報を復元するように構成される。
(3)ディジタル情報をOFDM信号として送信する送信装置であって、情報伝送信号と分散パイロット信号と終端パイロット信号とを所定のキャリアに割り当てるキャリア配置手段と、前記キャリア配置手段の出力を逆フーリエ変換することにより前記OFDM信号を生成する逆フーリエ変換手段とを備え、前記OFDM信号は、周波数的に連続する複数のキャリアから構成されるセグメントを2つ以上含み、前記セグメントは、同期検波用セグメントまたは差動検波用セグメントのいずれかであり、前記同期検波用セグメントは、前記分散パイロット信号が割り当てられたキャリアと前記情報伝送信号が割り当てられたキャリアとを含み、前記同期検波用セグメントを構成するキャリアの個数は12の倍数であり、前記同期検波用セグメントにおいて、前記分散パイロット信号は、キャリア方向には12キャリアに1回、シンボル方向には4シンボルに1回割り当てられ、前記同期検波用セグメントにおいて、前記情報伝送信号は、前記分散パイロット信号が割り当てられたキャリア以外のいずれかのキャリアに割り当てられ、前記差動検波用セグメントは、前記終端パイロット信号が割り当てられたキャリアと前記情報伝送信号が割り当てられたキャリアとを含み、前記差動検波用セグメントにおいて、前記終端パイロット信号は、前記差動検波用セグメントの低域端のキャリアに割り当てられ、前記差動検波用セグメントにおいて、前記情報伝送信号は、前記終端パイロット信号が割り当てられたキャリア以外のいずれかのキャリアに割り当てられ、前記同期検波用セグメントの前記情報伝送信号は、各々が割り当てられたキャリアを、前記ディジタル情報に基づいて絶対位相変調したものであり、前記差動検波用セグメントの前記情報伝送信号は、各々が割り当てられたキャリアを、前記ディジタル情報に基づいて差動変調するように構成される。
(4)OFDM信号を受信し、ディジタル情報を復元する受信装置であって、前記OFDM信号は、周波数的に連続する複数のキャリアから構成されるセグメントを2つ以上含み、前記セグメントは、同期検波用セグメントまたは差動検波用セグメントのいずれかであり、前記同期検波用セグメントは、分散パイロット信号が割り当てられたキャリアと情報伝送信号が割り当てられたキャリアとを含み、前記同期検波用セグメントを構成するキャリアの個数は12の倍数であり、前記同期検波用セグメントにおいて、前記分散パイロット信号は、キャリア方向には12キャリアに1回、シンボル方向には4シンボルに1回割り当てられ、前記同期検波用セグメントにおいて、前記情報伝送信号は、前記分散パイロット信号が割り当てられたキャリア以外のいずれかのキャリアに割り当てられ、前記差動検波用セグメントは、終端パイロット信号が割り当てられたキャリアと情報伝送信号が割り当てられたキャリアとを含み、前記差動検波用セグメントにおいて、前記終端パイロット信号は、前記差動検波用セグメントの低域端のキャリアに割り当てられ、前記差動検波用セグメントにおいて、前記情報伝送信号は、前記終端パイロット信号が割り当てられるキャリア以外のいずれかのキャリアに割り当てられ、前記同期検波用セグメントの前記情報伝送信号は、各々が割り当てられたキャリアを、前記ディジタル情報に基づいて絶対位相変調したものであり、前記差動検波用セグメントの前記情報伝送信号は、各々が割り当てられたキャリアを、前記ディジタル情報に基づいて差動変調したものであり、前記OFDM信号をフーリエ変換するフーリエ変換手段と、前記フーリエ変換手段の出力の内、前記同期検波用セグメントを同期検波し、前記差動検波用セグメントを差動検波する検波手段とを備えるように構成される。
以上述べた本発明に係る送信方法、受信方法、送信装置、受信装置は、移動受信に適した差動検波用セグメントを備えることができる。このとき、終端パイロット信号及び帯域終端パイロット信号を備えることによって、隣接する同期検波用のセグメントの同期検波特性を損なわずに、セグメント毎に同期検波用セグメントと差動検波用セグメントを自由に組み合わせることができ、これによって柔軟なサービス形態を実現することができる。
また、周波数配置の逆フーリエ変換対がインパルス状である連続パイロット信号を用いて、必要に応じてシンボル期間で折り返しのない伝送路のインパルス応答特性を求めることができる。
したがって、本発明によれば、全体の伝送容量を維持しつつディジタル情報を伝送する搬送波の変調に部分的に移動受信に適した変調方式を導入し、また、例えば連続パイロット信号から推定される伝送路のインパルス応答に折り返しが生じないように連続パイロット信号を配置した送信方法、受信方法、送信装置及び受信装置を提供することができる。
以下、本発明に係る送信方法、受信方法によるOFDM伝送方式とこのOFDM伝送方式に適した送信装置、受信装置の実施の形態について詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
本実施の形態のOFDM伝送方式では、13個のセグメントと1キャリアの搬送波を用いた帯域終端パイロットからなり、1個のセグメントは108キャリアの搬送波で構成される。各セグメントは、同期検波用セグメント、または、差動検波用セグメントのいずれかで構成される。帯域全体では1405キャリアの搬送波を用いる。
図1に同期検波用あるいは差動検波用セグメント(合計13個のセグメント)、帯域終端パイロット信号の配置例を示す。横軸は周波数軸(キャリア配置)、縦軸は時間軸(シンボル方向)を模式的に表現したものである。各セグメント内のキャリア番号k’を0から107の整数とし、1個のセグメントは108キャリアの搬送波で構成される。
同期検波用セグメントは、1シンボルあたり9キャリアの搬送波を用いた分散パイロット信号と、3キャリアの搬送波を用いた付加情報伝送信号と、96キャリアの搬送波を用いた情報伝送信号とから構成される。
差動検波用セグメントは、11キャリアの搬送波を用いた付加情報伝送信号と、1キャリアの搬送波を用いた終端パイロット信号と、96キャリアの搬送波を用いた情報伝送信号とから構成される。
このように同期検波用セグメントと差動検波用セグメントでは108本という同一本数のキャリアを用いるため、セグメントの組合せによって所要伝送帯域が変わることはない。
ここでは、帯域全体でのキャリア番号kを0から1404の整数、セグメント番号iを0から12の整数、各セグメント内のキャリア番号k’を0から107の整数とし、k=i・108+k’を満たすものとする。
同期検波用セグメントに設けられる分散パイロット信号は、各セグメントとも(5)式によるセグメント内のキャリア番号k’の搬送波に配置される。(5)式において、mod は剰余演算を表わし、シンボル番号を示すnは0以上の整数、pは0以上8以下の整数である。
Figure 0004057603
同期用セグメント及び差動検波用セグメントに設けられる付加情報伝送信号は、それぞれ表1に示す各セグメント内のキャリア番号k’の搬送波に配置される。表1は、同期検波用セグメントの付加情報伝送信号が差動検波用セグメントの付加情報伝送信号に含まれることを示している。
以上の構成により、同期検波用セグメントと差動検波用セグメントが混在した状態であっても、同期検波用セグメントの付加情報伝送信号として定義される搬送波には付加情報伝送信号が必ず配置されることになり、付加情報伝送信号かそれ以外の伝送信号かの識別が受信側で容易となる。尚、伝送される付加情報によっては部分集合配置とならないように搬送波を割り当ててもよい。
Figure 0004057603
差動検波用セグメントに設けられる終端パイロット信号は、各セグメント内のキャリア番号k’が0の搬送波に配置される。終端パイロット信号の配置は、隣接する同期検波用セグメントの分散パイロット信号の周波数配置の周期性を保つ位置である。各終端パイロット信号は、該分散パイロット信号を補っている。
図2に、同期検波用セグメントでの分散パイロット信号の配置、差動検波用セグメントでの終端パイロット信号の配置例を示す。横軸は周波数軸(キャリア配置)、縦軸は時間軸(シンボル方向)を模式的に表現したものである。各セグメント内のキャリア番号k’を0から107の整数とし、1個のセグメントは108キャリアの搬送波で構成される。付加情報伝送信号は分散パイロット信号とは異なる搬送波に割り付けられる。
これらの分散パイロット信号及び、終端パイロット信号は、それぞれ配置されるキャリア番号k(セグメント番号i及び各セグメント内のキャリア番号k’により決まる)に対応するPN(擬似乱数)系列wk (wk =0,1)に基づき、(6)式に示す複素ベクトルck,n によって搬送波を変調して得られる。(6)式において、Re{ck,n }はキャリア番号k、シンボル番号nの搬送波に対応する複素ベクトルck,n の実数部を表わし、Im{ck,n }は虚数部を表わす。
Figure 0004057603
同期検波用セグメント及び差動検波用セグメントに設けられる付加情報伝送信号は、96キャリアの搬送波を用いて伝送される情報伝送信号とは異なる付加情報を伝送するために用いる。例えば伝送モード(各セグメント数、キャリア変調方式など)を規定する制御情報や、放送局として利用する情報(例えば中継局で使用する制御情報、生放送でのかけあいに使用する低時間遅延の音声情報、放送局識別用信号など)が考えられる。シンボル毎に1ビットの付加情報を伝送してもよいし、複数ビットの付加情報を伝送してもよい。また伝送モードを規定する制御情報だけを伝送してもよい。
ここでシンボル番号nのシンボルで伝送する制御情報ビットをSn とすると、制御情報信号は(7)式に示す複素ベクトルck,n によって搬送波を変調して得られる。すなわち、この場合には制御情報信号を伝送する搬送波は、シンボル間で差動2値PSK(Phase Shift Keying)変調される。
Figure 0004057603
但し、フレームの先頭シンボル(シンボル番号n=0)では、制御情報を伝送する搬送波は、前述のPN系列wk に基づいて、(8)式に示す複素ベクトルck,n によって変調される。
Figure 0004057603
尚、シンボル毎に2ビットの制御情報を伝送する場合には、例えばシンボル間での差動4相PSK変調を用いたり、あるいは制御情報を伝送する複数の搬送波を2つのグループに分割し、シンボル毎にそれぞれ1ビットずつ伝送するように割り付けてもよい。
同期検波用セグメントに設けられる情報伝送信号は、前述の同期検波用セグメントの分散パイロット信号、付加情報伝送信号以外の搬送波に配され、ディジタル情報に基づいて絶対位相変調が施される。この絶対位相変調には、例えば、QPSK、16QAM、64QAM変調などが用いられる。
同期検波用セグメントの情報伝送信号は以下の処理によって復調される。まず、分散パイロット信号や必要な終端パイロット信号、帯域終端パイロット信号を該分散パイロット、終端パイロット信号及び帯域終端パイロット信号を変調している複素ベクトルで逆変調して、分散パイロット信号及び終端パイロット信号などにかかる周波数領域での伝送路特性を推定する。さらに、フィルタによって周波数方向及びシンボル方向に補間して情報伝送信号にかかる伝送路特性を推定する。このようにして得られた伝送路特性で情報伝送信号を除算する。これによって同期検波用セグメントから情報伝送信号を復調することができる。
差動検波用セグメントに設けられる情報伝送信号は、前述の差動検波用セグメントの終端パイロット信号、及び付加情報伝送信号以外の搬送波に配され、ディジタル情報に基づいて同じキャリア番号の隣接するシンボル間で差動変調が施される。
この差動変調には、例えば、DBPSK、DQPSK、DAPSKなどが用いられる。差動検波用セグメントの情報伝送信号は、前シンボルの同じキャリア番号の情報伝送信号で除算されることによって復調できる。
以上のことから、本実施の形態のOFDM伝送方式は、その受信装置において、同期検波用セグメントではフィルタの効果によって高品質な受信を、差動検波用セグメントではシンボル間の差動復調によって伝送路特性の変化が速い移動受信に適した受信を行うことができる。また、セグメント毎に同期検波用セグメントと差動検波用セグメントを任意に組み合わせることで、伝送帯域の変動を伴うことなく柔軟なサービス形態を実現することができる。
(第2の実施の形態)
本実施の形態のOFDM伝送方式では、13個のセグメントと1キャリアの搬送波を用いた帯域終端パイロットからなり、1個のセグメントは108キャリアの搬送波で構成される。各セグメントは、同期検波用セグメント、または、差動検波用セグメントのいずれかで構成される。帯域全体では1405キャリアの搬送波を用いる。
同期検波用セグメントは、1シンボルあたり9キャリアの搬送波を用いた分散パイロット信号と、2キャリアの搬送波を用いた連続パイロット信号と、1キャリアの搬送波を用いた付加情報伝送信号(この実施例では以下制御情報信号とする)と、96キャリアの搬送波を用いた情報伝送信号とから構成される。
差動検波用セグメントは、6キャリアの搬送波を用いた連続パイロット信号と、5キャリアの搬送波を用いた制御情報信号と、1キャリアの搬送波を用いた終端パイロット信号と、96キャリアの搬送波を用いた情報伝送信号とから構成される。
ここでは、帯域全体でのキャリア番号kを0から1404の整数、セグメント番号iを0から12の整数、各セグメント内のキャリア番号k’を0から107の整数とし、k=i・108+k’を満たすものとする。
同期検波用セグメントに設けられる分散パイロット信号は、各セグメントとも(5)式によるセグメント内のキャリア番号k’の搬送波に配置される。(5)式において、mod は剰余演算を表わし、pは0以上8以下の整数である。
Figure 0004057603
同期用セグメント及び差動検波用セグメントに設けられる連続パイロット信号は、それぞれ表2に示す各セグメント内のキャリア番号k’の搬送波に配置される。表2は、同期検波用セグメントの連続パイロット信号が差動検波用セグメン
トの連続パイロット信号に含まれることを示している。
Figure 0004057603
以上の構成により、同期検波用セグメントと差動検波用セグメントが混在した状態であっても、同期検波用セグメントの連続パイロットとして定義される搬送波には連続パイロット信号が必ず配置されることになり、連続パイロット信号かそれ以外の伝送信号かの識別が受信側で容易となる。尚、部分集合配置とならないように搬送波を割り当ててもよい。
毎シンボルとも同じ周波数の搬送波に、当該搬送波を特定の位相及び振幅で変調する連続パイロット信号は、周波数、位相、振幅が特定されるため受信側では基準となるキャリアとして利用することができる。
差動検波用セグメントに設けられる終端パイロット信号は、各セグメント内のキャリア番号k’が0の搬送波に配置される。終端パイロット信号の配置は、隣接する同期検波用セグメントの分散パイロット信号の周波数配置の周期性を保つ位置である。各終端パイロット信号は、該分散パイロット信号を補っている。
図3に、連続パイロット信号及び制御情報信号の配置と、同期検波用セグメントでの分散パイロット信号の配置、差動検波用セグメントでの終端パイロット信号の配置例を示す。横軸は周波数軸(キャリア配置)、縦軸は時間軸(シンボル方向)を模式的に表現したものである。各セグメント内のキャリア番号k’を0から107の整数とし、1個のセグメントは108キャリアの搬送波で構成される。連続パイロット信号、制御情報信号は分散パイロット信号とは異なる搬送波に割り付けられる。
これらの分散パイロット信号、連続パイロット信号、及び、終端パイロット信号は、それぞれ配置されるキャリア番号k(セグメント番号i及び各セグメント内のキャリア番号k’により決まる)に対応するPN(擬似乱数)系列wk (wk =0,1)に基づき、(6)式に示す複素ベクトルck,n によって搬送波を変調して得られる。(6)式において、Re{ck,n }はキャリア番号k、シンボル番号nの搬送波に対応する複素ベクトルck,n の実数部を表わし、Im{ck,n }は虚数部を表わす。
Figure 0004057603
同期検波用セグメント及び差動検波用セグメントに設けられる制御情報信号は、それぞれ表3に示す各セグメント内のキャリア番号k’の搬送波に配置され、シンボル毎に1ビットの制御情報を伝送する。
Figure 0004057603
シンボル番号nのシンボルで伝送する制御情報ビットをSn とすると、制御情報信号は(7)式に示す複素ベクトルck,n によって搬送波を変調して得られる。すなわち、制御情報信号を伝送する搬送波は、シンボル間で差動2値PSK(Phase Shift Keying)変調される。
Figure 0004057603
但し、フレームの先頭シンボル(シンボル番号n=0)では、制御情報を伝送する搬送波は、前述のPN系列wk に基づいて、(8)式に示す複素ベクトルck,n によって変調される。
Figure 0004057603
尚、シンボル毎に2ビットの制御情報を伝送する場合には、例えばシンボル間での差動4相PSK変調を用いる。
同期検波用セグメントに設けられる情報伝送信号は、前述の同期検波用セグメントの分散パイロット信号、連続パイロット信号、及び、制御情報信号以外の搬送波に配され、ディジタル情報に基づいて絶対位相変調が施される。この絶対位相変調には、例えば、QPSK、16QAM、64QAM変調などが用いられる。
同期検波用セグメントの情報伝送信号は以下の処理によって復調される。まず、分散パイロット信号や必要な終端パイロット信号、帯域終端パイロット信号を該分散パイロット、終端パイロット信号及び帯域終端パイロット信号を変調している複素ベクトルで逆変調して、分散パイロット信号及び終端パイロット信号などにかかる周波数領域での伝送路特性を推定する。さらに、フィルタによって周波数方向及びシンボル方向に補間して情報伝送信号にかかる伝送路特性を推定する。このようにして得られた伝送路特性で情報伝送信号を除算する。これによって同期検波用セグメントから情報伝送信号を復調することができる。
差動検波用セグメントに設けられる情報伝送信号は、前述の差動検波用セグメントの連続パイロット信号、終端パイロット信号、及び、制御情報信号以外の搬送波に配され、ディジタル情報に基づいて同じキャリア番号の隣接するシンボル間で差動変調が施される。
この差動変調には、例えば、DBPSK、DQPSK、DAPSKなどが用いられる。差動検波用セグメントの情報伝送信号は、前シンボルの同じキャリア番号の情報伝送信号で除算されることによって復調できる。
以上のことから、本実施の形態のOFDM伝送方式は、その受信装置において、同期検波用セグメントではフィルタの効果によって高品質な受信を、差動検波用セグメントではシンボル間の差動復調によって伝送路特性の変化が速い移動受信に適した受信を行うことができる。また、セグメント毎に同期検波用セグメントと差動検波用セグメントを任意に組み合わせることで、柔軟なサービス形態を実現することができる。
また、毎シンボルとも同じ周波数の搬送波に、当該搬送波を特定の位相及び振幅で変調する連続パイロット信号を配置することにより、周波数、位相、振幅が特定されるため受信側では基準となるキャリアとして利用することができる。
図4及び図5は、それぞれ表2に示した同期検波用セグメント(13セグメント、26キャリア)及び差動検波用セグメント(13セグメント、78キャリア)の連続パイロット信号の周波数配置の逆フーリエ変換対を示したものである。図4、図5から、それらはインパルス状であり、表2に示した連続パイロット信号の周波数配置が周期性を持たないことがわかる。
このことから、本実施の形態のOFDM伝送方式は、マルチパスなどの遅延波によって連続パイロット信号全体が消滅することを防ぐことができる。また、この配置を使用して逆フーリエ変換を求めることで、伝送路のインパルス応答を求めることができる。尚、連続パイロット信号の周波数配置は自己相関に強い配置になっている。
図6及び図7は、それぞれ表3に示した同期検波用セグメント及び差動検波用セグメントの制御情報信号の周波数配置の逆フーリエ変換対を示したものである。図6、図7から、それらはインパルス状であり、表3に示した制御情報信号の周波数配置が周期性を持たないことがわかる。
以上のことから、本実施の形態のOFDM伝送方式は、マルチパスなどの遅延波によって制御情報信号全体が消滅することを防ぐことができる。
尚、制御情報信号を含む付加情報伝送信号の周波数配置を同様に設定することができる。
(第3の実施の形態)
図8に、第1及び第2の実施の形態のOFDM伝送方式に基づいてOFDM信号を生成する送信装置の実施の形態の構成を示す。
図8において、情報伝送信号生成回路51では、入力されるディジタル情報に必要に応じて誤り制御処理(誤り訂正符号化やインタリーブ、エネルギー拡散など)とディジタル変調を施す。尚、ディジタル伝送で一般的に用いられる基本的な誤り制御処理手法とディジタル変調手法は周知の技術なので省略している。
同期検波用セグメントではディジタル変調として絶対位相変調が施される。この絶対位相変調には、例えば、QPSK、16QAM、64QAM変調などが用いられる。また、差動検波用セグメントではディジタル情報に基づいて同じキャリア番号の隣接するシンボル間で差動変調が施される。この差動変調には例えば、DBPSK、DQPSK、DAPSKなどが用いられる。
付加情報信号生成回路52は、入力される付加情報に必要に応じて誤り制御処理(誤り訂正符号化やインタリーブ、エネルギー拡散など)とディジタル変調を施す。ディジタル変調としてM(Mは2以上の自然数)相PSK(Phase Shift Keying)変調や、シンボル方向での差動M相PSK変調などを用いる。
制御情報生成回路56は、受信側で必要とされる伝送モード情報(同期検波用セグメント数、差動検波用セグメント数、キャリア変調方式など伝送モードを規定する各種情報)を生成する。この情報は、付加情報信号生成回路52にて誤り制御処理とディジタル変調を施されるが、他の付加情報とは異なる誤り制御処理とディジタル変調を施してもよい。
分散パイロット信号生成回路53は、キャリア配置回路57にて配置が規定されるキャリア番号k(セグメント番号i及び各セグメント内のキャリア番号k’により決まる)に対応するPN(擬似乱数)系列wk (wk =0,1)に基づき変調された分散パイロット信号を生成する。
終端パイロット信号生成回路54は、キャリア配置回路57にて配置が規定されるキャリア番号k(セグメント番号i及び各セグメント内のキャリア番号k’により決まる)に対応するPN(擬似乱数)系列wk (wk =0,1)に基づき変調された終端パイロット信号を生成する。
帯域終端パイロット信号生成回路55は、帯域終端のキャリア番号kに対応するPN(擬似乱数)系列wk (wk =0,1)に基づき変調された帯域終端パイロット信号を生成する。
連続パイロット信号は特に記していないが、付加情報信号生成回路52にて当該キャリアに対して毎シンボル同一位相、振幅で変調する場合を想定すればよい。
キャリア配置回路57では、情報伝送信号生成回路51、付加情報信号生成回路52、分散パイロット信号生成回路53、終端パイロット信号生成回路54、帯域終端パイロット信号生成回路55の各出力(複素ベクトル列)を、伝送モードに応じて規定される周波数領域の搬送波位置に配置する。
例えば、分散パイロット信号生成回路53の出力は、同期検波用セグメント内においてN(Nは2以上の自然数)キャリア間隔でかつシンボル毎にL(LはNの約数)キャリアずつシフトさせた搬送波に配置される。終端パイロット信号生成回路54の出力は、差動検波用セグメント内においてセグメント内のキャリア番号k’=0の搬送波に配置される。また、付加情報信号生成回路52の出力は、例えば表1に示す周波数配置に従って割り付けられる。このようにして配置された基底周波数帯域の搬送波毎のベクトル列は逆フーリエ変換回路58に入力される。
逆フーリエ変換回路58は、キャリア配置回路57で生成された基底周波数帯域の搬送波毎のベクトル列を周波数領域から時間領域に変換し、通常用いられるガードインターバル期間を付加して出力する。直交変調回路59は逆フーリエ変換回路58の出力を直交変調し中間周波数帯域に変換する。周波数変換回路60は、直交変調されたOFDM信号の周波数帯域を中間周波数帯域から無線周波数帯域に変換しアンテナなどに供給する。
以上の構成による送信装置によれば、第1及び第2の実施の形態で述べたOFDM伝送方式に基づくOFDM信号を生成することができる。
(第4の実施の形態)
図9は、第1及び第2の実施の形態のOFDM伝送方式に基づいて形成されたOFDM信号を受信し、伝送路の時間領域でのインパルス応答を推定することが可能な受信装置の構成を示す。
図9において、チューナ11は、受信されたOFDM信号の周波数帯域を無線周波数帯域から基底周波数帯域に変換する。フーリエ変換回路12は、基底周波数帯域のOFDM信号を時間領域から周波数領域に変換し、周波数領域の搬送波毎のベクトル列として出力する。
分散/終端パイロット抽出回路13は、フーリエ変換回路12が出力するベクトル列から分散パイロット信号及び必要な終端パイロット信号、帯域終端パイロット信号を抽出する。ベクトル発生回路14は、分散/終端パイロット抽出回路13で抽出された分散パイロット信号、終端パイロット信号及び帯域終端パイロット信号に対応する変調複素ベクトルck,n を発生する。
除算回路15は、分散/終端パイロット抽出回路13で抽出された分散パイロット信号、終端パイロット信号及び帯域終端パイロット信号をベクトル発生回路14が発生する複素ベクトルで除して、分散パイロット信号、終端パイロット信号及び帯域終端パイロット信号にかかる伝送路特性を推定する。補間回路16は、除算回路15で得られた分散パイロット信号、終端パイロット信号及び帯域終端パイロット信号にかかる伝送路特性を補間して、同期検波用セグメントの情報伝送信号の搬送波にかかる伝送路特性を推定する。
遅延回路17は、フーリエ変換回路12の出力するベクトル列を1シンボル遅延する。選択回路18は、制御情報によって別途伝送されるセグメントの種類に従って、同期検波用セグメントの場合は補間回路16の出力を、差動検波用セグメントの場合は遅延回路17の出力を選択して出力する。
除算回路19は、フーリエ変換回路12が出力するベクトル列をそれぞれ選択回路18の出力で除算する。除算回路19において、同期検波用セグメントでは補間回路16で推定されたそれぞれ対応する搬送波にかかる伝送路特性で除算して同期検波し、差動検波用セグメントでは遅延回路17が出力する1シンボル前のそれぞれ対応する搬送波のベクトル列で除算して差動検波する。
復調回路20は、情報伝送信号を生成する際の変調方法(QPSK、16QAM、64QAM、DBPSK、DQPSK、DAPSKなど)に従って除算回路19から出力される検波信号を復調し、伝送されたディジタル情報を得る。
以上の構成により、第1の実施の形態で述べたOFDM伝送方式に基づくOFDM信号を受信し復調することができる。以下に述べる構成は、第2の実施の形態で述べたOFDM伝送方式に基づくOFDM信号を受信し復調する場合のものである。
まず、連続パイロット抽出回路21は、フーリエ変換回路12が出力するベクトル列から連続パイロット信号を抽出する。このとき、同期検波用セグメントと差動検波用セグメントが混在している状態でも、少なくとも同期検波用セグメントの連続パイロット信号が必ず混在するので、連続パイロット信号を常時抽出することができる。
ベクトル発生回路22は、連続パイロット抽出回路21で抽出された連続パイロット信号に対応する変調複素ベクトルck,n を発生する。除算回路23は、連続パイロット抽出回路21で抽出された連続パイロット信号をベクトル発生回路22が発生する複素ベクトルで除して、連続パイロット信号にかかる伝送路特性を推定する。逆フーリエ変換回路24は、除算回路23で推定された連続パイロット信号にかかる伝送路特性を周波数領域から時間領域に変換して伝送路のインパルス応答特性を得る。
以上のことから、本実施形態の受信装置の構成によれば、復調回路20において、同期検波用セグメントでは伝送路特性の補間処理によるフィルタ効果によって高品質な復調を実現することができ、差動検波用セグメントではシンボル間の差動復調によって伝送路特性の変化が速い移動受信に適した復調を実現することができる。また、逆フーリエ変換回路24において、折り返しのない伝送路のインパルス応答特性を得ることができる。
本発明に係るOFDM伝送方式の第1及び第2の実施形態において、同期検波用あるいは差動検波用セグメント(合計13個のセグメント)、帯域終端パイロット信号の配置例を示した図である。 本発明に係るOFDM伝送方式の第1及び第2の実施形態において、付加情報伝送信号の配置と、同期検波用セグメントでの分散パイロット信号の配置、差動検波用セグメントでの終端パイロット信号の配置例を示した図である。 本発明に係るOFDM伝送方式の第2の実施形態において、連続パイロット信号及び制御情報信号の配置と、同期検波用セグメントでの分散パイロット信号の配置、差動検波用セグメントでの終端パイロット信号の配置例を示した図である。 本発明に係るOFDM伝送方式の第2の実施形態において、表2に示した同期検波用セグメントの連続パイロット信号の周波数配置の逆フーリエ変換対を示す時間−振幅特性図である。 本発明に係るOFDM伝送方式の第2の実施形態において、表2に示した差動検波用セグメントの連続パイロット信号の周波数配置の逆フーリエ変換対を示す時間−振幅特性図である。 本発明に係るOFDM伝送方式の第2の実施形態において、表3に示した同期検波用セグメントの制御情報信号の周波数配置の逆フーリエ変換対を示す時間−振幅特性図である。 本発明に係るOFDM伝送方式の第2の実施形態において、表3に示した差動検波用セグメントの制御情報信号の周波数配置の逆フーリエ変換対を示す時間−振幅特性図である。 第5の実施形態として、本発明に係るOFDM伝送方式に用いられる送信装置の構成を示すブロック回路図である。 第6の実施形態として、本発明に係るOFDM伝送方式に用いられる受信装置の構成を示すブロック回路図である。 従来のOFDM伝送方式に用いられる受信装置の構成を示すブロック回路図である。
符号の説明
11…チューナ
12…フーリエ変換回路
13…分散/終端パイロット抽出回路
14…ベクトル発生回路
15…除算回路
16…補間回路
17…遅延回路
18…選択回路
19…除算回路
20…復調回路
21…連続パイロット抽出回路
22…ベクトル発生回路
23…除算回路
24…逆フーリエ変換回路
51…情報伝送信号生成回路
52…付加情報信号生成回路
53…分散パイロット信号生成回路
54…終端パイロット信号生成回路
55…帯域終端パイロット信号生成回路
56…制御情報生成回路
57…キャリア配置回路
58…逆フーリエ変換回路
59…直交変調回路
60…周波数変換回路

Claims (20)

  1. ディジタル情報をOFDM信号として送信する送信方法であって、
    前記OFDM信号は、周波数的に連続する複数のキャリアから構成されるセグメントを2つ以上含み、
    前記セグメントは、同期検波用セグメントまたは差動検波用セグメントのいずれかであり、
    前記同期検波用セグメントは、分散パイロット信号が割り当てられたキャリアと情報伝送信号が割り当てられたキャリアとを含み、
    前記同期検波用セグメントを構成するキャリアの個数は12の倍数であり、
    前記同期検波用セグメントにおいて、前記分散パイロット信号は、キャリア方向には12キャリアに1回、シンボル方向には4シンボルに1回割り当てられ、
    前記同期検波用セグメントにおいて、前記情報伝送信号は、前記分散パイロット信号が割り当てられたキャリア以外のいずれかのキャリアに割り当てられ、
    前記差動検波用セグメントは、終端パイロット信号が割り当てられたキャリアと情報伝送信号が割り当てられたキャリアとを含み、
    前記差動検波用セグメントにおいて、前記終端パイロット信号は、前記差動検波用セグメントの低域端のキャリアに割り当てられ、
    前記差動検波用セグメントにおいて、前記情報伝送信号は、前記終端パイロット信号が割り当てられたキャリア以外のいずれかのキャリアに割り当てられ、
    前記同期検波用セグメントの前記情報伝送信号は、各々が割り当てられたキャリアを、前記ディジタル情報に基づいて絶対位相変調したものであり、
    前記差動検波用セグメントの前記情報伝送信号は、各々が割り当てられたキャリアを、前記ディジタル情報に基づいて差動変調したものであることを特徴とする送信方法。
  2. 前記絶対位相変調は、QPSK変調、16QAM変調、64QAM変調のいずれかであることを特徴とする請求項1記載の送信方法。
  3. 前記差動変調は、DQPSK変調であることを特徴とする請求項1記載の送信方法。
  4. 前記分散パイロット信号及び前記終端パイロット信号は、各々が割り当てられたキャリアを、伝送帯域全体における当該キャリアの位置に基づき一意に決定される特定の振幅及び位相で変調したものであることを特徴とする請求項1記載の送信方法。
  5. 前記分散パイロット信号が割り当てられたキャリア及び前記終端パイロット信号が割り当てられたキャリアの電力は前記情報伝送信号が割り当てられたキャリアの電力より大きいことを特徴とする請求項1記載の送信方法。
  6. OFDM信号を受信し、ディジタル情報を復元する受信方法であって、
    前記OFDM信号は、周波数的に連続する複数のキャリアから構成されるセグメントを2つ以上含み、
    前記セグメントは、同期検波用セグメントまたは差動検波用セグメントのいずれかであり、
    前記同期検波用セグメントは、分散パイロット信号が割り当てられたキャリアと情報伝送信号が割り当てられたキャリアとを含み、
    前記同期検波用セグメントを構成するキャリアの個数は12の倍数であり、
    前記同期検波用セグメントにおいて、前記分散パイロット信号は、キャリア方向には12キャリアに1回、シンボル方向には4シンボルに1回割り当てられ、
    前記同期検波用セグメントにおいて、前記情報伝送信号は、前記分散パイロット信号が割り当てられたキャリア以外のいずれかのキャリアに割り当てられ、
    前記差動検波用セグメントは、終端パイロット信号が割り当てられたキャリアと情報伝送信号が割り当てられたキャリアとを含み、
    前記差動検波用セグメントにおいて、前記終端パイロット信号は、前記差動検波用セグメントの低域端のキャリアに割り当てられ、
    前記差動検波用セグメントにおいて、前記情報伝送信号は、前記終端パイロット信号が割り当てられるキャリア以外のいずれかのキャリアに割り当てられ、
    前記同期検波用セグメントの前記情報伝送信号は、各々が割り当てられたキャリアを、前記ディジタル情報に基づいて絶対位相変調したものであり、
    前記差動検波用セグメントの前記情報伝送信号は、各々が割り当てられたキャリアを、前記ディジタル情報に基づいて差動変調したものであり、
    前記OFDM信号をフーリエ変換した後、前記同期検波用セグメントを同期検波し、前記差動検波用セグメントを差動検波することにより前記ディジタル情報を復元することを特徴とする受信方法。
  7. 前記絶対位相変調は、QPSK変調、16QAM変調、64QAM変調のいずれかであることを特徴とする請求項6記載の受信方法。
  8. 前記差動変調は、DQPSK変調であることを特徴とする請求項6記載の受信方法。
  9. 前記分散パイロット信号及び前記終端パイロット信号は、各々が割り当てられたキャリアを、伝送帯域全体における当該キャリアの位置に基づき一意に決定される特定の振幅及び位相で変調したものであることを特徴とする請求項6記載の受信方法。
  10. 前記分散パイロット信号が割り当てられたキャリア及び前記終端パイロット信号が割り当てられたキャリアの電力は前記情報伝送信号が割り当てられたキャリアの電力より大きいことを特徴とする請求項6記載の受信方法。
  11. ディジタル情報をOFDM信号として送信する送信装置であって、
    情報伝送信号と分散パイロット信号と終端パイロット信号とを所定のキャリアに割り当てるキャリア配置手段と、
    前記キャリア配置手段の出力を逆フーリエ変換することにより前記OFDM信号を生成する逆フーリエ変換手段とを備え、
    前記OFDM信号は、周波数的に連続する複数のキャリアから構成されるセグメントを2つ以上含み、
    前記セグメントは、同期検波用セグメントまたは差動検波用セグメントのいずれかであり、
    前記同期検波用セグメントは、前記分散パイロット信号が割り当てられたキャリアと前記情報伝送信号が割り当てられたキャリアとを含み、
    前記同期検波用セグメントを構成するキャリアの個数は12の倍数であり、
    前記同期検波用セグメントにおいて、前記分散パイロット信号は、キャリア方向には12キャリアに1回、シンボル方向には4シンボルに1回割り当てられ、
    前記同期検波用セグメントにおいて、前記情報伝送信号は、前記分散パイロット信号が割り当てられたキャリア以外のいずれかのキャリアに割り当てられ、
    前記差動検波用セグメントは、前記終端パイロット信号が割り当てられたキャリアと前記情報伝送信号が割り当てられたキャリアとを含み、
    前記差動検波用セグメントにおいて、前記終端パイロット信号は、前記差動検波用セグメントの低域端のキャリアに割り当てられ、
    前記差動検波用セグメントにおいて、前記情報伝送信号は、前記終端パイロット信号が割り当てられたキャリア以外のいずれかのキャリアに割り当てられ、
    前記同期検波用セグメントの前記情報伝送信号は、各々が割り当てられたキャリアを、前記ディジタル情報に基づいて絶対位相変調したものであり、
    前記差動検波用セグメントの前記情報伝送信号は、各々が割り当てられたキャリアを、前記ディジタル情報に基づいて差動変調したものであることを特徴とする送信装置。
  12. 前記絶対位相変調は、QPSK変調、16QAM変調、64QAM変調のいずれかであることを特徴とする請求項11記載の送信装置。
  13. 前記差動変調は、DQPSK変調であることを特徴とする請求項11記載の送信装置。
  14. 前記分散パイロット信号及び前記終端パイロット信号は、各々が割り当てられたキャリアを、伝送帯域全体における当該キャリアの位置に基づき一意に決定される特定の振幅及び位相で変調したものであることを特徴とする請求項11記載の送信装置。
  15. 前記分散パイロット信号が割り当てられたキャリア及び前記終端パイロット信号が割り当てられたキャリアの電力は前記情報伝送信号が割り当てられたキャリアの電力より大きいことを特徴とする請求項11記載の送信装置。
  16. OFDM信号を受信し、ディジタル情報を復元する受信装置であって、
    前記OFDM信号は、周波数的に連続する複数のキャリアから構成されるセグメントを2つ以上含み、
    前記セグメントは、同期検波用セグメントまたは差動検波用セグメントのいずれかであり、
    前記同期検波用セグメントは、分散パイロット信号が割り当てられたキャリアと情報伝送信号が割り当てられたキャリアとを含み、
    前記同期検波用セグメントを構成するキャリアの個数は12の倍数であり、
    前記同期検波用セグメントにおいて、前記分散パイロット信号は、キャリア方向には12キャリアに1回、シンボル方向には4シンボルに1回割り当てられ、
    前記同期検波用セグメントにおいて、前記情報伝送信号は、前記分散パイロット信号が割り当てられたキャリア以外のいずれかのキャリアに割り当てられ、
    前記差動検波用セグメントは、終端パイロット信号が割り当てられたキャリアと情報伝送信号が割り当てられたキャリアとを含み、
    前記差動検波用セグメントにおいて、前記終端パイロット信号は、前記差動検波用セグメントの低域端のキャリアに割り当てられ、
    前記差動検波用セグメントにおいて、前記情報伝送信号は、前記終端パイロット信号が割り当てられるキャリア以外のいずれかのキャリアに割り当てられ、
    前記同期検波用セグメントの前記情報伝送信号は、各々が割り当てられたキャリアを、前記ディジタル情報に基づいて絶対位相変調したものであり、
    前記差動検波用セグメントの前記情報伝送信号は、各々が割り当てられたキャリアを、前記ディジタル情報に基づいて差動変調したものであり、
    前記OFDM信号をフーリエ変換するフーリエ変換手段と、
    前記フーリエ変換手段の出力の内、前記同期検波用セグメントを同期検波し、前記差動検波用セグメントを差動検波する検波手段とを備えることを特徴とする受信装置。
  17. 前記絶対位相変調は、QPSK変調、16QAM変調、64QAM変調のいずれかであることを特徴とする請求項16記載の受信装置。
  18. 前記差動変調は、DQPSK変調であることを特徴とする請求項16記載の受信装置。
  19. 前記分散パイロット信号及び前記終端パイロット信号は、各々が割り当てられたキャリアを、伝送帯域全体におけ当該キャリアの位置に基づき一意に決定される特定の振幅及び位相で変調したものであることを特徴とする請求項16記載の受信装置。
  20. 前記分散パイロット信号が割り当てられたキャリア及び前記終端パイロット信号が割り当てられたキャリアの電力は前記情報伝送信号が割り当てられたキャリアの電力より大きいことを特徴とする請求項16記載の受信装置。
JP2005175400A 1997-07-01 2005-06-15 送信方法、受信方法、送信装置、受信装置 Expired - Lifetime JP4057603B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005175400A JP4057603B2 (ja) 1997-07-01 2005-06-15 送信方法、受信方法、送信装置、受信装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17594197 1997-07-01
JP2005175400A JP4057603B2 (ja) 1997-07-01 2005-06-15 送信方法、受信方法、送信装置、受信装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000006857A Division JP4197568B2 (ja) 1997-07-01 2000-01-14 送信方法、受信方法、送信装置、受信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005304082A JP2005304082A (ja) 2005-10-27
JP4057603B2 true JP4057603B2 (ja) 2008-03-05

Family

ID=16004943

Family Applications (5)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11506866A Expired - Lifetime JP3083159B2 (ja) 1997-07-01 1998-06-30 直交周波数分割多重伝送方式とその送信装置及び受信装置
JP2000006857A Expired - Lifetime JP4197568B2 (ja) 1997-07-01 2000-01-14 送信方法、受信方法、送信装置、受信装置
JP2005175400A Expired - Lifetime JP4057603B2 (ja) 1997-07-01 2005-06-15 送信方法、受信方法、送信装置、受信装置
JP2005175401A Expired - Lifetime JP4197690B2 (ja) 1997-07-01 2005-06-15 送信方法、受信方法、送信装置、受信装置
JP2008024593A Expired - Lifetime JP4287895B2 (ja) 1997-07-01 2008-02-04 受信方法、受信装置

Family Applications Before (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11506866A Expired - Lifetime JP3083159B2 (ja) 1997-07-01 1998-06-30 直交周波数分割多重伝送方式とその送信装置及び受信装置
JP2000006857A Expired - Lifetime JP4197568B2 (ja) 1997-07-01 2000-01-14 送信方法、受信方法、送信装置、受信装置

Family Applications After (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005175401A Expired - Lifetime JP4197690B2 (ja) 1997-07-01 2005-06-15 送信方法、受信方法、送信装置、受信装置
JP2008024593A Expired - Lifetime JP4287895B2 (ja) 1997-07-01 2008-02-04 受信方法、受信装置

Country Status (5)

Country Link
JP (5) JP3083159B2 (ja)
KR (4) KR100575913B1 (ja)
CN (9) CN1980217B (ja)
TW (1) TW443059B (ja)
WO (1) WO1999001956A1 (ja)

Families Citing this family (54)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2692300A (en) 1999-02-25 2000-09-14 Nippon Hoso Kyokai Digital broadcasting apparatus
JP3940541B2 (ja) * 1999-02-25 2007-07-04 ソニー株式会社 ディジタル放送装置
AU2942200A (en) 1999-03-10 2000-09-28 Sony Corporation Digital broadcast receiver
JP3538098B2 (ja) * 1999-07-23 2004-06-14 日本電信電話株式会社 Ofdm変復調回路
JP3581072B2 (ja) * 2000-01-24 2004-10-27 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ チャネル構成方法及びその方法を利用する基地局
JP4409743B2 (ja) * 2000-02-25 2010-02-03 パナソニック株式会社 無線通信装置及び無線通信方式
EP1178640B1 (en) * 2000-08-01 2006-05-24 Sony Deutschland GmbH Device and method for channel estimating an OFDM system
DE1313242T1 (de) * 2000-08-21 2003-11-27 Kenwood Corp Orthogonal-frequenzmultiplex-signalempfangsvorrichtung und orthogonal-frequenzmultiplex-signalempfangsverfahren
FR2814011B1 (fr) * 2000-09-14 2003-10-24 France Telecom Procede d'estimation optimale d'un canal de propagation reposant uniquement sur les symboles pilotes et estimateur correspondant
JP4000057B2 (ja) 2000-11-17 2007-10-31 松下電器産業株式会社 Ofdm通信装置
SE0004403L (sv) * 2000-11-29 2002-05-30 Ericsson Telefon Ab L M Metoder och anordningar i ett telekommunikationssystem
US7203158B2 (en) * 2000-12-06 2007-04-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. OFDM signal transmission system, portable terminal, and e-commerce system
JP4323103B2 (ja) 2001-02-20 2009-09-02 三菱電機株式会社 移動体通信システム、マルチキャリアcdma送信装置およびマルチキャリアcdma受信装置
US7230911B2 (en) 2001-05-10 2007-06-12 Intel Corporation Sparse channel estimation for orthogonal frequency division multiplexed signals
US7020095B2 (en) 2001-06-16 2006-03-28 Maxim Integrated Products, Inc. System and method for modulation of non-data bearing carriers in a multi-carrier modulation system
US7548506B2 (en) 2001-10-17 2009-06-16 Nortel Networks Limited System access and synchronization methods for MIMO OFDM communications systems and physical layer packet and preamble design
US6975650B2 (en) * 2002-02-13 2005-12-13 Interdigital Technology Corporation Transport block set segmentation
GB2386519B (en) 2002-03-12 2004-05-26 Toshiba Res Europ Ltd Adaptive Multicarrier Communication
KR100539947B1 (ko) * 2003-06-18 2005-12-28 삼성전자주식회사 직교 주파수 분할 다중 방식을 사용하는 통신 시스템에서기지국 구분을 위한 파일럿 패턴 송수신 장치 및 방법
KR20050005047A (ko) * 2003-07-01 2005-01-13 삼성전자주식회사 동기신호 검출장치 및 방법
KR100996080B1 (ko) * 2003-11-19 2010-11-22 삼성전자주식회사 직교 주파수 분할 다중 방식을 사용하는 통신 시스템에서적응적 변조 및 코딩 제어 장치 및 방법
JP4043442B2 (ja) 2004-01-09 2008-02-06 株式会社東芝 無線送信装置、無線受信装置、無線送信方法及び無線受信方法、無線通信システム
JP4059227B2 (ja) * 2004-05-21 2008-03-12 ソニー株式会社 復調装置
JP2006042025A (ja) 2004-07-28 2006-02-09 Casio Comput Co Ltd Ofdm信号復調回路及びofdm信号復調方法
KR100724968B1 (ko) * 2004-11-19 2007-06-04 삼성전자주식회사 다중 반송파 통신 시스템에서 파일럿 변조에 따른 신호송수신 장치 및 방법
CN1787506B (zh) * 2004-12-09 2010-09-15 中兴通讯股份有限公司 正交频分复用系统的导频分配方法和装置
US8150408B2 (en) 2005-03-08 2012-04-03 Qualcomm Incorporated Pilot grouping and set management in multi-carrier communication systems
US20070066232A1 (en) 2005-09-22 2007-03-22 Black Peter J Pilot grouping and route protocols in multi-carrier communication systems
KR100724949B1 (ko) * 2005-05-03 2007-06-04 삼성전자주식회사 주파수 분할 다중접속 기반 무선통신 시스템에서 데이터와제어 정보의 다중화 방법 및 장치
KR101119351B1 (ko) * 2005-05-04 2012-03-06 삼성전자주식회사 직교 주파수 분할 다중 시스템에서 정보의 송수신 방법 및 장치와 그 시스템
JP2007081504A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Hitachi Kokusai Electric Inc Ofdm受信機における伝送路特性補間方法及びその装置
JP3841819B1 (ja) * 2005-11-08 2006-11-08 三菱電機株式会社 直交周波数分割多重信号の受信装置および受信方法
JP4343926B2 (ja) * 2006-02-08 2009-10-14 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 送信装置および送信方法
JP2007300217A (ja) * 2006-04-27 2007-11-15 Toshiba Corp Ofdm信号の送信方法、ofdm送信機及びofdm受信機
US8077784B2 (en) 2006-05-24 2011-12-13 Panasonic Corporation OFDM demodulation device
KR101233604B1 (ko) * 2006-07-04 2013-02-14 가부시키가이샤 히다치 고쿠사이 덴키 수신 장치
US8374161B2 (en) * 2006-07-07 2013-02-12 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for sending data and control information in a wireless communication system
KR100922729B1 (ko) * 2006-12-05 2009-10-22 한국전자통신연구원 직교주파수분할다중방식/직교주파수분할다중접속방식릴레이 시스템에서의 채널 추정 장치와 동기화 장치 및 그방법
WO2008099572A1 (ja) 2007-02-15 2008-08-21 Mitsubishi Electric Corporation 受信装置及び受信方法
JPWO2008149510A1 (ja) * 2007-05-30 2010-08-19 パナソニック株式会社 送信装置、マルチキャリア伝送方法及び受信装置
US8559536B2 (en) 2007-06-22 2013-10-15 Panasonic Corporation Transmission device, reception device, and OFDM transmission method
US8045628B2 (en) 2007-10-18 2011-10-25 Nokia Corporation Digital video broadcast service discovery
JP5061892B2 (ja) * 2007-12-28 2012-10-31 富士通株式会社 無線通信システムにおける信号多重方法、送信局及び受信局
JP4567088B2 (ja) 2008-09-01 2010-10-20 三菱電機株式会社 Ofdm信号受信装置および受信方法
JP4545209B2 (ja) 2008-09-01 2010-09-15 三菱電機株式会社 直交周波数分割多重信号の受信装置およびその受信方法
US9172572B2 (en) * 2009-01-30 2015-10-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Digital video broadcasting-cable system and method for processing reserved tone
CN102065046B (zh) * 2009-11-11 2013-10-09 北京泰美世纪科技有限公司 一种ofdm系统的信息传输方法及信号生成装置
GB2511797B (en) * 2013-03-13 2020-12-23 Saturn Licensing Llc Transmitters, receivers and methods of transmitting and receiving
US9008203B2 (en) 2013-03-13 2015-04-14 Sony Corporation Transmitters, receivers and methods of transmitting and receiving
CN105284068B (zh) 2013-06-05 2019-08-27 索尼公司 用于传输有效载荷数据和紧急信息的传输器和传输方法
KR101446629B1 (ko) * 2013-07-17 2014-10-06 한국전자통신연구원 무선 통신 시스템에서 보안 데이터 전송 장치 및 방법
JP6417178B2 (ja) * 2014-10-10 2018-10-31 日本放送協会 Ofdm送信装置
KR20170034621A (ko) 2015-09-21 2017-03-29 박주원 영아용 흔들침대
JP6412535B2 (ja) * 2016-10-17 2018-10-24 日本放送協会 Ofdm送信装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU628102B2 (en) * 1988-10-21 1992-09-10 Thomson-Csf Emitter, transmission method and receiver
JPH0723072A (ja) * 1993-07-02 1995-01-24 Hitachi Ltd 検波方式
JP3162581B2 (ja) * 1994-09-16 2001-05-08 株式会社東芝 階層的直交多重伝送方式とその送受信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008113471A (ja) 2008-05-15
CN1980217B (zh) 2012-06-20
JP4197690B2 (ja) 2008-12-17
TW443059B (en) 2001-06-23
CN1484449A (zh) 2004-03-24
CN1984112B (zh) 2010-12-15
CN1980213A (zh) 2007-06-13
WO1999001956A1 (fr) 1999-01-14
JP4197568B2 (ja) 2008-12-17
KR100575913B1 (ko) 2006-05-02
JP4287895B2 (ja) 2009-07-01
CN1980215A (zh) 2007-06-13
JP2005304082A (ja) 2005-10-27
CN1980214B (zh) 2010-07-21
CN1980216A (zh) 2007-06-13
KR100557426B1 (ko) 2006-04-07
KR100581780B1 (ko) 2006-05-24
CN1980217A (zh) 2007-06-13
CN1236610C (zh) 2006-01-11
CN1980213B (zh) 2010-12-15
CN1980216B (zh) 2011-09-07
JP3083159B2 (ja) 2000-09-04
CN1984112A (zh) 2007-06-20
KR100574125B1 (ko) 2006-04-26
CN1842068A (zh) 2006-10-04
CN1980214A (zh) 2007-06-13
CN1231089A (zh) 1999-10-06
JP2000236313A (ja) 2000-08-29
KR20000068380A (ko) 2000-11-25
JP2005312082A (ja) 2005-11-04
KR20040004480A (ko) 2004-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4057603B2 (ja) 送信方法、受信方法、送信装置、受信装置
JP4477060B2 (ja) 複数の送信アンテナを使用する多重セル直交周波数分割多重方式通信システムにおけるチャネル推定装置及び方法
US8982985B2 (en) Pilot allocation in multi-carrier systems with frequency notching
EP1585246A2 (en) Apparatus and method for switching between an AMC mode and a diversity mode in a broadband wireless communication
JP4410652B2 (ja) デジタル放送信号再送信装置
EP0993161A2 (en) Multicarrier transmission of two data sets
JP2004336746A (ja) 多重アンテナを用いる直交周波分割多重システムにおけるチャネルの推定装置及び方法
EP1331782A2 (en) OFDM diversity receiver and receiving method using a plurality of equalizers
JP2772292B2 (ja) Ofdm伝送方式および送受信装置
JP4454480B2 (ja) パイロットキャリアの送受信方法、送信装置及び受信装置
JPH11145929A (ja) 伝送制御信号送信方式と送受信装置
EP2129035A1 (en) Improved pilot allocation in multi-carrier systems with frequency notching
KR100964396B1 (ko) 채널 추정, 등화 방법 및 시스템
KR100959899B1 (ko) 무선 신호 전송 방법
JP7289737B2 (ja) データ伝送システム及びデータ伝送方法
EP2493109B1 (en) Pilot allocation in multi-carrier systems with frequency notching
KR20070066871A (ko) 송신 다이버시티가 적용된 ofdm 시스템에서 동기채널을 이용하여 브로드캐스팅 채널을 복조하는 방법 및이를 위한 송수신 장치

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101221

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101221

Year of fee payment: 3

S202 Request for registration of non-exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R315201

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101221

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101221

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111221

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111221

Year of fee payment: 4

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111221

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111221

Year of fee payment: 4

S202 Request for registration of non-exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R315201

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111221

Year of fee payment: 4

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111221

Year of fee payment: 4

S202 Request for registration of non-exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R315201

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111221

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111221

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121221

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121221

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131221

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term