JP3162581B2 - 階層的直交多重伝送方式とその送受信装置 - Google Patents

階層的直交多重伝送方式とその送受信装置

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JP3162581B2 JP22123794A JP22123794A JP3162581B2 JP 3162581 B2 JP3162581 B2 JP 3162581B2 JP 22123794 A JP22123794 A JP 22123794A JP 22123794 A JP22123794 A JP 22123794A JP 3162581 B2 JP3162581 B2 JP 3162581B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は直交周波数多重伝送を
行うデジタル伝送方式において、階層的な情報を柔軟に
伝送可能な階層的直交多重伝送方式とその送受信装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】直交周波数多重伝送方式は、ITU−R
(旧CCIR)で検討されている無線デジタル音声放送
(以下DAB)に採用されようとしているデジタル変調
技術のひとつであり、一般にOFDMまたはCOFDM
(符号化OFDM:符号化は伝送路符号化を意味する)
と呼ばれている。この技術の詳細はITU−RS寄書
(TG11/3)またはテレビジョン学会研究報告Vo
l.17,No. 54,pp7−12,BCS’93−3
3(Sep.1933)などに述べられており、ここで
は本発明に関連する部分のみ以下に述べる。
【0003】近年、音声だけでなくテレビジョン(T
V)信号も無線デジタル放送しようとする動向があり、
このデジタルTV放送にもOFDMを利用しようという
提案がなされている。
【0004】デジタルTV放送では、DABより高い伝
送容量を必要とすることから、一般に、より高い伝送効
率を得る変調方式が用いられるが、高伝送効率の変調方
式はより良好な伝送条件を必要とする。即ち、より良好
な受信C/N(キャリア対雑音電力)などが必要とされ
る。例えば、DABでは4相位相シフトキーイング(以
下QPSK)がOFDMの各キャリアを変調する変調形
式として用いられている。一方、デジタルTV放送では
QPSK以外にも16値−直交振幅変調(以下16QA
M)や64値−直交振幅変調(以下64QAM)などが
提案されている。ところで多値の変調方式を用いると多
値レベル数が多くなるにつれ所要C/Nが増大してサー
ビスエリアが狭くなる。またデジタル伝送の一般的特性
として、僅かな地理的差異で受信条件が悪くなり全く受
信できない恐れも生じる。
【0005】これに対応して、近年、グレースフル・デ
グラデーションなるコンセプトが提案されている。これ
はそれぞれの受信機の受信条件に応じて、受信できる情
報のみを階層的に復調できるようにするものである。
【0006】図13は、従来の階層的な直交周波数多重
伝送システムのブロック図である。送信装置において、
入力情報(例えばTV信号など)は入力端子1に与えら
れ、階層圧縮符号化回路2で複数の信号に分解される。
階層圧縮符号化は例えば国際的に標準化されようとして
いるTV信号符号化方式の1つであるMPEG2などの
スケーラブル機能を用いれば良い。次に階層圧縮符号化
された信号は、誤り訂正回路3で符号化される。誤り訂
正方式にはブロック符号化および畳み込み符号化などが
用いられる。
【0007】この後、信号は直交周波数多重変調される
前に、変調回路4で、例えば複数の信号系列に展開され
それぞれの信号系列は多値QAM形式の複素ベクトル平
面に対応づけられる。次に、複素ベクトル化された信号
に受信同期用のヌルシンボルおよび同期シンボルが多重
化回路5で多重されて高速逆フーリエ変換(逆FFT)
回路6に供給される。これらの同期シンボルについては
前記文献等に述べられている。同期シンボルが多重化さ
れた信号は時間領域の波形であり、D/A変換器7でア
ナログ信号に変換され、さらに周波数変換回路8および
局発回路9でRF周波数に変換され増幅器10を経てア
ンテナ11から送出される。尚、上記デジタル信号処理
に必要なクロックは外部クロックで、またタイミングは
外部同期信号を入力としてタイミング発生回路14で作
成される。
【0008】送信信号は、受信アンテナ15および増幅
器16を経て、チューナ回路17で選局される。選局情
報は受信者が入力し、局部発振器18の周波数を変更す
ることで選局が行われる。チューナ出力はA/D変換器
20でデジタル信号とされ、さらにFFT回路21で周
波数分析される。尚、A/D変換クロックおよびその他
のデジタル回路で使用されるクロックおよびタイミング
信号は受信信号自体から、前記ヌルシンボルおよび同期
シンボルを用いてタイミング同期回路26で発生され
る。
【0009】FFT出力は、直交周波数多重信号のキャ
リアごとの位相と振幅を示している。これらの位相およ
び振幅が多値QAMのコンステレーション(複素ベクト
ル)であり、これから多値QAMの各位相および振幅に
割り当てられたデータが復調回路22で判定される。判
定されたデジタルデータは、誤り訂正回路23で、伝送
中に生じた誤りが訂正され、さらに階層圧縮復号器24
で、必要な階層の情報が復号化されて出力される。
【0010】ところで階層化伝送の主な特長は、伝送状
態に応じた受信が可能というグレースフル・デグラデー
ション以外にも、受信者の要求に応じて任意のレベルの
情報を伝送できる点である。もし、受信者が簡易的な受
信のみで良いとする場合には、全ての階層を受信・復号
化する必要はなく、例えば最下位の階層に相当する低解
像度の映像信号のみを受信・復号化すれば良いかも知れ
ない。このように階層伝送は受信者の要求に柔軟に対応
できる伝送方式である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】階層伝送の特長は、上
記のように伝送状態に応じた柔軟な受信のほかに、受信
者の要求に柔軟に対応できる点である。ところが受信者
の要求は一般に多様であり階層化は柔軟な変更が可能で
あることが重要である。また伝送する情報の内容によっ
ても最適な階層化の方法は異なる。例えば、1つの伝送
路でHDTV(高解像度TV)信号を階層的に伝送する
か、または複数の通常解像度のTV信号をそれぞれ階層
的に多重伝送するかで階層化の方法は異なることが予想
される。前者は最下位階層から上位の階層までそれぞれ
に分けられるが、後者は複数のTV信号ごとに最下位階
層から上位階層までそれぞれの複数の階層が生じ、ある
レベルの階層に関しては同じようなプライオリティで伝
送させることが予想されるからである。
【0012】すなわち、上記のように階層的直交周波数
多重伝送方式には、さらに柔軟性が要求される場合、従
来これを満たすような技術はなく実現できなった。そこ
でこの発明は、受信者の要求、伝送する情報の内容、及
び条件等に応じて非常に柔軟なシステム運用が可能な階
層的直交周波数多重伝送方式とその送受信装置を提供す
ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】(方式)この発明は、情
報を複数に階層化するよう圧縮符号化し、これらの符号
化信号を直交周波数多重(OFDM)変調方式を用いて
伝送する方式において、伝送フレームが周波数軸方向と
時間軸方向とで構成される直交周波数多重信号を伝送す
る場合、この直交周波数多重信号の変調パラメータ、誤
り訂正パラメータおよび階層圧縮符号化パラメータの全
てまたは一部のパラメータを変更すべく、これらの制御
信号を、前記伝送フレームの同期シンボルより後でかつ
情報シンボルの前の位置に多重し、前記直交周波数多重
信号を伝送することを特徴とする。 (送信装置)この発明は、情報を複数に階層化する圧縮
符号化手段と、この圧縮符号化手段により階層化された
符号化信号を、伝送フレームが周波数軸方向と時間軸方
向とで構成される直交周波数多重信号に直交周波数多重
(OFDM)変調する変調手段と、この変調手段により
得られる直交周波数多重信号の変調パラメータ、誤り訂
正パラメータおよび階層圧縮符号化パラメータの全てま
たは一部のパラメータを制御信号として周波数領域にお
いて前記伝送フレームの同期シンボルより後でかつ情報
シンボルの前の位置に多重する手段とを有することを特
徴とする。 (受信装置)この発明は、伝送フレームが周波数軸方向
と時間軸方向とで構成される直交周波数多重信号を選局
する手段と、選局した直交周波数多重信号をアナログデ
ジタル変換するA/D変換手段と、変調信号自体からタ
イミングおよびクロックを再生する手段と、前記A/D
変換手段の出力である周波数多重された変調波の周波数
分析を高速フーリエ変換で行なう分析手段と、この分析
手段の分析結果から伝送された情報を復調する復調手段
と、この復調手段の復調出力の誤り訂正を行なう誤り訂
正手段と、この誤り訂正手段からの誤り訂正出力を圧縮
復号化する復号手段とを有し、さらに前記伝送フレーム
の同期シンボルより後でかつ情報シンボルの前の位置に
多重されている制御信号をエンベロープ検波で検波する
手段と、検出された前記制御信号を復号化して、この復
号化した制御情報で指示されている各種伝送パラメータ
の制御内容を指示回路に供給する手段とを有すること
を特徴とする。
【0014】
【作用】
(方式)上記の手段によりこの発明は、情報を複数に階
層化するよう圧縮符号化し、これらの符号化信号を直交
周波数多重(OFDM)変調方式を用いて伝送する際
に、直交周波数多重変調信号の変調パラメータ、誤り訂
正パラメータおよび階層圧縮符号化パラメータの全てま
たは一部のパラメータを変更できるようこれらの制御信
号を直交周波数多重信号に多重して伝送するので、伝送
する情報の内容および受信者の要求に応じて階層化の構
成を柔軟に対応できるよう作用する。
【0015】(送信装置)上記の手段によりこの発明
は、圧縮符号化手段で情報を複数に階層化し、これらの
符号化信号を変調する手段と、直交周波数多重(OFD
M)変調する際に、制御信号多重化手段により変更した
い直交周波数多重変調信号の変調パラメータ、誤り訂正
パラメータおよび階層圧縮符号化パラメータの全てまた
は一部のパラメータを制御信号として直交周波数多重信
号に多重するように作用する。
【0016】(受信装置)上記の手段によりこの発明
は、選局手段により前記直交周波数多重信号を選局し、
A/D変換手段により信号をデジタル化し、タイミング
同期手段により信号処理に必要なクロックおよびタイミ
ングを発生し、高速フーリエ変換手段により周波数多重
された変調波の周波数分析を行ない、復調手段で前記分
析結果から伝送された情報をデジタルデータとして復調
し、誤り訂正手段によりこの復調出力を誤り訂正し、さ
らに圧縮復号化手段により、伝送情報を復号化する。こ
の際に、制御信号検出手段と、この制御情報復号化手段
により、あらかじめ送信側で設定された伝送パラメータ
を受信側でも同様に設定できるように、各手段に必要な
制御情報を供給するように作用する。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例につ
いて説明する。図1はこの発明の(方式)に関わる実施
例である。図1は直交周波数多重伝送における伝送フレ
ーム構成(縦軸は周波数領域、横軸は時間領域)を示し
ている。即ち、同図の2次元配列において、行方向は周
波数(OFDMキャリア番号)を表し、列方向は時間
(OFDM変調シンボル番号)を示している。
【0018】キャリア番号の1から順に階層情報のうち
最も低階層のデータから上位階層のデータを割り当て
る。ここではこのような順番で割り当てているが、必ず
しもこの順番にする必要はない。ある階層について見た
とき、それがキャリアに周期的に割り当てられていれば
良い。
【0019】ヌルシンボルおよび同期シンボルは受信同
期用のシンボルであり、ヌルシンボルは主に粗いタイミ
ング同期化に用いられ、同期シンボルは例えばサインス
イープ信号であり精密なタイミング同期化に用いられ
る。制御シンボルは、情報シンボルのフレーム構成およ
びその他の変調パラメータの変更を制御するために用意
されている。
【0020】以下、制御シンボルの詳細について述べ
る。図2は、通常のシンボルと同様に制御シンボルの各
キャリヤに必要なデータを伝送する実施例を示してい
る。キャリヤ1からキャリヤMまでにそれぞれひとつの
変調シンボルを割り当てる。すなわち、各キャリアがQ
PSK変調されている場合にはSCOからSCMは2ビット
ずつのデータとなり、合計で2Mビットの制御データが
伝送可能となる。また、より多値の変調形式とすればよ
り多くの制御データを伝送可能となる。
【0021】図3は、制御シンボルのエンベロープで制
御情報を伝送する実施例である。この場合はOFDM各
キャリアで伝送するのではなく、全体のエンベロープで
制御情報を伝送する。同図では4レベルのエンベロープ
振幅で制御情報を伝送しているこの場合、伝送可能な情
報量は4ビット(16通り)である。前記の方法に比べ
て伝送できる情報量は少なくなるが、以下のような特長
がある。図2の例では、FFTによる周波数分析が行わ
れた後でなければ制御情報を得ることができない。すな
わち、FFTに関するパラメータ(例えばOFDMキャ
リア数の変更等)の変更をこの制御情報によって行うこ
とはできない。
【0022】これに対して、図3の例では、FFTによ
る周波数分析の前に制御情報を抽出し認識することがで
きるため、FFTに関するパラメータも自由に変更でき
る。次に、上記制御シンボルを用いて変更する伝送パラ
メータについて説明する。
【0023】図4はOFDMキャリア数を変更する例で
ある。図4の(a)と(b)ではキャリア数が異なる。
このとき用いる制御シンボル形式は上述のエンベロープ
方法となる。OFDMキャリア数を変更すると、以下の
ような効果が得られる。一般にOFDM伝送では、参考
文献に詳しく述べられているように、マルチパス対策と
してガード期間が用意される。このガード期間は有効シ
ンボル期間の波形の一部の複写であり、マルチパスによ
る符号間干渉(シンボル間干渉)を防ぐのに大きな効果
がある。ところがガード期間を大きくすると、伝送効率
の低下となる。このためOFDMキャリア数を増やして
1シンボル期間を長くしておき、前記ガード期間を大き
くとっても相対的にガード期間とシンボル期間の比を大
きくすることなく、すなわち伝送効率を低下させない方
法がある。尚、OFDMキャリアが増加すると送受信機
のハードウェアは複雑になる。
【0024】これらは一般に、発生し得るマルチパスの
遅延時間と受信機ハードウェアの複雑さの関係で最適化
されるが、伝送条件によって最適化できない場合が考え
られる。このため、伝送条件によってこのパラメータを
自由に設定できる柔軟なシステムが望まれるが、上記制
御シンボルの伝送(エンベロープ方式)により、このよ
うな制御が実現できる。
【0025】図5は、上記制御シンボルを用いてガード
期間を変更する例である。図5の(a)と(b)ではガ
ード期間が異なる。前述のようにガード期間は伝送条件
で最適化されていなければならないが、柔軟に変更でき
るのが望ましい。この発明の制御シンボル伝送では、あ
らかじめこのガード期間情報を符号化して多重伝送する
ことにより、受信側で、伝送にあわせて柔軟にパラメー
タを設定することができる。
【0026】有効シンボル期間のみをFFTしてはじめ
て周波数分析が可能となるが、この場合ガード期間が変
化するのでFFTした後では正しい制御情報を検出する
ことができない。故に、この場合も制御シンボル伝送方
式は、FFT処理前に把握できるりエンベロープ方式と
なる。
【0027】図6は、階層符号化信号のOFDMキャリ
アへの割当例である。図6の(a)と(b)では各階層
に対するキャリアの割り当てが異なる。同図(a)は4
階層の伝送を行う場合である。最下位階層から順にOF
DMキャリアに割り当てており、図1の例に準じてい
る、このように各階層をキャリアに割り当てると、受信
機でのFFT演算においていわゆるパーシャルFFTが
可能となる。
【0028】図7は、パーシャルFFTの一例を示す図
である。左側は時間領域のデータで、右側が周波数領域
のデータである。OFDM伝送の受信機では、時間領域
の波形を周波数分析してデータを検出するから、図の左
から右に信号処理を行うことになる。同図において、丸
印は加算を示し、Wは係数との積を示している。このよ
うにFFTは一般によく知られた演算アルゴリズムによ
り、総演算回数を大幅に低減している。
【0029】パーシャルFFTはさらに、実際に出力す
べきデータに関する演算のみを行うFFTである。図7
では、例として、2、10、18および26番目のデー
タの周波数分析が得られれば良いときの、実際に必要な
演算を実線で囲んだ領域で示している。図から明らかな
ように、周期的な出力データのみを必要とする場合に
は、大幅に少ない演算量で良いことがわかる。
【0030】前述のように周期的に階層情報をキャリア
に割り当てていれば、このように飛躍的に少ない演算量
で必要な周波数分析が可能となり、受信機のハードウェ
ア削減に大きく寄与する。
【0031】ところで、情報の階層化を幾つの階層で分
割するかは情報の種類により異なることが考えられる。
図6(b)は2つの階層で階層伝送する場合の例を示し
ている。この場合、当然(a)とはパーシャルFFTの
演算方法が異なる。故に、このようなパラメータ変更を
行う場合には、受信機にパーシャルFFTに関する変更
の情報を伝送する必要がある。この発明の制御情報は、
このパーシャルFFTに関する変更も含むものであり、
これに適した制御情報の伝送方法についてはすでに述べ
た通りである。
【0032】さらに、この場合、階層符号化のパラメー
タも変更しなければならない。図の例では2階層(図
(b))と4階層(図(a))の例が示されているが、
これらの切換えに対応して制御情報を伝送する必要があ
る。また、これに対応して誤り訂正符号化についてもパ
ラメータ変更が必要となり、この情報も伝送しなければ
ならない。
【0033】図8は、OFDM変調における各キャリア
の変調形式の例である。QPSKから64QAMまでの
変調形式が示されている。これらは、伝送条件および伝
送容量の観点からどれかが選択される。この変調パラメ
ータに関しても、柔軟に設定できるのが望ましいシステ
ムである。この発明の制御情報を用いると、この変調形
式を任意に設定することができる。制御情報の伝送方法
は上述のエンベロープ方式だけでなく、キャリアごとに
データを送る方式でも良い。FFTのパラメータさえ変
わらなければ、FFT演算で周波数分析を行うことが可
能であり、前記の制御情報を得ることができるからであ
る。
【0034】尚、良く知られているように、QPSKは
差動符号化が可能であり、これを行うと受信機の構成が
簡略化できる。ただし、伝送誤り率は2倍になるので、
どちらが良いかは伝送条件および受信機のハードウェア
規模で最適化されなければならない。これに関しても本
発明の制御情報の伝送でどちらを用いるか適宜設定する
ことが可能となる。
【0035】図9は、この発明の柔軟な伝送パラメータ
変更が可能なOFDM送信装置の送信ブロック図であ
る。図13の従来例と異なる点についてのみ説明する。
階層符号化された入力情報は、誤り訂正符号化および変
調されて逆FFT回路6でOFDM変調波とされる際
に、制御情報エンコーダ905で発生される制御シンボ
ルが多重化される。多重位置の例は図1に示した。制御
情報エンコーダ905は、送信側で設定される変調パラ
メータを入力とし、これらから一義的に決定される符号
を発生して、図2に示すようなデータを多重化回路90
6に供給する。尚、階層圧縮符号化回路901、誤り訂
正回路902および変調回路903には前記パラメータ
情報が供給されており、これに従って伝送パラメータが
変更される。
【0036】階層符号化および誤り訂正符号化のパラメ
ータは、階層数、階層の種類(重要性)である。故に、
これにしたがって回路的に対応する。例えば、階層符号
化では、入力TV信号の階層分割を空間解像度の信号に
よって行う。このとき階層数が2であればフィルタリン
グ処理を1回だけ行って低解像度の信号と高解像度の信
号に分離する。また階層数が4であれば、上記の処理を
さらに繰り返して4つの解像度に分割する。ここでは空
間解像度に関して述べたが、同時に時間解像度に関して
も同じように適用することができる。
【0037】誤り訂正符号化では、階層に分離されたそ
れぞれの情報の重要性に応じて、冗長性の異なる誤り訂
正符号化を適用する。重要度の高い情報に関しては、よ
り冗長性の大きな符号を用いて符号化し、伝送誤りの発
生確立を低減するようにしている。他のパラメータとし
ては、伝送バースト誤りに強くするためのインターリー
ブの深さがある。これも重要度の高い情報に関してはよ
り深いインターリーブを用いるようにする。
【0038】図10は、この発明の柔軟な伝送パラメー
タ変更が可能なOFDM送信装置の他の実施例のブロッ
ク図である。図9の装置と異なる点は制御情報の多重方
法である。図9では、図2に対応した制御情報の伝送方
式となっているが、図10では図3の制御情報伝送方式
に対応している。
【0039】制御情報はFFTパラメータの変更に影響
を受けないように、逆FFT後に多重伝送される。制御
情報エンコーダ1002は、各信号処理回路に供給され
るパラメータ情報を入力とし、これらから一義的に決定
される符号で図3の波形を発生する回路である。これを
多重化回路1001で多重化して伝送する。
【0040】図11は、この発明の柔軟な伝送パラメー
タ変更が可能なOFDM受信装置の実施例のブロック図
である。図13の装置と異なる点についてのみ説明す
る。尚、この装置は図9に示した送信装置と対応してい
る。図11において、FFT回路21により周波数分析
されたOFDMキャリアの位相と振幅が各キャリアごと
に得られる。また、制御シンボルが多重されている位置
は、タイミング同期回路1201から出力される。これ
らの信号から図2に示した形式で多重されている制御情
報が制御情報デコーダ1201により検出される。検出
された制御信号は、デコードされ、送信側で各信号処理
回路を制御したような伝送パラメータに復元されて各回
路1104、1105、1106に供給される。各回路
における制御の内容については送信側と対称的な処理で
あるので省略する。このようにして、伝送条件および伝
送する情報の内容に応じて適切な伝送パラメータを適
宜、送信側に合わせて設定することが可能となる。
【0041】図12は、この発明の柔軟な伝送パラメー
タ変更が可能なOFDM受信装置の他の実施例のブロッ
ク図である。図11の装置と異なる点は制御情報の多重
方法である。図11では、図2の対応した制御情報の伝
送方式となっているが、図12では図3の制御情報伝送
形式に対応している。
【0042】この場合、制御情報は制御情報のシンボル
のエンベロープで伝送されており、FFTのパラメータ
も同時に変更することが可能である。例えばキャリア数
の変更に伴うパーシャルFFT回路1101の演算方法
の変更については、前述の通りである。
【0043】図12の制御情報デコーダ1103は、F
FT前の時間波形を入力とし、これのエンベロープから
制御情報を検出およびデコードする。以下の処理につい
ては図11の装置の場合と基本的に同じである。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、O
FDM階層伝送において、階層符号化、伝送路符号化、
変調およびFFT演算に関する伝送パラメ−タを柔軟に
設定することができる。この結果、伝送路の条件および
伝送情報の内容に応じて、伝送効率および伝送誤り耐性
などに関してその都度最適のシステム構成をとる伝送方
式とその伝送装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における制御シンボル伝送
を説明するOFDM伝送フレーム構造を示す図。
【図2】上記制御シンボルの伝送形式の一実施例を説明
するために示した図。
【図3】上記制御シンボルの伝送形式の他の実施例を説
明するために示した図。
【図4】この発明の方法においてOFDMキャリア数の
変更を説明するために示した図。
【図5】この発明の方法においてOFDMガード期間の
変更を説明するために示した図。
【図6】この発明の方法においてOFDMキャリアと階
層情報の割当の変更を説明するために示した図。
【図7】パーシャルFFTを説明するために示した図。
【図8】この発明の方法においてOFDM変調形式の変
更を説明するために示した図。
【図9】この発明のOFDM送信装置の一実施例を示す
ブロック図。
【図10】この発明のOFDM送信装置の他の実施例を
示すブロック図。
【図11】この発明のOFDM受信装置の一実施例を示
すブロック図。
【図12】この発明のFDM受信装置の他の実施例を示
すブロック図。
【図13】従来のOFDM送受信装置を示すブロック
図。
【符号の説明】
901…階層圧縮符号化回路、902…誤り訂正符号化
回路、903…変調回路、904…逆FFT回路、90
5…制御情報符号化回路、906…多重化回路、100
2…制御情報符号化回路、1001…多重化回路、11
01…パーシャルFFT回路、1103…制御情報復号
化回路、1104…復調回路、1105…誤り訂正復号
化回路、1106…階層圧縮復号化回路、1202…制
御情報復号化回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関 隆史 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株式会社東芝マルチメディア技術研究所 内 (72)発明者 西川 正樹 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株式会社東芝マルチメディア技術研究所 内 (72)発明者 佐藤 誠 東京都港区新橋3丁目3番9号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−164665(JP,A) 特開 平5−218978(JP,A) 特開 平7−15392(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 11/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報を複数に階層化するよう圧縮符号化
    し、これらの符号化信号を直交周波数多重(OFDM)
    変調方式を用いて伝送する方式において、 伝送フレームが周波数軸方向と時間軸方向とで構成され
    る直交周波数多重信号を伝送する場合、この直交周波数
    多重信号の変調パラメータ、誤り訂正パラメータおよび
    階層圧縮符号化パラメータの全てまたは一部のパラメー
    タを変更すべく、これらの制御信号を、前記伝送フレー
    ムの同期シンボルより後でかつ情報シンボルの前の位置
    に多重し、前記直交周波数多重信号を伝送することを特
    徴とする階層的直交多重伝送方式。
  2. 【請求項2】前記変調パラメータは、 前記直交周波数多重信号のキャリア数または前記直交周
    波数多重信号に用意されるマルチパス除去用ガード期間
    長であり、 前記制御信号は、前記変調信号に用意された制御シンボ
    ルのエンベロープの変化で多重伝送することを特徴とす
    請求項1記載の階層的直交多重伝送方式。
  3. 【請求項3】前記変調パラメータは、直交周波数多重信
    号の多値変調形式および差動符号化の有無であることを
    特徴とする請求項1記載の階層的直交多重伝送方式。
  4. 【請求項4】前記誤り訂正パラメータは、バースト誤り
    拡散用インターリーブ深さ、および誤り訂正符号の冗長
    度であることを特徴とする請求項1記載の階層的直交多
    重伝送方式。
  5. 【請求項5】前記階層的圧縮符号化パラメータは、映像
    信号の有効画素数または空間解像度または時間解像度の
    いずれかであることを特徴とする請求項1記載の階層的
    直交多重伝送方式。
  6. 【請求項6】情報を複数に階層化する圧縮符号化手段
    と、 この圧縮符号化手段により階層化された符号化信号を、
    伝送フレームが周波数軸方向と時間軸方向とで構成され
    る直交周波数多重信号に直交周波数多重(OFDM)変
    調する変調手段と、 この変調手段により得られる直交周波数多重信号の変調
    パラメータ、誤り訂正パラメータおよび階層圧縮符号化
    パラメータの全てまたは一部のパラメータを制御信号と
    して周波数領域において前記伝送フレームの同期シンボ
    ルより後でかつ情報シンボルの前の位置に多重する手段
    とを有することを特徴とする階層的直交周波数多重送信
    装置。
  7. 【請求項7】情報を複数に階層化する圧縮符号化手段
    と、 この圧縮符号化手段により階層化された符号化信号を、
    伝送フレームが周波数軸方向と時間軸方向とで構成され
    る直交周波数多重信号に直交周波数多重(OFDM)変
    調する変調手段と、 この変調手段により得られ直交周波数多重信号の変調
    パラメータ、誤り訂正パラメータおよび階層圧縮符号化
    パラメータの全てまたは一部のパラメータを制御信号と
    して時間領域において前記伝送フレームの同期シンボル
    より後でかつ情報シンボルの前の位置に多重する手段と
    を有することを特徴とする階層的直交周波数多重送信装
    置。
  8. 【請求項8】伝送フレームが周波数軸方向と時間軸方向
    とで構成される直交周波数多重信号を選局する手段と、
    選局した直交周波数多重信号をアナログデジタル変換す
    るA/D変換手段と、変調信号自体からタイミングおよ
    びクロックを再生する手段と、前記A/D変換手段の出
    力である周波数多重された変調波の周波数分析を高速フ
    ーリエ変換で行なう分析手段と、この分析手段の分析結
    果から伝送された情報を復調する復調手段と、この復調
    手段の復調出力の誤り訂正を行なう誤り訂正手段と、こ
    の誤り訂正手段からの誤り訂正出力を圧縮復号化する復
    号手段とを有し、 さらに前記伝送フレームの同期シンボルより後でかつ情
    報シンボルの前の位置に多重されている制御信号をエン
    ベロープ検波で検波する手段と、検出された前記制御信
    号を復号化して、この復号化した制御情報で指示されて
    いる各種伝送パラメータの制御内容を指示回路に供給
    する手段とを有することを特徴とする階層的直交周波数
    多重受信装置。
  9. 【請求項9】伝送フレームが周波数軸方向と時間軸方向
    とで構成される直交周波数多重信号を選局する手段と、
    選局した直交周波数多重信号をアナログデジタル変換す
    るA/D変換手段と、変調信号自体からタイミングおよ
    びクロックを再生する手段と、前記A/D変換手段の出
    力である周波数多重された変調波の周波数分析を高速フ
    ーリエ変換で行なう分析手段と、この分析手段の分析結
    果から伝送された情報を復調する復調手段と、この復調
    手段の復調出力の誤り訂正を行なう誤り訂正手段と、こ
    の誤り訂正手段からの誤り訂正出力を圧縮復号化する復
    号手段とを有し、 さらに前記伝送フレームの同期シンボルより後でかつ情
    報シンボルの前の位置に多重されている制御信号を前記
    復調出力から検出する手段と、検出された前記制御信号
    を復号化して、この復号化した制御情報で指示されてい
    る各種伝送パラメータの制御内容を各指示回路に供給す
    る手段とを有することを特徴とする階層的直交周波数多
    重受信装置。
  10. 【請求項10】上記直交周波数多重信号は、階層化され
    た各階層の情報を周期的に直交周波数多重変調のキャリ
    アに割り当てられて伝送されており、上記分析手段は、
    下位階層の信号のみパーシャルFFTで周波数分析する
    手段をさらに有したことを特徴とする請求項8記載の階
    層的直交周波数多重受信装置。
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