JP5181773B2 - 通信装置、送信機、受信機、通信方法および通信プログラム - Google Patents

通信装置、送信機、受信機、通信方法および通信プログラム Download PDF

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この発明は、入力データをマルチキャリア変調方式により変調したマルチキャリア信号を用いて搬送されるデータの送受信を行う通信装置、当該通信装置の送信機能に対応する送信機、当該通信装置の受信機能に対応する受信機および当該通信装置により実現される通信方法、および当該通信方法に対応する通信プログラムに関する。
近年、携帯電話やPHS、PDAなどの移動体通信装置の分野において、音声データや動画などの様々なメディアデータを高速に伝送することを目的としたマルチキャリア伝送方式が採用されている。このマルチキャリア伝送方式の中でも、特に、周波数利用効率の高いOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)方式がメディアデータの高速伝送を実現する技術として注目を集めている。
このOFDM方式の電力スペクトルは、例えば、図13に示すように、一定の周波数間隔で並列に配置された複数の信号(サブキャリア:データを送るための搬送波)により構成される。そして、OFDM方式は、電力スペクトルを構成する信号の数を増やすことにより、メディアデータの伝送速度を向上させることができる。
一方で、OFDM方式では、PAPR(Peak to Average Power Ratio:ピーク対平均電力比)が高くなって増幅器の効率および通信品質の低下に繋がることから、これに対処するため、例えば、ピーククリッピングによりピークを飽和させる技術(特許文献1参照)や、サブキャリアへのデータマッピングを変更する技術(特許文献2参照)、位相回転を与える技術(特許文献3参照)などが提案されている。
特開2002−44054号公報 特開2007−201854号公報 特表2005−55479号公報
しかしながら、上記した各特許文献に開示の技術は、いずれも処理が複雑であり、回路規模が大きくなってしまうという問題点があった。
そこで、開示の装置は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、回路規模を大きくすることなくPAPRを簡易に抑圧することができ、通信品質を保つことが可能な通信装置、送信機、受信機、通信方法および通信プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、開示の装置は、入力データをマルチキャリア変調方式により変調したマルチキャリア信号を用いて搬送されるデータの送受信を行う通信装置であって、前記入力データがシリアル/パラレル変換された変換データを、後述するIFFTポイント数制御部により決定された最大のIFFTポイント数に合わせて保持した後、後述するIFFTポイント数制御部によりIFFTポイント数が改めて決定された場合には、当該IFFTポイント数に合わせて変換データを保持するデータ保持部と、前記データ保持部により保持されている変換データを、後述するIFFTポイント数制御部により決定された最大のIFFTポイント数に従ってIFFT処理してマルチキャリア信号を生成した後、後述するIFFTポイント数制御部によりIFFTポイント数が改めて決定された場合には、当該IFFTポイント数に従ってIFFT処理してマルチキャリア信号を生成するIFFT処理部と、前記IFFT処理部によりマルチキャリア信号が生成されるごとに、当該マルチキャリア信号のPAPR値を測定するPAPR測定部と、前記PAPR測定部によりPAPR値が測定されるごとに、当該PAPR値が所定の閾値を超えているか否かを判定する閾値判定部と、前記閾値判定部によりPAPR値が所定の閾値を超えていないものと判定された場合には、マルチキャリア信号をパラレル/シリアル変換した変換データを送信データとして無線区間に送信して送信処理を終了する送信処理部と、入力データに対する最初の送信処理時には、事前に記憶された設定可能な最大のIFFTポイント数をIFFTポイント数として決定し、前記閾値判定部によりPAPR値が所定の閾値を超えているものと判定された以降の送信処理時には、当該PAPR値が所定の閾値を超えなくなるIFFTポイント数を、事前に記憶された設定可能なIFFTポイント数の中から改めて決定するIFFTポイント数制御部と、他の通信装置からの受信データがシリアル/パラレル変換された変換データをFFT処理してマルチキャリア信号を復調するFFT処理部と、前記FFT処理部により復調されたマルチキャリア信号を解析して得られるマルチキャリア信号の電力値から、当該マルチキャリア信号内の有効なサブキャリア数を判定する有効キャリア数判定部と、前記有効キャリア数判定部により判定された有効サブキャリア数分だけ、前記マルチキャリア信号を処理して受信処理を終了する受信データ処理部と、を有する。
また、開示の送信機は、入力データをマルチキャリア変調方式により変調したマルチキャリア信号を用いて搬送されるデータの送信を行う送信機であって、前記入力データがシリアル/パラレル変換された変換データを、後述するIFFTポイント数制御部により決定された最大のIFFTポイント数に合わせて保持した後、後述するIFFTポイント数制御部によりIFFTポイント数が改めて決定された場合には、当該IFFTポイント数に合わせて変換データを保持するデータ保持部と、前記データ保持部により保持されている変換データを、後述するIFFTポイント数制御部により決定された最大のIFFTポイント数に従ってIFFT処理してマルチキャリア信号を生成した後、後述するIFFTポイント数制御部によりIFFTポイント数が改めて決定された場合には、当該IFFTポイント数に従ってIFFT処理してマルチキャリア信号を生成するIFFT処理部と、前記IFFT処理部によりマルチキャリア信号が生成されるごとに、当該マルチキャリア信号のPAPR値を測定するPAPR測定部と、前記PAPR測定部によりPAPR値が測定されるごとに、当該PAPR値が所定の閾値を超えているか否かを判定する閾値判定部と、前記閾値判定部によりPAPR値が所定の閾値を超えていないものと判定された場合には、マルチキャリア信号をパラレル/シリアル変換した変換データを送信データとして無線区間に送信して送信処理を終了する送信処理部と、入力データに対する最初の送信処理時には、事前に記憶された設定可能な最大のIFFTポイント数をIFFTポイント数として決定し、前記閾値判定部によりPAPR値が所定の閾値を超えているものと判定された以降の送信処理時には、当該PAPR値が所定の閾値を超えなくなるIFFTポイント数を、事前に記憶された設定可能なIFFTポイント数の中から改めて決定するIFFTポイント数制御部と、を有する。
また、開示の受信機は、入力データをマルチキャリア変調方式により変調したマルチキャリア信号を用いて搬送されるデータの受信を行う受信機であって、他の通信装置からの受信データがシリアル/パラレル変換された変換データをFFT処理してマルチキャリア信号を復調するFFT処理部と、前記FFT処理部により復調されたマルチキャリア信号を解析して得られるマルチキャリア信号の電力値から、マルチキャリア信号内の有効なサブキャリア数を判定する有効キャリア数判定部と、前記有効キャリア数判定部により判定された有効サブキャリア数分だけ、マルチキャリア信号を処理して受信処理を終了する受信データ処理部と、を有する。
また、開示の方法は、入力データをマルチキャリア変調方式により変調したマルチキャリア信号を用いて搬送されるデータの送受信を行う通信方法であって、前記入力データがシリアル/パラレル変換された変換データを、後述するIFFTポイント数制御ステップにより決定された最大のIFFTポイント数に合わせて保持した後、後述するIFFTポイント数制御部によりIFFTポイント数が改めて決定された場合には、当該IFFTポイント数に合わせて変換データを保持するデータ保持ステップと、前記データ保持ステップにより保持されている変換データを、後述するIFFTポイント数制御ステップにより決定された最大のIFFTポイント数に従ってIFFT処理してマルチキャリア信号を生成した後、後述するIFFTポイント数制御ステップによりIFFTポイント数が改めて決定された場合には、当該IFFTポイント数に従ってIFFT処理してマルチキャリア信号を生成するIFFT処理ステップと、前記IFFT処理ステップによりマルチキャリア信号が生成されるごとに、当該マルチキャリア信号のPAPR値を測定するPAPR測定ステップと、前記PAPR測定ステップによりPAPR値が測定されるごとに、当該PAPR値が所定の閾値を超えているか否かを判定する閾値判定ステップと、前記閾値判定ステップによりPAPR値が所定の閾値を超えていないものと判定された場合には、マルチキャリア信号をパラレル/シリアル変換した変換データを送信データとして無線区間に送信して送信処理を終了する送信処理ステップと、入力データに対する最初の送信処理時には、事前に記憶された設定可能な最大のIFFTポイント数をIFFTポイント数として決定し、前記閾値判定ステップによりPAPR値が所定の閾値を超えているものと判定された以降の送信処理時には、当該PAPR値が所定の閾値を超えなくなるIFFTポイント数を、事前に記憶された設定可能なIFFTポイント数の中から改めて決定するIFFTポイント数制御ステップと、他の通信装置からの受信データがシリアル/パラレル変換された変換データをFFT処理してマルチキャリア信号を復調するFFT処理ステップと、前記FFT処理ステップにより復調されたマルチキャリア信号を解析して得られるマルチキャリア信号の電力値から、当該マルチキャリア信号内の有効なサブキャリア数を判定する有効キャリア数判定ステップと、前記有効キャリア数判定ステップにより判定された有効サブキャリア数分だけ、前記マルチキャリア信号を処理して受信処理を終了する受信データ処理ステップと、を含んでいる。
また、開示のプログラムは、入力データをマルチキャリア変調方式により変調したマルチキャリア信号を用いて搬送されるデータの送受信をコンピュータに実行させる通信プログラムであって、前記入力データがシリアル/パラレル変換された変換データを、後述するIFFTポイント数制御手順により決定された最大のIFFTポイント数に合わせて保持した後、後述するIFFTポイント数制御部によりIFFTポイント数が改めて決定された場合には、当該IFFTポイント数に合わせて変換データを保持するデータ保持手順と、前記データ保持手順により保持されている変換データを、後述するIFFTポイント数制御手順により決定された最大のIFFTポイント数に従ってIFFT処理してマルチキャリア信号を生成した後、後述するIFFTポイント数制御手順によりIFFTポイント数が改めて決定された場合には、当該IFFTポイント数に従ってIFFT処理してマルチキャリア信号を生成するIFFT処理手順と、前記IFFT処理手順によりマルチキャリア信号が生成されるごとに、当該マルチキャリア信号のPAPR値を測定するPAPR測定手順と、前記PAPR測定手順によりPAPR値が測定されるごとに、当該PAPR値が所定の閾値を超えているか否かを判定する閾値判定手順と、前記閾値判定手順によりPAPR値が所定の閾値を超えていないものと判定された場合には、マルチキャリア信号をパラレル/シリアル変換した変換データを送信データとして無線区間に送信して送信処理を終了する送信処理手順と、入力データに対する最初の送信処理時には、事前に記憶された設定可能な最大のIFFTポイント数をIFFTポイント数として決定し、前記閾値判定手順によりPAPR値が所定の閾値を超えているものと判定された以降の送信処理時には、当該PAPR値が所定の閾値を超えなくなるIFFTポイント数を、事前に記憶された設定可能なIFFTポイント数の中から改めて決定するIFFTポイント数制御手順と、他の通信装置からの受信データがシリアル/パラレル変換された変換データをFFT処理してマルチキャリア信号を復調するFFT処理手順と、前記FFT処理手順により復調されたマルチキャリア信号を解析して得られるマルチキャリア信号の電力値から、当該マルチキャリア信号内の有効なサブキャリア数を判定する有効キャリア数判定手順と、前記有効キャリア数判定手順により判定された有効サブキャリア数分だけ、前記マルチキャリア信号を処理して受信処理を終了する受信データ処理手順と、をコンピュータに実行させる。
開示の装置、開示の方法および開示のプログラムによれば、回路規模を大きくすることなくPAPRを簡易に抑圧することができ、通信品質を保つことができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、通信装置、送信機、受信機、通信方法および通信プログラムを実施するための一実施の形態を詳細に説明する。
実施例1に係る通信装置は、入力データをマルチキャリア変調方式により変調したマルチキャリア信号を用いて搬送されるデータの送受信を行うことを概要とする。そして、実施例1に係る通信装置は、データを搬送するためのマルチキャリア信号を調整するIFFTポイント数を動的に制御することにより、回路規模を大きくすることなくPAPRを簡易に抑圧することができ、通信品質を保つことができる。そこで、以下では、実施例1に係る通信装置の構成および処理を順に説明する。
[通信装置の構成(実施例1)]
図1は、実施例1に係る通信装置の構成を示すブロック図である。図2は、実施例1に係る送信機の構成を示すブロック図である。図3は、実施例1に係る受信機の構成を示すブロック図である。図4は、実施例1に係る電力スペクトルを示す図である。
図1に示すように、実施例1に係る通信装置は、データの送信処理を実行する送信機100と、データの受信処理を実行する受信機200とを有する。
そして、図2に示すように、実施例1に係る送信機100は、ベースバンド処理部101と、S/P(Serial/Parallel)変換部102と、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform:逆高速フーリエ変換)ポイント数制御部103と、バッファ部104と、IFFT部105と、PAPR(Peak to Average Power Ratio)測定部106と、閾値判定部107と、P/S(Parallel/Serial)変換部108と、無線送信処理部109とを有する。
ベースバンド処理部101は、送信データ(送信のために入力される入力データ)のベースバンド処理を行って、送信データをS/P変換部102に送出する。S/P変換部102は、ベースバンド処理部101から受け付けたシリアルな送信データをパラレルなデータに変換してバッファ部104に出力する。
IFFTポイント数制御部103は、送信データを搬送するマルチキャリア信号の信号数(サブキャリア数)を制御するために用いるIFFTポイント数を決定する。
具体的に説明すると、IFFTポイント数制御部103は、まず、送信処理前の初期状態(バッファ部104に保持されているデータについて送信処理開始時)である場合、事前に設定可能なものとして保持している複数のIFFTポイント数(例えば、「512」や「1024」、「2048」など)の中から、設定可能な最大のIFFTポイント数をIFFTポイント数として決定して、バッファ部104、IFFT部105、PAPR測定部106および閾値判定部107に通知する。
続いて、IFFTポイント数制御部103は、後述する閾値判定部107からPAPR値、およびPAPR値が所定の閾値を超えている旨の通知を受け付けと、事前に設定可能なものとして保持している複数のIFFTポイント数(例えば、「512」や「1024」、「2048」など)の中から、PAPR値に基づいて、PAPR値が所定の閾値を超えないようなIFFTポイント数を改めて決定する。
具体的には、IFFTポイント数制御部103は、閾値判定部107から受け付けたPAPR値に応じて、IFFTポイント数を一段階切り下げた値に決定したり、設定可能な最小のIFFTポイント数に決定したりして、PAPR値がいち早く閾値内に収まるように決定する。
なお、IFFTポイント数制御部103は、PAPR値がいち早く閾値内に収まるように、IFFTポイント数をどの程度引き下げれば良いかを判断する。例えば、PAPR値が高く、送信データを搬送するマルチキャリア信号中にピークが存在するような場合には、そのピークは複数のサブキャリアの相関により発生するものであることが予測される。
したがって、ピークに関係しているサブキャリアの周波数軸上での配置を予測する事は困難であっても、その配置がランダムであれば単純にサブキャリア数、つまりIFFTポイント数を半分にすれば、ピークのレベルが半分になる確率は高くなる。
マルチキャリア信号中にピークを発生させるサブキャリアの相関と、PAPR値との関係に基づいて、IFFTポイント数制御部103は、後述する閾値判定部107から通知されるPAPR値に基づいて、IFFTポイント数を引き下げる割合を判断し、IFFTポイント数を決定することができる。
なお、引き下げる割合はIFFTポイント数制御部103が演算処理により算出してもよいし、IFFTポイント数制御部103がPAPR値と引き下げ数とを対応付けた変換テーブルを内部に保持し、このテーブルから引き下げ数を取得するようにしても構わない。
このようにして、IFFTポイント数制御部103は、後述する閾値判定部107においてPAPR値が所定の閾値を超過していないと判定され、後述する無線送信処理部109から無線区間に送信データが送信されるまで、IFFTポイント数を順次切り下げて決定し、IFFTポイント数を決定するごとに、バッファ部104、IFFT部105、PAPR測定部106および閾値判定部107にIFFTポイント数を通知する。
一方、IFFTポイント数制御部103は、後述する閾値判定部107においてPAPR値が所定の閾値を超過していないと判定され、この閾値判定部107から送信完了通知(送信データをP/S変換部108に出力したことを示す通知)を受け付けると、後述するバッファ部104に保持されている後続のデータについて送信処理を開始するために、最大のIFFTポイント数をIFFTポイント数として改めて決定し、バッファ部104、IFFT部105、PAPR測定部106および閾値判定部107に通知する。
なお、IFFTポイント数制御部103は、特許請求の範囲に記載の「IFFTポイント数制御部」に対応する。
バッファ部104は、S/P変換部102によりパラレルに変換された送信データを、上述したIFFTポイント数制御部103から通知されたIFFTポイント数に合わせたサイズで保持する。
具体的には、バッファ部104は、後述する無線送信処理部109により送信データが無線区間へ送信されるまでの期間、後続のデータを保持できるだけの容量を持ったメモリを有するとともに、このメモリに格納されているデータの入出力を制御する制御部を有し、IFFTポイント数制御部103から通知されたIFFTポイント数に応じて、電力が「0」の無効なサブキャリアをマルチキャリア信号に挿入した後、IFFT部105へ送信データ(送信データを搬送するマルチキャリア信号)を送出する。
なお、バッファ部104は、データの入出力を制御する制御部を有する場合に限られるものではなく、例えば、S/P変換部102によりパラレルに変換された送信データをメモリ機能だけを有するようにしてもよい。この場合、バッファ部104と後述するIFFT部105との間に、バッファ部104からデータを読み込んでIFFT部105へ送出する処理部を通信装置100に設けておく。
また、バッファ部104は、後述する閾値判定部107から送信完了通知を受け付けると、IFFTポイント数制御部103から通知された最大のIFFTポイント数に合わせたサイズで、保持している送信データを開放する。
なお、バッファ部104は、特許請求の範囲に記載の「データ保持部」に対応する。
IFFT部105は、バッファ部104から送出された送信データをIFFT処理する。具体的には、IFFT部105は、複数のIFFTポイント数(例えば、「512」や「1024」、「2048」など)に対応しており、IFFTポイント数制御部103から通知されたIFFTポイント数に切り替え、バッファ部041から送出された送信データをIFFT処理する。そして、IFFT部105は、IFFT処理した送信データをPAPR測定部106に送出する。
なお、IFFT部105は、特許請求の範囲に記載の「IFFT処理部」に対応する。
PAPR測定部106は、IFFT処理された送信データをIFFT部105から受け付けると、IFFTポイント数制御部103から通知されたIFFTポイント数が最小値であるか否かを判定して、その判定結果に応じてPAPR値(ピーク対平均電力値)を測定する。
具体的には、PAPR測定部106は、IFFTポイント数制御部103から通知されたIFFTポイント数が最小値ではない場合には、IFFT部105によりIFFT処理された送信データのPAPR値を測定して、測定結果および送信データを閾値判定部107に送出する。
これとは反対に、PAPR測定部106は、IFFTポイント数制御部103から通知されたIFFTポイント数が最小値である場合には、IFFT部105によりIFFT処理された送信データのPAPR値を測定せず、送信データをそのまま閾値判定部107に送出する。
なお、PAPR測定部106は、特許請求の範囲に記載の「PAPR測定部」に対応する。
閾値判定部107は、PAPR測定部106からPAPR値および送信データを受け付けると、IFFTポイント数制御部103から通知されていたIFFTポイント数が最小値であるか否かを判定して、その判定結果に応じて、PAPR値が閾値を超えているか否かを判定する。
具体的には、閾値判定部107は、IFFTポイント数制御部103から通知されたIFFTポイント数が最小値ではない場合には、PAPR測定部106から受け付けたPAPR値が予め設定されている閾値を超えているか否かを判定し、閾値を超えている場合には、このPAPR値と閾値を超えている旨の通知をIFFTポイント数制御部103に送出する。
これとは反対に、閾値判定部107は、PAPR値が閾値を超えていない場合には、送信データを後述するP/S変換部108に送出して、IFFTポイント数制御部103およびバッファ部104に送信完了通知を送出する。
また、閾値判定部107は、PAPR測定部106から受け付けたPAPR値が閾値を超えているか否かを判定する前に、IFFTポイント数制御部103から通知されていたIFFTポイント数が最小値である場合には、同じくPAPR測定部106から受け付けていた送信データをP/S変換部108に送出して、IFFTポイント数制御部103およびバッファ部104に送信完了通知を送出する。
なお、閾値判定部107は、特許請求の範囲に記載の「閾値判定部」に対応する。
P/S変換部108は、閾値判定部107から受け付けたパラレルな送信データをシリアルなデータに変換して、無線通信処理部109に送出する。無線通信処理部109は、P/S変換部108から受け付けた送信データを無線により送信する。
続いて、図3に示すように、実施例1に係る受信機200は、無線受信処理部201と、S/P変換部202と、FFT(Fast Fourier Transform:高速フーリエ変換)部203と、FFTポイント数監視部204と、P/S変換部205と、ベースバンド処理部206とを有する。
無線受信処理部201は、他の通信装置から送信されたデータを受信処理して、S/P変換部202に送出する。S/P変換部202は、無線受信処理部201から受け付けたシリアルなデータを、最大FFTポイント数でパラレルなデータに変換してFFT部203に送出する。
FFT部203は、S/P変換部202から受け付けたデータをFFT処理する。具体的には、FFT部203は、S/P変換部202から送出されたデータについて、最大FFTポイント数によるFFT処理を実行し、FFTポイント数監視部204に送出する。
FFTポイント数監視部204は、FFT部203から受け付けたデータの電力値から、このデータを搬送するマルチキャリア信号内で有効なサブキャリア数(無線受信処理部201により受信処理されたデータが、他の通信装置の送信機から送信された時のIFFTポイント数)を判定する。
例えば、図4の(a)に、IFFTポイント数「N」でIFFT処理を行った場合の電力スペクトルと、図5の(b)に、IFFTポイント数「N/2」でIFFT処理を行った場合の電力スペクトルを示す。図4に示す(a)に対して、図5に示す(b)の周波数帯域幅、つまり有効なサブキャリアは1/2となっており、データの送信元である通信装置の送信機の送信電力が一定であれば有効なサブキャリアの電力は2倍となる。
したがって、FFTポイント数監視部204は、IFFTポイント数「N」でIFFT処理を行った場合の電力スペクトルを所持していれば、FFT部203から送出されたデータの電力値から有効サブキャリア数(無線受信処理部201により受信処理されたデータが、他の通信装置の送信機から送信された時のIFFTポイント数)を判定することができる。また、パイロットサブキャリアを使用する等、別の方法で有効サブキャリア数を判定することもできる。
FFTポイント数監視部204は、FFT部203から受け付けたデータと、有効サブキャリア数を示すFFTポイント数をP/S変換部205に送出する。
FFTポイント数監視部204は、特許請求の範囲に記載の「有効キャリア数判定部」に対応する。
P/S変換部205は、FFTポイント数監視部204から受け付けたFFTポイント数を参照して、おなじくFFTポイント数監視部204から受け付けたシリアルなデータの中から、有効サブキャリアのデータのみをパラレルなデータに変換して、ベースバンド処理部206に送出する。
なお、P/S変換部205は、特許請求の範囲に記載の「受信データ処理部」に対応する。
ベースバンド処理部206は、P/S変換部205をベースバンド処理する。
なお、上述してきた送信機100および受信機200の各処理部は、シンボル単位(所定のデータの処理単位)で処理を実行するようにしてもよい。また、実施例1に係る通信装置は、例えば、OFDM方式を用いた無線通信を実行するために必要な機能を有しているものとする。
[通信装置の処理(実施例1)]
図6〜図13は、実施例1に係る送信処理の流れを示す図である。図6〜図10は、実施例1に係る送信処理の流れを示す図である。図11は、実施例1に係るIFFTポイント数決定処理の流れを示す図である。図12は、実施例1に係る受信処理の流れを示す図である。図13は、実施例1に係るFFTポイント数監視処理の流れを示す図である。
[送信処理(実施例1)]
まず、図6を用いて、送信データのPAPR値が閾値を超過せずに送信処理が行われた場合の送信処理の流れを説明する。同図に示すように、IFFTポイント数制御部103は、送信処理前の初期状態において、予め保持する設定可能な最大のIFFTポイント数をバッファ部104、IFFT部105、PAPR測定部106および閾値判定部107に通知する(ステップS501およびS502)。
そして、ベースバンド処理部101は、送信データのベースバンド処理を行い(ステップS503)、送信データをS/P変換部102に送出する(ステップS504)。
S/P変換部102は、ベースバンド処理部101から受け付けたシリアルな送信データをパラレルなデータに変換して(ステップS505)、バッファ部104に送出する(ステップS506)。
バッファ部104は、S/P変換部102から受け付けた送信データを保持するとともに(ステップS507)、IFFTポイント数制御部103から通知されたIFFTポイント数に応じて、電力が「0」の無効なサブキャリアをマルチキャリア信号に挿入した後、IFFT部105へ送信データ(送信データを搬送するマルチキャリア信号)を送出する(ステップS508)。
IFFT部105は、IFFTポイント数制御部103から通知されたIFFTポイント数に切り替え、バッファ部104から送出された送信データをIFFT処理する(ステップS509)。そして、IFFT部105は、IFFT処理した送信データをPAPR測定部106に送出する(ステップS510)。
PAPR測定部106は、IFFT処理された送信データをIFFT部105から受け付けると、IFFTポイント数制御部103から通知されたIFFTポイント数が最小値であるか否かを判定する(ステップS511)。
図6に示す送信処理の流れでは、IFFTポイント数制御部103から通知されたIFFTポイント数は最大値であり、最小値ではないので(ステップS511:No)、PAPR測定部106は、IFFT部105によりIFFT処理された送信データのPAPR値を測定して(ステップS512)、測定結果であるPAPR値および送信データを閾値判定部107に送出する(ステップS513)。
一方、仮に、IFFTポイント数制御部103から通知されたIFFTポイント数が最小値であった場合には(ステップS511:YES)、PAPR測定部106は、IFFT部105によりIFFT処理された送信データのPAPR値を測定せず、送信データをそのまま閾値判定部107に送出する(ステップS514)。
閾値判定部107は、PAPR測定部106からPAPR値および送信データを受け付けると、IFFTポイント数制御部103から通知されていたIFFTポイント数が最小値であるか否かを判定する(ステップS515)。
判定の結果、IFFTポイント数制御部103から通知されたIFFTポイント数が最小値ではない場合には(ステップS515:No)、閾値判定部107は、PAPR測定部106から受け付けたPAPR値が予め設定されている閾値を超えているか否かを判定する(ステップS516)。
そして、閾値判定部107は、PAPR測定部106から受け付けたPAPR値が閾値を超えていない場合には(ステップS516:No)、送信データをP/S変換部108に送出して(ステップS517)、IFFTポイント数制御部103およびバッファ部104に送信完了通知を送出する(ステップS518)。
また、ステップS515の説明に戻ると、閾値判定部107は、IFFTポイント数制御部103から通知されたIFFTポイント数が最小値である場合には(ステップS515:YES)、PAPR測定部106から受け付けた送信データをそのままP/S変換部108に送出し(ステップS519)、図6には表れていないが、IFFTポイント数制御部103およびバッファ部104に送信完了通知を送出する。この後、後述するステップS521〜ステップS526までの処理が実行される。
また、ステップS516の説明に戻ると、閾値判定部107は、PAPR測定部106から受け付けたPAPR値が閾値を超えている場合には(ステップS516:YES)、このPAPR値と閾値を超えている旨の通知(閾値超過通知)をIFFTポイント数制御部103に送出する(ステップS520)。この後のIFFTポイント数制御部103の処理は、後に詳述する。
P/S変換部108は、閾値判定部107から受け付けたパラレルな送信データをシリアルなデータに変換して(ステップS521)、無線通信処理部109に送出する(ステップS522)。無線通信処理部109は、P/S変換部108から受け付けた送信データを無線により送信する(ステップS523)。
また、バッファ部104は、閾値判定部107から送信完了通知を受け付けると、IFFTポイント数制御部103から通知されたIFFTポイント数に応じて(同図においては最大IFFTポイント数分)、保持している送信データを開放する(ステップS524)。
また、IFFTポイント数制御部103は、閾値判定部107から送信完了通知(送信データの完了を示す通知)を受け付けると、設定可能な最大のIFFTポイント数をバッファ部104、IFFT部105、PAPR測定部106および閾値判定部107に再度通知する(ステップS525およびS526)。
次に、図7および図8を用いて、送信データのPAPR値が閾値を超過した場合の送信処理の流れを説明する。図7に示すステップS601〜S617は、上述した図6に示すステップS501〜S517と同様であり、ステップS623〜ステップS640は、上述した図6に示すステップS509〜ステップS526と同様であるが、以下に説明する点が異なる。
すなわち、IFFTポイント数制御部103は、閾値判定部107からPAPR値、およびPAPR値が閾値を超えている旨の通知(閾値超過通知)を受け付けると、このPAPR値に基づいて、PAPR値が所定の閾値に収まるように、例えば、事前に保持している設定可能なIFFTポイント数の中から、一段階引き下げたIFFTポイント数を新たなIFFTポイント数として改めて決定し(ステップS620)、バッファ部104、IFFT部105、PAPR測定部106および閾値判定部107に通知する(ステップS621)。
バッファ部104は、IFFTポイント数制御部103から通知されたIFFTポイント数に応じて、電力が「0」の無効なサブキャリアをマルチキャリア信号に挿入した後、IFFT部105へ送信データを送出する(ステップS622)。
それ以降、ステップS623〜ステップS640まで、上述した図6に示すステップS509〜ステップS525と同様の処理が行われる。すなわち、閾値判定部107においてPAPR値が閾値を超過していないと判定されるまで、IFFTポイント数制御部103において新たにIFFTポイント数が決定されて、バッファ部104、IFFT部105、PAPR測定部106、閾値判定部107に通知され、バッファ部104、IFFT部105、PAPR測定部106、そして閾値判定部107にまで至る処理が繰り返し実行される。
なお、図6に示すステップS519と同様に、閾値判定部107は、仮に、IFFTポイント数制御部103から通知されたIFFTポイント数が最小値であった場合には(ステップS615:YES)、PAPR測定部106から受け付けた送信データをそのままP/S変換部108に送出し(ステップS619)、図には表れていないが、IFFTポイント数制御部103およびバッファ部104に送信完了通知を送出する。
また、図6に示すステップS520と同様に、閾値判定部107は、PAPR測定部106から受け付けたPAPR値が閾値を超えている場合には(ステップS616:YES)、PAPR測定部106から受け付けた送信データを破棄して、IFFTポイント数制御部103に閾値超過通知およびPAPR値を送出する。
続いて、図9および図10を用いて、IFFTポイント数制御部103において設定可能な最小のIFFTポイント数が決定された場合の送信処理の流れを説明する。ステップS701〜ステップS717は、上述した図6に示すステップS501〜S517と同様であり、ステップS728〜ステップS733は、上述した図6に示すステップS521〜ステップS526と同様であるが、以下に説明する点が異なる。
すなわち、IFFTポイント数制御部103は、閾値判定部107からPAPR値、およびPAPR値が閾値を超えている旨の通知(閾値超過通知)を受け付けると、設定可能な最小のIFFTポイント数を決定し(ステップS720)、バッファ部104、IFFT部105、PAPR測定部106および閾値判定部107に通知する(ステップS721)。
バッファ部104は、IFFTポイント数制御部103から通知された最小のIFFTポイント数に応じて、電力が「0」の無効なサブキャリアをマルチキャリア信号に挿入した後、IFFT部105へ送信データを送出する(ステップS722)。
IFFT部105は、IFFTポイント数制御部103から通知された最小のIFFTポイント数に切り替え、バッファ部104から送出された送信データをIFFT処理する(ステップS723)。そして、IFFT部105は、IFFT処理した送信データをPAPR測定部106に送出する(ステップS724)。
PAPR測定部106は、IFFT処理された送信データをIFFT部105から受け付けると、IFFTポイント数制御部103から通知されたIFFTポイント数が最小値であるので、IFFT部105から受け付けた送信データをそのまま閾値判定部107に送出する(ステップS725)。
閾値判定部107は、PAPR測定部106からPAPR値および送信データを受け付けると、IFFTポイント数制御部103から通知されていたIFFTポイント数が最小値であるので、PAPR測定部106から受け付けた送信データをそのままそのままP/S変換部108に送出して(ステップS726)、IFFTポイント数制御部103およびバッファ部104に送信完了通知を送出する(ステップS727)。
この後、ステップS728〜ステップS733では、上述した図6に示すステップS521〜ステップS526と同様が行われる。
[IFFTポイント数決定処理(実施例1)]
図11を用いて、実施例1に係るIFFTポイント決定処理の流れを説明する。同図に示すように、IFFTポイント数制御部103は、閾値判定部107から通知を受け付けると(ステップS801:YES)、その通知が送信完了通知であるか否かを確認する(ステップS802)。
確認の結果、IFFTポイント数制御部103は、閾値判定部107から受け付けた通知が送信完了通知である場合には(ステップS802:YES)、バッファ部104、IFFT部105、PAPR測定部106および閾値判定部107に現時点で通知していたIFFTポイント数が最大値であるか否かを確認する(ステップS803)。
確認の結果、IFFTポイント数制御部103は、バッファ部104、IFFT部105、PAPR測定部106および閾値判定部107に現時点で通知していたIFFTポイント数が最大値である場合には(ステップS803:YES)、そのまま新たな閾値判定部107からの通知を待機する。
一方、確認の結果、IFFTポイント数制御部103は、バッファ部104、IFFT部105、PAPR測定部106および閾値判定部107に現時点で通知していたIFFTポイント数が最大値ではない場合には(ステップS803:No)、バッファ部104、IFFT部105、PAPR測定部106および閾値判定部107に最大のIFFTポイント数を再び通知する(ステップS805)。
ここで、ステップS802の説明に戻ると、IFFTポイント数制御部103は、閾値判定部107から受け付けた通知が送信完了通知ではない場合(すなわち、閾値超過通知である場合)には(ステップS802:YES)、PAPR測定部106から受け付けていたPAPR値に基づいて、IFFTポイント数を決定する(ステップS804)。
そして、IFFTポイント数制御部103は、バッファ部104、IFFT部105、PAPR測定部106および閾値判定部107に新たなIFFTポイント数を通知する(ステップS806)。
すなわち、IFFTポイント数制御部103は、閾値判定部107からPAPR値、PAPR値が閾値を超えている旨の通知(閾値超過通知)を受け付けるたびに、このPAPR値に基づいてIFFTポイント数を決定し、バッファ部104、IFFT部105、PAPR測定部106および閾値判定部107に通知する。
[受信処理(実施例1)]
図12を実施例1に係る受信処理の流れを説明する。同図に示すように、無線受信処理部201は、受信データに対し、無線区間のデータの受信処理を行い(ステップS901)、S/P変換部202にデータを送出する(ステップS902)。
S/P変換部202は、無線受信処理部201から受け付けたシリアルなデータを、最大FFTポイント数でパラレルなデータに変換して(ステップS903)、FFT部203に送出する(ステップS904)。
FFT部203は、S/P変換部202から受け付けたデータについて、最大FFTポイント数によるFFT処理を実行し(ステップS905)、FFTポイント数監視部204に送出する(ステップS906)。
FFTポイント数監視部204は、FFT部203から受け付けたデータの電力値から、このデータを搬送するマルチキャリア信号内で有効なサブキャリア数(無線受信処理部201により受信処理されたデータが、他の通信装置の送信機から送信された時のIFFTポイント数に相当)を判定する(ステップS907)。
そして、FFTポイント数監視部204は、FFT部203から受け付けたデータと、有効サブキャリア数を示すFFTポイント数をP/S変換部205に送出する(ステップS908)。
P/S変換部205は、FFTポイント数監視部204から受け付けたFFTポイント数を参照して、おなじくFFTポイント数監視部204から受け付けたシリアルなデータの中から、有効サブキャリアのデータのみをパラレルなデータに変換して(ステップS909)、ベースバンド処理部206に送出する(ステップS910)。
ベースバンド処理部206は、P/S変換部205をベースバンド処理する(ステップS911)。
図12に示すステップS901〜ステップS911までの処理と、同図に示すステップS912〜ステップS922までの処理は同様であり、シンボルごと(例えば、受信データシンボル1および受信データシンボル2)に受信処理を実行する。なお、シンボルごとに受信処理を実行する場合に限られるものではなく、フレーム単位で受信処理を実行するなど、受信処理の単位は適宜変更することができる。
[FFTポイント数監視処理(実施例1)]
図13を用いて、実施例1に係るFFTポイント数監視処理の流れを説明する。同図に示すように、FFTポイント数監視部204は、FFT部203から受信データを受け付けると(ステップS1001:YES)、受け付けた受信データの電力値から、このデータを搬送するマルチキャリア信号内で有効なサブキャリア数(無線受信処理部201により受信処理されたデータが、他の通信装置の送信機から送信された時のIFFTポイント数に相当)を判定する(ステップS1002)。
FFTポイント数監視部204は、有効サブキャリア数を示すFFTポイント数をP/S変換部205に送出するとともに(ステップS1003)、FFT部203から受け付けた受信データをP/S変換部205に送出する(ステップS1004)。
[実施例1による効果]
上述してきたように、実施例1によれば、IFFTポイント数制御部103は、閾値判定部107においてPAPR値が閾値を超過していないと判定されるまで、IFFTポイント数の決定および通知を繰り返し実行するので、従来から通信装置が有する機能を活かして、回路規模を大きくすることなくPAPRを簡易に抑圧することができ、通信品質を保つことができるという効果を奏する。
また、実施例1によれば、通信品質の劣化によりスループットの低下を抑制することができるという効果を奏する。
上述してきた開示の通信装置は、上述した実施例以外にも種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、他の実施形態について説明する。
(1)装置構成等
図2に示した通信装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。例えば、送信機100のみを有する通信装置や、受信機200のみを有する通信装置を採用するようにしてもよい。
また、通信装置の各構成要素(送信機100または受信機200)にて行なわれる各処理機能(図6から図13等参照)は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
例えば、上記実施例1で説明した各種の処理(図6から図13等参照)は、あらかじめ用意されたプログラムを通信装置(コンピュータ)に備えられたCPU(Central Processing Unit)などの処理装置で実行することによって実現することができる。
図2に示す場合では、IFFTポイント数制御部103、バッファ部104、IFFT部105、PAPR測定部106および閾値判定部107による各種の処理を実現する各種のプログラムがRAMやROMなどの記憶媒体に記録されており、CPUがRAMやROMなどの記憶媒体に記録された各種のプログラムを読み出して実行することにより、上記実施例1で説明した各種の処理(図6から図13等参照)の機能を実現する各種プロセスが起動される。
ところで、各種プログラムは、必ずしも最初からRAMやROMなどに記憶させておく必要はない。たとえば、コンピュータ(通信装置)に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」、または、コンピュータの内外に備えられるハードディスクドライブ(HDD)などの「固定用の物理媒体」、さらには、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータに接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などに各種プログラムを記憶しておき、コンピュータがこれらから各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
(2)通信方法
また、上記の実施例1において説明した通信装置により、以下のような通信方法が実現される。
すなわち、入力データをマルチキャリア変調方式により変調したマルチキャリア信号を用いて搬送されるデータの送受信を行う通信方法であって、入力データがシリアル/パラレル変換された変換データを、後述するIFFTポイント数制御ステップにより決定された最大のIFFTポイント数に合わせて保持した後、後述するIFFTポイント数制御部によりIFFTポイント数が改めて決定された場合には、当該IFFTポイント数に合わせて変換データを保持するデータ保持ステップと(例えば、図6のステップS507等参照)、データ保持ステップにより保持されている変換データを、後述するIFFTポイント数制御ステップにより決定された最大のIFFTポイント数に従ってIFFT処理してマルチキャリア信号を生成した後、後述するIFFTポイント数制御ステップによりIFFTポイント数が改めて決定された場合には、当該IFFTポイント数に従ってIFFT処理してマルチキャリア信号を生成するIFFT処理ステップと(例えば、図6のステップS509参照)、IFFT処理ステップによりマルチキャリア信号が生成されるごとに、当該マルチキャリア信号のPAPR値を測定するPAPR測定ステップと(例えば、図6のステップS512参照)、PAPR測定ステップによりPAPR値が測定されるごとに、当該PAPR値が所定の閾値を超えているか否かを判定する閾値判定ステップと(例えば、図6のステップS516参照)、閾値判定ステップによりPAPR値が所定の閾値を超えていないものと判定された場合には、マルチキャリア信号をパラレル/シリアル変換した変換データを送信データとして無線区間に送信して送信処理を終了する送信処理ステップと(例えば、図6のステップS521〜ステップS523参照)、入力データに対する送信処理開始時には、事前に記憶された設定可能な最大のIFFTポイント数をIFFTポイント数として決定し、閾値判定ステップによりPAPR値が所定の閾値を超えているものと判定された以降の送信処理時には、当該PAPR値が所定の閾値を超えなくなるIFFTポイント数を、事前に記憶された設定可能なIFFTポイント数の中から改めて決定するIFFTポイント数制御ステップと(例えば、図6のステップS501、図8のステップS620参照)、他の通信装置からの受信データがシリアル/パラレル変換された変換データをFFT処理してマルチキャリア信号を復調するFFT処理ステップと(例えば、図12のステップS906)、FFT処理部により復調されたマルチキャリア信号を解析して得られるマルチキャリア信号の電力値から、マルチキャリア信号内の有効なサブキャリア数を判定する有効キャリア数判定ステップと(例えば、図12のステップS907)、有効キャリア数判定ステップにより判定された有効サブキャリア数分だけ、マルチキャリア信号を処理して受信処理を終了する受信データ処理ステップと(例えば、図12のステップS909〜ステップS911)、を含んだ通信方法を実現する。
以上の実施例1および2を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)入力データをマルチキャリア変調方式により変調したマルチキャリア信号を用いて搬送されるデータの送受信を行う通信装置であって、
前記入力データがシリアル/パラレル変換された変換データを、後述するIFFTポイント数制御部により決定された最大のIFFTポイント数に合わせて保持した後、後述するIFFTポイント数制御部によりIFFTポイント数が改めて決定された場合には、当該IFFTポイント数に合わせて変換データを保持するデータ保持部と、
前記データ保持部により保持されている変換データを、後述するIFFTポイント数制御部により決定された最大のIFFTポイント数に従ってIFFT処理してマルチキャリア信号を生成した後、後述するIFFTポイント数制御部によりIFFTポイント数が改めて決定された場合には、当該IFFTポイント数に従ってIFFT処理してマルチキャリア信号を生成するIFFT処理部と、
前記IFFT処理部によりマルチキャリア信号が生成されるごとに、当該マルチキャリア信号のPAPR値を測定するPAPR測定部と、
前記PAPR測定部によりPAPR値が測定されるごとに、当該PAPR値が所定の閾値を超えているか否かを判定する閾値判定部と、
前記閾値判定部によりPAPR値が所定の閾値を超えていないものと判定された場合には、マルチキャリア信号をパラレル/シリアル変換した変換データを送信データとして無線区間に送信して送信処理を終了する送信処理部と、
入力データに対する送信処理開始時には、事前に記憶された設定可能な最大のIFFTポイント数をIFFTポイント数として決定し、前記閾値判定部によりPAPR値が所定の閾値を超えているものと判定された以降の送信処理時には、当該PAPR値が所定の閾値を超えなくなるIFFTポイント数を、事前に記憶された設定可能なIFFTポイント数の中から改めて決定するIFFTポイント数制御部と、
他の通信装置からの受信データがシリアル/パラレル変換された変換データをFFT処理してマルチキャリア信号を復調するFFT処理部と、
前記FFT処理部により復調されたマルチキャリア信号を解析して得られるマルチキャリア信号の電力値から、当該マルチキャリア信号内の有効なサブキャリア数を判定する有効キャリア数判定部と、
前記有効キャリア数判定部により判定された有効サブキャリア数分だけ、前記マルチキャリア信号を処理して受信処理を終了する受信データ処理部と、
を有することを特徴とする通信装置。
(付記2)前記データ保持部は、前記送信処理部により送信処理が行われる場合に、前記IFFTポイント数制御部により決定された最大のIFFTポイント数に合わせて、保持していた送信データを開放することを特徴とする付記1に記載の通信装置。
(付記3)前記PAPR測定部は、前記IFFTポイント数制御部により改めて決定されたIFFTポイント数が設定可能な最小値であった場合には、前記IFFT処理部により生成されたマルチキャリア信号を前記閾値判定部にそのまま出力することを特徴とする付記1に記載の通信装置。
(付記4)前記閾値判定部は、前記PAPR値測定部から入力したPAPR値が所定の閾値を超えているものと判定した場合には、マルチキャリア信号を前記送信処理部に送出することなく破棄し、前記PAPR値が閾値を超えていないものと判定した場合だけでなく、前記IFFTポイント数制御部により改めて決定されたIFFTポイント数が設定可能な最小値である場合には、マルチキャリア信号を前記送信処理部にそのまま出力し、
前記送信処理部は、前記閾値判定部から入力したマルチキャリア信号をパラレル/シリアル変換した変換データを送信データとして無線区間に送信して送信処理を終了することを特徴とする付記1に記載の通信装置。
(付記5)前記IFFTポイント数制御部は、前記送信処理部により送信処理が完了すると、前記データ保持部に保持されている後続の入力データの送信処理開始時に、事前に記憶された設定可能な最大のIFFTポイント数をIFFTポイント数として改めて決定することを特徴とする付記1に記載の通信装置。
(付記6)入力データをマルチキャリア変調方式により変調したマルチキャリア信号を用いて搬送されるデータの送信を行う送信機であって、
前記入力データがシリアル/パラレル変換された変換データを、後述するIFFTポイント数制御部により決定された最大のIFFTポイント数に合わせて保持した後、後述するIFFTポイント数制御部によりIFFTポイント数が改めて決定された場合には、当該IFFTポイント数に合わせて変換データを保持するデータ保持部と、
前記データ保持部により保持されている変換データを、後述するIFFTポイント数制御部により決定された最大のIFFTポイント数に従ってIFFT処理してマルチキャリア信号を生成した後、後述するIFFTポイント数制御部によりIFFTポイント数が改めて決定された場合には、当該IFFTポイント数に従ってIFFT処理してマルチキャリア信号を生成するIFFT処理部と、
前記IFFT処理部によりマルチキャリア信号が生成されるごとに、当該マルチキャリア信号のPAPR値を測定するPAPR測定部と、
前記PAPR測定部によりPAPR値が測定されるごとに、当該PAPR値が所定の閾値を超えているか否かを判定する閾値判定部と、
前記閾値判定部によりPAPR値が所定の閾値を超えていないものと判定された場合には、マルチキャリア信号をパラレル/シリアル変換した変換データを送信データとして無線区間に送信して送信処理を終了する送信処理部と、
入力データに対する最初の送信処理時には、事前に記憶された設定可能な最大のIFFTポイント数をIFFTポイント数として決定し、前記閾値判定部によりPAPR値が所定の閾値を超えているものと判定された以降の送信処理時には、当該PAPR値が所定の閾値を超えなくなるIFFTポイント数を、事前に記憶された設定可能なIFFTポイント数の中から改めて決定するIFFTポイント数制御部と、
を有することを特徴とする送信機。
(付記7)前記データ保持部は、前記送信処理部により送信処理が行われる場合に、前記IFFTポイント数制御部により決定された最大のIFFTポイント数に合わせて、保持していた送信データを開放することを特徴とする付記6に記載の送信機。
(付記8)前記PAPR測定部は、前記IFFTポイント数制御部により改めて決定されたIFFTポイント数が設定可能な最小値であった場合には、前記IFFT処理部により生成されたマルチキャリア信号を前記閾値判定部にそのまま出力することを特徴とする付記6に記載の送信機。
(付記9)前記閾値判定部は、前記PAPR値測定部から入力したPAPR値が所定の閾値を超えているものと判定した場合には、マルチキャリア信号を前記送信処理部に送出することなく破棄し、前記PAPR値が閾値を超えていないものと判定した場合だけでなく、前記IFFTポイント数制御部により改めて決定されたIFFTポイント数が設定可能な最小値である場合には、マルチキャリア信号を前記送信処理部にそのまま出力し、
前記送信処理部は、前記閾値判定部から入力したマルチキャリア信号をパラレル/シリアル変換した変換データを送信データとして無線区間に送信して送信処理を終了することを特徴とする付記6に記載の送信機。
(付記10)前記IFFTポイント数制御部は、前記送信処理部により送信処理が完了すると、前記データ保持部に保持されている後続の入力データの送信処理開始時に、事前に記憶された設定可能な最大のIFFTポイント数をIFFTポイント数として改めて決定することを特徴とする付記6に記載の送信機。
(付記11)入力データをマルチキャリア変調方式により変調したマルチキャリア信号を用いて搬送されるデータの受信を行う受信機であって、
他の通信装置からの受信データがシリアル/パラレル変換された変換データをFFT処理してマルチキャリア信号を復調するFFT処理部と、
前記FFT処理部により復調されたマルチキャリア信号を解析して得られるマルチキャリア信号の電力値から、マルチキャリア信号内の有効なサブキャリア数を判定する有効キャリア数判定部と、
前記有効キャリア数判定部により判定された有効サブキャリア数分だけ、マルチキャリア信号を処理して受信処理を終了する受信データ処理部と、
を有することを特徴とする受信機。
(付記12)入力データをマルチキャリア変調方式により変調したマルチキャリア信号を用いて搬送されるデータの送受信を行う通信方法であって、
前記入力データがシリアル/パラレル変換された変換データを、後述するIFFTポイント数制御ステップにより決定された最大のIFFTポイント数に合わせて保持した後、後述するIFFTポイント数制御部によりIFFTポイント数が改めて決定された場合には、当該IFFTポイント数に合わせて変換データを保持するデータ保持ステップと、
前記データ保持ステップにより保持されている変換データを、後述するIFFTポイント数制御ステップにより決定された最大のIFFTポイント数に従ってIFFT処理してマルチキャリア信号を生成した後、後述するIFFTポイント数制御ステップによりIFFTポイント数が改めて決定された場合には、当該IFFTポイント数に従ってIFFT処理してマルチキャリア信号を生成するIFFT処理ステップと、
前記IFFT処理ステップによりマルチキャリア信号が生成されるごとに、当該マルチキャリア信号のPAPR値を測定するPAPR測定ステップと、
前記PAPR測定ステップによりPAPR値が測定されるごとに、当該PAPR値が所定の閾値を超えているか否かを判定する閾値判定ステップと、
前記閾値判定ステップによりPAPR値が所定の閾値を超えていないものと判定された場合には、マルチキャリア信号をパラレル/シリアル変換した変換データを送信データとして無線区間に送信して送信処理を終了する送信処理ステップと、
入力データに対する最初の送信処理時には、事前に記憶された設定可能な最大のIFFTポイント数をIFFTポイント数として決定し、前記閾値判定ステップによりPAPR値が所定の閾値を超えているものと判定された以降の送信処理時には、当該PAPR値が所定の閾値を超えなくなるIFFTポイント数を、事前に記憶された設定可能なIFFTポイント数の中から改めて決定するIFFTポイント数制御ステップと、
他の通信装置からの受信データがシリアル/パラレル変換された変換データをFFT処理してマルチキャリア信号を復調するFFT処理ステップと、
前記FFT処理ステップにより復調されたマルチキャリア信号の電力値から、当該マルチキャリア信号内の有効なサブキャリア数を判定する有効キャリア数判定ステップと、
前記有効キャリア数判定ステップにより判定された有効サブキャリア数分だけ、前記マルチキャリア信号を処理して受信処理を終了する受信データ処理ステップと、
を含んだことを特徴とする通信方法。
(付記13)入力データをマルチキャリア変調方式により変調したマルチキャリア信号を用いて搬送されるデータの送受信をコンピュータに実行させる通信プログラムであって、
前記入力データがシリアル/パラレル変換された変換データを、後述するIFFTポイント数制御手順により決定された最大のIFFTポイント数に合わせて保持した後、後述するIFFTポイント数制御部によりIFFTポイント数が改めて決定された場合には、当該IFFTポイント数に合わせて変換データを保持するデータ保持手順と、
前記データ保持手順により保持されている変換データを、後述するIFFTポイント数制御手順により決定された最大のIFFTポイント数に従ってIFFT処理してマルチキャリア信号を生成した後、後述するIFFTポイント数制御手順によりIFFTポイント数が改めて決定された場合には、当該IFFTポイント数に従ってIFFT処理してマルチキャリア信号を生成するIFFT処理手順と、
前記IFFT処理手順によりマルチキャリア信号が生成されるごとに、当該マルチキャリア信号のPAPR値を測定するPAPR測定手順と、
前記PAPR測定手順によりPAPR値が測定されるごとに、当該PAPR値が所定の閾値を超えているか否かを判定する閾値判定手順と、
前記閾値判定手順によりPAPR値が所定の閾値を超えていないものと判定された場合には、マルチキャリア信号をパラレル/シリアル変換した変換データを送信データとして無線区間に送信して送信処理を終了する送信処理手順と、
入力データに対する最初の送信処理時には、事前に記憶された設定可能な最大のIFFTポイント数をIFFTポイント数として決定し、前記閾値判定手順によりPAPR値が所定の閾値を超えているものと判定された以降の送信処理時には、当該PAPR値が所定の閾値を超えなくなるIFFTポイント数を、事前に記憶された設定可能なIFFTポイント数の中から改めて決定するIFFTポイント数制御手順と、
他の通信装置からの受信データがシリアル/パラレル変換された変換データをFFT処理してマルチキャリア信号を復調するFFT処理手順と、
前記FFT処理手順により復調されたマルチキャリア信号の電力値から、当該マルチキャリア信号内の有効なサブキャリア数を判定する有効キャリア数判定手順と、
前記有効キャリア数判定手順により判定された有効サブキャリア数分だけ、前記マルチキャリア信号を処理して受信処理を終了する受信データ処理手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする通信プログラム。
実施例1に係る通信装置の構成を示すブロック図である。 実施例1に係る送信機の構成を示すブロック図である。 実施例1に係る受信機の構成を示すブロック図である。 実施例1に係る電力スペクトルを示す図である。 実施例1に係る電力スペクトルを示す図である。 実施例1に係る送信処理の流れを示す図である。 実施例1に係る送信処理の流れを示す図である。 実施例1に係る送信処理の流れを示す図である。 実施例1に係る送信処理の流れを示す図である。 実施例1に係る送信処理の流れを示す図である。 実施例1に係るIFFTポイント数決定処理の流れを示す図である。 実施例1に係る受信処理の流れを示す図である。 実施例1に係るFFTポイント数監視処理の流れを示す図である。 OFDM信号の電力スペクトルを示す図である。
符号の説明
100 送信機
101 ベースバンド処理部
102 S/P変換部
103 IFFTポイント数制御部
104 バッファ部
105 IFFT部
106 PAPR測定部
107 閾値判定部
108 P/S変換部
109 無線送信処理部
200 受信機
201 無線受信処理部
202 S/P変換部
203 FFT部
204 FFTポイント数監視部
205 P/S変換部
206 ベースバンド処理部

Claims (9)

  1. 入力データをマルチキャリア変調方式により変調したマルチキャリア信号を用いて搬送されるデータの送受信を行う通信装置であって、
    前記入力データおよび前記入力データに後続する入力データがシリアル/パラレル変換された変換データを、後述するIFFTポイント数制御部により決定されたIFFTポイント数に従って保持するデータ保持部と、
    前記データ保持部により保持されている変換データを、後述するIFFTポイント数制御部により決定されたIFFTポイント数に従ってIFFT処理してマルチキャリア信号を生成するIFFT処理部と、
    後述するIFFTポイント数制御部により決定されたIFFTポイント数が複数のIFFTポイント数のうちの設定可能な最小値でない場合に、前記生成されたマルチキャリア信号のPAPR値を測定するPAPR測定部と、
    後述するIFFTポイント数制御部により決定されたIFFTポイント数が前記最小値でない場合に、前記測定されたPAPR値が所定の閾値を超えているか否かを判定する閾値判定部と、
    後述するIFFTポイント数制御部により決定されたIFFTポイント数が前記最小値である場合、もしくは、前記PAPR値が所定の閾値を超えていないものと判定された場合には、前記生成されたマルチキャリア信号をパラレル/シリアル変換した変換データを送信データとして送信する送信処理部と、
    入力データに対する送信処理開始時には、前記複数のIFFTポイント数のうちの設定可能な最大値をIFFTポイント数として決定し、前記閾値判定部によりPAPR値が所定の閾値を超えているものと判定された以降の送信処理時には、当該PAPR値が所定の閾値を超えなくなるIFFTポイント数を、前記複数のIFFTポイント数の中から決定するとともに、当該決定したIFFTポイント数を、前記データ保持部、前記IFFT処理部、前記PAPR測定部、前記閾値判定部に通知するIFFTポイント数制御部と、
    他の通信装置からの受信データがシリアル/パラレル変換された変換データをFFT処理してマルチキャリア信号を復調するFFT処理部と、
    前記復調されたマルチキャリア信号を解析して得られるマルチキャリア信号の電力値から、当該マルチキャリア信号内の有効なサブキャリア数を判定する有効キャリア数判定部と、
    前記判定された有効なサブキャリア数分だけ、前記復調されたマルチキャリア信号を処理する受信データ処理部と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記データ保持部は、前記送信処理部により送信処理が行われた場合に、前記IFFTポイント数制御部により決定されたIFFTポイント数に従って保持する当該の送信データを開放する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記PAPR測定部は、前記IFFTポイント数制御部により決定されたIFFTポイント数が複数のIFFTポイント数のうち設定可能な最小値である場合には、前記IFFT処理部により生成されたマルチキャリア信号を前記閾値判定部にそのまま出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  4. 前記閾値判定部は、前記PAPR値測定部から入力したPAPR値が所定の閾値を超えているものと判定した場合には、前記生成されたマルチキャリア信号を前記送信処理部に送出することなく破棄し、前記IFFTポイント数制御部により決定されたIFFTポイント数が設定可能な最小値である場合もしくは前記PAPR値が閾値を超えていないものと判定した場合には、前記生成されたマルチキャリア信号を前記送信処理部にそのまま出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  5. 入力データをマルチキャリア変調方式により変調したマルチキャリア信号を用いて搬送されるデータの送信を行う送信機であって、
    前記入力データおよび前記入力データに後続する入力データがシリアル/パラレル変換された変換データを、後述するIFFTポイント数制御部により決定されたIFFTポイント数に従って保持するデータ保持部と、
    前記データ保持部により保持されている変換データを、後述するIFFTポイント数制御部により決定されたIFFTポイント数に従ってIFFT処理してマルチキャリア信号を生成するIFFT処理部と、
    後述するIFFTポイント数制御部により決定されたIFFTポイント数が複数のIFFTポイント数のうち設定可能な最小値でない場合に、前記生成されたマルチキャリア信号のPAPR値を測定するPAPR測定部と、
    後述するIFFTポイント数制御部により決定されたIFFTポイント数が複数のIFTポイント数のうち設定可能な最小値でない場合に、前記測定されたPAPR値が所定
    の閾値を超えているか否かを判定する閾値判定部と、
    前記PAPR値が所定の閾値を超えていないものと判定された場合には、前記生成され
    たマルチキャリア信号をパラレル/シリアル変換した変換データを送信データとして送信
    する送信処理部と、
    入力データに対する送信処理開始時には、複数のIFFTポイント数のうち設定可能な
    最大値をIFFTポイント数として決定し、前記閾値判定部によりPAPR値が所定の閾
    値を超えているものと判定された以降の送信処理時には、当該PAPR値が所定の閾値を
    超えなくなるIFFTポイント数を、前記複数のIFFTポイント数の中から決定すると
    ともに、当該決定したIFFTポイント数を、前記データ保持部、前記IFFT処理部、
    前記PAPR測定部、前記閾値判定部に通知するIFFTポイント数制御部と、
    を有することを特徴とする送信機。
  6. 入力データをマルチキャリア変調方式により変調したマルチキャリア信号を用いて搬送
    されるデータの受信を行う受信機であって、
    前記入力データおよび前記入力データに後続する入力データがシリアル/パラレル変換された変換データを、後述するIFFTポイント数制御部により決定されたIFFTポイント数に従って保持するデータ保持部と、前記データ保持部により保持されている変換データを、後述するIFFTポイント数制御部により決定されたIFFTポイント数に従ってIFFT処理してマルチキャリア信号を生成するIFFT処理部と、後述するIFFTポイント数制御部により決定されたIFFTポイント数が複数のIFFTポイント数のうちの設定可能な最小値でない場合に、前記生成されたマルチキャリア信号のPAPR値を測定するPAPR測定部と、後述するIFFTポイント数制御部により決定されたIFFTポイント数が前記最小値でない場合に、前記測定されたPAPR値が所定の閾値を超えているか否かを判定する閾値判定部と、後述するIFFTポイント数制御部により決定されたIFFTポイント数が前記最小値である場合、もしくは、前記PAPR値が所定の閾値を超えていないものと判定された場合には、前記生成されたマルチキャリア信号をパラレル/シリアル変換した変換データを送信データとして送信する送信処理部と、入力データに対する送信処理開始時には、前記複数のIFFTポイント数のうちの設定可能な最大値をIFFTポイント数として決定し、前記閾値判定部によりPAPR値が所定の閾値を超えているものと判定された以降の送信処理時には、当該PAPR値が所定の閾値を超えなくなるIFFTポイント数を、前記複数のIFFTポイント数の中から決定するとともに、当該決定したIFFTポイント数を、前記データ保持部、前記IFFT処理部、前記PAPR測定部、前記閾値判定部に通知するIFFTポイント数制御部とを有する他の通信装置から、前記IFFTポイント数制御部により決定された前記最小値もしくは前記PAPR値が所定の閾値を超えていないものと判定されたIFFTポイント数に従って前記生成されたマルチキャリア信号が前記送信処理部によりパラレル/シリアル変換されて送信されたデータを受信した受信データがシリアル/パラレル変換された変換データをFFT処理してマルチキャリア信号を復調するFFT処理部と、
    前記復調されたマルチキャリア信号を解析して得られるマルチキャリア信号の電力値で所定電力値を除算した値から、当該マルチキャリア信号内の有効なサブキャリア数であって、前記IFFTポイント数制御部により決定された前記IFFTポイント数に等しいFFTポイント数を判定する有効キャリア数判定部と、
    前記判定されたFFTポイント数分だけ、前記復調されたマルチキャリア信号を処理する受信データ処理部と、
    を有することを特徴とする受信機。
  7. 入力データをマルチキャリア変調方式により変調したマルチキャリア信号を用いて搬送されるデータの送信を行う通信方法であって、
    前記入力データに対する送信処理開始時に、複数のIFFTポイント数のうちの設定可能な最大値をIFFTポイント数として決定するとともに、当該決定したIFFTポイント数を、後述のデータ保持ステップ、後述のIFFT処理ステップ、後述のPAPR測定ステップ、後述の閾値判定ステップに通知するIFFTポイント数制御ステップと、
    前記入力データおよび前記入力データに後続する入力データがシリアル/パラレル変換された変換データを、前記IFFTポイント数制御ステップにより決定されたIFFTポイント数に従って保持するデータ保持ステップと、
    前記データ保持ステップにより保持されている変換データを、前記IFFTポイント数制御ステップにより決定されたIFFTポイント数に従ってIFFT処理してマルチキャリア信号を生成するIFFT処理ステップと、
    前記IFFTポイント数制御ステップにより決定されたIFFTポイント数が前記複数のIFFTポイント数のうちの設定可能な最小値でない場合に、前記生成されたマルチキャリア信号のPAPR値を測定するPAPR測定ステップと、
    前記IFFTポイント数制御ステップにより決定されたIFFTポイント数が前記最小値でない場合に、前記測定されたPAPR値が所定の閾値を超えているか否かを判定する閾値判定ステップと、
    前記IFFTポイント数制御ステップにより決定されたIFFTポイント数が前記最小値である場合、もしくは、前記PAPR値が所定の閾値を超えていないものと判定された場合には、前記生成されたマルチキャリア信号をパラレル/シリアル変換した変換データを送信データとして送信する送信処理ステップと、
    前記閾値判定ステップによりPAPR値が所定の閾値を超えているものと判定された以降の送信処理時には、当該PAPR値が所定の閾値を超えなくなるIFFTポイント数を、前記複数のIFFTポイント数の中から決定するとともに、当該決定したIFFTポイント数を、前記データ保持ステップ、前記IFFT処理ステップ、前記PAPR測定ステップ、前記閾値判定ステップに通知するIFFTポイント数制御ステップと、
    を含み、
    前記閾値判定ステップによりPAPR値が所定の閾値を超えているものと判定された以降の送信処理時には、前記閾値判定ステップにより前記PAPR値が所定の閾値を超えないと判定されるIFFTポイント数が前記IFFTポイント数制御ステップにより決定されるまで、もしくは、前記IFFTポイント数制御ステップにより前記最小値がIFFTポイント数として決定されるまで、前記IFFTポイント数制御ステップ、前記データ保持ステップ、前記IFFT処理ステップ、前記PAPR測定ステップ、前記閾値判定ステップの一連のステップをこの順序で繰り返した後、前記送信処理ステップをおこなう
    ことを特徴とする通信方法。
  8. 入力データをマルチキャリア変調方式により変調したマルチキャリア信号を用いて搬送されるデータの受信を行う通信方法であって、
    前記入力データおよび前記入力データに後続する入力データがシリアル/パラレル変換された変換データを、後述するIFFTポイント数制御部により決定されたIFFTポイント数に従って保持するデータ保持部と、前記データ保持部により保持されている変換データを、後述するIFFTポイント数制御部により決定されたIFFTポイント数に従ってIFFT処理してマルチキャリア信号を生成するIFFT処理部と、後述するIFFTポイント数制御部により決定されたIFFTポイント数が複数のIFFTポイント数のうちの設定可能な最小値でない場合に、前記生成されたマルチキャリア信号のPAPR値を測定するPAPR測定部と、後述するIFFTポイント数制御部により決定されたIFFTポイント数が前記最小値でない場合に、前記測定されたPAPR値が所定の閾値を超えているか否かを判定する閾値判定部と、後述するIFFTポイント数制御部により決定されたIFFTポイント数が前記最小値である場合、もしくは、前記PAPR値が所定の閾値を超えていないものと判定された場合には、前記生成されたマルチキャリア信号をパラレル/シリアル変換した変換データを送信データとして送信する送信処理部と、入力データに対する送信処理開始時には、前記複数のIFFTポイント数のうちの設定可能な最大値をIFFTポイント数として決定し、前記閾値判定部によりPAPR値が所定の閾値を超えているものと判定された以降の送信処理時には、当該PAPR値が所定の閾値を超えなくなるIFFTポイント数を、前記複数のIFFTポイント数の中から決定するとともに、当該決定したIFFTポイント数を、前記データ保持部、前記IFFT処理部、前記PAPR測定部、前記閾値判定部に通知するIFFTポイント数制御部とを有する他の通信装置から、前記IFFTポイント数制御部により決定された前記最小値もしくは前記PAPR値が所定の閾値を超えていないものと判定されたIFFTポイント数に従って前記生成されたマルチキャリア信号が前記送信処理部によりパラレル/シリアル変換されて送信されたデータを受信した受信データがシリアル/パラレル変換された変換データをFFT処理してマルチキャリア信号を復調するFFT処理ステップと、
    前記復調されたマルチキャリア信号を解析して得られるマルチキャリア信号の電力値で所定電力値を除算した値から、当該マルチキャリア信号内の有効なサブキャリア数であって、前記IFFTポイント数制御部により決定された前記IFFTポイント数に等しいFFTポイント数を判定する有効キャリア数判定ステップと、
    前記判定されたFFTポイント数分だけ、前記復調されたマルチキャリア信号を処理する受信データ処理ステップと、
    を含んだことを特徴とする通信方法。
  9. 入力データをマルチキャリア変調方式により変調したマルチキャリア信号を用いて搬送されるデータの送受信をコンピュータに実行させる通信プログラムであって、
    前記入力データおよび前記入力データに後続する入力データがシリアル/パラレル変換された変換データを、後述するIFFTポイント数制御手順により決定されたIFFTポ
    イント数に従って保持するデータ保持手順と、
    前記データ保持手順により保持されている変換データを、後述するIFFTポイント数制御手順により決定されたIFFTポイント数に従ってIFFT処理してマルチキャリア信号を生成するIFFT処理手順と、
    後述するIFFTポイント数制御手順により決定されたIFFTポイント数が複数のIFFTポイント数のうちの設定可能な最小値でない場合に、前記生成されたマルチキャリア信号のPAPR値を測定するPAPR測定手順と、
    後述するIFFTポイント数制御手順により決定されたIFFTポイント数が前記最小値でない場合に、前記測定されたPAPR値が所定の閾値を超えているか否かを判定する閾値判定手順と、
    後述するIFFTポイント数制御手順により決定されたIFFTポイント数が前記最小値である場合、もしくは、前記PAPR値が所定の閾値を超えていないものと判定された場合には、前記生成されたマルチキャリア信号をパラレル/シリアル変換した変換データを送信データとして送信する送信処理手順と、
    入力データに対する最初の送信処理時には、前記複数のIFFTポイント数のうちの設定可能な最大値をIFFTポイント数として決定し、前記閾値判定手順によりPAPR値が所定の閾値を超えているものと判定された以降の送信処理時には、当該PAPR値が所定の閾値を超えなくなるIFFTポイント数を、前記複数のIFFTポイント数の中から決定するとともに、当該決定したIFFTポイント数を、前記データ保持手順、前記IFFT処理手順、前記PAPR測定手順、前記閾値判定手順に通知するIFFTポイント数制御手順と、
    他の通信装置からの受信データがシリアル/パラレル変換された変換データをFFT処理してマルチキャリア信号を復調するFFT処理手順と、
    前記復調されたマルチキャリア信号を解析して得られるマルチキャリア信号の電力値から、当該マルチキャリア信号内の有効なサブキャリア数を判定する有効キャリア数判定手順と、
    前記判定された有効なサブキャリア数分だけ、前記復調されたマルチキャリア信号を処理する受信データ処理手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする通信プログラム。
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