JP4054480B2 - Si基板上の光電融合デバイス構造、その製造方法、及び成膜方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、チップ間或はボード間光インタコネクション等に適用されるSi基板上の光電融合デバイスの構造、その製造方法、及び成膜方法に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】
究極のインタコネクト技術とは光信号や電気信号を区別なく任意に交換できる技術である。光インタコネクト技術は従来の電気配線の機能を補完しうる技術として開発が進んでいる。この技術に不可欠な方法として、電子デバイスと光デバイスを完全融合させることが挙げられる。ここでいう完全融合とは、Siと集積(或は近接配置)できること、及び、電子デバイスと光デバイスの間で同一の環境(電力供給や放熱、実装等)の共通化が図れることを意味する。
【0003】
この目的に用いる光デバイスとして、発光源及び受光器が必要であるが、従来、1.3μm帯レーザダイオード(LD)とInGaAs フォトディテクタ(PD)の組み合わせか、0.8μm帯面発光レーザ(VCSEL: vertical cavity surface emitting laser)とSi−PDの組み合わせが多く、且つ、それぞれInPやGaAs等の化合物半導体基板上に作製されていた為、Siデバイスとは独立な存在であった。
【0004】
一方で、論理素子に多く利用されるCMOS(complementary metal−oxide semiconductor)に代表されるSiデバイスは立方晶の(100)面Si上に形成されているため、光デバイスと電子デバイスもそれが望まれる。また、通常の光デバイスも、へき開、結晶性などの点で優れているので、立方晶の化合物半導体で構成されているため、(100)Si上に立方晶のIII−V族材料を成膜することが必要となる。
【0005】
Si上に他の化合物材料を近接配置する技術としては、
(1)Si上へのバッファ層を用いてエピタキシャルに積層するもの、(2)異種材料直接接合を用いたもの、(3)接着材を介したもの等、がある。
【0006】
このうち、バッファ層を介して、直接Si上へIII−V材料をエピタキシャル成長させる(1)の方法が量産向きで発展性も高いため、報告例は多い。たとえば、
(a)(100)SiへのGaAs直接成長(M. Tachikawa and H. Mori; Applied Physics Letters, 56(22), 2225(1990))、
(b)AlNAsをバッファ層として(111)Siへ成長(G. Mendoza 他、 Journal of Crystal Growth 178,45(1997))、
(c)横方向成長モードを用いた(100)Si基板上へのGaAs選択成長(第58回応用物理学会学術講演会講演予稿集4a−SM−2、350(1997))、
がある。
【0007】
このうち、(a)は格子ミスフィットが大き過ぎたり、膨張係数の違いが大きかったり、ドメイン不整合などがあり、良質なGaAs膜が得られていない。(b)は六方晶の結晶系しか得られず、GaNの成長には適するが、立方晶III−V材料を成長するには適さない。(c)はGaAsの報告例しかなく、また、選択性の高いことが必要なため、量産性に不向きなLPE(liquid phase epitaxy)の報告例しかない。
【0008】
一方、Siデバイスと同一の環境下で光デバイスを動作させるためには、
1)低消費動作(特に低電圧動作)、及び2)周囲温度が変化しても特性が変わりにくいこと(以下、温度特性が良いと表現する)が光デバイスに求められる。
【0009】
低電圧駆動と温度特性を同時に満足するには、光デバイスの材料の選択にかかっている。これには、GaAsの格子定数近くの立方晶III−VN材料(III族及びV族からなる化合物材料のうち、V族材料としてN(窒素)を含むものを本明細書ではこう表記する)が有効であることが分かってきた。
【0010】
従って、立方晶III−V材料(特に、III−VN材料)を立方晶の(100)面Siウエハ上にエピタキシャルに成長できることが理想であることが分かる。しかしながら、先に簡単に触れたように、これには特有の問題点があり、成功例はない。この理由について以下やや詳細に説明する。
【0011】
先ず、Si上へのIII−VN材料成長の問題点について述べる。
(100)Siの上にGaAsN或はAlAsNを成長した場合、立方晶を維持するのは、成長開始後、数100nmであり、これ以上の厚さを積層していくと、六方晶成分が増え、ついには、完全に六方晶となってしまうことが実験的に確かめられている。この原因は以下のように考えられる。たとえば、GaNAsを(100)Si基板上に成長する場合、構成元素であるGaAsとGaNの晶系は、ともに、立方晶及び六方晶をとり得る。しかし、GaAsでは立方晶が極めて安定なのに対し、GaNでは六方晶の方が安定なために、N組成比が大きな領域ほど、基板が立方晶であっても、厚く積層するに従って、六方晶成分が成長しやすくなり、ついには相分離してしまう。従って、(100)Si基板上にGaAsは極めて成長しにくいが、GaNやAlNは六方晶として比較的容易に成長することが予想され、実験でも確かめられている。
【0012】
次に、横方向成長及びその問題点について説明する。
横方向成長について図4を用いて説明する。図4(a)に示すように、基板401上(たとえばSi)に選択成長マスク402を形成し、この上に基板401とは格子整合しないエピタキシャル膜(たとえばGaAs)の種結晶403を積層した場合(図4(b))、基板界面付近は格子不整合によるミスフィット転移が生じ、その転移が引き込まれて成長を続ける。しかし、選択成長マスク402の厚さ以上に成長すると、横方向成長モードが支配的になり、基板401の格子定数とは別に、基板温度、供給量等の成長条件に応じたGaAsが歪みを受けることなく成長を始める(図4(c))。ある程度厚く積めば、(マスク中央部分を除いて)きわめて格子欠陥の少ない横方向成長結晶のエピタキシヤル膜404が得られる(図4(d))。
【0013】
しかし、この方法には幾つかの問題点がある。
横方向成長は、2元混晶(具体的にはGaAs)しか報告されておらず、且つ膜質は実用レベルに達していない。また、3元以上の混晶を用いた横方向成長の報告例(成功例)はない。この理由は、以下のように説明できる。
【0014】
横方向成長では、基板の格子定数の影響は受けないが、成長の核はこれまでの成長膜の情報の影響を受ける。従って、混晶比の自由度がある3元以上の混晶ではストイキオメトリ(化学量論的組成)が一定の状態を作りにくいことが想像される。結果的に、成長核ごとに安定な混晶比が異なるために、横方向成長を構成する混晶の比が一定とならないのである。
【0015】
本発明の目的は、以上の課題に鑑み、(100)Si上に立方晶のIII−VN材料を積層し、その上にIII−V材料からなる化合物半導体デバイスを作製する方法を確立してSi基板上の光電融合デバイス構造、その製造方法、及び成膜方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明の原理の骨子は、横方向成長を用いて、大きな格子不整合を緩和しつつ立方晶III−VN材料を成長することにある。より詳細には、本発明はバッファ層を介した直接成長に係るが、従来例とは以下の点で異なることにより、上記立方晶III−VN材料の成長を可能としている。
第1の条件として(100)Siを基板として用いて、立方晶を成長するきっかけを与える。
第2の条件として、応力の方向の異なる複数のIII−VN材料を歪み補償しながら交互に積層することで厚みを維持する。
第3の条件として、横方向成長モードを用いてミスフィット転位を避ける。
【0017】
よって、上記目的を達成する本発明のSi基板上の光電融合デバイス構造は、
電子デバイスの形成された(100)面を有するSiウエハ上に形成された選択成長用マスクと、
Siとほぼ等しい格子定数の第1のIII−V材料から成り、前記Siウエハ上に形成された薄膜と、
該第1のIII−V材料より長い格子定数を有する第2のIII−VN材料と、第1のIII−V材料より短い格子定数を有する第3のIII−VN材料とが歪み補償しながら交互に積層されることにより、前記第1のIII−V材料から成る薄膜上及び前記選択成長用マスク上に形成された立方晶系の多層薄膜とを有し、
前記多層薄膜のうち前記選択成長用マスク上を横方向成長することにより形成された第4のIII−VN材料結晶は、前記第1のIII−V材料とほぼ等しい格子定数を有し、
且つ該第4のIII−VN材料結晶上に積層された化合物半導体光デバイスを有することを特徴とする。
【0018】
この基本構造に基づいて以下の如き態様が可能である。
前記第1のIII−V材料はIII−VN材料である。
【0019】
前記第1のIII−V材料としてGaAsに格子整合する(Al)GaInNAsを用い、第2及び第3のIII−VN材料として夫々AlNAs及びGaNAsを用いる(本明細書中で括弧に囲まれた元素は含む場合と含まない場合があることを示す)。この場合、前記化合物半導体光デバイスは、前記第4のIII−VN材料結晶上に積層されたAl(Ga)As/GaAsからなる多層膜を反射ミラーとする面発光レーザ構造とできる。
【0020】
前記第1のIII−V材料としてInPに格子整合するGaInNAsPを用い、第2及び第3のIII−VN材料としてInNAs及びInNPを用いる。この場合、前記化合物半導体光デバイスは、前記第4のIII−VN材料結晶上に積層されたAl(In)NAsP/Ga(In)NAsPからなる多層膜を反射ミラーとする面発光レーザ構造とできる。
【0021】
前記化合物半導体光デバイスは、前記第4のIII−VN材料結晶上に積層された端面発光型半導体レーザであり、Siウエハ上にCMOS等の電子デバイスが作製されていると同時に、該半導体レーザからの光を導波する光導波路がSiで形成されている。
【0022】
前記化合物半導体光デバイスは、前記第4のIII−VN材料結晶上に積層された第5のIII−VN材料を主たる活性層材料とする半導体レーザ構造である。
【0023】
前記III−VN材料は、N源にRFプラズマガンを用いたガスソースMBE法で成膜される。これの特徴は後記の実施例の説明中に述べられている。
【0024】
また、上記目的を達成する本発明のSi基板上の光電融合デバイス構造の製造方法は、
電子デバイスの形成された(100)面を有するSiウエハ上に、選択成長用マスクを形成する工程と、
Siとほぼ等しい格子定数の第1のIII−V材料から成る薄膜を前記Siウエハ上に成膜する工程と、
該第1のIII−V材料より長い格子定数を有する第2のIII−VN材料及び第1のIII−V材料より短い格子定数を有する第3のIII−VN材料から成る立方晶系の多層薄膜を歪み補償しながら交互に、前記第1のIII−V材料から成る薄膜上及び前記選択成長用マスク上に積層する工程とを有し、
前記積層する工程において、前記多層薄膜は前記選択成長用マスク上を横方向成長することで、前記第1のIII−V材料とほぼ等しい格子定数を有する第4のIII−VN材料結晶を前記選択成長用マスク上に成膜し、
且つ該第4のIII−VN材料結晶上に化合物半導体光デバイスを積層することを特徴とする。
【0025】
【作用】
立方晶が安定なGaAsと六方晶をとりやすいGaNの混晶であるGaNAsを立方晶で成長する方法として、本発明では、1)成長初期過程で立方晶をとるきっかけを与えること、2)立方晶を維持する方法を導入すること、3)格子不整を緩和すること、に注目した。具体的には、1)に関しては、(100)Si基板を用いること、2)に関しては、応力方向の異なる歪み多層バッファ層を導入すること、3)に関しては、3元以上の構成元素による横方向成長モードを使うことである。
【0026】
1)に関しては公知である。
2)は、これまで用いられていない手法である。この根拠は以下の実験的事実にある。すなわち、立方晶を維持する層厚は、格子整合している場合より、歪み応力がかかった場合の方が厚いということである。具体的には、格子整合した場合には、100nm程度で立方晶から六方晶に相分離していく。これ以上厚くすると完全に六方晶になってしまう。ところが、引っ張り歪み或は圧縮歪みをかけた場合には、0.1μm程度までは立方晶を維持することが確かめられた。しかしながら、これ以上膜厚を厚くすると臨界膜厚に達し、リラックスしてしまう。そこで、応力の方向の異なる歪みバッファ層を積層することでトータルのバッファ層膜厚を厚くすることができ、結晶性を改善することができる。
【0027】
3)に関しては、2元材料に関しては公知だが、3元以上では、本発明を用いることで可能になる技術である。3元以上にすることにより格子定数の調整がより柔軟にできる様になる。
【0028】
特に、本発明では、2)と3)に関して、N源にRFプラズマガンを用いている場合、基板の表面状態に依存することなく、供給したNが付着係数100%で結晶中に取り込まれて、N組成が一定の横方向成長が可能になる技術を用いることが重要である。
【0029】
以上のように、本発明の特徴は、以上の3つの技術を融合して、(100)Si基板上に、格子定数の異なるIII−VN材料を選択的に形成することにある。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
【0031】
[第1実施例]
第1実施例はSi(100)面に立方晶III−VNを成長する例に係る。図1は、本発明の第1の実施例を説明する模式的斜視図である。図1において、101は(100)面を有するSi基板であり、102はその上に形成されたCMOS等の電子デバイスからなる論理素子ないしプロセッサエレメント(PE)であり、103はその上に近接して配置された発光素子或は受光素子であり、104は電気配線であり、105と106は夫々出力光及び入力光である。図1において、PE102上に適当なパターンで形成された電極が見える。
【0032】
このSi基板上の光電融合デバイス構造の機能について簡単に説明する。1つ(或は複数)のPE102に入力されたデータは該PEで処理されると、その出力データに応じて、電気配線104を介して電気信号或は発光素子103を介して光出力106として出力される。こうして、データに応じて電気信号でも光信号でもデータを転送できる光電融合デバイスの典型的な構造となっている。
【0033】
以下、この様なデバイス構造の作製方法例について説明する。図2は、作製方法を模式的に示した断面図である。図示の便宜上、1つのPE部分の断面のみを示している。
【0034】
先ず、ガスソース分子線エピタキシャル法(本明細書では化学分子線エピタキシャル法も含む用語として用いる)により、(100)Si基板201上に、CMOS等の電子デバイス202(202aはその電極であるが、図2(b)以下では省略してある)を形成する(図2(a))。次に、電子デバイス形成部分を中心に、厚さ0.1μmのSiO2膜203を選択成長マスクとしてアイランド状(たとえば矩形)に適当なパターンで形成する。SiO2膜203の厚さは基板温度、材料供給態様などの成長条件によって適宜調整すべきである。
【0035】
続いて、先ず、第1のIII−VN材料である所望の格子定数のIII−VN材料たとえばAlxGayIn1−x−yNzAs1−zの薄膜(約100nm厚)を種結晶204として積層する(図2(b))。この材料の選定は、最終的に形成する光デバイスの材料に依存する。
【0036】
このあと、Siの格子定数より長い格子定数を有するAlAsNと短い格子定数を有するGaAsN(第2と第3のIII−VN材料にあたる)を交互に積層する(図2(b))。成長条件は、基板温度600℃で、GaソースとしてTMG(トリメチルインジウム)、AsソースとしてAsH3(アルシン)、NソースとしてRFプラズマ励起したN(窒素ラジカル)を用いた(N2 0.5sccm、RFパワー200W)。
【0037】
本実施例の場合、第1のIII−VN材料204としてGaAsと格子整合するGaInNAsを選んだ(これは、光デバイス形成のときに後で成膜される材料に関係する)。そして、この上に積層する前記応力方向が異なる第2と第3のIII−VN材料から成る歪み多層バッファ層205として、GaNAs(引っ張り歪み、0.8%)及びAlNAs(圧縮歪み、−0.8%)をそれぞれ20nmずつ40ペア積層した。
【0038】
この結果、最初のGaInNAs204成長時は、Si界面付近に発生したミスフィット転位を引きずりながら成長し、結晶性は不良であるが、次の歪み多層バッファ層205では応力がかかる薄膜成長のため、六方晶の成長が抑えられている。さらに、応力方向の逆の薄膜を組み合わせていることで、歪み補償効果により、厚い立方晶のバッファ層を積むことができる。また、前記選択成長マスク203より厚く成長する過程で、横方向成長モードに入り、基板格子定数に依らないで供給量で決まる混晶(第4のIII−VN材料にあたる)が横方向に成長する。特に、本実施例の場合、N源にRFプラズマガンを用いているため、基板の表面状態に依存することなく、供給したNが付着係数100%で結晶中に取り込まれるため、N組成が一定の横方向成長が可能になる。MOCVD法では表面温度や面方位によってN取り込み効率が大きく変化するため2元の横方向成長しかできないことを、これにより改善している。
【0039】
立方晶を維持しつつ且つ格子定数を可変するには、以上のように、歪み方向の異なる薄膜を多層することが必要である。この際、同種の混晶だけ(たとえばGaNAsだけ)で組成のみを変えることも可能だが、構成元素の異なる(化学的性質の異なる)III−VN材料を選ぶ方が効果的である。
【0040】
最終層として、AlAs211を成長した結果を図2(c)に示す。横方向成長が途中で停止している状態を示している。このあと、任意の方法でプロセスして所望のデバイスを形成する。ここでは、真空一貫プロセスを用いた面発光レーザ(VCSEL)の作製方法を示す。
【0041】
図2(d)において、AlAs膜211全体を酸化したあと、FIB(収束イオンビーム)等でマスクレスで面発光レーザ形成部分のみの酸化膜を除去し、その上にガスソースMBE法で選択的に面発光レーザ構造(VCSEL)を積層する(図2(d))。ここでは、n−AlAs/GaAs DBR層(206)20ペア、AlGaAs/GaAs MQW活性層(波長1.3μm)207、p−AlAs/GaAs反射膜層208(20ペア)を積層した。この後、必要な電極209の形成、配線、及び素子分離溝210の形成を行うことで本実施例は完成する(図2(e))。
【0042】
動作について説明する。図2(e)において、CMOS回路202は電源電圧2Vで動作するとして、CMOS回路202から供給された電力(情報)は電極209を介して直接VCSELを駆動する。このVCSELは、波長1.3μm、すなわち、バンドギャップは0.95eVであり、低しきい値電流で動作するため、容易にVCSELを駆動できる。発光した光は外部(たとえば対向する他のロジック基板)へ光信号として伝送される。逆に、外部からの光信号は受光器(ここではVCSELと同構造としてある)で受け、電気信号に変換され、CMOSのロジック回路202で処理される。その後、必要があれば、前記のように光信号として外部のロジック或は基板とインタコネクトすることもできる。
【0043】
以上のように、本実施例は、Si上に光デバイスと電子デバイスが近接配置され、且つそれらが同一の環境(電源及び実装形態)で動作することが大きな特徴となっている。
【0044】
[第2実施例]
第2実施例は、Si基板上にInPを積層する例に係る。InPへの格子整合について、図2を再度用いて作製方法を説明しつつ説明する。
【0045】
先ず、ガスソース分子線エピタキシャル法(化学分子線エピタキシャル法も含む)により、(100)Si201基板上に、CMOS等の電子デバイス202を形成する。電子デバイス形成部分を中心に、厚さ0.1μmのSiO2膜203を選択マスクとしてアイランド状(たとえば矩形)に形成する(SiO2の厚さは成長条件によって調節すべきである)。成長条件は、基板温度600℃で、GaソースとしてTMG(トリメチルインジウム)、PソースとしてPH3(ホスフィン)、AsソースとしてAsH3(アルシン)、NソースとしてRFプラズマ励起したN(窒素ラジカル)を用いた(N2 0.5sccm、RFパワー200W)。
【0046】
本実施例の場合、第1層のIII−VN材料としてInPに近い格子定数を持つ材料としてGaInNAsP204を選んだ。この上に積層する応力方向が異なる歪み補償多層バッファ層205として、InNAs(0.8%)及びInNP(−0.8%)をそれぞれ20nmずつ40ペア積層する。この結果、最初のGaInNAsP204成長時は、Si界面付近に発生したミスフィット転位を引きずりながら成長し、結晶性は不良であるが、歪み補償多層バッファ層205では応力がかかる薄膜成長のため、六方晶の成長が抑えられている。
【0047】
さらに、応力方向の逆の薄膜と組み合わせていることで、歪み補償効果により、厚い立方晶のバッファ層を積むことができる。前記選択成長マスク203より厚く成長すると、横方法成長モードに入り、基板格子定数に依らないで供給量で決まる混晶(第4のIII−VN材料にあたる)が横方向に成長する。特に、本実施例の場合にも、N源にRFプラズマガンを用いているため、基板の表面状態に依存することなく、供給したNが付着係数100%で結晶中に取り込まれるため、N組成が一定の横方向成長が可能になる。
【0048】
このあと、任意の方法でプロセスして所望のデバイスを形成する。ここでも、真空一貫プロセスを用いた面発光レーザ(VCSEL)の作製方法を示す。
【0049】
図2(d)において、AlNAsP膜211を積層し、全体を酸化したあと、FIB(収束イオンビーム)等でマスクレスで面発光レーザ形成部分の酸化膜を除去し、その上にガスソースMBE法で選択的に面発光レーザ構造を積層する。ここでは、n−AlNAsP/GaNAsP DBR層(206)20ペア、AlInAsP/InGaAsP MQW活性層(波長1.5μm)207、p−AlNAsP/GaNAsP 反射膜層(208)20ペアを積層した。動作原理は第1実施例と同じである。
【0050】
[第3実施例]
第3実施例は、LDとSi導波路を有する例に係る。第1実施例及び第2実施例では、第1のIII−V材料としてGaAs或はInPに格子整合するエピタキシャル層を積層したが、むろん格子定数はこれに限るものではない。むしろ、本発明は、これまでなかった格子定数の基板を使えることのメリットの方が大きい。また、別の観点では、Siを光デバイス材料とみなすこともできる。第3の実施例ではこの点について説明する。
【0051】
図3は本発明の第3の実施例を説明する模式的な斜視図である。図3において、301はSi基板、302はCMOS等のSiデバイス、303は端面発光型半導体レーザ或は受光器、304は光導波路、305は電極である。これは、図1のPEの1つとして見なしてもよい。図1と異なるのは、電気配線104の一部が光配線(光導波路304)に変わっていることと、発光素子及び受光素子303がVCSEL構造から端面発光型LD構造に変更されていることである。
【0052】
或は、光インタコネクトとは別に、リングレーザと見なすこともできる。この場合、304がリング共振器、304bが出力導波路、303が利得領域、302が電力供給及び制御のための電子回路とみればよい。
【0053】
第1実施例の方法に準じた方法で、最終層がGaInNAsで、格子定数はSiとGaAsの中間(0.554nm)で、発光波長が1.2μmの組成を形成する。以下簡単に作製方法を説明する。
【0054】
CMOS等の電子デバイスが作製された(100)Si基板301上の電子デバイス形成部分を覆うように、厚さ0.1μmのSiO2膜をアイランド状(たとえば矩形)に形成する。ガスソース分子線エピタキシャル法により、該基板上に第1層のIII−VN材料として、所望の格子定数(ここでは、SiとGaAsの中間の格子定数(0.554nm))のIII−VN材料たとえばGaInNAsを選び、これを約100nm積層する。このあと、この薄膜の格子定数より長い格子定数を有するAlNAsと短い格子定数を有するGaNAsを交互に積層する。成長条件は、基板温度600℃で、GaソースとしてTMG(トリメチルインジウム)、PソースとしてPH3(ホスフィン)、NソースとしてRFプラズマ励起したN(窒素ラジカル)を用いた(N2 0.5sccm、RFパワー 200W)。
【0055】
こうして上に積層する前記応力方向が異なる歪み補償多層バッファ層として、GaNAs(0.8%)及びAlNAs(−0.8%)をそれぞれ20nmずつ40ペア積層した。この結果、転位密度がきわめて小さく、格子定数がSiとGaAsの中間の化合物領域がSi基板上に選択的に形成できた。このあと、この領域に、先の工程と連続して、所望のデバイス構造、たとえば、n−GaNAsクラッド層、i−GaInNAs活性層(波長1.2μm)、p−GaNAsクラッド層及びp−GaAsコンタクト層を積層する。
【0056】
このあとドライエッチング等で光デバイスの端面ミラーを形成したり、電極を形成することで発光デバイスが完成する。受光器も発光部に準じた方法で作製できる。
【0057】
このあと、必要に応じてデバイスプロセスを行えばよい。ここでは、Si基板301に光導波路303を形成した。図3において、先に作製した、光デバイス303に光結合するようように、Si基板上にストリップ導波路304を形成した。本実施例では、ドライエッチングで、Siコア部を作製し、クラッドはCVDでSiO2をデポジションすることで作製した。
【0058】
動作について簡単に説明する。図3において、302は電源電圧1.5Vで動作するCMOS回路である。CMOS回路302から供給された電力(情報)は電極305を介して、直接、LD(波長1.2μm)303を駆動する。このLD303は、波長1.2μm、すなわち、バンドギャップは1.03eVであり、VCSELと異なり素子抵抗も小さいため、容易に駆動できる。発光した光は発振波長に対し透明なSi製光導波路304に結合し、Siチップ内を光信号として伝送される。そして、チップ内の受光器(ここではLDと同構造としてある)303で受けることで電気信号に変換され、CMOSのロジック回路302で処理される。その後、必要があれば、光信号として外部のロジック或は基板とインタコネクトする。
【0059】
以上のように、本実施例でも、Si上で光デバイスと電子デバイスが近接配置され、且つ同一の環境(電源及び実装形態)で動作することが大きな特徴となっている。
【0060】
また、このデバイスをリングレーザとして見た場合、電極305を介して、活性領域303に電力が供給され、光導波路304をリング共振器として、レーザ発振を行う。発振中の光を活性領域303を介してモニタすることで、制御したり、センサとして用いることができる。
【0061】
【発明の効果】
以上に説明した様に、本発明により以下の如き効果が奏される。
(1)(100)Siに格子整合する立方晶III−V材料を成長できる。
(2)Siデバイス、特にCMOSと光デバイスを集積できる。
(3)第1のIII−V材料として種々の格子定数を持つものを使用できるので、(100)Siに格子整合して成長できる立方晶III−V材料も種々のものであり得て、Si上に広い波長範囲の発光デバイス及び受光デバイスを作製できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1及び第2の実施例の模式的斜視図である。
【図2】図2は第1及び第2の実施例の作製工程図である。
【図3】図3は本発明の第3の実施例の模式的斜視図である。
【図4】図4は従来例を説明する作製工程断面図である。
【符号の説明】
101、201、301 Siウエハ
102、202、302 論理素子ないし電子デバイス(CMOS)
103、303 光デバイス(発光素子或は受光素子或は利得領域)
104 電気配線
105 出力光
106 入力光
203 選択成長マスク
204 種結晶(第1のIII−V材料ないしIII−VN材料)
205 歪みバッファ層
206、208 DBR(distributed bragg reflector)層
207 活性層
209、305 電極
210 素子分離溝
211 AlAs層ないし酸化AlAs層
304 光導波路
304b 出力光導波路
Claims (10)
- 電子デバイスの形成された(100)面を有するSiウエハ上に形成された選択成長用マスクと、
Siとほぼ等しい格子定数の第1のIII−V材料から成り、前記Siウエハ上に形成された薄膜と、
該第1のIII−V材料より長い格子定数を有する第2のIII−VN材料と、第1のIII−V材料より短い格子定数を有する第3のIII−VN材料とが歪み補償しながら交互に積層されることにより、前記第1のIII−V材料から成る薄膜上及び前記選択成長用マスク上に形成された立方晶系の多層薄膜とを有し、
前記多層薄膜のうち前記選択成長用マスク上を横方向成長することにより形成された第4のIII−VN材料結晶は、前記第1のIII−V材料とほぼ等しい格子定数を有し、
且つ該第4のIII−VN材料結晶上に積層された化合物半導体光デバイスを有することを特徴とするSi基板上の光電融合デバイス構造。 - 前記第1のIII−V材料はIII−VN材料であることを特徴とする請求項1記載のSi基板上の光電融合デバイス構造。
- 前記第1のIII−V材料としてGaAsに格子整合する(Al)GaInNAsを用い、第2のIII−VN材料としてAlNAsを用い、第3のIII−VN材料としてGaNAsを用いることを特徴とする請求項2記載のSi基板上の光電融合デバイス構造。
- 前記化合物半導体光デバイスは、前記第4のIII−VN材料結晶上に積層されたAl(Ga)As/GaAsからなる多層膜を反射ミラーとする面発光レーザ構造であることを特徴とする請求項3記載のSi基板上の光電融合デバイス構造。
- 前記化合物半導体光デバイスは、前記第4のIII−VN材料結晶上に積層された第5のIII−VN材料を主たる活性層材料とする半導体レーザ構造であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のSi基板上の光電融合デバイス構造。
- 前記III−VN材料は、N源にRFプラズマガンを用いたガスソースMBE法で成膜されることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のSi基板上の光電融合デバイス構造。
- 電子デバイスの形成された(100)面を有するSiウエハ上に、選択成長用マスクを形成する工程と、
Siとほぼ等しい格子定数の第1のIII−V材料から成る薄膜を前記Siウエハ上に成膜する工程と、
該第1のIII−V材料より長い格子定数を有する第2のIII−VN材料及び第1のIII−V材料より短い格子定数を有する第3のIII−VN材料から成る立方晶系の多層薄膜を歪み補償しながら交互に、前記第1のIII−V材料から成る薄膜上及び前記選択成長用マスク上に積層する工程とを有し、
前記積層する工程において、前記多層薄膜は前記選択成長用マスク上を横方向成長することで、前記第1のIII−V材料とほぼ等しい格子定数を有する第4のIII−VN材料結晶を前記選択成長用マスク上に成膜し、
且つ該第4のIII−VN材料結晶上に化合物半導体光デバイスを積層することを特徴とするSi基板上の光電融合デバイス構造の製造方法。 - 前記第1のIII−V材料はIII−VN材料であることを特徴とする請求項7記載のSi基板上の光電融合デバイス構造の製造方法。
- 前記化合物半導体光デバイスは、前記第4のIII−VN材料結晶上に積層された端面発光型半導体レーザであり、Siウエハ上に電子デバイスが作製されていると共に、該半導体レーザからの光を導波する光導波路がSiで形成されていることを特徴とする請求項7または8記載のSi基板上の光電融合デバイス構造の製造方法。
- (100)面を有するSiウエハ上に、誘電体からなる選択成長用マスクを形成する工程と、
Siとほぼ等しい格子定数の第1のIII−V材料からなる薄膜を前記Siウエハ上に成膜する工程と、
該第1のIII−V材料より長い格子定数を有する第2のIII−VN材料及び第1のIII−V材料より短い格子定数を有する第3のIII−VN材料からなる立方晶系の多層薄膜を歪み補償しながら交互に、前記第1のIII−V材料から成る薄膜上及び前記選択成長用マスク上に積層する工程とを有し、
前記積層する工程において、前記多層薄膜は前記選択成長用マスク上を横方向成長することで、前記第1のIII−V材料とほぼ等しい格子定数を有する第4のIII−VN材料結晶を選択的に成膜することを特徴とするSi上に格子定数の異なるIII−VN材料を選択的に形成する成膜方法。
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