JP4052229B2 - 駆動機構、及びこれを用いた望遠鏡装置 - Google Patents

駆動機構、及びこれを用いた望遠鏡装置 Download PDF

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Description

この発明は、光学望遠鏡や電波望遠鏡に組み込まれる鏡筒部等からなる可動部を方位軸又は仰角軸等の軸まわりに駆動する駆動機構、及びこの駆動機構を用いた望遠鏡装置に関するものである。
特開平4−113055号公報には、従来の望遠鏡装置において、鏡筒部等からなる可動部を回動させる駆動機構が記載されている。この特開平4−113055号公報によれば、可動部に連結された従動輪に駆動輪が押圧されて回動駆動力を伝達する駆動機構が開示されている。駆動輪は軸受箱によって軸支され、軸受箱から連結軸を延在させて駆動輪及び軸受箱が支持される。連結軸はその軸まわりに回動可能にも支持されており、従動輪の回転軸に対して駆動輪の回転軸が傾くことを抑制し、従動輪と駆動輪との接触面を確保して接触圧を低く抑えることができるものである。
特開平4−113055号公報
特開平4−113055号公報に開示された従来の望遠鏡の駆動装置では、上記のような従動輪の回転軸と駆動輪の回転軸との間の傾きを抑制することはできるが、連結軸を支持するピン継ぎ手におけるガタ要因のために駆動時に従動輪円周方向のずれが発生したり、また連結軸先端で生じるトルク反力によって連結軸先端に発生する撓み角のために望遠鏡の駆動精度が劣化するという問題点があった。また、駆動輪を従動輪に押圧する一方向の押圧力の大きさによっては、従動輪に傾きが生じ負荷トルクが増大したり、駆動輪と従動輪との接触不良が生じたりするという問題点もあった。
この発明は、上記のような問題を解決するためになされたもので、駆動輪部分での変位を抑制し、軸受箱の押圧力を十分に確保することのできる駆動機構、及びこれを用いた望遠鏡装置を得ることを目的とする。
請求項1の発明に係る望遠鏡装置は、観測源からの観測波を反射する主反射鏡、この主反射鏡からの反射波を反射する副鏡を有する鏡筒部と、この鏡筒部を有する可動部に連結され、上記可動部に回動駆動力を伝達する従動輪、この従動輪に接触し、上記従動輪を回動すべくモータに連結された駆動輪、この駆動輪を軸支する軸受箱、上記駆動輪を上記従動輪に接触するように上記軸受箱を押圧する押圧手段、この押圧手段により押圧する方向と略直交する方向に、上記軸受箱の両側から延在させ、上記可動部に対する固定部側に端部を固定した板部材を有する駆動機構とを備えたものである。
請求項2の発明に係る望遠鏡装置は、観測源からの観測波を反射する主反射鏡、この主反射鏡からの反射波を反射する副鏡を有する鏡筒部と、この鏡筒部を有する可動部に連結され、上記可動部に回動駆動力を伝達する従動輪、この従動輪に接触し、上記従動輪を回動すべくモータに連結された駆動輪、この駆動輪を軸支する軸受箱、上記駆動輪を上記従動輪に接触するように上記軸受箱を押圧する押圧手段、この押圧手段により押圧する方向と略直交する方向に、上記軸受箱から延在させ、上記可動部に対する固定部側に端部を固定した板部材、上記押圧手段により押圧する方向において上記駆動輪の回転軸からオフセットした位置で上記軸受箱に固定され、上記押圧手段により押圧する方向と直交する方向に延在させた板状の部材であって、上記固定部側に端部を固定した固定部材を有する駆動機構とを備えたものである。
請求項3の発明に係る望遠鏡装置は、請求項1又は請求項2の発明に係る望遠鏡装置において、上記駆動機構は、さらに、上記従動輪上の2箇所において、モータを連結しないローラ、それぞれのローラを軸支する第2の軸受箱、上記ローラを上記従動輪に接触するように上記第2の軸受箱をそれぞれ押圧する押圧手段を具備したものである。
請求項4の発明に係る駆動機構は、鏡筒部を有する可動部に連結され、上記可動部に回動駆動力を伝達する従動輪と、この従動輪に接触し、上記従動輪を回動すべくモータに連結された駆動輪と、この駆動輪を軸支する軸受箱と、上記駆動輪を上記従動輪に接触するように上記軸受箱を押圧する押圧手段と、この押圧手段により押圧する方向と略直交する方向に、上記軸受箱の両側から延在させ、上記可動部に対する固定部側に端部を固定した板部材とを備えたものである。
請求項5の発明に係る駆動機構は、鏡筒部を有する可動部に連結され、上記可動部に回動駆動力を伝達する従動輪と、この従動輪に接触し、上記従動輪を回動すべくモータに連結された駆動輪と、この駆動輪を軸支する軸受箱と、上記駆動輪を上記従動輪に接触するように上記軸受箱を押圧する押圧手段と、この押圧手段により押圧する方向と略直交する方向に、上記軸受箱から延在させ、上記可動部に対する固定部側に端部を固定した板部材と、上記押圧手段により押圧する方向において上記駆動輪の回転軸からオフセットした位置で上記軸受箱に固定され、上記押圧手段により押圧する方向と直交する方向に延在させた板状の部材であって、上記固定部側に端部を固定した固定部材とを備えたものである。
請求項6の発明に係る駆動機構は、請求項4又は請求項5の発明に係る駆動機構において、さらに、上記従動輪上の2箇所において、モータを連結しないローラと、それぞれのローラを軸支する第2の軸受箱と、上記ローラを上記従動輪に接触するように上記第2の軸受箱をそれぞれ押圧する押圧手段とを備えたものである。
請求項1又は請求項2に記載の発明によれば、望遠鏡装置内の駆動機構において、駆動輪を軸支する軸受箱を両持ちの板部材により支持し、又は軸受箱が受けるトルク反力を固定部材によって受けるので、軸受箱(及び駆動輪)に生じる回転変位を抑制することができる。
請求項3に記載の発明によれば、望遠鏡装置内の駆動機構において、従動輪上の3箇所に、モータを連結した駆動輪、モータを連結しないローラを設け、これらの駆動輪及びローラを従動輪に押圧するので、押圧力の相殺により、従動輪に生じる傾きを抑制することができる。
請求項4又は請求項5に記載の発明によれば、駆動機構において、駆動輪を軸支する軸受箱を両持ちの板部材により支持し、又は軸受箱が受けるトルク反力を固定部材によって受けるので、軸受箱(及び駆動輪)に生じる回転変位を抑制することができる。
請求項6に記載の発明によれば、従動輪上の3箇所に、モータを連結した駆動輪、モータを連結しないローラを設け、これらの駆動輪及びローラを従動輪に押圧するので、押圧力の相殺により、従動輪に生じる傾きを抑制することができる。
実施の形態1
この発明の実施の形態1に係る駆動機構、及びこれを用いた望遠鏡装置を図1から図10に基づき説明する。図1はこの発明の実施の形態1に係る望遠鏡装置の外観図である。図1において、1は鏡筒部、2は鏡筒部1をEL軸(エレベーション軸)まわりに回動可能に支持するヨーク部、3はヨーク部2をAZ軸(アジマス軸)まわりに回動可能に支持する装置架台である。鏡筒部1において、4は主反射鏡であり、観測源からの観測波を受けて反射する。5は副鏡であり、6は観測部である。副鏡5は、主反射鏡4からの反射波をさらに反射する。主反射鏡4は、凹面の非球面形状(例えば放物面、又はその修正鏡面等)の反射面を有しており、副鏡5は凸面の非球面形状(例えば双曲面、又はその修正鏡面等の形状)の反射面を有し、主反射鏡4と副鏡5の反射鏡面を対向して設ける。図1に示す望遠鏡装置は、カセグレン方式の望遠鏡であり、主反射鏡1の中央に孔を設け、副鏡5で反射して集束する観測波を主反射鏡4の裏側に配置した観測部6へ導くものである。同様な反射方式の望遠鏡としてニュートン方式の望遠鏡があるが、この場合については後述する。図1において、7はAZ軸まわりに鏡筒部1、観測部6及びヨーク部2等を含む可動部を回動させるAZ駆動機構であり、8はEL軸まわりに鏡筒部1及び観測部2等を含む可動部を回動させるEL駆動機構である。なお、主反射鏡4は枠部材中に納められており、図1において点線で示したものである。
次に、この望遠鏡装置の動作について説明する。鏡筒部1、及びこの鏡筒1に連結する観測部6を含む可動部は、ヨーク部2を固定部側としてEL軸まわりに回動可能に支持されている。鏡筒部1、観測部6及びヨーク部2からなる可動部は、装置架台3を固定部側としてAz軸まわりに回動可能に支持されている。これらの構成によって、鏡筒部1及び観測部6を含む可動部は、Az軸及びEL軸まわりに駆動が可能である。鏡筒部1は観測源からの観測波を集束させて、観測部6へ導く。図2はこの発明の実施の形態1に係る望遠鏡装置の焦点系を示す模式図である。図2の矢印で示すように、観測源からの観測波は主反射鏡4で反射し、副鏡5に入射する。主反射鏡4によって反射した観測波は、さらに副鏡5によって反射し、主反射鏡4の中央部に設けた孔を通過して、主反射鏡4の裏側で像を結ぶ。焦点位置A(焦点位置Aの付近を含む)に、検出器を配置して観測波を検出する。観測波を検出する観測部6は、その内部に検出器を有しており、この検出器を略焦点位置Aに配置する。
なお、この望遠鏡装置によって、可視光や赤外線等の周波数域を観測する場合(即ち、光学望遠鏡として用いる場合)には、観測部6の検出器としてCCD等の撮像素子を設け、またマイクロ波帯やミリ波帯の周波数域の電波を観測する場合(即ち、電波望遠鏡として用いる場合)には、観測部6の検出器としてマイクロ波受信機又はミリ波受信機を設ける。
次に、AZ駆動機構7、EL駆動機構8について図3〜図10に基づいて説明する。図3は、この発明の実施の形態1に係る望遠鏡装置の駆動機構付近を拡大した斜視図であり、図3に示す駆動機構は、AZ軸回転に用いるAZ駆動機構7である。図3において、9は可動部(鏡筒部1を含む)に連結された従動輪であり、可動部に回動駆動力を伝達する。10はモータを有する駆動ユニット、11はモータを有しないアイドルユニットである。従動輪9の円周を略3等分した位置に、駆動ユニット10を1台、アイドルユニットを2台配置する。AZ駆動機構の場合、可動部側は、鏡筒部1、観測部6、ヨーク部2から構成され、固定部側は装置架台3である。従動輪9は可動部側のヨーク部2下部に連結されており、駆動ユニット10及びアイドルユニット11は固定部側である装置架台3に設けている。
図4は、この発明の実施の形態1に係るAZ駆動機構の駆動ユニットの斜視図である。図4において、12は従動輪9に接触し、従動輪9にモータの回動駆動力を伝達する駆動輪である。13は駆動輪12に連結したモータであり、回動駆動力を発生する。14は駆動輪12を軸支する軸受箱であり、駆動輪12が従動輪9と接触するように開口している。15は軸受箱14の両側から延在させた板部材であり、後述の押圧手段による押圧方向と略直交する方向に延在させており、固定部側に固定している。16は軸受箱14を従動輪9側へ押圧する押圧手段であり、この押圧により駆動輪12と従動輪9とが接触する。押圧手段16は、その内部にばね部品を有し、固定側から延在させたフランジ面と軸受箱14の外面との間でばね力を発生するようばね部品を保持する。なお、ばね部品としてはコイルばね、さらばね等の各種ばね部品を用いる。17(図示17a、17bを含む)は軸受箱14及び固定側の部材に固定した固定部材であり、押圧手段16による押圧方向と直交する方向、即ち従動輪9の円周接線方向に延在して設けたものである。
次に図5に基づいて駆動ユニットの動作を説明する。図5はこの発明の実施の形態1に係る駆動ユニットの上面図である。軸受箱14は押圧手段16によって図示Aの方向に押圧され、軸受箱14内に軸支される駆動輪12が従動輪9に押し付けられる。モータ13からの回動駆動力は、駆動輪12、従動輪9を介して可動部をAZ軸まわりに回動駆動する。軸受箱14の両側には板部材15を固定し、この板部材15は図示の方向Aと直交する方向(換言すれば、従動輪9の円周接線方向)に延在し、固定部側に固定する。このように板部材の固定により軸受箱14を支持するので、ピン連結した場合のようなガタの発生を抑えることができる。板部材15の板厚は、押圧手段16の抵抗力となるので適切に設定する。ここで、板部材15を片持ちで設けること、即ち図示の板部材15の一方のみで構成することも可能である。しかし、この場合、板部材15を軸受箱14の両側に設けて両持ちとしたものに比較すると、従動輪9から受けるトルク反力によって生じる板部材15の先端(軸受箱14への取付位置)の撓み角、又は軸受箱14及び駆動輪12に生じる回転変位(駆動輪12の回転軸まわりの回転変位)は、大きくなる。この板部材15は、駆動輪12の回転軸を含む面内にほぼ形成している。これに対して、固定部材17は方向Aにおいて駆動輪12の回転軸からオフセットして設けている。この固定部材17は、軸受箱14の外表面において、駆動輪12の回転軸から見て円周方向に軸力を受ける部材となっており、固定部材17は従動輪9側から受けるトルク反力によって、軸受箱14が回転しないように機能する。図5においては、固定部材17a、17bのように軸受箱の上下に設けているが、これは17a又は17bの一方だけ設ける構成としてもよい。また、固定部材17aまたは17bはそれぞれ、部材の中央部で軸受箱14に固定され、両端において固定部側に固定しているが、固定部材の一端を軸受箱14に、多端を固定部側に固定するような部材であってもよい。
ここで、板部材15と固定部材17の構成の仕方であるが、1つの構成としては、図5に示すように、板部材15を両持ち式に設け、固定部材17も設ける方法があり、この場合、板部材15による軸受箱14の回転抑制と、固定部材17による回転抑制とが期待できる。また1つの構成としては、板部材15を片持ち式に設け、固定部材17を設ける方法がある。この場合、板部材15による軸受箱14の回転抑制は期待できないが、固定部材17による回転抑制が期待できる。また1つの構成としては、板部材15を両持ち式に設け、固定部材17を設けない方法がある。この場合、板部材15の両持ちによって軸受箱14の回転を抑制させる。
次に図6及び図7に基づいてアイドルユニット11について説明する。図6は、この発明の実施の形態1に係るアイドルユニットの斜視図であり、図7は、この発明の実施の形態1に係るアイドルユニットの上面図である。図6において、18は従動輪9に接触し、従動輪9の回動とともに回動するローラである。なお、図6及び図7において符号14、15、16を付した部品は、それぞれ軸受箱、板部材、押圧手段であり、図5及び図6、及びそれらの図に対応して上記のとおり説明した部品である。
図6に示すように、アイドルユニット11は、駆動力源としてのモータは有していない。押圧手段16は軸受箱14を従動輪9側へ押圧しており、これにより、ローラ18は従動輪9に押し付けられる。ローラ18は従動輪9の回動にしたがって回動する。なお、図5に示すアイドルユニット11には固定部材17を設けていないが、図5及び図6に示すように固定部材17を軸受箱14と固定部側との間に設ける構成としてもよい。
図3に示すように、1台の駆動ユニット10と2台のアイドルユニット11を、従動輪9の外周上で略3等分する位置に設け、それぞれのユニットの押圧手段16による押圧力を等しく設定すれば、従動輪に働く外力は相殺し、従動輪9の変位や傾きを抑制することができる。換言すれば、従動輪9の変位や傾きが抑制されるので、十分な押圧力を確保することができる。
図8は、この発明の実施の形態1に係る望遠鏡装置の駆動機構付近を拡大した斜視図であり、図8に示す駆動機構は、EL軸回転に用いるEL駆動機構8である。図8において19はモータを有する駆動ユニットである。なお、図8には従動輪を図示していないが、従動輪は鏡筒部1に設けられており、EL軸(図2参照)を中心とする円形状又は円弧形状に設けている。また、図8はヨーク部2の片側の支柱のみ記載するものであるが、この支柱上は駆動機構を配置するスペースが狭く、EL駆動機構8は、図8に示す駆動ユニット19と、図8には図示しない上記従動輪から構成される。EL駆動機構の場合、可動部側は、鏡筒部1、観測部6から構成され、固定部側はヨーク部2である。従動輪は可動部側である鏡筒部1に連結されており、駆動ユニット19は固定部側であるヨーク部2に設けている。
図9は、この発明の実施の形態1に係るEL駆動機構8の駆動ユニット19の斜視図であり、図10は、この発明の実施の形態1に係るEL駆動機構8の駆動ユニット19の上面図である。図9及び図10に各部品、駆動輪12、モータ13、軸受箱14、板部材15、押圧手段16、固定部材17(17a、17bを含む)は、図4及び図5に示したAZ駆動機構7の駆動ユニット10に設けたそれらの部品と同様に構成されている。したがって、EL駆動機構8の駆動ユニット19は、AZ駆動機構7の駆動ユニット10と同様に機能し、同様の効果を有するものである。EL駆動機構8の駆動ユニット19に関する構成、機能、効果等の説明は、図4及び図5に対応して上記に説明したとおりであるので省略する。
図1及び図2においては、カセグレン方式の望遠鏡及びその焦点系を示したが、この発明は、ニュートン方式の望遠鏡にも適用できる。この場合、副鏡5によって観測波を反射して集束させることは、カセグレン式の場合と同様であるが、副鏡5による反射の方向は主反射鏡4の方向でなく主反射鏡4の方向と略直角方向に反射させて集束させるものであり、観測部6の位置が図1に示した鏡筒部1の下部でなく、鏡筒部1の側部になるが、このようなニュートン式の望遠鏡についても本発明の範囲に含まれるものである。また、この発明の実施の形態1に係る駆動機構(AZ駆動機構7及びEL駆動機構8)は、光学望遠鏡や電波望遠鏡等の望遠鏡装置のみではなく、無線によるマイクロ通信アンテナ装置の駆動機構としても使用することができるものである。
この発明の実施の形態1に係る望遠鏡装置の外観図である。 この発明の実施の形態1に係る望遠鏡装置の焦点系を示す模式図である。 この発明の実施の形態1に係る望遠鏡装置の駆動機構付近を拡大した斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るAZ駆動機構の駆動ユニットの斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る駆動ユニットの上面図である。 この発明の実施の形態1に係るアイドルユニットの斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るアイドルユニットの上面図である。 この発明の実施の形態1に係る望遠鏡装置の駆動機構付近を拡大した斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るEL駆動機構の駆動ユニットの斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るEL駆動機構の駆動ユニットの上面図である。
符号の説明
1 鏡筒部
2 ヨーク部
3 装置架台
4 主反射鏡
5 副鏡
6 観測部
7 AZ駆動機構
8 EL駆動機構
9 従動輪
12 駆動輪
13 モータ
14 軸受箱
15 板部材
16 押圧手段
17 固定部材
18 ローラ

Claims (6)

  1. 観測源からの観測波を反射する主反射鏡、この主反射鏡からの反射波を反射する副鏡を有する鏡筒部と、この鏡筒部を有する可動部に連結され、上記可動部に回動駆動力を伝達する従動輪、この従動輪に接触し、上記従動輪を回動すべくモータに連結された駆動輪、この駆動輪を軸支する軸受箱、上記駆動輪を上記従動輪に接触するように上記軸受箱を押圧する押圧手段、この押圧手段により押圧する方向と略直交する方向に、上記軸受箱の両側から延在させ、上記可動部に対する固定部側に端部を固定した板部材を有する駆動機構とを備えたことを特徴とする望遠鏡装置。
  2. 観測源からの観測波を反射する主反射鏡、この主反射鏡からの反射波を反射する副鏡を有する鏡筒部と、この鏡筒部を有する可動部に連結され、上記可動部に回動駆動力を伝達する従動輪、この従動輪に接触し、上記従動輪を回動すべくモータに連結された駆動輪、この駆動輪を軸支する軸受箱、上記駆動輪を上記従動輪に接触するように上記軸受箱を押圧する押圧手段、この押圧手段により押圧する方向と略直交する方向に、上記軸受箱から延在させ、上記可動部に対する固定部側に端部を固定した板部材、上記押圧手段により押圧する方向において上記駆動輪の回転軸からオフセットした位置で上記軸受箱に固定され、上記押圧手段により押圧する方向と直交する方向に延在させた板状の部材であって、上記固定部側に端部を固定した固定部材を有する駆動機構とを備えたことを特徴とする望遠鏡装置。
  3. 上記駆動機構は、さらに、上記従動輪上の2箇所において、モータを連結しないローラ、それぞれのローラを軸支する第2の軸受箱、上記ローラを上記従動輪に接触するように上記第2の軸受箱をそれぞれ押圧する押圧手段を具備したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の望遠鏡装置。
  4. 鏡筒部を有する可動部に連結され、上記可動部に回動駆動力を伝達する従動輪と、この従動輪に接触し、上記従動輪を回動すべくモータに連結された駆動輪と、この駆動輪を軸支する軸受箱と、上記駆動輪を上記従動輪に接触するように上記軸受箱を押圧する押圧手段と、この押圧手段により押圧する方向と略直交する方向に、上記軸受箱の両側から延在させ、上記可動部に対する固定部側に端部を固定した板部材とを備えたことを特徴とする駆動機構。
  5. 鏡筒部を有する可動部に連結され、上記可動部に回動駆動力を伝達する従動輪と、この従動輪に接触し、上記従動輪を回動すべくモータに連結された駆動輪と、この駆動輪を軸支する軸受箱と、上記駆動輪を上記従動輪に接触するように上記軸受箱を押圧する押圧手段と、この押圧手段により押圧する方向と略直交する方向に、上記軸受箱から延在させ、上記可動部に対する固定部側に端部を固定した板部材と、上記押圧手段により押圧する方向において上記駆動輪の回転軸からオフセットした位置で上記軸受箱に固定され、上記押圧手段により押圧する方向と直交する方向に延在させた板状の部材であって、上記固定部側に端部を固定した固定部材とを備えたことを特徴とする駆動機構。
  6. 請求項4又は請求項5に記載の駆動機構において、さらに、上記従動輪上の2箇所において、モータを連結しないローラと、それぞれのローラを軸支する第2の軸受箱と、上記ローラを上記従動輪に接触するように上記第2の軸受箱をそれぞれ押圧する押圧手段とを備えたことを特徴とする駆動機構。
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