JP2019056858A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型でありながら、大きなコストアップをすることなく、より大型の光学開口領域を持った光学フィルタユニットを持つ撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置の光学系の光路に挿入される複数枚の光学フィルタが配置されている円板部材と、前記円板部材を回転させることにより、前記複数枚の光学フィルタを切り換えるフィルタ構造と、前記円板部材を回転駆動させる回転駆動手段と、前記複数枚の光学フィルタは前記円板部材の同一面側に配置され、前記複数枚の光学フィルタは各々が前記円板部材の回転軸と平行な光学系の光軸に対し垂直で且つ前記円板部材の半径方向の軸を中心として同一角度回転して配置され、前記複数枚の光学フィルタは光軸方向への投影上でその一部がそれぞれ重なっている、構成とした。
【選択図】図7

Description

本発明は撮像装置、特にその中でも光量等を調整する光学フィルタの構造に関するものである。
撮像装置には、被写体からの光の分光特性を調整(補正)するフィルタ(光学フィルタ)が設けられているものがある。一般的には、複数種類の特性にそれぞれ対応する複数枚のフィルタが撮像装置内に用意され、撮像条件に応じて、複数枚のフィルタのなかから1つのフィルタが選択され撮像素子の前面に位置決めされる。
撮像装置内に用意されている複数枚のフィルタのなかから、所定の1枚のフィルタを選択する方法としては、複数枚の光学フィルタが円状に配置されているフィルタディスク(フィルタ固定部材)を用いて、複数枚のフィルタが装着されているフィルタディスクを回転させる方法がある。
特許文献1には、回転する円板の複数個所に穴が開いており、その部分に光学フィルタを取り付ける構造となっている。
また特許文献2には、グラデーション的に変化する1対の光学フィルタを用いて光の分光特性を調整(補正)するフィルタ(光学フィルタ)を用いているフィルタが開示されている。
特開2011−118229号公報 特開平3−6511号公報
しかしながら、上記特許文献1では、平行の円板にガラスを貼りつける構造のため、ガラス同士が重なることができない上、それぞれのガラスを固定するための固定シロが必要なため、必要な光学開口領域に対してかなり大きな外形が必要となる。
また、上記特許文献2では、グラデーション的に変化する光学フィルタが非常に高額であること、及びお互いの濃度変化が逆向きの2つの円板フィルタを用いる必要があるため、光軸方向により大きな体積が必要となる、という問題がある。
そこで本発明の目的は、小型でありながら、大きなコストアップをすることなく、より大型の光学開口領域を持った光学フィルタユニットを持つ撮像装置を提供することとする。
本発明の撮像装置は、
撮像装置の光学系の光路に挿入される複数枚の光学フィルタが配置されている円板部材と、
前記円板部材を回転させることにより、前記複数枚の光学フィルタを切り換えるフィルタ構造と、
前記円板部材を回転駆動させる回転駆動手段と、を有し、
前記複数枚の光学フィルタは前記円板部材の同一面側に配置され、
前記複数枚の光学フィルタは各々が前記円板部材の回転軸と平行な光学系の光軸に対し垂直で且つ前記円板部材の半径方向の軸を中心として同一角度回転して配置され、
前記複数枚の光学フィルタは光軸方向への投影上でその一部がそれぞれ重なっている、
ことを特徴としている。
また、本発明の他の特徴とするところは、前記円板部材の外周には回転用のギア部が構成されていることを特徴としている。
また、本発明のその他の特徴とするところは、前記円板部材は一体の部材にて構成されていることを特徴としている。
以上説明したように、本発明によれば、小型でありながら、大きなコストアップをすることなく、より大型の光学開口領域を持った光学フィルタユニットを持つ撮像装置を提供することができる。
本発明の実施形態にかかわる撮像装置の前方斜視図 図1からレンズ部を取り外した状態での前方斜視図 撮像装置の内部構造のうち、レンズマウント部111近辺の分解斜視図 光学フィルタユニット部120の前方斜視図 光学フィルタユニット部120の後方斜視図 光学フィルタユニット部120の分解斜視図 光学フィルタユニット部120の回転板部150周りの斜視図 図7から回転板部150を除いた斜視図 光学フィルタユニット部120の回転板部150周りの背面視図 図9から回転板部150を除いた背面視図 図9上のB−B断面で切断した断面図及びその部分拡大図 図9上のB−B断面で切断した断面図及びその部分拡大図 図9上のc−c断面で切断した断面図 光学フィルタユニット部120の回転板部150周りの光学フィルタ155a〜155cを除いた背面視図 従来の光学フィルタユニットの回転板部1500周りの背面視図 図14から回転板部1500を除いた背面視図 図14上のF−F断面で切断した断面図及びその部分拡大図 図14上のF−F断面で切断した断面図及びその部分拡大図 図14上のG−G断面で切断した断面図 図14から光学フィルタ1550a〜1550cを除いた背面視図
<第1の実施形態>
以下、添付図面に従って本発明に係る撮像装置の光学フィルタ機構の好ましい実施の形態について記述する。
図1は本発明の実施形態にかかわる撮像装置の前方斜視図、図2は図1からレンズ部を取り外した状態での前方斜視図である。
撮像装置100は、本体部101、本体部101の前方に配置された交換レンズ部110等を持つ。交換レンズ部110はレンズマウント部111によって本体部101に取り付き、さまざまな交換レンズ(図示せず)と交換して取り付けることが可能となっている。交換レンズ部110は交換レンズ着脱ノブ112によってレンズマウント部111からのロック/アンロック動作を行うことにより着脱可能にな構成となっている。
また、図2に示すように、本体部101には、交換レンズ部110との電気的通信を行うレンズ通信接点部113が配置され、交換レンズ部110が本体部101にとりついた際に、レンズ側接点部(図示せず)と電気的に接続してレンズ情報の取得やレンズ駆動制御等を行うことが可能となっている。
図3に本体部101の内部構造のうち、レンズマウント部111近辺の分解斜視図を示す。レンズマウント部111及びレンズ通信接点部113はフロントベース部400に取りつけられている。さらに、フロントベース部400にはセンサー素子411が搭載されたセンサーユニット部410が取り付き、交換レンズ部110からの映像を電気信号化している。レンズマウント部111とセンサーユニット部410の間には光学フィルタユニット部120が配置され、交換レンズ部110から入ってくる光の分光特性を調整することを可能にしている。センサーユニット部410の後方には主基板部430が搭載され、センサーユニット部410からの電気信号を処理する等メインの信号処理を行っている。また、放熱用の放熱ファン部420がセンサーユニット部410と主基板部430の間に配置され、センサーユニット部410及び主基板部430の放熱を行っている。
図4、5に光学フィルタユニット部120の前方及び後方斜視図、図6に光学フィルタユニット部120の分解斜視図を示す。
光学フィルタユニット部120は交換レンズ部110側にユニット保護用の前カバー部121、後方側に後カバー部130によって光学フィルタユニット部120全体を挟み込むことにより、埃やゴミ等から光学フィルタユニット部120を保護している。前カバー部121及び後カバー部130にはそれぞれ光線通過が可能な、保護、分光用のレンズ側光学カバー140及びセンサー側光学カバー141が搭載されている。
図6に示すように、回転板部150が前カバー部121及び後カバー部130に挟み込まれて搭載され、
回転軸300を回転中心として回転可能となっている。回転板部150にはそれぞ分光特性の異なる光学フィルタ155a〜155cが搭載され、回転板部150が回転軸300を中心として回転し、所望のフィルタ特性を持つフィルタ部を光線上に移動することにより、光の分光特性を調整することが可能になっている。また、回転板部150を回転させる動力となる回転用モータ160により回転動作を行う構成となっている。また、回転板部150上の光学フィルタ155a〜155cを適切な位置に停止させるための停止位置検知部180が前カバー部121に搭載されている。
さらに、撮影時や輸送時に回転板部150が衝撃等で回転等をしてしまわないよう、光学フィルタユニット部120には回転ロックユニット200が搭載されており、回転板部150を不用意に動作させずロックする構造となっている。また回転ロックユニット200はロックユニットカバー部125により内部に覆われることにより保護されている。
光学フィルタユニット部120の回転板部150周りの斜視図を図7に、図7から回転板部150を除いた斜視図を図8に示す。
回転板部150には外周に回転板ギア部151が設けられ、回転用モータ160にとりついた回転用モータギア部161(図示せず)とかみ合うことにより、回転用モータの作動により回転板部150が回転軸300にを中心として回転する。外周に回転板ギア部151を構成することにより、内部にギアを構成する構成に比べ大きなギア比を得ることができ、大きなトルクをより少ない構成で出すことが可能となるため、小型化及び部品点数を削減することが可能となる。
光学フィルタ155a〜155cは回転板部150の開口部の片面側に配置されており、回転軸300を中心としてそれぞれのフィルタの中心部を通る径方向軸310a〜310cをもち、この径方向軸310a〜310cを中心として光学フィルタ155a〜155cが矢印方向に同一角度だけ回転した状態で配置されている。
従来の光学フィルタユニットの回転板部1500周りの光軸方向背面視図を図14に、図14から回転板部1500を除いた背面視図を図15に、また図14上のF−F断面で切断した断面図を図16(a)(b)に、図14上のG−G断面で切断した断面図を図17に、図14から光学フィルタ1550a〜1550cを除いた背面視図を図18に示す。
従来の光学フィルタユニットでは、回転板部1500に配置された光学フィルタ1550a〜1550cは回転板部1500の同一平面部に配置されるため、光学フィルタ1550a〜1550c同士が当たらないように光学フィルタ近接部1590にフィルタ同士の隙間が必要となるため、光軸から見た場合、図15のようなフィルタ配置となる。さらに、図16〜18にあるように光学フィルタ1550a〜1550cを搭載する搭載領域1500a〜1500c(一部図示せず)が必要となり、光学開口領域が制限されていた。
本発明の光学フィルタユニット部120の回転板部150周りの背面視図を図9に、図9から回転板部150を除いた背面視図を図10に、また図9上のB−B断面で切断した断面図を図11(a)(b)に、図9上のc−c断面で切断した断面図を図12に示す。
本発明の実施の形態では、既に示したように、光学フィルタ155a〜155cが径方向軸310a〜310cを中心として同一角度だけ回転した状態、すなわち回転板部150に対して傾いた状態で配置されているため、図10に示すように光学フィルタ155a〜155c同士が光軸方向から見た場合に一部重なった状態に配置することが可能になる。図12に示すように、この状態では光学フィルタ155a〜155cの重なり部190では、光学フィルタ155a〜155c同士に回転板部150の連結部159が挟まれるような構成となる。また連結部159は図11に示す回転板部150内の光学フィルタ155a〜155cを搭載する搭載領域150a〜150cの一部を構成しており、回転板部150と同一の部材にて一体で形成することが可能である。
図13に本発明の光学フィルタユニット部120の回転板部150周りの光学フィルタ155a〜155cを除いた背面視図を示す。点線及び実線にて示された従来のフィルタ開口領域5000a〜5000cに対し、本発明によるフィルタ開口領域500a〜500cが光学フィルタ155a〜155cを傾けることにより、より大きな領域を確保できることが分かる。
また、本発明の形式であれば、たとえ光学フィルタが何枚でも、回転板部150の厚みを光学フィルタ厚み×2+連結部159厚みとすることができ、たとえば複数枚のフィルタを光軸方向に重ねるような構成に対しより小型の光学フィルタユニット部120を形成することが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
100・・・・撮像装置
101・・・・本体部
110・・・・交換レンズ部
111・・・・レンズマウント部
112・・・・交換レンズ着脱ノブ
113・・・・レンズ通信接点部
120・・・・光学フィルタユニット部
121・・・・前カバー部
125・・・・ロックユニットカバー部
130・・・・後カバー部
131・・・・ロック受け穴部
140・・・・レンズ側光学カバー
141・・・・センサー側光学カバー
150・・・・回転板部
150a〜150c・・・・搭載領域
151・・・・回転板ギア部
155a〜155c・・・・光学フィルタ
159・・・・連結部
160・・・・回転用モータ
161・・・・回転用モータギア部
180・・・・停止位置検知部
190・・・・重なり部
200・・・・回転ロックユニット
300・・・・回転軸
310a〜310c・・・・径方向軸
400・・・・フロントベース部
410・・・・センサーユニット部
411・・・・センサー素子
420・・・・放熱用の放熱ファン部
430・・・・主基板部
500a〜500c・・・・フィルタ開口領域
1500・・・・回転板部
1500a〜1500c・・・・搭載領域
1550a〜1550c・・・・光学フィルタ
1590・・・・光学フィルタ近接部
5000a〜5000c・・・・従来のフィルタ開口領域

Claims (3)

  1. 撮像装置の光学系の光路に挿入される複数枚の光学フィルタが配置されている円板部材と、
    前記円板部材を回転させることにより、前記複数枚の光学フィルタを切り換えるフィルタ構造と、
    前記円板部材を回転駆動させる回転駆動手段と、を有し、
    前記複数枚の光学フィルタは前記円板部材の同一面側に配置され、
    前記複数枚の光学フィルタは各々が前記円板部材の回転軸と平行な光学系の光軸に対し垂直で且つ前記円板部材の半径方向の軸を中心として同一角度回転して配置され、
    前記複数枚の光学フィルタは光軸方向への投影上でその一部がそれぞれ重なっている
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記円板部材の外周には回転用のギア部が構成されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記円板部材は一体の部材にて構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111596504A (zh) * 2020-05-22 2020-08-28 季华实验室 一种多光谱led光源成像用折射光采集装置
CN111623874A (zh) * 2020-05-22 2020-09-04 季华实验室 一种多光谱成像装置

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