JP2006276632A - フィルタ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 装置が大型化することなく、フィルタの切り換えにより焦点位置の補正を行なう必要をなくす。
【解決手段】 フィルタ装置3は回転式のフィルタディスク31に複数のフィルタ収容部32を設ける構成としたものであり、これらのうちフィルタ収容部32Aには所定の屈折率と厚みとを有するフィルタ41が、またフィルタ収容部32Bには特定の波長領域の光のみを透過させる赤外光透過フィルタ42が収容されており、フィルタ収容部32CにはNDフィルタ43が収容されて、それぞれ深さの異なる当接部37A,37Bに当接させることにより、各フィルタの表面をほぼ一致させて、固定部材33により着脱可能に固定される。
【選択図】 図4
【解決手段】 フィルタ装置3は回転式のフィルタディスク31に複数のフィルタ収容部32を設ける構成としたものであり、これらのうちフィルタ収容部32Aには所定の屈折率と厚みとを有するフィルタ41が、またフィルタ収容部32Bには特定の波長領域の光のみを透過させる赤外光透過フィルタ42が収容されており、フィルタ収容部32CにはNDフィルタ43が収容されて、それぞれ深さの異なる当接部37A,37Bに当接させることにより、各フィルタの表面をほぼ一致させて、固定部材33により着脱可能に固定される。
【選択図】 図4
Description
本発明は、カメラ装置等に装着され、所定の光学機能を発揮する複数のフィルタを撮影レンズの光路に選択的に臨ませることができるようにしたフィルタ装置に関するものである。
例えば、監視カメラ等のカメラ装置においては、昼夜連続して撮影を行なうため、日中は可視光撮影を行い、夜間は赤外光撮影を行なう必要がある。かかるカメラ装置は、撮影レンズを介して被写体像をCCD(Charged Coupled Device)等の撮像手段に結像することにより撮像することになる。夜間等の暗い場所で撮影するには、赤外光を透過させるフィルタを撮影レンズからの光路に臨ませて赤外光撮影するのが一般的である。この赤外光撮影を行う際には、被写体に向けて赤外光を照射する場合もある。一方、昼間等、明るい場所で撮影を行なうときには、赤外カットフィルタを光路上に装着することが一般的である。
以上のことから、可視光を撮影するモード(可視光撮影モード)においては、赤外光を遮断する赤外カットフィルタを使用し、赤外光を撮影するモード(赤外光撮影モード)においては可視光をカットし、赤外光を透過させるフィルタを装着するようにしなければならない。そこで、撮影レンズより結像側の位置に、複数のフィルタを装着したフィルタ装置を配設し、このフィルタ装置を上下方向にスライドさせることにより撮影レンズからの光路に対して赤外光を透過させるフィルタと、赤外光をカットするフィルタとを切り換える構成としたものは従来から知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−174839号公報
ところで、赤外光撮影時に使用される赤外光フィルタは、可視光より長波長領域の光を透過させるものであり、同じ撮影レンズを用いた場合、波長が長い赤外光撮影時は、可視光による通常撮影時と焦点距離が異なってくる。従って、可視光による通常撮影時から赤外光撮影に切り換えるときには、単にフィルタを挿脱するだけではなく、これと共に撮影レンズのピント補正も行なわなければならなくなる。従って、赤外光撮影と通常撮影との切り換え時には、しかもこの切り換えの都度、撮影レンズの焦点補正を行なうことから、フォーカスレンズの焦点調整機構を必要とし、かつこの焦点調整機構の自動制御手段も備えなければならない等、装置構成が複雑になる等といった不都合を生じる。また、カメラによる焦点調整機構を設けているにしても、このカメラの焦点調整機能の限界を超えてフォーカスレンズを光軸方向に移動させなければならない場合のように、実際上、焦点位置の補正を行なうことができない場合もある。
そこで、本発明は、装置が大型化することなく、フィルタの切り換えにより焦点補正を行なう必要をなくすことを目的としている。
本発明のフィルタ装置は、撮影レンズと、この撮影レンズの焦点位置との間に設けられ、複数種類のフィルタを前記撮影レンズの光路に切換可能に臨ませるようにしたフィルタ装置において、フィルタ装置本体に、前記撮影レンズの光軸と直交するように設けられ、厚み寸法の異なるフィルタが入れ換え可能に装着される複数のフィルタ装着部を設ける構成としたことをその特徴とするものである。
具体的には、フィルタ装置本体に設けた各フィルタ装着部に円環状の段差が形成されており、例えば1つのフィルタ装着部に、特定の波長領域の光を透過させる波長選択フィルタが装着される所定深さを有する段差が形成され、また他のいずれかのフィルタ装着部には、この波長選択フィルタが装着されたときに、波長選択フィルタとは異なる厚みを有するフィルタを装着するために、波長選択フィルタが装着されるフィルタ装着部より両フィルタの厚みの寸法差を相殺する段差を形成する構成としている。
以上の構成を有するフィルタ装置は、異なる波長領域の光について、同じ位置に焦点を結ばせるために、焦点補正機能を発揮させる必要のある光学装置一般に適用することができる。特に、写真用カメラやテレビカメラに装着され、特に可視光による撮影と赤外光撮影とを自動的に切り換えるようにした監視カメラ等として構成する場合に有利である。この場合、波長選択フィルタは赤外光透過フィルタである。
フィルタ装置本体における各フィルタ装着部にフィルタを装着する場合、その一面側を段差に当接させるが、この段差への当接面とは反対側に向けて脱落しないように固定するために、フィルタ装置本体には固定手段を着脱可能に装着する。この固定手段は、各フィルタにつき、少なくとも2箇所の固定部を設ける。また、フィルタ装置本体に装着される2以上のフィルタに共通の固定手段として構成することもできる。段差は1段構成のものだけでなく、複数段の段差を形成し、それぞれ厚みの異なるフィルタを装着することもできる。段差を1段で構成するにしても、また複数段構成とするにしても、全てのフィルタ装着部においては、フィルタを固定する固定手段により複数のフィルタに共用することを勘案すれば、フィルタの段差への当接面とは反対側の面は同じ平面とするのが望ましい。また、フィルタはフィルタ装置本体の表面とほぼ同じ面とすることもできるが、フィルタの表面とフィルタ装置本体の表面との間に凹凸があっても差し支えない。そして、フィルタは切り換え可能に撮影レンズの光路に臨むようにするが、このフィルタの切り換えは、回転式若しくはスライド式とすることができる。
本発明は、装置の大型化を防止しつつ、透過させる波長範囲の違いに基づく焦点距離の差を有効に補正することができる。
以下、図面を参照して説明する。図1には、本発明のフィルタ装置をカメラ装置に適用したものを示す。図中において、1は撮影レンズを装着したレンズ装置であり、このレンズ装置1の結像位置には結像面として、例えばCCD等からなる撮像手段2が配設される。レンズ装置1と、このレンズ装置1における焦点位置との間にはフィルタ装置3が設けられている。フィルタ装置3は、複数のフィルタを搭載することができ、これら複数のフィルタのうち、何れか1つのフィルタをレンズ装置1の焦点位置までの間の位置に、その光軸と直交するようにして選択的に臨ませることができるようになっている。
図1には、同じレンズ装置1を用いて、可視光撮影を行なう際と、赤外光撮影を行なう際との焦点位置のずれが示されている。赤外光撮影を行なう際には、フィルタ装置3に可視光領域より長波長側の赤外領域の光のみを透過させる赤外光フィルタが装着されることになる。そこで、図中において、可視光VLの光路は実線で示し、赤外光RLの光路は点線で示す。ここで、可視光VLと赤外光RLとでは、波長が異なるために、異なった位置に結像する。即ち、概略400nm〜750nmの波長を持つ可視光VLより、概略850nm以上の赤外光RLの方が長波長であることから、例えば図1に示されるように、可視光は赤外光RLの焦点位置FRよりも近い位置である焦点位置FVにおいて焦点を結ぶ。従って、可視光撮影時と赤外光撮影時とで、焦点位置の補正が必要となる。
そこで、図2(a)および(b)に示したように、フィルタ装置3に搭載されるフィルタを、撮影モードに応じて切り換えることにより焦点距離を補正する。図2(a)は、赤外光のみを透過させるフィルタF1(以下、赤外光透過フィルタという)を光路上に配置したときの赤外光RLの光路を示している。
これに対して、図2(b)に示したのは、可視光撮影を行なう際に用いられるフィルタF2である。このフィルタF2は平行平面板からなり、所定の屈折率を有するものである。即ち、フィルタF2を収束する光路中に介在させると、空気層からフィルタF2内に入射する際及びフィルタF2から空気層に向けて出射する際に光が屈折する。従って、フィルタF2の屈折率と厚みとを適宜設定することにより焦点距離が補正できる。
要するに、フィルタに所定の光学機能、例えば上述した赤外光透過フィルタ、赤外光カットフィルタ、NDフィルタ等としての機能を持たせるか否かはともかくとして、フィルタ装置3に装着されるフィルタとして、所定の屈折率と厚みとを有する光学ガラス等の光学材料を用いることによって、レンズ装置1のフォーカスレンズの位置を変えずに焦点距離を調整するようにしている。このフィルタF2を用いることによって、赤外光透過フィルタF1を用いた場合のレンズ装置の焦点位置と一致させるように補正することができる。
そこで、以下において、かかるフィルタの切り換えにより焦点距離を調整できるフィルタ装置3の1つの具体的な構成例について説明する。図3においては、4枚のフィルタを装着できるフィルタ装置3が示されており、図4(a)はフィルタ装置3のX−X断面図であり、図4(b)はフィルタ装置3のY−Y断面図である。これら各図において、フィルタ装置3は、フィルタ装置本体としての回転式のフィルタディスク31に4箇所のフィルタ収容部32を設ける構成としたものであり、これら各フィルタ収容部32に異なる厚みを有するフィルタを固定的に保持する固定部材33が設けられており、またフィルタディスク31には回転軸34が連結して設けられており、この回転軸34の外周部にはリングギア等からなる駆動伝達部材35が設けられ、またフィルタディスク31の外周縁部には4箇所の切り欠きからなる回転位置決め部36が形成されている。
図3に示されるように、フィルタ装置3のフィルタディスク31には、概略円形の開口部からなる4つのフィルタ収容部32(32A、32B、32C、32D)がそれぞれ90°の角度をなすように設けられる。このフィルタ収容部32は、上述したフィルタを収容するためのものであり、図3に例示されているものは、4つのフィルタ収容部32のうち、3つのフィルタ収容部32A、32B、32Cにフィルタが収容されている。ここでは、フィルタ収容部32Aには所定の屈折率と厚みとを有する平行平面のフィルタ41が、またフィルタ収容部32Bには特定の波長領域の光のみを透過させる赤外光透過フィルタ42が収容されているものとする。また、フィルタ収容部32Cには入射光の光量を低減するND(Neutral Density)フィルタ43が収容され、フィルタ収容部32Dにはフィルタが収容されていないものとする。
これらフィルタ41、赤外光透過フィルタ42およびNDフィルタ43のうち、フィルタ41とNDフィルタ43とは同じ厚み(D1)を有しており、本実施例では赤外光透過フィルタ42は、D1よりも薄い厚み(D2)を有している。そして、厚みD1と厚みD2とに差を持たせたのは、焦点位置のずれを補正するためである。従って、フィルタディスク31を適宜回転させて、それぞれの撮影モードに応じて厚みの異なるフィルタを切り換えて光路上に配置することにより、透過する波長の違いによるピントのずれを補正することができる。
このように厚みの異なるフィルタをフィルタ装置3に搭載するために、各フィルタ収容部32は段差構造となっており、それぞれのフィルタの厚みに対応した深さを有して構成される。フィルタ装置3の各フィルタ収容部32に収容される複数のフィルタは厚みが異なっているが、これら各フィルタはフィルタディスク31の各々のフィルタ収容部32に着脱可能であり、かつ装着時には確実に固定できるようにするために、これらフィルタの一面(以下、表面といい、反対面を裏面という)がほぼ同一平面をなすように装着する構成としている。
このために、図4(a)および(b)に示されるように、各フィルタ収容部32は段差を有する構造となっており、各フィルタの裏面の周縁部は段差における円環状の当接部37Aまたは37Bに当接する。ここで、各フィルタの厚みは異なるために、それぞれのフィルタ収容部32において、当接部までの深さ、即ちフィルタディスク31の表面(段差が形成されておらず、フィルタが嵌合される側の面)から当接部までの間隔が異なる。フィルタ収容部32Aには、厚みがD1のフィルタ41が収容されるため、当接部37Aの位置もフィルタディスク31の表面からD1に対応した深さ位置に設けられている。また、フィルタ収容部32Bには厚みがD2の赤外光透過フィルタ42が収容されるために、この厚みD2に対応した深さを有する当接部37Bが形成され、フィルタ収容部32Cには厚みがD1のNDフィルタ43が収容されるため、このD1の厚みに相当する深さの当接部37Aが設けられる。このように、フィルタディスク31の表面からフィルタの厚みに対応した位置に当接部37Aまたは37Bが設けられるため、厚みの異なる各フィルタの表面が同一平面をなすように収容される。具体的には、当接部37Aと37Bとの深さの差は厚みD1とD2との差分に相当するものである。そして、図4においては、当接部37Aの深さは厚みD1とほぼ一致し、当接部37Bの深さは厚みD2とほぼ一致している。
次に、図5に基づいて各フィルタの表面側を固定する固定手段について説明する。この図5に示されるように、フィルタディスク31には4箇所に固定手段33が設けられている。これら固定手段33はその両端側に2箇所の押圧部33Aと中間部に設けたネジ部材33Bとを有して構成される。従って、2つの押圧部33Aが各フィルタの表面における周縁部の一部を押圧する。また、ネジ部材33Bを締め付けることにより、フィルタに対して押圧力を作用させ、ネジ部材33Bを緩めて、固定手段33をネジ部材33Bを中心として90°回転させることにより、フィルタに対する押圧力を解放して、フィルタの交換が可能になる。
ここで、フィルタを安定的に固定するには、固定手段33の押圧部33Aがほぼ180°の位置関係となるように、2箇所で押圧するのが望ましい。各フィルタの当接部への当接面とは反対側の面を同一平面としているので、1つの固定手段33で2つのフィルタを押圧することになり、3個のフィルタをそれぞれ2箇所で固定する場合にも、3個の固定手段33を設ければ良いものであり、固定手段33の構成が簡略化される。
以上のように、当接部37A,37Bと固定手段33とにより、厚みの異なる複数のフィルタをフィルタディスク31の各フィルタ収容部32内にクランプされて、同一平面をなすように固定される。そして、図示しないモータ等からなる駆動源にピニオンを装着し、このピニオンを回転軸34に形成したリング状のギアからなる駆動伝達部材35に噛合させることによって、フィルタディスク31が回転軸34を中心として回転することになる。そして、フィルタディスク31におけるいずれかのフィルタ収容部32に収容されるフィルタがレンズ装置1からの光路に臨むように配置される。
フィルタディスク31を回転させて、いずれかのフィルタ収容部32をレンズ装置1からの光路に臨む状態に位置決めするために、フィルタディスク31の外周縁部にはそれぞれ90°の角度をなすように4箇所に凹部からなる位置決め部36が形成されている。この位置決め部36は、鋼球や板ばね等からなる周知のクリック機構により90°毎にフィルタディスク31を90°毎に位置決め可能に回転させるためのものである。これによって、フィルタディスク31が回転して、4つのフィルタ収容部32の何れか1つのフィルタ収容部32が光路上に配置されるところで、停止させて、その位置に位置決め・固定することができる。
以上説明したように、フィルタの厚みに対応した深さを有するフィルタ収容部32がフィルタ装置3に複数設けられ、これらフィルタ収容部32に収容されるフィルタのうち何れか1つのフィルタが光路上に切り換えられて配置されることにより、装置の大型化を防止しつつ、波長の違いによるピントのぼけが発生することを防止することができる。
なお、上述した例では、フィルタの厚みは2種類のものを使用したが、これに限られず、全てのフィルタ収容部32がそれぞれ異なる深さを有することにより、さらに多くの種類のフィルタを収容することができる。
ところで、上述したフィルタ装置3では、フィルタディスク31の表面から当接部37Aまたは37Bまでの間隔を変えることにより、各フィルタ収容部32の深さをそれぞれ異なるようにしたが、例えば図6に示されるように各フィルタ収容部32を多段構造にすることにより、それぞれ異なる厚みのフィルタを収容することができる。
図6に示されるフィルタ装置3には、径の異なる2種類のフィルタを収容するために、2つの当接部(第1の当接部37A、第2の当接部37B)が設けられている2段構造になっている。第1の当接部37Aは、フィルタディスク31の表面からほぼD1の深さ位置に形成され、第2の当接部37Bは、フィルタディスク31の表面からほぼD2の深さ位置に形成されている。そして、第1の当接部37Aには、径がL1のフィルタを収容することができ、第2の当接部37Bには、径がL2(>L1)のフィルタを収容することができるものとする。従って、第1の当接部37Aに当接するフィルタとしては、厚みがD1であるフィルタ41およびNDフィルタ43であり、第2の当接部37Bに当接するフィルタとしては赤外光透過フィルタ42である。
このように、フィルタ収容部32を2段構造にすることにより、各フィルタ収容部32には、厚みの異なる2種類のフィルタを収容することができる。これにより、撮影モードによってフィルタを切り換えることができ、ピントのずれが発生するのを補正することができる。
上述した例では、2段構造のものを示しているが、勿論、2段である必要はなく、さらに多くの多段構造であってもよい。また、各段の深さを可変にすることにより、さらに複数種類のフィルタを収容することができる。さらに、図7に示したように、フィルタディスクに設けられるフィルタ収容部の深さ寸法を同じにして、フィルタ50の外周縁部50Aの厚みと、その内側に位置するフィルタ領域50Bとの厚みを変えることによっても、上述と同様にフィルタに厚みの変化を持たせることができる。
1 レンズ 2 撮像手段
3 フィルタ装置 31 フィルタディスク
32 フィルタ収容部 33 固定部材
34 回転軸 35 駆動伝達部材
36 位置決め部 37A,37B 当接部
41 フィルタ
42 赤外光透過フィルタ
43 NDフィルタ
3 フィルタ装置 31 フィルタディスク
32 フィルタ収容部 33 固定部材
34 回転軸 35 駆動伝達部材
36 位置決め部 37A,37B 当接部
41 フィルタ
42 赤外光透過フィルタ
43 NDフィルタ
Claims (6)
- 撮影レンズと、この撮影レンズの焦点位置との間に設けられ、複数種類のフィルタを前記撮影レンズの光路に切換可能に臨ませるようにしたフィルタ装置において、
フィルタ装置本体に、前記撮影レンズの光軸と直交するように設けられ、厚み寸法の異なるフィルタが入れ換え可能に装着される複数のフィルタ装着部を設ける
構成としたことを特徴とするフィルタ装置。 - 前記フィルタ装置本体に設けた各フィルタ装着部にはそれぞれ円環状の段差が形成されており、いずれかのフィルタ装着部には特定の波長領域の光を透過させる波長選択フィルタが装着される所定深さを有する段差が形成され、また他のいずれかのフィルタ装着部には、この波長選択フィルタが装着されたときに、前記波長選択フィルタとは異なる厚みを有するフィルタを装着するために、前記波長選択フィルタが装着されるフィルタ装着部より両フィルタの厚みの寸法差分を相殺する段差を形成する構成としたことを特徴とする請求項1記載のフィルタ装置。
- 前記波長選択フィルタは赤外光透過フィルタであることを特徴とする請求項1または2記載のフィルタ装置。
- 前記撮影レンズの結像位置に結像面が配置され、前記フィルタ装着部を介してこの結像面に被写体を結像させる構成するものであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のフィルタ装置。
- 前記フィルタ装置本体は、回転方式またはスライド方式で、前記各フィルタ装着部に装着したフィルタを前記撮影レンズの光路に選択的に臨ませるようになし、これら各フィルタ装着部に装着された厚みの異なるフィルタを前記フィルタ装置本体の表面部で着脱可能に固定する固定手段を備える構成としたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のフィルタ装置。
- 前記各フィルタ装着部に形成される段差は複数段の段差構造を有するものであることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項記載のフィルタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010133861A (ja) * | 2008-12-05 | 2010-06-17 | Japan Aerospace Exploration Agency | 航空機搭載用風計測ライダー装置 |
JP2011061371A (ja) * | 2009-09-08 | 2011-03-24 | Sanyo Electric Co Ltd | アオリ調整機構を具えた撮像装置 |
JP2012198410A (ja) * | 2011-03-22 | 2012-10-18 | Fujifilm Corp | 監視カメラ用レンズ装置 |
CN107765494A (zh) * | 2016-08-22 | 2018-03-06 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种实现滤镜可调的方法、结构及终端 |
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2005
- 2005-03-30 JP JP2005097631A patent/JP2006276632A/ja active Pending
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