JP4048805B2 - 受け渡し設備 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえばオーダピッキングした物品群をケース体に対して最終的に積め込み、そしてケース体を搬送手段に投入させるときなどに採用される受け渡し設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の設備としては、前後に振り分けて供給部と排出部が設けられるとともに、これら供給部と排出部との間にケース体の棚装置が設けられた構成が提供されている。そして棚装置は、枠組み状の本体に対して、供給部側を下位として傾斜された棚板を固定することで構成され、その際に棚板の上面は滑動面に形成されている。また排出部にはコンベヤ装置が設けられている。
【0003】
このような従来設備によると、棚板上にケース体を載置した状態で、オーダピッキングした物品群を供給部側からケース体に対して最終的に積め込む。その際に、上向き傾斜の滑動面に載置したケース体は、その上端開口部を供給部側に向けた傾斜姿勢になっていることから、積め込み作業は容易にかつ的確に行える。そして、所定の積め込みを行ったケース体に押し込み力を付与することで、このケース体を滑動面上で移動させたのちコンベヤ装置上に投入させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来設備によると、所定の積め込みを行ったケース体をコンベヤ装置上に投入させる際に、このケース体を上向き傾斜の滑動面上で押し上げ移動させることから、このケース体に大きな押し込み力を付与しなければならなかった。
【0005】
そこで本発明の請求項1記載の発明は、排出部への投入を小さな押し込み力で、円滑かつ確実に行える受け渡し設備を提供することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明のうちで請求項1記載の受け渡し設備は、前後に振り分けて供給部と排出部が設けられるとともに、これら供給部と排出部との間に受け渡し物の中継手段が設けられ、この中継手段は、本体と、この本体に対して横方向軸心の周りに揺動自在な上下複数箇所の揺動体とからなり、揺動体上は前後方向の滑動面に形成されるとともに、その排出部側の端部に受け渡し物の排出案内用の回転体が滑動面に連なる状態で設けられ、排出部には、受け渡し物を左右方向に搬送する搬送手段が、上下複数箇所の揺動体に対応されて上下複数箇所に設けられ、この搬送手段の受け位置が、揺動体の揺動により傾斜下位となった回転体の下方に位置されるように設定され、前記供給部には、物品を収納しているピッキングケースの受け手段が設けられていることを特徴としたものである。
【0007】
したがって請求項1の発明によると、物品群を収納しているピッキングケースを、供給部の受け手段上に載置させる。そしてピッキングケース内の受け渡し物を、目的とする揺動体の滑動面上に載置したとき、この揺動体を、供給部側を下位として横方向軸心の周りに揺動し得る。そして受け渡し物に押し込み力を付与したとき、まず押し込み力によって揺動体を、排出部側を下位としかつ供給部側を上位とするように、横方向軸心の周りに揺動し得る。すなわち、揺動体を横方向軸心の周りにシーソー運動させ、滑動面を下向き傾斜とし得る。引き続いての押し込み力によって受け渡し物を、滑動面上で滑動し得るのであるが、その際に滑動面を下向き傾斜としていることで、滑動は小さな押し込み力によって行える。このように、下向き傾斜とした滑動面上を滑動する受け渡し物は、この滑動面の終端から回転体により案内したのち、排出部の搬送手段上に投入し得る。その際に、揺動により傾斜下位となった回転体の下方に排出部の受け位置を設定していることで、すなわち段差が生じていることで、排出部への投入を円滑かつ確実に行える。そして、搬送手段上に投入した受け渡し物は、この搬送手段によって左右方向へ搬送して、たとえば出荷のための荷捌き場などへ搬送し得る。
【0008】
また本発明の請求項2記載の受け渡し設備は、上記した請求項1記載の構成において、受け渡し物はケース体であり、供給部ではケース体に対して物品を積め込み可能としていることを特徴としたものである。
【0009】
したがって請求項2の発明によると、たとえばオーダピッキングした物品群を、揺動体の滑動面上に載置しているケース体に供給部側から積め込み得る。その際に、上向き傾斜の滑動面に載置したケース体は、その上端開口部を供給部側に向けた傾斜姿勢になることから、積め込み作業は容易にかつ的確に行える。
【0010】
そして本発明の請求項3記載の受け渡し設備は、上記した請求項1または2記載の構成において、揺動体には、その供給部側の端部に受け渡し物のストッパー体が滑動面よりも上位として設けられていることを特徴としたものである。
【0011】
したがって請求項3の発明によると、上向き傾斜の滑動面に載置した受け渡し物は、ストッパー体に当接することで最も供給部側の位置とし得る。そして、下向き傾斜とした滑動面上を滑動する受け渡し物を、この滑動面の終端から回転体により案内したのち搬送手段上に投入し得る。
【0012】
さらに本発明の請求項4記載の受け渡し設備は、上記した請求項1〜3のいずれかに記載の構成において、中継手段には、揺動体の揺動による傾斜角度を規制する規制体が設けられ、この規制体は、規制する傾斜角度を調整可能に構成されていることを特徴としたものである。
【0013】
したがって請求項4の発明によると、揺動体を、供給部側を下位として横方向軸心の周りに揺動させたとき、その揺動姿勢は、規制体により所望の傾斜角度に規制し得る。そして規制体を調整することで、揺動体の傾斜角度を調整し得る。
【0014】
しかも本発明の請求項5記載の受け渡し設備は、上記した請求項1〜4のいずれかに記載の構成において、排出部を中にして、前後の両側に中継手段が設けられていることを特徴としたものである。
【0015】
したがって請求項5の発明によると、受け渡し物の供給作業などは両側の中継手段に対応して行え、そして搬送手段への受け渡し物の投入は、両側の中継手段を介して行える。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
前後に振り分けて供給部1と排出部2が設けられるとともに、これら供給部1と排出部2との間にケース体(受け渡し物の一例)5の中継手段10が設けられている。すなわち、排出部2を中央部分として、その前後の両側に供給部1が設けられている。そして中央の排出部2と両側の供給部1との間に、それぞれ中継手段10が設けられている。これにより、排出部2を中にして、前後の両側に中継手段10が設けられる。
【0017】
これら中継手段10の本体11は、前後方向において一対でかつ左右方向において複数の配置で立設される支柱材12と、これら支柱材12の上部間に設けられる上部材13と、支柱材12群の下部間に設けられる下部材14と、前後の支柱材12間にクロス状に設けられる連結部材15などにより枠組み状に構成されている。
【0018】
前記本体11内の上下2箇所(上下複数箇所)には、この本体11に対して横方向軸心25Aの周りに揺動自在な揺動体21が設けられている。すなわち、支柱材12間には保持枠体22が設けられ、この保持枠体22における前後方向の中央部分からは、左右一対のブラケット23が立設されている。
【0019】
前記揺動体21は平枠状であって、その前後方向の中央部分からは、左右一対のブラケット24が垂設されている。そしてブラケット23,24間が、左右方向軸25を介して連結されることで、揺動体21は、本体11に対して横方向軸心25Aの周りに揺動自在に構成される。その際に揺動を軽く行わせるために、たとえば、ブラケット24と左右方向軸25との間には軸受(ベアリングなど)26が介在されている。
【0020】
なお、揺動体21の前後長さに対する横方向軸心25Aの位置は、この横方向軸心25Aから供給部1側の端部までの前後長さL1に対して、横方向軸心25Aから排出部2側の端部までの前後長さL2を少し長く、すなわちL1<L2に設定されている。
【0021】
前記揺動体21にはローラコンベヤ27が配設され、このローラコンベヤ27は、揺動体21に連結されるコンベヤフレーム28と、このコンベヤフレーム28上に配設されたローラ29群とにより構成されている。その際にローラ29群は、左右方向軸心の周りに遊転自在として前後方向に多数配置され、以てローラ29群によって、前後方向の滑動面30が形成される。なお、揺動体21に対してローラコンベヤ27は、1条または複数状に配設される。
【0022】
前記ローラコンベヤ27は、前記揺動体21内に嵌まり込む状態に配設され、その際に揺動体21の上面よりも滑動面30が下方に位置されている。これにより、揺動体21には、その供給部1側の端部の構成部材によって、ケース体5のストッパー体21aが滑動面30よりも上位として設けられるとともに、両側部の構成部材によって、ケース体5の側部規制体(ガイド体)21bが滑動面30よりも上位として設けられることになる。
【0023】
そして、揺動体21における排出部2側の端部には、前記ローラ29よりも大径の回転体(ローラ)31が、ブラケット32と左右方向ピン33とを介して遊転自在に設けられている。その際に回転体31は、その上面が滑動面30に連なる状態で設けられ、以てケース体5の排出案内用に使用される。
【0024】
前記中継手段10には、揺動体21の揺動による供給側の傾斜角度を規制する規制体35が設けられ、この規制体35は、規制する傾斜角度を調整可能に構成されている。すなわち、揺動体21における供給部1側には下方への被ストッパー部36が設けられ、そして前記保持枠体22には、前記被ストッパー部36が当接自在なストッパー部37が設けられている。ここで被ストッパー部36は螺子軸形式からなり、以て螺合操作により下方への突出量を調整することで、規制する傾斜角度を調整可能に構成される。
【0025】
また前記中継手段10には、揺動体21の揺動による排出側の傾斜角度を規制する規制体38が設けられ、この規制体38は、規制する傾斜角度を調整可能に構成されている。すなわち、揺動体21における排出部2側には下方への被ストッパー部39が設けられ、そして前記保持枠体22には、前記被ストッパー部39が当接自在なストッパー部40が設けられている。ここで被ストッパー部39は螺子軸形式からなり、以て螺合操作により下方への突出量を調整することで、規制する傾斜角度を調整可能に構成される。
【0026】
なお中継手段10においては、たとえば、1つの揺動体21により1個のケース体5を支持するように、本体11内には左右方向に複数の揺動体21が配設されている。以上の11〜40などにより中継手段10の一例が構成される。
【0027】
前記排出部2には、ケース体5を左右方向に搬送する搬送手段41が、上下2箇所の揺動体21に対応されて、上下2箇所(上下複数箇所)に設けられている。これら搬送手段41は、たとえば駆動ローラコンベヤ形式であって、両中継手段10における相対向された支柱材12間に設けられた渡し部材47を介して配設されている。
【0028】
すなわち、一対のコンベヤフレーム42が渡し部材47上に配置され、これらコンベヤフレーム42間に多数のローラ43が設けられている。そしてローラ43群を回転駆動するために、たとえば駆動ベルト使用の回転駆動装置44が設けられている。また両コンベヤフレーム42には側部ガイド体45が設けられている。このようにして搬送手段41が構成されるのであり、その際にコンベヤ搬送面(排出部2の受け位置)46が、揺動により傾斜下位となった回転体31の下方に位置されるように設定されている。
【0029】
前記供給部1ではケース体5に対して物品を投入可能としている。すなわち供給部1には、ピッキングケース6の受け手段51が設けられている。この受け手段51は、たとえば遊転ローラコンベヤ形式であって、機枠52上に一対のコンベヤフレーム53が配置され、これらコンベヤフレーム53間に多数のローラ54が遊転自在に設けられて構成されている。そしてピッキングケース6は、レベル調整台7を介してローラ54群上に載置される。
【0030】
以下に、上記した実施の形態における作用を説明する。
たとえばオーダピッキングした物品群を収納しているピッキングケース6を、受け手段51側のレベル調整台7上に載置させる。そしてピッキングケース6を、レベル調整台7とともにローラ54群上で移動させて、目的とする揺動体21の正面または少し側方で停止させる。
【0031】
このとき揺動体21は、図2に示されるように、その滑動面30上にケース体5を載置しており、そして供給部1側を下位として横方向軸心25Aの周りに揺動している。その際に揺動は、規制体35における被ストッパー部36がストッパー部37に上方から当接することで、所望の傾斜角度に規制し得る。このように揺動体21が傾斜することで、その上向き傾斜の滑動面30に載置したケース体5は、その上端開口部を供給部1側に向けた傾斜姿勢になり、そしてストッパー体21aに当接することで最も供給部1側の位置とし得る。
【0032】
このような状態で、ピッキングケース6内の物品をケース体5に対して最終的に積め込むのであるが、その際にケース体5は、その上端開口部を供給部1側に向けた傾斜姿勢になっていることから、積め込み作業は容易にかつ的確に行えることになる。なお、ケース体5の傾斜角度は、被ストッパー部36を螺合操作して下方への突出量を調整することで、作業者に好ましい状態とし得る。
【0033】
そして、所定の積め込みを行ったのち、ケース体5に押し込み力を付与する。すると、まず押し込み力によって揺動体21を、排出部2側を下位としかつ供給部1側を上位とするように、横方向軸心25Aの周りに揺動させる。すなわち、揺動体21を横方向軸心25Aの周りにシーソー運動させ、図3に示されるように、滑動面30を下向き傾斜とする。引き続いての押し込み力によってケース体5を、滑動面30上で滑動し得るのであるが、その際に滑動面30を下向き傾斜としていることで、滑動は小さな押し込み力によって行える。また滑動は側部規制体21bのガイドにより、側方へずれたりすることなく行える。
【0034】
このように滑動するケース体5は、滑動面30の終端から回転体31に案内されたのち搬送手段41のローラ43群上に投入し得る。これにより、ケース体5の排出部2への投入を、小さな押し込み力によって容易に確実に行えることになる。また、揺動により傾斜下位となった回転体31の下方に排出部2のコンベヤ搬送面46が設定されていることで、すなわち段差が生じていることで、排出部2への投入を円滑かつ確実に行えることになる。
【0035】
上述したように、ケース体5を搬送手段41に投入することで空になった揺動体21は、新たなケース体5を載置することで、自動的に、または軽い押し下げ力によって、供給部1側を下位として横方向軸心25Aの周りに揺動することになる。なお、搬送手段41上のケース体5は、たとえば出荷のための荷捌き場などへ搬送されることになる。
【0036】
ピッキングケース6内の物品をケース体5に積め込む作業は両側の中継手段10に対応して行われ、そして搬送手段41へのケース体5の投入は、両側の中継手段10を介して能率よく行える。
【0037】
上記した実施の形態では、受け渡し物として、物品を積め込むケース体5が示されているが、これは物品そのものを受け渡し物として滑動面30に載置させてもよい。
【0038】
上記した実施の形態では、揺動体21の規制体35として、規制する傾斜角度を調整可能とした構成が提供されているが、これは傾斜角度を一定とした、すなわち調整が不可能な規制体35であってもよい。
【0039】
上記した実施の形態では、揺動体21の揺動による傾斜角度を規制する規制体として、揺動体21側に被ストッパー部36を設けた形式が示されているが、これは本体11側に設けた形式、左右方向軸25の部分に設けた形式などであってもよい。
【0040】
上記した実施の形態では、排出部2を中にして、前後の両側に中継手段10が設けられた形式が示されているが、これは片側にのみ中継手段10が設けられた形式などであってもよい。
【0041】
【発明の効果】
上記した本発明の請求項1によると、物品群を収納しているピッキングケースを、供給部の受け手段上に載置させ、そしてピッキングケース内の受け渡し物を、目的とする揺動体の滑動面上に載置したとき、この揺動体を、供給部側を下位として横方向軸心の周りに揺動できる。そして受け渡し物に押し込み力を付与したとき、まず押し込み力によって揺動体を、排出部側を下位としかつ供給部側を上位とするように、横方向軸心の周りに揺動できる。すなわち、揺動体を横方向軸心の周りにシーソー運動させ、滑動面を下向き傾斜にできる。引き続いての押し込み力によって受け渡し物を、滑動面上で滑動できるのであるが、その際に滑動面を下向き傾斜としていることで、滑動は小さな押し込み力によって行うことができる。このように、下向き傾斜とした滑動面上を滑動する受け渡し物を、滑動面の終端から回転体により案内したのち、排出部の搬送手段上へと投入できる。これにより、受け渡し物の排出部への投入を、小さな押し込み力によって容易に確実に行うことができる。その際に、揺動により傾斜下位となった回転体の下方に排出部の受け位置を設定していることで、すなわち段差が生じていることで、排出部への投入を円滑かつ確実に行うことができる。そして、搬送手段上に投入した受け渡し物を、この搬送手段によって左右方向へ搬送して、たとえば出荷のための荷捌き場などへ搬送できる。
【0042】
また上記した本発明の請求項2によると、たとえばオーダピッキングした物品群を、揺動体の滑動面上に載置しているケース体に供給部側から積め込むことができる。その際に、上向き傾斜の滑動面に載置したケース体は、その上端開口部を供給部側に向けた傾斜姿勢にできることから、積め込み作業は容易にかつ的確に行うことができる。
【0043】
そして上記した本発明の請求項3によると、上向き傾斜の滑動面に載置した受け渡し物は、ストッパー体に当接することで、作業し易い最も供給部側の位置にできる。そして、下向き傾斜とした滑動面上を滑動する受け渡し物を、この滑動面の終端から回転体により案内したのち搬送手段上に投入できる。
【0044】
さらに上記した本発明の請求項4によると、揺動体を、供給部側を下位として横方向軸心の周りに揺動させたとき、その揺動姿勢は、規制体により所望の傾斜角度に規制でき、そして規制体を調整することで、揺動体の傾斜角度を調整できる。これにより、受け渡し物の供給作業などを、作業者に好ましい状態として行うことができる。
【0045】
しかも上記した本発明の請求項5によると、受け渡し物の供給作業などは両側の中継手段に対応して行うことができ、そして搬送手段への受け渡し物の投入は、両側の中継手段を介して能率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、受け渡し設備の側面図である。
【図2】同受け渡し設備における物品積め込み時の要部の一部切り欠き側面図である。
【図3】同受け渡し設備におけるケース体投入時の要部の一部切り欠き側面図である。
【符号の説明】
1 供給部
2 排出部
5 ケース体(受け渡し物)
6 ピッキングケース
7 レベル調整台
10 中継手段
11 本体
12 支柱材
21 揺動体
21a ストッパー体
22 保持枠体
25 左右方向軸
25A 横方向軸心
27 ローラコンベヤ
29 ローラ
30 滑動面
31 回転体
35 規制体
38 規制体
41 搬送手段
43 ローラ
46 コンベヤ搬送面(排出部2の受け位置)
51 受け手段

Claims (5)

  1. 前後に振り分けて供給部と排出部が設けられるとともに、これら供給部と排出部との間に受け渡し物の中継手段が設けられ、この中継手段は、本体と、この本体に対して横方向軸心の周りに揺動自在な上下複数箇所の揺動体とからなり、揺動体上は前後方向の滑動面に形成されるとともに、その排出部側の端部に受け渡し物の排出案内用の回転体が滑動面に連なる状態で設けられ、排出部には、受け渡し物を左右方向に搬送する搬送手段が、上下複数箇所の揺動体に対応されて上下複数箇所に設けられ、この搬送手段の受け位置が、揺動体の揺動により傾斜下位となった回転体の下方に位置されるように設定され、前記供給部には、物品を収納しているピッキングケースの受け手段が設けられていることを特徴とする受け渡し設備。
  2. 受け渡し物はケース体であり、供給部ではケース体に対して物品を積め込み可能としていることを特徴とする請求項1記載の受け渡し設備。
  3. 揺動体には、その供給部側の端部に受け渡し物のストッパー体が滑動面よりも上位として設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の受け渡し設備。
  4. 中継手段には、揺動体の揺動による傾斜角度を規制する規制体が設けられ、この規制体は、規制する傾斜角度を調整可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の受け渡し設備。
  5. 排出部を中にして、前後の両側に中継手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の受け渡し設備。
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