JPH08324763A - 整列給材設備の整列コンベア装置 - Google Patents
整列給材設備の整列コンベア装置Info
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- JPH08324763A JPH08324763A JP7160186A JP16018695A JPH08324763A JP H08324763 A JPH08324763 A JP H08324763A JP 7160186 A JP7160186 A JP 7160186A JP 16018695 A JP16018695 A JP 16018695A JP H08324763 A JPH08324763 A JP H08324763A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 異なったブランク材に対しても調整が容易で
あり、かつブランク材を静粛して整列させることができ
るようにしたこと。 【構成】 不整列なブランク材２を搬送させるコンベア
ベルト６４と、このコンベアベルト６４上に設置され
て、このコンベアベルトの幅方向に対する長さ及びコン
ベアベルトのベルト面に対する傾斜角度が調整可能に設
けられたじゃま板６９及び長さ調整板７４と、を有する
ものである。
あり、かつブランク材を静粛して整列させることができ
るようにしたこと。 【構成】 不整列なブランク材２を搬送させるコンベア
ベルト６４と、このコンベアベルト６４上に設置され
て、このコンベアベルトの幅方向に対する長さ及びコン
ベアベルトのベルト面に対する傾斜角度が調整可能に設
けられたじゃま板６９及び長さ調整板７４と、を有する
ものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、整列給材設備の整列
コンベア装置に関する。
コンベア装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】熱鍛ブランク材等の被加工部材を整列さ
せ、次工程へ供給する整列給材設備では、被加工部材を
整列させる整列装置としてパーツフィーダ方式の装置が
ある。このパーツフィーダ方式整列装置では、多数の被
加工部材を軌道上に載置させ、この軌道を振動させて被
加工部材を軌道に対し移動させ、この移動する間に多数
の被加工部材を整列させている。
せ、次工程へ供給する整列給材設備では、被加工部材を
整列させる整列装置としてパーツフィーダ方式の装置が
ある。このパーツフィーダ方式整列装置では、多数の被
加工部材を軌道上に載置させ、この軌道を振動させて被
加工部材を軌道に対し移動させ、この移動する間に多数
の被加工部材を整列させている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
整列装置では、軌道に振動を与えて被加工部材を振動さ
せるので、被加工部材同士が、更には被加工部材と軌道
が衝突して、騒音が大きくなってしまう。
整列装置では、軌道に振動を与えて被加工部材を振動さ
せるので、被加工部材同士が、更には被加工部材と軌道
が衝突して、騒音が大きくなってしまう。
【０００４】また、被加工部材の種類が異なる毎に、被
加工部材を整列させるためのアタッチメントを交換する
必要があり、異なった被加工部材に対する装置の調整が
煩雑となる。更に、装置の構造も複雑化し、コストも高
い。
加工部材を整列させるためのアタッチメントを交換する
必要があり、異なった被加工部材に対する装置の調整が
煩雑となる。更に、装置の構造も複雑化し、コストも高
い。
【０００５】この発明は、上述の事情を考慮してなされ
たものであり、異なった被加工部材に対しても調整が容
易であり、かつ被加工部材を静粛に整列させることがで
きる整列給材設備の整列コンベア装置を提供することを
目的とする。
たものであり、異なった被加工部材に対しても調整が容
易であり、かつ被加工部材を静粛に整列させることがで
きる整列給材設備の整列コンベア装置を提供することを
目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明は、不整列な被
加工部材を搬送させるコンベアベルトと、このコンベア
ベルト上に設置されて、このコンベアベルトの幅方向に
対する長さ、及び上記コンベアベルトのベルト面に対す
る傾斜角度が調整可能に設けられた板部材と、を有する
ものである。
加工部材を搬送させるコンベアベルトと、このコンベア
ベルト上に設置されて、このコンベアベルトの幅方向に
対する長さ、及び上記コンベアベルトのベルト面に対す
る傾斜角度が調整可能に設けられた板部材と、を有する
ものである。
【０００７】
【作用】従って、この発明に係る整列給材設備の整列コ
ンベア装置によれば、被加工部材はコンベアベルトより
搬送される間に、ベルト面に対し傾斜配置された板部材
上に乗り上がる。不安定姿勢の被加工部材は、この板部
材上でコンベアの搬送力及び重力の作用で反転し、安定
姿勢に整列される。このように、被加工部材を反転させ
て安定姿勢に整列させるので、被加工部材を振動させて
安定姿勢に整列する装置に比べ、被加工部材を静粛に整
列させることができる。
ンベア装置によれば、被加工部材はコンベアベルトより
搬送される間に、ベルト面に対し傾斜配置された板部材
上に乗り上がる。不安定姿勢の被加工部材は、この板部
材上でコンベアの搬送力及び重力の作用で反転し、安定
姿勢に整列される。このように、被加工部材を反転させ
て安定姿勢に整列させるので、被加工部材を振動させて
安定姿勢に整列する装置に比べ、被加工部材を静粛に整
列させることができる。
【０００８】また、板部材は、コンベアベルトの幅方向
に対する長さやベルト面に対する傾斜角度を容易に調整
できるので、異なった被加工物に対し装置を容易に調整
できる。
に対する長さやベルト面に対する傾斜角度を容易に調整
できるので、異なった被加工物に対し装置を容易に調整
できる。
【０００９】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図１は、この発明に係る整列給材設備の整列コ
ンベア装置の一実施例が適用されたブランク材整列・供
給装置及び不整列リターン装置を示す平面図である。図
２は、図１のブランク材整列・供給装置及び不整列リタ
ーン装置を示す正面図である。図３は、図２のIII 矢視
図である。図４（Ａ）は、図１の一部を拡大して示す拡
大図であり、図４（Ｂ）は、図４（Ａ）のIVB −IVB 線
に沿う断面図である。図５は、図１に示すじゃま板装置
を示す平面図である。図６は、図５のVI矢視図である。
図７は、図５のじゃま板装置の作用を示す作用図であ
る。図８は、図５のじゃま板装置の作用を示す作用図で
ある。
明する。図１は、この発明に係る整列給材設備の整列コ
ンベア装置の一実施例が適用されたブランク材整列・供
給装置及び不整列リターン装置を示す平面図である。図
２は、図１のブランク材整列・供給装置及び不整列リタ
ーン装置を示す正面図である。図３は、図２のIII 矢視
図である。図４（Ａ）は、図１の一部を拡大して示す拡
大図であり、図４（Ｂ）は、図４（Ａ）のIVB −IVB 線
に沿う断面図である。図５は、図１に示すじゃま板装置
を示す平面図である。図６は、図５のVI矢視図である。
図７は、図５のじゃま板装置の作用を示す作用図であ
る。図８は、図５のじゃま板装置の作用を示す作用図で
ある。
【００１０】整列給材設備は、熱鍛ブランク材２（図
１）等の被加工部材を収納箱単位で受け取り、被加工部
材２をそれぞれ整列させて、次工程の例えば加熱装置や
鍛造機へ円滑に供給するものである。この整列給材設備
は、収納箱反転装置、傾斜コンベア装置、ブランク材整
列・供給装置１４、不整列リターン装置１５及び配送シ
ュート装置１６を有して構成される。
１）等の被加工部材を収納箱単位で受け取り、被加工部
材２をそれぞれ整列させて、次工程の例えば加熱装置や
鍛造機へ円滑に供給するものである。この整列給材設備
は、収納箱反転装置、傾斜コンベア装置、ブランク材整
列・供給装置１４、不整列リターン装置１５及び配送シ
ュート装置１６を有して構成される。
【００１１】収納箱反転装置に、ブランク材２を収納し
た収納箱が載置された場合には、傾斜コンベア装置の振
分けシュートが作業者によってブランク材整列・供給装
置１４側へ首振りされ切換えられる。収納箱反転装置の
反転作動により、傾斜コンベア装置の傾斜コンベアバケ
ット内へ多数のブランク材２が供給されると、傾斜コン
ベア装置の傾斜コンベアがこれらのブランク材２を傾斜
コンベア装置のホッパへ搬送し、振分けシュートがブラ
ンク材整列・供給装置１４のブランク材整列コンベア５
７上へこれらのブランク材２を供給する。このブランク
材２は、後に詳説するように、ブランク材整列コンベア
５７のじゃま板装置６７にて安定姿勢に整列された後、
ブランク材シュート５８の振分けガイド７７Ａ及び７７
Ｂを経て配送シュート装置１６の 2階４７へ供給され、
次工程へ配送される。
た収納箱が載置された場合には、傾斜コンベア装置の振
分けシュートが作業者によってブランク材整列・供給装
置１４側へ首振りされ切換えられる。収納箱反転装置の
反転作動により、傾斜コンベア装置の傾斜コンベアバケ
ット内へ多数のブランク材２が供給されると、傾斜コン
ベア装置の傾斜コンベアがこれらのブランク材２を傾斜
コンベア装置のホッパへ搬送し、振分けシュートがブラ
ンク材整列・供給装置１４のブランク材整列コンベア５
７上へこれらのブランク材２を供給する。このブランク
材２は、後に詳説するように、ブランク材整列コンベア
５７のじゃま板装置６７にて安定姿勢に整列された後、
ブランク材シュート５８の振分けガイド７７Ａ及び７７
Ｂを経て配送シュート装置１６の 2階４７へ供給され、
次工程へ配送される。
【００１２】ブランク材整列コンベア５７のじゃま板装
置６７にて整列されなかった不安定姿勢のブランク材２
は、後述のように、ブランク材シュート５８の振分けガ
イド７７Ａ及び７７Ｂによって振分けられ、振分けガイ
ド面７８に沿ってブランク材リターンコンベア６０へ至
り、整列リターン装置１５を経て傾斜コンベア装置１２
の傾斜コンベアバケットへ戻される。
置６７にて整列されなかった不安定姿勢のブランク材２
は、後述のように、ブランク材シュート５８の振分けガ
イド７７Ａ及び７７Ｂによって振分けられ、振分けガイ
ド面７８に沿ってブランク材リターンコンベア６０へ至
り、整列リターン装置１５を経て傾斜コンベア装置１２
の傾斜コンベアバケットへ戻される。
【００１３】上記配送シュート１６は、斜め下方へ傾斜
したシュート底板４４が支持脚により、上記傾斜角度を
変更可能に支持されたものである。このシュート底板４
４は、図４（Ａ）に示す構造であり、ガイド部４７にて
ブランク材２が配送される。
したシュート底板４４が支持脚により、上記傾斜角度を
変更可能に支持されたものである。このシュート底板４
４は、図４（Ａ）に示す構造であり、ガイド部４７にて
ブランク材２が配送される。
【００１４】上記不整列リターン装置１５は、図１〜図
３に示すように、コンベアベルト５１が駆動プーリ５２
及び従動プーリ５３に巻き掛けられてコンベアフレーム
５４内に収容され、このコンベアフレーム５４が支持脚
５５にて支持されたものである。コンベアフレーム５４
の従動プーリ５３側にはガイドプレート５６が固着さ
れ、ブランク材整列・供給装置１４のブランク材リター
ンコンベア６０（後述）からのブランク材２をコンベア
ベルト５１上へ案内する。この不整列リターン装置１５
は、コンベアベルト５１上に載置された不整列状態のブ
ランク材２を、傾斜コンベア装置の傾斜コンベアバケッ
トへ戻す。
３に示すように、コンベアベルト５１が駆動プーリ５２
及び従動プーリ５３に巻き掛けられてコンベアフレーム
５４内に収容され、このコンベアフレーム５４が支持脚
５５にて支持されたものである。コンベアフレーム５４
の従動プーリ５３側にはガイドプレート５６が固着さ
れ、ブランク材整列・供給装置１４のブランク材リター
ンコンベア６０（後述）からのブランク材２をコンベア
ベルト５１上へ案内する。この不整列リターン装置１５
は、コンベアベルト５１上に載置された不整列状態のブ
ランク材２を、傾斜コンベア装置の傾斜コンベアバケッ
トへ戻す。
【００１５】さて、前記ブランク材整列・供給装置１４
は、図１から図３に示すように、ブランク材整列コンベ
ア５７（整列給材設備の整列コンベア装置）、ブランク
材シュート５８、ブランク材リターンシュート５９及び
ブランク材リターンコンベア６０を有して構成される。
このうち、ブランク材整列コンベア５７及びブランク材
リターンコンベア６０が支持脚６１により支持される。
前記傾斜コンベア装置１２の振分けシュート２６にて振
分けられたブランク材２が、ブランク材整列コンベア５
７のコンベアベルト６４（後述）へ供給される。
は、図１から図３に示すように、ブランク材整列コンベ
ア５７（整列給材設備の整列コンベア装置）、ブランク
材シュート５８、ブランク材リターンシュート５９及び
ブランク材リターンコンベア６０を有して構成される。
このうち、ブランク材整列コンベア５７及びブランク材
リターンコンベア６０が支持脚６１により支持される。
前記傾斜コンベア装置１２の振分けシュート２６にて振
分けられたブランク材２が、ブランク材整列コンベア５
７のコンベアベルト６４（後述）へ供給される。
【００１６】このブランク材整列コンベア５７は、ブラ
ンク材リターンコンベア６０とともに、傾斜コンベア装
置１２の長手方向に対し直角方向に配置される。ブラン
ク材整列コンベア５７は、駆動プーリ６２及び従動プー
リ６３間に巻き掛けられたコンベアベルト６４がコンベ
アフレーム６５内に収容され、このコンベアフレーム６
５には、コンベアベルト６４の両側にこのコンベアベル
ト６４に沿ってガイドプレート６６が固着され、このガ
イドプレート６６に複数のじゃま板装置６７及びストッ
パプレート６８がそれぞれ設置されて構成される。
ンク材リターンコンベア６０とともに、傾斜コンベア装
置１２の長手方向に対し直角方向に配置される。ブラン
ク材整列コンベア５７は、駆動プーリ６２及び従動プー
リ６３間に巻き掛けられたコンベアベルト６４がコンベ
アフレーム６５内に収容され、このコンベアフレーム６
５には、コンベアベルト６４の両側にこのコンベアベル
ト６４に沿ってガイドプレート６６が固着され、このガ
イドプレート６６に複数のじゃま板装置６７及びストッ
パプレート６８がそれぞれ設置されて構成される。
【００１７】コンベアベルト６４は、ブランク材２との
間で摩擦力の大きなゴムや樹脂等の材質で構成される。
また、じゃま板装置６７及びストッパプレート６８は、
このコンベアベルト６４の上方に配置される。
間で摩擦力の大きなゴムや樹脂等の材質で構成される。
また、じゃま板装置６７及びストッパプレート６８は、
このコンベアベルト６４の上方に配置される。
【００１８】図５及び図６に示すように、じゃま板装置
６７は、板部材としてのじゃま板６９を第１シャフト７
０で回転ブラケット７１に支持させ、この回転ブラケッ
ト７１を第２シャフト７２にて固定ブラケット７３に支
持させ、この固定ブラケット７３がガイドプレート６６
に固定可能とされたものである。じゃま板６９は、第２
シャフト７２及び回転ブラケット７１によって、コンベ
アベルト６４の進行方向に対する角度が調整され、第１
シャフト７０によって、コンベアベルト６４のベルト面
に対する鉛直方向の傾斜角度が調整される。また、じゃ
ま板６９には長さ調整板７４がスライド自在に配設され
て、コンベアベルト６４の幅方向に対するじゃま板装置
６７の長さが調整される。
６７は、板部材としてのじゃま板６９を第１シャフト７
０で回転ブラケット７１に支持させ、この回転ブラケッ
ト７１を第２シャフト７２にて固定ブラケット７３に支
持させ、この固定ブラケット７３がガイドプレート６６
に固定可能とされたものである。じゃま板６９は、第２
シャフト７２及び回転ブラケット７１によって、コンベ
アベルト６４の進行方向に対する角度が調整され、第１
シャフト７０によって、コンベアベルト６４のベルト面
に対する鉛直方向の傾斜角度が調整される。また、じゃ
ま板６９には長さ調整板７４がスライド自在に配設され
て、コンベアベルト６４の幅方向に対するじゃま板装置
６７の長さが調整される。
【００１９】傾斜コンベア装置の振分けシュートからブ
ランク材整列コンベア５７のコンベアベルト６４上へ供
給されたブランク材２のうち、安定姿勢にあるブランク
材２は、図７に示すように、じゃま板装置６７のじゃま
板６９及び長さ調整板７４上に半分程度乗り上がり、コ
ンベアベルト６４の搬送力によって自転しながら、じゃ
ま板６９及び長さ調整板７４に沿って移動し、やがてこ
れらのじゃま板等６９、７４から離れる。
ランク材整列コンベア５７のコンベアベルト６４上へ供
給されたブランク材２のうち、安定姿勢にあるブランク
材２は、図７に示すように、じゃま板装置６７のじゃま
板６９及び長さ調整板７４上に半分程度乗り上がり、コ
ンベアベルト６４の搬送力によって自転しながら、じゃ
ま板６９及び長さ調整板７４に沿って移動し、やがてこ
れらのじゃま板等６９、７４から離れる。
【００２０】また、ブランク材整列コンベア５７のコン
ベアベルト６４に供給されたブランク材２のうち、不安
定姿勢にあるブランク材２は、図８に示すように、じゃ
ま板６９及び長さ調整板７４に全部あるいは半分程度乗
り上がり、コンベアベルト６４からの搬送力とブランク
材２の自重の作用で、反転して安定姿勢に整列される。
その後、この安定姿勢のブランク材には、図７と同様に
移動して、コンベアベルト６４により搬送される。
ベアベルト６４に供給されたブランク材２のうち、不安
定姿勢にあるブランク材２は、図８に示すように、じゃ
ま板６９及び長さ調整板７４に全部あるいは半分程度乗
り上がり、コンベアベルト６４からの搬送力とブランク
材２の自重の作用で、反転して安定姿勢に整列される。
その後、この安定姿勢のブランク材には、図７と同様に
移動して、コンベアベルト６４により搬送される。
【００２１】ストッパプレート６８は、図１に示すよう
に、ブランク材整列コンベア５７の後端部に、コンベア
ベルト６４の進行方向に対し傾斜して設置され、コンベ
アベルト６４上のブランク材２をせき止めて、ブランク
材シュート５８へ順次供給する。
に、ブランク材整列コンベア５７の後端部に、コンベア
ベルト６４の進行方向に対し傾斜して設置され、コンベ
アベルト６４上のブランク材２をせき止めて、ブランク
材シュート５８へ順次供給する。
【００２２】このブランク材シュート５８は、図１、３
に示すように、ブランク材整列コンベア５７から配送シ
ュート１６へ向かい斜め下方へ傾斜して設置される。こ
のブランク材シュート５８は、図４（Ａ）に示すよう
に、シュート底板７５の上方両側にワークガイド７６が
設置され、シュート底板７５の前方に振分けガイド７７
Ａ及び７７Ｂが取り付けられたものである。これらの振
分けガイド７７Ａ及び７７Ｂには振分けガイド面７８が
湾曲して形成されるとともに、両振分けガイド７７Ａ及
び７７Ｂ間の隙間は、安定姿勢のブランク材２の小径部
２Ａを通過可能とする寸法に設定される。
に示すように、ブランク材整列コンベア５７から配送シ
ュート１６へ向かい斜め下方へ傾斜して設置される。こ
のブランク材シュート５８は、図４（Ａ）に示すよう
に、シュート底板７５の上方両側にワークガイド７６が
設置され、シュート底板７５の前方に振分けガイド７７
Ａ及び７７Ｂが取り付けられたものである。これらの振
分けガイド７７Ａ及び７７Ｂには振分けガイド面７８が
湾曲して形成されるとともに、両振分けガイド７７Ａ及
び７７Ｂ間の隙間は、安定姿勢のブランク材２の小径部
２Ａを通過可能とする寸法に設定される。
【００２３】従って、図１に示すように、ブランク材シ
ュート５８のシュート底板７５上に供給されたブランク
材２は、安定姿勢の整列したブランク材２が振分けガイ
ド７７Ａ及び７７Ｂ間の隙間を通って配送シュート装置
１６のシュート底板４４におけるガイド部４７へ供給さ
れる（図４（Ｂ））。また、不安定姿勢の不整列なブラ
ンク材２は、その大径部２Ｂが振分けガイド面７８に衝
突し、この振分けガイド面７８に沿ってブランク材リタ
ーンコンベア６０のコンベアベルト８１へ搬送される。
ュート５８のシュート底板７５上に供給されたブランク
材２は、安定姿勢の整列したブランク材２が振分けガイ
ド７７Ａ及び７７Ｂ間の隙間を通って配送シュート装置
１６のシュート底板４４におけるガイド部４７へ供給さ
れる（図４（Ｂ））。また、不安定姿勢の不整列なブラ
ンク材２は、その大径部２Ｂが振分けガイド面７８に衝
突し、この振分けガイド面７８に沿ってブランク材リタ
ーンコンベア６０のコンベアベルト８１へ搬送される。
【００２４】このブランク材リターンコンベア６０は、
図１から図３に示すように、駆動プーリ７９及び従動プ
ーリ８０に巻き掛けられたコンベアベルト８１がコンベ
アフレーム８２内に収容され、このコンベアフレーム８
２が支持台６１に支持されたものである。このブランク
材リターンコンベア６０は、ブランク材シュート５８か
ら不整列リターン装置１５のガイドプレート５６へ至っ
て傾斜して配置される。このブランク材リターンコンベ
ア６０によって搬送された不安定姿勢の不整列なブラン
ク材２が、不整列リターン装置１５へ戻される。
図１から図３に示すように、駆動プーリ７９及び従動プ
ーリ８０に巻き掛けられたコンベアベルト８１がコンベ
アフレーム８２内に収容され、このコンベアフレーム８
２が支持台６１に支持されたものである。このブランク
材リターンコンベア６０は、ブランク材シュート５８か
ら不整列リターン装置１５のガイドプレート５６へ至っ
て傾斜して配置される。このブランク材リターンコンベ
ア６０によって搬送された不安定姿勢の不整列なブラン
ク材２が、不整列リターン装置１５へ戻される。
【００２５】ブランク材リターンシュート５９は、ブラ
ンク材整列コンベア５７のストッパプレート６８の前方
とブランク材リターンコンベア６０とを連結するシュー
トであり、ストッパプレート６０にて多数のブランク材
がせき止められ、許容量を越えたときに、これらのブラ
ンク材２をリターンコンベア６０へ供給し、不整列リタ
ーン装置１５を介して傾斜コンベア１２の傾斜コンベア
バケット２０へ戻すものである。
ンク材整列コンベア５７のストッパプレート６８の前方
とブランク材リターンコンベア６０とを連結するシュー
トであり、ストッパプレート６０にて多数のブランク材
がせき止められ、許容量を越えたときに、これらのブラ
ンク材２をリターンコンベア６０へ供給し、不整列リタ
ーン装置１５を介して傾斜コンベア１２の傾斜コンベア
バケット２０へ戻すものである。
【００２６】上記実施例によれば、ブランク材整列・供
給装置１４のブランク材整列コンベア５７は、コンベア
ベルト６４の上方にじゃま板装置６７を設置し、このじ
ゃま板装置６７が、じゃま板６９をコンベアベルト６４
のベルト面に対し傾斜して配置させ、コンベアベルト６
４によって搬送されたブランク材２をじゃま板６９に乗
り上げさせ、重力の作用で不安定姿勢から安定姿勢へ整
列させるので、ブランク材２を振動させて安定姿勢に整
列させる装置に比べ、ブランク材２を静粛に整列させる
ことができる。
給装置１４のブランク材整列コンベア５７は、コンベア
ベルト６４の上方にじゃま板装置６７を設置し、このじ
ゃま板装置６７が、じゃま板６９をコンベアベルト６４
のベルト面に対し傾斜して配置させ、コンベアベルト６
４によって搬送されたブランク材２をじゃま板６９に乗
り上げさせ、重力の作用で不安定姿勢から安定姿勢へ整
列させるので、ブランク材２を振動させて安定姿勢に整
列させる装置に比べ、ブランク材２を静粛に整列させる
ことができる。
【００２７】また、じゃま板装置６７は、じゃま板６９
及び長さ調整板７４並びに第２シャフト７２を用いてコ
ンベアベルト６４の幅方向に対する長さを調整でき、第
１シャフト７０を用いてコンベアベルト６４のベルト面
に対する鉛直方向傾斜角を調整できるので、ブランク材
２の種類に応じた装置の変更を簡単に実施できる。
及び長さ調整板７４並びに第２シャフト７２を用いてコ
ンベアベルト６４の幅方向に対する長さを調整でき、第
１シャフト７０を用いてコンベアベルト６４のベルト面
に対する鉛直方向傾斜角を調整できるので、ブランク材
２の種類に応じた装置の変更を簡単に実施できる。
【００２８】更に、このブランク材整列コンベア５７
は、コンベアベルト６４の上方にじゃま板装置６７を配
置したものであることから、振動部材を用いて整列させ
るパーツフィーダ方式の装置に比べ構造を簡素化でき、
コストを低減させることができる。
は、コンベアベルト６４の上方にじゃま板装置６７を配
置したものであることから、振動部材を用いて整列させ
るパーツフィーダ方式の装置に比べ構造を簡素化でき、
コストを低減させることができる。
【００２９】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る整列給材
設備の整列コンベア装置によれば、複雑な形状、異なっ
た形状の被加工部材に対しても調整が容易であり、かつ
被加工部材を静粛に整列させることができる。
設備の整列コンベア装置によれば、複雑な形状、異なっ
た形状の被加工部材に対しても調整が容易であり、かつ
被加工部材を静粛に整列させることができる。
【図１】図１は、この発明に係る整列給材設備の整列コ
ンベア装置の一実施例が適用されたブランク材整列・供
給装置及び不整列リターン装置を示す平面図である。
ンベア装置の一実施例が適用されたブランク材整列・供
給装置及び不整列リターン装置を示す平面図である。
【図２】図２は、図１のブランク材整列・供給装置及び
不整列リターン装置を示す正面図である。
不整列リターン装置を示す正面図である。
【図３】図３は、図２のIII 矢視図である。
【図４】図４（Ａ）は、図１の一部を拡大して示す拡大
図であり、図４（Ｂ）は、図４（Ａ）のIVB −IVB 線に
沿う断面図である。
図であり、図４（Ｂ）は、図４（Ａ）のIVB −IVB 線に
沿う断面図である。
【図５】図５は、図１に示すじゃま板装置を示す平面図
である。
である。
【図６】図６は、図５のVI矢視図である。
【図７】図７は、図５のじゃま板装置の作用を示す作用
図である。
図である。
【図８】図８は、図５のじゃま板装置の作用を示す作用
図である。
図である。
１５ ブランク材整列・供給装置 ５７ ブランク整列コンベア ６４ コンベアベルト ６７ じゃま板装置 ６９ じゃま板 ７０ 第１シャフト ７１ 回転ブラケット ７２ 第２シャフト ７３ 固定ブラケット ７４ 長さ調整板
Claims (2)
- 【請求項１】 不整列な被加工部材を搬送させるコンベ
アベルトと、このコンベアベルト上に設置されて、この
コンベアベルトの幅方向に対する長さ、及び上記コンベ
アベルトのベルト面に対する傾斜角度が調整可能に設け
られた板部材と、を有することを特徴とする整列給材設
備の整列コンベア装置。 - 【請求項２】 上記コンベアベルトは、被加工部材との
間で摩擦力の大きな材質に構成された請求項１に記載の
整列給材設備の整列コンベア装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7160186A JPH08324763A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 整列給材設備の整列コンベア装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7160186A JPH08324763A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 整列給材設備の整列コンベア装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08324763A true JPH08324763A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=15709689
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7160186A Withdrawn JPH08324763A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 整列給材設備の整列コンベア装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08324763A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100430835B1 (ko) * | 1995-03-30 | 2004-08-04 | 머쉰 빌더스 앤드 디자인 | 물체를뒤집고배치하는장치및방법 |
| JP2009102106A (ja) * | 2007-10-22 | 2009-05-14 | Seiko Epson Corp | 部品供給装置および部品供給方法 |
| CN103482343A (zh) * | 2013-08-29 | 2014-01-01 | 浙江冠军机电科技有限公司 | 烫粘饰品输送机构 |
| CN105692146A (zh) * | 2016-03-22 | 2016-06-22 | 横店集团东磁股份有限公司 | 一种应用于输送线的瓦状工件翻转规正机构及实现方法 |
| CN105836354A (zh) * | 2016-04-20 | 2016-08-10 | 北京信息科技大学 | 上药输送装置 |
| CN112693704A (zh) * | 2019-10-23 | 2021-04-23 | 上海昱庄机械科技有限公司 | 高速机器人装箱机构 |
| CN113247580A (zh) * | 2021-06-22 | 2021-08-13 | 江苏绿和环境科技有限公司 | 一种用于砌块的输送装置 |
-
1995
- 1995-06-05 JP JP7160186A patent/JPH08324763A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020806 |