JP2565780Y2 - 搬送物落下防止柵を具えた載荷台 - Google Patents
搬送物落下防止柵を具えた載荷台Info
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- JP2565780Y2 JP2565780Y2 JP4052693U JP4052693U JP2565780Y2 JP 2565780 Y2 JP2565780 Y2 JP 2565780Y2 JP 4052693 U JP4052693 U JP 4052693U JP 4052693 U JP4052693 U JP 4052693U JP 2565780 Y2 JP2565780 Y2 JP 2565780Y2
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- Japan
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- loading
- frame
- fall prevention
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- prevention fence
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、物流センター、配送セ
ンター、倉庫等において物品の仕分搬送に好適な搬送装
置において、載荷された物品を落下させることなく目的
位置まで搬送させることができる載荷台に関するもので
ある。
ンター、倉庫等において物品の仕分搬送に好適な搬送装
置において、載荷された物品を落下させることなく目的
位置まで搬送させることができる載荷台に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】載荷された物品を目的位置まで搬送する
に際し、水平面又は立面内を循環する載荷台は、実願平
3−92955号の明細書及び図面に開示されている。
図4に示されるように、載荷台枠32は、後傾姿勢に保
たれているか、又は、水平姿勢に保たれている。そし
て、目的位置に達した載荷台枠32は、図5に示される
ように、シリンダ34によって前方に下傾し、プーリ3
6,38間に懸回された無端ベルト39が回転駆動され
る摩擦プーリ40に圧接されて載荷された物品を放荷す
る。
に際し、水平面又は立面内を循環する載荷台は、実願平
3−92955号の明細書及び図面に開示されている。
図4に示されるように、載荷台枠32は、後傾姿勢に保
たれているか、又は、水平姿勢に保たれている。そし
て、目的位置に達した載荷台枠32は、図5に示される
ように、シリンダ34によって前方に下傾し、プーリ3
6,38間に懸回された無端ベルト39が回転駆動され
る摩擦プーリ40に圧接されて載荷された物品を放荷す
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、転がりやすい
形状の物品、例えば、筒状の物品を搬送する場合には、
載荷台枠32が水平姿勢又は後傾姿勢にあっても、載荷
台枠32からその物品が落下する危険がある。
形状の物品、例えば、筒状の物品を搬送する場合には、
載荷台枠32が水平姿勢又は後傾姿勢にあっても、載荷
台枠32からその物品が落下する危険がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、循環する支持
枠に物品放荷方向に後傾及び前傾自在に支持された載荷
台枠と、前記支持枠と前記載荷台枠との支持位置の後位
において前記支持枠に中間部位を前後方向揺動自在に取
付けるとともに後端部を前記載荷台枠に連結し前端部の
前記載荷台枠の前端より前方に突出した位置に前記載荷
台枠の後傾及び前傾時に前記載荷台枠の載荷面より出没
する落下防止杆を横設した落下防止柵と、を有する搬送
物落下防止柵を具えた載荷台により前記課題を解決し
た。
枠に物品放荷方向に後傾及び前傾自在に支持された載荷
台枠と、前記支持枠と前記載荷台枠との支持位置の後位
において前記支持枠に中間部位を前後方向揺動自在に取
付けるとともに後端部を前記載荷台枠に連結し前端部の
前記載荷台枠の前端より前方に突出した位置に前記載荷
台枠の後傾及び前傾時に前記載荷台枠の載荷面より出没
する落下防止杆を横設した落下防止柵と、を有する搬送
物落下防止柵を具えた載荷台により前記課題を解決し
た。
【0005】
【作用】支持枠が循環して物品を搬送しているとき、載
荷台枠は後傾姿勢にあって、落下防止柵の落下防止杆が
載荷台枠の載荷面より上位にある。物品は落下防止柵の
落下防止杆により落下することを阻止されている。載荷
台が目的位置に達すると、載荷台枠は前傾させられる。
本発明では、支持枠と載荷台枠との支持位置の後位にお
いて支持枠に落下防止柵の中間部位を前後方向揺動自在
に取付けるとともに後端部を前記載荷台枠に連結し、前
端部の載荷台枠の前端より前方に突出した位置に載荷台
枠の載荷面より出没する落下防止杆を横設したので、落
下防止柵の前端部が載荷台枠の前端より大きく揺動し、
載荷台枠が前傾姿勢になったとき、落下防止柵の前端部
の落下防止杆は載荷台枠の載荷面より下位に傾動する。
そして、載荷面上の物品はその目的位置において放荷さ
れる。
荷台枠は後傾姿勢にあって、落下防止柵の落下防止杆が
載荷台枠の載荷面より上位にある。物品は落下防止柵の
落下防止杆により落下することを阻止されている。載荷
台が目的位置に達すると、載荷台枠は前傾させられる。
本発明では、支持枠と載荷台枠との支持位置の後位にお
いて支持枠に落下防止柵の中間部位を前後方向揺動自在
に取付けるとともに後端部を前記載荷台枠に連結し、前
端部の載荷台枠の前端より前方に突出した位置に載荷台
枠の載荷面より出没する落下防止杆を横設したので、落
下防止柵の前端部が載荷台枠の前端より大きく揺動し、
載荷台枠が前傾姿勢になったとき、落下防止柵の前端部
の落下防止杆は載荷台枠の載荷面より下位に傾動する。
そして、載荷面上の物品はその目的位置において放荷さ
れる。
【0006】
【実施例】図1乃至図3は本考案による、搬送物落下防
止柵を具えた載荷台の一実施例を示し、図1は斜視図、
図2は後傾姿勢にある載荷台の側面図、図3は前傾姿勢
にある載荷台の側面図である。
止柵を具えた載荷台の一実施例を示し、図1は斜視図、
図2は後傾姿勢にある載荷台の側面図、図3は前傾姿勢
にある載荷台の側面図である。
【0007】載荷台10は、載荷台枠12と支持枠14
とを有してなる。載荷台枠12は、ピボット軸13によ
って支持枠14に回動可能に支持されており、支持枠1
4とともに後傾付勢されて平面内又は立面内を循環す
る。載荷台枠12の前端及び後端には小径プーリ16,
18が回転自在に取り付けられ、両プーリ間には載荷面
20を形成する無端ベルト19が懸回されている。各々
の放荷位置には、従来のように、回転駆動される摩擦ロ
ーラを具えた回転軸と、載荷台枠を前傾させるシリンダ
装置が設けられている。シリンダ装置が作動すると、摩
擦ローラが無端ベルト19に押圧され、載荷面20上の
物品が放荷される。
とを有してなる。載荷台枠12は、ピボット軸13によ
って支持枠14に回動可能に支持されており、支持枠1
4とともに後傾付勢されて平面内又は立面内を循環す
る。載荷台枠12の前端及び後端には小径プーリ16,
18が回転自在に取り付けられ、両プーリ間には載荷面
20を形成する無端ベルト19が懸回されている。各々
の放荷位置には、従来のように、回転駆動される摩擦ロ
ーラを具えた回転軸と、載荷台枠を前傾させるシリンダ
装置が設けられている。シリンダ装置が作動すると、摩
擦ローラが無端ベルト19に押圧され、載荷面20上の
物品が放荷される。
【0008】載荷台10はさらに、落下防止柵22を有
する。落下防止柵22は、ピボット軸13より後位且つ
上位のピボット軸24によって中間部位を支持枠14に
前後方向自在に取付けられた一対の支持杆26,26
と、この支持杆26,26の前端部に固着された横杆、
すなわち、落下防止杆28からなる。一対の支持杆2
6,26の後端部は、載荷台枠12のピボット軸30に
対して回転及び摺動ができるように、長穴によって載荷
台枠12に連結されている。従って、載荷台枠12が後
傾姿勢にあるとき、落下防止柵22の支持杆26,26
も後傾姿勢にあって、落下防止杆28が載荷台枠12の
載荷面20より上位に位置する。
する。落下防止柵22は、ピボット軸13より後位且つ
上位のピボット軸24によって中間部位を支持枠14に
前後方向自在に取付けられた一対の支持杆26,26
と、この支持杆26,26の前端部に固着された横杆、
すなわち、落下防止杆28からなる。一対の支持杆2
6,26の後端部は、載荷台枠12のピボット軸30に
対して回転及び摺動ができるように、長穴によって載荷
台枠12に連結されている。従って、載荷台枠12が後
傾姿勢にあるとき、落下防止柵22の支持杆26,26
も後傾姿勢にあって、落下防止杆28が載荷台枠12の
載荷面20より上位に位置する。
【0009】そして、載荷台10が目的位置に到達して
シリンダ装置により載荷台枠12が前傾姿勢に下傾させ
られると、それぞれのピボット軸13,24,30が直
線上に整列し、落下防止柵22の落下防止杆28は載荷
台枠12の載荷面20より下位に移動する。無端ベルト
19が摩擦ローラによって回転駆動されると、載荷面2
0上の物品はその目的位置において放荷される。
シリンダ装置により載荷台枠12が前傾姿勢に下傾させ
られると、それぞれのピボット軸13,24,30が直
線上に整列し、落下防止柵22の落下防止杆28は載荷
台枠12の載荷面20より下位に移動する。無端ベルト
19が摩擦ローラによって回転駆動されると、載荷面2
0上の物品はその目的位置において放荷される。
【0010】図示の如く、落下防止柵22の支持杆26
は湾曲しており、支持枠14と載荷台枠12との間のピ
ボット軸13がストッパの役目を果たす。また、このピ
ボット軸13は、支持杆26が思案点を越えて回動する
ことを阻止する機能を有する。
は湾曲しており、支持枠14と載荷台枠12との間のピ
ボット軸13がストッパの役目を果たす。また、このピ
ボット軸13は、支持杆26が思案点を越えて回動する
ことを阻止する機能を有する。
【0011】以上の実施例では、落下防止柵22を載荷
台枠12に対して回動可能且つ摺動可能に支持したが、
落下防止柵22を支持枠14に対して、又は、載荷台枠
12を支持枠14に対して回動可能且つ摺動可能に支持
し、他のピボット軸が回動のみ行なわせるように構成し
ても差し支えない。
台枠12に対して回動可能且つ摺動可能に支持したが、
落下防止柵22を支持枠14に対して、又は、載荷台枠
12を支持枠14に対して回動可能且つ摺動可能に支持
し、他のピボット軸が回動のみ行なわせるように構成し
ても差し支えない。
【0012】
【考案の効果】本考案では、物品の搬送時には落下防止
柵の落下防止杆が載荷台枠の載荷面より上位に位置し、
目的位置において載荷台枠が下傾したときに、落下防止
柵の落下防止杆が載荷台枠の載荷面より下位に回避する
ように、落下防止柵の前端部の載荷台枠の前端より前方
に突出した位置に載荷台枠の後傾及び前傾時に載荷台枠
の載荷面より出没する落下防止杆を横設したしたことか
ら、転がりやすい形状の物品であっても、搬送中に落下
を完全に阻止することができる。また、載荷台枠の下傾
動作に連動して落下防止柵が作動して落下防止杆が載荷
面より下位に移動するので、誤動作の心配がなく、駆動
モータやエアシリンダ等の駆動装置を必要としない。
柵の落下防止杆が載荷台枠の載荷面より上位に位置し、
目的位置において載荷台枠が下傾したときに、落下防止
柵の落下防止杆が載荷台枠の載荷面より下位に回避する
ように、落下防止柵の前端部の載荷台枠の前端より前方
に突出した位置に載荷台枠の後傾及び前傾時に載荷台枠
の載荷面より出没する落下防止杆を横設したしたことか
ら、転がりやすい形状の物品であっても、搬送中に落下
を完全に阻止することができる。また、載荷台枠の下傾
動作に連動して落下防止柵が作動して落下防止杆が載荷
面より下位に移動するので、誤動作の心配がなく、駆動
モータやエアシリンダ等の駆動装置を必要としない。
【図1】本考案による、搬送物落下防止柵を具えた載荷
台の一実施例を示す斜視図である。
台の一実施例を示す斜視図である。
【図2】後傾姿勢にある図1の載荷台の側面図である。
【図3】前傾姿勢にある図1の載荷台の側面図である。
【図4】従来の載荷台の斜視図である。
【図5】図4の載荷台の下傾動作を説明する側面図であ
る。
る。
10 載荷台 12 載荷台枠 14 支持枠 20 載荷面 22 落下防止柵 26 支持杆 28 落下防止杆
Claims (1)
- 【請求項1】 循環する支持枠に物品放荷方向に後傾及
び前傾自在に支持された載荷台枠と、前記支持枠と前記
載荷台枠との支持位置の後位において前記支持枠に中間
部位を前後方向揺動自在に取付けるとともに後端部を前
記載荷台枠に連結し前端部の前記載荷台枠の前端より前
方に突出した位置に前記載荷台枠の後傾及び前傾時に前
記載荷台枠の載荷面より出没する落下防止杆を横設した
落下防止柵と、を有する搬送物落下防止柵を具えた載荷
台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4052693U JP2565780Y2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 搬送物落下防止柵を具えた載荷台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4052693U JP2565780Y2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 搬送物落下防止柵を具えた載荷台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH078330U JPH078330U (ja) | 1995-02-07 |
JP2565780Y2 true JP2565780Y2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=12582932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4052693U Expired - Fee Related JP2565780Y2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 搬送物落下防止柵を具えた載荷台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2565780Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5671667B2 (ja) * | 2011-07-04 | 2015-02-18 | 松宝産業株式会社 | 車椅子の乗降支援装置 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP4052693U patent/JP2565780Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH078330U (ja) | 1995-02-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |