JP2910992B2 - 仕分けコンベヤ装置の搬送アーム及び該搬送アームを用いた仕分けコンベヤ装置 - Google Patents

仕分けコンベヤ装置の搬送アーム及び該搬送アームを用いた仕分けコンベヤ装置

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JP2910992B2 JP32402196A JP32402196A JP2910992B2 JP 2910992 B2 JP2910992 B2 JP 2910992B2 JP 32402196 A JP32402196 A JP 32402196A JP 32402196 A JP32402196 A JP 32402196A JP 2910992 B2 JP2910992 B2 JP 2910992B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、馬鈴薯、人参、玉
葱等の野菜、林檎や蜜柑等の果物等の農産物、玉子等の
畜産物、その他、各種の部品等の工業製品等(以下、こ
れらを総称して「搬送物」と云う。)を、同一品種、大
小、長短等の種類別に仕分けるコンベヤ装置に好適に用
いられる搬送アーム、及びその搬送アームを用いた仕分
けコンベヤ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記したような搬送物を、コンベヤの進
行方向に多数備えられ略水平の搬送姿勢に保持された搬
送アームに載せて搬送し、搬送途中において該アームを
回動させて搬送物を落下排出する仕分けコンベヤ装置が
従来から知られている。
【0003】この装置は、例えば特開昭57−1970
75号公報、特開昭58−135026号公報等に開示
されるように、無端状のコンベヤチェーンの側部に多数
の搬送アームを等間隔毎に取り付けると共に、各アーム
を略水平の搬送姿勢に保持して前記コンベヤチェーンの
走行路と平行なベルト状の搬送路を形成し、且つ各アー
ムは略水平の搬送姿勢から略垂直な排出姿勢に回動自在
に枢着する一方、搬送アームの一部分と係合して該アー
ムを水平姿勢に保持する係合機構と、コンベヤの搬送移
動と同期して送られる仕分け排出信号により前記係合機
構から所要数のアームの係合を解放する排出作動装置と
を備え、搬送物を上記搬送路上に載せて搬送し、適宜位
置の仕分け排出部で搬送アームを回動させて排出姿勢と
し搬送物を落下排出するように構成されている。
【0004】またこの種装置に用いるのに適した搬送ア
ームとして、硬質合成樹脂等により成形されたスラット
状受板からなるアーム本体の上部に、樹脂製の被着部材
を被着してなり、該被着部材は、アーム本体の上部を包
み込む表皮部の上表面に多数の立毛を形成し、且つ該多
数の立毛は可撓性・弾性を有して搬送物の重量支持によ
り適度に撓むように構成したものも公知である(実開昭
58−144514号公報等参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら従来の装置
は、硬質材料で一体成形された搬送アームを略水平に保
持して搬送路を形成するので、該搬送路に落下供給され
る搬送物に対する衝撃が大きく、搬送物を傷める虞れが
あった。
【0006】また従来の装置は、略水平姿勢にある搬送
アームを瞬時に回動させて搬送物を落下排出するので、
搬送物に対する排出時の衝撃が大きく、搬送物を傷める
虞れがあった。
【0007】さらにこの種装置では通常、上記多数の搬
送アームからなる搬送路(第一搬送路)の下方に、該第
一搬送路で仕分け排出された搬送物を、箱詰め等の次の
作業工程へ搬送する第二搬送路(ベルトコンベヤ)が、
上記第一搬送路と直交するよう配設されており、また上
記第一搬送路は必要に応じて複数条が適宜間隔をおいて
平行に配設される。このように複数条の第一搬送路を備
えた場合、第二搬送路は複数の落下排出位置を通過する
ことになるので、搬送アームと第二搬送路の搬送面との
間には、排出姿勢にある搬送アームに第二搬送路上の搬
送物が当たらない程度の上下差を確保するのが一般的で
ある。しかし乍ら、前記した上下差が大きいほど、搬送
アームから落下排出される搬送物は損傷しやすくなるた
め、この上下差は少ないほど有効となる。特に大きさに
ばらつきが多い場合には、前記問題が顕著になる。
【0008】本発明は上記したような従来技術の欠点を
解消するべくなされたものであり、搬送路への供給時、
仕分け排出時、仕分け後の搬送中等において搬送物にか
かる落下衝撃等を緩衝せしめて、前述した農産物,畜産
物,工業製品等の仕分け作業に好適に用いられる仕分け
コンベヤ装置及びその搬送アームを提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明の搬送アームは、請求項1記載のように、複
数のブロックを回動自在に連結して多関節構造のアーム
本体を形成し、各ブロックには、アーム先端側に隣接す
るブロックの下方への回動(ブロック下面側への回動)
を規制する係止片を設け、アーム基端部のブロックはコ
ンベヤチェーンの側部に回動自在に枢着し、且つ該基端
ブロックには、コンベヤチェーンに配した係合機構に係
合して該ブロックを略水平に保持する被係合部を設け、
該被係合部が前記係合機構に係合するとアーム本体が略
水平な搬送姿勢に保持される一方、前記係合が外れると
アーム本体が下方へ回動して搬送物を落下排出するよう
構成したことを要旨とする。
【0010】このように形成すると、被係合部と係合機
構の係合により略水平に支持された基端部のアームブロ
ックの係止片が、アーム先端側に隣接するアームブロッ
クの下方への回動を規制するをもって該アームブロック
を略水平に支持し、さらに各ブロックの係止片が同様に
してアーム先端側に隣接するブロックを略水平に支持す
ることで、多関節構造のアーム本体が略水平の搬送姿勢
に保持され、該搬送姿勢に保持された多数の搬送アーム
により、コンベヤチェーンの走行路と平行なベルト状の
搬送路が形成される。この搬送路に搬送物が落下供給さ
れると、該搬送物の大きさに応じて1又は複数の搬送ア
ームがその搬送物を支承して搬送するようになるが、該
搬送物が搬送アームに載った時、多関節構造であるアー
ム本体の各アームブロックが上方へ若干回動してクッシ
ョン性が働き、該搬送物にかかる落下供給時の衝撃を和
らげると共に、該搬送物をアーム本体中央域に寄せるよ
うにして転がり落下を防止する。また、搬送物が載った
搬送アームは搬送物の重量により撓み変形し、搬送物が
載っていない前後の搬送アームより若干下方に位置する
ようになるので、搬送物の前後方向(搬送方向)への転
がりも防止する。搬送される搬送物が落下排出位置に至
ると、該搬送物を支承する所要数の搬送アームの被係合
部と係合機構の係合が外れて搬送アームが下方へ回動
し、該搬送アームによって支承されていた搬送物は落下
排出される。
【0011】而して本発明によれば、多数のアーム本体
をコンベヤチェーンに取り付けると共に、各アーム本体
の被係合部を夫々係合機構に係合させてセットすれば、
コンベヤチェーンの走行路と平行なベルト状の搬送路が
形成される。夫々のアーム本体は、回動自在に連結した
複数のアームブロックを、各ブロックに設けた係止片に
より所定角度に支持して略水平の搬送姿勢を保持される
ので、各アーム本体ごとの搬送姿勢のばらつきが小さ
く、微調整作業等はほとんど必要ない。また、係合機構
による基端ブロックの支持を解除すれば、アーム本体は
速やかに下方へ回動して搬送物の落下排出姿勢をなし、
該回動には係止片は関与しない。また上記搬送アーム
は、用いるアームブロックの数を増減することで、アー
ム本体の長さを容易に変更できる。
【0012】また、落下排出位置の下方に、先端部のア
ームブロックが略水平に支持されるような支持面を形成
し、その支持面に連続するよう第二搬送路を形成すれ
ば、落下排出姿勢にある搬送アームは、基端部のブロッ
クが下方へ回動した略垂直な姿勢にあり、先端部のブロ
ックが第二搬送路上に載承されて略水平な姿勢にあり、
両者の中間にあるブロックが所定角度に傾斜した姿勢を
なし、基端から先端に向けて滑らかなスロープ形状を呈
するようになる。搬送物はそのスロープを転がって第二
搬送路に供給されるので、搬送物に対する落下排出時の
衝撃を和らげることができる。また、落下排出位置の下
方に上記支持面を形成せず、排出姿勢にある搬送アーム
の先端ブロックと第二搬送路との間に隙間(上下差)が
生じるようにした場合、該第二搬送路の後方から搬送さ
れてくる搬送物は、先端側のアームブロックにぶつかっ
たとしても、該ブロックのみを持ち上げれば前方へ搬送
される。すなわち、第二搬送路上の搬送物が排出姿勢に
ある搬送アームの先端にぶつかる場合、該搬送物にかか
る負担は先端側のアームブロックのみを持ち上げるもの
であり、アーム本体が一体であり、該アーム本体全体を
持ち上げなければならない従来の搬送アームに比べ、搬
送物にかかる負担が低減される。
【0013】上記係止片は、アームブロックにおけるア
ーム本体先端側の端部に、同先端側に隣接するアームブ
ロックの下面に当接するよう突設することができるが、
その突設角度をアームブロックとほぼ平行にすれば、相
隣れるアームブロック同士がほぼ水平に支持され、すな
わち、搬送姿勢にあるアーム本体がほぼ直線状に保持さ
れることとなる。
【0014】この場合、搬送路に落下供給される搬送物
が転がり易いので、本発明の請求項2に記載のように、
係止片を傾斜させて突設して、隣接するアームブロック
が所定角度に係止されるようになし、さらに係止片には
隣接するアームブロックへの当り角度を調整できる調整
子を設けて、隣接するアームブロックの係止角度を調整
可能とし、上記搬送姿勢に保持された搬送アーム本体が
その先端部と基端部に対し中央部がやや低い撓み形状に
保持されるよう形成すると良い。
【0015】このように形成すると、多数の搬送アーム
で形成される搬送路が、その幅方向(左右方向)両端部
に対し同中央部がやや低い撓み形状となり、略棒状,略
球状等の転がりやすい搬送物を、搬送路の略中央部にて
安定させて搬送することができるようになる。
【0016】また本発明の仕分けコンベヤ装置は、請求
項3記載のように、無端状のコンベヤチェーンの側部
に、請求項1または請求項2記載の搬送アームを等間隔
毎に取り付けると共に、各搬送アームを略水平の搬送姿
勢に保持して前記コンベヤチェーンの走行路と平行なベ
ルト状の第一搬送路を形成する一方、該第一搬送路中の
所定箇所の搬送アームを下方へ回動させて搬送物を落下
排出し、さらに該落下排出位置の下方には、排出された
搬送物を所定方向へ搬送する第二搬送路を備えた仕分け
コンベヤ装置であって、上記第二搬送路を、下方へ回動
した搬送アームの先端部のアームブロックが載承される
高さ位置に設けて、落下排出姿勢にある搬送アームがそ
の基端部から先端部に向けて湾曲する形態に保持される
よう構成したことを特徴とする。
【0017】このように形成した場合、落下排出姿勢に
ある搬送アームは、基端部のブロックは下方へ回動した
略垂直な姿勢にあり、先端部のブロックは第二搬送路上
に載承されて略水平な姿勢にあり、両者の中間にあるブ
ロックは所定角度に傾斜した姿勢をなすようになるの
で、アーム本体基端から先端に向けて滑らかなスロープ
形状を呈し、搬送物はそのスロープを転がって第二搬送
路に供給されるので、搬送物に対する落下排出時の衝撃
を和らげることができる。
【0018】また本発明の仕分けコンベヤ装置は、請求
項4記載のように、上記第一搬送路を適宜間隔をおいて
平行に複数条配設すると共に、上記第二搬送路を、下方
へ回動した搬送アームの先端部が当接しない高さ位置に
設けたことを要旨とする。
【0019】このように形成すると、第二搬送路による
搬送方向手前側の第一搬送路から排出された搬送物は、
同搬送方向後ろ側の第一搬送路の排出姿勢にある搬送ア
ームに衝突する場合があり、該搬送アームはその搬送物
で上方へ回動するよう持ち上げられるが、アーム本体が
多関節構造であるため、先端側のアームブロックのみを
持ち上げれば、第二搬送路による搬送物の搬送が可能に
なる。換言すれば、搬送物にかかる負担は先端側のアー
ムブロックのみを持ち上げるものである。よって、アー
ム本体が一体ものであって、該アーム本体全体を持ち上
げなければならない従来の装置に比べ、搬送物にかかる
負担が低減される。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成したの
で、下記の効果を奏する。
【0021】請求項1の搬送アームによれば、複数のブ
ロックを回動自在に連結すると共に、基端部以外のブロ
ックの下方への回動を規制した多関節構造としたので、
搬送姿勢においては落下供給される搬送物の重量で撓み
変形して所定のクッション性を発揮することで、該搬送
物の損傷、転落を防ぎ、また排出位置では、基端部の係
合解除により下方へ回動するをもって、搬送物を速やか
に落下排出することができる。しかも、各ブロックに設
けた係止片により各ブロックを所定角度に支持して略水
平の搬送姿勢を保持するので、アーム本体ごとの搬送姿
勢のばらつきが小さく、組み付け時の微調整作業等はほ
とんど必要ない。さらに、用いるアームブロックの数を
任意に増減することで、アーム本体の長さを、搬送物の
大きさや形状に応じて容易に変更することができ、多種
多様な搬送物への対応を低コストで可能にして、より幅
広い需要が期待できる。また、落下排出位置に設ける支
持面や第二搬送路との位置関係により、排出姿勢にある
アーム本体がなだらかなスロープ形状を保持するように
なせば、搬送物に対する落下排出時の衝撃を和らげるこ
とも可能である。排出姿勢にあるアーム本体と第二搬送
路とが離間するようになせば、第二搬送路の後方から搬
送されてくる搬送物は、排出姿勢の搬送アームにぶつか
ったとしても先端側のアームブロックのみを持ち上げれ
ば前方へ搬送されるので、搬送物にかかる負担を小さく
することが可能である。従って、馬鈴薯、人参、玉葱等
の野菜、林檎や蜜柑等の果物等の農産物、玉子等の畜産
物、その他、各種の部品等の工業製品等の搬送物の仕分
けコンベヤ装置に用いる搬送アームとして好適に用いる
ことができる。
【0022】また請求項2記載の搬送アームによれば、
上記効果に加えて、搬送物が略球状、略棒状の転がりや
すいものであっても、より安定した搬送を可能にするこ
とができる。
【0023】また請求項3記載の装置によれば、請求項
1、2の効果に加え、排出姿勢にあるアーム本体がなだ
らかなスロープ形状を保持するので、落下排出される搬
送物を緩やかに第二搬送路に供給することができ、落下
排出の際に搬送物を傷める虞れがない。
【0024】さらに請求項4記載の仕分けコンベヤ装置
によれば、第二搬送路上の搬送物が排出姿勢の搬送アー
ムにぶつかりこれを持ち上げなければならない場合であ
っても、該搬送物にかかる負担を従来より小さくして、
搬送物が損傷する虞れを無くすことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を説明する。図1に示す仕分けコンベヤ装置Aは、無端
状のコンベヤチェーン1の側部に、略水平の搬送姿勢か
ら下方へ回動する排出姿勢に変形自在な搬送アーム2を
多数取り付けると共に、各搬送アーム2を前記搬送姿勢
に保持してチェーン走行路3と平行なベルト状の第一搬
送路4を形成し、該第一搬送路4の手前側に配設される
別の搬送コンベヤ5から供給される馬鈴薯、玉葱、人参
等の野菜、林檎や蜜柑等の果物等の農産物、玉子等の畜
産物、その他、各種の部品等の工業製品等の各種搬送物
aを、その大きさに応じて一個又は複数個の搬送アーム
2に一つ載せて矢印方向に搬送するようになっている。
【0026】また仕分けコンベヤ装置Aは、搬送アーム
2の一部分と係合して搬送アーム2を前記搬送姿勢に保
持する係合機構6を各搬送アーム2毎に備えると共に、
第一搬送路4に沿った適宜位置には、搬送アーム2を上
記排出姿勢に変形させるための排出作動装置7と、該装
置7の作動で排出姿勢に変形した搬送アーム2から落下
排出された搬送物aを箱詰め等の次工程へ搬送する第二
搬送路8とを備えた仕分け排出部9を設け、第一搬送路
4による搬送移動と同期して仕分け制御装置(不図示)
から送られる仕分け排出信号により排出作動装置7を適
時に作動させ、搬送物aを載せた搬送アーム2を適宜位
置の仕分け排出部9で変形させて排出姿勢とし、搬送物
aを落下排出して仕分けるように構成される。
【0027】仕分け制御装置はマイクロコンピュータ等
により構成され、第一搬送路4の入口付近或いは上記搬
送コンベヤ5の搬送経路途中に設けた重量計量コンベ
ヤ、カメラ画像処理装置、サイズ計測用センサー等の仕
分け情報読取装置(不図示)による仕分け情報に基づく
仕分け排出信号を、第一搬送路4による搬送移動と同期
して所定の排出作動装置7に送るものである。以上の如
く仕分けコンベヤ装置Aの基本的な全体システムは、搬
送アーム2及び該アーム2を搬送姿勢に保持或いは排出
姿勢に変形させるための係合機構6や排出作動装置7等
を除いて、この種技術分野において公知のもの或いはこ
れに類似するものを用いることができる。
【0028】以下、図2〜図7も参照して細部について
説明する。コンベヤチェーン1は、フレーム11の両端
部に配した駆動,従動スプロケット12間に掛け渡さ
れ、且つフレーム11の上下に各々配した上下のレール
板13、14間にガイドされて、水平方向上下にエンド
レスに走行回転するよう支持される。またコンベヤチェ
ーン1は、該チェーンの走行路3の側方に固定されるブ
ラケット15を、チェーン進行方向に等間隔で多数備え
る。
【0029】夫々のブラケット15におけるチェーン走
行路3側には上記係合機構6を設け、搬送路4側には搬
送アーム2の基端部分を回動自在に枢着16して、多数
の搬送アーム2をコンベヤチェーン1の側部に等間隔毎
に設けると共に、各搬送アーム2毎に係合機構6を備え
るようにする。
【0030】またフレーム11の側面には、上記各仕分
け排出部9において係合機構6の後方に立ち上がる取付
板17を取り付け支持し、夫々の取付板17に上記排出
作動装置7を取り付ける。
【0031】搬送アーム2は、請求項1に係る発明の実
施の形態の一例であって、硬質合成樹脂等により成形さ
れ上面を搬送物支承面21a,22a,23aとする複
数のアームブロック21,22,23を回動自在に連結
してなる多関節構造の搬送アーム本体20と、各ブロッ
ク21,22,23の上面に被着したクッション材30
からなる。
【0032】アームブロック21はアーム本体20の基
端部を、ブロック22は中間部を、ブロック23は先端
部を、夫々構成するもので、長さ方向一側と底部を開口
する直方体状に形成されている。
【0033】ブロック21は、左右側面の下辺部分にブ
ラケット15に回動自在に枢着16するための取付孔2
1bを備える。また該ブロック21の長さ方向一側に
は、後方へ向けて突設した左右ヒンジ片21c間に被係
合軸21dを架設して、上記係合機構6に係脱可能に係
合する被係合部24を形成する。
【0034】ブロック22、23の長さ方向他側には、
後方へ向けて突設した左右ヒンジ片22b,23b間に
支軸22c,23cを架設して、アーム本体20の基端
側に隣接するブロック21,22に回動自在に連結する
枢着部25を形成する。
【0035】アームブロック21,22の長さ方向他側
には突片26をほぼ水平に突設し、該突片26に開穿し
た貫通孔26aに上記支軸22c,23cが遊挿され
て、アーム本体20先端側に隣接するアームブロック2
2,23を回動自在に連結するようになす。
【0036】上記突片26の突端には、連結されたアー
ムブロック22,23の下面部分(ここでは上記支承面
22a,23aの裏面)に当接して該ブロック22,2
3の下方への回動を規制し、ブロック22をブロック2
1に対して、ブロック23をブロック22に対して、夫
々略水平に係止する係止片27を突出状に形成する。
例では請求項2に係る発明の実施の形態の一例として、
係止片27は、先端側が上向きになるよう突片26に対
して傾斜させて突設し、これにより、連結されたアーム
ブロック22,23が各々ブロック21,22に対し所
定角度傾斜する状態で係止されるようになす。
【0037】また本例では請求項2に係る発明の実施の
形態の一例として、係止片27には、上下方向に貫通す
るネジ孔27aを設け、該ネジ孔27aには調整子とし
てのビス28を下方から螺合挿入する。ビス28は、そ
の先端28aがネジ孔27aから突出してアームブロッ
ク22,23の下面部分に当接可能な長さを備え、該先
端28aのネジ孔27aからの突出量を適宜設定するこ
とで、ブロック22,23に対する係止片27の当り角
度を調整可能とし、これにより、上記したブロック2
2,23の係止角度を微調整可能に構成する。このよう
に形成すると、アーム本体20はその幅方向(左右方
向)両端部に対し同中央部がやや低い撓み形状となり、
多数の搬送アーム2で形成される搬送路4が、略棒状,
略球状等の転がりやすい搬送物を、搬送路4の略中央部
にて安定させて搬送することができるようになる。
【0038】29は上記クッション材30をアーム本体
20に着脱可能に取り付けるための係止孔である。
【0039】係合機構6は、上記被係合軸21dに上方
から係合してブロック21を略水平に保持するフック6
aを、ブラケット15に突設した左右ヒンジ片15a間
に、軸15bにより回動自在に支持すると共に、そのフ
ック6aが被係合軸21dに係合する方向に回動するよ
う弾発付勢するバネ6bを、前記軸15b廻りに装填し
てなる。フック6aの後端には押下げ用の杆部6cを形
成する。
【0040】クッション材30は、所望の弾性と耐久性
を備えたゴム若しくは他の材料により、アームブロック
21,22,23の各搬送物支承面21a,22a,2
3aに被着可能に一体成形された、平面視矩形状の緩衝
部材で、ブロック21,23に対応する長さ方向両端部
分の表面には植毛30aを形成し、ブロック22に対応
する中央部分の表面には緩衝凹部30bを形成してお
り、搬送物aがアーム本体20の長さ方向中央部域に載
承されるようになる。
【0041】排出作動装置7は、一端を取付板17に回
動自在に軸止された揺動杆7aの他端下部に、フック6
aの押下げ杆部6cに接離するローラ7bを回動自在に
取り付け、且つ前記他端上部は、取付板17に設けたソ
レノイド7cの入切により出没するプッシャー7dに枢
着する。
【0042】また取付板17には、揺動杆7aを上方へ
付勢するバネ7eを設けて、ソレノイド7cが非作動状
態にある時はバネ7eの弾性で揺動杆7aが上昇位置に
あってローラ7bが押下げ杆部6cから離間し、ソレノ
イド7cが作動するとプッシャー7dが出動してローラ
7bを押し下げ、該ローラ7bが前述したバネ6cの付
勢力に抗して押下げ杆部6cを押し下げ、これによりフ
ック6aが上方へ回動して被係合軸21dとの係合が外
れる、すなわち、係合機構6と被係合部24との係合が
外れるように構成する。
【0043】第二搬送路8は、第一搬送路4から落下排
出(仕分け排出)された搬送物aを載承して、箱詰め等
の次工程へと搬送するためのもので、ベルトコンベヤ等
の周知な搬送装置を、第一搬送路4の仕分け排出位置下
方を通過するよう、第一搬送路4と直交する方向に配設
する。また本例では、請求項3に係る発明の実施の形態
の一例として、第二搬送路8を、下方へ回動した搬送ア
ーム2の先端部のアームブロック23が載承される高さ
位置に設けて、排出姿勢にある搬送アーム2が、その基
端部から先端部に向けて湾曲し、なめらかなスロープを
形成する形態に保持されるよう構成している。
【0044】而して、上述した仕分けコンベヤ装置A
は、アーム本体20基端部に設けた被係合部24の被係
合軸21dと、係合機構6のフック6aとの係合により
基端部のアームブロック21が略水平に保持され、さら
に該ブロック21の係合片27が中間部のブロック22
を略水平に保持し、さらに該ブロック22の係止片27
が先端部のブロック23を略水平に保持するをもって、
搬送アーム2が略水平な搬送姿勢に保持される(図4参
照)。該搬送姿勢にある多数の搬送アーム2により、コ
ンベヤチェーン1の走行路3と平行なベルト状の第一搬
送路4が形成される。
【0045】搬送コンベヤ5によって供給される搬送物
aがこの第一搬送路4に落下供給されると、該搬送物a
の大きさに応じて1又は複数の搬送アーム2がその搬送
物aを支承して搬送する。
【0046】搬送物aが搬送アーム2に載った時、各ア
ームブロック21,22,23が上方へ若干回動しアー
ム本体20が撓んでクッション性が働き、さらにクッシ
ョン材30の弾性が加わって、搬送物aにかかる落下供
給時の衝撃を和らげると共に、該搬送物aをアーム2中
央域に寄せるようにして転がり落下を防止する。
【0047】また搬送物aが載った搬送アーム2は、該
搬送物aの重量により撓み変形した状態で移送し、搬送
物aが載っていない前後の搬送アーム2より若干下方に
位置するようになるので、搬送物aの前後方向(搬送方
向)への転がりも防止される。
【0048】搬送される搬送物aは仕分け情報読取装置
によって品種、大小、長短等の仕分け情報を読み取ら
れ、該仕分け情報は仕分け制御装置を介して、第一搬送
路4による搬送物aの搬送移動と同期して所定の排出作
動装置7に送られる。
【0049】搬送物aが第一搬送路4中の所定位置の仕
分け排出部9に至ると、仕分け制御装置からの仕分け制
御信号に基づき排出作動装置7が所定時間作動して、所
要数の搬送アーム2における係合機構6と被係合部24
の係合を連続的に順次解除するに伴い、搬送アーム2が
下方へ回動して略垂直な排出姿勢に変形する。
【0050】排出姿勢の搬送アーム2は、基端のブロッ
ク21が下方へ回動した略垂直な姿勢にあり、先端のブ
ロック23が第二搬送路8上に載承された略水平な姿勢
にあり、中間のブロック22はそれらブロック21,2
3の間で所定角度に傾斜した姿勢をなすようになるの
で、アーム2基端から先端に向けて滑らかなスロープ形
状を呈し、搬送物aはそのスロープを転がって第二搬送
路8に供給される。よって、搬送物aに対する落下排出
時の衝撃を和らげることができる(図2,図5参照)。
第二搬送路8に仕分け排出された搬送物aは箱詰め等の
次工程へと送られる。
【0051】仕分け排出がなされた後、排出姿勢にある
搬送アーム2は、スプロケット12通過後に第一搬送路
4下方の復帰路4’を走行するが、この時、各アームブ
ロック21〜23がその自重で略水平な搬送姿勢に変形
し、これに伴い被係合軸21dが再びフック6aに係合
して、搬送アーム2が上記搬送姿勢に復帰する。
【0052】図8では、請求項4に係る発明の実施の形
態の一例として、上述した実施形態の他例を示す。該例
では、上述した実施形態における第一搬送路4を適宜間
隔をおいて平行に二条配設すると共に、第二搬送路8
を、夫々の第一搬送路4の平行する仕分け排出部9を通
過するよう配設し、さらに該第二搬送路8は、下方へ回
動した搬送アーム2の先端ブロック23が当接しない高
さ位置に設け、且つ排出姿勢にある搬送アーム2の先端
ブロック23と第二搬送路8との間に形成される隙間S
1 を微少幅とすることで、第一搬送路4と第二搬送路8
の搬送面の上下差をできる限る少なくしてある。尚、そ
れ以外の構成は上述の実施形態と同様で良いので、図示
及び説明を省略する。
【0053】而して、この仕分けコンベヤ装置A’は、
上述の装置Aと同様にして第一搬送路4への搬送物aの
供給、及び該搬送路4により仕分け排出がなされ、夫々
の第一搬送路4の仕分け排出部9にて排出された搬送物
aは、第二搬送路8に載承され、次工程へと送られる。
【0054】第二搬送路8による搬送方向手前側(図面
では右側)の第一搬送路4から排出された搬送物aは、
同搬送方向後ろ側(同左側)の第一搬送路4の排出姿勢
にある搬送アーム2に衝突する場合があり、該搬送アー
ム2はその搬送物aで上方へ回動するよう持ち上げられ
る。この時、アーム本体20が多関節構造であるため、
先端寄りのアームブロック23,22を持ち上げれば、
第二搬送路8による搬送物aの搬送が可能になり、搬送
物aにかかる負担は小さくて済む。
【0055】また、上記のように第一搬送路4と第二搬
送路8の搬送面の上下差を少なくしたので、搬送物aの
落下衝撃を可能な限り低減しながら、上記効果を得るこ
とができる。
【0056】図9では、請求項4に係る発明の実施の形
態の一例として、図8に示す実施形態の他例を示す。該
例では、図8に示す実施形態において、排出姿勢にある
搬送アーム2の先端ブロック23と第二搬送路8との間
に形成される隙間S2 を、搬送物aが通過可能な幅とし
ている。尚、それ以外の構成は上述の実施形態と同様で
良いので、図示及び説明を省略する。
【0057】而して、この仕分けコンベヤ装置A”は、
上述の装置A’と同様にして第一搬送路4への搬送物a
の供給、及び該搬送路4により仕分け排出がなされ、夫
々の第一搬送路4の仕分け排出部9にて排出された搬送
物aは、第二搬送路8に載承され、次工程へと送られ
る。
【0058】第二搬送路8による搬送方向手前側(図面
では右側)の第一搬送路4から排出された搬送物aは、
同搬送方向後ろ側(同左側)の第一搬送路4の排出姿勢
にある搬送アーム2に衝突せずに搬送されるが、場合に
よっては搬送物aが隙間S2より大寸で搬送アーム2先
端に衝突することもあり、その場合、該搬送アーム2は
その搬送物aで上方へ回動するよう持ち上げられる。こ
の時、アーム本体20が多関節構造であるため、先端寄
りのアームブロック23,22を持ち上げれば、第二搬
送路8による搬送物aの搬送が可能になり、搬送物aに
かかる負担は小さくて済む。
【0059】以上、本発明に係る搬送アーム、該搬送ア
ームを用いた仕分けコンベヤ装置の実施形態の数例を図
面を基に説明したが、本発明はこれらの例に限定され
ず、請求項1〜4の何れかに記載された技術的思想の範
囲内であれば、他の異なる構成とすることも可能であ
る。
【0060】例えば、排出姿勢にある搬送アーム2を搬
送姿勢に復帰させるためのガイド手段や駆動アーム等の
強制的復帰手段を設けたもの、第一搬送路4を三以上の
複数条形成したもの、排出作動装置7をソレノイド以外
のシリンダやカム等で構成するもの等、各種の変更が考
えられる。
【0061】また、図8,図9に示すように、アーム本
体20の上面にクッション材30を被着せずに搬送アー
ムを構成することも可能で、クッション材30の有無
は、搬送物aの大きさ、重量、硬軟等に応じて適宜に選
択される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る仕分けコンベヤ装置の全体図。
【図2】 図1の(X)−(X)線に沿う拡大断面図。
【図3】 搬送アームの一部切欠平面図。
【図4】 図3の(Y)−(Y)線に沿う拡大断面図。
【図5】 図4に示す搬送アームの排出姿勢を示す作動
図。
【図6】 仕分け排出部の拡大図。
【図7】 搬送アームの分解斜視図。
【図8】 本発明に係る他の仕分けコンベヤ装置の要部
拡大断面図。
【図9】 本発明に係る他の仕分けコンベヤ装置の要部
拡大断面図。
【符号の説明】
A,A’,A”:仕分けコンベヤ装置 1:コンベヤチェーン 2:搬送アーム 3:チェーン走行路 4:第一搬送路 6:係合機構 7:排出作動装置 8:第二搬送路 9:仕分け排出部 20:搬送アーム本体 21,22,23:アームブロック 21a,22a,23a:搬送物支承面 24:被係合部 26:突片 27:係止片 28:ビス(調整子) a:搬送物 S1 ,S2 :排出姿勢にある搬送アーム先端と第二搬送
路の間に形成される隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 47/38

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端状のコンベヤチェーンの側部に多数
    の搬送アームを等間隔毎に取り付けると共に、各搬送ア
    ームを略水平の搬送姿勢に保持して前記コンベヤチェー
    ンの走行路と平行なベルト状の搬送路を形成する一方、
    該搬送路中の所定箇所の搬送アームを下方へ回動させて
    搬送物を落下排出する仕分けコンベヤ装置の搬送アーム
    であって、 上面が搬送物支承面である複数のアームブロックを回動
    自在に連結して多関節構造の搬送アーム本体を形成し、
    各アームブロックにはアーム本体先端側に隣接するアー
    ムブロックの下方への回動を規制する係止片を設け、ア
    ーム本体基端部のアームブロックはコンベヤチェーンの
    側部に回動自在に枢着し、且つ該基端部のアームブロッ
    クには、コンベヤチェーンに配した係合機構に係脱可能
    に係合して該アームブロックを略水平に保持する被係合
    部を設けて、該被係合部が前記係合機構に係合する状態
    で搬送アーム本体が上記搬送姿勢に保持される一方、被
    係合部と係合機構の係合が外れた状態で搬送アーム本体
    が下方へ回動して搬送物の落下排出がなされるよう構成
    してなる仕分けコンベヤ装置の搬送アーム。
  2. 【請求項2】 上記各アームブロックに設ける係止片
    、先端側が上向きになるよう傾斜させて突設して、ア
    ーム本体先端側に隣接するアームブロックが所定角度に
    係止されるようになし、さらに前記係止片には隣接する
    アームブロックへの当り角度を調整できる調整子を設け
    て隣接するアームブロックの係止角度を調整可能とし、
    上記搬送姿勢に保持された搬送アーム本体がその先端部
    と基端部に対し中央部がやや低い撓み形状に保持される
    よう構成したことを特徴とする請求項1記載の搬送アー
    ム。
  3. 【請求項3】 無端状のコンベヤチェーンの側部に、請
    求項1または請求項2記載の搬送アームを等間隔毎に取
    り付けると共に、各搬送アームを略水平の搬送姿勢に保
    持して前記コンベヤチェーンの走行路と平行なベルト状
    の第一搬送路を形成する一方、該第一搬送路中の所定箇
    所の搬送アームを下方へ回動させて搬送物を落下排出
    し、さらに該落下排出位置の下方には、排出された搬送
    物を所定方向へ搬送する第二搬送路を備えた仕分けコン
    ベヤ装置であって、 上記第二搬送路を、下方へ回動した搬送アームの先端部
    のアームブロックが載承される高さ位置に設けて、落下
    排出姿勢にある搬送アームがその基端部から先端部に向
    けて湾曲する形態に保持されるよう構成したことを特徴
    とする仕分けコンベヤ装置。
  4. 【請求項4】 無端状のコンベヤチェーンの側部に、請
    求項1または請求項2記載の搬送アームを等間隔毎に取
    り付けると共に、各搬送アームを略水平の搬送姿勢に保
    持して前記コンベヤチェーンの走行路と平行なベルト状
    の第一搬送路を形成する一方、該第一搬送路中の所定箇
    所の搬送アームを下方へ回動させて搬送物を落下排出
    し、さらに該落下排出位置の下方には、排出された搬送
    物を所定方向へ搬送する第二搬送路を備えた仕分けコン
    ベヤ装置であって、 上記第一搬送路を適宜間隔をおいて平行に複数条配設す
    ると共に、上記第二搬送路を、下方へ回動した搬送アー
    ムの先端部が当接しない高さ位置に設けたことを特徴と
    する仕分けコンベヤ装置。
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