JP4802416B2 - 果実等の選別装置 - Google Patents

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Description

【発明の属する技術分野】
この発明は、果実等の選別を行う選別装置に関するものである。被選別物として柑橘類や、りんご、かき等の果実はもとより、芋類等のような球形状の野菜類の選別装置として利用できる。選別は主として重量域毎に選別する重量選別として利用される。
【0002】
【従来の技術】
ウエイトサイザー形態の選別装置では、果実等をこのウエイトサイザーに供給するためのコンベアや、シュータ等の煩雑で大きい装置を伴うことが多く、一般的には大規模な選果装置として利用されることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
個人農家の庭先で果実等の選別を行う小規模形態の選別装置では、作業場、選別場建屋等の場所的制約を受け易い。このため、この発明は選別装置をできるだけ小型化するもので、全長を短かくして、幅を狭くし、しかも小人数による選別処理作業乃至操作の行い易いものとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、回転周面にブラシ1をロール軸2方向に対して傾斜させて形成し被選別物を受けてロール軸2方向へ搬送する左右一対のブラシローラ3,4と、前後一対の支持ローラ5及びこの支持ローラ5間に位置して相対的に上下動する選別皿6を無端体7に配置したウエイトサイザー8とからなり、このウエイトサイザー8は、前記無端体7に沿って配置の各取付ブラケット17の左右両側部に上下方向の案内穴20を形成して、この案内穴20に前記支持ローラ5の軸21の両端部を上下動自在に嵌合案内し、この取付ブラケット17に対して上下回動自在に連結された上下一対の平行リンク22、及びこの平行リンク22端のリンクヒッチ24に形成の転倒ピン26を介して、前記選別皿6を支持して所定高さ昇降自在に設けると共に、この転倒ピン26の周りに左側L、又は右側Rに転倒回動する構成として、該ブラシローラ3、4の終端から受継する被選別物を支持ローラ5間に受けて搬送しながら途中で選別皿6へ受けさせて計量すると共に、この選別皿6を選別位置で横側へ転倒させて選別排出することを特徴とする果実等の選別装置の構成とする。
【0005】
ブラシローラ3,4やウエイトサイザー8等の一連の選別ラインを駆動することにより、このブラシローラ3,4の谷間部に供給された果実は、これらのブラシローラ3,4の摩擦回転を受けながらこのブラシ1の傾斜による移送力にともなってロール軸2方向へ移動される。このブラシローラ3,4の谷間部の軸方向端部からは、このロール軸2に沿う方向へ回転移行されるウエイトサイザー8の始端部に供給される。このウエイトサイザー8の始端部では支持ローラ5が、選別皿6よりも上位にあって、ブラシローラ3,4から供給される果実を受けて搬送しながら、この支持ローラ5上に支持している果実を搬送方向に沿って回転する。この搬送の途中ではこの支持ローラ5が選別皿6よりも方へ下動されて果実が選別皿6に載せられる。選別皿6はこの搬送にともなって更に計量と選別作用を受けて左右のいずれか一側の選別位置へ転倒され、載置の果実を指定の選別位置へ排出させる。このようなブラシロール3,4上面や支持ローラ5上面で回転される果実に色付度合や、変形、損傷、汚れ等があるときは、作業者はこれらのブラシローラ3,4や、支持ローラ5上を監視していてこの果実を直接手で選別ライン外へ取除いたり、取出選別することができる。
【0006】
請求項2に記載の発明は、前記無端体7に沿って配置の各取付ブラケット17の前後に支持ローラ5と選別皿6とを取付けて、これら支持ローラ5と選別皿6を前後交互にして無端状に連続して配置し、この無端体7の各取付ブラケット17に取り付けられる支持ローラ5と選別皿6との間において、前記選別皿6の前後には適宜幅に切込む皿溝9を形成し、支持ローラ5にはこの皿溝9と齟齬して嵌合させるロール溝10を形成し、前記無端体7の前後回転方向に並ぶ前後一対の各支持ローラ5間に支持して搬送する果実Bを、これら支持ローラ5と選別皿6との相対的上下動によって、選別皿6の上面に載せ替えることを特徴とするものである。
前記ウエイトサイザー8の搬送行程において、選別皿6と支持ローラ5とは相対的に上下動しながら、選別ラインの初期行程では支持ローラ5上に支持して回転させていた果実を、選別皿6上面に載せ替えて計量、及び選別を受けさせる。このとき選別皿6の皿溝9と支持ローラ5のロール溝10とは齟齬して嵌合された状態にあって、選別皿6の前後の支持ローラ5の間隔を狭くして果実を支持する。
【0007】
請求項3に記載の発明は、前記無端体7に沿って配置の各取付ブラケット17の前後に支持ローラ5と選別皿6とを取付けて、これら支持ローラ5と選別皿6を前後交互にして無端状に連続して配置し、この無端体7の各取付ブラケット17に取り付けられる支持ローラ5と選別皿6との間において、前記支持ローラ5は中央部の回転径を小さくし、選別皿6は中央部を窪ませた、前記無端体7の前後回転方向に並ぶ前後一対の各支持ローラ5間に支持して搬送する果実Bを、これら支持ローラ5と選別皿6との相対的上下動によって、選別皿6の上面に載せ替えることを特徴とするものである。
ウエイトサイザー8の支持ローラ5は選別ラインの始端部では選別皿6よりも上位置にあって回転状態にあり、ブラシローラ3,4の軸方向端部から供給される果実を受けて回転させる。この供給される果実は、支持ローラ5の回転周面が中央部で小径に形成されているため、中央部に寄り易く、選別皿6の中央部への受継も行われ易くする。
【0008】
請求項4に記載の発明は、前記無端体7に沿って配置の各取付ブラケット17の前後に支持ローラ5と選別皿6とを取付けて、これら支持ローラ5と選別皿6を前後交互にして無端状に連続して配置し、この無端体7の各取付ブラケット17に取付けられる支持ローラ5と選別皿6との間において、前記選別皿6の前後には適宜幅に切込む皿溝9を形成し、支持ローラ5にはこの皿溝9と齟齬して嵌合させるロール溝10を形成し、前記無端体7の前後回転方向に並ぶ前後一対の各支持ローラ5と、これら支持ローラ5間に位置する選別皿6との相対的上下動によって、この前後一対の支持ローラ5間に支持して搬送する果実Bを、これら支持ローラ5と選別皿6との相対的上下動によって、選別皿6の上面に載せ替えると共に、前記選別皿6は、支持ローラ5が下動位置にあるとき左右へ転倒可能で、上動位置にあるときは転倒不能に規制されることを特徴とするものである。
ウエイトサイザー8では、搬送行程で選別皿6に対して支持ローラ5が上動位置から下動位置に移動する。この支持ローラ5が上動位置にあるときは果実を載せて回転させるが、選別皿6はこの支持ローラ5によって横側への反転を阻止される。支持ローラ5が下動位置になると果実は選別皿6上面に載せ替えられて、計量、選別作用を受ける状態となり、選別時にはこの支持ローラ5による規制は解除されて一側の選別位置へ転倒される。
【0009】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明は、ブラシロール3,4による果実の搬送は、このロール軸2の方向に行われて、ウエイトサイイザー8による搬送方向と同一直線状態に行われて、しかも、これらのブラシロール3,4上面での果実の回転方向と支持ローラ5上面での果実の回転方向とが異なるため、果実の表面の露出監視域を広くでき、選別性を高めることができる。また、果実の搬送行程を短かくし、装置の設置幅を狭くして、コンパクトな構成とすることができる。
更には、前記前後一対の支持ローラ5間の上面の果実Bを、この支持ローラ5による支持位置から、直下の選別皿6への載せ替えは、前記支持ローラ5を選別皿6に対して直下方向へ下動させることによって、果実をBを回転させないで、静かに、円滑に、安定した姿勢に行わせることができる。
【0010】
請求項2に記載の発明は、ウエイトサイザー8の各選別皿6と支持ローラ5とは交互に配置されるが、これらの皿溝9とロール溝10とが齟齬して嵌合されるため、これらの前後の配置間隔を小さく設定して、前後一対の支持ローラ3,4間における果実の支持、回転を行い易くして、この支持位置から直下の選別皿6への載せ替えを静かに、円滑に、安定した姿勢に行わせることができる。
【0011】
請求項3に記載の発明は、果実を支持して回転させる支持ローラ5は中央部の回転径が小さいため、果実の支持面を広くして安定した支持、回転を行わせることができ、支持ローラ5の幅を狭くしてコンパクト化を図り、選別皿6の中央部への載せ替供給を的確に行わせることができ、計量を正確に行わせることができる。
【0012】
請求項4に記載の発明は、支持ローラ5が選別皿6の上方位置にあるときは、選別作用の行われない選別皿6がこの支持ローラ5によって安定支持され、支持ローラ5が選別皿6の下方位置にあるときのみ側方へ転倒できて、載置する果実を排出させることができて、正確な計量、選別排出を行わせることができ、構成を簡潔化できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
この発明の実施例を図面に基づいて説明する。この果実等の選別装置は、果実等をブラッシングしながら供給する左右一対のブラシローラ3,4と、無端体7に沿って配置されて回転移動されるウエイトサイザー8とから構成される。このうちブラシローラ3,4は、ローラコア11の周面に植設のブラシ1がロール軸2の方向に適宜の傾斜角度Aにして設定される。このブラシ1の傾斜Aによってロール軸2が水平状に軸受けされていても、載置する果実Bを傾斜A方向のロール軸2方向にわたって搬送することができる。この一対のブラシローラ3,4は同方向へ回転するよう無端体で連動する。
【0014】
このブラシローラ3,4のブラシ1は、一般には比較的硬い、ナイロンブラシや、植物繊維ブラシ等からなり、一定本数毎束ねて、ロールコア11の周面に形成のブラシ穴に差し込んで植付けた形態とするが、このような毛ブラシ形態に代えて、比較的大きい突子形態に成形した構成とすることもできる。この突子形態とするときは、ゴム材、乃至合成樹脂材からなり、ローラコア11の周面に前記と同様の傾斜角度Aにして一体成形することができる。
【0015】
ウエイトサイザー8は、ブラシローラ3,4の搬送方向端下部から前方にわたって水平状に設けられ、これらブラシローラ3,4の始端からウエイトサイザー8の終端にわたって平面視で略一直線状の選別ラインが構成される。図例ではこれらブラシローラ3,4とウエイトサイザー8とからなる選別ラインは、左右に二条に配置された形態としている。
【0016】
ウエイトサイザー8は、チエンからなる無端体7に沿って支持ローラ5と選別皿6とを交互に配置した形態である。チエンリンク12と、13は長さを異にして前後交互にしてリンクピン14で連結されて、無端体状にして前後両端部をスプロケット15,16に掛けわたす。短かいチエンリンク12は各スプロケット15,16の二歯毎のピッチに咬合され、長いチエンリンク13は三歯毎のピッチに咬合される形態として、2対3の割合のリンクピッチに設定されている。
【0017】
ウエイトサイザー8は、取付けブラケット17の下部に左右一対の差込ソケット18を有し、このソケット18を各短かいチエンリンク12の外側に嵌合することによって取付けることができる。このソケット18の内側には抜止突子19が形成されていて、チエンリンク12に嵌合したときは、このソケット18を外側へ開かない限り抜け外れない形態としている。
【0018】
この取付けブラケット17の左右両側部には上下方向の案内穴20が形成されて、支持ローラ5の軸21の両端部を上下動自在に嵌合して案内させる。この支持ローラ5の下部には上下一対の平行リンク22が、後端を取付けブラケット17に対してリンクピン23で支持される。この平行リンク22の前端にはリンクヒッチ24がリンクピン25で回動自在にして連結され、このリンクヒッチ24の前側に突出する転倒ピン26の周りに選別皿6下部のアームプレート27のボス部28が左右回動自在に嵌合支持される。
【0019】
選別皿6はこの平行リンク22の上下動によって所定高さ昇降自在であると共に、転倒ピン26の周りに正面視で左側L、又は右側Rに転倒回動して(図6)、この選別皿6上面に載せる果実Bを側方へ排出することができる。このアームプレート27には左右両外側方に上下一対スライダー29,30が設けられ、中央部には左右円弧状の案内穴31が形成される。この案内穴31の中央部上には凹状のノッチ32を形成して、取付ブラケット17から前側へ突出する規制ピン33上に係合することができる。
【0020】
これら上側のスライダー29は、ウエイトサイザー8が選別搬送行程の戻り行程で無端体7の下側に垂れ下るとき、フレーム38に取付けたガイドレール34に摺接支持させて、このウエイトサイザー8が上下に揺動するを防止する。又、下側のスライダー30は、選別搬送行程でロードセル35に摺接させて重量を計量させたり、選別位置の左右一側の転倒ガイド36に摺接させてこの選別皿6を側方へ選別転倒させるものである。この選別皿6の転倒は案内穴31が規制ピン33に規制案内されて、転倒角度が規制される。選別皿6を直立状の中立位置に保持するときは、ノッチ32が規制ピン33上に係合されて、大きい外力が働かない限り側方への転倒は行われない。従って、上記選別位置での転倒は、一側の転倒ガイド36によるスライダー30の押上力が、この規制ピン33とノッチ32との係合抵抗に抗して働くことによって行われる。
【0021】
前記選別皿6は、中央部を窪ませて果実Bを支持し易くし、安定させることができる。この選別皿6の前後には適宜幅及び深さの皿溝9を形成して、この皿溝9部に支持ローラ5部を嵌合させることができる。又、支持ローラ5には、この選別皿6を嵌合させるロール溝10を形成する。又、この支持ローラ5の回転周面は中央部が小径となるように鼓形に形成されて、回転上面に果実Bを安定して支持できる。
【0022】
この選別皿6の前後の支持ローラ5が図4のように案内穴20の上端部に位置したときは、選別皿6の皿溝9部に嵌合した状態で上方に突出した形態となり、前後の支持ローラ5間の上側に果実Bを支持することによって、この果実Bの下面は選別皿6から浮上された状態となる。又、支持ローラ5が図5のように案内穴20の下端部に位置したときは、皿溝9とロール溝10との嵌合は外れて、支持ローラ5の上面は選別皿6の下側に退避されて、前後の支持ローラ5間の上面に支持されていた果実Bは、下降に伴って選別皿6の中央部上面に静かに載せ替えられる。
【0023】
このようなウエイトサイザー8の支持ローラ5の昇降と回転を行わせるガイドレール37が、選別ラインの始端側左右両側部においてフレーム38に支持させて設けられる。このガイドレール37は、前記ブラシローラ3,4の終端下位から前方の適宜の位置の間にわたって、左右両側部の支持ローラ5の最も回転径の大きいローラ外縁部を支持案内する。この支持ローラ5がガイドレール37に摺動案内されることによって摩擦回転されて、選別皿6上方に位置して支持する果実Bを回転することができる(図4)。
【0024】
このガイドレール37の前側においてロードセル35が設けられ、さらに前方に転倒ガイド36が配置される。ロードセル35は左右のスライダー30を支持することによって果実Bを受けた選別皿6の重量を測定して、コントローラを介して選別位置の転倒ガイド36をスライダー30の摺接しうる位置に電磁ソレノイド39により作動させることができる。このため選別以外の位置の転倒ガイド36はスライダー30の通る領域位置から横側に退避した状態にある。これらロードセル35や転倒ガイド36等は、フレーム38側の部材に取付けて支持させている。
【0025】
左右一対のブラシローラ3,4を同じ方向へ回転させると共に、無端体7を回転させてウエイトサイザー8を駆動することにより、このブラシローラ3,4間の上側に果実Bを供給することによって選別を行わせることができる。この果実Bは、ブラシローラ3,4間の谷間部上では回転によるブラッシングを受けると共に、この果実B自体がブラシローラ3,4の谷間部で同方向へ摩擦回転されながら、ブラシ1の傾斜Aによって軸方向前方へ移動される。
【0026】
このブラシローラ3,4の先端部から送り出される果実Bは、ウエイトサイザー8に供給される。このウエイトサイザー8の始端行程では、前記無端体7の回転によって牽引される取付けブラッケット17における支持ローラ5が、ガイドレール37によって案内されて選別皿6よりも上側に位置していて摩擦回転されている。このため、該果実Bはこの前後の支持ローラ5の上に載せられて搬送されながら、この搬送方向に沿った方向に回転され、前記ブラシローラ3,4による回転面とは異なる果実面が表わされる。このとき選別皿6は皿溝9部がロール溝10と交差した状態にあるために、横方向へ転倒されようとしても支持案内されて、果実を受けていないこの選別皿6は、転倒が防止されて安定した姿勢に維持される。
【0027】
この支持ローラ5がガイドレール37の終端から外れると案内穴20に案内されて自重で下動されて、支持していた果実Bを選別皿6面に載せる。ここでアームプレート27の左右のスライダー30がロードセル35上面に摺動して果実Bを載せた選別皿6の重量が計量される。このロードセル35からコントローラへの入力によって重量選別域毎の選別位置が指定されて、この指定選別位置の転倒ガイド36がコントローラからのソレノイド39出力により作動される。この計量された果実Bの選別皿6がこの作動された転倒ガイド36の位置にくると、スライダー30がこの転倒ガイド36に摺動案内されて押し上げられ、選別皿6はアームプレート27と一体的に転倒ピン26の周りに回動されて、転倒ガイド36と反対側へ転倒される。これによって選別皿6上の果実Bが横側の選別位置に排出される。この各選別位置には容器、ホッパー、シューター、又は取出コンベア等が配置されて選別果実Bの取出を受ける。
【0028】
このようにして、いずれかの転倒ガイド36や、選別ラインの最終端部で果実Bを排出させたウエイトサイザー8は、スプロケット16部から下側の戻りの行程で、アームプレート27の左右両側のスライダー29がガイドレール34に支持されて、これら選別皿6や支持ローラ5等を有する取付けブラケット17が無端体7に吊り下がった状態にあっても上下搖動が防止される。
【0029】
前記のように、ブラシローラ3,4や、ウエイトサイザー8の支持ローラ5の上部で支持回転されながら搬送される果実Bは、選別作業者が監視していて、選別外品を直接手で取出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 選別装置一部の平面図と、そのブラシローラ部の拡大図。
【図2】 その側面図。
【図3】 その各種ガイドの配置側面図と、その一部の拡大正面図。
【図4】 そのウエイトサイザー部の側面図と、正面図。
【図5】 その一部の作動状態を示す側面図と、正面図。
【図6】 その一部の作動状態を示す正面図。
【符号の説明】
1 ブラシ
2 ロール軸
3 ブラシローラ
4 ブラシローラ
5 支持ローラ
6 選別皿
7 無端体
8 ウエイトサイザー
9 皿溝
10 ロール溝

Claims (4)

  1. 回転周面にブラシ1をロール軸2方向に対して傾斜させて形成し被選別物を受けてロール軸2方向へ搬送する左右一対のブラシローラ3,4と、前後一対の支持ローラ5及びこの支持ローラ5間に位置して相対的に上下動する選別皿6を無端体7に配置したウエイトサイザー8とからなり、このウエイトサイザー8は、前記無端体7に沿って配置の各取付ブラケット17の左右両側部に上下方向の案内穴20を形成して、この案内穴20に前記支持ローラ5の軸21の両端部を上下動自在に嵌合案内し、この取付ブラケット17に対して上下回動自在に連結された上下一対の平行リンク22、及びこの平行リンク22端のリンクヒッチ24に形成の転倒ピン26を介して、前記選別皿6を支持して所定高さ昇降自在に設けると共に、この転倒ピン26の周りに左側L、又は右側Rに転倒回動する構成として、該ブラシローラ3、4の終端から受継する被選別物を支持ローラ5間に受けて搬送しながら途中で選別皿6へ受けさせて計量すると共に、この選別皿6を選別位置で横側へ転倒させて選別排出することを特徴とする果実等の選別装置。
  2. 前記無端体7に沿って配置の各取付ブラケット17の前後に支持ローラ5と選別皿6とを取付けて、これら支持ローラ5と選別皿6を前後交互にして無端状に連続して配置し、この無端体7の各取付ブラケット17に取り付けられる支持ローラ5と選別皿6との間において、前記選別皿6の前後には適宜幅に切込む皿溝9を形成し、支持ローラ5にはこの皿溝9と齟齬して嵌合させるロール溝10を形成し、前記無端体7の前後回転方向に並ぶ前後一対の各支持ローラ5間に支持して搬送する果実Bを、これら支持ローラ5と選別皿6との相対的上下動によって、選別皿6の上面に載せ替えることを特徴とする請求項1に記載の果実等の選別装置。
  3. 前記無端体7に沿って配置の各取付ブラケット17の前後に支持ローラ5と選別皿6とを取付けて、これら支持ローラ5と選別皿6を前後交互にして無端状に連続して配置し、この無端体7の各取付ブラケット17に取り付けられる支持ローラ5と選別皿6との間において、前記支持ローラ5は中央部の回転径を小さくし、選別皿6は中央部を窪ませた形態として、前記無端体7の前後回転方向に並ぶ前後一対の各支持ローラ5間に支持して搬送する果実Bを、これら支持ローラ5と選別皿6との相対的上下動によって、選別皿6の上面に載せ替えることを特徴とする請求項1、又は2に記載の果実等の選別装置。
  4. 前記無端体7に沿って配置の各取付ブラケット17の前後に支持ローラ5と選別皿6とを取付けて、これら支持ローラ5と選別皿6を前後交互にして無端状に連続して配置し、この無端体7の各取付ブラケット17に取り付けられる支持ローラ5と選別皿6との間において、前記選別皿6の前後には適宜幅に切込む皿溝9を形成し、支持ローラ5にはこの皿溝9と齟齬して嵌合させるロール溝10を形成し、前記無端体7の前後回転方向に並ぶ前後一対の各支持ローラ5と、これら支持ローラ5間に位置する選別皿6との相対的上下動によって、この前後一対の支持ローラ5間に支持して搬送する果実Bを、これら支持ローラ5と選別皿6との相対的上下動によって、選別皿6の上面に載せ替えると共に、前記選別皿6は、支持ローラ5が下動位置にあるとき左右へ転倒可能で、上動位置にあるときは転倒不能に規制されることを特徴とする請求項1、2、又は3に記載の果実等の選別装置。
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